アンタルヤにはドシェメアルトゥ絨毯という世界的にも知られる織物があります。 ドシェメアルトゥにあるコワンルックを始めとした、いくつかの村で作られてきたもので、20世紀中頃から後半まではほとんどの家に織り
トルコのアンタルヤで絨毯屋を営む女社長のお仕事記。キリム、絨毯、イーネオヤ、その他手工芸の紹介。
トルコの地中海の町アンタルヤで絨毯屋を営んで、トルコ生活も早30年。キリム、絨毯、イーネオヤ、トルコの手工芸の話。地方や村への出張話。日本での活動話などを紹介しながら、女社長の日常記は続きます。
アンタルヤにはドシェメアルトゥ絨毯という世界的にも知られる織物があります。 ドシェメアルトゥにあるコワンルックを始めとした、いくつかの村で作られてきたもので、20世紀中頃から後半まではほとんどの家に織り
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年越しオヤ旅(11)タウシャンルに来たらコレがセットで付いてくる
タウシャンルのオヤ修行の日々では、ハティジェさんにチティオヤを習いながら、かつ美味しい家庭料理を振る舞ってもらった。 朝はホテルのビュッフェで食べてから出掛けるが、ハティジェさんが作るお昼がいつも楽し
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年越しオヤ旅(10)昔は良かった~は何も年寄りの戯言ではない
ハティジェさんに習うタウシャンルのイーネオヤは、基本的にシルク糸を使うもの。 それはこの地で作られるチティオヤにはワイヤーに巻き付けるための未撚りの糸が必要なこと、さらに繊細なオヤ作りのために細く撚っ
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ハティジェさんのところで、彼女が作ったチティオヤを見せてもうらう時に、楽しみなのが、どんなケースに入ってくるか。 ケースと言っても身近で見つかるものを代用するのがイーネオヤを作る女性たちの大多数。
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タウシャンルでは丸4日間、いつもお世話になっている友人であり、オヤの名手ハティジェさんのお家でチティオヤ修行の日々でした。 チティオヤとはタウシャンルでの独特の言い方で、茎や葉部分にワイヤーを使った
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タウシャンルには中心部の広場に小さな博物館があった。(今でも建物はある) 普段は鍵が掛かっていて、市役所に連絡を入れて開けてもらって中に入るようになっていた。 そこには名称が書かれたたくさんのイーネオ
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さてタウシャンルに移動して、まず訪問したのは、タウシャンルで一番最初にイーネオヤを習いに行ったお家のニルフェルさん。 突然行ったのにもかかわらず、夫婦で大歓迎してくれました。 ニルフェルさんは他県の
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前回のブルサ滞在の際に、コソボ共和国のマムシャ出身のトルコ人女性と知り合う機会がありました。 イーネオヤが大好きで大好きで…という話で盛り上がりました。 イーネオヤはお母さんから習い、自分自身、妹たち
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ブルサで定宿として25年以上お世話になっているホテルがある。 立地もサービスもよかったのだけれど、数年前にオーナーが変って朝食がビュッフェスタイルから、同じ経営者のシミット屋さんの朝食プレートに代り、そ
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□オヤマニアの会イベント「トルコのオヤと金属刺繍」 日時:2月22日(金)ー24日(日) 場所:西荻窪 HAPA HAPA □オヤマニアの会イベント「チャルパナと木板バスク&ウズベキスタンのスザ二展」 日時:3月1
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湖の中にある半島ギョルヤズに行った。 スケジュールの都合上、日曜日は丸一日お休みになったため、近場に遊びに行くことにした。 ギョルヤスはブルサの中心地から40kmほど西のウルアバット湖の東端に位置する村
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国営の文化手工芸研究所のブルサ校で公式に手まりのワークショップが開催されることが告知され、多くの参加者が集まりました。 2日間、7時間の授業内容で手まりの基本から、少し複雑なモチーフ作りまで。 参
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昨年の27日の早朝4時に自宅を出発して、10日間の年越しオヤ旅に出かけてきました。 初日はアンタルヤ空港からイスタンブール空港への移動から始まりました。 アンタルヤ空港は国際空港で国際線と国際線の乗り場
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新年明けましておめでとうございます。 10日ぶりにアンタルヤに戻ってきました。 昨年の12月27日の早朝4時に自宅を出発し、日本からのお友達とイスタンブール空港待ち合わせ、空港バスでブルサへ向かいました。
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2023年4月にブルサのメリノステキスタイル博物館にて開幕したトルコのアンティークイーネオヤコレクション展。 20か月を経て本日2024年12月24日に終幕を迎えました。 この展示会は私と友人のイブラヒム氏の
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何にでも利があれば害もあるものだが、一時期健康に良いと思われる牛乳が実はそうでもないという話題が広まり、山羊ミルクがオススメされた時期がある。 この牛乳有害説はデマで終わったようだけれど、山羊ミルクが
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オスマンル刺繍に使われてきた金属リボンをメインにした刺繍があります。 それがテルクルマです。 金属を折りながら作るという意味で、その名の通り、リボンをポキポキと畳み折りながら生地に刺繍していくテクニッ
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ギリシャに行った時にスーパーでトルコでは見かけない日清のカップヌードルを見つけた。 よく見るとSobaと書いてあり、焼きそばっぽい。 熱湯を入れて、蓋の穴から湯切りして添付のソースを入れる。 調べ
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木版バスクはブロックプリントのこと。 トルコでは2年間寝かせた菩提樹の木で作られた版木を使って、化学反応を利用した染料でモチーフを浮き上がらせてプリントしていく技術です。 【Youtube動画】トカットの木
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ギリシャからトルコへ戻る前にスフリへ寄った。 トルコ人からはローマ字表記からソフルと呼ばれている町である。 国境のキボイの手前で左折し、北上すること約30分、35kmの道のりである。 オフシーズンにせいか
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トルコ語でデデアーチ、現地語でアレクサンドルポリスの中心地から北西へ30分ほどクルマで走ったところに小さなトルコ人村がある。 その入り口に見慣れたトルコ語の文字が書かれた看板があった。 トルコ人のY
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ギリシャでもトルコ人が多く暮らす地域や村ではモスクがあり、彼らはイスラム教徒としての生活をしている。 ただしギリシャ全体を見ると大多数の人がギリシャ正教を信仰しているそう。 正教はカトリック、プロテス
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イスケチェでの一番の目的はサブリエ先生にお会いすること。 電話では何度かお話していたけれど、実際にお会いするのは今回が初めてでとても楽しみにしていた。 サブリエ先生は画家で国内外で個展を開かれている
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コンヤと言えばトルコの中央アナトリアに位置し、気候条件などから良質の羊毛が産出される地であり、かつてはそのウールを利用したキリムや絨毯の一大産地として知られてきた。 また宗教的にはムスリマンが多数を占
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★Youtubeでギリシャからトルコへの陸路出入国の話をライブで公開しています。 ブログと一緒に一緒に視聴していただくとさらにわかりやすいかと思います。 ↓↓↓↓ 陸路ギリシャからトルコへ トルコからギリシャへ
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イスタンブールから自動車道を西に進み、マルマラ海沿いにシリウリ、テキルダー。 そして目的地のイプサラに着いた頃には深夜2時を回っていた。 当初はそのまま国境越えをする予定でいたが、徹夜でフラフラの状
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イスタンブールに行ってきました。 サバンジュ博物館で行われたオヤプロジェクトのカクテルパーティーに招待されたからです。 オヤプロジェクトでは製作された「oya」というタイトルのドキュメンタリー作品と、2
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イズミールからアンカラへ向かう途中、サリヒリを通ったので、久しぶりにサルディス古代都市遺跡を見ていくことにしました。 サルディス古代都市遺跡は紀元前7頃から7世紀までの約1400年の間続いたリュディアの首
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オデミシュに仕事で行く道中に、カラジャスを通ったので寄り道した。 せっかくミュゼカルト99を手に入れたのだから目一杯使わないとね! アフロディシアス古代遺跡。 2017年に世界遺産に登録されており、美と愛
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国籍問題は海外に暮らす日本国籍の人にとって、小さな問題ではないと思う。 国外に出た理由は人それぞれ、婚姻だったり、留学だったり、仕事だったり、自分の可能性を求めてだったり・・・。 日本人は国外に出る
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トルコのスイーツは星の数ほどあるけれど、その中でも「焦げ」の風味と食感を楽しむものがある。 代表的なものとして「カザンデビ」が挙げられるだろう。 カザンデビは直訳すると鍋の底という意味で、鍋のお
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たぶん今年2回目のベイシェヒール訪問。 Youtube動画を製作した記憶があるので、確実に行っているはず…。 Youtube動画「アナトリア最大の木造モスク」 → ★ 今回は急ぎ足だったので取り敢えずエシレフオール
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今回、カッパドキアに行って、日本から来た同行者たちは自然景観の素晴らしさに感動したけれど、各遺跡の入場料がトルコ人価格と外国人価格が別な上、外国人の入場料の高さに驚いて、結果的にはギョレメ野外博物館(
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8月末に不動産売買の手続きをしたばかりで、それから2か月半しか経っていないのに、今回も書類提出の不備で1回呼び出しがあり、今後のためにもしっかり書き留めておこうと思いました。 youtube あなたの不動産大
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現在は外国籍でも自分名義で不動産が購入できるようになったが、このところの外国籍の人への様々なルール改正があり、そのひとつに土地の処分問題がある。 上物がある状態での購入は問題ないが、2013年以降、宅地
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クルマのタイヤの交換時期が来たので新しいタイヤを購入することになった。 オリジナルで着いているのはブリジストンのオールシーズン(軽い積雪やシャーベット道にも対応)仕様で、アンタルヤにいる限り、オールシ
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トルコにおける外国籍の人の国の健康保険システムの変更に関して
先日のブログでもちらっと書きましたが、息子がトルコの国の保健を利用するために、SGK指定の病院にて健康状態に関する診断書を提出する必要があり、病院に行ってきました。 具体的にどういう内容なのか、本人がG
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日本も見習えばいいのに・・・外国人も加入できるトルコの健康保険システムに加えられた条件
先日、新たに大学生になった日本国籍の息子がGSS加入の手続きをした。 GSSとは雇用されている労働者が加入するSSK(日本の健康保険、厚生年金に相当)、自営業者や農業従事者などが加入するBağkur(日本の国民健康
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まずは一連の事件について話をしている動画をご覧ください。 日本人が狙われる!? スマホ劇場型詐欺 → ★ この後、もし対処していなかったらどうなったかという話について説明したいと思います。 先に結
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一昨日、ちょっとした事件がありました。 既に解決済みで被害もなかったのでよかったのですが、同様の手口で被害があるそうなので、トルコを問わず、海外にお住まいの留学生など特に若い層にぜひ気をつけていただき
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オリーブ摘みの季節になりました。 昨年は仕事で時間的、気持ち的余裕がなく、オリーブを摘みに行かずに放置で終わりましたが、今年は義母のリクエストもあり、時間を見て摘みに行く予定でいます。 我が家のオリ
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あれから5年…。 内田英恵監督がドキュメンタリー作品「絨毯の成る果樹の庭先 トルコ ある村の手仕事」を撮影されたのが2019年、そして内田監督のご厚意とご好意で2023年のトルコ南東部の大震災の際には、チャリテ
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Youtubeのikumi nonakaチャンネルのライブで、トルコの住宅事情というか、アンタルヤの住宅事情についてお話をした通り、私は町の中心部の古くからある住宅地にある集合住宅に暮らしている。 通勤や通学に近く、大
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また出張で忙しくなる前に課題として残っていたエラズーの「ハルプットのイーネオヤ」のパワーポイントによるお話動画を、10月配信のYoutubeのメンバーシップ用に製作しています。 ややこしいお話はひとまず置
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Youtubeでライブ配信をお試し中です。 よかったらご視聴くださいね。 トルコに戻ってきました アンタルヤの外食とリゾートホテル事情 予告なしで突然始めてみましたが、ライブ中に質問やコメントを書いて
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トルコの国立大学の外国人枠受験者の入学手続きから学生ビザ取得まで
状況をしっかり把握していないので不確かですが、トルコの国立大学が2025年度を最後に外国人枠の共通入学試験(TRーYÖS)を廃止するらしいという情報の元、もしかしたら(予備校など行かず、少ない入試科目で受験で
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のぞみに乗って大阪まで行ってきました。 今回は道頓堀もユニバも大阪城も行っていないのですが、新しい商業施設が建ち並び、様変わりした梅田周辺を満喫してきました。 風景もそうでしたが、イメージする大
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帰国したらiphone16が発売される話題を目にした。 私は一度もiphoneを使ったことがないので興味はなかったのだが、新しもの好きが多いトルコでは大騒ぎ。 それは日本とトルコの価格差がすごいから・・・なんだけど
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2023年7月に出版したオヤマニアの会、オヤ本第1弾「OYA」の日本在庫分がいよいよ残り5冊になりました。 おかげさまでイベント後にご注文が続き、ありがたいことです。 日本在庫分がなくなりますと、それ以
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西荻窪で開催されたオヤマニアの会「オデミシュのオヤ」出版記念イベントの熱い3日間がおかげさまで無事に終わりました。 ご来場くださったみなさま、訪問してくれた友人たち、関係者各位に厚く暑く御礼申し上げ
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めまいがなかなか収まらないので、大切なイベント前だし、重い腰を上げてアレルギーでお世話になっている先生のところに診察に行ってきました。 ほぼ原因と病名はわかっていたつもりでしたが、先生からこんな話を聞
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今回は時間的余裕があると思っていた帰国だけれど、目がぐるんぐるん回る症状による体調不良と異常な暑さのせいで(アンタルヤよりはマシだけど心構えがなかった分ツラい)、仮住まいしている実家から外に出られない
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年代がわかるフレーズだけど、そろそろヤバいかなと思ったりもしていたのだけれど、今回も視力検査は裸眼で問題なく、どれぐらいかは眼科にでもいかなくてはわからないが、とりあえず右左とも0.3以上、両目0.7以上と
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先日、日本の友人たちと食事をした。 何を食べるのかよりも誰と食べるかだから、何料理のお店だとかメニュー内容とかはあまり気にしていなかったが、行ってみて驚きの連続。 いきなり出てきたのが肉の塊のバーベ
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日本の運転免許証の更新が来年ある。 もし次回、直前の3月頃に帰国できたとしても期間前更新になるので、それなら今回時間があるときに済ませてしまおうと、パスポートを持って運転免許センターに出掛けてきた。
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ターキッシュエアラインズで帰国しました。 アンタルヤ発、イスタンブール経由で成田着便です。 110000分のポイントを使ったのですが、10000ポイントは前回の帰国の際のトラブルで返金されなかったもので、当時4
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7月にブルサに行ったときの、骨董市の動画をYoutubeで公開しました。 ブルサのアンティークバザールに行ってみた → ★ 過去にも何度かこの骨董市のレポート動画を出していますが、今回が一番(動画として)
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トルコでは農地や村住所(村というのは行政区の改正でほぼ消滅したけれど)の不動産などの例外を除いて、外国籍の人でも家や土地を自分名義で取得することができます。 30年前は日本人は不動産を購入することができ
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トルコの健康に関するシステムは実際に利用しないとわからないことがよくあるのだけれど、病気になったり怪我をしたら一般的には病院で診察してもらう。 それ以外にもマイナンバー保持者で社保・国保に加入している
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細かくは色々ありますが、大雑把な話をします。 トルコに滞在する外国人のうち、就労ビザを取得して会社に雇用されている人は社保SSKに加入すします。これには健康保険と厚生年金が含まれます。 SSKに加入してい
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先日の8月20日(火)の21時過ぎ。 出張先からアンタルヤへ戻ってくる峠道で、山の間から顔を覗かせる満月がとても美しく、峠を降りたところの直線道に入ってから道路傍にクルマを停めて動画を撮った。 東の低い位
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だいぶ前の話で恐縮です。 日本で日本とトルコの外国関係樹立100周年記念切手が発売されたと聞いて、お友だちに代わりに買っていただいて現物はまだ手元にはありませんが、手に入れました。イラストが可愛らしい。
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エラズーに滞在中に、1か所では今まででなかった数の取材を受けました。 それだけ日本人や外国人、イーネオヤをテーマにした話題が珍しかったからかもしれません。 地元テレビ局を始め、大手通信社各社、初日か
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オヤ旅エラズー編(9)コタツを囲む!?ユネスコ無形文化遺産「キュルスバシュ」
オヤのレッスンは1日目はエラズー中心部の女性組合で行われたが、翌日からエラズー市の協力のもと、宿泊施設にも近いハルプットの音楽博物館の集会部屋を借りることになった。 場所を変えたのはエラズーの夏の暑さ
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エラズーの郷土料理 → ★ オヤのレッスンは初日はハルプットではなく、エラズーの町中に行くことになっていて、ホテルや観光案内をしてくれた職員さんたちに「町中に行ったらイチリキョフテを食べずに戻ってくる
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今回のオヤ旅はエラズーのハイマナ女性組合に協力していただいた。 ブルサに暮らすエラズー出身の女性の口利きでたどり着き、組合長と3か月間に渡り、やり取りを繰り返し今回のオヤ旅のプログラムを組んだ。 私
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ハルプットにあるフィンジャン博物館。 フィンジャンとはトルコ語で取っ手付き、または取っ手なしのカップのことを指す。 ハルプットのフィンジャン博物館 (Youtube動画) → ★ ただし、ここに展示されている
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ハルプットと言えば、ウルジャミーを忘れてはいけません。 ウルとはトルコ語で巨大なという意味。 ウルジャミーとはトルコ各地にある、かつてその地域で最大のモスクに付けられた名称です。 その後、他にさらに大
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ハルプットは古代カーバードの時代から都市の中心地であったため、様々な時代の文化的歴史的建造物が残っています。 そのひとつがハマム博物館。 17世紀に造られたホジャハサンハマム。 2023年にハマム博
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エラズーのオヤ旅の続きです。 宿泊場所はエラズーの中心部から北東にあるハルプットと呼ばれる歴史地区で、標高1250mに位置します。元々エラズー自体が、このハルプットを中心に形成された都市です。 ハルプッ
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そう言えば…で思い出したのですが、エラズーのオヤ修行旅の話が途中で、というかスタート地点で止まってました。 また来週から県外出張があるので、どうせなら途切れず続けられる時に書きたいと思います。 エラズ
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オデミシュのイーネオヤ出版記念イベントのワークショップお申し込み
9月はトルコ! 9月14日(土)ー16日(月・祝)に開催されるオヤマニアの会主催「オデミシュのイーネオヤ」出版記念イベントでのワークショップのお申し込みがいよいよ今週末始まります。 お申し込み、詳細はオヤマニ
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指先に宿る美学までをも想像させるシルククレープのイーネオヤたち
イーネオヤは古いものはその多くがオヤスカーフとして存在する。 もちろんシャツやドレスの襟ぐりや袖口の装飾、髪飾りなどとしても作られたが、それはごく少数の例であると考えていいと思う。 それはトカットの
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9月はトルコ! 先にお知らせしている通り、9月はオスマンル刺繍ワークショップ、イーネオヤ本の出版記念イベント、チャルパナのワークショップと3週連続でトルコの手仕事のイベントがあります。 まずチャルパナ
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ブルサのメリノス・テキスタイル博物館で開催中で、今月末(予定)で展示が終了する、イーネオヤコレクション展「花々の饗宴」を動画にして公開いたしました。 昨年の5月4日~7日に行われた第3回国際イーネオヤフェ
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出張先からアンタルヤへの帰路、キュタフュヤからアフィヨンカラヒサールに向かう幹線道路を移動中のこと。 何年も前にマンダ(水牛)をよく見かけた泥地を通りかかろうとした直前に、「もしあの場所にマンダがいた
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オヤ旅エラズー編の最後の方に書くはずだったネムルト山登頂の様子をYoutubeのikumi nonaka チャンネルで公開しました。 お時間のある時にご覧ください。 ネムルト山マラティヤルートを行く → ★ ネム
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ムスタファケマルパシャに地元遊牧民系住人たちの式典があるというので行ってきた。 大昔にムスタファケマルパシャの山村に民俗衣装を着る女性たちを訪ねて行ったことがあるが、その時に見た衣装を身に纏っている女
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昨年の5月4日から始まったイーネオヤコレクション展。 1年間の会期で今年の5月5日に終了予定だったのですが、好評のため夏の終わりまで延長中。 今回の出張でブルサにも寄ったので、会場のメリノス公園内にある
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エラズーのイーネオヤの特徴はいくつか挙げられるけれど、まず第1にスカーフの耳にはオヤを付けず(耳なので縁処理をする必要がない)、切りっぱなし部分の対面する2辺のみにオヤが施されること。 これは女性た
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深夜2時に到着した、エラズーでの宿泊先は市が所有するプチホテルであった。 この所の予想を超えるトルコのホテルの宿泊代金の高騰により、なかなか決められないでいたら、お世話になる女性組合から紹介してもらい
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今回のオヤ旅は最初から色々ありすぎて目的地への到着まで困難の道だった。 まずイスタンブールからマラティヤへの飛行機が1日2便しかないのに、最初に予約したお昼の便がキャンセルになり、夜の便に変更になって
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エラズーのイーネオヤを判別するための1つの手段として、独特のアラモチーフ(メインモチーフの間のサブモチーフ)の形があります。 いくつか異なるパターンはありますが、エラズーのアラモチーフはコレ!と言えるも
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エラズーのオヤ旅から戻ってきました。 エラズーでは市と県が全面協力してくださり、宿泊場所やレッスン会場なども含めてとても快適な環境で盛りだくさんな内容になりました。 もちろん各女性宅に残されてきたエラ
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エラズーのイーネオヤをご存じでしょうか。 正方形のコットンヤズマの対面する2辺にのみ、モチーフが付けられるのが大きな特徴のひとつです。これは被り方に理由があります。 また古いイーネオヤはシルクで作られ
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久しぶりにアイシェに会いに村へ行った。 暑さ真っ盛りの7月。 この太陽の下で外作業はつらいだろうなと想像しながらだったけれど、草木染めをやるというので行かないわけにはいかない。 最初にジェビズとバ
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先日、オデミシュに取材に行った時にお隣のベイダーのとある村の女性たちにインタビューする機会があった。 その時に女性たちにイーネオヤのモチーフの話を教えてもらった。 イーネオヤが盛んな地域だけにモチーフ
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9月の帰国で1日チャルパナワークショップを予定しているので、何を作るか試作中。 そこで糸の扱いが難しいのはわかっていたけれど、一度試してみたかったヴィンテージの艶々刺繍糸で織ってみた。 出来上
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イズミールの朝食にはボヨズが欠かせない。 小麦粉で作った生地にバターを挟んで寝かせ、それを極薄く広げて畳み、さらに巻いて細長くしていく。それをカットし、上から押しつぶす様に円盤状にして焼いたもの。 サ
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エスキシェヒールでOMMに行ってきた話は以前のブログに書きましたが、遅ればせながらYoutubeに動画として公開しました。 日本人設計のトルコの美術館 → ★ OMMはOdunpazarı Modern Müzeの頭文字を取ったもの
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アンタルヤ在住の日本人のお友だちに教えてもらった甘いもの屋さん。 「やさしい甘さ」のトルコスイーツ、とのことでビーチパーク内の支店に行ってみた。 イルミックヘルワスが有名らしいが、私はショーケースに
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このモスクも何度行ったことでしょう。 ベイシェヒールにあるエシレフオールジャーミーです。 2023年に世界遺産に登録されました。 アナトリア最大の木造モスク → ★ 最初の訪問は1992年のツアー旅行で
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アンタルヤにはドシェメアルトゥ絨毯という世界的にも知られる織物があります。 ドシェメアルトゥにあるコワンルックを始めとした、いくつかの村で作られてきたもので、20世紀中頃から後半まではほとんどの家に織り
タウシャンルのオヤ修行の日々では、ハティジェさんにチティオヤを習いながら、かつ美味しい家庭料理を振る舞ってもらった。 朝はホテルのビュッフェで食べてから出掛けるが、ハティジェさんが作るお昼がいつも楽し
ハティジェさんに習うタウシャンルのイーネオヤは、基本的にシルク糸を使うもの。 それはこの地で作られるチティオヤにはワイヤーに巻き付けるための未撚りの糸が必要なこと、さらに繊細なオヤ作りのために細く撚っ
ハティジェさんのところで、彼女が作ったチティオヤを見せてもうらう時に、楽しみなのが、どんなケースに入ってくるか。 ケースと言っても身近で見つかるものを代用するのがイーネオヤを作る女性たちの大多数。
タウシャンルでは丸4日間、いつもお世話になっている友人であり、オヤの名手ハティジェさんのお家でチティオヤ修行の日々でした。 チティオヤとはタウシャンルでの独特の言い方で、茎や葉部分にワイヤーを使った
タウシャンルには中心部の広場に小さな博物館があった。(今でも建物はある) 普段は鍵が掛かっていて、市役所に連絡を入れて開けてもらって中に入るようになっていた。 そこには名称が書かれたたくさんのイーネオ
さてタウシャンルに移動して、まず訪問したのは、タウシャンルで一番最初にイーネオヤを習いに行ったお家のニルフェルさん。 突然行ったのにもかかわらず、夫婦で大歓迎してくれました。 ニルフェルさんは他県の
前回のブルサ滞在の際に、コソボ共和国のマムシャ出身のトルコ人女性と知り合う機会がありました。 イーネオヤが大好きで大好きで…という話で盛り上がりました。 イーネオヤはお母さんから習い、自分自身、妹たち
ブルサで定宿として25年以上お世話になっているホテルがある。 立地もサービスもよかったのだけれど、数年前にオーナーが変って朝食がビュッフェスタイルから、同じ経営者のシミット屋さんの朝食プレートに代り、そ
□オヤマニアの会イベント「トルコのオヤと金属刺繍」 日時:2月22日(金)ー24日(日) 場所:西荻窪 HAPA HAPA □オヤマニアの会イベント「チャルパナと木板バスク&ウズベキスタンのスザ二展」 日時:3月1
湖の中にある半島ギョルヤズに行った。 スケジュールの都合上、日曜日は丸一日お休みになったため、近場に遊びに行くことにした。 ギョルヤスはブルサの中心地から40kmほど西のウルアバット湖の東端に位置する村
国営の文化手工芸研究所のブルサ校で公式に手まりのワークショップが開催されることが告知され、多くの参加者が集まりました。 2日間、7時間の授業内容で手まりの基本から、少し複雑なモチーフ作りまで。 参
昨年の27日の早朝4時に自宅を出発して、10日間の年越しオヤ旅に出かけてきました。 初日はアンタルヤ空港からイスタンブール空港への移動から始まりました。 アンタルヤ空港は国際空港で国際線と国際線の乗り場
新年明けましておめでとうございます。 10日ぶりにアンタルヤに戻ってきました。 昨年の12月27日の早朝4時に自宅を出発し、日本からのお友達とイスタンブール空港待ち合わせ、空港バスでブルサへ向かいました。
2023年4月にブルサのメリノステキスタイル博物館にて開幕したトルコのアンティークイーネオヤコレクション展。 20か月を経て本日2024年12月24日に終幕を迎えました。 この展示会は私と友人のイブラヒム氏の
何にでも利があれば害もあるものだが、一時期健康に良いと思われる牛乳が実はそうでもないという話題が広まり、山羊ミルクがオススメされた時期がある。 この牛乳有害説はデマで終わったようだけれど、山羊ミルクが
オスマンル刺繍に使われてきた金属リボンをメインにした刺繍があります。 それがテルクルマです。 金属を折りながら作るという意味で、その名の通り、リボンをポキポキと畳み折りながら生地に刺繍していくテクニッ
ギリシャに行った時にスーパーでトルコでは見かけない日清のカップヌードルを見つけた。 よく見るとSobaと書いてあり、焼きそばっぽい。 熱湯を入れて、蓋の穴から湯切りして添付のソースを入れる。 調べ
木版バスクはブロックプリントのこと。 トルコでは2年間寝かせた菩提樹の木で作られた版木を使って、化学反応を利用した染料でモチーフを浮き上がらせてプリントしていく技術です。 【Youtube動画】トカットの木
ギリシャからトルコへ戻る前にスフリへ寄った。 トルコ人からはローマ字表記からソフルと呼ばれている町である。 国境のキボイの手前で左折し、北上すること約30分、35kmの道のりである。 オフシーズンにせいか
つい先日、18時の帰宅時に23℃あったと思ったら、一昨日の朝10時は8℃。 まだ暖房を付ける日も少ないけれど、温かい日はとことん温かく、寒い朝は寒い、日々の気温差が激しいアンタルヤです。 アンタルヤの天気と娘
新しいYoutubeチャンネルを開設しました。 チャンネルは「シニアのトルコ暮らし」。 はい、ずばり私自身のことです。 ↓↓↓↓↓ シニアのトルコ暮らし サムネのタイトルは60代のうちは60代のトルコ暮らし。
先日のオスマンル刺繍ではたくさんのご視聴ありがとうございました。 引き続きまして今週1月26日(金)と27日(土)にもインスタライブを行います。 今回は「トルコのイーネオヤ」展でワークショップを担当してくだ
インスタライブの内容をYoutubeに公開しました。 興味ある方、ぜひご覧ください。 ↓↓↓↓↓ 【トーク】オスマンル刺繍について 平尾直美×野中幾美 みなさまのご要望にお応えして急遽オスマンル刺繍についての
町でビターオレンジがたわわに実った街路樹を見かける季節になりました。 その様子はまるでパステル画の世界のようです。 クルマの通り道なのでなかなか写真に収めるチャンスがなかったのですが、たまたま立ち寄
2023年10月に訪れたカスタモヌでトルコのブロックプリント「木版バスク」の現場をinstagramのライブでご紹介しました。 ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、今見直しでもなかなか面白いのでYoutube
トルコのイーネオヤを愛するみなさまに。 そしてもっとイーネオヤのことを知りたいと思っているみなさまに。 2本の動画をYoutubeのikuminonaka チャンネルで公開いたしました。 2020年のオヤマニアの会のイベ
大晦日の日。 日本の年の瀬のあのザワザワする感じを思い出しながら、最後に日本でお正月を迎えたのはいつだろうなんて考えていた。 トルコのお正月はいまやノエルのお祝いとごっちゃになっていて、12月末か
オヤと言うのは伝統と名が付いても古式の一定のルールがあるわけではなく、各時代時代の積み重ねであり、当時の流行りの名残りであったりする。 例えばアンカラのナウルハンのイーネオヤ。糸は未撚りのシルク糸を自
エスキシェヒールへ行った目的はオヤ博物館を訪ねるためでした。 2022年にオープンしたばかりのオヤ専門博物館です。 コレクションをこの博物館に寄贈したイムレンさんは自宅療養中で今回は会えなかったので
3日目にイェニシェヒールのヨロレン村へ行きました。 イェニシェヒールの本来のイーネオヤはイズニックのオヤとも場所が近いだけに似ているものも多く、巨大なイズニックのオヤに比べるとその縮小版といった感じで
2日目はムダンヤのカイマクオバ村へ行きました。 ここにはオリーブ畑を営む一家が住んでいて、そのお家の奥さんフスランさんと隣村に暮らす妹さんユクセルさんにイーネオヤを教えてもらいました。 この地帯
2023年から2024年にオヤ旅に出かけていました。 そのご報告と備忘録として内容的には一部になりますが残したいと思います。 正味5日間という短い日程でした。しかしその分充実した中身の濃い旅でした。 帰宅後、
日本ではクリスマスのお祝いで盛り上がった週末だったことでしょう。 今年もクリスマスであることすら思い出さないまま、いよいよ年の瀬を迎えようとしています。 これでも(超零細企業の)社長業をやっています
2023年6月から7月上旬にかけて行ったオヤ旅の話はこれで終わり。 このあと、友人たちは帰国し、それぞれのオヤ活動を続けていることだろう。 タイトルの「イーネオヤロード」は、日本ヴォーグ社さんの季刊誌「
オヤ旅の最後に向かったのはブルサのウルダーの裾野にあるミシ村である。 ミシ村は現在の名前をギュムシュテぺと言い、歴史を辿ると紀元前18世紀まで遡る古い里である。 オスマン帝国時代の古い家屋が見られ、夏
ウルジャミイのある広場から西へ向かった高台の上にムラディエ地区がある。 ムラディエ・キュリエを中心とした一角である。 キュリエとはひとつ前のブログでも説明したが、公的な複合施設を意味し、モスクを中心
ブルサはオスマン帝国最初の首都である。 ブルサを例えていう言葉に「イェシル(緑の)ブルサ)」というのがある。 トルコ第4の大都市でありながら、後ろにウル山を携え、町は緑に溢れている。 そんなブルサのシ
セルダー先生のお家に来たら、見せてもらわないといけないものがあります。 それは先生の嫁入り持参品だったイーネオヤのチェイズです。 チェイズとは嫁入り持参品のことを意味し、それらを入れるチェストのことも
サビハギョクチェン空港からBBBUSに乗ってブルサへ向かいました。 ブルサはイスタンブール、アンカラ、イズミールに続いてトルコ第4の都市ですが、旅客機が乗り入れする空港が現在はありません。 その代わりに