今回のお題は、モーリン・オハラ、ブライアン・キース共演。サム・ペキンパーの監督デビュー作『荒野のガンマン』(61)。ペキンパーの監督デビュー作モーリン・オハラの熟女の魅力https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7f9ea049113c1384edba1ef84c0ed1eeビデオ通話で西部劇談議『荒野のガンマン』
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新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか 『ほぼ週刊映画コラム』 http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
『おとなのデジタルTVナビ』2024.12月号「没後10年高倉健の世界」
『おとなのデジタルTVナビ』(2024.12月号)「没後10年高倉健の世界」劇場へ行こう!」(新作映画紹介)「BS松竹東急」(放送映画)『おとなのデジタルTVナビ』2024.12月号「没後10年高倉健の世界」
『フレンチ・コネクション2』(75)『フレンチ・コネクション2』ピート・ハミルhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a2e775d498498eec504f8559b89fdb12「BSシネマ」『フレンチ・コネクション2』
『アイミタガイ』(2024.9.25.オンライン試写)ウエディングプランナーとして働く梓(黒木華)は、親友の叶海(藤間爽子)が事故で亡くなったことを知る。恋人の澄人(中村蒼)との結婚に踏み切れない梓は、叶海と交わしていたスマホのトーク画面にメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の優作(田口トモロヲ)と朋子(西田尚美)のもとに、見知らぬ児童養護施設から娘宛のカードが届く。そして叶海の遺品のスマホには、たまっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知が入る。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母(安藤玉恵)の紹介でピアノの演奏を依頼しに行ったこみち(草笛光子)の家で、中学時代の叶海との思い出がよみがえる。親友を失った女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇。中條ていの同名連作短...『アイミタガイ』
『アディオス・アミーゴ』(2024.10.30.シネスイッチ銀座.東京国際映画祭)コロンビアで3年間にわたって続いた内戦「千日戦争」末期の1902年。革命軍兵士のアルフレッドは、内戦に加わって消息を絶っている兄に子どもができたことを伝えるため、サンタンデール州のチカモチャ渓谷に赴く。アルフレドは渓谷で偶然出会ったアマチュア写真家のベニートと行動を共にする。ベニートも自分の父親を殺した男を探して旅をしていたのだった。それぞれの目的のために旅をする2人の前に、次々と怪しい人物たちが現れる。内戦末期のコロンビアの山岳地帯の混乱を、マカロニウェスタンのスタイルで描くアクション映画。戦争、友情、階級格差、植民地支配、などのテーマが渾然一体となってエンターテインメントに昇華されている。よくマカロニウエスタンで描かれた...『アディオス・アミーゴ』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第4回)
「玉森くんの心揺さぶる演技、何度見ても胸がぎゅっとなる」「ゆいちゃんのボクシング愛に涙」https://tvfan.kyodo.co.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/1451979【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第4回)
『十一人の賊軍』(2024.8.20.東映試写室)1868年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに、徳川15代将軍・慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍=官軍との間で争われた戊辰戦争。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で起きた奥羽越列藩同盟軍への裏切りのエピソードを基に、捕らえられていた11人の罪人たちが、決死隊として砦を守る任に就いた様子を描く。反骨精神や都合によって変わる正義に抗う人物を数多く描いた脚本家の笠原和夫が、1964年に執筆した幻のプロットを60年の時を経て映画化。笠原は「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に「果たして勝つことだけが正義なのか?」と一石を投じるべく、憎き藩のために命を懸けて砦を...『十一人の賊軍』
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(2024.10.21.ソニー・ピクチャーズ試写室)ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)に地球外生命体のシンビオートが寄生したことで生まれたヴェノムは、黒く強靭な肉体と鋭い牙を武器に、長く伸びる舌で人を食らう恐るべき存在でありながらも、エディと一心同体となって強敵カーネイジを倒し、世界の危機を救った。エディとヴェノムは強い信頼関係で結ばれたバディとなり、見事なチームワークで敵を倒していく。そんな彼らは、シンビオートを極秘に研究する施設に侵入したことで特殊部隊から追われる羽目になる。さらには新たな脅威が地球外から飛来する。スパイダーマンの宿敵としても知られるマーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いた人気シリーズの第3作。ヴェノムや前作で戦ったカーネイ...『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
「ゆるふわほんわかな金田一みたい」「左右馬先生と鹿乃子くんのほのぼのは相変わらずで良し」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1451877#google_vignette【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第4話)
『ジャッカル』(97)『ジャッカルの日』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0c3d2697ee635f4a5612d8179a8362e7「午後のロードショー」『ジャッカル』
第37回東京国際映画祭2024が開幕。オープニングは白石和彌監督の集団抗争時代劇『十一人の賊軍』、クロージングは今年生誕100年を迎えたマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた『マルチェロ・ミオ』。モデルは菊地凛子。ドラマ「池中玄太80キロ」主人公の玄太(西田敏行)は大京通信社写真部の「大京グラフ」に所属しているという設定だった。で、その通信社の外観がたびたび映るのだが、これが実は旧共同通信社のビルだったのだ。その系列会社で仕事をするようになった時、あれ、この建物どこかで見たことがあるとぞと思って考えてみたら、玄太で出会っていたのだ。今は本社は汐留に移転したが、共同通信会館という名前で同じ場所に残っている。第37回東京国際映画祭2024開幕ほか
共同通信社が発行する週刊誌『KyoudoWeekly』(共同ウイークリー)10月28日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2024年10月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。70年代のテレビショーを再現『悪魔と夜ふかし』☆☆☆“未来の南北戦争”を描く『シビル・ウォーアメリカ最後の日』☆☆☆2人の女性の成長と自立の物語『花嫁はどこへ?』☆☆☆ジョーカーとは一体誰なのか?『ジョーカーフォリ・ア・ドゥ』☆☆☆2人の老優のラストムービー『2度目のはなればなれ』☆☆☆『映画の森』「2024年10月の映画」
『ジョーズ2』(78)(1985.4.7.日曜洋画劇場)『ジョーズ』(74)の続編。スピルバーグが断ったため、フランス出身のヤノット・シュワルツが監督した。前作から引き続き、ブロディ警察署長役のロイ・シャイダー、妻エレン役のロレイン・ゲイリー、そしてホーン市長役のマーレイ・ハミルトンが出演。継子扱いされることが多い映画だが、シュワルツはブロディの息子とその友人の動静にも焦点を当てるなど、それなりに頑張って撮っている。【今の一言】シュワルツの監督作を並べてみると、『燃える昆虫軍団』(75)、この『ジョーズ2』、『スーパーガール』(84)となるから、もともと不思議なSF系の映画を作る資質を持った監督なのだろう。ただ、フランス出身だからからか、『ある日どこかで』(80)のような甘い映画も撮れるところが面白い。「午後のロードショー」『ジョーズ2』
『敦煌』(88)(1988.8.20.日比谷スカラ座)11世紀、中国・宋の時代。科挙の試験に落ちた趙行徳(佐藤浩市)は、新たな希望を求めて新興国・西夏へと向かう。道中、西夏軍漢人部隊を率いる朱王礼(西田敏行)に徴用され同行することになった行徳は、人々との出会いや戦いを経て、敦煌の文化遺産を守るため奔走することになる。舞台は中国、シルクロード、砂漠と聞いて、『アラビアのロレンス』(61)のことを思い出し、果たして「ロレンス」のように自然の景観に負けない映画に仕上がっているのかという危惧が浮かんだ。加えて、この映画と同じく井上靖の原作を映画化した『天平の甍』(80)を見た際に感じた、中国人に扮した日本の役者が、日本語でセリフを語ることに対する違和感を覚えずに済むかということ。この2点が見る前に引っ掛かっていた...「BSシネマ」『敦煌』
今からさらにデジタル化が進み、“リアル”と“バーチャル”の境界が曖昧になった少し先の未来、“自由死”を選んだ母・秋子(田中裕子)の“本心”を知るために、朔也(池松壮亮)はAIで母をよみがえらせることを決意するが…。石井裕也監督が技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写する『本心』が11月8日から全国公開される。本作で、秋子の生前の素顔を知るキーパーソンであり、過去にトラウマを抱えるミステリアスな女性「三好」を演じた三吉彩花に話を聞いた。「“三好彩花”という名前に、運命というか、ご縁を感じました」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1451325【インタビュー】『本心』三吉彩花
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は“虚”と“実”を見事に融合させた『八犬伝』天使と悪魔が共存したような悪ガキ3人組『リトル・ワンダーズ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1451435【ほぼ週刊映画コラム】『八犬伝』『リトル・ワンダーズ』
『クイック&デッド』(95)荒野の町リデンプション。権力者ヘロッド(ジーン・ハックマン)が主催する早撃ちトーナメントを翌日に控えた日、カウボーイハットの美女エレン(シャロン・ストーン)が現れる。へロッドに認められトーナメントに参加することになったエレン。だが本当の目的は…。ラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオ共演の、女ガンマンの復讐を描いた西部劇。監督はサム・ライミ。ウッディ・ストロードの遺作となった。「BSシネマ」『クイック&デッド』
SCREEN ONLINE「豪華すぎるにもほどがある! 1986年に日本を騒がせた洋画たち」
「SCREENONLINE」に「豪華すぎるにもほどがある!1986年に日本を騒がせた洋画たち」がアップ。https://screenonline.jp/_ct/17693819SCREENONLINE「豪華すぎるにもほどがある!1986年に日本を騒がせた洋画たち」
SCREEN(スクリーン) 2024年12月号「ドリームワークス30周年」
『SCREEN(スクリーン)』2024年12月号に、「ドリームワークス30周年」夢を見せた人気作をプレイバック」掲載。表紙は八木勇征。SCREEN(スクリーン)2024年12月号「ドリームワークス30周年」
里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに活写する“虚”パートと、作者である滝沢馬琴(役所広司)の創作の神髄に迫る“実”パートを交錯させて描く。山田風太郎の同名小説を曽利文彦監督が映画化した『八犬伝』が10月25日から全国公開される。本作で「八犬士」の一人である犬塚信乃を演じた渡邊圭祐に話を聞いた。「虚と実が相乗効果を発揮して、よりテンポのいい作品に仕上がっている」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1450319【インタビュー】『八犬伝』渡邊圭祐
【インタビュー】『リトル・ワンダーズ』ウェストン・ラズーリ監督
舞台は米ワイオミング。ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れる冒険に出た悪ガキ3人組が、謎の魔女集団に遭遇したことから思わぬ戦いに巻き込まれていく姿を、16ミリフィルムで撮影したアドベンチャー映画『リトル・ワンダーズ』が10月25日から全国公開される。各国の映画祭で評判を呼んだ本作が長編デビューとなったウェストン・ラズーリ監督に話を聞いた。「童心に帰って、子どもに戻ってこの映画を見ていただきたい」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1451307【インタビュー】『リトル・ワンダーズ』ウェストン・ラズーリ監督
『フレンチ・コネクション』(71)ウィリアム・フリードキンの映画https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bfc0d37cbd3aa0b06044a5a4ff2f17e2「BSシネマ」『フレンチ・コネクション』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第3話)
「ほっこ、それはもう海里にほれてるよ」「ほこ美ちゃん、ボクシングを物理で考えるって素晴らしい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1451275【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第3話)
2人の巫堂(ムーダン=朝鮮半島のシャーマン=キム・ゴウン、イ・ドヒョン)と風水師(チェ・ミンシク)、葬儀師(ユ・ヘジン)が掘り返した墓に隠された恐ろしい秘密を描き、韓国で観客動員約1200万人の大ヒットを記録したサスペンス・スリラー『破墓/パミョ』が、10月18日から全国公開された。来日したチャン・ジェヒョン監督に話を聞いた。「冷たいそばと温かいそばが同時に食べられるような映画です。https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1451270『破墓/パミョ』『徒花ADABANA』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/55cac40c236edc9e27faa7d033e059ca【インタビュー】『破墓/パミョ』チャン・ジェヒョン監督
『釣りバカ日誌5』(92)(1993.1.30.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ寅次郎の青春』)低迷した寅さんを、ここ4作の笑いで随分と救ってきた感があったこのシリーズにも、どうやら疲れが見えてきたようだ。何より、トライアングルの一角である石田ゆりが明らかにしらけて演じているように見えるし、西田敏行と三國連太郎のコンビも結局はパターンにはまってしまって、最初の頃の新鮮味が感じられなくなってしまった。確かに、高度経済成長期に作られた「社長」や「無責任」シリーズの乗りに近いものを、谷啓、加藤武、戸川純といったレギュラー脇役たちとの絡みに見ることはできるのだが、果たしてそれが今の転職ブームのサラリーマン社会の清涼剤となり得るかと考えると疑問が残る。まあ、ここらでもうひと踏ん張りできるか否かが今後のシリーズ継続の...西田敏行映画編『釣りバカ日誌5』『釣りバカ日誌6』
2024年のメジャーリーグのワールドシリーズは、ロサンゼルス・ドジャース(ナショナルリーグ)とニューヨーク・ヤンキース(アメリカンリーグ)の間で争われる。両チームの対戦は1981年以来、24年ぶりのことになるが、自分にとっては、メジャーリーグに興味を持つきっかけとなった77年と78年の両チームによるシリーズが思い出深い。衛星中継を夢中になって見たものだった。おまけに『ベールボールマガジン』の懸賞でトップスのベースボールカードのボックスセットが当たり、個々の選手たちについての情報が得られたことも大きかった。当時の主なラインアップは。ロサンゼルス・ドジャース監督.トム・ラソーダ1.二.デービー・ロープス2.遊.ビル・ラッセル3.右.レジー・スミス4.一.スティーブ・ガービー5.三.ロン・セイ6.左.ダスティ・...ワールドシリーズドジャース対ヤンキース
「これは鈴鹿央士にほれるやろ」「何かラストがプロポーズっぽかった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1451089【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第3話)
『釣りバカ日誌3』(90)(1990.12.31.丸の内松竹.併映は『男はつらいよ寅次郎の休日』)このシリーズも3作目となった。寅さんのパワーが落ちたためのシリーズ化だったのだが、3作目にして、マドンナ(五月みどり)が登場しての一騒動、浜ちゃんへの懲罰、いろいろあってのハッピーエンドというパターンができてしまった。それでも、西田敏行と三國連太郎が、初期の「男はつらいよ」の渥美清と森川信のような味を出しているから、何とか見られるのだが、西田と三國のどちらかが欠けてしまえば、シリーズとしては成立しなくなるのだから、実際は寅さん同様の綱渡りのシリーズということになる。従って、寅さんの跡継ぎができたと素直に喜べない。結局、シリーズにおんぶにだっこするのではなく、もっと斬新な発想を持った若き才能が今の日本映画界には...西田敏行映画編『釣りバカ日誌3』『釣りバカ日誌4』
『プリティ・リーグ』(92)彼女たちの誇りと勇気についてhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/04ddaf554e14f40f6c35b216b151701f「BSシネマ」『プリティ・リーグ』
『釣りバカ日誌2』(89)(1990.2.3.丸の内松竹.併映は『男はつらいよぼくの伯父さん』)これまでの松竹2本立て興行の併映作は、「男はつらいよ」シリーズの添え物的な映画が多かった。今回はシリーズものとして並行する形で上映されたわけだが、それは取りも直さず本家の“寅さん”自体のパワーが落ちているのが最たる原因だろう。結果的には、そこにうまく入り込んだ形とはいえ、シリーズ化されることになったのは、ひとえに西田敏行、三國連太郎、石田ゆりの見事なトライアングルの妙味にほかならない。特に、三國の余裕のあるコメディリリーフぶりは、これまでは重厚な役が多かったこともあり、さすがと思わせるものがある。こうした、イメージギャップを生かした配役が、日本映画には欠けているところであり、引いてはそれが役者の芸域や可能性をせ...西田敏行映画編『釣りバカ日誌2』
「登場人物の一人一人の細部まで吟味したい」「ホストの神木くんやば」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1450955【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第1話)
『釣りバカ日誌』(88)(1989.1.14.松竹セントラル2.併映は『男はつらいよ寅次郎サラダ記念日』)釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所に勤めているが、釣り三昧の日々を過ごしていた。ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社の営業部に転属させられてしまう。やがて伝助と、鈴木建設社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる。これまで山田洋次の流れをくむ監督たちは、この映画の栗山富夫も含めて、師匠ほどのうまさがなく、ギャグが空回りしたり、つまらない人情話で終わってしまう場合が多かった。ところがこの映画は、そうしたマイナス面を感じさせないからっとしたコメディとして面白く仕上がっていた。もちろん、そこには原作漫...西田敏行映画編『釣りバカ日誌』
『戦場にかける橋』(57)(1976.4.16/23.ゴールデン洋画劇場)第2次大戦下の日本軍捕虜収容所を舞台に、捕虜の連合軍兵士を使って橋を建設しようとする日本軍と、人間としての尊厳を求める連合軍との対立、ひそかに進行する橋の破壊作戦を壮大なスケールで描く。アカデミー作品賞・監督賞をはじめ7部門に輝く、巨匠デビッド・リーン監督の戦争映画の名作。アレック・ギネス、ウィリアム・ホールデン、早川雪洲をはじめ、国際的な名優が共演。主題曲「クワイ河マーチ」はあまりにも有名。「BSシネマ」『戦場にかける橋』
『ステキな金縛り』(11)更科六兵衛https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/59bbf68bf19c5e48028e3cd5c57339e3『ギャラクシー街道』(15)堂本博士https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/309d911a441c9622e52de448d56811dd『マエストロ!』(15)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e4e2d07e213db27854941f324368b25a『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)浪矢雄治https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd792a11159838185b5962a9c5b77c93『清須会議』(19)更科六兵衛https://blog.go...西田敏行映画編3
『THE有頂天ホテル』(06)徳川膳武監督・三谷幸喜。所々に楽屋落ちの冴えは見られるものの、全体的には雑多な登場人物のキャラクターが整理されておらず、大風呂敷を広げ過ぎて収拾がつかなくなった印象を受けた。一カ所に集まった人々のドラマを並行して見せる、いわゆる『グランド・ホテル』形式をきっちりと描くには、よほど演出力に長けていなければ難しい。それを上滑りのスピード感だけで描こうとしたところにこの映画の失敗があると思う。「♪ドンキホーテ、サンチョ・パンサ♪」の歌はちょっと耳に残るが…。三谷さん今回はちとお遊びが過ぎましたねえ。『丘を越えて』(08)菊池寛菊地寛と彼を取り巻く人々を描いているのだが、尻すぼみの人物伝になってしまった。なにより、男たちを惑わせる池脇千鶴を魅力的に撮れていないから説得力に欠けるし、何...西田敏行映画編2
『悪魔が来りて笛を吹く』(79)金田一耕助https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fd4ce566775e74e9d01cead0bff8b4d0『太陽を盗んだ男』(79)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/31c83a17097aa1a3dbf4aa93c0f22962『がんばれ!!タブチくん!!』(79)タブチ(声)『がんばれ!!タブチくん!!第2弾激闘ペナントレース』(80)『がんばれ!!タブチくん!!初笑い第3弾あゝツッパリ人生』(80)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dfdd15befc590396f4c6a8809cd5caf5『北斎漫画』(81)曲亭馬琴『植村直己物語』(86)植村直己https://b...西田敏行映画編1
今回のお題は、ジョン・ウェインがアカデミー賞の主演男優賞を受賞した『勇気ある追跡』(69)。同じ原作から派生した『トゥルー・グリット』(10)との比較も面白い。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/54f318c32b8909197365a11e7c4ed287ビデオ通話で西部劇談議『勇気ある追跡』
国家によって、ある”最新技術”を用いた延命治療が推進されたそう遠くない未来。一定の階級より上の人間たちが病に侵された時、全く同じ見た目の自分である”それ”が提供されたら?そして病の身代わりになってくれたら?甲斐さやか監督が20年以上をかけて構想し書き上げ、映画化した『徒花-ADABANA-』が、10月18日から全国公開された。本作で、主人公の新次(井浦新)の主治医を演じ、カメラマンとしても参加した永瀬正敏に話を聞いた。「甲斐監督の心の中にある世界観を、1人でも多くの人と共有したい」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1450833【インタビュー】永瀬正敏『徒花Adabana』
ほかにもたくさんあるが…「新・坊っちゃん」(75・NHK)山嵐「花神」(77・NHK)山県狂介(有朋)「特捜最前線」(77~79・テレ朝)高杉刑事https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/dea024affe314f5c4d79a4d487ceaa11「西遊記」(78・日テレ)猪八戒「雲を翔びこせ」(78・TBS)渋沢栄一「風の隼人」(79・NHK)益満休之助西田敏行演じる益満休之助の死にざまが印象的。ちょっとNHKのこの時代劇枠を見直した。そういえば、昔は同じ枠で「天下御免」や「男は度胸」なんていう、面白い時代劇があったなあ。「あめりか物語」(79・NHK)熊谷武平https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f08d0463e1f7b6f0ddd6f2cad...西田敏行テレビドラマ編
【ほぼ週刊映画コラム】『破墓/パミョ』『徒花 ADABANA』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は掘り返した墓に隠された恐ろしい秘密とは…『破墓/パミョ』死とは何か、アイデンティーとは何かを静かに問い掛ける『徒花ADABANA』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1450512【ほぼ週刊映画コラム】『破墓/パミョ』『徒花ADABANA』
『暴走特急』(95)おいおいそこまでやるかhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a9885c21a962f691503c99ebcfabb481「午後のロードショー」『暴走特急』
『カウボーイ』(58)(1979.1.5.)牛追いに憧れるフランク(ジャック・レモン)の働くホテルに、カウボーイで常連客のトム(グレン・フォード)がやって来る。ギャンブルで有り金を失ってしまったトムに、フランクはパートナーになることを条件に資金を提供し、旅に加わる。始めは意気揚々だったフランクだが、やがて牛追いが想像とはまったく違うことを思い知らされる。フォードとレモンのやり取りが絶妙なデルマー・デイビス監督の西部劇。「BSシネマ」『カウボーイ』
「淋しいのはお前だけじゃない」(82)(1982.6.4.)「港町純情シネマ」の名コンビ、脚本・市川森一、主演・西田敏行の復活である。前作は映画に対する思い入れやパロディに満ちあふれていたが、今回は旅芸人あるいは大衆演劇に対するものになっている。相変わらず見事な味を出す沼田薫役の西田敏行をはじめ、多彩な出演者が楽しませてくれるし、いかにも現代的なサラ金地獄を描きながら、どのように大衆演劇への思いを絡めていくのか、とても興味深いものがある。最終回(1982.8.27.)最近、唯一見続けていたドラマが終わってしまった。旅芸人あるいは大衆演劇に対する思い入れに、サラ金地獄という現代的な悲劇を盛り込み、現実と夢の世界が交錯する市川森一独自の世界が展開していく。前作の映画同様、毎回、実に見事にドラマと大衆演劇を組み...西田敏行「淋しいのはお前だけじゃない」
「サンキュー先生」(80~81)(1980.9.8.)金八先生(武田鉄矢)、熱中先生(水谷豊)に続いて、西田敏行のサンキュー(産休)石松鈍器先生が登場。とにかくこの人が出てくると、何ともいえないいい雰囲気が醸し出され、ドラマの内容よりもこの人の個性に圧倒される。まだ始まったばかりなので、今後の展開は分からないが、今の小学生はこんなに陰険ないじめ方をするのかと目を疑ってしまう。恐らく、この陰険ないじめっ子たちがサンキュー先生によって変わっていくのだろう。あのニヒルな成田三樹夫が「探偵物語」にも増して三枚目ぶりを披露している。脚本・池田一朗。最終回(1981.3.23.)短い間だったが、西田敏行演じる石松鈍器先生に、いろいろなことを教えられた。あの陰険だったデブの近藤をはじめとする生徒たちが変化していく姿は、...西田敏行「サンキュー先生」
「港町純情シネマ」(80)(1980.5.28.)市川森一脚本の何とも楽しみなドラマが始まった。毎回ドラマの中に、照れも恥じらいもなく堂々と映画のパロディがあふれる(『地獄の黙示録』『トム・ホーン』『影武者』『復活の日』…)。出演者は、主人公・猿田禄郎役の西田敏行、父親役の室田日出男、妹役の森下愛子の珍妙な親子、木の実ナナのホステス、岸部一徳のキャバレーの店長兼痴漢、柴俊夫のやくざ、伊藤蘭のモギリ嬢、北林谷栄のいつものおばあちゃん、原保美の映画狂のセールスマン…。皆適役であり、妙演を披露する。これからどんなパロディが飛び出すのか、楽しみで仕方がない。【後記】室田日出男が今度は大麻で捕まった。前の「祭りばやしが聞こえる」や「黄金の日日」のように、このドラマからも消されてしまうのだろう。何とも残念だ。西田敏行「港町純情シネマ」
「池中玄太80キロ」(80)(1980.5.26.)西田敏行主演のアットホームコメディ。編集長役の長門裕之や同僚カメラマン役の三浦洋一、坂口良子らとのコミカルなやり取りや、血のつながらない子どもたちとのちぐはぐさが、何ともいえないいい味になっている。毎回、後半にちょっとホロリとさせる場面が用意されており、その辺りに、かつて石立鉄男主演の一連のホームドラマを手掛けた松木ひろしの脚本のうまさが出ている。「池中玄太80キロパートⅡ」(81)(1981.8.29.)ついに玄太が終わってしまった。最近テレビ離れのきらいがある自分にとって、唯一毎週欠かさず見ていたドラマだった。前作の気を持たせた終わり方からして、きっと続編ができるだろうとは思っていたが、まさかこれほど夢中になるとは思ってもみなかった。とにかく西田敏行...西田敏行「池中玄太80キロ」
『ペギー・スーの結婚』(86)(1988.1.22.)ペギー・スー(キャスリーン・ターナー)は、高校時代に出会った夫・チャーリー(ニコラス・ケイジ)の浮気が原因で、今は別居生活を送っている。ある日、彼女は高校の同窓会でクイーンに選ばれ、興奮のあまり卒倒、25年前にタイムスリップしてしまう。心は大人のまま高校生に戻ったペギー・スーは青春をやり直そうとするが…。フランシス・フォード・コッポラ監督のロマンチックでハートウォームなファンタジー。モチーフはバディ・ホリーの同名曲。ジョン・バリーの音楽が美しい。ただターナーが現在と過去のペギー・スーを熱演しているが、さすがにティーンエイジャー役は少々無理があった気がする。この映画は、コッポラ版の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)と宣伝されているが、やはりコッポ...「BSシネマ」『ペギー・スーの結婚』
社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。ジョーカーの狂乱はリーへ、そして群衆へと伝播拡散し、世界を巻き込む新たな事件が起こる。ジョーカーの誕生秘話を描き高い評価を得たサスペンスエンターテインメント『ジョーカー』の続編である『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、10月11日から全国公開された。本作の日本語吹き替え版でハービー検事(ハリー・ローティー)の声を担当した山田裕貴に話を聞いた。「ジョーカーのことを考えている時点で、もう彼の思うつぼです」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1450290『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』htt...【インタビュー】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』山田裕貴
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第2話)
「玉森くんのクズぶりがカッコいい」「奈緒ちゃんに癒やされた」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1450287【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第2話)
【インタビュー】「HABATAKE」『十一人の賊軍』鞘師里保
共同通信発行の子どもと大人のウェルビーイングなくらしを応援するフリーマガジン「HABATAKE」。7号のインタビューは、『十一人の賊軍』の鞘師里保。https://habatake.kyodo.co.jp/contents/vol-7/【インタビュー】「HABATAKE」『十一人の賊軍』鞘師里保
「名探偵・祝左右馬の誕生」「鈴鹿央士と松本穂香が新鮮かついいバディに」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1450161【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第2話)
『プレイス・イン・ザ・ハート』(84)登場人物への愛情が画面からあふれるhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b65ae04bd65c270fe8aa7425be99c328「BSシネマ」『プレイス・イン・ザ・ハート』
『おしゃべりな写真館』(2024.10.13.オンライン試写)北海道・十勝平野の北部にある鹿追町。100年近い歴史を持つ写真館の3代目・三國勘太郎(橋爪功)が亡くなり、2年前に他界した娘の敬子(賀来千香子)の夫であるカメラマンの松原雄二(中原丈雄)が町にやって来る。緑内障を患い、失意の中にいた雄二のもとに、写真館を譲るという勘太郎の遺書が届けられたのだ。雄二は写真館を処分するつもりだったが、大自然や鹿追町の人々と触れ合ううちに離れづらくなっていく。ある日、雄二は雪の中で動けなくなっていた少女・吉本麻衣(山木雪羽那)を助ける。彼女は京都から山村留学でこの町にやって来た中学生で、勘太郎が里親になっていた。雄二は心に傷を抱える彼女の里親を引き継ぐことにする。そんな中、幽霊となった勘太郎と敬子が麻衣の前に姿を現す...『おしゃべりな写真館』
『ぼくのお日さま』(2024.10.13.オンライン試写)雪の降る北海道の田舎町。野球やアイスホッケーが苦手できつ音のある少年タクヤ(越山敬達)は、ドビュッシーの「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくら(中西希亜良)に恋をする。ある日、さくらのコーチで元フィギュアスケート選手の荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップをまねて何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習に付き合うことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をすることになるが…。『僕はイエス様が嫌い』(19)でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が、監督・脚本・撮影・編集を手掛けた商業映画デビュ...『ぼくのお日さま』
『家族』(70)(1974.12.31.NHK)風見精一(井川比佐志)と妻の民子(倍賞千恵子)は、父の源蔵(笠智衆)と2人の子どもたちと共に、長崎県の伊王島から、開拓のために北海道標津郡中標津町へ移住することになった。一家の旅の姿をオールロケーションでドキュメンタリー風に撮った山田洋次監督の異色ロードムービー。公害が問題化する北九州工業地帯、日本万国博覧会開催中の大阪、東京の上野公園、北海道の開拓村など、一家の道中に当時の日本の社会状況が浮かび上がる。途中、夫妻は、広島県福山市で、源蔵を引き取るはずだった弟(前田吟)と別れ、東京で赤ん坊の長女を失い、たどり着いた中標津で源蔵を失う。だが、やがて中標津にも春が訪れ、一家にとって初めての牛が生まれ、民子の胎内にも、新しい命が宿っていた。悲劇が続くが、最後は笑顔...『家族』
今回の裏は「男はつらいよ」シリーズ(年代順・マドンナ)『望郷篇』(70)長山藍子https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8beda58ff0cf00b291b9fa084ddd5edb『純情篇』(71)若尾文子https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3a494010ae9700755bdce142669bb3f1『奮闘篇』(71)榊原るみhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3c5ae50e1600b73ca3b858c0f7b1913a『寅次郎恋歌』(71)池内淳子https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0f8bd7271a465e26acc9e7cb5411ccdf『柴又慕情』(72)吉永小百合h...「70年代日本映画ベストテン」裏ベストテン
さる映画同好会での非公式映画アンケート「70年代日本映画ベストテン」結果は第1位(8票)『砂の器』第2位(7票)『太陽を盗んだ男』第3位(6票)『犬神家の一族』第4位(5票)『新幹線大爆破』『旅の重さ』『八甲田山』第7位(4票)『悪魔の手毬唄』『仁義なき戦い』『緋牡丹博徒お竜参上』『復讐するは我にあり』『ルパン三世カリオストロの城』第12位(3票)『赤い鳥逃げた?』『男はつらいよ寅次郎夕焼け小焼け』『男はつらいよ寅次郎相合い傘』『帰らざる日々』『家族』『軍旗はためく下に』『幸福の黄色いハンカチ』『青春の蹉跌』『人間の証明』『HOUSEハウス』『祭りの準備』次点(2票)『あゝ声なき友』『遊び』『喜劇特出しヒモ天国』『鬼畜』『県警対組織暴力』『獄門島』『サード』『事件』『女囚701号さそり』『仁義の墓場』『青...70年代日本映画ベストテン
『太陽を盗んだ男』(79)(1982.11.16.大井武蔵野館.併映は『魔界転生』)いかにも好評を得た作品らしい面白さがあったのだが、核という問題を考えた場合には少々疑問が残った。プルトニウムさえ手に入れば、ああも簡単に核爆弾が作れてしまうものなのか。だとすれば、それは至極恐ろしいことではあるのだが…。この核爆弾を製造した中学校の理科教師・城戸誠(沢田研二好演)が、それを盾に国家権力を向こうに回して大活躍する。それは見ていて痛快な面もあるが、単に爆弾をもて遊んでいるだけにも見える。ここで唯一の被爆国日本云々を言うつもりはないが、この映画から核の恐ろしさを感じることはできない。むしろ核爆弾を巡るアクション映画としての魅力の方が強い。菅原文太の不死身の警部役との対決も面白い。監督の長谷川和彦と脚本のレナード・...『太陽を盗んだ男』
『BISHU世界でいちばん優しい服』(2024.10.10.オンライン試写)愛知県で暮らす高校生の神谷史織(服部樹咲)には発達障害があり、明るく誰に対してもフレンドリーな反面、生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。史織の姉でファッションデザイナーの布美(岡崎紗絵)は、東京で自分のブランドを展開していたが、行き詰まって地元に戻ってくる。父の康孝(吉田栄作)は織物工場が経営難に追い込まれながらも亡き妻との約束を守るため、娘との生活を支えるべく奮闘している。ある日、史織が描いた服のデザインを見た親友の真理子(長澤樹)の提案で、史織は一宮市のファッションショーへの出品を決意するが…。愛知県尾張西部から岐阜県西濃にまたがり、世界三大毛織物の産地として注目を集める尾州地域を舞台に、尾州ウールの織物工場を営む家族...『BISHU世界でいちばん優しい服』
【ほぼ週刊映画コラム】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』『2度目のはなればなれ』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は「果たしてジョーカーとは一体誰なのか?」を突き詰めた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』マイケル・ケインの引退作、グレンダ・ジャクソンの遺作となった『2度目のはなればなれ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1449722【ほぼ週刊映画コラム】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』『2度目のはなればなれ』
『ウエスタン』(68)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0fdc28ff511acdc17c006cb134f5ddac「BSシネマ」『ウエスタン』
『お早よう』(59)子どもたちがおなら遊びに凝るシーンが印象に残るhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/42473c315fa51ea95448753a3bf2fa88蓼科の小津安二郎https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fa73d975082874a8bdb948394a42f8f5「BSシネマ」『お早よう』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第1話)
「玉森裕太のクズぶりから目が離せない」「早くクズを殴ってほしい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1449585【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第1話)
フランスの名女優ジャンヌ・モローが監督した知られざる3作品(監督デビュー作『リュミエール』(76)『思春期』(79)『リリアン・ギッシュの肖像』(83))が、「映画作家ジャンヌ・モロー」「女が女の映画をつくるということ」として特集上映される。『リリアン・ギッシュの肖像』(83)(2024.10.8.オンライン試写)インタビューを通して歴史的名女優に迫ったドキュメンタリー。1893年にオハイオ州で生まれたギッシュは、『國民の創生』(1915)『イントレランス』(1916)『散り行く花』(1919)『東への道』(1920)『嵐の孤児』(1921)など、D・W・グリフィス監督作への出演でサイレント映画期を代表する女優となり、“アメリカ映画のファーストレディ”と呼ばれた。83年の夏、当時55歳のモローがニューヨー...「映画作家ジャンヌ・モロー」『リリアン・ギッシュの肖像』
NHKのニュースで、『侍タイムスリッパー』のヒットと最初に上映した池袋シネマロサに関する特集が流れた。試写を見た時は数えるほどしか観客がおらず、その割に出来がよかったので応援すると決め、コラムを書いたり安田淳一監督にインタビューもしたので、このヒットはうれしい。先日、西部劇同好会「ウエスタン・ユニオン」の例会で、この映画と『シビル・ウォーアメリカ最後の日』を紹介したばかりだった。【インタビュー】『侍タイムスリッパー』安田淳一監督https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b269451fd2135a2c294456321b74ac23『週末映画コラム』『侍タイムスリッパー』『フォールガイ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5a47bdd15229839...『侍タイムスリッパー』池袋シネマロサ
『トランボハリウッドに最も嫌われた男』(15)戦後のアメリカを見詰め直した力作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/44e30cc426bff08a6a4edfcd91aee690「BSシネマ」『トランボハリウッドに最も嫌われた男』
『2度目のはなればなれ』(2024.10.8.オンライン試写)2014年6月。イギリス、ブライトンの老人ホームで暮らすバーニー(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソン)の夫婦は、互いに寄り添いながら残り少ない日々を過ごしていた。そんな中、89歳で退役軍人のバー二―は、妻に後押しされ、ノルマンディー上陸作戦の70年記念式典に参加するため、ホームを抜け出して一人でフランスへ向かう。バーナードとレネが離ればなれになるのは、戦争以来、今回が人生で2度目のことだった。決して離れないと誓っていたバー二―がレネを置いて旅に出たのには、ある理由があった。だが、バーニーが行方不明だという警察のSNS投稿をきっかけに、バーニーの旅が大きなニュースとして報じられることになる。脚本のウィリアム・アイボリーとオリバー・パー...『2度目のはなればなれ』
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(2024.9.17.新宿ピカデリー.完成披露試写会)殺人を犯しながら、社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたアーサー=ジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。ジョーカーの狂乱はリーへ、そして群衆へと伝播拡散し、世界を巻き込む新たな事件が起こる。「バットマン」に悪役として登場するジョーカーの誕生秘話を描き、アカデミー賞でホアキンが主演男優賞を受賞するなど高い評価を得たサスペンスエンターテインメント『ジョーカー』(19)の続編。トッド・フィリップス監督のほか、脚本のスコット・シルバー、撮影のローレンス・シャー、前作でアカデミー作曲賞を受賞した音楽のヒドゥル・グドナドッティルらメインスタッフも続投した。タイ...『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
「楽しめた。セットも衣装も好き」「鈴鹿央士くんが素晴らしくいい!」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1449488【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第1話)
『陽のあたる教室』(95)「ザ・シネマ」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f63728bd39050318f3a06319d05b2396「BSシネマ」『陽のあたる教室』
『ジョーズ』(75)「午後のロードショー」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e3f4e551d4ef9c382ae37997f36f4764「BSシネマ」『ジョーズ』
【ほぼ週刊映画コラム】『悪魔と夜ふかし』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は70年代の映画を見ているような気分になる『悪魔と夜ふかし』未来の南北戦争”を描いた『シビル・ウォーアメリカ最後の日』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1448965【ほぼ週刊映画コラム】『悪魔と夜ふかし』『シビル・ウォーアメリカ最後の日』
『決断の3時10分』(57)ビデオ通話で西部劇談議https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ea7789dc71eb1159cad0c46f9fb43607「BSシネマ」『決断の3時10分』
取材のため、久しぶりに目黒を訪れた。炎天下の権之助坂を登るのはきつかったが、「目黒シネマ」は健在なり。4Kレーザープロジェクター導入記念特別上映の看板がかかっていた。頑張ってるなあ。http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html~MEGUROCINEMAin4K【WEEK3】~★10/2(水)~10/5(土)4日間上映『戦場のメリークリスマス4K修復版』『ミレニアム・マンボ4Kレストア版』『男たちの挽歌4Kリマスター版』R15+『鬼龍院花子の生涯4Kリマスター版』『フォレスト・ガンプ/一期一会4Kニューマスター版』PG-12『まわり道4Kレストア版』※10/2(水)・3(木)2日間上映『都会のアリス2Kレストア版』※10/4(金)・5...「目黒シネマ」4Kレーザープロジェクター導入記念特別上映
『悪魔と夜ふかし』(2024.10.1.オンライン試写)1977年、ハロウィンの夜。米放送局UBCの深夜のトークバラエティー番組「ナイト・オウルズ」(夜ふかし)の司会者ジャック・デルロイ(デビッド・ダストマルチャン)は、生放送のオカルトライブショーで視聴率の低迷を打開しようとしていた。怪しげな超常現象が披露された後、この日のメインゲストとして、ルポルタージュ「悪魔との対話」の著者であるジューン博士と本のモデルとなった悪魔つきの少女リリーが登場する。視聴率獲得のためには手段を選ばないジャックは、テレビ史上初となる“悪魔の生出演”を実現させようとするが、番組がクライマックスを迎えたその時、思わぬ惨劇が起こる。テレビ番組の生放送中に起きた怪異を、ファウンドフッテージ形式(怪異に見舞われた撮影者が残した映像の体裁...『悪魔と夜ふかし』
『花嫁はどこへ?』(2024.8.18.オンライン試写)大安吉日のインド。育ちも性格も全く異なる2人の女性プール(ニターンシー・ゴーエル)とジャヤ(プラティバー・ランター)は、それぞれの花婿の家へ向かう途中で、同じ満員列車に乗り合わせる。しかし2人とも赤いベールで顔が隠れていたため知らぬ間に入れ替わり、そのまま別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう。予期せぬ旅を通して新しい価値観と可能性に気づいたプールとジャヤは、周囲の人々を笑顔にしながら、生まれて初めて自分自身の手で人生を切り拓いていく。インドの人気俳優アーミル・カーンが製作を手がけた、ベールが鍵を握るヒューマンコメディー。監督はカーンの元妻のキラン・ラオ。全編を貫くのは、フェミニズムと家族愛。エンターテインメント性の高いストーリーを通してさまざまなテーマを...『花嫁はどこへ?』
『シビル・ウォーアメリカ最後の日』(2024.8.15.アスミック・エース試写室)近未来、連邦政府から19の州が離脱したアメリカでは、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる「西部勢力」と政府軍との間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。就任3期目に入った権威主義的な大統領は勝利が近いことをテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。戦場カメラマンのリー(キルステン・ダンスト)は、ジャーナリストのジョエル(ワグネル・モウラ)とサミー(スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン)、新人カメラマンのジェシー(ケイリー・スピーニー)と共に、14カ月にわたって一度も取材を受けていない大統領に単独インタビューを行うべく、ニューヨークからホワイトハウスを目指して旅に出る...『シビル・ウォーアメリカ最後の日』
ピート・ローズ、その死によって、永久追放処分は取り消されるのだろうか。1978年の日米野球でビッグレッドマシンの一員として来日した時のことはよく覚えている。この年の主なラインアップは1.サード.ピート・ローズ2.ライト.ケン・グリフィー3.セカンド.ジョー・モーガン4.レフト.ジョージ・フォスター5.キャッチャー.ジョニー・ベンチ6.ファースト.ダン・ドリーセン7.センター.シーザー・ジェロニモ8.ショート.デーブ・コンセプシオン9.ピッチャー.トム・シーバー、フレッド・ノーマン、トニー・ユーム、マイク・ラコス、デーブ・トムリンこのうち、モーガンとジェロニモは不参加だった。ローズを描いた『墜ちた打撃王ピート・ローズ』(04)というテレビドラマがあった。https://blog.goo.ne.jp/tana...ピート・ローズ逝く
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今回のお題は、モーリン・オハラ、ブライアン・キース共演。サム・ペキンパーの監督デビュー作『荒野のガンマン』(61)。ペキンパーの監督デビュー作モーリン・オハラの熟女の魅力https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7f9ea049113c1384edba1ef84c0ed1eeビデオ通話で西部劇談議『荒野のガンマン』
『ミッション:インポッシブル』(96)トム・クルーズは、自分とほぼ同世代https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7bf09afe6169fadcb93e07e2b9b7cfbb「BSシネマ」『ミッション:インポッシブル』
『リロ&スティッチ』(2025.6.13.MOVIX亀有)両親を亡くした少女リロ(マイア・ケアロハ)と姉のナニ(シドニー・アグドン)はハワイの島で暮らしていた。一人でリロを育てようと奮闘するナニだったが、なかなかうまくいかない。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に、見た目はかわいらしいのに、ものすごく暴れん坊な不思議な生き物が現れる。その生き物は、違法な遺伝子操作によって破壊生物として生み出され、「試作品626号」と呼ばれる地球外生物(エイリアン)だった。そんなことは知らずに、リロはその生き物を「スティッチ」と名付けて家に連れ帰る。予測不可能なスティッチの行動は平和な島に混乱を巻き起こすが、その出会いがやがて思いもよらない奇跡を生み、希望を失いかけていた姉妹を変えていく。ディズニーの同名人気アニメシリー...『リロ&スティッチ』
高校3年の夏、美雪の学校に保彦(阿達慶)という少年が転校してくる。ある小説に憧れて300年後からタイムリープしてきたという保彦と秘密を共有することになった美雪は、彼に恋をするが…。松居大悟監督と脚本家の上田誠が初タッグを組み、法条遥の同名小説を原作にオール尾道ロケで映画化したタイムリープ+青春ミステリー『リライト』が、6月13日から全国公開された。本作で高校生と、その10年後の美雪を演じた池田エライザに話を聞いた。「不思議な夏の思い出として心にとめていただければと思います」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1476702https://news.yahoo.co.jp/articles/595beef194858cf85d11b8d...【インタビュー】『リライト』池田エライザ
「来週の予告を見ただけで泣いちゃう」「このドラマがもうすぐ終わってしまうなんて『問題しかありません』」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1476676https://news.yahoo.co.jp/articles/9e663d4dc5a402bd55646c1a99552f4a892a56d8【ドラマウォッチ】「波うららかに、めおと日和」(第8話)
「誰だって心はボロボロの中古だ」「救う人たちは、みんな“傷だらけの天使”なんだ」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1476693https://news.yahoo.co.jp/articles/0c63f802ebaac20ef38fe80b581550a81789abef【ドラマウォッチ】「PJ~航空救難団~」(第8話)
『左きゝの拳銃』(58)ザ・シネマhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/14cc398b8b63a16ba6c8321f140cd419「BSプレミアムシネマ」「左きゝの拳銃」
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はダイヤモンド・プリンセス号の内部で一体何が起こっていたのか『フロントライン』オール尾道ロケで映画化したSF青春ミステリー『リライト』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1476499https://news.yahoo.co.jp/articles/6871ad9d70599b916aa332eff6d37bf12f6dba55【ほぼ週刊映画コラム】『フロントライン』『リライト』
広島を訪れた謎のアメリカ人観光客と地元の若者たちが出会い、過去と現在が交錯していく様子を描いた、時川英之監督による愛と平和のファンタジー『惑星ラブソング』が6月13日から全国公開される。本作で、主人公のモッチを演じた曽田陵介と、ヒロインのアヤカを演じた秋田汐梨に話を聞いた。「平和や幸せについて考えたり、歴史について知りたいと思うきっかけになったらいいと思います」https://news.yahoo.co.jp/articles/4b34622fa8b542dfd87a63865dafa0c8b34857d4【インタビュー】『惑星ラブソング』曽田陵介、秋田汐梨
夏の音楽の代名詞、ビーチ・ボーイズの光と影を描いた『ラブ&マーシー終わらないメロディー』(14)。実際のブライアン・ウィルソンは内向的で、サーフィンはおろかスポーツとは全く無縁の人だったという。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1c81116272cc04f4d2794713a9b7d80aブライアン・ウィルソン『ラブ&マーシー終わらないメロディー』
『エネミー・オブ・アメリカ』(98)(2012.10.18.文教学院大学「映像で読み解く英米社会講座」)政府が国民の生活を監視(盗撮、盗聴)し、管理するのは是か非か。本当のアメリカの敵=エネミーとは…。ウィル・スミスが事件に巻き込まれる弁護士を演じ、国家安全保障局(NSA)高官のジョン・ボイト一味と対決する。オープニングでいきなり大物俳優のジェイソン・ロバーズが殺され、しかもノンクレジットのカメオ出演だったことに驚いた。ボイト一味にはめられたスミスが一人で逃げ回るが、中盤で元NSAのジーン・ハックマンが登場し、バディムービーの様相を呈す。無意味なアクションに走り過ぎたところはあるが、それを立派にこなす老優ハックマンの姿に感動する。ハックマンをキャスティングしたのは、彼がプロの盗聴屋を演じたフランシス・フォ...「午後のロードショー」『エネミー・オブ・アメリカ』
『ベートーベン』(92)「午後のロードショー」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ccd5a557df583190e7b4d0f4b4b5402c「BSシネマ」『ベートーベン』
「幹太が姿を消したなつめに言葉をかけ続けるところでめっちゃ泣いた」「来週30分で本当に解決するの?」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1476345【ドラマウォッチ】「パラレル夫婦死んだ“僕と妻”の真実」(第11話)
『WeLiveinTimeこの時を生きて』(2025.6.11.オンライン試写)新進気鋭のシェフ・アルムート(フローレンス・ピュー)と、離婚して失意の中にいたトビアス(アンドリュー・ガーフィールド)は、運命的な出会いを経て恋に落ちる。自由奔放なアルムートと慎重派のトビアスは何度かの危機を乗り越え、一緒に暮らしはじめる。その後、アルムートはがんを克服し、娘も生まれ、家族としての絆は深まった。ところがアルムートのがんが再発。余命がわずかであることを知った彼女は、トビアスに驚くべき決意を告げる。『ブルックリン』(15)のジョン・クローリー監督が、限りある時間を大切に生きる男女のかけがえのない日々を描いたラブストーリー。『ベロニカとの記憶』(17)のニック・ペインが脚本を書き、ベネディクト・カンバーバッチが製作総...『WeLiveinTimeこの時を生きて』
『パットン大戦車軍団』(70)脚本はコッポラ、音楽はゴールドスミスhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ba73c074dcc40f05fbaac36b4ab5ec97「BSプレミアムシネマ」『パットン大戦車軍団』
「プルトニウムまで出てきて相当深い闇が暴かれそう」「ジッポーで人を殺すの怖いな」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1476085【ドラマウォッチ】日曜劇場「キャスター」(第9話)
『コラテラル』(04)午後のロードショーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a1aba147521a79f34b0571098f41a8c2「BSプレミアムシネマ」
『犬神家の一族』(76)4K修復版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8a3ea11048287138d4a7de3d9183c507「BSシネマ」『犬神家の一族』
「このドラマに心が洗われている」「ラブコメのまま終わってほしい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1475818【ドラマウォッチ】「波うららかに、めおと日和」(第7話)
「『未来救わない大人がどこにいる』ってかっこよ過ぎるよ仁科さん」「救難員の方々には感謝しかない」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1475799【ドラマウォッチ】「PJ~航空救難団~」(第7回)
昭和30年代後半から、弱小プロの成人指定映画が量産される。ピンク映画である。世の中のひんしゅくを買いながらも、熱気あふれる現場からは山本晋也、若松孝二、高橋伴明、和泉聖治などの名監督も生まれた。だが、今やその作品の多くが失われてしまった。忘れ去られた映画人や作品を追った傑作ルポ。主な登場人物は、芦原しのぶ、山際永三、本木荘二郎、関多加志、山本晋也、香取環、若松孝二、佐々木元、新高恵子、港雄一、木俣堯喬、和泉聖治、武智鉄二、中村幻児、高橋伴明…。浪人生だった1979年。予備校近くのエビス地球座や新宿昭和館地下などで、友人と一緒に、半ばやけくそな気分でピンク映画を見まくった時期があった。自分にとってのピンク映画体験はほぼこの一時期に集約される。ただ、一般映画は見たら必ずメモを取っていたのに、ピンク映画や成人映...『桃色じかけのフィルム失われた映画を探せ』(鈴木義昭)
1958年に米ミネソタ州ミネアポリスで生まれ、住民のほとんどが白人という環境下で多感な青春時代を過ごしたプリンス(本名:プリンス・ロジャーズ・ネルソン)。自伝的映画『パープル・レイン』(84)とそのサントラのメガヒットで世界的スターとなった彼は、12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞した。2016年4月21日に57歳で急逝した孤高の天才ミュージシャンの真実に迫ったドキュメンタリー『プリンスビューティフル・ストレンジ』が、彼の誕生日である6月7日から全国公開された。公開に併せて来日した監督のダニエル・ドールに話を聞いた。「この映画を作りながら、プリンスが僕の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません」https://tvfan.kyodo.co.jp/fe...【インタビュー】『プリンスビューティフル・ストレンジ』ダニエル・ドール監督
『荒野の七人』(60)ミリッシュ・カンパニーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a728ce84e41c33880e0d9a24953de1ab「午後のロードショー」『荒野の七人』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』大泉洋が適役の『ディア・ファミリー』伝統的なアメリカンファンタジー『ブルーきみは大丈夫』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1436905【ほぼ週刊映画コラム】『ディア・ファミリー』『ブルーきみは大丈夫』
想像力が豊かな子どもにだけ見える”空想の友だち”。「もし、大人になった今でも、彼らがそばであなたを見守ってくれているとしたら…」という発想から生まれた、母を亡くした13歳の孤独な少女ビー(ケイリー・フレミング)と、子どもにしか見えない不思議な存在であるブルーの物語『ブルーきみは大丈夫』が、6月14日から全国公開される。ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作で、ビーの声を吹き替えた稲垣来泉に話を聞いた。「私も勇気づけられたので、見る人にもそう感じていただけたらいいなと思います」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1435567『ブルーきみは大丈夫』https://blog.goo.ne.jp/tanar61...【インタビュー】『ブルーきみは大丈夫』稲垣来泉
『暴力脱獄』(1984.12.17.月曜ロードショー)(2010.1.14.NHKBS)酒に酔い、ささいな罪で刑務所に収監されたルーク。所長や看守たちは過酷な労働や体罰で囚人たちを支配しようとするが、ルークは決しておもねらず、やがて囚人たちから尊敬を集めていく。道端で洗車する女に妄想を抱く。道路の舗装をスピーディーにする。卵を50個食べる。それだけで盛り上がる囚人たち。くだらない、くだらないけど面白い。そして切ない。スチュアート・ローゼンバーグ監督は、後に所長側から刑務所を描いた佳作『ブルベイカー』(80)も撮っているが、やはり彼のベストはこの映画だろう。コンラッド・ホールの撮影、ラロ・シフリンの音楽もいい。ポール・ニューマン演じる主人公の“クール・ハンド・ルーク”は、特に奇跡を起こすわけでもなく、刑務所...「BSシネマ」『暴力脱獄』
『ブルーきみは大丈夫』(2024.5.21.TOHOシネマズ新宿.完成披露試写会)母を亡くし心に深い傷を抱える少女ビー(ケイリー・フレミング)は、巨大な謎の生き物ブルー(声:スティーブ・カレル)と出会う。ブルーと彼の仲間たちは、想像力豊かな子どもたちによって生み出された“空想の友だち”だったが、子どもが大人になって彼らを忘れるとその存在が消滅する運命にあった。ビーは謎の隣人(ライアン・レイノルズ)の助けを借りながら、ブルーの新たなパートナーを見つけるべく奔走するが…。ジョン・クラシンスキー監督が、実写とCGを融合させて描いたファンタジー。カレルのほかにも、マット・デイモン、エミリー・ブラントらが声優をしているのも見どころ。劇中、誰にも見えない大ウサギが見える男(ジェームズ・スチュワート)が主人公の『ハーヴ...『ブルーきみは大丈夫』
今日のBSシネマは、遠藤周作の原作を、マーティン・スコセッシが監督した『沈黙-サイレンス-』(16)。【ほぼ週刊映画コラム】『沈黙-サイレンス-』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/184be3005c76b0e168baf58d6e9c5157「BSシネマ」『沈黙-サイレンス-』
『RONIN』(88)淀川長治先生の解説パロディhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6ca6b6c4874c72681216c60b31ac037b「午後のロードショー」『RONIN」
『オールド・フォックス11歳の選択』(2024.4.16.オンライン試写)1989年、台北郊外。レストランで働く純朴な父のタイライ(リウ・グァンティン)とつましく暮らす11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)は、いつか家を買い、亡き母の夢だった理髪店を開くことを願っていた。しかしバブルによって不動産価格が高騰し、父子の夢は断たれてしまう。そんな中、リャオジエは「腹黒いキツネ(オールド・フォックス)」と呼ばれる地主のシャ(アキオ・チェン)と出会う。ホウ・シャオシェン製作。台湾ニューシネマの系譜を継ぐシャオ・ヤーチュエン監督が、バブル期の台湾を舞台に、正反対な2人の大人の間で揺れ動く少年の成長を描く。ヤーチュエン監督は「異なる価値観を持った大人がいる中で、子どもに映画を見せる時に、社会にはこういう大人もいるし、こ...『オールド・フォックス11歳の選択』
「そもそも糸井一家殺害の真犯人は誰なんだろうか?」「一体誰を信じていいのか分からなくなる」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1436499【ドラマウォッチ】「アンチヒーロー」(第9話)
『タイムマシン』(02)(2006.4.9.日曜洋画劇場)H・G・ウェルズの古典小説『タイムマシン』を、実の曾孫のサイモン・ウェルズが監督したリメーク作。1959年にジョージ・パルが作った時も、未来に着いた途端に妙な映画になったが、今回も、前半の主人公(ガイ・ピアース)が殺された恋人(シェナ・ギロリー)を生き返らせるために空しい努力をする過去編はなかなか面白いのだが、後半の未来編は何だかチープなインディ・ジョーンズみたいで興ざめ。出てくる未来人もモーロックならぬモーロクぶり。じいちゃん草葉の陰で泣いているかも。「午後のロードショー」『タイムマシン』
「星太郎花火と結婚おめでとう!」「シリーズ3も期待しています」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1436463【ドラマウォッチ】「6秒間の軌跡」(第9話)
今回のお題は、グレゴリー・ペック、オマー・シャリフ共演の『マッケンナの黄金』(69)。西部劇に、黄金伝説をめぐる冒険活劇の要素を取り込んだ異色大作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3f555f3affaf657fb8c2b3d904ef7c96ビデオ通話で西部劇談議『マッケンナの黄金』
「寂しくて温かい最終回」「大漁旗の切れ端を住民が身につけていたのがよかった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1436428【ドラマウォッチ】「季節のない街」(第十回・とうちゃん)
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』河合優実が見事な演技を披露する『あんのこと』井浦新がカウボーイ修行をする『東京カウボーイ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1436138【ほぼ週刊映画コラム】『あんのこと』『東京カウボーイ』
上昇志向の強い日本人商社マンが、出張先のアメリカ北西部・モンタナ州の牧場でカウボーイの文化に触れて人生を見つめ直す姿を描いた『東京カウボーイ』が、6月7日からYEBISUGARDENCINEMAほか全国順次公開される。主人公のヒデキを演じた井浦新、ヒデキの上司で恋人でもあるケイコを演じ、共同脚本も担当した藤谷文子、そしてマーク・マリオット監督に話を聞いた。「映画館から出た時は、きっとみんながいい気持ちになっているはず。そんな映画です」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1436194【インタビュー】『東京カウボーイ』井浦新、藤谷文子、マーク・マリオット監督
台湾ニューシネマの系譜を継ぐシャオ・ヤーチュエン監督が、1989年のバブル期の台湾を舞台に、正反対な2人の大人の間で揺れ動く少年の成長を描いた『オールド・フォックス11歳の選択』が、6月14日から全国公開される。ヤーチュエン監督と、少年の父の幼なじみの人妻役で台湾映画に初出演を果たした門脇麦に話を聞いた。「台湾の人から見ても、門脇は意外と現地の人に見えるらしいです」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1435563【インタビュー】『オールド・フォックス11歳の選択』門脇麦、シャオ・ヤーチュエン監督
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏(河合優実)は、人情味あふれる刑事の多々羅(佐藤二朗)と出会い、多々羅や彼の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)の助けを借りながら更生の道を歩み始める。ところが突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。入江悠監督が自らの脚本を映画化した『あんのこと』が6月7日(金)から全国公開される。公開を前に入江監督に話を聞いた。「いろんなことを忘れないでいてほしいと思ってこの映画を撮った」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1435806【インタビュー】『あんのこと』入江悠監督
増山江威子さんは不思議な声優だった。何しろ、「キューティーハニー」のハニーや「ルパン三世」の峰不二子をセクシーに演じたかと思えば、「天才バカボン」のママや「一休さん」の母上さまなど、いわゆる“いいお母さん”もきちんと演じたのだから。その意味では、「巨人の星」で星飛雄馬を惑わす歌手の橘ルミとけなげな左門豊作の妹ちよの両方を演じているのが象徴的だ。洋画の吹き替えではアン・フランシスとリー・レミックが多かった。こちらはどちらかと言えばセクシー路線の方かな。初期の吹き替えは、演劇では食えない新劇出身の人たちがアルバイト的にやっていたケースが多かった。その後、声の仕事が定着し、“声優”が専門職のようになったが、本来彼らは“俳優”なのだから、ちゃんと演技ができたのだ。もちろん増山さんもその一人だ。歌手としては「さると...増山江威子さんは不思議な声優だった