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モンブラン146のテレスコープにインクを吸入しました。割れやすい軸に、壊れやすいテレスコープ式吸入機構、痩せやすいコルクの吸入弁・・。毎回、たっぷりとスリルを味わわせてくれます。コルクが完全に乾かぬよう、いつも少しインクが残っているタイミングでこれを行っています。いずれは樹脂製の弁に交換したいのですが、まだコルクが新しいので当面は様子見です。還暦を過ぎたであろう、この146。まだまだ元気に活躍してくれま...
万年筆の素人分解は、できるだけしないようにしているのですが、ピストンの上下が重くなった都度、オーバーホールに出すのもなかなかしんどいものがあるため、自分で146の「吸入弁の清掃だけ」やってみることとしました。そのために必要となるのがこの工具。使うのは初めてでしたが・・。首尾よく吸入機構を軸から取り出すことができました。そこそこの初期投資は必要でしたが、長く付き合うためにはやむを得ないコストであるので...
モンブランの144には、50年代のテレスコープ型と80年代(~廃盤)の両用式との、2種類が存在します。両用式の144は、テレスコープどころか吸入式ですらなく、コンバーターorカートリッジという簡便な方式を選択しています。キャップもねじ式ではなく嵌合式となっております。校正など、ちょこちょこ書いてはペン先をしまうような使い方には最適であるように思います。この手の作業用には、パイロットのセレモを使っていたのですが...
万年筆の永世定番モデル、モンブラン146米国海軍の革製フライトジャケット、G-1(M422A含む)筆記具と軍服。ドイツ製品と米国製品。あまり共通点はなさそうですが・・。私にとっては、「なんだか似ているなぁ」と思うところが少なからずあります。【似ているところ】モンブラン146は、確か1949年の発売で・・。1960年頃に一旦廃盤となり、1970年代に復活し、現在でも製造が続いています。G-1の前身のM422は1940年頃の採用で...