タイトルは、漫談家の綾小路きみまろさん著作のものです。 「老い」が人を一番成長させる。 70代は「余生」ではなく、人生の総仕上げです。 などと吹き出しが付けられています。 きみまろさんは、1950年生まれなので、私より4歳上で、この本は、きみまろさんが71歳の時の...
最大の終活は、健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけない取り組みをすることだと思います。
終活とは、老人施設や遺言、葬儀・墓などに限ったものはなく、それらが、残されたものに迷惑をかけないというものが基本であるならば、最大の終活は健康寿命をいかに長く維持し、周りに負担・迷惑をかけないかの方がより重要ではないかと考えるようになりました。 それらの取り組みを書き留めさせていただきます。
前回の「スマホ活用」でも、「老い」とか「気力の衰え」「頑固」「意固地」などの単語が多く、「爽やか」「柔軟」「元気はつらつ」という言葉が無縁になりつつあることを実感します。 特に、膝を痛めてからは、出来ないことなどがでてきて、気弱になったりしていることが一層そのような気分...
スマホは、インターネット検索やライン、アプリなど確かに便利に使っています。 でも、私自身その機能の僅かな分しか使えていないと実感しています。 数年前、買い替えの時、年寄り向けのらくらくホンにしようと思っていましたが、販売店で、まだ早いなど適当に言いくるめられたというの...
今、台風7号が近づいていている状況ですが、何事も無いといいですね。 皆さん十分警戒されているようで、本日の高齢者健康体操教室も多くの方が欠席でしたし、プールは1レーン独占状態でした。 長らくの夏休みでしたが、秋が立ちましたので、夏休みは終わりです。 今回の夏休みの少...
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タイトルは、漫談家の綾小路きみまろさん著作のものです。 「老い」が人を一番成長させる。 70代は「余生」ではなく、人生の総仕上げです。 などと吹き出しが付けられています。 きみまろさんは、1950年生まれなので、私より4歳上で、この本は、きみまろさんが71歳の時の...
昨年亡くなった高齢親族の一周忌法要がありました。 昨年の葬儀は、故人の意向により、年長の親族・姻族に限られたものだったのですが、今回の法要は、葬儀に参加しなかった故人の孫やひ孫も参加していました。 孫やひ孫ちゃん達は、生まれた時から知っていて、久々に合うので、成長に驚...
「ふくらはぎは第二の心臓である」は、外科医であった故・石川洋一先生の言葉です。 石川洋一先生に師事した鍼灸師の槙孝子先生の著書「長生きしたけりゃ ふくらはぎを もみなさい」に紹介されています。 一時、このことがテレビなどで話題となった頃でしたか、興味を持って本を読んだ...
優れた健康食品である納豆ですが、その発酵に使う納豆菌のパワーは驚異的です。 納豆菌とは関係ないようですが、たまたま見ていたテレビの話題で、重要な社会インフラ施設の老朽化が問題になっている中、コンクリート構造物の老朽化対策として、発生したヒビを自ら修復するコンクリートであ...
引き続き認知症の話題ですが、TBSの「健康カプセル!ゲンキの時間」で、認知症グレーゾーンから回復するという内容の中に新たな方法がありました。 認知症グレーゾーンとは、軽度認知障害(MCI)のことで、認知機能が正常とはいえないものの、日常生活には支障がない状態で、健康な脳...
認知症については、23.1.27に「「認知症は先手を打てば防げます」を読んで」を投稿していますが、NHKの「未病息災を願います」ではノンレム睡眠よりもレム睡眠が認知症に非常に重要であることを再認識しました。 番組終盤に睡眠研究の第一人者の柳沢正史先生が、番組ゲストさ...
前回の長尾和宏先生の「寝たきりにならず、自宅で「平穏死」」の補完として、とても参考になったPRESIDENT5.16号の笹井恵理子さんの記事です。 書かれていることは、今まで理解していましたが、より説得力ある説明で納得です。 内容は、信州大学の能勢博先生と東千葉メディ...
今までに、「病気の9割は歩くだけで治る!」と「長尾先生、「「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?」の2冊を取り上げさせていただいている長尾和宏先生の著作です。 サブタイトルに「健康寿命をのばすために大切なこと」とあり、「健康寿命」シリーズではないですが、興味をそそ...
“糖化”、最近特に老化やアンチエイジングなどをキーワードに注目されていて、「あしたが変わるトリセツショー」や「健康カプセル!ゲンキの時間」でも取り上げられているのを視聴しました。 “糖化”とは、体内でたんぱく質に余分な糖が結合して起きる反応で、結合の結果、たんぱく質が劣...
「89歳、現役医師が実践!ときめいて大往生」という本の「ときめいて」という言葉に惹かれました。 まさしく89歳で現役医師の帯津良一先生の著作(2025.2.20第1刷発行)です。 「ときめいて」とは、恋愛感情のことかと思い、89歳にして何てご立派なことかと感心して手に...
著者は、イラストレーター・エッセイスト・絵本作家の沢野ひとしさんで、1944年生まれなので、私より10歳年長です。 片付けは、終活の要素と捉える方も多いですね。 沢野さんは、部屋、引き出しの中をゴミだらけにして亡くなることが、一番の恥で、自分の欠点や失敗は後に笑われて...
前回中断しましたが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」で学んできました。 たんぱく質は、最近テレビでも随分取り上げられていますね。 最後に、上月正博先生の「たんぱく質医学部教授が教える最高のとり方大全」からの話題です。 内容は幅広なのですが、既に記述し...
たんぱく質の続きの途中ですが、朝日新聞(3月26日)朝刊の「変わりはじめた終末期医療」という記事を読んで驚きましたので、触れておきます。 終末期医療って!まだ!このレベル!という驚きです。 大きな活字だけ羅列します。 「親は苦痛だった 助けてもらえなかった」 ...
前回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 たんぱく質の必要量 厚生労働省の推奨は、1日当たり18歳以上の男性60g、女性50gですが、当然のことながら体の大きさ、身体の活動レベルなどによって異なりますので、推奨は平均値です。 ...
前回は、つい“ぐち”を書いてもうし訳ありませんでしたが、前々回に引き続き、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質に再合成され、筋肉...
また風邪をひきました。 先月に引き続きというか立て続けに、本年2度目の風邪です。 今まで年に2度も風邪をひいたことがなかったので、気落ちしています。 立て続けに風邪をひいている人に接すると、自己節制のできない、だらしない人と思ってしまっていた自分に巨大ブーメランです...
「体脂肪」の引き続きになりますが、藤田聡先生の「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」からです。 食べ物から摂取したたんぱく質は、胃や腸で20種類のアミノ酸(たんぱく質の最小単位)に分解され、全身の各部位で機能する10万種類のたんぱく質(アミノ酸が50個以上鎖状に結合し...
前回、NHKのあしたが変わるトリセツショーの痛みよさらば!「ひざ若返り」での、ひざの痛みの改善と予防の衝撃スゴワザを2つ学びました。 スゴ技1は“膝のゆる屈伸” スゴ技2は「ひざ肉」ひき締め術・所要時間わずか6秒! でした。 スポーツセンターで、早速、高齢マダム達にこの...
NHKのあしたが変わるトリセツショーで、痛みよさらば!「ひざ若返り」がありました。 昨年春にエアロビクスで左ひざを捻挫して、痛みがなかなかとれず、MRIを撮っても微弱骨折はあるものの私の主訴である痛みの原因が特定できないまま、半年たって医者からエアロビクス再開したらと言...
何で、今まで、こんな事を知らなかったのか!気付かなかったのか!と思うと、恥ずかしさより衝撃です。 「胃がんの95%はピロリ菌が原因」もそれです。 もちろん。ピロリ菌が胃がんの原因になるということは知っていましたが、95%なんて知りませんでした。 ピロリ菌を除菌しておけ...
前回の「トリセツショー」に引き続き、NHKスペシャル「東洋医学を“科学”する~鍼灸 漢方薬の新たな世界」から、主にツボの不思議に関するガッテンです。 最新医学で見えてきた東洋医学の新しい世界ということで、東洋医学が現代の医療に新しい新風を吹き起こしていて、東洋医学を取り...
東洋医学(鍼灸・漢方薬)について、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」と「NHKスペシャル」で取り上げていて、疑問が晴れた部分もありましたので、それぞれまとめておきます。 「あしたが変わるトリセツショー」では、「ツボパワー解明!肩こり・腰痛・疲労&美容SP」というも...
厚生労働省が推進している「21世紀における国民健康づくり運動」においては、健康寿命をのばそう!をテーマとして、減塩を1つの柱にしていて、今までの食塩摂取量1日8g未満の目標を7g未満としていることは、2024.5.4の「健康日本21」で投稿しました。 食塩は、摂り過ぎる...
“死に方”シリーズではありませんが、今週も続きます。 在宅医療医の久坂部 羊先生の「人はどう死ぬのか」を読んでみました。 「「幸せな死」を迎えるためには予習が必要です!」という謳い文句に惹かれました。 読後感想は、「病院では死にたくない。」です。 高度な医療がなか...
前回の「自宅で死を迎えること」に引き続きで恐縮ですが、NHKのヒューマニエンスという番組で取り上げていた「“死の迎え方”ヒトの穏やかな死とは」についてです。 本人の死因(厚生労働省 人口動態統計2022)は、次のようになっています。 1位 がん(悪性新生物) 2...
NHKあさイチで「親を“家”で看取(みと)る その日のために」を取り上げていました。 私の場合、親を看取るというより、看取られる側になっているのですが、家で死ねることは理想と思いつつも、家族の負担を考えると、家で死にたいなど軽々しく言えません。 実態について、全く知ら...
今年、70歳になり古希を迎えます。 古希は、中国の詩人・杜甫(712-770)の詩の「人生七十古来稀なり」に由来すると言われておりますが、杜甫の時代は、日本では奈良時代(720年「日本書記」、751年東大寺大仏殿完成など)で、平均寿命は30歳(サザエさんに時代の男性の平...
NHKきょうの健康で、「健康寿命をのばそう!健康日本21」を取り上げていました。 「健康寿命をのばそう!」は、私のこのブログのテーマ「終活」の肝となるものですし、「健康日本21」とは何?ということで大いに関心をもって視聴しました。 「健康日本21」とは、厚生労働省が推...
区報で、高齢者健康体操教室の案内を見つけ、応募したところ、幸にして受講となりました。 この教室は、場所、曜日、運動強度(中、弱)が選択制で8斑編成となっており、場所により1班は90人か50人となり、週1回で全40回、1回1時間20分です。 私は、区総合体育館で、金曜日...
前回からの続きで、NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」での“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容についてです。 いろいろと出てきますので、ここの時代の天皇を整理しておきます。 第38代 天智天皇(中大兄皇子) 第...
NHKで放送された“英雄たちの選択”「古代日本のプランナー・藤原不比等」では、“天照大神”は持統天皇をモデルとして作られたものという内容だったので、驚愕するとともに、だんだん私の中の歴史の不思議の霧が晴れていく感じがしました。 日本書記における史実の捏造については、20...
ミトコンドリアが酸素を使って作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全ての生物の生命活動に必要なものであることは、2回に渡って書いてきましたが、そのミトコンドリアは、生体内の約95%の酸素を消費し、そのうち1~3%(3~10%説あり)が活性酸素種に変換...
前回、ミトコンドリアが作り出すATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子が、全生物の生命活動に必要なものであることを書きました。 ATPは、安静時から筋に蓄えられており、急な運動時にもすぐに使えるようになっていますが、蓄えられている量には限りがあり、すぐに枯渇して...
以前、美木良介さんの「120歳まで生きるロングブレス」に取り組んでいたことがありました。 それは、あの石原慎太郎さんのテレビ出演を見たからでした。 石原さんは、軽い脳梗塞発症以降、歩行困難になっていたところ、三木さんが「自分なら1年後に元気に歩けるようにできる」と名乗...
ウォーキングは、私にとって最大の健康寿命延長対策で、過去、2022.11.4と2023.6.30の2回、このブログに書いているのですが、池袋大谷クリニック院長 大谷 義夫 先生が、自ら実験研究した訳ではないのですが、ウォーキングに関する世界の論文を徹底研究したそうで、いく...
NHKあしたが変わるトリセツショー「ビタミンD取説!世界が注目骨丈夫&インフル予防」を見て、ビタミンDについて認識を新たにしました。 なんと!世界で10億人以上の人がビタミンD欠乏で、日本でも79%の人が欠乏しているのだそうです。 人間の皮膚にはコレステロールの素とな...
前回の「ラクトバチルス・ラムノーザス(L8020乳酸菌)」では、いかに虫歯菌や歯周病菌に有効なものであっても、住処である歯垢が食事をしてから約4~8時間で作られてしまうため、その歯垢を歯磨きやフロスで落とすことが必要であることを書きました。 そこで、歯磨きの話なのですが...
ラクトバチルス・ラムノーザスとは、呪文ではなく、乳酸菌の一種であるラクトバチルス属ラムノーザス株の一つで、広島大学大学院医系科学研究科の二川浩樹教授が、虫歯や歯周病になったことのない健康的な子ども(2週間ほったらかしでも虫歯がない)の唾液の中から発見した非常に抗菌性の高い...
2023.3.10に「免疫力向上について」を書いたところですが、日曜朝の「健康カプセル!ゲンキの時間」で取り上げた「風邪をひかない人は何が違う?免疫力を下げる意外な悪習慣」は参考になりました。 前回は、「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があり、獲得免疫を高める方法として...
紫式部は、源氏物語を書き続けることにより、一条天皇と彰子を結び付け、後の天皇を生ませるという道長からのミッションを達成したわけで、物語的にも、パピーエンドの大団円かと思いきやそうではありませんでした。 道長も今だ摂政になれていなかった段階であったので、摂政になるため、源...