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北海道完乗の旅19夏(53) 根室本線 芽室駅 ~帯広にはわずかに到達できず折り返す~
新得駅で代行バスから帯広行きに乗り継ぎました。新得から先は札幌~帯広・釧路の動脈区間で特急もバンバン走っています。列車は次の十勝清水駅を越えると平野川信号場を通過します。ここで上り列車との交換がありました。平野川信号場は2線構造の単線行き違い型信号場。通常、列車は1番線を通過し、退避する場合は2番線を使用するようです。2番線には、新得行きの2522Dが待機していました。平野川を越えると昨年廃止された羽帯駅が...
北海道完乗の旅19夏(52) 根室本線 (東鹿越駅→新得駅) ~代行バスで霧の狩勝峠越え~
東鹿越駅から新得行きの代行バスに乗車しました。一番最後に乗車したのですが、一番前の席が空いてました。ラッキー^^;バスは「かなやま湖」と線路に挟まれた道道をしばらく進みます。町に出てくると幾寅駅に到着です。幾寅駅は空知郡南富良野町の代表駅ですが、3年前から列車発着の無い悲しい駅(悲)車窓から駅舎の様子↓ おや?おや?幌舞?? この駅舎は健さんの映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ用に改装されたんですね。映画の中では「...
北海道完乗の旅19夏(51) 根室本線 東鹿越駅 ~辛うじて生き残った暫定終着駅~
早朝に滝川駅を出発。富良野駅を経由して終点の東鹿越駅に到着しました。乗客は全員下車してぞろぞろと駅舎の方に向かいます。東鹿越駅は空知郡南富良野町字東鹿越にある無人駅。かやまや湖の南岸に位置しています。信号場上がりの駅で、かつては石灰石を発送するための専用線が分岐していたそうです。平成9年まではここから釧網本線の中斜里駅まで石灰石輸送の貨物列車が設定されていたとのこと。今の状況を考えるとなんだか信じ...
北海道完乗の旅19夏(50) 根室本線 (上芦別駅→富良野駅→東鹿越駅) ~根室本線の閑散区間を行く~
芦別駅を出発した東鹿越行きは空知川につかず離れずで南東に向かっていきます。次の駅の上芦別駅に到着。ここでは列車交換のため3分ほどの停車。もちろん一旦下車します(笑) 上芦別駅は空知川沿いにある芦別市上芦別町の無人駅。駅構造は島式ホーム1面2線。駅舎は少し離れた位置にあり、滝川方の跨線橋で連絡しています。芦別駅と同様、かつては炭鉱で栄えた駅で三菱鉱業芦別鉱業所専用鉄道の線路が辺渓というところまで出て...
北海道完乗の旅19夏(49) 根室本線 芦別駅 ~根室本線で帯広目指して出発~
最終日の朝。前夜の滝川には思った以上に遅くの到着になってしまいましたが、この日は頑張って4:00には起床しました。2晩お世話になった滝川のホテルを5:00過ぎに出発。天候は曇り。早朝の滝川駅にやってきました。この日はまず根室本線で帯広方面を目指します。駅舎に面した1番線には既に根室本線の始発列車がいました。車両はキハ20の2連、キハ40-1724と1788。各車両には異なったサボが掲げられていました。後方車両の1788には「...
北海道完乗の旅19夏(38) 函館本線 滝川駅 ~駅前ロータリーがリニューアル~
深川駅から札幌行の特急「ライラック」に乗車して滝川駅に到着しました。5番線の到着です。 滝川駅は滝川市の代表駅。乗り入れ路線は所属線である函館本線と当駅から分岐する根室本線の2路線です。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線で計3面5線。のりばは1,4,5,6,7番とあります。駅舎は単式1番ホームの東側に面しており、ホーム間は跨線橋で連絡しています。それでは駅の様子を観察です。特急を下車した島式ホームの4...
北海道完乗の旅19夏(27) 根室本線 釧路駅 ~昔ながらのターミナル駅~
根室駅から花咲線を乗り通して2時間半ほどで釧路駅に戻ってきました。5番線の到着。時刻は21:38。 釧路駅は釧路市の代表駅。乗り入れ路線は根室本線のみですが、釧網本線の全ての列車も隣の東釧路駅から乗り入れています。また根室本線の根室方面は「花咲線」という愛称が付けられており、この駅で運転系統が完全に分断されています。ちなみに1986年当時の時刻表を見ると、厚岸発大楽毛行きと厚岸発の白糠行きという釧路を跨る...
北海道完乗の旅19夏(26) 根室本線 根室駅 ~根室警察署の思い出~
東根室駅から徒歩で根室駅までやってきました。根室駅は根室市の代表駅であり根室本線の終着駅。北海道本土最東端の納沙布岬へは駅前からバスで約45分の一にあります。駅舎の様子↓ まず最初に気になったのは駅舎左端に入店しているそば屋さん。このお店、単なる駅そばのようなものではなくてちゃんとしたお店でした。とても気になりましたが今回は我慢です。駅舎全景↓ 開業は1921(大正10)年8月。駅舎は1959(昭和34)年7月に改...
北海道完乗の旅19夏(25) 根室本線 東根室駅 ~日本最東端の駅~
厚床駅から花咲線を更に東に進み、終点一つ手前の東根室駅で下車しました。 私ともう一人を降ろして列車は終点根室に向かっていきました。何か取り残された感が・・・ご存知の方も多いと思いますが、東根室駅は根室市にある日本で最も東に位置する駅です。東進してきた花咲線は落石駅辺りから半島の先っぽに突入するのですが、そこでほぼ北に向きを変えます。東根室まで北上するとそこからクイっと西に向きを変えて終点の根室駅...
北海道完乗の旅19夏(24) 根室本線 厚床駅 ~かつての標津線分岐駅~
今回から再び北海道の旅に戻ります。茶内駅を発った列車は更に花咲線を東に進みます。厚岸郡浜中町の代表駅の浜中駅を越えると同じ浜中町内の姉別駅に停車。姉別駅を越えると根室市に入り、厚床駅に停車します。厚床駅は今回は下車できませんでしたが、ずっと以前に下車した事のある駅です。今は根室市厚床にある根室本線の単独駅ですが、かつては標津線というローカル線が分岐していました。現在の駅構造は単式ホーム1面1線の無人...
北海道完乗の旅19夏(23) 根室本線 茶内駅 ~花咲線を更に東へ~
池田駅から乗車した根室本線下り列車は、厚内駅などを通って終点の釧路駅に到着しました。ここですぐ根室行きに乗り継ぎですが、少しだけ構内を見て回りました。3番線に13:35発「くしろ湿原ノロッコ号」塘路行きが出発待ち。緑に塗られたDE10に50系改造客車の編成です。 1番線にはキハ283系特急「スーパーおおぞら3号」が到着。釧路駅はまた戻ってくることになるので、駅構内の観察はその時にすることにして、10分ほどの乗り継ぎ...
北海道完乗の旅19夏(22) 根室本線 厚内駅 ~そしてついに釧路に到着~
池田駅から根室本線下りの釧路行きに乗車しました。この列車で再び豊頃駅などを通り、やっとのことで浦幌駅の先に足を踏み入れます。帯広駅を発ってから5時間が経過していました。ここから山を抜けて海側に出るルートを取るのですが、山に入っていきなり何もないところで停車。常豊信号場です。ここで4分ほど停車して列車交換を行いました。上り本線が一線スルーの構造ですね。トンネルを抜け、2年前に旅客扱いが廃止された上厚内...
北海道完乗の旅19夏(21) 根室本線 池田駅 ~なつぞら主題歌に洗脳される(笑)~
未だに帯広と釧路の間をウロウロ中です(笑)利別駅から池田駅に徒歩で向かっています。利別川を渡ると池田の市街地に入ってきました。町役場の前を通り、踏切の手前で右折してちょっと寂しい商店大通りを進みます。池田駅からしばらくは列車の中になりそうなので、1店だけあったコンビニで食料を調達。更に進み商店街が終わりに差し掛かったところで池田駅に到着です。池田駅は十勝ワインで知られる中川郡池田町の代表駅。根室本線...
北海道完乗の旅19夏(20) 根室本線 利別駅 ~ひと駅歩いて利別川を渡る~
浦幌駅を折り返して根室本線を一旦西に戻ります。豊頃駅で貨物と交換するなどしながら池田駅に再び到着。ここで下車するつもりでいましたが、それでも時間を持て余しそうです。それならばともうひとつ先の駅まで進んでから、徒歩で池田に戻ろうということにしました。我ながら好きですね、こういうの・・・ということで次の駅、利別駅で下車しました。 1766ともお別れ、さようなら~利別駅は中川郡池田町字利別西町に所在する無...
北海道完乗の旅19夏(19) 根室本線 浦幌駅 ~足踏みしてるのなら折り返そう~
豊頃駅で特急と交換をして出発すると、次に新吉野駅に到着しました。新吉野駅の駅構造は2面3線で単式と島式がずれて配置されています。列車は島式ホーム3番線に到着。ここで1番線の新得行き2522Dの単行と交換しました。新吉野駅を越えると列車は一旦北に向きを変えて、列車の終点浦幌駅に到着です。駅舎側1番線の到着~ 浦幌駅は北海道十勝郡浦幌町の代表駅。特急「スーパーおおぞら」も1往復が停車します。駅構造は相対式ホー...
北海道完乗の旅19夏(18) 根室本線 豊頃駅 ~根室本線を釧路に向けてのんびり東へ~
旅の3日目の朝は帯広駅から根室本線下り始発の浦幌行きに乗車しました。まずは釧路を目指しているのですが、ここからが長かったです。帯広を発った列車は札内川を越えるとにまず札内駅に到着。2面2線で大きな駅舎があります。札内駅を越えると元仮乗降場だった廃駅の稲士別駅跡を通過し、幕別駅に到着。中川郡幕別町の代表駅です。2面3線の業務委託駅。しかし窓が開くっていいですね(笑)その後列車は十勝川を渡り、広々とした農園...
幸福バス停から十勝バスで国道236号を更に北上します。この辺りから大正27号、大正26号・・・といった名のバス停がずらっと並びます。国道から一旦外れて愛国バス停に停車。その後札内川を渡ると、帯広駅の市街に入っていきます。乗車客も増え、イオンの駐車場内のバス停に停車したりといろいろ寄っていき、帯広駅南口が見えたところで左折、根室本線の高架をくぐり、北側にでると終点の帯広駅バスターミナルに到着です。時刻は20時過...
北海道駅巡り86冬 士幌線 木野駅 ~士幌線にひと駅だけ乗車~
86年冬の駅巡り、愛国駅から広尾線を折り返して帯広駅に戻ってきました。帯広駅の駅舎の様子(1986/12/19撮影)1966(昭和41)年11月築の3代目駅舎だそうです。いかにも地方都市のターミナル駅といった雰囲気がありました。この時の駅は現在のような高架化はまだされておらず、南に広尾線、北に士幌線というローカル線が分岐していた交通の要衝でした。高架化は1996(平成8)年11月のことで、同時に4代目の駅舎に生まれ変わっています。...
【おうちで鉄道旅】 花咲線の旅 快速ノサップ 釧路→根室≪花咲線 釧路駅≫ キハ54 快速ノサップオンラインで鉄道旅を楽しむ「おうちで鉄道旅」。その「おうちで鉄道旅」第5弾は、花咲線の旅をご紹介します。花咲線は日本最東端を走るJR北海道の路線。釧路駅を発車した快速ノサップは、厚岸湾、別寒辺牛湿原、落石海岸など大自然の中を駆け抜け、日本最東端の東根室駅を通り、終着の根室駅に到着します。そんな絶景が続く花咲線。こ...
【283系】 特急おおぞら 総集編≪根室本線 常豊(信)-浦幌≫ 札幌に向けて快走!特急おおぞら6号惜しくも2022年3月ダイヤ改正で特急おおぞら から引退となった283系特急型気動車。根室本線、とりわけ帯広より東、釧路までの区間は、北海道らしい雄大な景色の中を283系は駆け抜けていきました。また、四季折々、季節によって違った表情を見せるのもこの区間の特徴で、どんなに撮っても撮り切れないほどの風景の中を283系は今日まで...
283系 特急おおぞら ラストラン!≪根室本線 釧路駅≫ 夜の釧路駅でスタンバイ!特急おおぞら12号2022年3月11日、ラストランを迎えたJR北海道の283系特急型気動車。最終列車は、釧路発札幌行の特急おおぞら12号となりました。283系特急型気動車は、1997年のデビュー後、特急スーパーおおぞらとして、長年、札幌-釧路間を石勝線・根室本線経由で結び、道東地区を中心に活躍してきました。また、283系は特急スーパーおおぞらの他...
【紫水号】 快速 狩勝に登場!≪根室本線 滝川駅≫ 快速「狩勝」 紫水号 東鹿越行北海道はまだまだ緊急事態宣言中なので、少し前のネタから。鉄道趣味は不要不急の外出ですからね。快速狩勝は、札幌と釧路を函館本線・根室本線経由の滝川回りで結んでいた急行狩勝の流れを汲む列車で、急行狩勝は平成2年に廃止となりました。しかし、廃止後もその愛称は快速狩勝として引き継がれ現在まで運転されています。一方、根室本線は2016年の...
261系はまなす編成 1周年!≪根室本線 厚内-浦幌≫ 261系はまなす編成で運転された特急おおぞら8号2020年10月、北海道鉄道140年記念のツアー列車でデビューしたJR北海道の新観光列車 261系はまなす編成。2020年10月24日からは、北海道鉄道140年記念と北海道各地へのお披露目運行として、網走方面の特急オホーツク・特急大雪、釧路方面の特急おおぞら、函館方面の特急北斗、そして、ちょうど1年前の11月14日と15日には稚内方面の特...
快速 狩勝 キハ40とともに一部区間で消滅≪根室本線 新得駅≫ ダイヤ改正で消滅!キハ40 快速「狩勝」キハ40と283系が根室本線から引退となる2022年3月ダイヤ改正。長年走り続けたキハ40も283系もあとわずか、と思うと寂しい限りです。ダイヤ改正前の最後の週末、最後の雄姿を収めようと帯広、釧路方面へ向かう予定でした。しかし、3月5日土曜日も翌日の6日日曜日も、この区間は暴風雪のためほぼ終日運休。これまでのキハ40と283...
稀:ありがとう― この想い、届くだろうか日本で唯一、「寅」がつく駅。 南富良野町にある根室本線・幾寅駅。駅には、映画「鉄道員(ぽっぽや)」で使用された制服や俳優陣のサインが展示されています。同じく、日本で唯一「寅」がつく幾寅郵便局の風景印。印面は、かなやま湖・イトウ(魚)・カラマツ林・ログハウスと町内の風景が描かれています。今回は簡単な更新となります。 幾寅駅についてはまだどこかでしっかり紹介したいと考え...
JR北海道富良野ー新得廃止に思う 全国の不採算路線を救う方法を考えてみた
いや~とうとう廃止決まりましたか~鉄道ファンとしては残念でなりませぬ( ;∀;) バスでの代替輸送になっていた根室本線の一部、富良野駅から新得駅の区間がどうやら近々正式に廃線となることが沿線の自治体とかの話し合いで決まったようです。 富良野