“糖化”、最近特に老化やアンチエイジングなどをキーワードに注目されていて、「あしたが変わるトリセツショー」や「健康カプセル!ゲンキの時間」でも取り上げられているのを視聴しました。 “糖化”とは、体内でたんぱく質に余分な糖が結合して起きる反応で、結合の結果、たんぱく質が劣...
最大の終活は、健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけない取り組みをすることだと思います。
終活とは、老人施設や遺言、葬儀・墓などに限ったものはなく、それらが、残されたものに迷惑をかけないというものが基本であるならば、最大の終活は健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけないかの方がより重要ではないかと考えるようになりました。 それらの取り組みを書き留めさせていただきます。
“糖化”、最近特に老化やアンチエイジングなどをキーワードに注目されていて、「あしたが変わるトリセツショー」や「健康カプセル!ゲンキの時間」でも取り上げられているのを視聴しました。 “糖化”とは、体内でたんぱく質に余分な糖が結合して起きる反応で、結合の結果、たんぱく質が劣...
「89歳、現役医師が実践!ときめいて大往生」という本の「ときめいて」という言葉に惹かれました。 まさしく89歳で現役医師の帯津良一先生の著作(2025.2.20第1刷発行)です。 「ときめいて」とは、恋愛感情のことかと思い、89歳にして何てご立派なことかと感心して手に...
「ジジイの片づけ」を読んで、そして不用品買取“買いクル”のこと
著者は、イラストレーター・エッセイスト・絵本作家の沢野ひとしさんで、1944年生まれなので、私より10歳年長です。 片付けは、終活の要素と捉える方も多いですね。 沢野さんは、部屋、引き出しの中をゴミだらけにして亡くなることが、一番の恥で、自分の欠点や失敗は後に笑われて...
前回中断しましたが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」で学んできました。 たんぱく質は、最近テレビでも随分取り上げられていますね。 最後に、上月正博先生の「たんぱく質医学部教授が教える最高のとり方大全」からの話題です。 内容は幅広なのですが、既に記述し...
たんぱく質の続きの途中ですが、朝日新聞(3月26日)朝刊の「変わりはじめた終末期医療」という記事を読んで驚きましたので、触れておきます。 終末期医療って!まだ!このレベル!という驚きです。 大きな活字だけ羅列します。 「親は苦痛だった 助けてもらえなかった」 ...
前回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 たんぱく質の必要量 厚生労働省の推奨は、1日当たり18歳以上の男性60g、女性50gですが、当然のことながら体の大きさ、身体の活動レベルなどによって異なりますので、推奨は平均値です。 ...
前回は、つい“ぐち”を書いてもうし訳ありませんでしたが、前々回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質に再合成され、筋肉...
また風邪をひきました。 先月に引き続きというか立て続けに、本年2度目の風邪です。 今まで年に2度も風邪をひいたことがなかったので、気落ちしています。 立て続けに風邪をひいている人に接すると、自己節制のできない、だらしない人と思ってしまっていた自分に巨大ブーメランです...
「体脂肪」の引き続きになりますが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸(たんぱく質の最小単位)に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質(アミノ酸が50個以上鎖状に結合し...
前回、NHKのあしたが変わるトリセツショーの痛みよさらば!「ひざ若返り」での、ひざの痛みの改善と予防の衝撃スゴワザを2つ学びました。 スゴ技1は“膝のゆる屈伸” スゴ技2は「ひざ肉」ひき締め術・所要時間わずか6秒! でした。 スポーツセンターで、早速、高齢マダム達にこの...
NHKのあしたが変わるトリセツショーで、痛みよさらば!「ひざ若返り」がありました。 昨年春にエアロビクスで左ひざを捻挫して、痛みがなかなかとれず、MRIを撮っても微弱骨折はあるものの私の主訴である痛みの原因が特定できないまま、半年たって医者からエアロビクス再開したらと言...
何で、今まで、こんな事を知らなかったのか!気付かなかったのか!と思うと、恥ずかしさより衝撃です。 「胃がんの95%はピロリ菌が原因」もそれです。 もちろん。ピロリ菌が胃がんの原因になるということは知っていましたが、95%なんて知りませんでした。 ピロリ菌を除菌しておけ...
引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 体脂肪は、人体にとって重要な役割を果たしていますが、過多となると様々な疾患を招くことについては、既に書いたところですが、特に気になるのが、認知症と脂肪肝です。 認知症について 認知症は、肥満の人ほど...
引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 摂取エネルギーと消費エネルギー 体脂肪過多の原因は、食べ過ぎによるところが多いのですが、生きていくためにはしっかり食べてエネルギーを摂ることは不可欠です。 ただ、摂取エネルギーと消費するエネルギーの...
「体脂肪について、当たり前の復習」に引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 体脂肪の構成比 人体の組織の成分比には個人差がありますが、約60%は水分、22%が内蔵や筋肉、骨などの固形成分で、約18%が体脂肪です。 体脂肪率の標準は、男性1...
このブログを書いている大きな目的は、健康寿命を延ばすためで、その取り組みを調べ・認識し・実行することにあります。 今まで様々書いてきていますが、なかなか実行・効果という面では今一ですし、何が悲しいかというと忘却です。 「忘却とは忘れ去ることなり」という有名なフレーズが...
2回に渡って、「お酢の味覚覚醒パワー」と「「出汁の相乗効果」について、書いてきましたが、変化球で、工藤孝文先生の「1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁」です。 先生は、自身もかつて25kgの減量に成功し、数々のダイエット法を考案してきた方で、東洋医学・漢方治療、糖尿病...
前回、「お酢の新世界」の投稿で、「料理の味を超絶レベルUP」する「お酢の味覚覚醒パワー」について書きましたので、やはり「出汁」についても書き足します。 出汁については、2023.1.6に「出汁について≪健康寿命のため減塩を!≫」を投稿し、 鰹節のイノシン酸、昆布のグルタミ...
あしたが変わるトリセツショーの「お酢の新世界!美味健康ワザ連発SP」は、私に味覚の新たな世界を示してくれました。 お酢の健康効果についてはいろいろ言われますが、料理の味を超絶レベルUPして、美味しくすることについて扱っていただいたのは大変参考になり、実行し始めています。...
前回何時転んだか、記憶がない位の昔で、そして思いもしていなかった突然の転倒でした。 ウォーキングで、あまりに西日が眩しかったので、いつもとは違うルートをとったのです。 隅田川吾妻橋の浅草側取り付け部のスロープ部でした。 神谷バー付近の人込みを見ていて、足元を気にして...
タンパク質を摂取しているだけでは、筋肉量は維持できません。 筋肉をつけたいからと言って「食べて寝るだけ」という状態は、エネルギーを体内に蓄えるだけの状態になってしまうため、肥満につながる恐れもあります。 筋肉量を維持・増強するためには、「運動(筋トレ)を日常生活に取り入...
PRESIDENT2024.11.29の記事に「ダイエット目的で食べる量を減らすとむしろ太ってしまうワケ」というのがありました。 気になりますね。 腹が出た高齢者としては、フレイル防止のためにも筋肉を減らすわけにはいきませんが、内臓脂肪はどうにかしなくてはいけません。...
ベジ・ファーストとは、食事の最初に野菜から食べるということです。 食事の最初に野菜から食べるというだけなのですが、生活習慣病の予防効果があり、気軽に取り組める健康づくりの方法のことなのですが、ダイエットに有効だと思い込んでいました。 このことは、厚生労働省が公開してい...
PRESIDENT2024.11.15号の記事に、千葉大学の近藤克則教授の「医者も知らない健康寿命が短い人、長い人の決定的な違い」という記事がありました。 興味を引くタイトルですね。 「健康寿命が長い街」があって、その要因を徹底的に分析した結果から導き出す「穏やかで長...
睡眠研究の第一人者である柳沢正史先生監修の「睡眠の超基本」を読んで、特におもしろかったのがレム睡眠でした。 まずは、総論ですが、「睡眠」は、休憩タイムと捉えられがちですが、眠っている間も脳は活動していて、次のような重要な役割を果たしています。 記憶の定着 情報を整理して長期...
健康カプセル!ゲンキの時間で「食後の眠気&だるさ侮るな!今からできる糖質疲労対策」をテーマにしていました。 健康診断で何の問題が無くても、食後の眠気や倦怠感、集中力の欠如は糖質の摂り過ぎによる“糖質疲労”の可能性が高いのだそうです。 “糖質疲労”の定義は、はっきり説明...
話がマニアックな方向に進んでおりますが、ご容赦下さい。 前回の「怨霊・御霊会」において、平安京の創始者である桓武天皇が、平安京遷都前の長岡京築造に関して、弟の早良親王に謀反の嫌疑をかけ死に至らしめ(一説には水も与えず監禁)たところ、天皇の母や皇后が病死し、皇太子も病に臥...
前回の「清少納言と枕草子【香炉峰の雪】」で、一条天皇最愛の人だったために藤原道長に苛め抜かれた中宮定子に捧げられた作品である「枕草子」が、何故抹殺されずに、逆に受け入れられ、後世まで読み継がれてきたかという疑問に対して、生前の定子を迫害していた藤原道長は、罪悪感から怨霊に...
「香炉峰の雪」の章段は、「春はあけぼの」に続いて、代表的なものですね。 「少納言よ。香炉峰の雪いかならむ」と仰せらるれば、御格子上げさせて、御簾を高く上げたれば、笑はせたまふ。」という一説です。 香炉峰とは、中国の廬山にある峰で、白楽天の詩に「香炉峰の雪は簾をかかげて...
NHK大河「光る君へ」を楽しみに視聴させていただいております。 このブログで、2024.1.26日から「源氏物語と紫式部」を「桐壺」「若紫」「浮舟」と題して3回に渡って書かせていただいていますので、その展開がどのくらい史実と異なっているのかなどを含め興味深いからです。 ...
前回に引き続き、和田秀樹先生の「82歳が最も幸せ」を叶える5カ条についてです。 5カ条は次のもので、 1 栄養をしっかり摂って小太りを目指す 2 糖尿病を積極的に治療しない 3 降圧剤を無暗に飲まない 4 コレステロール値が高くても気にしない 5 薬...
新聞の広告欄に週刊文春9月5日号の広告が掲載されていて、その中にタイトルの『「82歳が最も幸せ」を叶える5カ条』『「老いるが勝ち!」「80歳の壁」著者の最終結論 和田秀樹』というのがあったので思わず買ってしまいました。 和田先生は、私の一番初めの投稿「はじめに」でも「7...
NHKの番組「未病息災を願います「物忘れ」が気になったら」は、新たな知見を得ることができ、私が最も恐れている認知症にならない努力への参考になりましたので書き留めておきます。 脳の断面図をみると、年齢ともに脳に隙間ができていくのが分かるのですが、これは、脳全体が委縮してい...
前回の「スマホ活用」でも、「老い」とか「気力の衰え」「頑固」「意固地」などの単語が多く、「爽やか」「柔軟」「元気はつらつ」という言葉が無縁になりつつあることを実感します。 特に、膝を痛めてからは、出来ないことなどがでてきて、気弱になったりしていることが一層そのような気分...
スマホは、インターネット検索やライン、アプリなど確かに便利に使っています。 でも、私自身その機能の僅かな分しか使えていないと実感しています。 数年前、買い替えの時、年寄り向けのらくらくホンにしようと思っていましたが、販売店で、まだ早いなど適当に言いくるめられたというの...
今、台風7号が近づいていている状況ですが、何事も無いといいですね。 皆さん十分警戒されているようで、本日の高齢者健康体操教室も多くの方が欠席でしたし、プールは1レーン独占状態でした。 長らくの夏休みでしたが、秋が立ちましたので、夏休みは終わりです。 今回の夏休みの少...
ストレスを上手に解消するときに有効なのが“幸せホルモン”で、次の4つがあります。 エンドルフィン 高揚感、満足感、幸福感を高めます。 心肺機能を高める運動、辛い食べ物を食べたり、サウナに入ったときなどに分泌されま す。 オキシトシン 愛情を形成、心に安らぎをもたらし...
NHKきょうの健康で、「幸せホルモンでストレス解消」を放送していました。 私たちの体は、ストレスがかかると副腎からストレスホルモンが分泌され、様々な部位に悪影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなったり、肝がんや前立腺がんのリスクが高まるとともに、ストレスは脳の働...
鍼灸・ツボのシリーズになっていますが、もう少しツボについて知りたくなり、理論だけでなく、実用を目的に「ホントのツボがちゃんと押せる本」(加藤雅俊)を読んでみました。 前回の「東洋医学(NHKスペシャル)」までで、足三里などのツボへの刺激が、神経を通じて脳に伝わることは理...
前回の「トリセツショー」に引き続き、NHKスペシャル「東洋医学を“科学”する~鍼灸 漢方薬の新たな世界」から、主にツボの不思議に関するガッテンです。 最新医学で見えてきた東洋医学の新しい世界ということで、東洋医学が現代の医療に新しい新風を吹き起こしていて、東洋医学を取り...
東洋医学(鍼灸・漢方薬)について、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」と「NHKスペシャル」で取り上げていて、疑問が晴れた部分もありましたので、それぞれまとめておきます。 「あしたが変わるトリセツショー」では、「ツボパワー解明!肩こり・腰痛・疲労&美容SP」というも...
厚生労働省が推進している「21世紀における国民健康づくり運動」においては、健康寿命をのばそう!をテーマとして、減塩を1つの柱にしていて、今までの食塩摂取量1日8g未満の目標を7g未満としていることは、2024.5.4の「健康日本21」で投稿しました。 食塩は、摂り過ぎる...
“死に方”シリーズではありませんが、今週も続きます。 在宅医療医の久坂部 羊先生の「人はどう死ぬのか」を読んでみました。 「「幸せな死」を迎えるためには予習が必要です!」という謳い文句に惹かれました。 読後感想は、「病院では死にたくない。」です。 高度な医療がなか...
前回の「自宅で死を迎えること」に引き続きで恐縮ですが、NHKのヒューマニエンスという番組で取り上げていた「“死の迎え方”ヒトの穏やかな死とは」についてです。 本人の死因(厚生労働省 人口動態統計2022)は、次のようになっています。 1位 がん(悪性新生物) 2...
NHKあさイチで「親を“家”で看取(みと)る その日のために」を取り上げていました。 私の場合、親を看取るというより、看取られる側になっているのですが、家で死ねることは理想と思いつつも、家族の負担を考えると、家で死にたいなど軽々しく言えません。 実態について、全く知ら...
今年、70歳になり古希を迎えます。 古希は、中国の詩人・杜甫(712-770)の詩の「人生七十古来稀なり」に由来すると言われておりますが、杜甫の時代は、日本では奈良時代(720年「日本書記」、751年東大寺大仏殿完成など)で、平均寿命は30歳(サザエさんに時代の男性の平...
NHKきょうの健康で、「健康寿命をのばそう!健康日本21」を取り上げていました。 「健康寿命をのばそう!」は、私のこのブログのテーマ「終活」の肝となるものですし、「健康日本21」とは何?ということで大いに関心をもって視聴しました。 「健康日本21」とは、厚生労働省が推...
区報で、高齢者健康体操教室の案内を見つけ、応募したところ、幸にして受講となりました。 この教室は、場所、曜日、運動強度(中、弱)が選択制で8斑編成となっており、場所により1班は90人か50人となり、週1回で全40回、1回1時間20分です。 私は、区総合体育館で、金曜日...
前回からの続きで、NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」での“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容についてです。 いろいろと出てきますので、ここの時代の天皇を整理しておきます。 第38代 天智天皇(中大兄皇子) 第...
NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」では、“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容だったので、驚愕するとともに、だんだん私の中の歴史の不思議の霧が晴れていく感じがしました。 日本書記における史実の捏造については、20...
ミトコンドリアが酸素を使って作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全ての生物の生命活動に必要なものであることは、2回に渡って書いてきましたが、そのミトコンドリアは、生体内の約95%の酸素を消費し、そのうち1~3%(3~10%説あり)が活性酸素種に変換...
前回、ミトコンドリアが作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全生物の生命活動に必要なものであることを書きました。 ATPは、安静時から筋に蓄えられており、急な運動時にもすぐに使えるようになっていますが、蓄えられている量には限りがあり、すぐに枯渇して...
以前、美木良介さんの「120歳まで生きるロングブレス」に取り組んでいたことがありました。 それは、あの石原慎太郎さんのテレビ出演を見たからでした。 石原さんは、軽い脳梗塞発症以降、歩行困難になっていたところ、三木さんが「自分なら1年後に元気に歩けるようにできる」と名乗...
ウォーキングは、私にとって最大の健康寿命延長対策で、過去、2022.11.4と2023.6.30の2回、このブログに書いているのですが、池袋大谷クリニック院長 大谷 義夫 先生が、自ら実験研究した訳ではないのですが、ウォーキングに関する世界の論文を徹底研究したそうで、いく...
NHKあしたが変わるトリセツショー「ビタミンD取説!世界が注目骨丈夫&インフル予防」を見て、ビタミンDについて認識を新たにしました。 なんと!世界で10億人以上の人がビタミンD欠乏で、日本でも79%の人が欠乏しているのだそうです。 人間の皮膚にはコレステロールの素とな...
前回の「ラクトバチルス・ラムノーザス(L8020乳酸菌)」では、いかに虫歯菌や歯周病菌に有効なものであっても、住処である歯垢が食事をしてから約4~8時間で作られてしまうため、その歯垢を歯磨きやフロスで落とすことが必要であることを書きました。 そこで、歯磨きの話なのですが...
ラクトバチルス・ラムノーザスとは、呪文ではなく、乳酸菌の一種であるラクトバチルス属ラムノーザス株の一つで、広島大学大学院医系科学研究科の二川浩樹教授が、虫歯や歯周病になったことのない健康的な子ども(2週間ほったらかしでも虫歯がない)の唾液の中から発見した非常に抗菌性の高い...
2023.3.10に「免疫力向上について」を書いたところですが、日曜朝の「健康カプセル!ゲンキの時間」で取り上げた「風邪をひかない人は何が違う?免疫力を下げる意外な悪習慣」は参考になりました。 前回は、「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があり、獲得免疫を高める方法として...
紫式部は、源氏物語を書き続けることにより、一条天皇と彰子を結び付け、後の天皇を生ませるという道長からのミッションを達成したわけで、物語的にも、パピーエンドの大団円かと思いきやそうではありませんでした。 道長も今だ摂政になれていなかった段階であったので、摂政になるため、源...
前回に引き続きです。 再掲になりますが、源氏物語誕生の背景を考える上で必要な登場人物です。 ( )内は、「光る君へ」の配役です。 藤原兄弟は、 道隆(井浦 新)、詮子(吉田 羊)、道長(柄本 佑)、他 一条天皇(塩野瑛久)は、円融天皇(坂東巳之助)と、詮子(吉田 ...
NHK大河ドラマで「光る君へ」が始まりました。 それに合わせてか、「英雄たちの選択スペシャル 紫式部 千年の孤独 ~源氏物語の真実~」が放送され、私のいままでの源氏物語のイメージが180度変わりました。 源氏物語は、訳本でも読んだことはなく、読んだのは、小泉吉宏氏の「...
先週からの流れですが、「緑茶には血液をサラサラにしたり高血圧の解消に役立つとされる「カテキン」「テアニン」の成分が含まれていて、血管の老化を防ぎ、認知症を予防する効果も期待できる」ということらしいのですが、いつも飲んでいるのに知識が皆無です。 そして、緑茶には、種類があ...
2023.10.28に投稿した「脳の血管と血流」などと重複する部分はありますが、PRESIDENTの「血管革命」という特集は参考になりました。 人体の中には、動脈、静脈、毛細血管の三種類の血管があり、全てを繋ぐと10万kmにおよび地球を2周半するほどの長さが巡っています...
新年おめでとうございます。 地元の氏神様に加えて、有名寺社に詣でられる方も多いのではないでしょうか。 自宅近くの浅草、浅草寺も大賑わいです。 その浅草寺の縁起についてですが、御本尊の観音様は、(推古天皇36年(628)3月18日の早朝)隅田川のほとりに住んでいた檜前...
私が突発性難聴からメニエールとの診断を受けて通院していることは、2022.9.30の「“夫源病”について」で書いたところです。 その頃は、耳鳴りと高音部(日常生活音より高い部分)の聞こえが悪かったのですが、最近になってさらに生活音の音域でも聞こえが低下してきているようで...
PRESIDENTの記事、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡浩一郎先生の「「座り過ぎ」が根本原因!寿命も」延びる「小さな習慣」ガイド」は参考になりました。 座り過ぎは良くないとは漠然と知っていましたが、デスクワーク生活を退職した今でも、こうやってパソコンに向かっていた...
また、高齢者ドライバーの事故報道が続いていますね。 と、いうことで、高齢者ドライバーと運転免許証返納についてです。 和田秀樹先生は、65歳以上での調査で、運転免許所を返納して6年後、返納していない人に比べて要介護リスク2.09倍、公共交通機関を多用する人でも1.69倍...
「スエーデンに寝たきり老人はいない」とは、かなり衝撃的フレーズですね。 和田秀樹先生の「どうせ死ぬんだから」の1節のタイトルです。 福祉国家で知られるスエーデンでは、高齢者が寝たきりにならないように国家を挙げて取り組んではいるのですが、スプーンで食べ物を口に持ってい...
おばんざいいいですね! 京都に行くと、わざわざ、おばんざいの店を探したりしています。 京都という町と始末の知恵で工夫して美味しく調理した惣菜は調和していますし、なにより美味しいから大好きです! ところが、京都の方々は、「おばんざい」とは言わず、普通に「おかず」と言う...
日本肝臓学会専門医の栗原毅先生の「空腹ゼロ・運動ゼロ・禁酒ゼロの肥満解決法」(PRESIDENTの記事)を読みました。 脂肪肝のメカニズムを改めて認識することができました。 食事などで摂取した糖分は、肝臓にある酵素の働きによってブドウ糖として蓄えられ、血液中に取り込ま...
ホスピス医の内藤いずみ先生の「人が死ぬ前に後悔すること」という記事がPRESIDENTにありました。 「死ぬ前」には、ある程度の時間の中で様々な場面があるでしょうが、私は、死に際して必ずしも穏やかに死ねない、特に、最期の言葉で、家族に「ありがとう」という感謝の言葉も言え...
また、NHKきょうの健康ですが、「「食」で元気に!」において、「時間栄養学」なるものを取り上げていました。 最近の研究において、食事を摂る量や内容以外にその時間が健康に大きく影響を及ぼすことが分かってきているようで、それは食事を摂るタイミングが「体内時計」の調整に深くか...
草野仁のカラダ若返りTVで、「もの忘れを進行させる生活習慣」というのがありました。 外出や運動習慣がないと、脳の血流が低下したままになりやすく、脳細胞が減少してしまうので、もの忘れを進行させてしまうというものです。 それを防ぐ改善プランとして、1日2~3曲いつでもいい...
雑誌PRESIDENTの特集「疲労、痛み、ストレス超回復法100」の中の「痛みがゼロになる習慣 倍増するNG習慣」で“筋トレ”の重要性を再認識しました。 機能運動性とは、柔軟性(体の可動域)、安定性(筋肉の強さ)、バランス(動きの協調性)の総合得点で、体を動かしたいよう...
雑誌PRESIDENTに掲載されていた健康科学アドバイザー・医学博士の福田千晶氏の「不調の原因を見える化 書くだけで早死にを防ぐ コンディションノート」は、分かってはいるけれどなかなかできない「記録」の重要性について解説されており、少し反省をしているところです。 この記...
私は、春に大腸内視鏡、秋に胃部内視鏡を受けることにしています。 (大腸内視鏡受診のことについては、今年の4月14日に投稿しています。) 今回の胃部内視鏡では、びらん性胃炎はいつも通りなのですが、すこし症状が進んでいるようで、検体を採取して生検に回されました。 結果は...
雑誌PRESIDENTに掲載されていた行政書士・ファイナンシャルプランナーの明石久美氏の「「もしものとき」を見える化 いざというとき助かる エンディングノート」を読んで、そもそものエンディングノートの成り立ちからの注意事項は参考になりました。 まず、エンディングノートの...
引き続き、佐藤典宏先生の「がんの壁」から高齢者のがんについてです。 がんは、1981年(昭和56年)に日本人の死因第1位となって以降、増え続け、現在も死因原因のトップですが、この最も大きな要因は高齢化です。 厚生労働省発表の令和4年平均寿命は、コロナ等の原因で2年連続...
引き続き、佐藤典宏先生の「がんの壁」からです。 高齢者のがんに対する治療方針の決定では、単に「がんが治るかどうか」だけではなく、患者の日常生活のパターン、体力、生活スタイル、経済状況、家族構成といった様々なことを含めて慎重に判断しなければならないこと、そして患者自身も後...
がん専門医・外科医の佐藤典宏先生の「がんの壁」を読みました。 第4章「終活の壁」において、終活では、遺品整理や財産相続の手配など、亡くなった後のことを記しておくことはもちろんですが、もっとも重要なのは、どうやって死ぬか(どう逝くか)を決めておくことと説かれています。 ...
「延命治療」は、自立への回復の見込みがなく、単に医療行為によって生命活動を引き延ばすことと理解しており、心肺停止状態で胸骨圧迫や人口呼吸器を使用することについては拒否したいと考えています。 人生を自然に終わらせたいので、過大・不必要な医療は避けたいのですが、「人生を自然...
NHKきょうの健康8月号は、本当に参考になりました。 既に書いた、「歯周病」だけでなく、「胃ろう」や「人工呼吸器」について解説がありました。 終活として、エンディングノートを作成していますが、「死ぬまでのこと」、「死んだ後のこと」について、現段階では今後のことがあまり...
昨日、小平市民文化会館のルネこだいらで、Hiromi Go Tour 2023 NEW INTENTIONSを見てきました。 郷ひろみさんは、昨年レコードデビュー50周年だったそうですが、デビュー当時からファンであり続けている妻の友人は今だにコンサートを楽しみに出かけて...
さらに引き続きですが、歯周病についても触れなければなりませんね。 丁度、NHKきょうの健康8月号で、「まさか私が!?歯周病」を取り上げています。 驚いたのは、歯周病は糖尿病と深い関係があるということです! そして、糖尿病だけでなく、脳梗塞、心臓病、誤嚥性肺炎、慢性腎...
噛む噛むパワーに引き続きですが、噛む噛むと言ったら“8020”について触れなければなりませんね。 “8020”とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と、1989年(平成元年)から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している運動です。 20本以上の歯があれ...
脳科学者の西剛志先生は、「よく噛むことの効果」として、次のことを挙げています。 運動機能や健康機能が向上 やる気が出る 記憶力が高まる 認知症を防げる 免疫力を高める 咀嚼はドーパミン神経を活性化する上で、とても重要な役割を担っています。 ドーパミ...
小学生高学年のころから近視で眼鏡をかけ始め、眼にはコンプレックスがあります。 眼鏡は似合わないと感じ嫌いでしたし、見難かったり、度が進み何度も眼鏡を買い替えたり、不便な思いをしてきました。 年をとって老眼が入った当初は、眼科で検眼やレンズの交換の頻度も高まりました。 ...
“リンパ”って、全く知識もなく関心もありませんでした。 録画しておいたNHKあしたが変わるトレセツショー「リンパを大解明!簡単ワザで足&顔のむくみを解消」を見ました。 番組の最期で、「足&顔のむくみ」に止まらず、リンパの流れをよくすることは、むくみを取り去るだけではな...
大阪でウォーキングというか歩き回って疲れましたがとても満足感に満ちています。 メンタル面でも非常に効果が高いと実感します。 以前紹介した長尾和宏先生の「病気の9割は歩くだけで治る!」を始め、免疫システム、自律神経、腸活、そして人間ドックを契機に考察した体重、BMI、血...
番外の番外2の続きで、悪乗り気味で申し訳ありません。 昨年、思い立って新世界、なんばエリア歩き、串かつを食べたのですが、まず新世界を回って、あまりのディープさに腰が引け、入ったのは道頓堀の串かつだるまでした。 新世界のディープさに腰が引けたことがあまりに情けなく、そし...
昨年は奈良をウォーキングしていたのですが、急に思い立って大阪の四天王寺に回り、その後、新世界、なんばエリアを久しぶりに1人で自由に歩きました。 この時は、串カツを食べてから大阪寿司でも食べようと考えていました。 随分前ですが、鯖寿司など大阪寿司の店は随分あったと思って...
昨年、道頓堀の串カツだるまで飲んだ後、対面の今井で「きつねうどん」を食べながら、大阪以外で関西風のうなぎを食べたことはあるんだけれど、大阪の地で食べたことがなかったことにハタと気づき、これは是非食べに再訪しなければと思っておりました。 まずは、インターネットで、関東風と...
以前、ウォーキング番外2で聖徳太子の不思議、ウォーキング番外3で法隆寺の不思議を書いていますが、聖徳太子(今はもう架空の人物としか言えないかもしれませんが…)の生誕地、居住した斑鳩宮と法隆寺など、推古天皇時代に政務した飛鳥の都である小墾田宮(おはりだのみや)、最初に建立し...
何気なく見ていたテレビなので、おぼろげな記憶で申し訳ありませんが、2人の女性が出演されていて、60kg痩せたのはどちらでしょうというコーナーでのことです。 出演されている2人とも太っていたのですが、決意され、ダイエットを成功されたのだそうです。 そして、現在はガリガリ...
雑誌プレジデント2023.6.2号は、「9割はウソ!信じてはいけない!間違えだらけの健康常識100」の特集でした。 表紙に、「東大卒医師が明かす「命を縮めるクスリ、のばすクスリ」」とあり、東大卒医師は誰かと思いきや和田秀樹先生だったので笑ってしまいました。 和田先生も...
人間ドックの結果が送付されてきました。 BMIについては、26.4で、既に書いたとおり、和田秀樹先生(太り気味の25~29.9)や西剛志先生(肥満度Ⅰの25~26.9)がおっしゃる最も長生きのグループに入っていますので、医師の指導には反しますが数値はこれを保ちたいと思い...
人間ドック受診2週間前に血圧を測ってみると、上は10、下は5mmHg高くなっていました。 血圧は、降圧剤を飲んでいることもあり、以前は毎日測っていたのですが、昨年末くらいからあまり気にし過ぎても精神安定上良くないと思い、測るのを止めてしまっていました。 でも、さすがに...
人間ドックを受診して(体重・BMI)後編(オートファジーって?)
青木厚先生は、著作「「空腹」こそ最強のクスリ」で、「朝食を抜き、「食べすぎ」をやめる。それだけで人は健康になれる。」、それは、(朝食を抜いた)16時間の「空腹時間」が「オートファジー」を誘導し、様々な健康効果をもたらすこと、そして体重・BMIに関しても、身体の脂肪がどんど...
先週の大腸内視鏡に引き続き、人間ドックを受診してきました。 結果は、3週間後に送付されますので、追って書きたいと思っています。 人間ドック受診前のことなのですが、健康寿命を全うするための、自身の体重とBMIの適正値について考えが揺れていました。 和田秀樹先生は、アメ...
今週は、大腸内視鏡検査を受けました。 昨年同時期、S字結腸に直径5mm大のポリープ(腺腫)があり、切除したため、1年後の検査を申し渡されていたためです。 腺腫は、良性のものでしたが、放置すれば癌化するものなのだそうです。 今回も、残念ながら横行結腸に5mm大のポリー...
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“糖化”、最近特に老化やアンチエイジングなどをキーワードに注目されていて、「あしたが変わるトリセツショー」や「健康カプセル!ゲンキの時間」でも取り上げられているのを視聴しました。 “糖化”とは、体内でたんぱく質に余分な糖が結合して起きる反応で、結合の結果、たんぱく質が劣...
「89歳、現役医師が実践!ときめいて大往生」という本の「ときめいて」という言葉に惹かれました。 まさしく89歳で現役医師の帯津良一先生の著作(2025.2.20第1刷発行)です。 「ときめいて」とは、恋愛感情のことかと思い、89歳にして何てご立派なことかと感心して手に...
著者は、イラストレーター・エッセイスト・絵本作家の沢野ひとしさんで、1944年生まれなので、私より10歳年長です。 片付けは、終活の要素と捉える方も多いですね。 沢野さんは、部屋、引き出しの中をゴミだらけにして亡くなることが、一番の恥で、自分の欠点や失敗は後に笑われて...
前回中断しましたが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」で学んできました。 たんぱく質は、最近テレビでも随分取り上げられていますね。 最後に、上月正博先生の「たんぱく質医学部教授が教える最高のとり方大全」からの話題です。 内容は幅広なのですが、既に記述し...
たんぱく質の続きの途中ですが、朝日新聞(3月26日)朝刊の「変わりはじめた終末期医療」という記事を読んで驚きましたので、触れておきます。 終末期医療って!まだ!このレベル!という驚きです。 大きな活字だけ羅列します。 「親は苦痛だった 助けてもらえなかった」 ...
前回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 たんぱく質の必要量 厚生労働省の推奨は、1日当たり18歳以上の男性60g、女性50gですが、当然のことながら体の大きさ、身体の活動レベルなどによって異なりますので、推奨は平均値です。 ...
前回は、つい“ぐち”を書いてもうし訳ありませんでしたが、前々回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質に再合成され、筋肉...
また風邪をひきました。 先月に引き続きというか立て続けに、本年2度目の風邪です。 今まで年に2度も風邪をひいたことがなかったので、気落ちしています。 立て続けに風邪をひいている人に接すると、自己節制のできない、だらしない人と思ってしまっていた自分に巨大ブーメランです...
「体脂肪」の引き続きになりますが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸(たんぱく質の最小単位)に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質(アミノ酸が50個以上鎖状に結合し...
前回、NHKのあしたが変わるトリセツショーの痛みよさらば!「ひざ若返り」での、ひざの痛みの改善と予防の衝撃スゴワザを2つ学びました。 スゴ技1は“膝のゆる屈伸” スゴ技2は「ひざ肉」ひき締め術・所要時間わずか6秒! でした。 スポーツセンターで、早速、高齢マダム達にこの...
NHKのあしたが変わるトリセツショーで、痛みよさらば!「ひざ若返り」がありました。 昨年春にエアロビクスで左ひざを捻挫して、痛みがなかなかとれず、MRIを撮っても微弱骨折はあるものの私の主訴である痛みの原因が特定できないまま、半年たって医者からエアロビクス再開したらと言...
何で、今まで、こんな事を知らなかったのか!気付かなかったのか!と思うと、恥ずかしさより衝撃です。 「胃がんの95%はピロリ菌が原因」もそれです。 もちろん。ピロリ菌が胃がんの原因になるということは知っていましたが、95%なんて知りませんでした。 ピロリ菌を除菌しておけ...
引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 体脂肪は、人体にとって重要な役割を果たしていますが、過多となると様々な疾患を招くことについては、既に書いたところですが、特に気になるのが、認知症と脂肪肝です。 認知症について 認知症は、肥満の人ほど...
引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 摂取エネルギーと消費エネルギー 体脂肪過多の原因は、食べ過ぎによるところが多いのですが、生きていくためにはしっかり食べてエネルギーを摂ることは不可欠です。 ただ、摂取エネルギーと消費するエネルギーの...
「体脂肪について、当たり前の復習」に引き続き、土田隆先生の「眠れなくなるほど面白い体脂肪の話」からです。 体脂肪の構成比 人体の組織の成分比には個人差がありますが、約60%は水分、22%が内蔵や筋肉、骨などの固形成分で、約18%が体脂肪です。 体脂肪率の標準は、男性1...
このブログを書いている大きな目的は、健康寿命を延ばすためで、その取り組みを調べ・認識し・実行することにあります。 今まで様々書いてきていますが、なかなか実行・効果という面では今一ですし、何が悲しいかというと忘却です。 「忘却とは忘れ去ることなり」という有名なフレーズが...
2回に渡って、「お酢の味覚覚醒パワー」と「「出汁の相乗効果」について、書いてきましたが、変化球で、工藤孝文先生の「1日1杯飲むだけダイエット やせる出汁」です。 先生は、自身もかつて25kgの減量に成功し、数々のダイエット法を考案してきた方で、東洋医学・漢方治療、糖尿病...
前回、「お酢の新世界」の投稿で、「料理の味を超絶レベルUP」する「お酢の味覚覚醒パワー」について書きましたので、やはり「出汁」についても書き足します。 出汁については、2023.1.6に「出汁について≪健康寿命のため減塩を!≫」を投稿し、 鰹節のイノシン酸、昆布のグルタミ...
あしたが変わるトリセツショーの「お酢の新世界!美味健康ワザ連発SP」は、私に味覚の新たな世界を示してくれました。 お酢の健康効果についてはいろいろ言われますが、料理の味を超絶レベルUPして、美味しくすることについて扱っていただいたのは大変参考になり、実行し始めています。...
前回何時転んだか、記憶がない位の昔で、そして思いもしていなかった突然の転倒でした。 ウォーキングで、あまりに西日が眩しかったので、いつもとは違うルートをとったのです。 隅田川吾妻橋の浅草側取り付け部のスロープ部でした。 神谷バー付近の人込みを見ていて、足元を気にして...
区報で、高齢者健康体操教室の案内を見つけ、応募したところ、幸にして受講となりました。 この教室は、場所、曜日、運動強度(中、弱)が選択制で8斑編成となっており、場所により1班は90人か50人となり、週1回で全40回、1回1時間20分です。 私は、区総合体育館で、金曜日...
前回からの続きで、NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」での“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容についてです。 いろいろと出てきますので、ここの時代の天皇を整理しておきます。 第38代 天智天皇(中大兄皇子) 第...
NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」では、“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容だったので、驚愕するとともに、だんだん私の中の歴史の不思議の霧が晴れていく感じがしました。 日本書記における史実の捏造については、20...
ミトコンドリアが酸素を使って作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全ての生物の生命活動に必要なものであることは、2回に渡って書いてきましたが、そのミトコンドリアは、生体内の約95%の酸素を消費し、そのうち1~3%(3~10%説あり)が活性酸素種に変換...
前回、ミトコンドリアが作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全生物の生命活動に必要なものであることを書きました。 ATPは、安静時から筋に蓄えられており、急な運動時にもすぐに使えるようになっていますが、蓄えられている量には限りがあり、すぐに枯渇して...
以前、美木良介さんの「120歳まで生きるロングブレス」に取り組んでいたことがありました。 それは、あの石原慎太郎さんのテレビ出演を見たからでした。 石原さんは、軽い脳梗塞発症以降、歩行困難になっていたところ、三木さんが「自分なら1年後に元気に歩けるようにできる」と名乗...
ウォーキングは、私にとって最大の健康寿命延長対策で、過去、2022.11.4と2023.6.30の2回、このブログに書いているのですが、池袋大谷クリニック院長 大谷 義夫 先生が、自ら実験研究した訳ではないのですが、ウォーキングに関する世界の論文を徹底研究したそうで、いく...
NHKあしたが変わるトリセツショー「ビタミンD取説!世界が注目骨丈夫&インフル予防」を見て、ビタミンDについて認識を新たにしました。 なんと!世界で10億人以上の人がビタミンD欠乏で、日本でも79%の人が欠乏しているのだそうです。 人間の皮膚にはコレステロールの素とな...
前回の「ラクトバチルス・ラムノーザス(L8020乳酸菌)」では、いかに虫歯菌や歯周病菌に有効なものであっても、住処である歯垢が食事をしてから約4~8時間で作られてしまうため、その歯垢を歯磨きやフロスで落とすことが必要であることを書きました。 そこで、歯磨きの話なのですが...
ラクトバチルス・ラムノーザスとは、呪文ではなく、乳酸菌の一種であるラクトバチルス属ラムノーザス株の一つで、広島大学大学院医系科学研究科の二川浩樹教授が、虫歯や歯周病になったことのない健康的な子ども(2週間ほったらかしでも虫歯がない)の唾液の中から発見した非常に抗菌性の高い...
2023.3.10に「免疫力向上について」を書いたところですが、日曜朝の「健康カプセル!ゲンキの時間」で取り上げた「風邪をひかない人は何が違う?免疫力を下げる意外な悪習慣」は参考になりました。 前回は、「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があり、獲得免疫を高める方法として...
紫式部は、源氏物語を書き続けることにより、一条天皇と彰子を結び付け、後の天皇を生ませるという道長からのミッションを達成したわけで、物語的にも、パピーエンドの大団円かと思いきやそうではありませんでした。 道長も今だ摂政になれていなかった段階であったので、摂政になるため、源...
前回に引き続きです。 再掲になりますが、源氏物語誕生の背景を考える上で必要な登場人物です。 ( )内は、「光る君へ」の配役です。 藤原兄弟は、 道隆(井浦 新)、詮子(吉田 羊)、道長(柄本 佑)、他 一条天皇(塩野瑛久)は、円融天皇(坂東巳之助)と、詮子(吉田 ...
NHK大河ドラマで「光る君へ」が始まりました。 それに合わせてか、「英雄たちの選択スペシャル 紫式部 千年の孤独 ~源氏物語の真実~」が放送され、私のいままでの源氏物語のイメージが180度変わりました。 源氏物語は、訳本でも読んだことはなく、読んだのは、小泉吉宏氏の「...
先週からの流れですが、「緑茶には血液をサラサラにしたり高血圧の解消に役立つとされる「カテキン」「テアニン」の成分が含まれていて、血管の老化を防ぎ、認知症を予防する効果も期待できる」ということらしいのですが、いつも飲んでいるのに知識が皆無です。 そして、緑茶には、種類があ...
2023.10.28に投稿した「脳の血管と血流」などと重複する部分はありますが、PRESIDENTの「血管革命」という特集は参考になりました。 人体の中には、動脈、静脈、毛細血管の三種類の血管があり、全てを繋ぐと10万kmにおよび地球を2周半するほどの長さが巡っています...
新年おめでとうございます。 地元の氏神様に加えて、有名寺社に詣でられる方も多いのではないでしょうか。 自宅近くの浅草、浅草寺も大賑わいです。 その浅草寺の縁起についてですが、御本尊の観音様は、(推古天皇36年(628)3月18日の早朝)隅田川のほとりに住んでいた檜前...
私が突発性難聴からメニエールとの診断を受けて通院していることは、2022.9.30の「“夫源病”について」で書いたところです。 その頃は、耳鳴りと高音部(日常生活音より高い部分)の聞こえが悪かったのですが、最近になってさらに生活音の音域でも聞こえが低下してきているようで...
PRESIDENTの記事、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡浩一郎先生の「「座り過ぎ」が根本原因!寿命も」延びる「小さな習慣」ガイド」は参考になりました。 座り過ぎは良くないとは漠然と知っていましたが、デスクワーク生活を退職した今でも、こうやってパソコンに向かっていた...
また、高齢者ドライバーの事故報道が続いていますね。 と、いうことで、高齢者ドライバーと運転免許証返納についてです。 和田秀樹先生は、65歳以上での調査で、運転免許所を返納して6年後、返納していない人に比べて要介護リスク2.09倍、公共交通機関を多用する人でも1.69倍...