アンタルヤにはドシェメアルトゥ絨毯という世界的にも知られる織物があります。 ドシェメアルトゥにあるコワンルックを始めとした、いくつかの村で作られてきたもので、20世紀中頃から後半まではほとんどの家に織り
トルコのアンタルヤで絨毯屋を営む女社長のお仕事記。キリム、絨毯、イーネオヤ、その他手工芸の紹介。
トルコの地中海の町アンタルヤで絨毯屋を営んで、トルコ生活も早30年。キリム、絨毯、イーネオヤ、トルコの手工芸の話。地方や村への出張話。日本での活動話などを紹介しながら、女社長の日常記は続きます。
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アンタルヤにはドシェメアルトゥ絨毯という世界的にも知られる織物があります。 ドシェメアルトゥにあるコワンルックを始めとした、いくつかの村で作られてきたもので、20世紀中頃から後半まではほとんどの家に織り
タウシャンルのオヤ修行の日々では、ハティジェさんにチティオヤを習いながら、かつ美味しい家庭料理を振る舞ってもらった。 朝はホテルのビュッフェで食べてから出掛けるが、ハティジェさんが作るお昼がいつも楽し
ハティジェさんに習うタウシャンルのイーネオヤは、基本的にシルク糸を使うもの。 それはこの地で作られるチティオヤにはワイヤーに巻き付けるための未撚りの糸が必要なこと、さらに繊細なオヤ作りのために細く撚っ
ハティジェさんのところで、彼女が作ったチティオヤを見せてもうらう時に、楽しみなのが、どんなケースに入ってくるか。 ケースと言っても身近で見つかるものを代用するのがイーネオヤを作る女性たちの大多数。
タウシャンルでは丸4日間、いつもお世話になっている友人であり、オヤの名手ハティジェさんのお家でチティオヤ修行の日々でした。 チティオヤとはタウシャンルでの独特の言い方で、茎や葉部分にワイヤーを使った
タウシャンルには中心部の広場に小さな博物館があった。(今でも建物はある) 普段は鍵が掛かっていて、市役所に連絡を入れて開けてもらって中に入るようになっていた。 そこには名称が書かれたたくさんのイーネオ
さてタウシャンルに移動して、まず訪問したのは、タウシャンルで一番最初にイーネオヤを習いに行ったお家のニルフェルさん。 突然行ったのにもかかわらず、夫婦で大歓迎してくれました。 ニルフェルさんは他県の
前回のブルサ滞在の際に、コソボ共和国のマムシャ出身のトルコ人女性と知り合う機会がありました。 イーネオヤが大好きで大好きで…という話で盛り上がりました。 イーネオヤはお母さんから習い、自分自身、妹たち
ブルサで定宿として25年以上お世話になっているホテルがある。 立地もサービスもよかったのだけれど、数年前にオーナーが変って朝食がビュッフェスタイルから、同じ経営者のシミット屋さんの朝食プレートに代り、そ
□オヤマニアの会イベント「トルコのオヤと金属刺繍」 日時:2月22日(金)ー24日(日) 場所:西荻窪 HAPA HAPA □オヤマニアの会イベント「チャルパナと木板バスク&ウズベキスタンのスザ二展」 日時:3月1
湖の中にある半島ギョルヤズに行った。 スケジュールの都合上、日曜日は丸一日お休みになったため、近場に遊びに行くことにした。 ギョルヤスはブルサの中心地から40kmほど西のウルアバット湖の東端に位置する村
国営の文化手工芸研究所のブルサ校で公式に手まりのワークショップが開催されることが告知され、多くの参加者が集まりました。 2日間、7時間の授業内容で手まりの基本から、少し複雑なモチーフ作りまで。 参
昨年の27日の早朝4時に自宅を出発して、10日間の年越しオヤ旅に出かけてきました。 初日はアンタルヤ空港からイスタンブール空港への移動から始まりました。 アンタルヤ空港は国際空港で国際線と国際線の乗り場
新年明けましておめでとうございます。 10日ぶりにアンタルヤに戻ってきました。 昨年の12月27日の早朝4時に自宅を出発し、日本からのお友達とイスタンブール空港待ち合わせ、空港バスでブルサへ向かいました。
2023年4月にブルサのメリノステキスタイル博物館にて開幕したトルコのアンティークイーネオヤコレクション展。 20か月を経て本日2024年12月24日に終幕を迎えました。 この展示会は私と友人のイブラヒム氏の
何にでも利があれば害もあるものだが、一時期健康に良いと思われる牛乳が実はそうでもないという話題が広まり、山羊ミルクがオススメされた時期がある。 この牛乳有害説はデマで終わったようだけれど、山羊ミルクが
オスマンル刺繍に使われてきた金属リボンをメインにした刺繍があります。 それがテルクルマです。 金属を折りながら作るという意味で、その名の通り、リボンをポキポキと畳み折りながら生地に刺繍していくテクニッ
ギリシャに行った時にスーパーでトルコでは見かけない日清のカップヌードルを見つけた。 よく見るとSobaと書いてあり、焼きそばっぽい。 熱湯を入れて、蓋の穴から湯切りして添付のソースを入れる。 調べ
木版バスクはブロックプリントのこと。 トルコでは2年間寝かせた菩提樹の木で作られた版木を使って、化学反応を利用した染料でモチーフを浮き上がらせてプリントしていく技術です。 【Youtube動画】トカットの木
ギリシャからトルコへ戻る前にスフリへ寄った。 トルコ人からはローマ字表記からソフルと呼ばれている町である。 国境のキボイの手前で左折し、北上すること約30分、35kmの道のりである。 オフシーズンにせいか
つい先日、18時の帰宅時に23℃あったと思ったら、一昨日の朝10時は8℃。 まだ暖房を付ける日も少ないけれど、温かい日はとことん温かく、寒い朝は寒い、日々の気温差が激しいアンタルヤです。 アンタルヤの天気と娘
新しいYoutubeチャンネルを開設しました。 チャンネルは「シニアのトルコ暮らし」。 はい、ずばり私自身のことです。 ↓↓↓↓↓ シニアのトルコ暮らし サムネのタイトルは60代のうちは60代のトルコ暮らし。
先日のオスマンル刺繍ではたくさんのご視聴ありがとうございました。 引き続きまして今週1月26日(金)と27日(土)にもインスタライブを行います。 今回は「トルコのイーネオヤ」展でワークショップを担当してくだ
インスタライブの内容をYoutubeに公開しました。 興味ある方、ぜひご覧ください。 ↓↓↓↓↓ 【トーク】オスマンル刺繍について 平尾直美×野中幾美 みなさまのご要望にお応えして急遽オスマンル刺繍についての
町でビターオレンジがたわわに実った街路樹を見かける季節になりました。 その様子はまるでパステル画の世界のようです。 クルマの通り道なのでなかなか写真に収めるチャンスがなかったのですが、たまたま立ち寄
2023年10月に訪れたカスタモヌでトルコのブロックプリント「木版バスク」の現場をinstagramのライブでご紹介しました。 ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、今見直しでもなかなか面白いのでYoutube
トルコのイーネオヤを愛するみなさまに。 そしてもっとイーネオヤのことを知りたいと思っているみなさまに。 2本の動画をYoutubeのikuminonaka チャンネルで公開いたしました。 2020年のオヤマニアの会のイベ
大晦日の日。 日本の年の瀬のあのザワザワする感じを思い出しながら、最後に日本でお正月を迎えたのはいつだろうなんて考えていた。 トルコのお正月はいまやノエルのお祝いとごっちゃになっていて、12月末か
オヤと言うのは伝統と名が付いても古式の一定のルールがあるわけではなく、各時代時代の積み重ねであり、当時の流行りの名残りであったりする。 例えばアンカラのナウルハンのイーネオヤ。糸は未撚りのシルク糸を自
エスキシェヒールへ行った目的はオヤ博物館を訪ねるためでした。 2022年にオープンしたばかりのオヤ専門博物館です。 コレクションをこの博物館に寄贈したイムレンさんは自宅療養中で今回は会えなかったので
3日目にイェニシェヒールのヨロレン村へ行きました。 イェニシェヒールの本来のイーネオヤはイズニックのオヤとも場所が近いだけに似ているものも多く、巨大なイズニックのオヤに比べるとその縮小版といった感じで
2日目はムダンヤのカイマクオバ村へ行きました。 ここにはオリーブ畑を営む一家が住んでいて、そのお家の奥さんフスランさんと隣村に暮らす妹さんユクセルさんにイーネオヤを教えてもらいました。 この地帯
2023年から2024年にオヤ旅に出かけていました。 そのご報告と備忘録として内容的には一部になりますが残したいと思います。 正味5日間という短い日程でした。しかしその分充実した中身の濃い旅でした。 帰宅後、
日本ではクリスマスのお祝いで盛り上がった週末だったことでしょう。 今年もクリスマスであることすら思い出さないまま、いよいよ年の瀬を迎えようとしています。 これでも(超零細企業の)社長業をやっています
2023年6月から7月上旬にかけて行ったオヤ旅の話はこれで終わり。 このあと、友人たちは帰国し、それぞれのオヤ活動を続けていることだろう。 タイトルの「イーネオヤロード」は、日本ヴォーグ社さんの季刊誌「
オヤ旅の最後に向かったのはブルサのウルダーの裾野にあるミシ村である。 ミシ村は現在の名前をギュムシュテぺと言い、歴史を辿ると紀元前18世紀まで遡る古い里である。 オスマン帝国時代の古い家屋が見られ、夏
ウルジャミイのある広場から西へ向かった高台の上にムラディエ地区がある。 ムラディエ・キュリエを中心とした一角である。 キュリエとはひとつ前のブログでも説明したが、公的な複合施設を意味し、モスクを中心
ブルサはオスマン帝国最初の首都である。 ブルサを例えていう言葉に「イェシル(緑の)ブルサ)」というのがある。 トルコ第4の大都市でありながら、後ろにウル山を携え、町は緑に溢れている。 そんなブルサのシ
セルダー先生のお家に来たら、見せてもらわないといけないものがあります。 それは先生の嫁入り持参品だったイーネオヤのチェイズです。 チェイズとは嫁入り持参品のことを意味し、それらを入れるチェストのことも
サビハギョクチェン空港からBBBUSに乗ってブルサへ向かいました。 ブルサはイスタンブール、アンカラ、イズミールに続いてトルコ第4の都市ですが、旅客機が乗り入れする空港が現在はありません。 その代わりに