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7月23日(土)・24日(日)・30日(土)・31日(日)、秋田県北秋田市の秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線)阿仁合駅前にある阿仁合の本やさんで古本市があります。…
新訳 ドリトル先生アフリカへ行く (角川文庫) 作者:ヒュー・ロフティング KADOKAWA Amazon ドリトル先生 アフリカへ行く ヒュー・ロスティング 動物と会話できる医者ジョン・ドリトルと動物の冒険物語。 いわゆるGift的能力で動物と会話ができる人、 ある日突然、動物の言ってることがわかるようになった人が ドリトル先生だと思っていた。 映画はそうなっていたような。 (エディ・マーフィ主演のとロバート・ダウニーJr主演の) 違った。 ドリトルは勉強して会話できるようになった。 鳥語、犬語、猿語、etc. すごい。 動物の種類の数だけ言語がある。 ひょっとしたら人間以外の動物間共通言語…
フランダースの犬 (岩波少年文庫) 作者:ウィーダ 岩波書店 Amazon この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) 作者:西原 理恵子 KADOKAWA Amazon フランダースの犬を久しぶりに読んで号泣した。 何度読んでも号泣だ。 今回読む前に西原理恵子の「この世でいちばん大事なカネの話」を読んでいた。 だから貧乏と無知について深く考えてしまった。 ネロの祖父、ジェハン・ダースは極度に貧乏だ。 食べ物が十分にあったことは一度もない。 何も食べない日もある。 そんな家にネロは引きとられた。 80才過ぎた老人とこどもの超絶貧乏暮らし。 自力で抜け出す方法があるだろうか。 現在、日本で…
リンゴの丘のベッツィー (望林堂完訳文庫) 作者:ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー 望林堂 Amazon リンゴの丘のベッツィー ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー 私好みなタイトルと表紙絵。 りんごが大好きな私は、“りんご”に引っかかる傾向がある。 原題は「Understood Betsy」 直訳するなら「理解されたベッツイー」か? 可愛くないね。 孤児のベッツィーが引きとられた先で 周りの大人に影響され影響し、成長する物語。 古典少女文学の定番。 古典少女文学に親しんでる人はデジャブ感満載だ。 孤児の少女の物語と言えば 赤毛のアンが有名。 他にもエミリー、メアリー、セーラ、ポ…
小さい魔女 (新しい世界の童話シリーズ) 作者:オトフリート・プロイスラー 学研プラス Amazon 魔女のイメージ。 黒マント、三角帽子、おばあちゃん。 ほうきに乗って空を飛ぶ。 大釜で何かをぐつぐつ煮る。 黒猫、カラス、杖、呪文、魔法。 魔法が使えるようになりたいと何度願ったことか。 苦しみを与えたい人間が少なからず2人、3人、あー5人はいる。 殺しはしない、楽に死なせてたまるか。 死なない程度の苦しみを 生きるのを止めたくなる苦しみを100年くらい味あわせてやる。 “小さい魔女”は、たった127才の気のいいおばあちゃん。 おしゃべりなカラスと森奥深く小さな家で暮らしてる。 1日6時間の魔…
サリーおばさんとの一週間 作者:ポリー ホーヴァス 偕成社 Amazon サリーおばさんとの一週間 ポリー・ホヴァース THE TROLLS Polly Horvath 急病になったベビーシッターの代わりに メリッサ、アマンダ、フランクの家にやってきたサリーおばさん。 サリーおばさんの語る、面白くて不思議な話に魅了される子どもたち。 でもパパは、姉のサリーに来てほしくなかったみたい。 インゲン、否、ゼンマイの話をするサリーおばさん。 インゲンを指ではさんで回転させ、はしから食べる。 インゲンを口のはしから突き出した牙みたいにして食べる。 子どもたちが嫌いなインゲンを食べながら語られるのは、 ゼ…
6月29日(火)〜7月1日(金)に東京ビッグサイトにて開催されました第11回クリエイターEXPO初出展の感想などを。 まずは、ご来場いただいた方々ご一緒させて…
マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16) 作者:ロアルド ダール 評論社 Amazon 小さな女の子にしかすぎないマチルダが ひどいことをする自分勝手で理不尽な大人に、 きっちり仕返しをするのが清々しく爽快な物語。 金とTVに生きる世俗的で下品なワームウッド夫妻。 我が子に何の興味も持たない最悪な親。 そんな親元に生まれた天才マチルダ。 親のせい、育った環境のせいにして哀れんでひねくれるのは簡単だが マチルダは、生まれた環境を悲観して投げやりになったりせず その頭の良さで打破していく。 バカな親とは早々に見切りをつけ、自分に見合う環境を手に入れる。 血縁だからとしがみつか…
春のウサギ 作者:ケヴィン・ヘンクス 小学館 Amazon 春のウサギ SWEEPING UP THE HEART ケヴィン・ヘンクス かわいそうな私。 2才の時、お母さんがガンで死んだ。 だからお母さんのことは覚えていない。 いつも憂鬱なお父さん。 オブライエンさんがよく言う。 「かわいそうなアミーリア」 両親が “夫婦の絆をたしかめあうプログラム” に参加するために ルイーズのところに預けられたケイシー。 二人とも喧嘩に忙しくて息子のことを忘れてる。 よりによって多感な思春期に 親の離婚、再婚問題が浮上するのは何故だろう。 親に逆らっても結局、親の都合に振り回されるこども。 傷ついてそれで…
アッホ夫婦 (ロアルド・ダールコレクション 9) 作者:ロアルド ダール 評論社 Amazon アッホ夫婦 The Twits タイトルがアレだし、ダールなので 他の人があまり書かないようなことを 書いてるんだろうなとは想像した。 が、不潔な夫婦の吐き気がするほどの不潔っぷりに気持ち悪くなり、 不潔夫婦の騙し合いと不愉快ないたずらを ずっと読まされるのはかなわないと本を閉じそうになった。 想像してたより胸糞悪い。 しかし、それはダールの狙いのようでもある。 人間は、性悪で意地悪になると外見がこんなにも 醜くなると言っている。 美醜とは容姿の造形をさすのではなく、 心根の美しさ醜さのこと。 性悪…
ホビットの冒険 (全1冊) (岩波少年文庫) 作者:J.R.R.トールキン 岩波書店 Amazon 家に突然、知らない人がワラワラ14人も 押しかけきて勝手にごはんを食べて 宴会を始めたらどうする。 怒る、そして警察に通報する。 そのうえ、祖国を取り戻す旅に同行してほしいと言われたら? 断るに決まってる、怪しさ100%だ。 バギンズもそう思ったのに何故か一緒に旅に出る。 この強引さがファンタジーだ。 ファンタジーはあんまり好きじゃない。 世界観がゆるいと なんでもありの無法地帯になるから。 制限のない世界の住人や出来事は どこか空々しくて安っぽく感じる。 だからホビットにも興味がなかったのだが…
オリーブの海 作者:ケヴィン ヘンクス 白水社 Amazon 事故で死んだ同級生の日記の1ページが届く。 ほとんど口をきいたこともないオリーブの日記に マーサと友達になりたいと書いてある。 日記を読んだ日からそれが頭から離れなくなる。 誰にもそのことを話せない。 話せないくらい重くのしかかるオリーブの死。 この人ならと打ち明けたら、 盛大に裏切られて傷ついて 頭の中がぐちゃぐちゃになる。 12才。 子ども時代が終わりを告げ、思春期が始まる。 大人になる準備に入った体と心は、 いろんなことに敏感になる。 12歳の少女にいきなり突きつけられる「死」。 否が応でもそれに支配される。 12才。 小学生…
いたずらおばあさん 作者:高楼 方子 フレーベル館 Amazon 夢見る少女の会とは、 「いつまでも少女の心のままだから 少女達の気持ちがよくわかる」と 認知機能がバグっている、 どこでもけたたましく喋り倒す、 迷惑千万なBBAの集まりの会のこと。 1枚着ると1才若くなる服。 見た目だけ若くなって中身はそのまま。 私なら何枚着るだろう。 デブとか一重とか 可愛くてチヤホヤされる子と されない子がいて 私はされない方だと自覚する前がいい。 無邪気にその日その瞬間を生きていた 子ども時代がいい。 でも意識が今のままなら デブも一重も自覚するか。 デブで一重でも シミもシワも白髪もゴルゴもないから …
ジオジオのかんむり 作者:岸田 衿子 株式会社 福音館書店 Amazon ジオジオは、王様のライオン。 誰もが恐れる強い王様。 ピカピカ光る冠を見ただけで皆、隠れてしまう。 強者の孤独。 強者の王様も年をとる。 老いを感じた時、さらなる孤独が襲ってくる。 私は強者ではないから、 強者、上に立つ者の孤独はわからないが 容易に想像することは出来る。 反対に弱者は、どうだろう。 弱者は、数が多くていつも群れてるから孤独じゃない? そんなことはない。 弱者だって孤独だ。 上司からのパワハラで病んで無職になった私は、 上司が強者ってことだから弱者だ。 人と関わるのが怖いから 社会復帰もままならない。 未…
ミシェルのゆううつな一日 作者:マルティナ・ヴィルトナー 岩波書店 Amazon ミシェルは、14才の女の子。 背が低くて、自分の名前が嫌い。 ママとパパは別居中で 学校でリディアにいじめられている。 なんかうまくいかなくて、 やることなすことすべて失敗の日。 負のループにハマってしまった日。 朝、寝坊した。 先生の足を踏んでしまった。 フランス語の授業でミス。 ママのお金でジャグリングボールを買った。 リディアのリュックを盗んで逃走。 他人の車を開けて中を物色。 財布からメモを盗んで逃走。 靴の代金を支払わずに逃走。 つかなくてもいい嘘をついた。 失敗が失敗を呼んで、失敗に焦って逃げる。 次…
だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1) 作者:佐藤 さとる 講談社 Amazon 小人の物語の定番、セオリーと言えば 小人の敵と味方の攻防を描いた物語だろう。 小人の味方となるのは、たいてい子供で 敵は大人、小人で金儲けしようとする人や 小人の世界を壊そうとする人。 この物語もそんなセオリーどおりと言える。 子供のころに出会ったコロボックルの存在を信じて 大人になったせいたかさんが コロボックルを守ろうとする物語。 だけどそれは物語の外枠にすぎない。 この物語が教えてくれるのは 自分の心の中にある世界、 誰にも邪魔されない 自分だけの世界を持っていることが…
くまのパディントン (世界傑作童話シリーズ) 作者:マイケル・ボンド 株式会社 福音館書店 Amazon Yahooニュースで イギリスのエリザベス女王と お茶をするパディントンの映像を見た。 エリザベス女王の在位70年を祝う 祝賀コンサートの冒頭で流れた映像らしい。 バッキンガム宮殿で女王とお茶するクマ。 なんてイギリスらしいんだろう。 と微笑ましく思ったが 一目でそのクマがパディントンだと 日本人の私でもわかるくらい有名だけど どんなお話だっけ? 映画は見た。 子供向けだろうと侮っていたら 面白くて、1、2共にお気に入りの映画になった。 原作は、読んだことがないから 早速買って読んだ。 暗…
窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫) 作者:黒柳徹子 講談社 Amazon この本をはじめて読んだのは 小学校5年生の時。 この頃の私にとって黒柳徹子は、 “TVに出てるちょっと変わったおばさん” という認識だったから このおばさんのこどもの頃の話は 面白そうだと思ってこの本を買った。 小学校を退学になったトットちゃん。 トイレの汲み取りの穴に飛び込んだトットちゃん。 どのエピソードも面白くて、 いわさきちひろの絵も可愛くて すぐにこの本が大好きになった。 トットちゃんが通うトモエ学園にも憧れた。 教室は電車で、席が決まってなくて 自分の好きな学科を優先して学ぶ。 お昼は、講堂に集まっ…
小学生高学年くらいの子供でも楽しんで読める児童向けファンタジー小説を集めてみました。児童向けといっても大人が読んでも楽しめますし、大人になってから改めて読むとまた違った見方や発見...
【ボールの先で、事件発生!!】那須正幹「ぼくらはズッコケ探偵団」
シリーズ2作目からは1つの物語形式へと変更となります。でもさっそく彼らはただならぬものに巻き込まれることに…!!児童書だけど子供にはどうにもならない事柄もあり、考えさせられるものがあります。
ひと月ほど前に、息子がサピックスから「さぴあ作文コンクール」のお知らせのチラシを持って帰ってきました。私は作品を提出するようなコンクールで親が子供に手を貸すのは良くないと思っています。誤字などは添削しても良いと思いますが、親の指示で表現を変えさせたり文章を付け加えたりするのはダメだと思っています。
【読書】グリム童話『夜うぐいすとめくらとかげの話』『うまい商売』
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その5 『夜うぐいすとめくらとかげの話』〈KHM6〉 【あらすじ&ひとりごと】 昔、目玉を一つずつしか持たない「夜うぐいす」と「めくらとかげ」が仲良く暮らしていました。 ある時、うぐいすは婚礼に呼ばれますが、自分の目が一つしかないことが気になり、とかげに明日返すから一日だけ目を貸してほしいと頼みます。 とかげは承諾し、自分の目をうぐいすに貸しますが、うぐいすは両側を一度に見られることがうれしくなり、翌日になってもとかげに目を返しません。 そのため、2匹は仲違いし、とかげはうぐいすに、子どもたち、そしてその子どもたち、そのまた子どもたちに仕返しをするから覚えて…
【さあ、長い長い旅の始まりだ】那須正幹「それいけズッコケ三人組」
この作品は映像化されたりこの子たちのその後も出てきたりとあまりにも有名なシリーズです。それぞれ違った色のある3人。3人寄っても…スットコドッコイだな(笑)
【大人も泣ける児童書】きょうだい喧嘩が多いご家庭にもオススメな1冊。
週末、ブックオフで娘が選んだ本を買ったんですが私も読んで号泣しました。そして娘(小4)の心にもある変化が…その本は、、、レンタルロボットレンタルロボット主人公は4年生の男の子(ひとりっ子)のお話。学校の帰り道、「ロボットかします」という店を見つけた健太は、自分
少し前まで我が家は、本は借りるのではなく買う派でした。そのため日頃から図書館ではなく、本屋に足を運ぶことのほうが多かったです。図書館も利用したことはありますが、本を借りるのではなく、本屋に売っていない本を図書館の中で読んで帰る形で利用していました。
『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その4 『狼と七ひきの子やぎ』<KHM5> 【あらすじ&ひとりごと】 お母さんやぎと7ひきの子やぎがいました。 ある日、お母さんやぎが森へ食べ物をとりにいくため、7ひきの子やぎを呼び寄せ言い聞かせました。 「お母さんは森へ行くから狼に気を付けるんだよ。うちに入ってきたらみんな食べられてしまう。狼は形を変えてくるけど、声はしゃがれ、足は真っ黒。すぐに見分けがつきますよ」と。 子やぎたちも「気を付けるから心配しないで」というので、お母さんやぎは安心して出かけました。 するといくらもたたないうちに、戸を叩くものが来て、「母さんですよ。お土産をもってきたよ、開けてお…
【中之島】こども本の森を体験!おすすめ駐車場&周辺施設も紹介~!
大阪の中之島にある「こども本の森 中之島」へ行ってきました!安藤忠雄氏が建物寄付した施設としても有名ですが、中に入ってみると約1万8,000冊の本が!(絵本・幼年童話・児童文学・小説・図鑑・自然科学書・芸術書など)駐車場、周辺施設も紹介。
【新刊メモ】森絵都×カシワイ「生まれかわりのポオ」、「カザアナ」、「サンサロようふく店」ほか
暮らしの本・雑誌発売日 » 2022.06 小説・エッセイ発売日 » 2022.06 新刊追加、更新メモ 06/09『生まれかわりのポオ』森絵都,カシワイ 05/06『カザアナ (朝日文庫)』森絵都 04/22『サンサロようふく店【2020年ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞(オペラプリマ部門)受賞作】』アン・ゼソン,林木林 04/05『みんな大好き! ヤマザキ ランチパックBOOK たまごVer. 付録:ほんものみたいなダブルポ...
2022年5月読書まとめ(児童書&小説&漫画etc.)~子どもとおすすめの共読本~
2022年5月の読書記録。先月は私が一人読みした本が7冊(小説4冊、漫画3冊、実用書1冊)、子どもが読んだ絵本・児童書・漫画が冊、教材が5冊、将棋本が1冊でした。今年、子どもが読んだ本は141冊(漫画率高い)、私が読んだ小説は13冊です。***漫画とテレビが大好きな息子。私との漫画の共読本が増えてきました。小3の息子は新しい作品には興味がなく、なぜかレトロ漫画が好き。今年は「YAIBA」「らんま1/2」「デスノート」「ドラゴ...
【読書】グリム童話『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』<KHM4>
『完訳グリム童話集(一) 金田鬼一 訳』その3 『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』<KHM4> 【あらすじ&ひとりごと】 父親と息子二人の家族がいました。兄は賢くて気が利き何でもできましたが、弟は何もできません。 人々は弟を見ると、父親の厄介者だと言いました。何かすることがあればいつも兄がやることになります。 父親が夜更けになって上の息子にお使いを頼むと、行く道に墓地があり気味が悪くてぞっとするからごめんだと言います。 それを聞いた下の息子は何のことなのかわからないため、ぞっとすることはどういうことかを覚えたいと言い出しました。 下の息子は、お寺で幽霊のふりをしたお坊さんにもぞ…
【絵本ナビ】子どもが楽しめる本に出会える!読書を習慣化しよう!
絵本の読み聞かせをしたいけど、どの絵本が良いか迷ってしまう・・・。そんな時、子どもに合った本が見つけられる絵本・児童書情報サイトの「絵本ナビ」がおすすめです!レビュー・感想・評価・試し読み・ランキングなどいろんな情報で絵本を探すことが可能。
【読書】グリム童話『猫とねずみとお友だち』<KHM2> 『マリアの子ども』<KHM3>
『完訳グリム童話集(一) 金田鬼一 訳』その2 完訳グリム童話集 金田鬼一訳 『猫とねずみとお友だち』<KHM2> 【あらすじ&ひとりごと】 猫がハツカネズミと知り合いになって一緒に暮らすことになります。 猫とネズミは冬に備え、小さい壺に入ったフェット(牛脂)を買い、教会に隠すが必要なときまでは手をつけずにすることにします。 ところが、猫は我慢ができなくなり、「叔母からいとこの名付け親になってほしいと頼まれた」と嘘の理由で外出し、ネズミに内緒でフェットを舐めに教会へ行くようになります。 ネズミは、油の多い上皮の部分を舐めてケロリと帰ってきた猫に、いとこの名はどんな名前を付けたのか聞くと、「カワ…
【新刊メモ】ビアトリクス・ポター×川上未映子「ピーターラビットのおはなし」、「暮らしの最適化」ほか
暮らしの本・雑誌発売日 » 2022.05 小説・エッセイ発売日 » 2022.05 新刊追加、更新メモ 05/16『絵本〈ピーターラビット™〉シリーズ(全23巻)【honto予約特典・全巻収納BOX、英語小冊子】』ビアトリクス・ポター,川上未映子 03/25『ピーターラビットのおはなし』ビアトリクス・ポター,川上未映子 03/25『グロスターの仕たて屋』ビアトリクス・ポター,川上未映子 03/25『赤りすナトキンのおはな...
【あらすじ&ひとりごと】 子どもの頃にあまり読書をしなかったせいか、私は児童書を読むことが好きです。書店では必ず児童書コーナーに行きます。 優しい世界観が心の清涼剤になるのかもしれません。 浜口倫太郎さんの『くじら島のナミ』は、文字や頁の体裁がまるで教科書を手にとっているようでした。 その中には夢があり希望があり、生きる力があふれていて、現実的にはあり得ないけど、今の子どもたちに必要なことがたくさん詰まっていました。 物語は、嵐によって客船が沈没するシーンから始まる。 救命ボートに主人公ナミ(赤ちゃん)と両親が乗り込むが、荒波と冷たい海水で両親は助からないことを悟り、自身の命を諦め、ナミだけは…
『完訳 グリム童話集1 金田鬼一 訳』その1 以前から『グリム童話』をもう一度読み直してみたいと思っていました。 子どもの頃、代表的な物語は読んだことがありますが、いったいどのくらいの物語があるのか。 実際、岩波書店さんの『完訳グリム童話集』を購入してみると全5冊、初版本から省かれた物語や遺稿、断編を合わせると計248編もの作品があり、その中で私が知っていたのはごく一部でした。 『グリム童話』は、皆さんご存知のとおり、グリム兄弟がつむぐドイツの古いお伽噺(メルヒェン)。 正式名称は、『子供と家庭の童話集』(ドイツ語でKinder-und Husmarchen)というそうで、一話一話のタイトルに…
息子は小さい頃から「日本昔ばなしアニメ絵本」と「世界名作アニメ絵本」と「世界名作アニメ絵本」の絵本が大好きだった息子ですが、年長の終わり頃から徐々に児童書へ移行しています。
長女は5歳半ごろに徐々に児童書へとステップアップを行いました。 最初は自分で一回読む→親が音読→もう一回自分で読む→質問 と言うかたちで同じ本を何度か読むのを繰り返しました。あまりにも1冊を読み込むので児童書入門に使った本は殆ど購入をし、ぼろぼろになるまで読んでいます。 ただ7歳の今でも絵本も好きで何でも読みます(何ならソースの原材料欄も読みます)彼女が次に挑戦したい読書は「アンネの日記」です。 最初は…もう少し長いものが読んでみたい 岩波書店の「岩波の子供の本シリーズ」がお話が少し長めのものもあり、娘がその中ではじめて読んだのは「こねこのぴっち」でした。絵がかわいくてお話に入り込みやすかった…
【晩ごはん#中華風そぼろごはん】*『かいけつゾロリ』で中高生と盛り上がる
昨日テレビで『有吉ゼミ』を観ていたところ、三男「そういえばさあ、ゾロリも お相撲さんとギャル曽根さんと闘ってたよね」と、変化球がきました。ゾ、ゾロリ? 昨日の『有吉ゼミ』で「チャレンジグルメ」という大食いメニューを食べ切るコーナーに、ギャル曽根さんや現
【まだ何かと言われていた時代】野中文江編「女としごと 1」【再読】
タイトルが時代を感じますね。まだまだ女性が仕事を持つということが当たり前ではないことを実感させられます。そんな時代を感じる作品ですが、輝いている人もいるのです。写真も輝いています、でもね彼女は早世してしまいました。
今回はロンドンにあるブループラークの中で、有名な子ども向けの本の作家達のブルー・プラークをご紹介したいと思います。どの作品もイギリスと言えばな子ども向けの本でとても有名なので、本好きでなくてもブループラーク巡りをしてみたくなると思います!
お読み下さりありがとうございます。療育出身の小学生が二人とわんぱくな3歳がおります。発達が凸凹していても、たくましく成長している姿や時には困りごとも記録してい…
【かいぞくポケットシリーズ】はゾロリや「こまったさん」「わかったさん」シリーズが好きな男の子におすすめ!
ゾロリや「こまったさん」「わかったさん」シリーズが好きな時期にピッタリ! 幼児から低学年・中学年以上~絵本を卒業し、児童書への移行期に 教科書にも載った「ぼくは王さま」シリーズの寺村輝夫の作品! 名作を生みだした作者の作品 かいぞくポケットシリーズ どんな話か? 冒険ものだけど怖くない!「エルマーのぼうけん」嫌いでも大丈夫! ワクワクする説明イラスト入り!絵本感覚で読める! 魔法の呪文がうまく言えず楽しい! 大きくなっても、疲れた時の息抜きに楽しめる 親が好きだった本を好むとは限らないもの 低学年の頃に好きだったのは「かぎばあさん」シリーズ 小学生の味方、温かいみんなのおばあちゃん 文庫本・電…
ねこの手を貸すお店「ねこの手や」のたまこさん誘拐された。しかし警察署長は動けない。署長の愛猫ミーちゃんも一緒に誘拐されたからだ!犯人はなんとトラ。要求は「ねこじた100枚」!? 恋人のたまこさんの誘拐され、青ざめるクロ。「ねこの手や」のネコたちが居場所をつきと