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かつての趙雲もそうであった。公孫瓚のもとにいたとき、言われつづけたのである。ただひたすら、上長の命令を聞け、他の言葉に耳をかたむけるな、それこそがわが君に対する忠義の証しであると。しかし趙雲は、公孫瓚の見かけよりもずっと柔弱な性質や、潘季鵬の妄執的な性格が見えた。そして、かれらの掘った落とし穴に気づけたから、まだよかったのだ。嘘も技術なのである。公孫瓚時代の潘季鵬は、少年であった趙雲に見抜ける程度の『嘘』しかつけないでいた…自分ではもとより嘘などとは信じていないのだが。だが、嘘を重ねているうちに、その技術が磨かれて、もっともらしい『真実』に聞こえるように説得できるようになってしまった。相手が子供ならば、騙すのはたやすかろう。これまで、どれだけ多くの子供たちが、その嘘をよすがに、死んでいったのだろう。連日の...臥龍的陣太陽の章その85子供たちとの対話その2
「首をはねられた人は、みんな、悪い人だったの?」軟児の問いに、趙雲は正直に首を振った。「わからないな。ただ、俺たちの邪魔をしたから、斬るのだ」趙雲の言葉に、子供たちは、理解しかねているのか、沈黙する。「相手が善い人か、悪い人かもわからないのに、斬ってしまうの?」「物事に、善悪だけで処理できることはじつは少ないのだ。残念だが。世の中がもっとわかりやすければ、だれも悩んだり苦しんだりしない。いま、この世の中の皆が…おまえやおまえの家族たちも含めて苦しんでいるのは、世の中がわかりにくいからだ。では、ここで質問をしようか。おまえたち、お腹が空いてどうしようもなくなった、畑はみな焼かれたか、掠奪されたかして、雑草しか生えておらぬ。だが、武器になりそうな鍬《くわ》だけがあり、どうやら隣の村には食糧があるようだ。さて、...臥龍的陣太陽の章その84子供たちとの対話
※趙雲は馬車に乗せられたあと、道を覚えないようにと目隠しをさせられた。馬車には、見張りの子供たちも一緒に乗せられている。子供たちは、大人たちの目を盗んでは、交替で懸命に、盗んできたちいさな鏃で、趙雲の縄を削りつづけた。だんだん削れていく縄のくずは、道中、こっそり捨てた。趙雲は、細心の注意を払い、人前では子供たちに興味がないそぶりをしなければならなかった。そうしなければ、潘季鵬《はんきほう》の注意が、子供たちに向いてしまうのは明らかだ。趙雲の心にかけたものすべてを破壊しつくさなければ気がすまない。それほどに、潘季鵬の心はどす黒く染まっていた。潘季鵬に気分のまま殴られつづけ、顔が青黒く変色し、まるで幽鬼のようだと歩哨に笑われながらも、趙雲は沈黙をつづけた。たとえ腐ったものが食事に出されても、肉体を衰えさせない...臥龍的陣太陽の章その83壺中の子供たちと、ともに
孔明の背のうしろで、花安英が声をたてて笑ったのがわかった。「とても軍師たる方のお言葉ではありませんね」「そうかね。人から守られた者は、守ってくれた者の遺志を継ぎ、最善を尽くすべきだと思う。わたしの場合は、叔父の意思を継ぎ、壷中を潰すことがそれだ。おまえの引き継いだ遺志はなんだ?それは、おまえがいちばんよく知っていることではないか」「わたしにふたたび血にまみえよと」「そうだ。這い蹲《つくば》り、泥をすすり、血にまみれて生きよ。不様でもかまわぬ。それが生き残りし者の責務であり、贖罪なのだ。嘆くヒマはないぞ。わたしは亡き者たちの遺志を守るためならば、いかなる者の血も浴びる覚悟だ。善悪、正邪も関係ない。もはや振り返りはせぬ。立ち止まりもせぬ。おまえはどうだ」「ともに戦えと、そうおっしゃるのか。だからわたしを背負っ...臥龍的陣太陽の章その82生きるための約束
狗屠《くと》は趙雲によって倒されたけれども、花安英の憎しみと悲しみは、果たしてそこで割り切れたものであろうか。実の父母によって、修羅に突き落とされた、あわれな少年。いままでの人生の清算をするために、妙な計算を働かせていなければよいのだが…おのれの咽喉下に巻かれた、両の手の色が白い。ときたま、担《かつ》ぎなおすと、ぐっと力が込められる。背中に接する胸の熱さが、愛情にも似た思いをさらに強くする。もし孔明に子がいたら、それが父性愛と同質のものであるとわかったことだろう。洞穴は、いくつか分かれ道になっていたが、花安英の案内を待つまでもなく、点在する蝋燭の存在で、入り口がすぐに知れた。蝋燭の残りがあるほうが、人の通ったほうである。壷中の、慎重なようでいて、どこか抜けている体質というのは、ここにも見え隠れしていた。ふ...臥龍的陣太陽の章その81背負う子の重み
※樊城の隠し村の間道は、途中より道が狭くなっていった。道は茂みに覆い隠すようにしてあり、やがて小さな洞穴の入り口にぶつかる。それが熊の巣穴の類いではないことは、入り口に積み重なった土塁の形ですぐにわかった。近在の猟師たちに気づかれぬよう、たくみに草を茂らせ、葉をかぶせているのである。花安英《かあんえい》の案内がなければ、存在を見つけることはかなわなかったにちがいない。「この間道を、川からやってくる潘季鵬たちが使う可能性はないだろうか」崔州平の問いに、花安英はきっぱりと答えた。「ないでしょう。潘季鵬が水路を選んだのは、襄陽城の金目のものを、すべて村に運び入れるため。この間道を大荷物が通り抜けることができませぬ。おそらくは、川から上陸したあとは正規の街道を通って、正面からやってくることでしょう」「間道内に、哨...臥龍的陣太陽の章その80潜入
※ほどなく、胡家には、死屍累々が折り重なっていった。生きているのは、わずかに生き残った胡家の人間と、関羽と陳到の率いる兵士たち、それから、降伏した壷中の者たちだけとなった。嫦娥は、実際に関羽や陳到の動きのすさまじい戦いぶりを見て、言葉をなくしたようであった。ふらふらと門をくぐると、屋敷の前にて、前のめりになって倒れている胡叔世の体に触れる。陳到は、血糊で汚れたおのれの槍を、丁寧に拭きながら、嫦娥に尋ねた。「それが、胡家の主か」「そうです。死んでいる…最初から、潘季鵬はこの男をも始末するつもりだったのか。蔡瑁に近すぎるから…」「輜重隊を用意させ、さらに殺して財貨をも奪おうとする、鬼卒も怖気をふるう振舞いぞ。おい、おまえたち、まだ奥に婦女子が生き残っているようだ。助けてやれ。ああ、その前にその井戸で顔を洗って...臥龍的陣太陽の章その79同道するか否か
※老師たちが叔世を剣で刺し貫いたのと同時に、輜重隊の周囲に配置されていた壷中の若者たちは一斉に動いた。豪奢なつくりの屋敷に、我先にとなだれ込む。そして、まるでいままでの復讐をするかのように、家人たちを引きずりだしては無慈悲に殺した。さらには、めぼしいものは奪い、家畜は解放して奪い、屋敷に火をかけた。みな、その権利があると信じていた。すこしの容赦もない。自分たちと、そして兄弟たちの、屈辱と死の蓄積が、ここにある富なのである。「子供は殺すな」かつて、自分が、荒野の果てで聞いたものと同じ言葉を、男も兄弟たちに伝えていた。「村へ連れて行く」同じ目に遭わせるのだ。どんなに謝ろうと許してはやらぬ。自分たちも、同じように許してなどもらえなかったのだから。そのときである。どおん、どおんと大音声とともに、閉ざしてあったはず...臥龍的陣太陽の章その78突入
※日に日に暑さが増す。かんかんに大地を照らす太陽を憎らしく思いながら、叔世は、樊城の隠し村に送る兵糧や衣服、武器をつめた輜重隊の牛車の首尾をたしかめた。たしかめるといっても、無能な叔世にできることといえば、牛車のまわりをぐるりと回って、異常がないかどうかを見るだけである。すでに手筈は有能な壺中の老師たちが整えている。その老師たちは、奥向きで、もてなされているはずである。十四年前の貧苦がうそのように、どこもかしこもきらびやかに整えらえた樊の別荘は叔世の自慢で、隠し村の老師たちが休憩にやってくるのも、また誇りを抱く一因だった。井戸は屋敷内に三つもあり、門は四方に四つ。私兵がいつも周囲を見張り、家人の数は百人ちかい。どこもかしこも手入れが行き届いていて、荊州でもこれほどの別荘を所有できる豪族は少ないだろう。やが...臥龍的陣太陽の章その77無残な最期
ウォーロン フォールン ダイナスティ本日発売「Wo Long: Fallen Dynasty発売日3月3日」
Wo Long: Fallen Dynasty本日発売!3月3日ウォーロン フォールン ダイナスティ発売日。TVCMのWo Long: Fallen Dynasty30秒VerもYouTubeで公開中。Wo Long: Fallen Dynasty最終体験版は2023年3月27日まで。三国志舞台
徐々に胡家はかつての繁栄を取り戻した。胡叔世に才覚があったのではない。運がよかっただけなのだ。叔世も、そのことを自覚していた。自覚していたがために、大望を抱かなかった。それが、後ろ暗い大きな秘密をかかえてもなお、長生きができた理由である。しかし、やがて問題が生じた。蔡瑁に奪われた妾の子である済が成長してから、じつの母親に関心を抱くようになってしまったのである。最初は誤魔化していたが、この息子は、父親よりもずっと聡明であった。父の語る嘘の矛盾点をつき、当時の事情を知る家人たちをひとりひとり締め上げて、やがて母が生きており、蔡瑁に連れ去られたことを知ってしまった。息子は、是非に母を助けたいと叔世に言い張った。面倒なことになってしまった。叔世は息子を疎ましく思うようになった。このままでは、蔡瑁と胡家の真の関係が...臥龍的陣太陽の章その76胡家のものがたりその2
※胡家のあるじは、あざなを叔世といい、ごく平凡な男であった。しかし、なぜかとても立派な鼻を持っていた。額から高い鼻の先まで、すっと抜けるようなきれいな鼻である。この相を見た観相家に、将来は、思いもかけぬところから財産を得るであろうと予言されたこともある。そのときは半信半疑であったが、没落寸前の貴族の家より若く美しい娘を妾にもらってから、かれの運命は大きくかわった。最初こそ、その若い妾のからだに夢中になったものの、ものの考えのはっきりしない女で、付き合っていても退屈なばかりになっていった。なにをどう質問しても、「あなた様の良いように」としか答えない。そういうしつけをされて育てられたのか、あるいは諦観のすえにおぼえた処世術だったのか、それはわからないが、叔世には、面白くなかった。そういう、なんでも言いなりにな...臥龍的陣太陽の章その75胡家のものがたりその1
「おまえの妻は、巻き添えを食っただけだ。壺中はいま、二つの組織に分かれつつある。劉表の壺中と、潘季鵬《はんきほう》の壺中だ。潘季鵬は、曹操のもとに行こうとしているようだ。もちろん、子供たちを連れてな」「子供らは可哀そうだと思うが、それをおまえたちは助けに行くのだろう。それが俺の妻の話とどうかかわりがある」「潘季鵬は、袁紹軍から逃れたあと、許都に入ったのだよ。そして、そこで曹操を守る組織に入って力をふるった。そこを見込んだ劉表が、使者を許都に派遣して、潘季鵬を壺中の幹部に引き抜いたのだ。そのときに使者となったのが劉琮だ」「劉表の子が、どうして使者なんぞに」「長い話になるので簡単に言うが、ある事情から、蔡瑁は劉琮を劉表から引き離す必要があった。そこで劉琮の影武者をたてて襄陽城におらせ、劉琮本人は許都に向かわせ...臥龍的陣太陽の章その74真相のかけら
「おそらく、このまま足を早めれば、じきに樊城の隠し村の手前にある胡家の別荘にたどり着くことができます。そこが兵糧を運ぶ拠点となっておりますので、隠し村につく前に、兵糧を奪ってしまえばよい。そして、輜重《しちょう》の列のフリをして、壷中の村に侵入する。壷中の隠し村には、外敵にそなえ四方の望楼に兵が配置されております。ですが、内側に入り込んでしまえば、あとは脆いもの。中には子供しかおりませぬ。叔至さまより関将軍へ、この作戦をお伝えいただけませぬか」「なぜ貴女がじかに関将軍につたえぬ」嫦娥《じょうが》は、諦めきったような、どこか見るものを落ち着かせなくする笑みを浮かべた。この女は、あまりに聡すぎて、人の三つくらい先を読んでしまう、損な性質らしい。「女のわたしがたてた作戦を関将軍は喜ばれますまい。いいえ、たとえ関...臥龍的陣太陽の章その73陳到と嫦娥その3
「豪族の私財を掠め取るのが潘季鵬《はんきほう》の目的でしょう。そして役立たずの豪族は殺し、自分たちは曹操のいる許都へ向かうつもりなのです。だからこそ、潘季鵬は自分に心服している者だけを隠し村に残し、襄陽城には劉表に忠誠を誓う者だけを集めたのです」「いや、しかし、豪族たちとて、愚か者ばかりではなかろう。私兵を取り上げられて、不審に思わぬのか」「そこはそれ、十年間の壷中の実績をなによりも知っているのがかれらですし。それに、隠し村は小さいので、私兵たちまで連れていったら、たちまち兵糧が絶えてしまうこともわかっています。壺中は豪族たちにこう説明しているのです…村の入口の砦にて私兵を集めて守らせ、曹操が攻めてきたら、村に籠城すればよい、と。すこし知恵をはたらかせれば、本当に曹操があらわれた場合、あっというまに兵糧攻...臥龍的陣太陽の章その72陳到と嫦娥その2
※沈黙の多い行軍であった。陳到と関羽は、たがいに交替して、嫦娥《じょうが》の見張りについていた。これは、嫦娥が逃げ出す恐れがあったからではない。嫦娥を狙う壷中がいるかもしれないことを警戒したのである。壺中のほかに、何者かが、ついてきているようだ。陳到にはそれはわかっていたけれども捨て置いている。そちらの正体は判っているからだ。熟練の兵士でも音をあげるような強行軍であったが、嫦娥は愚痴ひとつ言わなかった。それどころか、馬に揺られ続けて具合の悪くなった兵士たちの様子を、休みの合間に見てやったりしている。新野城から出て行く際には、新野じゅうの娼妓、そして麋竺たちが嫦娥を見送った。そのなかには藍玉《らんぎょく》もいた。藍玉は、嫦娥の手をとり、何度も何度も、励ましのことばを口にしていた。ほんとうは、自分も同行したい...臥龍的陣太陽の章その71陳到と嫦娥
※二日くらい経ったころ、船の揺れが収まった。外からもれ聞こえる水夫たちの掛け声や、波音から察するに、接岸作業に入っているようだ。これから陸路で樊城の隠し村に向かうらしい。船倉の扉が開き、趙雲の世話係の少女がやってきた。少女は緊張した面持ちで、腫れあがっている趙雲の顔を見つめていたが、やがて、遠慮がちにそばによってきて、趙雲の横にぺたりと座った。少女は、それまで、なかなか口を開こうとしなかった。口を開いたとしても、信号のように短いことばで。ぽつり、ぽつりと答えるばかりである。その少女が、消え入るような、ちいさな声で言った。「わたし、九つになります」「そうか」まだそんなに幼かったのかと、趙雲は暗然とした。「みんなで、貴方のお話を考えました。いっしょうけんめい、考えました」少女は、暗い瞳をして趙雲を見ている。「...臥龍的陣太陽の章その70少女と趙子龍
※趙雲はいまだ船底にとじこめられていた。船の板の隙間から漏れる光の加減から、おおよそ二日は経ったであろうことがしれる。そろそろ樊城の隠し村に着く頃合だ。身柄を拘束された状態から抜け出すべく、趙雲はもがいていみたが、潘季鵬《はんきほう》に抜かりはなかった。そこで、途中から体を自由にすることはあきらめて、時機を待つことにした。隠し村とやらについたところで、いきなり殺されまい。殺すのなら、とっくのむかしに殺されているはずである。そうしないのは、潘季鵬に思惑があるからだ。どんな思惑かはわからないが、向こうの異常な執着心にこそ、隙を見出せる好機があるかもしれない。大丈夫だ、おのれの勘を信じろ。おのれに必死に言い聞かせつつ、趙雲は、自分の世話係となっている子供達に、おのれの経験したさまざまなことがらを教えながら、なん...臥龍的陣太陽の章その69囚われの身
「安英、おおよそでかまわぬ。村に集っている者の数は、どれほどになるであろう」「隠し村には子供らが百人ほど集められて訓練を受けています。老師たちを含めて、おとなの壷中は二十人ほど。ですから、総勢で百二十人ほどです」「百二十人か。それだけの人数の食糧をどうしている」「用意しているのは、樊城の胡家でございましょう。わたしの親戚です」そうか、と孔明は答えて、それからまた沈黙した。花安英にとっては残酷な作戦が浮かんだのであるが、とてもではないが口にできない。甘いとはわかっているが…さて、どうしたものか。さらに考えていると、花安英が孔明に言った。「胡家から村へ運ばれる輜重《しちょう》を襲いなさい。兵糧を絶ち、飢えて弱った壷中を攻撃すれば、あるいは降伏させることが可能かもしれない」「下策だな。時間がかかりすぎる」「しか...臥龍的陣太陽の章その68安英の申し出
※崔州平と交替に火の番がやってきたため、孔明はおのれにあてがわれた馬車の中へと戻ることにした。幌を掻き分けると同時に、中で横になっていた花安英《かあんえい》が声をかけてくる。「なにかありましたか」なぜわかると問うのは愚問のようであった。花安英は、他者の、ありとあらゆる挙動に敏感だ。おそろしく勘が良い。他者の声の調子、足音、ちょっとした動作のちがいで、その本心をするどく見抜く。「薬が切れたか。痛みはあるか」「おかげさまで熱も下がりましたし、傷についても、たいして痛みはございませぬ。それよりも、わたしの質問にお応え下さい」やれやれ、と孔明は一息つき、花安英の隣に座った。孔明は、この苦手だった煌びやかな少年に、いまは弟に対する感情のようなもの…いや、これまでの日々のなかで、知らずに切り離されていたおのれと再会し...臥龍的陣太陽の章その67車中の花安英
「ともかく孔明、樊城で潘季鵬を食い止めるのだ。そうすれば、おれも面目を保てるし、おまえもおまえの主騎を助けることができて、いいことづくめだ」「君は、ほんとうに曹操の前に膝を折ったのだな」「おまえは劉備を信じろ。おれの目から見ても、劉備はなかなか魅力的な人物だ。おれも弟のことがなければ、おまえに付いていってもよかったのだが」「君の弟を痛めつけた連中は曹操の部下なのだろう。憎くないのか」「もちろん憎いさ。だが、やつらとて、仕事であったのだ。いやな話だがな」「その『やつら』と会ったのか?」「女が束ねている組織だということだけは知っている。やつらには名前がない。だから、曹公はやつらを『無名』と呼んでいる」「無名、か」ぱちぱちと小さな音をたてて燃え続ける炎越しに、孔明の暗いまなざしが向けられる。「ほんとうに、わたし...臥龍的陣太陽の章その66無名
孔明は、しばし考えるそぶりをし、それから、さあっと青ざめた。「まさか、劉表がそうしたように、豪族たちを抹殺し、その金品を奪おうとしているのか」「おそらくな。壷中はそういった蛮行を繰り返して続いてきた組織だ。いまさら潘季鵬《はんきほう》が豪族と話し合って、曹公と対抗しましょう、などと言い出すとは思えない」「潘季鵬は劉表を裏切って、曹操の元へ行こうとしているのではないのか」「あいつは狂っていると言っただろう。自分の狂気のまま、自由に振舞わせてくれる者がいるなら、その者に靡《なび》いていく、そういう、常人では理解しがたい感覚を持つ男なのだ。潘季鵬は豪族どもをみな殺しにしたあと、壺中の残党をつれて、荊州を目指す曹公とすれちがいに許都へ向かうのだろう」「なんだって」「壺中の子供たちは何も知らされていなかろう。許都に...臥龍的陣太陽の章その65それぞれの真意
🌺砂漠のバラ🌺の事を「ドワーフ」と呼んでます📒 カロリー集計 2月18日の分📙
皆さん、おはようございます (○'ー'○)ノ☆☆体重「88.8㎏」から、ダイエットを始めました。「米」「パン」「麺、(十割ソバを除く)」を食べない生活を「2020年11月」から継続してます。恐ろしき「人体実験中」です。 (°◇°;) 💦 ひえっ ひえっ目標は「BMI=22%」(体重 62㎏)の維持です。昨日、仕事が終わる頃に、💁♂️「1人、2袋ネーーー」と、会社から「かりんとう」を頂きました。ははぁ、また「賞味期限」が...
「誉めすぎだぞ、州平」「率直な意見なんだがな」「待て。わたしを認めてくれているのはうれしい。しかし、だから曹操の元へ行くというのは、おかしくないか?」「わたしのなかではつながっているのだがな。わたしは、あくせくと組織の天辺にのぼるより、安穏と人の指図を受けて暮らしたほうが似合っているのだ。おまえのように、理想のために責任という重荷を背負って、仲間たちと苦労をしながら前に突き進むような生き方はできない。ましてや、明日ほろびるかもしれない弱小勢力の家臣になるような危険な賭けはできない…怒るなよ」「怒りはしない」「おまえは、おれとはまったくちがう生き方をしていくだろう。おまえは孔明というそのあざなのとおり、明るく輝くもの。唯一無二の太陽なのだ。太陽が大地から隠れていてはならない。おまえは与えられた運命を行け。お...臥龍的陣太陽の章その64あらたな思惑
孔明は唇をかむ。もともと白い孔明の顔が、ますます白く見える。もともと体が丈夫ではない。貧血を起こしているのではないか。配給した食べ物はきちんと食べたのだろうか。孔明はなにかひとつの気にかかることがあると、食欲がまったくなくなってしまう性質であることを州平は知っていた。孔明は、おのれを抱えるようにして組んでいる腕に力を込めて、尋ねてくる。「嫌なことを質問させてもらう。君は、わたしを憎いと思ったことはないか」「ない」即答した。これは自信をもって答えられる事柄であったからだ。「わたしは、君のきょうだいを苦境に追い込んだ組織を作った男の身内だ。それなのにわたしだけは、ずっと安全なところにいて、みなに守られてこの年まで生きてきた。わたしが本来味あわなければならなかった痛みを、まるで君たちが代わりに受けてくれたように...臥龍的陣太陽の章その63静かな告白
安陽市にある三国志の英雄として知られる後漢時代の武将政治家・曹操(そうそう)の墓「曹操高陵」の西側で、北宋代の守陵戸(墓守戸)らしき建物跡が発見された。 宋元代のれんが造りの地下排水施設と建築遺構や、多数の磁器や貨幣、サイコロや碁石、陶球などの娯楽用具と建築部材が出土したという。[新華社・MSN]...
※花安英《かあんえい》のことばに偽りはなかった。樊城の隠し村へつづく壷中の間道はすぐに見つかった。案内人の花安英が優秀なのもあり、これまでさしたる混乱もなく、旅路はつづいている。二日後には樊の隠し村に到着するであろう。崔州平《さいしゅうへい》の胸に、さまざまな想いが去来する。見上げると、夜空には、煌々とかがやく白い月が、地上の寝静まるありとあらゆるものを監視するかのように、冷たく君臨していた。月があまりに大きく明るいために、ほかの星たちは闇にかすんでいるようにすら見える。火の番を自ら買って出ていた崔州平は、みなの寝静まった陣のなか、ひとりでいた。二日後は、ふたたび修羅の中に身を置くことになるであろう。だが、いまは台風の中心に飛び込んだように、静かで穏やかな時間が流れている。壷中は倒されなければならぬ。壷中...臥龍的陣太陽の章その62胸のうちに去来するもの
陳到も関羽も、温和な印象がつよい麋竺の意外なことばに、思わず顔を見合わせる。だが、劉備は、だいたいの予想をつけていたようで、顔にあらわさず、さらに尋ねた。「それだけではないな。あなたは、なんだって孔明に意味ありげに壷中の名だけを教えたのだ。もし自分が失敗して、帰らないようなことがあったら、壷中という言葉を手繰《たぐ》って、孔明に壷中を潰してもらおうという魂胆があったのではないか」麋竺は、悲痛な面持ちでうつむき、搾り出すように言った。「まさにそのとおりでございます」さらに劉備が口を開こうとしたとき、横からするどく嫦娥《じょうが》が割って入ってきた。「ご無礼をお許しください、劉豫洲。この計画は、子仲さまだけが練ったものではございませぬ。わたくしと、襄陽の崔州平と、ほかの壷中に恨みのある者たちが集って、はじめた...臥龍的陣太陽の章その61やっと太陽に
2020年12月11日に公開の日本映画。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督による新たな解釈の三国志の映画作品です。 予告編 公開時に映画館でも見ました 今回はネットフリ...
「劉表は、表向きの『清流派』の顔を、崩したくなかった。ほんとうは、ただそれだけだったのだ。諸葛孔明の叔父の玄は、あまりに直情的で、劉表に遠慮がなさすぎた。あれは劉表に鏡を突きつけた。突きつけられた鏡に映るおのれの醜い姿を真正面から見ることに我慢がならなかったので、劉表は諸葛玄を殺した。甥の孔明に目をつけていたから、どうしても欲しいと思った。けれど、諸葛玄は、孔明を守るための策を残していたのです。それを利用して、諸葛家の人間は、なんとか劉表の手から孔明を守った。けれど、諸葛玄の印象というのは、劉表と壷中にとっては強烈だった。いつか、成長した孔明が、叔父の死の真実を知って自分たちに刃向かってくるかもしれない。根拠もなく、それを恐れた。かれらは、ずっと孔明を見張ることにした…」「見張りをつけたことで、壷中は安心...臥龍的陣太陽の章その60失踪の裏で
ぴりぴりした空気に耐えかねたのか、麋竺がうめくように言った。「仕方なかったのだ」だれかが責める言葉を口にしたのではない。だが、重くつづく沈黙にとうとうしゃべらざるをえなくなったのだろう。「劉表が、わが君に新野をまかす条件がこれであった。わたしが壷中に入ること。そして、わが君たちの子供たちを人質に差し出さなくてよい代わりに、荊州からあつめられてくる難民の子供たちの親兄弟の屍を始末することが条件だったのだ。劉表は、つぎつぎと北から押し寄せる武装した難民たちには、ほとほと悩んでおった。そこで、あまりにおぞましい解決策を考え付いたのだ。子供たちだけ残し、大人たちを皆殺しにするという。そして、残った子供たちは壺中に入れられた。劉表は自らの野望を果たすため、子供らを刺客に育てていったのだ。殺された大人たちの屍は東の蔵...臥龍的陣太陽の章その59麋竺の告白、嫦娥の孤独
「わが君は、おぼえておいでか」ざっ、ざっ、と土の掘り返される活気のある音をよそに、麋竺は遠い目をして、つぶやく。「わたくしがあなたさまに付いていく決意をしたのは、陶謙のやりように、どうしても我慢ができなかったためです。あの男は臆病で、保身のことばかりを考えていた。時局をわきまえず、あろうことか、曹操の父親を誤って死なせてしまい、多くの無辜の領民を虐殺させる事態を招いた」「覚えているとも。あのときのことは、忘れたくとも、忘れられるものではない。陶謙が悲鳴をあげたので徐州に行ってみたら、目の前にひろがっていたのは地獄だった。そこいらじゅう、見回すかぎり死体だらけ、食べ物はぜんぶ腐っちまって、水も汚臭がして飲めたものではない。死体に群がる蠅の羽音だの、死肉をあさるカラスや野犬の姿だけが生きている者の姿、という状...臥龍的陣太陽の章その58土の下から
※新野城の住民たちは、その朝、何度もおどろくことになった。劉備が、朝餉もとらずに正門へ飛び出していったかと思えば、出奔したはずの麋竺をともなって戻ってきた。そればかりではない。麋竺は新野城の住民が見たことのない男装の女をともなっていた。さらには、それを守るようにしておおぜいの新野の娼妓たちが、ふだんは出入りの許されない城内へ入っていく。娼妓たちは、ほとんどしゃべらず、息をつめて、なにかを待っている様子である。娼妓たちだけではなく、劉備や関羽をはじめ、趙雲の副将・陳到、麋竺、そして男装の女もまた、押し黙っていた。かれらの表情は、みなどれもひどく緊張している。それをみた新野の住民のだれもが、何事かあったらしいと感づき、また自身も沈黙をした。劉備は城に戻るなり、手の空いている男たちをあつめると、めいめいに工具を...臥龍的陣太陽の章その57東の蔵
陳到は、斐仁《ひじん》の言葉に、すばやく頭をはたらかせた。公孫瓚、袁紹、そして劉表。趙雲の移動とほぼ同じくして移動し、形成された組織が壷中。壷中はいま、荊州の豪族たちを樊城に集めている。その壺中は、なぜか孔明を人質にとった。その理由が、趙雲を捕えるためだという。罠としりながら、趙雲は孔明を助けるため、襄陽城に戻った。壷中の要は、潘季鵬《はんきほう》という男。だめだ、さっぱりわからん。首を振り、ふと麋竺と嫦娥《じょうが》のほうを見ると、意外なことに、両者とも顔を蒼くして、どころか小刻みに震えている。嫦娥と目が合うと、意外なことに、涙目になっていた。そして、陳到の目線からのがれるように、ふいっと目を逸らすのであった。あきらかに、なにかある。陳到は、嫦娥に詰め寄る。「嫦娥どの、貴女には、まだ我らに話をしていない...臥龍的陣太陽の章その56つながっていく手がかり
※陳到は、劉備がやってくるまえに、いろいろわからないことを尋ねていたのだが、麋竺は、「なにもかも明らかにするが、それはわが君が来てからだ」と、なかなか口を開かなかった。しかも、嫦娥《じょうが》が一緒にいてくれなくては困るという。その口ぶりから、麋竺が新野から出た際に、いっしょに襄陽城に連れて行った「若い女」こそ、この嫦娥だったのだろうと、陳到は見当をつけた。麋竺が嫦娥の身を案じているのはあきらかであった。関羽は、ふたりを劉備のところへ連れて行こうとした。しかし、今度は嫦娥が、瀕死の怪我人を置いて、屯所から出ることはできないと頑張ったのだ。斐仁の命はあきらかに消えかけていた。もはやうめくことすらできない。次第に、その顔色が、土気色に変わっていくのがわかる。麋竺の斐仁を見る目に、憐憫はない。かといって冷酷に見...臥龍的陣太陽の章その55最期のことば
※まだ朝の支度をしていた最中だった劉備は、麋芳《びほう》の怒りの訴えによって起こされた。なんでも、趙雲の副将にすぎない陳到が、勝手に、鶏の鳴かないうちから、城市の正門を開けさせたというのだ。罰してくれと訴える麋芳の話をよく聞くと、仰天したことに、襄陽城から斐仁《ひじん》がもどってきたというのである。その時点で、劉備の目は完全に醒めた。つづいて、関羽からの使者がやってきた。麋芳のために、せっかく情報を持ってきただろう斐仁が矢を射かけられ、虫の息だというのである。それを聞いて、劉備は麋芳について思った。『どうもこの御仁は、暴走しがちな面があるな。子仲《しちゅう》さん(麋竺)には悪いが、要職からはずすことも考えたほうがいいかもしれん』正門に行くべく身支度を整えていると、さらにまた関羽からの伝令が来た。麋竺が無事...臥龍的陣太陽の章その54劉備の到着
おそらく、程子文《ていしぶん》の手紙にもあったように、壷中の村でうっかり故郷のことに触れると、年長者に折檻をされるのだろう。不安そうな子供に、安心させるように笑みを見せて、趙雲は、こんどは、だめだとたしなめた少年のほうを見て、尋ねた。「なぜ駄目なのだ?故郷を大切にすることは、よいことだ。おまえたちは、郷里をなつかしく思うことはないのか?なぜ駄目だと言われる」「故郷を思い出すような者は、臆病者だからでございます」「なぜ。俺は故郷をたまに思い出すが、やはり懐かしいと思う。だが、自分が臆病者だとは思わない。俺は一人で襄陽城の、大勢いるおまえたちの仲間と戦ったが、臆病者にそんな真似が出来ると思うか?」子供たちは、またまた顔をしかめて、互いに顔を見合わせた。そうして、最初に問いに答えた少年は、理解を得られたのがうれ...臥龍的陣太陽の章その53壺中の子らその2
ごき、と鈍い音が、船倉に響く。「忘れていたぞ、城門で、わしに向けて矢を放ったのはおまえだろう。いまのはその分だ」口の中に、血の味が広がる。どこかを切ったらしい。額に床をつけて、起点にして起き上がろうとする趙雲の腹を、潘季鵬《はんきほう》は容赦なく蹴りつけた。「そうして、これは、襄陽城の我が部下たちを殺めた礼ぞ。裏切り者めが!」腹の痛みをこらえつつ、うめき声をあげないように注意しながら、趙雲は、『裏切り者』のことばに、思わず笑った。何に対しての裏切りというのだろう。「あとの分は、樊城についたなら、返してくれよう。楽しみにしているがいい」そう言って、潘季鵬は、船倉から去った。報復か。冗談ではない、と思っていると、体を両脇から押さえられ、起き上がらせられる。見ると、さきほどまでじっとしていた壷中の子供たちが、趙...臥龍的陣太陽の章その52壺中の子ら
Wo Long: Fallen Dynasty体験版が2/24配信決定『ウォーロン フォールン ダイナスティ』
Wo Long: Fallen Dynasty体験版2/24配信PS5/PS4等ウォーロン フォールン ダイナスティ体験版内容。オンラインマルチプレイ可能な体験版はPS Plusへの加入は不要。Wo Long: Fallen Dynasty体験版クリア特典あり。製品版に引継可能。ウォーロン体験版情報
※「おまえとこうして対面するのは何年ぶりであろうかな」趙雲は答えず、ただ潘季鵬《はんきほう》をきびしく睨みつけた。孔明の言ったとおり、薬でくらまされた視力は、時間がかかったが、なんとか回復した。しかしその代わり、固い縄で後ろ手をぐるぐるに縛られ、まったく身動きのできない状態となってしまっている。そんななか、見上げる潘季鵬の顔は、薄気味わるいほど、優しい顔をしていた。この男は、袁紹の軍に最初に入って、古参兵から与える凄惨なしごきに、心身ともに磨耗していた俺のところへ、同じ顔をしてやってきた。俺だけではない、ほかの子供たちも、みんなみんな、この笑顔に光明を見て、その背後に崇高なあるものがあると信じ、ついていったのだ。その果てに、奈落があると知ったなら、だれも足を前へ進めなかっただろう。「いくつになった、子龍。...臥龍的陣太陽の章その51船倉の趙子龍
「む、たしかにな。非はわれらにあったかもしれぬ、罠にかけるような真似をしたのは悪かった、許せ」あっさり陳到が頭を下げたので、嫦娥《じょうが》をはじめ、女たちは目を丸くしている。役人というのはふつうは威張り腐ったもので、けっしておのれのあやまちは認めない。だが、陳到はちがうのだ。ことを順当に進ませるためならば、相手が夜の女だろうと頭を下げることに抵抗はない。そのほうが、早くもめ事が収まって、早く家に帰れる確率が高まるからである。「そこまでおっしゃるなら」嫦娥はそういうが、まだ女たちは興奮しているらしく、「でも」とか、「罠かも」と、疑っている。それを嫦娥のとなりにいた藍玉《らんぎょく》がとりなした。「みんな、静かになさい。嫦娥先生は、けが人を診るとおっしゃっているのよ」とたん、雀の大群のように大騒ぎしていた女...臥龍的陣太陽の章その49好々爺の帰還
陳到が答えると、麋竺の眼差しが、いまだかつて見たことがないほど暗いものに転じた。「わたしが『壷中』の仲間であることはまちがいない。それなのに、新野に残ったわが一族を牢に繋がなかったこと、感謝する」陳到は、さらに混乱し、『壷中』の仲間だと自ら語る麋竺と、『壷中』に敵対している様子の藍玉《らんぎょく》や嫦娥《じょうが》を見比べた。まったく立場がちがうはずの人間が、なぜ連帯しているのか?「子仲《しちゅう》殿は、壷中を裏切ったのですか?」「もとより、心は一片も壷中にない。わがこころは劉玄徳にあり。わたしはわが君が荊州に入った際、劉表と取引をし、新野の秘密を守る斐仁を、さらに監視する役目を与えられた。拒むことはできなかったのだ。『壷中』という組織がどれほどに濃い闇を引きずっているか、知れば知るほどに、脱け出せなくな...臥龍的陣太陽の章その50新野に眠るひみつ
どうも、クイズで知識も楽しくゲットしたくなるブログです。小説やマンガ。そして、テレビの人形劇やゲームなどいろいろなメディア展開をした作品の1つといえば「三国志」ですね。さて、「三国志」といえばいろいろな登場人物がいること。さらには、赤壁の戦いをはじめいろい
吉川英治の小説三国志「出師の巻」まで読み終わりました。iPhoneの青空文庫アプリで読んでおります。 【三国志】図南の巻を読み終わりました 臣亮言す 出師(すいし)という言葉の意...
Wo Long: Fallen Dynastyストーリートレーラーが公開「ウォーロン フォールンダイナスティ」
ウォーロン フォールンダイナスティ1/18ストーリートレーラーがYoutube公開され曹操、孫堅、劉備、呂布、董卓が動画内で登場。後漢末期の三国志舞台のダーク三國アクションRPGゲームWo Long: Fallen Dynastyマルチプレイ協力と侵攻・復仇が新情報で紹介。オンラインマルチプレイ情報