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【書評】差別を多角的な視点から捉えていく評論!『「差別はいけない」とみんないうけれど。』を読む
コロナ禍では、ジョージ・フロイド氏の死亡事件を契機に、全米で"Black Lives Matter"運動が起こりました。かつての奴隷制を想起させる人物の銅像を壊すといった反差別運動と平行して、アジア人差別によって日本人が
今回は少し議論が難しいお題である「憲法」について、私見を述べていきます。 具体的には「憲法の解釈」に関してです。 憲法に対する私の考え方 最初に私の憲法に対する考え方を開示します。 まず、その実行力や擁護義務の範囲からして、憲法とは国家をどのように統治するかの根本規範であり、簡素な表現を用いれば各国の規定するハウスルールだと考えています。 もっと砕けた表現で言えば、その国が「どんな国か」「どんな国でありたいか」「そのために政府や国民はどうするか」といった理念と具体像を国家と国民が共有するための文章です。特に日本国憲法の前文はそのような理念を明示する目的を持っていると言えるでしょう。 私たちが隣…
【安倍総理辞任表明】韓国「安倍総理の落馬」中国「バイデンが『日本の憲法はアメリカが書いた』と発言し微妙な関係」(?_?)【日曜スクープ】
前記事、<世界が注目・今週のニッポン>安倍総理・辞任表明の続きです。韓国と中国はハッキリ言って敵だから、報道もこんなもんってカンジ。優しい報道されても困るしね。ただ、中国メディアがバイデン発言の「日本の憲法はアメリカが作った」を持ち出したのは、GJなので記
[ 問題 ] (難易度2)日本国憲法の前文の出だしで、正しいのはどれ? 選択肢 日本国は 我が国は 日本国憲法は 日本国民は 我々は 宇宙人だ 答え → 日本国民はこんな言葉で始まるよ。日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうに...
【自衛隊違憲論】河野克俊元統合幕僚長「自衛隊は実力組織なので、憲法違反かもしれない状況のまま国家として進むのはもう限界」【#虎8】
【DHC】2019/5/16(木) 有本香×河野克俊×居島一平【虎ノ門ニュース】(←動画)で河野克俊 第五代統合幕僚長が「憲法」、特に「自衛隊明記」について語られていた部分のみ記録しました↙(やや要約)安倍総理の「憲法に自衛隊を明記する」発言後の会見で「・・だとしたらあり
岸田政権が米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入を米政府に打診。さらにトマホーク搭載の潜水艦保有のために実験艦新造を防衛大綱に盛り込む計画。憲法9条を持つ国のやっていいことじゃない!
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!にほんブログ村社会・経済ニュースランキングAmazon社会・政治・法律AmazonKindleベストセラー2022年10月27日に産経新聞が独自スクープとして、『政府が進める防衛力強化の一環として、米国の長距離巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討している』と報道し、読売新聞が翌28日に「米側は売却に前向きな姿勢を示し、交渉は最終局面に入っている」と後追い記事を出しました。さらに読売は29日には『政府は、長射程ミサイルを発射可能な潜水艦の保有に向け、技術的課題を検証する「実験艦」を新造する方向で調整に入った。年末までに改定する防衛計画の大綱に開発方針を盛り込む見通しだ。実戦配備に進めば、米国政府に購入を打診している巡航ミサイル「ト...岸田政権が米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入を米政府に打診。さらにトマホーク搭載の潜水艦保有のために実験艦新造を防衛大綱に盛り込む計画。憲法9条を持つ国のやっていいことじゃない!
日本国憲法改正論者に関して、非常におかしいと感じる部分があります。 最近憲法改正論議が下火になって来て、書く機会を逸した感もありますが、次の機会はかなり先になりそうなので、書かせていただきます。 第二次世界大戦の敗戦後作られた日本国憲法は、アメリカ占領軍GHQ[General HeadQuarters;連合国軍最高司令部]のマッカーサーの指導の下、たった一週ほどで作られたと言われています。 日本国憲法を日本人ではない...
大事なことなので ブログより抜粋 緊急事態条項だけは 茶番でも通したらアウト〜 ならどうすれば? 反対を訴える人が 増えればよろしい! しかし、どうだ? 8…
これでもまだ改憲に賛成しますか?『自民の改憲の最大の理由は 統一教会の教義を国教とするため』
上の資料を文字に起こしました。ぜひご一読下さい。 自民の改憲の最大の理由は統一教会の教義を国教とするため 「統一教会を日
日本国憲法 敗戦後、GHQにより作らされた なーーんて、思ってる人 きっと多いよね 私もそうだと思ってました! だから、そんな憲法なら変えちゃってもいんじゃね? とか、思ってました しかーーし! 事実は違う! ここに登場してくる日本人達と関係者 そして英語変換してGHQに提出した… 修正はくらったものの、基本的人権の尊重を盛り込んで 「戦後の敗戦国として作らされた憲法なら、日本人が改めて作ればいいんじゃないの?」 的、思考をばらまいている組織的思考操作、 思考にさせられてる現状 これに、一人でも多くの人が気づかなきゃいけない! 「基本的人権の尊重」 これがやっぱり一番の肝でしょうね 自衛隊を軍…
共産党の志位委員長が、以前は憲法9条で日本の平和が守られようなことを言っていましたが、今回のロシアのウクライナへの軍事侵攻で言い方が変わりました。 それを維新の松井市長や大勢の人に突っ込まれています。 志位さん、共産党はこれまで9条で他国から侵略されないと仰ってたのでは? https://t.co/WMqoGYkZuj — 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) 2022年2月24日 この件は、産経でも取り上げれています。 www.sankei.com 志位委員長「憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないよう…
5月3日に読売新聞をたまたま購入したら、インパクトのある1ページ全面を使った意見広告が入っていました。「改憲させない!私たちは非戦を選ぶ。」というものです。 多くの方々や団体が、この意見広告に名前を載せています。こういう方たちにとっては、日本国民の生命、財産よりも、憲法の方が大切そうにも見えますが、実際のところどうなんでしょうか。 ロシアのウクライナ侵攻がはじまって、志位委員長も憲法9条で日本は守れないと認めています。 minor-news.hateblo.jp 比較憲法学の権威である、西修駒澤大学名誉教授による『憲法の正論』という本があります。 その著者が、1984年にGHQで日本国憲法の原…
特に、改憲が言われている昨今。特に、いつも第九条の話で盛り上がりますが、今年の憲法記念日だからこそ、僕が思うのは、第三章国民の権利及び義務〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕第十二条この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。特に、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」「国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」「国民の不断の努力によつて、」「国民の不断の努力」皆様、ともに努力しましょう!!勉強しましょう!!政治家の劣化を憂いてばかりではダメです。このままでは日本が、日本国民の自由や権利...憲法記念日に思うこと。
75年間一度も改正されず生き続ける日本国憲法 GW真っ只中の今日は憲法記念日ですね。 その名の通り、「憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ための祝日。 簡単に言うと、「日本国憲法...
憲法審査会は開かれているが、審議されている内容が茶番といっても過言ではない状況だ。さらに、野党は相変わらず足を引っぱることばかりしている。 (4月28日 NH…
ぜひ国民投票をお願いしたい。 憲法の改正は早急に実現しなければならないことです。 ウクライナで起きた虐殺は他人事ではありません。 そしてよい憲法改正を実現しましょう。 福島みずぽセンセイもおっしゃっておられます。「我々社民党は憲法の改悪に反対します」と。 当然、よい改正であるべきです。彼らも憲法改正を否定しているわけではないのです。 もちろん、国民もそれを望んでいます。憲法改正の国民投票を。 ...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』書評と要約
憲法の条件 戦後70年から考える (NHK出版新書) [ 大澤真幸 ]価格:902円(2022/4/15 13:14時点)感想(0件) 大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』評価: この本は大澤真幸と木村草太の対談で2015年の本ですが、憲法九条に関して今まさに必要な視点を与えてくれます。憲法についての対談だけど、どちらかというと法学者の木村草太の方が聞き手に回ることが多い印象です。とはいっても法に関して具体的...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』まとめ6
第六章「憲法を私たちのものにするために」のメモまとめです。最終章は章タイトル通り、ここまでを踏まえての提言の章です。日本人は敗戦を拒絶してしまったために過去の他者の視線を基付けにすることができません。そのため「未来の他者」の願望を受け取ることが必要で、それができれば日本国憲法に命を吹き込むことができるかもしれません。普遍への感覚が失われていることが様々な問題の根本にある可能性があって、この状況に対...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』まとめ5
第五章「議論なき議会と「空気」の支配」のメモまとめです。日本の議会には機能不全が起きていて、自分とは違う立場の人を無視してしまっています。政治というのはそもそも、自分とは異なる価値や考えをもっている他者と合議し、公共的な決定をつくりだすプロセスなので、他者と向き合わないと話が始まりません。ハンナ・アーレントは、多様性のある状況を複数性と表現し、非常に肯定的に捉えています。全員一致に強い疑惑が向けら...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』まとめ4
第四章「偽りの集団的自衛権」のまとめです。現在の国際法では武力行使一般が違法とされていて、国家による武力行使一切を禁じるのが原則です。しかし侵略国が現れたときのために、「侵略国に対応する制度として、「集団安全保障」というものが用意されています。「集団安全保障」とは侵略国が現れたら、国連加盟国全体で反撃して平和を維持しようということです。」ただし国連が措置をとるためには安保理決議が必要で、安保理決議...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』まとめ3
第三章「ヘイトスピーチ化する日本」のまとめです。ヘイトスピーチは法で考えるとかなり難しい問題らしく、言論の自由は守られなくてはならないけど、そのままでは言葉で傷付けられてしまう人が出てきてしまいます。表現の自由は自由権の中でも非常に重要なもので、専門用語では、表現の自由は「優越的地位」があると表現されます。最近では表現の自由は委縮しやすいから手厚く保護しないといけないと説明されることが多くて、その...
大澤真幸、木村草太『憲法の条件 戦後70年から考える』まとめ2
第二章「幻想の「国体」と日本国憲法」のまとめです。「日本国憲法によって象徴される戦後秩序とは何だったのか」が第二章の議題です。木村から見ると、日本国憲法は、人権保障もあるし三権分立や地方自治も定められた、「普通」の憲法典です。それが両極端に捉えられていて、それがなぜかという疑問が浮かびます。それについて靖国問題から議論が始められています。第二次大戦のあと、国際秩序に復帰するために、政治的に戦争責任...
★2022年3月21日 06:34 「日本国憲法では基本的人権が保障されており、生命・身体・自由の侵害は犯罪なのです。自由と権利を守るために国民は不断の努力をしなくてはならないのです」 ***** ↓↓↓↓画像クリックで論より根拠(note)へ(^^♪
【東京裁判と戦後日本】 みなさんこんにちは。今回で最終回と言いましたが、予定変更であと2回となりそうですw <東京裁判とその後> 1946年(昭和21年)から極東国際軍事裁判所に於いて行われた裁判。戦争犯罪(A)、平和に対する罪(B)、人道に反する罪(C)などで裁判が行われ...
【白州次郎と吉田茂】 みなさんこんにちは。いよいよ今日で最終回となりそうです。最後までどうぞ宜しくお願い致します。 <日本とアメリカの密約とは> 白州次郎は、東北電力初代会長であり、終戦後すぐに吉田茂首相の求めに応じGHQとの交渉役を民間人でありながら勤めた人物であります。...