メインカテゴリーを選択しなおす
モンブランの146(70年代製18C)をOHしてもらいました。
この1月に購入した1970年代製のモンブラン146(18C)。ヴィンテージ万年筆の常で、MINT品だろうとニアミント品だろうと、実用するにはペン先の調整が不可欠になります。最近、雑事に追われてペン先調整を依頼する余裕がなかったのですが、本日、ようやく隙間時間に専門店に立ち寄ることができました。「スリットの寄りを緩めて欲しい」とだけお願いしてあとはお任せしました。書き味抜群になって戻ってきて、めでたしめでたし。調...
2006年にモンブラン100周年を記念して発売されたというヒストリカルペンポーチです。下の万年筆は1950年頃に製造されていた234 1/2というモデルで、このペンポーチとは何の関係もないのですが、ロゴマークが共通しているので並べてみたものです。ブランドロゴやネームが刻印された製品はあまり好きではないのですが、この「MONT 山 BLANC」のロゴマークにはなぜか心惹かれます。これで149や146が入れば実用性も抜群なのですが、手...
モンブラン146のテレスコープにインクを吸入しました。割れやすい軸に、壊れやすいテレスコープ式吸入機構、痩せやすいコルクの吸入弁・・。毎回、たっぷりとスリルを味わわせてくれます。コルクが完全に乾かぬよう、いつも少しインクが残っているタイミングでこれを行っています。いずれは樹脂製の弁に交換したいのですが、まだコルクが新しいので当面は様子見です。還暦を過ぎたであろう、この146。まだまだ元気に活躍してくれま...
完全復活、モンブラン146テレスコープ/MONTBLANC 146 (telescope)
先日入手した1950年代のモンブラン146の書き味があまりにも酷いので、専門店の有償調整に出してきました。やはりスリットはガチガチに詰まっていたらしいです。ペン体を外して、軽くオーバーホールしてもらいました。戻ってくると、とても同じペンだったとは思えないような滑らかな書き味。テレスコープの吸入システムも異常なしとのこと。これで暫く一安心です。ところで、テレスコープ式とかテレスコピックというと、ヴィンテー...
先日手に入れた50年代のモンブラン146ときどき、インクビューの美しさにはっとさせられることがあります。この時代ならではの魅力のひとつでしょうか。インクを入れると見えなくなるのが、いささか残念ですが、勿論どうしようもありません。...
万年筆の素人分解は、できるだけしないようにしているのですが、ピストンの上下が重くなった都度、オーバーホールに出すのもなかなかしんどいものがあるため、自分で146の「吸入弁の清掃だけ」やってみることとしました。そのために必要となるのがこの工具。使うのは初めてでしたが・・。首尾よく吸入機構を軸から取り出すことができました。そこそこの初期投資は必要でしたが、長く付き合うためにはやむを得ないコストであるので...
松本零士の名著「男おいどん」で、主人公がメガネのフレームを火であぶって修正しようとしたところ、フレームがすごい勢いで燃え上がるシーンがあります。「今どき、セルロイドなんかなぜ使う!」と怒り狂う「おいどん」こと大山昇太。1970年代初頭の漫画にして、既に過去の遺物・危険物として罵倒されてしまう素材、セルロイド。万年筆の素材にも、1920年代から1950年代くらいにかけてよく使われていたようですが、非常に燃えやす...