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悲しむのをサボる 羨ましがるのをサボる 傷つけ合うのをサボる さびしがるのをサボる 後回しにするのをサボる 妬むのをサボる 死にたがるのをサボる 怠けたがりをサボる 時々そうやっていい人ぶるのを こっそりサボる ランキング参加中詩
同じ1日も同じ空も ありえないのに まるで今日はいつか出会った時間の 置き土産のようだ ほら ラジオでは聞き覚えのある話と 昔々の綺麗な曲 戦いが終わったというニュースが 流れているよ 夢を開く鍵は 遠い昨日に置きっぱなして 夢を閉じる蓋は いつだって半開きで 同じ1日も同じ空も ありえないのに まるで今日はいつか出会ったかみさまの 置き土産のようだ *絵:イラストAC TAE ランキング参加中詩
私用で定期的に訪ねる場所が、現在もマスク必須である。 暑い時季の装着はなかなか体力を削がれるものなのだが、幸い猛暑日はずいぶん少なくなった。 マスクの要る場所で、いつものように小さな荷物を差し入れ、 マスクの要る場所で、いつものようにその人と短い会話をして、 マスクの要る場所で、自分を振り返ったり少し苛立ったりする。 マスクの要る場所では泣かない。 それだけは守っている。 今のところは。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
どようびどこまで打ち明けようか こっそりタバコをふかしたこと? それともワインを舐めたこと? どようびどこまで打ち明けようか こっそりアイスを食べたこと? それともお鍋が焦げたこと? どようびどこまで打ち明けようか こっそり××××なくしたって それとも××××って欺いたこと? ランキング参加中詩
誰かに叱られそうな、申し訳ないような、その中にほんのり勝った(何に?)感も混ざっており、兎にも角にも体と心のベタつきを洗い流す。 早い時間に帰宅し、あわよくば入浴まで明るいうちに済ませることがある。 昨日は、そんな午後だった。 空気を入れ替え、ドライモードと冷房を時折切り替えながら、忘れていることはないだろうか…などとほんのり不安がよぎる。 だいじょうぶ、と払いのけPC作業に没頭する。残業を持ち帰るわけではないが、明日の準備をほんのりしておこう。 昼食にパスタを茹でる。 最近は電子レンジに、大いに寄りかかる。ガス代は目標設定額を下回ったが、電気代はどんなものか😅←なんとかというサービスに切り替…
雨が去ったから 今朝は紅茶を淹れる 風が心地よいから 昼はおむすびにしよう 地面が少し濡れた夜 猫とクッションをとりあいこ そのうちまた朝になって 昨日の涙も乾くだろう ランキング参加中詩
久しぶりに、布製のコースターを揃えた。 fog linen(フォグリネン)のリネンコースター。気軽に使え、ネットに入れて洗濯機で洗えて、すぐ乾く。ちょっとしたお礼にもよさそうだ。 筆者がコースターに出会った店では、あっという間にsold outになったが、公式ショップでは定番品なのだろうか、いつでも店頭に並んでいるようである。 foglinenwork.com+++ リネンは、洗うほどにやわらかく手触りがやさしくなる。また、丈夫な素材でもある。 夏になるたび、もっと暮らしに取り入れたいと熱い心持ちになるのだ。 ランキング参加中雑記
晩夏の頃、よく映画館に行く。 同じビルに格安で文具を販売している店があり、映画の余韻を味わいながら立ち寄るのが楽しみだった。 翌年の手帳やカレンダーが売り出される頃なので、それが目的である。 ある年から品揃えが変わり、セルフレジ方式となり、いつ行っても妙に混雑している。セルフレジに馴染みのない客層が多いためらしかった。 筆者も、今までに数回しかセルフレジを使ったことがない。しかも店舗によってシステムが少しずつ異なり、慣れないと何が何だか、という感覚に陥る(汗)。 セルフレジは慣れればどうにかなるとしても、品揃えについてはなんともし難い。 どちらにしろ、家から距離があり、格安店からはすっかり足が…
故郷、実家、親の里、墓参り。 早々に解放されたという話も、帰ったり戻ったり、継ぐことの苦労話も多く見聞きする。 中でも、ある方のブログで知った「墓じまい」だったり「実家じまい」だったりは、筆者にとっても徐々に身近になりつつある案件である。 お盆のたびに思い出すのは、実家の人らにとって特に思い入れの強い行事ではなかったらしいという事実だ。幼少の折、親類が遊びにきていたことはあっても、誰かに連れられて墓参りに出かけた記憶もなく、作法は大人になってようやく覚えた😅 里帰りをしなくなった(必要がなくなった)ので、この時期はカレンダー通りである。 心の中で手を合わせる。世界が平和であるように、世界の人が…
水栽培で育てていたヘデラ(アイビー)が枯れた。 「花のサブスク」を楽しんでいた頃からなので、そこそこ長い付き合いである。 葉は変色してしまったが、根が少し出始めていた。 一縷の望みをかけて、その部分を小さな空き瓶に挿す。明るい場所に置き、そのまま見守ることにした。 インドアグリーンを育て始めて日が浅いこともあり、我が家にどんな植物が馴染みやすいのかは、まだ掴めずにいる。そんな迷いや戸惑いも楽しい。 そのうち、へデラも株で育ててみるつもりだ。 こうして、ささやかな癒しとパワーに満ちた空間が我が家を彩り始めている。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
立て続けに台風が近づき、過ぎようとしている。 雨の多すぎる夏、どうぞ小難となりますように。 我が家は「電気と水が一度に止まる、ガスは(大きな地震以外では)ほぼ止まらない」というライフライン事情。 天候がひどく荒れそうであれば風呂に水を貯める。 ポータブル電源は大小2台、モバイルバッテリーは3台。USB電源の照明器具が、これも大小2台、懐中電灯が3本。非常用トイレ、冷却用シート、汗拭きシート。 あとは、自宅避難を想定して少しずつ買い足す。 実家の人らは食品の買いだめをよくしていたが、食器棚や引き出しに貯まるばかり。 すでに実家を出て久しく、果たして彼らがそれを使って(食べて)いたのかはわからない…
筆者の家には、まだ固定電話がある。 すぐにでも撤去したいところではあるのだが、紐付けているあれこれを鑑み、慎重になることにした。 自身の連絡先は携帯番号にしているので、ラジコを使っている時に電話が鳴ると未だに仰天する😅(スピーカーが相手の番号を読み上げてくれる) 大抵は、普段お世話になっている方々からの着信なので、間違えて切らないよう「緑、緑…」(あるいは「スライド、スライド」)と心の中で唱えながら電話をとることにしている。 さて、迷惑という二文字から何を連想するだろうか。 最近では「メール」「電話」などと続けたくなってしまう、そんな時代である。 無論、非通知や登録してない番号や怪しげなタイト…
今日辺りから、残暑見舞いのご挨拶ということになる。 暑さは続いているが、こよみの上では秋と呼ぶ。 我慢せずエアコンを適切に使いなさい。 水分は喉が乾く前に摂りなさい。 外出は極力控えなさい。 キケンナアツサデス、イノチニカカワリマス! 日々、テレビからもラジオからも、今年は特に。 かと言って、炎天下を歩く用がなくなるわけでもなければ、エアコンで不調になることもゼロではない。 ほどほどが難しい。 ほどほどが全てではないけれど。 振り切れば人でないような言いようで。 季節もそうなのか。 残暑は厳しいのが当たり前だが、なんと永い夏だろう。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
SNSでいわゆる「片思いフォロー」させて頂いている人が、亡くなった。 そのうちの一人には、生前2〜3回ほどお会いする機会があった。とっておきの裏話が茶目っ気たっぷりに明かされたトークショー、涙が止まらなかった作品の舞台挨拶、優しい笑顔と声。 サインをいただいた。 忘れられない瞬間だった。 どんなに割り切っても手放すことの出来ない事案は、こうして積み重なっていくのかもしれない。 最期の瞬間まで。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
遠く渦を巻く塊が 嵐を伴い近づいてくる 過ぎる頃 どことなく朝夕の涼を感じるものだが なぜか 遠く渦を巻く塊は いつまでもいつまでも 同じ場所にとどまって ぐるぐる回り続けている 南の熱く湿った風だけを 律儀に運んでくれるものだから うっすら曇って蒸し暑い 夏は永くひたすら永く 秋は駆け抜けていくだろう ランキング参加中詩
しばらく通院していたのが、ようやく終わった。 待ち時間に本を読むという目論見は外れたが、心配ごとから解放されるのは、いつだって心地よい。 時間は味方にも敵にもなるように思えるけれど、こちらのコンディションで感じ方が異なるだけであり、時間は時間でしかない。あるいは存在しないのだ。 暑さには今しばらく「了」は訪れそうもない。 どうぞご自愛のほど。 ランキング参加中雑記 ランキング参加中詩
思いがけずセール品が手に入った。 欲しい欲しい、と数ヶ月思い続けていて、自分なりのワークノート(A6サイズのノートに自己分析だの夢だの目標だのを思いつくまま書きとめる)にも「小さな蘭を購入する!」と記している。 それが叶った。 特殊な石に植えられており、水を張った受け皿に置く。 水がなくなれば、足す。あとは明るい場所に置いておくだけ。 初日は水の減りが思いのほか激しく、翌朝カラカラになっていたので慌てて水を注いだ。庭木の水やりに比べれば、どうということもないのだが、タイミングがまだ掴めない。 実家の人らは筆者などより余程植物の世話に長けていたが、自分に植物に惹かれる素地すら見出せなかった。それ…
手放していければいいのに 手放せないものがあって 執着ではないのだけど こびりついた記憶は容易に削ぎ落とせない 投げつけられた単語のひとつひとつを 何かと縛りつけられた心のありようを 今さらなかったことにはできない だから綴る だから刻む 例え目の前のあなたを 心底愛してると断言できなくても そこそこの距離を置くことで 互いの日常が回るのならば 正しく回るのならば ランキング参加中詩
北風が強い。 室温28度、湿度60%。エアコンを使わなくても、窓とドアをあければひんやり乾いた空気が部屋を満たす。 午前中、少し書き物をするくらいであれば、ほどよい。 一度出かけて、昼過ぎに戻った。 小さな植物のためにほんの少し開けた窓からは、熱風しか入らなくなっている。慌てて窓という窓を開け放し、風を入れる。 それから窓を閉めて、ごく弱くエアコンを稼働させた。 午後になっても湿度はそれほど上がらない。 だが、気温はぐんぐん上昇している。洗濯物はよく乾くだろう。 ほどよい真夏、というものが存在するのなら。まだ世界に。 ないものねだりと呼ぼうか、そんなものはない、と断言してしまおうか。 ランキン…
寂しさを埋めるでもなく 喜びを追い求めるでもなく ただ気になり続けていたから 花を育ててみることにした 花を育てることに憧れはありつつ やはり惹かれるのは ハイドロカルチャーで インドアグリーンの中でも 蔓性のものだ 花をみたいと思うなら月日をかけ大きく育てるか 土に植えるかしなければならない あるとき 育ててみたいと思っていたが 手を出せずにいた小さな植物が 半額になっており 取り寄せることにした 小さな小さな花を咲かせる 小さな小さな植物 水だけで咲くという 寂しさを埋めるでもなく 喜びを追い求めるでもなく ただ気になり続けていたから 花を育ててみることにした ランキング参加中詩 ランキン…
週に一度 逢いに行く人がいる 約束はしない 期待せず悲しみも喜びもせず 怒り…は うまく横に置いておけるようになったから ただ 淡々と会話し ただ そうね、そうだねと 聴き流し ただ またね、と告げて来た道を帰る いつか終わると分かっていても いつかを忘れて来た道を帰る 雨が涼しさをつれてきた 後悔…も うまく横に置いておけるようになったろうか ランキング参加中詩
あの映画、鳥の映画とも呼ばれる その映画、気になって気になって この映画、やっと観てきた これは(監督はご存命である) まるで次世代への遺言にも似た 途方もなく壮大な手紙なのだと 思い至る 哀しみと愛情と苛立ちと 思春期から青春へさしかかる頃の 懐かしいとりどりの感情 未来への不安と希望 そして たっぷりのユーモアと 劇場内は混んでおり 涙する人も笑顔の人も 観れば語りたくなる 観れば共犯者めいた心持ちにもなる どちらさまも良い夏を ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
鏡台の自分とも 目を合わせる気にならずに ついに終末…いや 週末を迎える 40度 あるいは 50度 そんな予報に 平気の平左でいられるほど 心は広くない 鏡台の自分とも 目を合わせる気にならずに ついに終末…いや 週末を迎える 涙と汗が混じって ぽたぽたポタポタ ひなたの雪だるまは この夏も健在だ ランキング参加中詩
ばっさり髪を切ることにした 恐る恐る ではなくて 暑さが厳しくなったから でもなくて 恋やら失恋やらとも 関係なくって ただばっさり そんな気分だった ピアスが似合う人に なりたかったようにも思うし 少年の顔をしてみたかった そんな憧れもあった気がするし 悪いことではないはずだ とびきりよくはないにしても ランキング参加中詩
少しずつ読んでいた『爆弾』を読み終えた。 東京に住んでいたことがあるとは言え、土地勘はそれほどない。だが、あの場所やこの場所があんなことに…! 妙に生々しい小説だった。 今読み進めているのは、エッセイ本だ。 +++ すっかり引き込まれ、泣いたり笑ったりしている。 おすすめ。 ランキング参加中雑記
放置気味でも すくすくと育ち 頻繁に水やりしなくていい それでも 梅雨の湿気を纏い 差し込む光を浴び それぞれ 個性的な表情を見せてくれる 長い付き合いの子 やたらと大きな葉っぱの子 上にばかり成長するので心配していたら いつの間にか下を向き始めた子 ベランダいっぱいに 部屋中に …という計画はないのだが どの方向を向いても 小さな植物が息づいている暮らしは ゆっくりの速度で私を服従させるのだ 幸せ、なんていう単語さえいらないくらいに ランキング参加中詩
頭に「甘」や「濃」を加えれば なんということのない ふだんの話 「食べ」や「飲み」を加えれば 笑みのひとつもこぼれるだろう では問題をあなたに 「う」を頭につけたなら 同時に 「い」を終わりにつけたなら それを 家庭で聞きながら大人になったなら どんな生き物が出来上がるでしょうか? ランキング参加中詩
知らない音が脳を満たし 重たい報せが体を覆う うれしい知らせがかき消えて かなしみの行方すら煩雑だ それでも生きるのは それでも息が続くのは それでも涙を知ることは それより術(すべ)を持たないままで 知らない音が脳を満たし 重たい報せが体を覆う うれしい知らせがかき消えて かなしみの行方すら煩雑だ ランキング参加中詩
初心者ながら 数鉢の観葉植物を育てている 特に 蔓性のだんだん垂れ下がるものに 目がなく 動物が齧ってもなんということもないものから 少しばかり毒を含んだものまでが 集まってしまった 毒と言っても 素手で樹液に触れれば かぶれることがある程度のもので この時ばかりは生身の犬も猫も鳥も 身近にいなくてよかったと思う 一緒に暮らしているうちに 耐性がついたのかどうかはわからないが 葉水のために触れたり 水やりのために触れたり 通りすがりの意図せず触れたり 少し痒くなることはあっても すぐ治癒するようになった ふと 人らの発する悪意ある言霊のほうが よほど 毒性は強いのではないかと そんな思いが体を…
Threadsの登録者数がかなりの数に達している。 推しの画家さんも早速アカウントを作ったそうだ。 筆者は特に困っていることはないので、今のところ様子見である。Twitterがいよいよ使いにくくなれば別だが、元々頻繁につぶやくわけでもなく、それはInstagramやFacebookのアカウントでも同様だ。そこまで積極的な発信はしていない。 何より「Threadsやめます、削除します」となった場合、それまで使っていたインスタグラムのアカウントも一蓮托生となる。←連携(InstagramアカウントでThreadsを作成)していた場合はInstagramアカウントも完全消去されるようである ブームに…
ずいぶんと前、推しの画家さんにオリジナルアイコンを作っていただいた。 今でも他のアイコンに変えることはほとんどなく、数種類描いていただいたものを取っ替えひっかえ使っている。 そのアイコンを再び作っていただくことになり、ワクワクしている。 世界中を飛び回るような多忙な人であるので、待ち時間はかなりのものとなるのだが、それすらも楽しみである。 ランキング参加中雑記
雷は 幾つになっても苦手で 守るより守られたいタイプだ、などと どこかで聞いたようなセリフをつい 口走る 龍神さまがお近くに …ということであっても 怖いものは怖いのだ 夏の始まり初夏の終わり せめて夢では鳴らないでくれと願いつつ タオルケットを頭からかぶった ランキング参加中詩
以前暮らしていた家ではハーブが自生しており、肉料理や魚料理の折にちぎってきては使っていた。 レモンバームを扱っていると、飼猫が手の匂いを嗅ぎにやってきて「ガジガジ」と噛むのである。じゃれているつもりのようだが、なかなか痛い^^; またたびに似た効果でもあるのか、ゴロンゴロンと機嫌良くころがっていたのを思い出す。 事情があって生身の猫とは暮らしていない。 だが、飲み物やお菓子にレモンバームが混ざっていると、なんとなく足元に猫がいるような幸せな錯覚に陥るのである。 ランキング参加中雑記
邪魔するのは幸せな光景 安堵するのは不器用な心 もてあますのは輝きの空 そろえあぐねたあなたの夏服 ポツリポツリと降る雨に 声かけあぐねたあなたの背中 ランキング参加中詩
ずっと前に空き家になったその場所で、背の高い紫陽花が盛りである。 とうもろこしのような形状のものや、大きな鞠に似たものまで。 「背の高い」、つまりは剪定する人がいなくなってしまったからであろう。 門もドアも固く閉ざされ、ただただ植物のみがザワザワと息づいている。 時折その家の前を通るのだが、夜に通るとちょっとした肝試し気分が味わえ、なかなか乙である、 ランキング参加中雑記
自己流のワークをやっている。 そんなに大仰なものではなく、好きなこと・嫌いなこと・得意なこと・苦手なことを、ノートに書き出していくのである。 形式はなんでもよく、淡々と正直に書くだけでいい。 参考にしたワークをかなり簡略化しているのだが、項目自体はさらに細分化した。書いているうちに、さまざまに見えてくることがあり面白い。 例えば、大判の紙に書いてグラフのようにしてもよいし、無地のノートやスケッチブックに書き留めてもいい。 筆者は、普段からA6サイズの手帳やメモ帳を使っているので、同じサイズのノートを買い求めた。 ざっと項目を分け、書きやすいところからページを埋めていく。 付箋を併用するのも楽し…
挨拶と入浴は、どこか似ている。 どうかすると少し気合いというか 思い切りが要って、 終われば晴れやかで。 毎度のことなのに、 なんでだか忘れがちなのだ。 済んだ心地よさを。 続ければもっともっと、となるのに。 よくよく知っているはずなのに。 どうかすると少し気合いというか 思い切りが要って、 やってみると晴れやかで。 出かけること。 誰かとの会話。 初めての用事、お使い。 慣れればどうということないって。 慣れすぎると失敗するんだって。 ともかく。 誰かと比べ過ぎないことだけは、 確からしい。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
使うことがないものは 手放せばいい でも 迷う迷う迷う 保存が必要な書類やら 頻度は低くとも定期的に使うものやらは ともかく 「あっちの世までは持っていけないから」 自分にも人にもにっこり笑って そう声をかける 小さく開けたり ちょっと軽くなったりするもんだ ほんのほんのおまじないです ランキング参加中詩
気忙しく壁をたたいているのは 誰だろう 覚めきらない体の奥でぼんやり考える ややあって 遅れるよ!!! 早くしなさーい!!! よく通る声がする 起こすことも起こされることも とっくに卒業したものだから 金切り声さえ微笑ましい 眩しい日差しに焼かれる前に さてもうひと寝入り 水筒持った?タオルは? はい行ってらっしゃい ランキング参加中詩
食い荒らされた心の穴を モノで埋(うず)め始めた 初めは砂粒のようなピアス きみは「化粧を変えたの?耳元がキレイ」と 笑ってくれて 穴はすぐに塞がった 次に小さいけれど ほんとのダイヤのペンダント ハイヒールを履いた日にすまし顔でつけてみた きみは 目の前のステーキに夢中で顔も上げず 「美味しい」とモゴモゴ呟く 穴は半分も塞がらなかった いつだったか 舌を噛みそな名前のワンピを纏って きみの隣に寄り添った 「忙しいから」 妙にハキハキした口調でテキパキと きみはどこかへ行ってしまう 穴はどんどん広がった もう買うものは思いつかず あたしは服に埋(うず)もれる さびしいってほんとは どんな感情な…
いつか名前を呼べたなら わたしの舌は幸せを知るでしょうか いつか幸せを食べたなら わたしのお腹は満たされるでしょうか いつか心が空腹になったなら わたしは愛を知るでしょうか ランキング参加中詩