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何かのコミュニティに属しても、ドラマや映画に感銘を受けても、関連グッズにはそこまで興味をそそられない。 あ、いいな〜と惹かれる機会が減ってきた。我ながら安上がりにできている(そうではなくて)。 そんなある日、1本の映画が公開された。 折からの「禍」の影響をモロに受け、ようやくの初日であるらしい。筆者も劇場に足を運んだ。 体温を「ぴ」と計測され、場内のあちらこちらに消毒液のボトルが並ぶ。マスク必須なのも、数ヶ月前と変わらない。 変わったのは、ほぼ満席のシアター。どうやら、「1席あけ」の販売ではないようである。 映画は絵空事ではあるとは言え、奇妙な現実味を持って迫ってくる。 あのビルの向こうから得…