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ものづくりとことだまの国 https://www.zero-position.com/

縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良時代の謎。神社、遺跡、古地に足を運び、忘れられた記憶、隠された暗号を探ります。近ごろは、古いサイノカミ・アラハバキ信仰の視点で(横断的に)探ることも多くなりました

日々のブログでは取り上げるには解説が難しいテーマ(アラハバキ)については、ノベルデイズ(講談社が運営)で連載を始めました。「アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る」。ブログ記事からリンクを作っています。

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2019/04/13

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  • 東西ラインに並ぶ春日大社本宮神社−猿沢池−率川神社【太陽の姫巫女の社(Ⅰ)】

    春日大社の信仰の根源が #御蓋山(みかさやま)山頂の浮雲峰【本宮】であることを紹介する中で、マップを眺めていて西の #猿沢池 #率川神社が東西ラインで並んでいることに気がつきました 目次 東西ライン上に並ぶ春日大社本宮−猿沢池−率川神社(いさがわじんじゃ) 猿沢池は龍穴か? 率川神社(いさがわじんじゃ) 本文 【前回】 www.zero-position.com 東西ライン上に並ぶ春日大社本宮−猿沢池−率川神社(いさがわじんじゃ) 前回、春日大社の信仰の根源が御蓋山(みかさやま)山頂の浮雲峰【本宮】であることを紹介する中で、 マップを睨んでいて、本宮が 猿沢池(さるさわのいけ)、率川神社(いさ…

    地域タグ:奈良市

  • 【春日大社】藤原氏(中臣氏)の血脈の謎を辿る(Ⅰ)【若宮神社】

    お盆に #鎌足公 のお墓(阿武山古墳)に参拝して以来、藤原氏(中臣氏)の歴史をあらためてたどり始めています。#春日大社 の御祭神で藤原氏の祖神 #天児屋根命 の御子神 #天押雲根命 を祀る #若宮神社 へ 目次 春日大社 御間道(おあいみち) 春日大社 若宮神社 本文 春日大社 神護景雲ニ年(768年)、藤原不比等の孫の永手が春日大社を創建したというのが通説ですが、 春日大社 幣殿と由緒書 この春日一帯は藤原氏の氏神が祀られていたところで、実際の創建(本宮、御蓋山山頂の浮雲峰を遥拝する祭祀場)はそれ以前、おそらく平城京(710年)以前であると個人的に考えています。 春日大社の祭祀の本質は、御蓋…

    地域タグ:奈良市

  • 【古事記】美和の大物主の伝説(Ⅱ)おだまきの糸【記紀解読】

    異名同神。同じ神なのに違う名前で伝承される。神社ではよくある話ですが古事記の#赤い矢の伝承 も #おだまきの糸の伝承 も主役の男女は同じであるのに違う名で書かれています。編者の #太安万侶 は私たちに何を伝えたかったのでしょうか 目次 三輪山伝説、オダマキの糸 おだまきの糸の主役二人は赤い矢の伝説と同じ 本文 【前回】 www.zero-position.com 前回の続き(古事記、崇神天皇、三輪の大物主)。今回はNo3。 1. 疫病に悩む天皇の夢枕に大物主神があらわれて、オオタタネコが三輪山の祭主になるまでの話 2. オオタタネコが大物主を祖とする話 3. 大物主がイクタマヨリヒメと結ばれ妊…

    地域タグ:桜井市

  • 【古事記】美和の大物主の伝説(Ⅰ)【記紀解読】

    記紀の #古事記 崇神天皇(第10代)に #美和の大物主 の伝説が書かれています。#三輪山祭祀 と #神氏(みわうじ) #鴨氏(かもうじ) のはじまりのお話。#オオタタネコ(意富多多泥古)が語った賀茂の血脈と #出雲口伝 の系図を比較してみると興味深い歴史が見えてきます 目次 古事記「美和の大物主」 古事記で語られたオオタタネコの血脈(出雲口伝と比較) 二つの系図から見えてくる歴史 本文 古事記「美和の大物主」 三輪山祭祀の始まりに関するお話が、古事記・崇神天皇(第10代)記に紹介されています。 神氏(みわうじ)・鴨氏(かもうじ、賀茂氏)の始まりと血脈に関するお話です(本記事は1回目。1と2に…

    地域タグ:桜井市

  • 【春日大社】参道のシカたちのそれぞれの朝【藤原氏と藤の樹と鹿】

    早朝の #奈良公園 。 #春日大社 参道の樹々の間から朝の光が射し込む時間、神の使いの #シカ たちはそれぞれが目覚めた場所でノンビリ。立派な雄ジカが #藤 の樹をバリバリ食べる様子を目撃 #御蓋山 目次 春日大社参道のシカたち 春日大社の創建 発見!藤の樹とシカの関係 本文 春日大社参道のシカたち 朝イチの電車とバスを乗り継いで奈良公園へ。 春日大社の参道には東の御蓋山(みかさやま)の方から朝の強い光が差し込みます。 春日大社参道 この時間、鹿たちはそれぞれが目覚めた所で、ぼんやりしていたいようです。 写真を撮るのに近づくと、多少警戒されますが、逃げるようなことはしません。 アクビをしている…

    地域タグ:奈良市

  • 【防災の日】にちなんで【京都大学阿武山地震観測所】見学ツアーのご紹介

    今日は #防災の日。先日参加した #京都大学阿武山地震観測所(#阿生山地震防災サイエンスミュージアム)の見学ツアー(要事前予約、無料)のご報告。地震学の歴史や地震のことなどをちょっぴり学んで来ましたり。10月13〜14日の特別イベント情報も 目次 阿武山地震防災サイエンスミュージアム(京大阿武山地震観測所) 観測所内見学ツアー 秋の特別イベントのお知らせ 本文 阿武山地震防災サイエンスミュージアム(京大阿武山地震観測所) (34.8620567, 135.5697837)/大阪府高槻市奈佐原944/①JR摂津富田駅。高槻市営バス<公団阿武山・日赤病院><大阪医科薬科大学>行きで「消防署前」下車…

    地域タグ:高槻市

  • 亡き後も国を見守る【藤原鎌足公】。日本古代史における【藤原氏(中臣氏)】とは?

    阿武山古墳が #藤原鎌足 公の墓と考える理由と #多武峰略記 の記述に反して改葬されなかった理由についても考察 #偽装作戦 から自身が亡き後も国を守ろうとした人物像が浮かび上がります #藤原氏とは #真実の日本古代史 目次 阿武山からの眺望 鎌足公が葬られるべき所。阿武山 藤原氏(中臣氏)とは? 本文 www.zero-position.com 阿武山からの眺望 先日、阿武山古墳のすぐ近く、山腹の地震防災サイエンスミュージアム(旧京大地阿武山震観測所)の施設見学に参加して来ました。 阿武山地震防災サイエンスミュージアム(旧京大阿武山地震観測所) 目印となる高い観測棟は、阿武山古墳からも見えます…

    地域タグ:茨木市

  • 【三島溝咋神社(Ⅳ)】「西の宮」から妻子を見守る父神【摂社 事代主神社】

    三島 #溝咋神社 最終回。#日本書紀、溝咋神社の御祭神伝承 #出雲伝承 は共通して父神を #事代主 としています(#古事記 は #大物主)。境内摂社 #事代主神社 は西側から妻子が祀られる御本殿を見守っています #八尋熊鰐 目次 鴨(賀茂、加茂)の祖神(おやがみ) (境内摂社)事代主神社 日本書紀 八尋熊鰐(やひろわに) 古事記 大物主神(おおものぬしのかみ) 隠された出雲のヒント(暗喩) 本文 www.zero-position.com 鴨(賀茂、加茂)の祖神(おやがみ) 前回記事の系図に父神と妹神の名を加えました。 溝咋神社HPと出雲伝承の系図は一致しています。 天日方奇日方(クシヒカタ)…

    地域タグ:茨木市

  • 【三島溝咋神社(Ⅲ)】葛城鴨の始まり【天日方奇日方命(あめひかたくしひかたのみこと)】

    前回からの続き #溝咋神社 三回目。#媛蹈鞴五十鈴姫 の兄 #天日方奇日方(あめひかたくしひかた)は父亡き後、母妹らとミシマに帰り、葛城の山麓に移住し #葛城鴨 を起こします。#鴨都波神社 #下鴨社 #積羽八重事代主命 目次 ミジマのクニのロイヤルファミリー系図 天日方奇日方命(あめひかたくしひかたのみこと) 鴨(賀茂・加茂)の始まり。根源の地 本文 www.zero-position.com ミジマのクニのロイヤルファミリー系図 溝咋神社 案内板の御由緒 茨木市教育委員会の案内で家系図をつくってみました(妹神は後に紹介しますので参考までに) 姫巫女の母神と娘神を御祭神、祖父神・兄神は相殿神と…

    地域タグ:茨木市

  • 【三島溝咋神社(Ⅱ)】媛蹈鞴五十鈴媛とは【謎の古代史考察の分水嶺】

    三島(大阪府茨木市)#溝咋神社 の二回目。御祭神 #媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずのひめのみこと) #銅鐸 の名を持つ #姫巫女 は神武天皇皇后としてヤマト #出雲屋敷 に住み #三輪山 を遥拝する祭祀の祭主になりました 目次 娘神・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと) 三輪山の初代祭主 謎の日本古代史考察の分水嶺 本文 www.zero-position.com 娘神・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと) 媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと) 玉櫛姫(たまくしひめ、活玉依姫)の娘神。 日本書紀に初代神武天皇の皇后となった記されている姫巫女。 古事記では比…

    地域タグ:茨木市

  • 【三島溝咋神社(Ⅰ)】ヤマトに繋がる「ミシマのクニ」のロイヤルファミリー

    三島(大阪府茨木市)の #溝咋神社 は #溝咋玉櫛媛命(タマクシヒメ)と #媛蹈鞴五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメ)の母娘神が御祭神。相殿に祖父神(ミシマノミゾクイミミ)、弟神(アメヒカタクシヒカタ)を祀る最古級の神社 目次 溝咋神社(みぞくいじんじゃ) 祖父神・三島溝咋耳命(みしまみぞくいみみのみこと) 母神・溝咋玉櫛媛命(みぞくいたまくしひめのみこと) 本文 溝咋神社(みぞくいじんじゃ) (34.81301940154068, 135.5886570941846)/大阪府茨木市五十鈴町9−21/【徒歩】阪急茨木市駅から東に徒歩30分【バス】阪急茨木市駅発、先鉾橋下車。南に徒歩5分 溝咋神社…

    地域タグ:茨木市

  • 【藤原氏】のサクセスストーリー始まりの地【水紋様】に見る鎌足公の夢と憧憬

    摂津国島下郡であった現在の #大阪府茨城市 には #春日神 を祀る神社が多く、その始まりは #藤原鎌足 公であり、平安時代には #摂関家 の領地でした。鎌足公の墓から出土した #水紋様の古代レンガ を考察 #中臣氏 #海人族 #阿武山古墳 目次 摂津国 鎌足公の墓(阿武山古墳)が水紋の古代レンガで覆われていた理由 本文 摂津国 大宝律令(701年、大宝元年)で定められた摂津国島下郡(せっつのくにしましものこおり)は、現在の茨木市、高槻市、吹田市。 摂津国島下郡(せっつのくにしましものこおり) 平安時代の延喜式神名帳に、島下郡の十八座が式内社として記載されており、うち現在の茨木市には十二座が残っ…

    地域タグ:茨木市

  • 【阿武山古墳(Ⅱ)】藤原鎌足公のお墓と考えられる理由・2つ【阿武山古墳と東奈良遺跡】

    前回の #阿武山古墳 の続き。古墳の埋葬者が #藤原鎌足 公説を強く支持するお話を二つ。埋葬者のレントゲン写真からわかる致命的な骨折痕。鎌足公を通じて繋がる #阿武山 と #東奈良遺跡 #三島別業 目次 ざっくり藤原(中臣)鎌足公 理由① 阿武山古墳人骨の致命的な骨折痕 理由② 神奈備の阿武山に埋葬される深い意味 本文 www.zero-position.com ざっくり藤原(中臣)鎌足公 藤原鎌足公は、第35代皇極天皇(飛鳥)、第36代孝徳天皇(難波宮)、第37代斉明天皇(飛鳥、皇極の重祚)、第38代天智天皇(近江)の時代に活躍した人で、 ・皇極時代、中臣を称していた鎌足公は、中大兄皇子(後…

    地域タグ:茨木市

  • 【阿武山古墳(Ⅰ)】お盆に鎌足公の墓参り!?【貴人の大織冠と玉枕】

    古代 #ミシマのクニ の 神奈備として崇められた #阿武山(あぶやま)。山中に飛鳥時代の #阿武山古墳。戦前、京大地震観測所建設時に発見されました。漆塗りの棺の60歳前後の貴人は金糸の冠(#大織冠?)を被り美しい#玉枕 に眠っていました #藤原鎌足 目次 阿武山 阿武山古墳(高槻市奈佐原) 本文 阿武山 山稜の東西で、大阪府の高槻市と茨木市を分ける阿武山(あぶやま) スガタカタチのよい三笠型で、西側を安威川(あいがわ、茨木市)が流れ下ってきます。 安威川(あいがわ)と阿武山(あぶやま) 弥生時代の「ミシマのクニ」の神奈備山で、古い信仰の対象になっていたと伝えられます。 阿武山の中腹に塔のような…

    地域タグ:高槻市

  • 【三島鴨神社(Ⅱ)】隠された弥生出雲の史実。入れ換えられた父娘神【ウラの伝承考察】

    淀川北岸の #三島鴨神社 鳥居そばのパネルに書かれた『ウラの伝承』。その内容は出雲伝承であり、そこから隠された弥生出雲の史実、入れ換えられた御祭神の仮説が浮かび上がります #玉櫛姫 #活玉依姫 #幾島大明神 #事代主神 目次 オモテの由緒よりウラの伝承 東奈良と三島鴨は『ミシマのクニ』のミヤコと祭祀場? 父娘神(御祭神)の入れ換え 弥生出雲の歴史が隠された理由 本文 オモテの由緒よりウラの伝承 www.zero-position.com 前回の続き。 三島鴨神社のオモテの由緒にある「御島(みしま)」は、仁徳天皇の茨田堤(まんだのつつみ)に関連する話ですから、創建は古墳時代中期(西暦400年代半…

    地域タグ:高槻市

  • 日本三大三島の一【三島鴨神社】オモテの由緒とウラの伝承

    淀川北岸の三島江に鎮座する #三島鴨神社(みしまかもじんじゃ、大阪府高槻市)。弥生古代の #ミシマ のクニのこん跡を探して参拝。鳥居横の案内パネルにビックリ!オモテの由緒に対するウラの伝承 #出雲口伝 #クナト #狗奴国 目次 三島鴨神社 オモテの由緒 ウラの伝承 本文 三島鴨神社 大阪府高槻市三島江2丁目7−37/34.8024542, 135.6106465/JR高槻駅・阪急高槻市駅からバスで約20分。駐車場はありません 三島鴨神社(大阪府高槻市三島江) オモテの由緒 御祭神:大山祇神、事代主神、木花咲耶姫神 (コノハナサクヤヒメはオオヤマツミの娘神) 三島鴨神社 御祭神 御神徳 三島鴨神…

    地域タグ:高槻市

  • 【東奈良遺跡】淀川中流域の出雲型クニのこん跡【「鳴ら」す銅鐸文化の中心地】

    弥生古代のクニ #三島(ミシマ)。その中心が #東奈良遺跡(大阪府茨木市、紀元前200〜西暦100年間) であった可能性。#環壕集落 #銅鐸工房 #大型建物 #絵画土器 #姫巫女 の文化は #唐古鍵遺跡(奈良県田原本町、紀元前200〜西暦200年)と並行・共通します 目次 東奈良遺跡(ひがしなら、大阪府茨木市) 銅鐸は福音を「鳴ら」して豊作を祈るクニの祭祀具 絵画土器の数々(描かれた銅鐸、姫巫女、海人) 本文 東奈良遺跡(ひがしなら、大阪府茨木市) 茨木市立文化財資料館/大阪府茨木市東奈良3丁目12−18/阪急京都線および大阪モノレール・南茨木駅より西に徒歩5分 東奈良遺跡(茨木市立文化財資料…

    地域タグ:茨木市

  • 【太田茶臼山古墳】大和から山背へ、鴨(賀茂氏)のこん跡を追う【阿武山と阿部氏】

    現在の大阪府茨木市〜高槻市(淀川の北岸エリア)は、古代に #三島 と呼ばれ、弥生出雲の有力な都市国家のひとつがありました。そのこん跡を探しに #太田神社 と #太田茶臼山古墳 をぐるりと回ってきました。#阿武山 #阿部氏 目次 太田神社(大阪府茨木市太田) 太田茶臼山古墳(宮内庁治定 継体天皇 三島藍野陵) 太田茶臼山古墳の真の被葬者とは? 賀茂氏(信仰)の景観 本文 太田神社(大阪府茨木市太田) 太田神社と太田茶臼山古墳 (34.8438304, 135.5768731)/大阪府茨木市太田3丁目15−1/阪急京都線・茨木市駅から近鉄バス(50301系統)太田バス停下車徒歩10分。JR京都線・…

    地域タグ:茨木市

  • 【昔ばなしの作られ方】田原本町の桃太郎伝説から古代史を読み解く【川を流れてくる甕(みわ)】

    前回 #吉備と大和 について紹介しましたが、今回は #桃太郎伝説 を少し詳しく考察。#唐古鍵遺跡 と #纏向遺跡、大和川(初瀬川)を流れてきた甕(みわ)の伝説、吉備津彦 伝承を繋いでみました 目次 弥生期ヤマトのマツリゴトの中心地 「川を流れてきた甕(みわ)」の伝承 吉備津彦と倭国大乱の時代 本文 【前回記事】 www.zero-position.com 弥生期ヤマトのマツリゴトの中心地 奈良盆地の中央部をふるい奈良の人は 国中(くんなか)と言います。 弥生時代の国中は、弥生期に存在した大和湖(奈良湖)の水域〜湿地帯で、現在の田原本町(唐古・鍵)一帯は、稲作弥生時代の水辺(神浅茅原、かむあさじ…

    地域タグ:田原本町

  • 【纏向】吉備と大和の繋がりを考えるツーピース【孤文】【桃太郎伝説】

    ホケノ山古墳展(終了)の関連展示で見た #纏向石塚古墳 出土の #孤文円板(複元)。展示会場の #橿原考古学研究所付属博物館(常設)に展示されていた #特殊器台 紋様とそっくり。共通するデザインから吉備と大和(纏向)の関係を考察 #桃太郎伝説 #吉備津彦 目次 見事なデザイン。纏向石塚古墳の孤文円板 吉備と大和を繫ぐ桃太郎伝説 記紀ベースで日本の古代史を考える限界 本文 見事なデザイン。纏向石塚古墳の孤文円板 先日、ホケノ山古墳展(橿原考古学研究所付属博物館、終了)で展示されていた纏向石塚古墳の孤文円板(復元)の美しい造作に、思わず見とれてしまいました。 纏向石塚古墳から出土した木片から複製し…

    地域タグ:桜井市

  • 【カラスの縄手】鴨族(賀茂家)のこん跡を追って京都・奈良・大阪。今も羽ばたくヤタガラス

    京都 #下鴨神社 #七不思議 のひとつとして伝えられる #烏の縄手 は古代からの暗号。古代 #鴨族(賀茂家)の歴史において #ヤタガラス は豊穣を祈る信仰の対象であったようです #上賀茂 #藤原京 #生駒 目次 下鴨神社 烏の縄手 上賀茂のヤタガラスと縄手地名 藤原京のヤタガラスと縄手地名 生駒のヤタガラスと縄手地名 八咫(ヤタ)の意味 糺の森のカラスだけが知っている😀 本文 下鴨神社 烏の縄手 下鴨神社 楼門 下鴨神社楼門の南、糺の森の「ならの小川」の御神域の入口に 烏の縄手 の案内板が立てられています。 下鴨神社 烏の縄手 当ブログや アラハバキ解 で何度か紹介したことがある 古代からの暗…

    地域タグ:橿原市

  • 【ホケノ山古墳展】感激!幻の太陽紋鏡(内行花文鏡)に出逢う〜その1

    三連休最終日、15日まで開催中の #橿原考古学研究所付属博物館 #ホケノ山古墳 展を見学。出展史料に #大神神社 所蔵の #内行花文鏡(#太陽紋鏡)の破片も。私には #ヤマト創世記 の古代妄想を繫ぐ「幻の」銅鏡です 目次 ホケノ山古墳〜ヤマト王権の成立へ 展示 幻の内行花文鏡(太陽紋鏡) 本文 ホケノ山古墳〜ヤマト王権の成立へ 展示 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で明日15日まで開催中の ホケノ山古墳 の副葬品の展示を見学してきました。 奈良県桜井市の纏向エリア中心である箸墓古墳の東、約250メートルに位置し、箸墓古墳にやや先行する3世紀中ごろに築造された日本最古級の古墳(纒向型前方後円墳…

    地域タグ:橿原市

  • 【藤原京跡 蓮池】見ごろを迎えたハスの花【大和三山】

    梅雨の時季 #藤原京跡 #蓮池 #ハスの花 が見ごろ。#大和三山 を背景に蓮を撮ってきました。#畝傍山 #天香久山 #耳成山 #伊藤若冲 目次 藤原京跡 蓮池 蓮と大和三山 藤原京跡 夏の生き物と景色 本文 藤原京跡 蓮池 藤原京跡・蓮池のハスが見ごろ。 藤原京跡 蓮池 広い藤原京跡の一画の蓮池。 藤原京跡 蓮池 降り続いた雨も一休みの週末。三連休の初日。 午前中の開花に合わせて、たくさんの人が来ていました。 蓮池に一番近い駐車場も、8時頃には満杯! 人が写り込まないように撮るのも一苦労😅 蓮を撮るときは、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)をイメージしながら構図をとります。 華はもちろん、葉も茎も…

    地域タグ:橿原市

  • 【大田の小径】上賀茂の大鳥(ヤタガラス)の懐を歩く【深泥池】

    三週連続で #上賀茂ウォーキング。とりあえず締めの今回は #深泥池(みどろがいけ)から。#上賀茂の大鳥(#ヤタガラス)の懐を #大田神社 まで歩きました。古都らしい風情、長い竹塀と柴垣の静かな散歩道 目次 深泥池(みどろがいけ) 大田の小径(こみち) 大田神社 上賀茂の大鳥(ヤタガラス) 本文 深泥池(みどろがいけ) 深泥池(みどろがいけ) 今回も同行の奥さんには三木大雲さんの怪談話*1を事前にブリーフィングしていたので、はなからビビりまくり。 トンボの生息地としても有名で貴重な自然環境なんですけどね😅 深泥池(みどろがいけ) www.zero-position.com 大田の小径(こみち) …

    地域タグ:北区

  • 【上賀茂の御神水野菜】今も続いている「恵みの水」を大切にする伝統

    古代 #鴨族が #山背に拓いた #上賀茂。#大田神社 の丘陵(#ヤタガラス、鴨の山)からの傾斜地は水豊かな稲作地帯だったはず。#上賀茂神社 を経て流れる #明神川 の御神水は今も #上賀茂野菜 づくりに利用されています 目次 上賀茂野菜 京都伝統の振り売り 御神水で育つ上賀茂の野菜 上賀茂野菜の自動販売機 本文 www.zero-position.com 上賀茂野菜 上賀茂の住宅地の中、ところどころに畠。 上賀茂の大鳥(ヤタガラス、鴨の山) ズッキーニ。 キャベツの仲間、コールラビ。 旬の京野菜、賀茂ナス。 賀茂ナス 京都伝統の振り売り 朝早い時間、軽自動車のオバちゃんが家々を訪問し「今日はど…

    地域タグ:北区

  • 【鴨の山】【ヤタガラス】立砂が二つの謎。賀茂の古代信仰の原点を眺める【上賀茂の大鳥】

    上賀茂神社 #立砂 と眷属 #ヤタガラス(#八咫烏)の謎。あらためて上賀茂一帯を歩き、弥生時代に始まる古代 #山背 #鴨縣主(かものあがたのぬし、大和から移住した鴨族)の信仰について考察 #源頼貞 #藤原俊成 #紫式部 目次 上賀茂神社、立砂が二つの謎 鎌倉時代の源頼貞の歌 弥生時代、鴨(賀茂)信仰の中心の「鴨の山」 本文 www.zero-position.com 上賀茂神社、立砂が二つの謎 前回、上賀茂神社(賀茂別雷神社、かもわけいかづちじんじゃ、賀茂別雷大神)の立砂とヤタガラス信仰について少し書きました。 上賀茂神社 立砂 立砂 は、当舎の北方約2キロにある三笠型の御神体山・神山(こうや…

    地域タグ:北区

  • 【上賀茂ウォーキング】大田神社~社家町~上賀茂神社【ヤタガラス考】【賀茂なす】

    京都 #上賀茂 ウォーキング。古代・洛北賀茂族のはじまりの社 #大田神社 から #社家町 を#明神川 に沿って歩き #上賀茂神社 へ。近畿の梅雨入り直前の晴天で蒸し暑かったですが、境内の水音に涼みました。#神山 #賀茂なす #ヤタガラス 目次 新緑が美しい太田神社 神山を眺めながら社家町 水音が涼しい上賀茂神社 旬の京野菜・賀茂なす 本文 新緑が美しい太田神社 www.zero-position.com 京阪電車・出町柳駅からバス(4号系統、上賀茂小学校バス停下車)で約20分。 ここが上賀茂ウオーキングのスタート地点の 太田神社(京都市北区上賀茂本山)。 今は上賀茂神社の境外末社ですが、洛北・…

    地域タグ:北区

  • 【生駒聖天 宝山寺】紫陽花の季節。三年ぶりの再会(=^・^=)

    三年ぶりに #生駒聖天 さん(宝山寺)参拝。山腹の広大な境内のところどころに季節の #紫陽花。#奥の院 まで参道を登り切ると、ニャンコたちが気ままにお出迎え。 目次 生駒山 寶山寺(生駒聖天) 奥の院へ 奥の院のニャンコたち 本文 生駒山 寶山寺(生駒聖天) (34.6846652, 135.6876822)/奈良県生駒市門前町1−1/近鉄生駒ケーブル・宝山寺駅から聖天通り(参道商店街)を通って徒歩約15分。専用駐車場あり 生駒聖天通り さん年ぶりに生駒聖天さん(寳山寺)に参拝。 前回も紫陽花がきれいな今ごろでした。 生駒聖天(寳山寺) 生駒山麓の大きなお寺で、四回シリーズで紹介しました。 生…

    地域タグ:生駒市

  • 光と影と睡蓮(スイレン)の花の隠れスポット【生駒市 小明池】

    三年前の今ごろ、たまたま立ち寄った #睡蓮の花 が美しい #小明池(奈良県生駒市)再訪。今年も見事な #スイレンの花。水面の群落が美しい小さな公園の池。無料でいつでも見学できます!#クロードモネ 目次 小明池 見頃のスイレンの花 モネの絵画のような 本文 小明池 小明池(生駒北第一公園)スイレンの池 (34.7048071, 135.7005947)/奈良県生駒市生駒台北。生駒台北第一公園、小明池/(バス)78系統。生駒駅北口から生駒台下車すぐ。近鉄および大阪メトロ中央線・生駒駅から徒歩約20分。ふつうの公園のため駐車場はありません 三年前の今ごろ、ニギハヤヒ伝承と烏帽子岩(磐座)のある稲蔵神…

    地域タグ:生駒市

  • 【亀の瀬地すべり歴史資料室】明日香・亀石伝承のまま。大和川の閉塞で亀岩が動くと奈良と大阪は泥の海

    大和川の #亀の瀬。背後の山体(#龍田山?) は地すべりを繰り返し、大和川を閉塞させ奈良盆地と大阪平野の洪水を引き起こしてきました。そのメカニズムと現在の対策を知るため #亀の瀬地すべり歴史資料室 を見学 目次 亀の瀬 亀の瀬亀の瀬地すべり歴史資料室 推定被害総額6兆円。大阪平野と大和盆地は泥の海に沈む! 本文 亀の瀬 万葉の時代、大和と河内の国境を龍のようにウネウネと流れる大和川は龍田川(たつたがわ)として詠われました。 その中心が 亀の瀬 で、川の中に鎮座する亀岩がその名の由来とされています。 亀の瀬地すべり歴史資料室の位置(左写真の「地すべりエリア」、右写真の〇印) 亀の瀬亀の瀬地すべり…

    地域タグ:柏原市

  • 【三室戸寺】近畿もまもなく梅雨入り。小雨の中、鮮やかな彩り【紫陽花】

    西国三十三観音霊場・第十番 #三室戸寺(みむろとじ、山号は明星山)。梅雨の季節を間近にあじさい園の #紫陽花 が見頃 目次 三室戸寺 三室戸寺のあじさい園 本文 三室戸寺 (34.8985286, 135.8163508)/京都府宇治市莵道滋賀谷21/京阪電車・宇治線・三室戸駅から徒歩15分、宇治駅から徒歩約20分。専用駐車場あり。 三室戸寺。西国三十三観音霊場・第十番札所 三室戸寺は西国三十三観音霊場・第十番札所。 御本尊は千手観世音菩薩。 三室戸寺 不動水 www.zero-position.com 西国三十三観音霊場 三室戸寺のあじさい園 (三室戸寺あじさい園、6月1日(土)~7月7 日…

    地域タグ:宇治市

  • 【亀の瀬龍王社】地を這い、暴れる巨大龍の頭か?シッポか?【役の行者と葛城修験】

    朱い大鳥居が目印の #亀の瀬龍王社。ここは古代に #役の行者 が開いた #葛城修験 28番目、最後の経塚(巡礼地)。亀の瀬一帯は古来より地すべり地域。そして修験巡礼コースの和泉山脈のほほ直下を #中央構造線 が通ります 目次 亀の瀬大鳥居 亀の瀬龍王社 大暴れする巨大龍の頭か?シッポか? 本文 www.zero-position.com 亀の瀬大鳥居 亀の瀬の亀岩あたりから東の方を見ると、亀の瀬龍王社の朱い大鳥居が見えます。。 亀の瀬の亀岩と亀の瀬龍王社の朱い大鳥居 扁額に「阿字門」と書かれています。 「阿」は、始まりと終わりをあらわす阿吽(あうん)の、はじまりの「阿」。 亀の瀬大鳥居。扁額に…

    地域タグ:柏原市

  • 残し逝く幼子のために【近江の昔話】を描き残した夭折の画家【三橋節子】

    最晩年 #近江の昔話 をモチーフに、残し逝く幼い二人の子どもたちのために幾枚かの名作を残した画家 #三橋節子 さん。彼女の行跡を展示する #三橋節子美術館(滋賀県大津市)来年の没後50年を記念したプレ回顧展が始まりました 目次 三橋節子美術館(滋賀県大津市) 画家・三橋節子さん 本文 三橋節子美術館(滋賀県大津市) (35.0074482, 135.8572347)/滋賀県大津市小関町1−1/京阪電車京津線・上栄町駅から徒歩15分(京都地下鉄東西線・三条駅から浜大津駅行で上栄町駅まで直通) 京都方面から上栄町駅を出て、坂道を上がったところに三橋節子美術館への案内板。 上栄町を下車、長等(ながら…

    地域タグ:大津市

  • 地すべりエリア・亀の瀬の亀岩と明日香の亀石伝承の奇妙な一致【ヤマトの大洪水】

    前回の続き。JR大和路線・河内堅上駅から #大和川(#龍田川)に沿った #龍田古道 を歩いて約20分。鉄橋が川向うを越えたあたりから #亀の瀬。ここの #亀岩 が動くと奈良盆地(大和の国)が水没するという言い伝えは #明日香村の亀石伝承 と奇妙に一致します 目次 龍田古道・亀の瀬 人や車が通れない鉄橋 亀の瀬 亀岩の伝説 亀の瀬の亀岩と明日香の亀石の一致 本文 www.zero-position.com 龍田古道・亀の瀬 人や車が通れない鉄橋 龍田古道 明神山を遥拝 (前回からの続き)JR大和路線・河内堅上駅から、右側(南側)に明神山を遥拝しながら、亀の瀬(地すべりエリア)まで1キロほど歩きま…

    地域タグ:柏原市

  • 【龍田古道】かつて【龍田川】と呼ばれた県境の【大和川】巨大な龍のようにうねうねと流れる

    和歌にうたわれた #龍田川 は、古代、大和と河内を結ぶ #龍田古道 に沿って流れる #大和川 のことでした。#JR大和路線 #柏原駅 から #河内堅上駅 を経由し #亀の瀬(地すべりエリア)まで歩きました 目次 和歌にうたわれた「龍田川」 龍田古道を歩く(柏原駅〜河内堅上駅付近) 本文 和歌にうたわれた「龍田川」 平安時代、六歌仙(ろっかせん)に名を連ねた在原業平(ありわらのなりひら)の小倉百人一首に掲載された有名な歌。 千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは 一面の紅葉の鮮やかな紅色に染められた龍田川なんて、神代の昔でさえもそんな話は聞…

    地域タグ:柏原市

  • 【龍田大社】風神が奏でる涼やかな音色。初夏の紅葉が鮮やかな境内

    初夏らしい陽気の週末、風神の社 #龍田大社 に参拝。手水舎で涼やかな風鈴と水音にしばし聴き入り、鮮やかな青と赤の #龍田の紅葉 に彩られた境内を歩いているうちに心が軽く、祓い清められた気がしました 目次 風神の社・龍田大社 風の音、水の音 昇り龍の如きしめ縄 本文 風神の社・龍田大社 (34.5930396, 135.6886448)/奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29−1/JR大和路線・三郷駅から徒歩10分。近鉄生駒線・信貴山下駅から徒歩20分。専用駐車場あり 龍田大社 御祭神:天御柱命(あめのみはしらのみこと)、国御柱命(くにのみはしらのみこと) 龍田大社境内の龍田古道ウォーキング案内板 …

    地域タグ:三郷町

  • 【松岳山古墳】石棺を挟むんで立てられ、孔が彫られた謎の立石【天の磐船(アメノイワフネ)】

    河内と大和の国境であった国分(国分、大阪府柏原市)。大和川を見下ろす南岸の丘陵地に #松岳山古墳(まつおかやまこふん、前方後円墳)。墳丘部で露出した #石棺 と南北に立てられ穴が彫られた謎の #立石 を見ることができます #天の磐船 目次 大和と河内の国境。国分 松岳山古墳(まつおかやまこふん) 石で造られた準構造船。天の磐船(アメノイワフネ)か!? 本文 大和と河内の国境。国分 写真右。右端のこんもりした丘陵が松岳山古墳のある国分神社の社叢 奈良方面から高井田駅に入る #JR大和路線#大和川親水公園 駅の向こうの丘陵に古墳時代の #高井田横穴古墳群、#柏原市立歴史資料館 pic.twitte…

    地域タグ:柏原市

  • 【巣山古墳(3)】出土した準構造船は高田川水域を支配した海人集団のこん跡【喪船】

    巣山古墳の最終回。古墳外周から #準構造船 が出土。復元された船体を広陵町文化財保存センター(土日祝日休み)で見学できます。縄文以来の丸木舟に舷側と堅板の構造物を載せた船を準構造船といいます #高田川 #葛城氏 # 武内宿禰 目次 「喪船」とされる準構造船の出土 広陵町文化財保存センターの展示 高田川と巣山古墳 本文 www.zero-position.com www.zero-position.com 「喪船」とされる準構造船の出土 (1)で紹介しましたが、巣山古墳では古墳外周の北東角から準構造船の部材が出土しました。 準構造船の出土地点(北東角)から巣山古墳 広陵町文化財保存センターのパネ…

    地域タグ:広陵町

  • 【清荒神(きよしこうじん)】古い時代と今の時代が混ざる参道商店街【荒神ほうき】

    兵庫県宝塚市 #清荒神(きよしこうじん)参拝。参道に並ぶお店の看板を眺め、露店を覗きながら歩いて約1キロで山門です。#荒神ほうき #荒神松 目次 清荒神(きよしこうじん) 参道の景色 本文 清荒神(きよしこうじん) 阪急宝塚線・清荒神駅下車。 駅前から続く1キロ少しの参道は緩やかな登道。 三十分ほど歩いてお参りしました。 参道には、昔ながらのお店や露店だけでなく、今風のカフェやコーヒーショップも並びます。 清荒神 参道 参道の景色 時々小雨がパラつく祝日の朝早くに参拝したので、参道は静かでした。 妖しげな看板やのぼりを眺めながら参道を登ります。 かた焼きせんべいの、刺客や隠密剣士がかぶるような…

    地域タグ:宝塚市

  • 【巣山古墳(2)】「クニ」の水辺を拓き守る海人集団をイメージさせる水鳥型の「シマ」【島状遺構】

    奈良県広陵町 #巣山古墳 2回目。#二上山 を眺める #島状遺構。今は周濠の水底②隠れていますが、ここからは #水鳥型埴輪(3体セット)のほか、何種類かの #形象埴輪 が多数出土しました。#広陵町文化財保存センター 目次 巣山古墳からの(二上山の)眺め 水鳥のカタチをした?島状遺構 島状遺構はクニが広がるイメージ 今城塚古墳の埴輪祭祀場の原型 本文 前回・巣山古墳(1)/奈良県広陵町・馬見古墳群 www.zero-position.com 巣山古墳からの(二上山の)眺め 4世紀末築造(前期古墳と中に古墳の過渡期)、墳丘長200m超の巣山古墳。 馬見古墳群中、最大最古の巨大前方後円墳で、国指定特…

    地域タグ:広陵町

  • 【巣山古墳(1)】水鳥形埴輪と準構造船が出土した馬見古墳群中、最大最古の巨大古墳

    津堂城山古墳(大阪府柏原市、古市古墳群)で出土した #水鳥形埴輪(3体セット)が #巣山古墳(奈良県広陵町、馬見古墳群)でも出ていたことを知り #大和川 流域の二つの古墳が対を成すのではないかと見学に #広陵町文化財保存センター #準構造船 目次 ともに水鳥型埴輪3体セットが出土した同時代・同サイズの古墳 二上山はどのように見えたか? 巣山古墳(奈良県広陵町/馬見古墳群) 水鳥の一族(海人集団)のこん跡?準構造船が出土 本文 3回シリーズで紹介した古市古墳群・最古級、二上山を見晴るかす津堂城山古墳(前方後円墳、4世紀後半、墳丘長200m超)からは水鳥型埴輪(3体セット)が、古墳に付随する祭祀場…

    地域タグ:広陵町

  • 【津堂城山古墳(3)】大和二上山の麓。ヤマト創世記の点と線【水鳥の一族】【春日と鹿島】

    前回の続き。摂津河内と大和の #阿部 を繋ぐこん跡を探して #柏原市安堂 へ向かう途中の #津堂城山古墳。親子三羽の #水鳥型埴輪 が祈ったものからうかがえる #ヤマト創世 の歴史。#海人族アド #春日 #鹿島 #安曇磯良 目次 摂津河内と大和の「阿部」を繋ぐ「安堂」 海人族・安曇(アド)の動き 被葬者は海人族・安曇(アド)の長!? 河内と大和。二上山で繋がる鹿島と春日 本文 前回 www.zero-position.com 摂津河内と大和の「阿部」を繋ぐ「安堂」 私が大和川の河原を安堂(柏原市)まで歩いたのは、奈良県桜井市阿部(安倍寺跡、安倍文殊院)と阿部王子神社(旧安倍村、阿倍野区)を繋ぐ…

    地域タグ:藤井寺市

  • 【津堂城山古墳(2)】忘れられた河内の古代勢力のこん跡地名【恵我(えが)】

    前回の続き。全国的にも珍しい #水鳥形埴輪 が出土した #津堂城山古墳 考察。#古市古墳群 中の最古級、最大の応神天皇陵に次ぐサイズ。さてどのような人物が埋葬されていたのでしょうか。#消された河内の古代史 #恵我5か村 目次 津堂城山古墳・考 津堂八幡神社(旧 深居神社) 「恵我、えが」地名は古代勢力のこん跡? 忘れられた河内の古代勢力 本文 前回(津堂城山古墳)の続き。 www.zero-position.com 津堂城山古墳・考 津堂城山古墳 後円部の墳丘 応神天皇陵(誉田御廟山古墳、惠我藻伏崗陵/5世紀初頭=古墳中期)を中核とした世界遺産・古市古墳群の最北に位置し、 津堂城山古墳 墳丘か…

    地域タグ:藤井寺市

  • 【二上山の大鳥】を見晴るかすところ【津堂城山古墳】最大最古の水鳥型埴輪の出土地【近つ飛鳥】

    新大和川ウォーキング中 #二上山 の雄岳と雌岳の真ん中に手前の丘(羽曳野市飛鳥)が重なる所を探していたら #津堂城山古墳 に。世界遺産 #古市古墳群中、最古級の前方後円墳で、ここからは最大最古の #水鳥型埴輪 が出土しています 目次 大鳥を正面に見る場所を探して寄り道 津堂城山古墳(つどうしろやまこふん) 二上山の大鳥を正面に見晴るかす所 「近つ飛鳥」と「遠つ飛鳥」 本文 大鳥を正面に見る場所を探して寄り道 www.zero-position.com 前回、志貴皇子の万葉歌「鴨の羽交(はがい)」を紹介しましたが、 手前の丘が、二上山の雄岳と雌岳のちょうど真ん中におさまって「大鳥」のように眺望で…

    地域タグ:藤井寺市

  • 京都水辺の花見。蹴上インクライン〜岡崎・琵琶湖疎水〜京都御苑

    桜のシーズンの京都の大混雑を避け #琵琶湖疎水 の水辺から #京都御苑 まで #花見 がてら歩いてきました #蹴上インクライン #京都動物園 #平安神宮大鳥居 目次 蹴上インクライン(旧傾斜線路) 京都動物園〜京セラ美術館〜平安神宮大鳥居 京都御苑(京都御所) 本文 蹴上インクライン(旧傾斜線路) 花粉もスギが終わりましたが、後半のヒノキの時期に。 私の場合、黄砂と相まって、後半の方がキツく、あまり出歩かないのですが、 京都で花見をしたいという奥さんのご要望に応えて、今年は蹴上(けあげ)インクラインから、京都市内(鴨川まで)を東西に流れる琵琶湖疎水の水辺を歩くことを提案。 蹴上〜京都御苑(京都…

    地域タグ:東山区

  • 【鴨の羽交(はがひ)】古代の人々は山の景観に大鳥の姿を見、信仰し、時に詠む【大和二上山の景色】

    新大和川の河川敷を #二上山 を眺めながらテクテク。大和と河内・摂津を往来する人たちの道標であるとともに、縄文時代からの信仰の山。数々の#万葉集 にも詠われました #志貴皇子 #鴨の羽交 目次 新大和川の河川敷を東へテクテク 上古からの信仰の山 志貴皇子の万葉歌「鴨の羽交」 大鳥の羽易(はがひ)の山/柿本人麻呂 本文 www.zero-position.com 新大和川の河川敷を東へテクテク 中臣須牟地神社(なかともかみすむちじんじゃ)を参拝後、少し南に下って新大和川。 ここから柏原市安堂(奈良県境付近)まで、約10キロの河川敷をほぼ直進、ひたすら歩きます。 お日様の上る東へテクテク 上古から…

    地域タグ:東住吉区

  • 【中臣須牟地神社】飛鳥と住吉を繋いた官道【磯歯津道】と【中臣氏】の原点のこん跡

    河内の古代史 を考えながら #新大和川 河川敷をウォーキング。流域周辺の神社をお参り。#中臣須牟地神社。飛鳥時代の官道 #磯歯津路 のこん跡に #藤原氏 として栄華を極めた #中臣氏 の原点がうかがえます 目次 中臣須牟地神社(なかとみすむちじんじや) 古墳時代の息長河(おきなががわ)、飛鳥時代の磯歯津路(しはつみち) 境内の様子 本文 中臣須牟地神社(なかとみすむちじんじや) (34.6040215, 135.5384870)/大阪市東住吉区住道矢田2丁目9−20/近鉄南大阪線矢田駅から東に徒歩十分。駐車場はありません 中臣須牟地神社(なかとみすむちじんじゃ) 大阪の「超がつく」難読地名のひ…

    地域タグ:東住吉区

  • 【屯倉神社】古墳時代中期。河内王朝のパワーの基盤となった穀倉地帯【依網屯倉】

    新大和川の南、松原市 #屯倉神社(みやけじんじゃ)。かつての大穀倉地帯 #依網屯倉(よさみやけ)のこん跡。今は #菅原道真公 を祀ります。境内に屯倉の米と銘水(酒屋井)による酒造の神を祀る #酒屋神社。境内の梅が見頃でした 目次 屯倉神社(みやけじんじゃ) 境内(屯倉神社の歴史) 季節の梅で彩られた屯倉神社 本文 古地図(1700年頃)の旧大和川流域/現在の新大和川/屯倉神社(みやけじんじゃ) 屯倉神社(みやけじんじゃ) (34.5884082, 135.5548994)/大阪府松原市三宅中4丁目1−8/近鉄南大阪線河内松原駅から20分 屯倉神社(みやけじんじゃ) 御祭神:菅原道真公、須佐之男…

    地域タグ:松原市

  • 【春の大和川】ウォーキングで極東最果てのシルクロードを歩く ( ´艸`)【柏原市安堂あたり】

    春の堤防をウォーキング&歴史散策。大和と河内を繋ぐ古代の水路・陸路のハブ #柏原市安堂。かつて #大和川 はここで北に向かい扇状地を形成しながら現在の大阪城の東一帯の内水湖に流れ込んでいました。飛鳥~奈良時代には最果ての #シルクロード #龍田道 目次 春うらら。新大和川堤防を歩く。 わずか8ケ月で完成した新大和川の流れ 大和と河内を繋ぐハブ。安堂あたり。極東のシルクロード 本文 春うらら。新大和川堤防を歩く。 三寒四温で寒暖の差が激しいこのごろですが、先週末、暖かくなってきたので、新大和川の堤防をてくてく。 大和川 堤防 江戸期(元禄年間、1700年ごろ)の古地図で説明しますと、赤いラインの…

    地域タグ:柏原市

  • 弥生時代と古墳時代が交差するところ。摂津住吉【住吉大社 正印殿跡(3)】

    千五百年にわたり #住吉大社 神主家であった #日本三家のひとつ #津守氏 の居館があったところに #アラハバキ 的な陽石(石棒)と陰石(胎内石)。住吉さんに残る子孫繁栄・五穀豊穣を祈る南北ラインと関係か。#仁徳天皇陵 目次 住吉の南北を繋ぐライン 出雲後物部。弥生時代と古墳時代が交差したところ 南北ラインと繋がる仁徳天皇陵 本文 www.zero-position.com www.zero-position.com 住吉の南北を繋ぐライン 今でこそ、住吉大社は東西に第一本殿から第四本殿が並ぶ東西のラインで参拝しますが、 創建の古墳時代中期(西暦300年代)の地形を考えると、古代難波津の入り江…

    地域タグ:住吉区

  • 【住吉大社 正印殿跡(2)】歴史的な史跡に残された古い信仰のこん跡!?【結の神社。陽石と陰石】

    住吉大社の歴代神主であった #津守氏 居館があったところ。今は史跡保存されている住吉行宮跡・正印殿跡(二回目)。域内には小祠がいくつか。そのうち #結の神社 のそばに #陽石(石棒)と #陰石(丸石)。#アラハバキ信仰 目次 住吉さんの南。古代の水辺の名残り 津守氏について 古いアラハバキ信仰のこん跡!? 陽石と陰石 本文 住吉さんの南。古代の水辺の名残り 前回。 www.zero-position.com 住吉大社の歴代神主家・津守(つもり)氏の居館に隣接して創建されたのが正印殿で、 江戸期の摂州住吉宮地全図には、現在でも残る大社の南を東から西に流れる疎水(名称不詳)の右側(南)に描かれてい…

    地域タグ:住吉区

  • 【住吉大社 正印殿跡(1)】神主家・津守氏の居館、南朝仮御所が置かれたところ【住吉行宮跡】

    かつて #住吉大社 神主家であった #津守氏 の居館があったところの #正印殿跡。#南北朝時代 には #南朝 #後村上天皇 の仮御所(#住吉行宮)が設けられました 目次 住吉行宮跡(正印殿跡) 住吉行宮(すみよしあんぐう) 本文 住吉行宮跡(正印殿跡) (34.6088977, 135.4938765)/大阪市住吉区墨江2丁目7/住吉大社・東南の鳥居から徒歩5分。阪堺電車阪堺線(チンチン電車)細井川駅から南東へ徒歩5分。住宅地の中で駐車場はありません 住吉大社の東南の鳥居から南の長居公園通を渡り、一筋入った住宅地の中に住吉行宮跡(正印殿跡)。 [住吉大社 正印殿跡 住吉大社の歴代神主・津守(つ…

    地域タグ:住吉区

  • 【帝塚山古墳】古代の海辺に築造された住吉の海人族 長の前方後円墳

    大阪市の(超)高級住宅街、帝塚山(てづかやま)の閑静な住宅地の中に #帝塚山古墳。市内4ケ所の古墳史跡のうち #前方後円墳 の原型をとどめているのはここだけ。隣接していた #大帝塚山 は消失し現在は #小帝塚山 だけが残されています #大伴金村 #鷲住王 #浦島太郎 目次 大阪の高級住宅街の中に残された前方後円墳 史跡 帝塚山古墳 大帝塚山と小帝塚山 本文 大阪の高級住宅街の中に残された前方後円墳 (34.62160952217957, 135.49675334200487/大阪市住吉区帝塚山西2丁目8−5/難波から南海高野線・帝塚山駅から西に徒歩数分。天王寺から阪堺電車(チンチン電車)上町線…

    地域タグ:住吉区

  • 【阿倍王子神社(2)】安部清明神社に残された海人・阿部氏のこん跡

    大阪市阿倍野区という地名の起源となった #阿部王子神社。#仁徳天皇 の古墳時代、ヤマト桜井から移住した#阿部氏 の #難波津 拠点でした。境外末社 #安部清明神社 境内には #海人族 としてのこん跡 古代船の錨 #鎮石(孕み石)が残されています 目次 古代の海岸線と熊野街道 安倍清明神社に残る海辺のこん跡 太陽と月と星を見る一族 エミシとヤマト 本文 古代の海岸線と熊野街道 大阪市内の南北に走る上町台地は、古代には、東の古代河内潟と西の難波津の間に突き出した上町半島でした。 www.zero-position.com 古代上町半島のイメージ(国土地理院地図・色別標高図で作成) www.zero…

    地域タグ:阿倍野区

  • 【早春の淡路島】菜の花、鳴門のうずしお、淡路島たまねぎ

    先週末は #淡路島 に一泊二日。今年は観光と美味しいものに集中。#菜の花 #鳴門のうずしお #淡路ビーフ #淡路島たまねぎ を堪能しました 目次 菜の花の沖 鳴門の(小)うずしお 淡路島たまねぎ 淡路たまねぎづくしの1週間 本文 菜の花の沖 当初夫婦で行く予定が、つい最近 傷心💔の 次男が運転手兼私の監視役として急遽同伴(笑) 昨年(同時期の伊勢旅行では)私の趣味が結構入っていてクレームが発生したことと監視付きのおかげで、今年は観光と美味しいものに集中。 この季節なら、鮮やかな菜の花畑と、その向こうに広がる瀬戸内海ですね。 司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』の景色です。 早咲きの菜の花畑(あわじ花…

    地域タグ:南あわじ市

  • 神と仏を描くアーティスト【棟方志功】太陽と月をまなこに秘めたお不動さん

    先日紹介した #円空展(#あべのハルカス美術館)。見学後、美術館売店で #棟方志功 さんの版画を数点鑑賞。その中の #お不動さん と凡聖一如という文字が描かれた作品を見て気づかされたことがありました。 目次 棟方志功さん ミニ棟方志功展(笑) お不動さんの藪睨みの秘密 本文 棟方志功さん www.zero-position.com 前回紹介した円空展。 自然木に刻まれた素朴で荒々しいタッチの神仏像の数々に魅了されました。 円空展の見学後、売店で見かけた円空さん関係の書籍類 作品を見学しながら、数年前に棟方志功記念館(青森市)で見学した 『志功さんの画にタッチが似ているねぇ…』と奥さんと話してい…

    地域タグ:阿倍野区

  • 朽木(くちき)に神仏を彫り生涯を布教に捧げた放浪の仏師【円空展】

    あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)で #円空展 が始まり、早速、見学に。初期から晩年までの代表作を集めた貴重な展覧会。仏師だけでなく歌人としての #円空 さんも紹介されていました 目次 円空展(あべのハルカス美術館) 放浪の布教仏師・円空(1632〜1695) 歌人・円空 本文 円空展(あべのハルカス美術館) 円空展 あべのハルカス美術館 2024年2月2日(金)~4月7日(日) ※当記事の写真は、ポスター・パンフレット、会場のレプリカ、購入した目録を使用しています 目録の表紙には今回の展覧会の目玉でもある両面宿儺(りょうめんすくな)*1の木彫りの像。 円空展 展示目録 展覧会場入り口のレ…

    地域タグ:阿倍野区

  • 【阿倍王子神社(1)】導きのヤタガラスの社【熊野街道】

    京都伏見から淀川を下り、天満の八軒家浜に上陸。大阪市内を南北に縦断する #上町台地 を南に下る #熊野街道。遠い紀伊路への休憩と遥拝のために設けられた熊野九十九王子の一社。#阿倍王子神社 前半 目次 熊野街道(大阪市内) 阿倍王子神社 遥か熊野へ。導きのヤタガラス 古代氏族・阿部氏(安倍氏)のかつての本拠 本文 熊野街道(大阪市内) 熊野街道(大阪市内、上町台地を南北に通る) 大阪市内の熊野街道は、平安時代(中期)に興った熊野信仰で、紀伊路に向かう熊野詣の出発地として、朝廷の熊野行幸を始まりとして以来、人々の往来が盛んでした。 阿部王子神社 熊野街道マップ www.zero-position.…

    地域タグ:阿倍野区

  • 【2024年 立春】一雨ごとに増してゆく春の気配【大阪城梅林】

    今日は立春。まだまだ寒い日が続きますが、これから少しずつ春の気配が強まります。ここのところ週末の朝は #大阪城梅林 へ。夜に上がった雨粒が、梅の枝で朝の光を受けてキラキラ輝いていました 目次 一期一会の神光しさ 立春の朝 大阪城梅林 立春の空と大阪城公園 本文 一期一会の神光しさ 写真は昨日(2月3日、節分)の朝。 大阪平野の東、南北に長い生駒山系。 大阪城天守閣広場の石垣の上からの眺め。 写真の左に生駒の大鳥。 生駒の大鳥と神光 こういう「こうごうしさ」は、水平線の雲が薄い日の朝、少しの間しか見ることができません。 一期一会 「神光しい」という字をあてたくなる景色です 立春の朝 大阪城梅林 …

  • 【今泉 賽の河原(2)】イタコ装束のお地蔵さまと祭壇のオシラサマ【安倍 安東氏とアラハバキ信仰】

    北津軽、今泉 #賽の河原 二回目。優しいまなざしで南の十三湖と岩木山を見つめる #イタコ 装束のお地蔵さま。本堂の祭壇には #オシラサマ(男神木)。安倍安東氏の古い #アラハバキ信仰 のこん跡 目次 イタコ装束のお地蔵さま 祭壇のオシラサマ 安倍・安東氏が信仰したアラハバキ神とオシラサマ信仰を繋ぐ点と線 境内地に並ぶオシラサマ装束のお地蔵さま 本文 www.zero-position.com イタコ装束のお地蔵さま 国道339号線の入口から、丘の上に続く石段を登ってゆくと、今泉・賽の河原の広い境内地に。 左の写真は十三湖の方向、右の写真に本堂を含むいくつかの建物。 今泉・賽の河原 境内地 本堂…

    地域タグ:青森県

  • 【今泉 賽の河原(1)】岩木山と布袋(ほてい)さん【安倍 安東氏・考】

    津軽 #今泉賽の河原(看板に「安倍安東氏霊場」)。入口には #十三湖 の南に見晴るかす #岩木山 を想起させる かっぷくの良い#布袋さん 像。一帯には数多くの #安倍安東氏 の史跡。津軽と大和の繋がり、そして蝦夷と云われる人々について考えてみました 目次 晩秋の十三湖とお岩木山 今泉 賽の河原 十三湖北部の安東氏と大和 本文 晩秋の十三湖とお岩木山 昨年11月1日。津軽の十三湖(じゅうさんこ)。 北の中泊町、湖畔の駐車場(今泉PA)兼展望場からの景色。 渡りのコハクチョウの群れと南にお岩木山がうっすら見えます。 十三湖 北からの景色 遠くにお岩木山 今泉 賽の河原 (41.0316642, 1…

  • 【安芸の宮島 弥山】巨大な花崗岩が露出した山頂(535m)から瀬戸内海を一望

    正月二日 #厳島神社 参拝の後 #宮島ロープウェイ で #弥山 登拝。麓の紅葉谷駅から終点の獅子岩駅まで約20分、さらにそこから山道を30分でようやく山頂の、わりと険しい道のり。巨大な花崗岩が露出した山頂から瀬戸内海を一望できます 目次 宮島 弥山(みせん)登拝 弥山本堂・霊火堂・三鬼堂 弥山山頂 本文 宮島 弥山(みせん)登拝 www.zero-position.com 宮島ロープウェイ 獅子岩駅 天狗の図 獅子岩駅から弥山山頂まで、山道を30分登るコースでそれなりに体力が必要です。 獅子岩駅展望台から弥山山頂。 山頂までの登拝道には、厳島神社の別当寺*1、大聖院の堂塔が並んでいます。 獅子…

    地域タグ:廿日市市

  • 【安芸の宮島】大鳥居の足許から拝む日の出【厳島神社(伊都岐島神社)】

    この正月も奥さんの実家の広島。二日の早朝 #安芸の宮島 #厳島神社 に初詣。干潮で #大鳥居 の足許から #日の出 を遥拝。見上げた鳥居には「厳島神社」と「伊都岐島神社(古名)」二枚の扁額が掲げられていました。 目次 安芸の宮島 厳島神社 大鳥居 大鳥居の日の出(正月二日) 「厳島」と「伊都岐島」の扁額 本文 安芸の宮島 コロナの影響が残っていた一年前と違い、今年は十倍ぐらいの人出。 フェリーの切符を買うのに行列している間に一番船が出てしまい、ふ頭で並びました。 朝日影となるこちら側の山肌は真っ闇ですが、浜辺中央の明かりのあたりに厳島神社の大鳥居があるはずです。 後背の弥山(みせん、535m)…

    地域タグ:廿日市市

  • 【謹賀新年 2024 辰年】津軽の龍神さん

    明けましておめでとうございます🌅 新年も引き続きよろしくお願いいたします。秋の #津軽 行きでは、何体かの #龍神さん に出逢いました。#辰年 を記念して紹介いたします。#津軽龍神霊場 目次 久渡寺 龍神堂 猿賀神社 あかい堂(水天宮) 廣田神社 黒龍の神池 その他津軽の龍神さん 本文 久渡寺 龍神堂 津軽三十三観音霊場・第一番の久渡寺(弘前市)。 長い石段を登って観音堂の手前に龍神堂。 久渡寺境内 龍神堂 三体の仏さまの後ろの祭壇に龍神さま。金糸の衣をまとっています。 額に「金蛇八大龍神、かなへびはちだいりゅうじん」。 右側の祠の中には金ピカのお姿の仏像二体。 久渡寺境内 龍神堂 龍神さま …

    地域タグ:青森県

  • 【平川 胸肩神社】穏やかな晩秋の朱 朝の光に映える【お岩木山】

    10月末日の朝、空に浮かんだ月と朱色の #お岩木山 を眺めながら弘前市から #猿賀神社 へ。隣接する #鏡ヶ池 中島に浮かぶ #胸肩神社 も鮮やかな朱色。古い水神・龍蛇神信仰の地は、ハスの北限の地 目次 朱いお岩木山 胸肩神社(猿賀神社境内地) 北限のハス 中島の本堂 本文 朱いお岩木山 毎年秋に津軽に通って数年、こんな穏やかな晴天ははじめて。 道すがらの景色。空に浮かんだお月さま。 朝の光に映える山腹、紅葉の朱い衣装をまとったお岩木山。 晴天の朝、お岩木山と朝の月 胸肩神社(猿賀神社境内地) (40.6164769, 140.5640263)/〒036-0242 青森県平川市猿賀石林/猿賀神…

    地域タグ:平川市

  • 【オシラサマ巡礼】津軽三十三観音霊場 第一番札所【久渡寺(1)】

    桑の木でつくった男女一対の木像を御神体とした #オシラ講 の信仰と #津軽三十三観音霊場 巡礼の伝統。第一番札所 #久渡寺(くどじ)。毎年5月の大祭では津軽各地の家庭や集落から持参され、重ね着させた #オシラサマ を祭壇に並べて祈りを捧げる大祭が催されるそうです 目次 護國山 観音院 久渡寺(くどじ) 津軽三十三観音霊場、オシラサマ(当ブログで紹介) 境内の個性的な石造たち 本文 護國山 観音院 久渡寺(くどじ) (40.53984255543722, 140.4295302627105)/青森県弘前市坂元山元1/弘前市内から車で約20分。専用駐車場あり 津軽三十三観音霊場 第一番札所 久渡寺…

    地域タグ:弘前市

  • 【相内神明宮 アラハバキ神社】縄文から弥生の謎が眠る【東日流外三郡誌】の故郷

    青森市内から車で一時間少し。#十三湖 の北の丘の #相内神明宮(#アラハバキ神社)を再訪。ねじれのある鳥居の笠木、参道の樹の #藁蛇 。境内地は縄文前〜中期 #オセドウ貝塚 #円筒土器 が出土した遺跡としても知られています #長髄彦 目次 相内神明宮(アラハバキ神社) 笠木にねじりのある樹の鳥居 オセドウ貝塚 本文 www.zero-position.com 相内神明宮(アラハバキ神社) 一昨年に続き、二回目の参拝。 (41.0502376, 140.3604182)/青森県五所川原市相内露草190/鳥居前に駐車スペースあり 相内神明宮(アラハバキ神社)案内板 境内地は十三湖北畔の丘陵で、縄文…

    地域タグ:五所川原市

  • 【あうんの虎】都の北を護る毘沙門天 お使いの神獣【鞍馬寺】

    山門前の #狛虎さん。それもそのはず #鞍馬寺 は、虎を使いとする #毘沙門天 を御本尊として創建されました。インド神話の北を護るクベーラ神が源とされ #四天王 の中では #多聞天 とされ #聖徳太子 も信奉しました 目次 都の北を護る毘沙門天のお寺 あうんの狛虎 鞍馬寺 本堂 毘沙門天(多聞天) 本文 www.zero-position.com 都の北を護る毘沙門天のお寺 鞍馬寺山門 鞍馬寺の山門の前に、二頭の狛犬ならぬ狛虎さん。 鞍馬寺 山門前の狛虎さん 現在は三尊(毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊)を御本尊としますが、もともと 毘沙門天(びしゃもんてん)を信奉するお寺として創建(7…

    地域タグ:左京区

  • 【鞍馬の天狗】赤い顔に立派な長い鼻【鞍馬寺】寺紋は天狗の団扇!?

    天狗で有名な京都市北部、山奥の #鞍馬山 #鞍馬寺に参拝。たくさんのおとぎ話や地域伝承に登場する赤い顔・長い鼻の #天狗。猿田彦(サルタヒコ)にも似ているところは古代妄想そそられます 目次 叡山電鉄 鞍馬駅の巨大な天狗 妖怪なのか神なのか…英雄譚にも登場する天狗 天狗いろいろ 鞍馬寺の寺紋は天狗のうちわ!? 本文 叡山電鉄 鞍馬駅の巨大な天狗 まずはドドーンと! 叡山電鉄 鞍馬駅 巨大な天狗像 鞍馬寺への行き道。 叡山電鉄・鞍馬駅の巨大な天狗。 真っ赤なお顔に立派なお鼻。 鞍馬駅 巨大な天狗 妖怪なのか神なのか…英雄譚にも登場する天狗 おとぎ話や伝承に登場する天狗は、山奥に棲む妖怪であったり、…

    地域タグ:左京区

  • 【2023 紅葉】京都東山 月待山麓 白川砂の庭園【銀閣寺】

    前回の永観堂から東山を北に少し足を運んで #銀閣寺(東山慈照寺)。見ごろの #紅葉。#白川砂 #銀沙灘(ぎんしゃだん)#向月台(こうげつだい) 目次 東山月待山麓 慈照寺 銀閣寺 銀閣寺 銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台(こうげつだい) 紅葉と銀閣寺 本文 東山月待山麓 慈照寺 銀閣寺 銀閣寺。上層は潮音閣。下層は心空殿 室町幕府八代将軍・足利義政の引退(文明5年、1473)にあわせて建設が始まった「東山殿」が起源。 義政の祖父の第三代将軍・義満が建てた北山殿(後の鹿苑寺 金閣寺)と並び、銀閣寺と称せられるようになりました。 銀閣寺 銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台(こうげつだい) 東山の大文字山…

    地域タグ:左京区

  • 【京都東山】紅葉スポット一番人気【永観堂(禅林寺)】

    京都東山の懐 #紅葉スポット 一番人気の #永観堂(#禅林寺)。シーズンには一時間待ちもザラなので、どうせならと、9時開門の一時間前から並んで見学してきました 目次 京都東山 紅葉スポット一番人気 永観堂 お堂巡りの紅葉 お庭巡りの紅葉 本文 京都東山 紅葉スポット一番人気 永観堂 (35.0146711, 135.7937820/京都市左京区永観堂町48/紅葉の混雑期は駐車場は使用できません。京都市営バス5系統・南禅寺永観堂道下車、徒歩10分) 東山と永観堂の紅葉 京都東山の懐、紅葉スポット一番人気の永観堂(禅林寺)。 人影のない永観堂の紅葉(レア写真😀) 入場が始まる9時ごろには、数百人の…

    地域タグ:左京区

  • 大和川まで早朝【熊野詣】20キロウォーキング【四天王寺~住吉大社~大和川】

    ダイエットで始めたウォーキング。先々週から週末は大和川コースに。往復で20キロ超、まだ暗い早朝に出発して昼前に家に帰るロングコース。朝の景色を紹介します。 目次 四天王寺さん(家から2キロ) 天王寺駅 あべのハルカス(家から3キロ) 阪堺(はんかい)上町線 東天下茶屋駅付近(家から5キロ) 万代池(まんだいいけ)付近(家から7キロ) 住吉さんあたり(家から8キロ) 遠里小野あたり(家から9キロ) 大和川(家から10キロ) 本文 四天王寺さん(家から2キロ) 夜明け前の四天王寺さん。亀の池を石舞台から。 東の空のひときわ明るい星は、明けの明星(金星)。 四天王寺 亀の池 混合と五重塔、右の上空に…

    地域タグ:住吉区

  • 【桂渕神社(2)】山の神のお社に飾られた大わらじとまさかり【山神 大山祇尊】【津軽各地の大人伝説】

    青森県東津軽郡外ヶ浜町 #桂渕神社の二回目。隣接して #大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀る #山の神 のお社。堂内には #蟹田川 上流域 から遷座した #山神様(磐座か?)。奉納物の #大わらじ と #マサカリ が目を引きました #大人伝説 目次 山の神のお社 『中山の大人(おおひと)』の言い伝え 『八甲田の大人(おおひと)』の言い伝え 『岩木山の大人(おおひと)』の言い伝え 本文 【前回記事】 www.zero-position.com 山の神のお社 (41.0468133, 140.6243804)/青森県東津軽郡外ヶ浜町蟹田中師桂沢030/青森市から外ヶ浜沿いに国道280号線を北上。中…

  • 【桂渕神社(1)】沼の主・大蛇の言い伝えが御由緒【龍神樣と石神様】

    津軽 #蟹田川 沿いの #桂渕神社。たまたま車で通りがかり朱い鳥居に惹かれて参拝。手入れの行き届いた御本殿には #龍神樣 と #石神様(陽石)の神像。集落に伝わる沼の主の大蛇の言い伝えが御由緒 目次 龍神様の社 桂渕神社 御本殿の様子 桂渕神社の言い伝え(御由緒) 本文 龍神様の社 桂渕神社 (41.0468133, 140.6243804)/青森県東津軽郡外ヶ浜町蟹田中師桂沢030/青森市から外ヶ浜沿いに国道280号線を北上。中泊町方向に左折する県道12号線沿い。青森市から車で約40分。駐車スペースあり。 桂渕神社 県道12号線と蟹田川の桂淵 青森市から外ヶ浜(津軽半島東沿岸)沿いに北上して…

    地域タグ:青森県

  • 【アワシマサマ(後編)】巨大な男女一対の信仰のこん跡。古いアラハバキ的な死生観

    中山山脈(#梵珠山脈)の #アワシマサマ と #胎内くぐり岩 は古くて巨大な#男女一対の信仰のこん跡。蝦夷と大和が対峙する中、文化や信仰が対立し、また、融合した歴史を垣間見ることができるのも #津軽 の魅力です 目次 転び地蔵、転じて、うなり地蔵 【よく似た話】山から転げ落ちた男石のお話(明日香) 男女一対の信仰(胎内潜り岩とアワシマサマ) 本文 【アワシマサマ(前編)】 www.zero-position.com 転び地蔵、転じて、うなり地蔵 陸奥の伝説(森山泰太郎) 前回記事で、山中の巨大陽石・アワシマサマの紹介文(青森県における生殖器崇拝資料)の中に「…地蔵が転げ落ちた際に、うなり声をあ…

    地域タグ:五所川原市

  • 【アワシマサマ(前編)】山から転げ落ちてきた地蔵様の正体は日本最大の巨大陽石【津軽・前田野目 淡島神社】

    津軽・中山山脈(梵珠山脈)山中の #淡島神社(前田野目山神社)。かつて地蔵堂があった山から転げ落ちてきた巨石は地蔵様と考えられていましたが、昭和初期に掘り返そうとしたところ5メートルを超える…おそらく日本最大の #巨大陽石 であったと判明 目次 前田野目 淡島神社(アワシマサマ)への行き方 前田野目 淡島神社(アワシマサマ) アワシマサマ 巨大陽石 本文 前田野目 淡島神社(アワシマサマ)への行き方 まずは、国道101号線を外れて前田野目野脇の集落に降りてゆき、松倉神社の石碑が立っている道を北に、トンネルをくぐります(トンネルの上を国道101号線が通っています。 (行き方は先日紹介した松倉神社…

    地域タグ:五所川原市

  • 津軽青森のじょっぱり気質が生んだ巨人化!?【五所川原市 立佞武多の館】

    青森県五所川原市 #立佞武多の館(たちねぷたのやかた)。毎年8月4日~8日の5日間の夜に開催される立佞武多祭りの巨大ねぷた三基が展示されていました。青森市では #ねぶた 五所川原では #ねぷた。ちょっとした違いが大きな違い。これが #じょっぱり気質 というものでしょうか 目次 立佞武多(たちねぷた)の館 ねぷたの由来三説 本文 立佞武多(たちねぷた)の館 (40.81123144793557, 140.444039494149)/青森県五所川原市大町506−10/JR五能線・五所川原駅から徒歩約5分。専用駐車場あり(立佞武多の館の入場券提示で2時間まで無料) 五所川原市の市街地の真ん中。地上6…

    地域タグ:五所川原市

  • 【松倉神社(2)】あの世(磐座)で絶景を眺め、この世(鳥居)に戻る

    前回の続き。津軽 #松倉神社(松倉観音堂)#奥宮。#梵珠山 山頂近くの巨大な岩山は神霊が鎮座する #磐座。私たちのご先祖様と同じく東に #岩木山 #津軽平野 #日本海を一望する絶景に #あの世 を垣間見た気分になりました 目次 松倉神社 奥宮が鎮座する岩山 松倉神社 奥宮からの絶景 松倉神社 奥宮の三祠 松倉神社 参拝を終えて 本文 【前回記事:松倉神社(1)江戸期には松倉観音堂と呼ばれた】 www.zero-position.com 松倉神社 奥宮が鎮座する岩山 松倉神社 図絵(御朱印所にて。制作時期不祥) (前回の続き) 津軽・梵珠山(ぼんじゅやま)の松倉神社。 御本殿の(向かって右)横を…

    地域タグ:五所川原市

  • 【松倉神社(1)】道しるべの観音さまに見つめられて山奥のお社に参拝【津軽三十三観音霊場・第二十五番】

    江戸期に始まり盛んになった #津軽三十三観音霊場 めぐり、第二十五番札所 #梵珠山 #松倉神社 に参拝。山道の参道には三十三体の観音さまが並んでいました。山奥のたいへん古いお社の創建は飛鳥~奈良時代と伝えますが、それよりも古い磐座信仰の聖地であった可能性もあります 目次 松倉神社(松倉観音堂、梵珠山神社) 松倉神社誌(山道の参道の三十三観音) 松倉神社 本文 【前回記事/梵珠北斗星】 www.zero-position.com 松倉神社(松倉観音堂、梵珠山神社) 行き方がややこしい(神社までの約4キロ(①~③)はナビに表示されない道)ので、グーグルマップも見ながら行くのがよいでしょう。 (青森…

    地域タグ:五所川原市

  • 【津軽の北斗七星】伝説と史実のサカイ目。伝説の中の史実を探してみる。

    五所川原 #立佞武多(たちねぷた)2013年作品『陰陽 梵珠北斗星』には古代史のビッグネームが続々登場(#阿部比羅夫 #坂上田村麻呂 #小野春風 #安倍晴明)征夷の鎮守府は北方交易で栄えた #津軽大里 の権益を守るため蝦夷の力を抑えるあらゆる努力を行ったようです 目次 陰陽 梵珠北斗星 飛鳥時代・阿部比羅夫(あべのひらふ) 平安時代・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ) 平安時代・小野春風 平安時代・安倍晴明 鎌倉時代・十三湊と安東氏 梵珠山(松倉神社と猿賀神社を繋ぐ正中ライン) 本文 【前回記事】 www.zero-position.com 陰陽 梵珠北斗星 (40.77025765433…

    地域タグ:五所川原市

  • 津軽に横たわる大蛇と霊山に描かれた北斗七星のお話

    津軽の伝承の中から、壮大な #津軽の大蛇 のお話。もうひとつ、津軽の霊山として中世〜近世に多様な信仰のメッカとなった #梵珠山 (ぼんじゅさん)を中心に描かれた #梵珠北斗七星 と #安倍晴明 の伝説 目次 津軽の三権現(陸奥の伝説より) 霊山・梵珠山に描かれた北斗七星 本文 津軽の三権現(陸奥の伝説より) 青森市内の古本屋さんで見つけた民俗伝承本(陸奥の伝説、森山泰太郎 編著)の中からひとつ。 津軽創世紀ともいうべき壮大なお話。 津軽半島の大蛇(地図中の◯エリアは後述する梵珠北斗七星エリア) 大むかし、この国に住む大蛇が、津軽から遠く大陸に渡ろうとして、海上の波が静まるのを待った。しかし、荒…

  • 【靄山(もややま)】人工ピラミッド説もある美しい神奈備の山頂で古代妄想【脇元 岩木山神社】

    北津軽 #十三湖 の北。日本海に面した山麓の南端の #靄山(もややま、標高152m)山頂に岩木山神社を勧請(お招き)した #脇元岩木山神社 が鎮座。市浦は #東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)の故郷でもあります。山頂で岩木山と日本海の景色を眺めながら #安部安東氏 の起源とともに古代妄想 目次 神奈備(かんなび)の靄山(もややま) 脇元 岩木山神社 東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)の故郷 靄山(もややま)山頂からの眺め 本文 神奈備(かんなび)の靄山(もややま) (41.088698095377374, 140.3253344791178)/青森県五所川原市磯松曇谷/国道339号線(…

    地域タグ:五所川原市

  • 【津軽富士】津軽平野の原景 さまざまな姿を魅せる岩木山【お岩木さま 】

    津軽のシンボル #岩木山。#津軽富士 と形容されますが、津軽の信仰の根源 #お岩木さま でもあります。南東からは「山」の字、東~北東からはツノのあるオニ、北からは優美な女性の姿にも見えます。 目次 弘前城(天守)から 弘前市の田んぼから 海童神社から 松倉神社・奥宮磐座から 十三湖(じゅうさんこ)から 靄山(もややま)から 本文 今年も秋の青森へ。週末は仕事だったので月~火曜をオフにして津軽めぐり。 四年連続でしたが仕事がらみで来るのはこれで最後と、今年はいくつかのテーマを決めて巡りました。 津軽富士…お岩木さまを、いろいろな角度から眺めてみるというのもテーマのひとつ。 弘前城(天守)から 岩…

    地域タグ:青森県

  • 【東征神話の記憶】神戸沖から生駒の大鳥【天照山】を見晴かす

    神戸ハーバーランドから明石海峡手前まで往復二時間のクルーズ。行きは #紀淡海峡 #淡路島 #明石海峡を一望。帰りには #生駒の大鳥(天照山)を見て古代妄想(神武東征)😀。生まれて始めて潜水艦を見ました。#神戸ポートタワー と虹 目次 神戸ハーバーランド 紀淡海峡、淡路島、明石海峡 神戸沖から「生駒の大鳥」 神戸ハーバーランドの景色(潜水艦、ポートタワーと虹) 本文 神戸ハーバーランド 神戸港(ハーバーランド)〜明石海峡(大橋)の往復二時間の間にフレンチをいただくというコースが半額になるキャンペーンがあったので、奥さんと乗船。 2021年秋に閉館し、来春に再開予定の神戸ポートタワーが見えます。 …

    地域タグ:中央区

  • 土師氏と伏見の話(1)京都の伏見と奈良の伏見

    例えば京都。京都盆地有数の名水・名酒で知られ、伏水が湧く地であることから「伏見」という名が生まれたというのが定説ですが、私は伏見の由来は土師氏ではないかと推理しています。 目次 土師氏と伏見(京都) 土師氏と伏見(奈良) 「伏拝、ふしおがみ」 本文 土師氏と伏見(京都) 左の地図は、京都(山背、やましろ、平安京前)の古代豪族の勢力図(京都市考古資料館パネルより) 右は京都市伏見区をあらわしたグーグルマップ。 土師氏と伏見(京都) 昭和初期まで存在した広大な巨椋池(おぐらいけ)の北部一帯が、古くから 伏見 と云われてきました。 貴船・鞍馬の北部からなだらかに下る京都盆地の湧水地・伏見は名酒・名水…

  • 【飛鳥の大鳥】お釈迦様の頭から生まれた聖徳太子と飛鳥時代

    古墳時代に続く #飛鳥時代。事実上 #聖徳太子 の誕生によって生まれた新時代。斑鳩、白鳳、朱鳥…数々の神鳥が生まれた時代でもありましたが、どうして「あすか」と呼はれたのでしょうか。誕生現場からの報告です😀 目次 飛鳥を「あすか」と呼ぶ理由 明日香から眺める飛鳥 飛鳥とともに誕生した聖徳太子 本文 飛鳥を「あすか」と呼ぶ理由 万葉集では「明日香の都」にかかる枕詞が「飛ぶ鳥」であることから、 「飛鳥」が「あすか」と呼ばれるようになった説が最有力。 近鉄電車 万葉トレイン 飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去(い)なば 君があたりは 見えずかもあらむ 巻1-78、作者不詳*1 『明日香の都を離れ(平城の…

  • 【橘寺】聖徳太子 御誕生の寺【日本のイエス、数々の聖蹟】

    奈良県 #明日香村 #橘寺。#聖徳太子 の誕生地。イエス・キリストの約六百年後、厩(うまや)で誕生した日本の聖人の始まりの地らしく、伝承にもとづく数々の聖蹟が残されています 目次 橘寺(たちばなでら) 橘寺 太子の聖蹟が各所に残る境内 境内の花など 本文 橘寺(たちばなでら) (34.46940826219397, 135.817166991936)/奈良県高市郡明日香村橘532/近鉄樫原線・吉野線・橿原神宮前駅→奈良交通バス飛鳥大仏前経由岡寺前行きで23分(バス停:岡橋本下車、徒歩2分)。近鉄吉野線・飛鳥駅→明日香周遊バス(赤かめ)で10分、バス停:川原下車、徒歩3分。専用駐車場あり 橘寺(…

    地域タグ:明日香村

  • 【藤原京】さまざまな表情を魅せる見ごろの花畑【大和三山と秋桜】

    一年ぶりの #藤原京 で見ごろの #秋桜(#コスモス)を見学。#大和三山 に守護された霊的配置に基づいて定められた、わずか十六年間の都。 目次 大和三山 藤原京のコスモス畑 本文 大和三山 去年はかなり遅い花畑でしたが、今年はちょうど見ごろ。 www.zero-position.com 東南の天香具山(あめのかぐやま)を背景に、花びらを透して見る朝の光が美しいですね。 天香久山(あまのかぐやま)藤原京 かたや西南の畝傍山(うねびやま)の花々は、光を吸収して濃い色合いを映し出しています。 畝傍山(うねびやま)藤原京 北の耳成山(みみなしやま)の花たちは朝の光に賑やかに輝いて見えます。 耳成山(み…

    地域タグ:橿原市

  • 【布施戎神社】日本一の「えべっさん」に釣り上げられる「ぐるぐる目玉」の大鯛

    摂津河内(大阪)と大和(奈良)を結ぶ古代のウォーターフロント・ものづくりの中心地であった #古代河内湖 の南岸。大阪市内からほど近い #布施(ふせ)の #布施戎神社 を参拝 #足代 # 網代笠 #菅笠 目次 布施戎神社 布施戎神社 境内 886年創建の都留彌神社の元宮の地 足代(あじろ)の地名の由来 本文 布施戎神社 (34.6621982, 135.5613897)/大阪府東大阪市足代1丁目15−21/近鉄大阪線・布施駅から徒歩5分 布施戎神社(足代は「あじろ」と読みます) 大阪市と東大阪市が接する近鉄布施駅一帯は、古代には河内湖のウォーターフロントで、摂津・河内(大阪)と大和(奈良)を結ぶ…

    地域タグ:東大阪市

  • 【秋の訪れ】明け方の日と月と星のダンス【天津甕星】【香香背男】

    今頃の季節、日の出前、東の天空に #明けの明星 が輝き、月とダンスしています。そんな景色を眺めていて #平田篤胤 がその正体を #金星 と解釈した #天津甕星 #香香背男 のことを少し考えました 目次 東の天空に輝く明けの明星 生駒の大鳥(天照山)と明けの明星 天津甕星(あまつみかぼし)と香香背男(かがせお) 本文 東の天空に輝く明けの明星 秋分の日を挟んで、ここ数日は秋雨前線の影響で雲が多くて見えませんが、 今頃9月の明け方、日の出の方向、東の天空に明けの明星(金星)が輝きます。 明けの明星 大阪城から(9月3日) 明け方の暗いうちなら、月と一緒に眺めることもできます。 9月10日には、こち…

    地域タグ:天王寺区

  • 【18年ぶりのV記念】大江神社の狛虎さんともう一人の守り神

    ファンでない方には申し訳ないですが😅彗星なみのサイクル、18年ぶりということでお許しください。優勝を決めた9月14日の試合前 #タイガース の守り神 #大江神社 #狛虎さん にお参り 目次 2003年Vの時に再建・建立された狛虎 狛虎伝承(阪神タイガースの守護神となった経緯) ファンにとっても特別なV 本文 2003年Vの時に再建・建立された狛虎 (34.65748033897052, 135.51205198928528/天王寺区夕陽丘町5−40/地下鉄四天王寺前夕陽丘駅から徒歩5分) かつての地元で、私も氏子だった大江神社の御本殿に隣接して、江戸期の 摂津名所図会 で毘沙門堂と紹介された跡…

    地域タグ:中央区

  • 【若宮商工稲荷神社(2)】狛犬さんのお口の中の勾玉

    先日紹介した、大阪商工会議所(大阪市中央区本町橋)敷地内の #若宮商工稲荷神社。あらためて参拝し、お口の中にあるという #勾玉 を確認しにあらためて参拝してきました #阿吽(あうん)#豊臣秀吉 目次 若宮商工稲荷神社 狛犬さん 狛犬さんのお口の中を拝見 狛犬さんのオスとメス・考 本文 若宮商工稲荷神社 狛犬さん www.zero-position.com タテに細長い境内参道脇のユニークな狛犬さんの、口の中の勾玉を拝見しに、再度、参拝してきました。 若宮商工稲荷神社 狛犬さん(右側の狛犬さんの口の中に勾玉) 商工会議所ができる前の若宮稲荷神社(大阪市HPから) よくよく考えてみると、狛犬さんは…

    地域タグ:中央区

  • 天空に現れる龍神さまや火の鳥【雷・稲妻】稲作弥生時代の利用法

    昨夕は全国的に雷雨にが発生していた模様。夕方ウォーキングで雷。光る夜空を眺めていて #高鴨神社(奈良県御所市鴨神) 宮司さんが #鴨族 に言及されていたことを思い出しました #稲妻 #宮沢賢治 目次 龍神さま 火の鳥 花火 稲作弥生時代の雷利用法 本文 夕方のウォーキングの時間、西から怪しげな黒雲が押し寄せてきました。 大阪城公園についた頃から、すごい雨。 龍神さま 雨宿りして小雨に変わる頃、黒雲が通り過ぎた後の空がピカッ!ピカッ! 右は大阪城 龍神様が空に現れ、ブルブルッと震えながら、ありったけの光線を吐き出しているように見えますね。 ご雷光 #大阪城 pic.twitter.com/eds…

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  • 【地蔵盆】行く夏来る秋に想う【継承された道祖神の信仰】

    蓮の華が描かれた提灯に明かりが灯る #地蔵盆。お供えをして地域の子どもたちの安全と健康を祈願。虫の声も賑やかに、朝夕の風と雲と光に秋の気配 目次 夏と秋のせめぎ合い 光と雲が描く一期一会のデザイン 地蔵盆 本文 夏と秋のせめぎ合い 相変わらず暑い日が続きますが、朝夕のウォーキングはわりと涼しく、 秋の気配を感じる時季になりました。 サルスベリの花 ここ数日は、大阪も天気が不安定で、上空で夏の熱気と秋の涼気がせめぎ合っている様子を見ることができます。 大阪城の向こう。最後の夕陽に照らされた積乱雲 風と雲と光が織り成す空の景色を、一年で一番楽しめる季節かも知れません。 ある日の夕方。夕立ち 朝焼け…

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  • 【若宮商工稲荷神社】口に勾玉を含みイカれた目のユニークな狛犬さん【五代友厚】【豊臣秀吉】

    オフィス街にある #大阪商工会議所 敷地内の #若宮商工稲荷神社。会議所の歴代会頭の像が建っている所の階段の奥にひっそりと鎮座。他で見たことがないユニークな #狛犬さんは一見の価値 目次 五代友厚公の像 若宮商工稲荷神社 個性的な狛犬さん 境内と御本殿 本文 五代友厚公の像 (34.6841524, 135.5112243/大阪市中央区本町橋2−8/大阪商工会議所敷地内) 薩摩の人で、明治期、大阪の経済発展の礎を築いた五代友厚公は一番左。 朝ドラ「朝が来た」で、ディーン・フジオカさんが演じて、よく知られるようになりましたね。 大阪商工会議所 初代・七代・十代会頭像(左の初代は五代友厚公像) 市…

    地域タグ:中央区

  • 【2023祇園祭】前祭・山鉾巡行の朝の境内【京都 八坂神社】

    立秋が過ぎ残暑見舞いの季節になりましたが、一ヶ月前の盛夏に行われた今年の #祇園祭(前祭)。#山鉾巡行 当日朝の #八坂神社の風景。手水舎には華が溢れ舞殿には御神霊を載せた三基の神輿 目次 京都 八坂神社 祇園祭 きゅうり封じ 御神霊を載せた三基の神輿 本文 京都 八坂神社 www.zero-position.com 8月8日は立秋…早くも残暑お見舞の季節になりましたね。 写真は約一ヶ月前、盛夏の7月17日。 祇園祭の前祭(さきまつり)山鉾巡行当日朝の、京都八坂神社の様子。 京都 八坂神社(祇園祭・前祭 山鉾巡行 当日の朝) 社伝によると、平安京以前の飛鳥時代・斉明天皇の御世(656)、 岡崎…

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  • 東の太陽、西の月

    毎朝のウォーキングで眺める #東の太陽と西の月。毎朝、雲や空色の違いを楽しんでますが、少しでも陽が高くなると日差しが強烈で暑くなるばかり😅 目次 東の太陽、西の月 幽霊の正体? 月の雫で目覚め太陽の光を浴びて咲く 本文 東の太陽、西の月 一昨日。難波宮・太極殿跡から。 東の太陽、西の月。難波宮 太極殿跡から こちらは今朝。向かい合う大阪城天守閣と大阪府庁。 東の太陽、西の月。向かい合う大阪城と大阪府庁 歩道にユリの花が咲いていました。 ***** 唄ダイアナ・クラール。East Of The Sun And West Of The Moon スタンダードジャズの名曲。 East of the …

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  • 暑中お見舞申し上げるぞ! by ひでよっさん【元気玉をプレゼント】

    いつも見ていただきありがとうございます。#暑中お見舞い申し上げます。毎朝夕の大阪城ウォーキングから、夕景と #秀吉公(ひでよっさん)から #元気玉 のプレゼント 目次 暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げるぞ 本文 暑中お見舞い申し上げます 梅雨が明けてから雨が少なく、猛暑が続きますね。 朝夕の大阪城ウォーキングでは、今日は雨がふらんかな?と、毎日、空を見上げるのが習慣に。 おかげで(この年になって)夏の夕空のダイナミックな美しさに気がつきました。 はてなブログへの訪問が滞っており、それでも、記事を更新すれば、いつもに変わらずご挨拶いただける皆さまに、たいへん感謝しております。m( …

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  • 【天神祭奉納花火 2023】大阪上町台地の一番高い所から見物

    実に四年ぶりに開催された #天神祭奉納花火(7月25日)。大阪 #上町台地 で一番標高の高いところ(30メートル)から花火見物。#大阪城 目次 天神祭奉納花火 2023 標高三十メートルの上町台地の一番高いところから花火見学 本文 天神祭奉納花火 2023 今週の25日火曜日は、四年ぶり開催の天神祭奉納花火。 大阪城の天守閣あたりからなら見えそうと、朝夕のウォーキングで目星をつけていた所に。 最初の花火が上がったのが、ちょうど七時半。 天神祭奉納花火 2023。最初の一発目 左の高いビルは、大川沿いの大阪帝国ホテル。 #天神祭奉納花火 スタート pic.twitter.com/q721wByM…

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  • 故郷の【毛馬】を詠む歌人【与謝蕪村】の郷愁

    淀川が大阪に分岐するところの毛馬(けま、大阪市都島区)。長~い堤防の上に #与謝蕪村 生誕地の句碑。#春風や堤長うして家遠し。近くの #淀川神社 絵馬には蕪村の有名な一句。#菜の花や月は東に日は西に 目次 春風や堤長うして家遠し 「蕪村礼賛」の石文 菜の花や月は東に日は西に 本文 春風や堤長うして家遠し (34.7217623, 135.5174377)/大阪市都島区毛馬町3丁目7−13 与謝蕪村の生誕地の句碑。右に毛馬の閘門 淀川から大阪市内に流れが分岐する毛馬の閘門(けまのこうもん)近く。 その川堤のそばに、江戸三大俳人として、芭蕉、一茶と並び称せられる 与謝蕪村(よさのぶそん) の生誕地…

    地域タグ:都島区

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ものづくりとことだまの国

縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良時代の謎。神社、遺跡、古地に足を運び、忘れられた記憶、隠された暗号を探ります。近ごろは、古いサイノカミ・アラハバキ信仰の視点で(横断的に)探ることも多くなりました

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