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【読書】グリム童話『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』<KHM4>
『完訳グリム童話集(一) 金田鬼一 訳』その3 『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男の話』<KHM4> 【あらすじ&ひとりごと】 父親と息子二人の家族がいました。兄は賢くて気が利き何でもできましたが、弟は何もできません。 人々は弟を見ると、父親の厄介者だと言いました。何かすることがあればいつも兄がやることになります。 父親が夜更けになって上の息子にお使いを頼むと、行く道に墓地があり気味が悪くてぞっとするからごめんだと言います。 それを聞いた下の息子は何のことなのかわからないため、ぞっとすることはどういうことかを覚えたいと言い出しました。 下の息子は、お寺で幽霊のふりをしたお坊さんにもぞ…