歌川広重「名所江戸百景」の四十景は せき口上水端はせお庵椿やま。元の絵はこちらです。絵の題名がとっつきにくいですが、"せき口上水端"は、今の文京区関口付近、神田上水(神田川)にあった取水口堰のあたり、という意味。というか堰があったから「関口...
永世ビギナー写真愛好家のフォトライフ。LUMIX/PENTAXで東京の街を撮りつつ漂泊の思いやまぬ旅鉄ライト層。
なんでも撮る雑食スナップの道具は LUMIX S5/G9PROII/GF10, PENTAX K-3III, FUJIFILM XF10。目下は「名所江戸百景」めぐりに夢中。最近オールドレンズ遊びができてないかも。
歌川広重「名所江戸百景」の四十景は せき口上水端はせお庵椿やま。元の絵はこちらです。絵の題名がとっつきにくいですが、"せき口上水端"は、今の文京区関口付近、神田上水(神田川)にあった取水口堰のあたり、という意味。というか堰があったから「関口...
現在主戦機材として使っているLUMIX S5とG9PROIIは、いずれもGPSを搭載していません。したがって、撮った写真のexifにジオタグ(位置情報)を書き込んで使いたいならば、携行しているスマホから必要な情報を取得するという付帯作業が必...
歌川広重の「名所江戸百景」の三十四景は 隅田川水神の森真崎(すみだがわすいじんのもりまっさき)、元の絵はこちらです。前回の四ツ木から墨田区堤通の水神大橋の袂あたりまで移動してきました。隅田川の流れはおそらく往事と大差無いと思うのですが風景は...
歌川広重の「名所江戸百景」の三十三景は 四ツ木通用水引ふね(よつぎとおりようすいひきふね)、元の絵はこちらです。亀戸江戸時代には水戸方面に向かう近道として引き舟(小舟に旅客を載せて、岸に居る人足が舟に繋いだ綱を曳いて進む)が通った水路がここ...
小湊鐡道沿線の撮り歩きのつづきです。飯給(いたBU)から下り列車で2つ進むと、森に囲まれた上総大久保(かずさおおくぼ)駅です。静かな山里の駅の周りで、桜と菜の花の競演。春の花は他にも。椿(だと思う)が綺麗に咲いていたので、白い曇天の目隠し代...
小湊鐡道で撮り歩き中です。月崎駅から上り方向へ一駅戻って、難読駅でありかつ桜の名所として知られる飯給(いたぶ)駅へやってきました。青空バックの桜を撮りたかった人にはあいにくな曇天ですが、各国の老若男女でそこそこ賑わってしました。ちょうど観光...
ときどき鉄道風景を撮りたくなる”旅鉄ライト層”を自覚するようになって数年、ずっと気になっていた千葉県の小湊鐡道沿線にようやく行ってきました。今年の首都圏はソメイヨシノの開花時期にあいにくの冷たい雨に見舞われましたが、その雨の止み間をついての...
LUMIX G9PRIIを手に、桜を待つ春の川越散歩のつづきです。弁天横丁のトモリ食堂さんで美味しいランチをいただきました。廃屋をリノベーションしたいい雰囲気の店内。わたしが座ったカウンターの足元を覗くと、テーブルの脚がアンティークの足踏み...
年に何回か用事が出来て埼玉県川越に出かけることがあります。3月中旬にまた行ってきました。まだ桜の開花には少し間があるかなという、初春の川越をLUMIX G9PROIIとLeica DG12--60mmを手に歩きました。小江戸・川越は今やすっ...
LUMIX G9PROII と S5 のボタン・カスタマイズ
わたしだけ?年に1回くらい、カメラのボタン配置をあれこれいじってカスタマイズし直したくなるのは何なんでしょう。花粉症などと同じく季節性の病気でしょうか。今年発症した症状は、ほぼ同じ筐体と言って良いLUMIXの2つの機材(G9PROIIとS5...
目黒・白金台あたりで、別にそんなつもりで出かけたのではなかったのですがちょっと時間があったので、ほんの気まぐれに自然教育園を散歩してきました。たぶん30年ぶりくらいではないかな。リンク先の公式サイトトップの航空写真でわかるように、ここは東京...
考えてみると電子接点付きのデジタルカメラ用テレコンを手に入れたのは初めてです。いったいどんな使い勝手になるのでしょうか、さっそく試してみなければ。というわけで、LUMIX G9PROIIにLeica DG50-200 F2.8-4.0+DM...
前回記事で「新しい機材なんて今はいらないよ」とかほざきましたが、その陰でひっそりとこんな買い物をしておりました。テレコンバーターレンズ DMW-TC20Aマイクロフォーサーズマウント用のPanasonic製 2.0倍テレコンです。手元にある...
先月末にPanasonicの一眼ミラーレス LUMIX S1R II が発表されました。市場に出回るのは3月末以降なのでまだ実機を簡単に手に取ることはできませんが、先代S1Rから6年越しで発表されたこの新世代機について、誰の参考にもならない...
今年度もいろいろありましたがなんと生き延びました。そこで、これはちょっと温泉で骨休めが必要だなと思いつき、箱根で短い休暇を過ごしてきました。遅咲きの梅か寒桜でも眺めながら早春の山景色を満喫する、というつもりだったのですが…さ、寒い!何の因果...
PENTAX smc FA 77mm limited で湯島天神
CP+の記事を挟んだので季節感がいっそうズレてしまったけど仕方ない。2月下旬。今年の梅の花の盛りには少し早すぎる日でしたが、梅まつりを目当てにLUMIX S5をバッグに入れて湯島天満宮に出かけてきました。天神様の梅園は割と遠慮なく花の近くま...
前回の続きです。LUMIX、SIGMAをいちおうユーザー目線で眺めた後、GF10+Leica DG15mmを手に広いCP+ 2025会場内をひと回り。個人的に今年最大のトピックはこれですね。デジカメwatchブースで運良く飯田ともき先生のサ...
どうせ疲れるだけでたいした成果は持ち帰れないと見当がついてはいるものの、年に一度のお祭りなので一応は参加しておいた方が良いだろう、という中途半端な動機で、今年も行ってきましたCP+ 2025 inパシフィコ横浜。軽量小型のLUMIX GF1...
LUMIX S5にSIGMA 50mm F2 DG DNを付けたまま浜離宮庭園をとぼとぼと写真散歩です。この時の園内のありのままの景色ということで言うと、こんな感じで菜の花畑が遠目にも目立つ一方、梅はまだまだでした。菜の花以外に「映えスポッ...
汐留の浜離宮庭園の菜の花畑は、2月初旬から4月のはじめくらいまで見ごろが続きます。畑を区切って何回かに分けて咲かせて長く楽しめるように工夫されているのだと聞いたことがあります。少し寒さが緩んだ2月中旬のとある日、そろそろ最初の満開を迎えたら...
東京都現代美術館の「坂本龍一 音を視る|時を聴く」展の会期終了が迫ってきたので、見逃しては(聴き逃しては)ならぬと出かけてきました。結構長く東京に住んでいますが訪ねたことがない場所というのは意外にたくさんあるもので、江東区の木場公園の一角に...
写真の腕前はさっぱり上達しませんが、いつからかもうそれは気に病まないことにして、永世ビギナー写真愛好家を自称してひたすらフォトライフをエンジョイするようになりました。しかしそんなわたしにも、せめてこれだけはどうしてもクリアしておきたいという...
Lマウントのカメラボディおよびレンズについて、パナソニックさんとシグマさんから1月下旬に新しいバージョンのファームウェアがいくつかまとめて公開されました。そういえばしばらくサボってたなあ、と思って手持ちの機材を改めて点検したら、G9PROI...
ロウバイ(蝋梅)は花の少ない季節の貴重な被写体ですが、今年はなかなか都合がつけられず撮るタイミングを逃してしまったなあと諦めていました。ところが、立春を過ぎて何日かした頃、しながわ区民公園のロウバイはまだ綺麗に咲いてるよ、と親切に教えてくれ...
歌川広重の「名所江戸百景」の百十一景は 千束の池袈裟懸松、元の絵はこちらです。「洗足池」と字が変わっていますが今も池は健在で、千束の字の方もこのあたりの住所表記(南千束)にちゃんと残っています。なんと「袈裟懸けの松」も現地の日蓮宗妙福寺の境...
Institute of Science Tokyo 初訪問
なんだそれと思った人、私と同じくらい時代に遅れてます(笑)。Institute of Science Tokyo は東京科学大学の英語名。昨年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が合併してできた新しい大学です。品川区の洗足池公園あたりに写...
歌川広重「名所江戸百景」の百六景は 御厩河岸、元の絵はこちらです。渡し船の上に牛太郎を連れた夜鷹が2人、というなんとも妖しい絵ですが、現在の厩橋当たりの景色はいたって健康的で、昼間だとこんな感じになります。元の絵に少し寄せて無理やり夕景っぽ...
歌川広重の「名所江戸百景」の百四景は 千住の大はし、元の絵はこちらです。広重画伯が多用する鳥瞰の視点の絵で、これを真似るのは毎回苦労します。というかほぼ真似できないので、今回も鳥ならぬ身の地べた視点の写真でごめんなさい。隅田川にかかる千住大...
歌川広重「名所江戸百景」の百一景は よし原日本堤、元の絵はこちらです。浅草聖天から吉原大門を経て三ノ輪までの一本道は土手通り。現在のこの名が示す通り、ここはもともと川が流れていてその土手(堤防)が日本堤と呼ばれていたのだそうです。ところが、...
蛇窪神社を訪ねた帰路、電車に乗って品川駅に差し掛かった時、視界の隅を何かただならぬものが掠めた、ような気がしました。あれは・・・まさか!乗客の隙間から東側の車窓を除くと、見間違いではなかったようです。JRの誇る豪華クルーズトレイン、運行概要...
品川区二葉、昔は蛇窪村と呼ばれたあたりに、日本屈指の白蛇の聖地と言われる蛇窪神社があります。2025年=巳年に因んで昨年末からマスコミで盛んに紹介されたこともあって、初詣では大人気になりました。人気が出すぎて、三が日は並んでから参拝まで常時...
凄いものを見ました。たまたまふらりと立ち寄った、品川のキャノンギャラリーSで開催中の写真展 西島丞「超現実世界」です。何が凄いって、写真が凄い、被写体が凄い。ただでさえ乏しいボキャブラリーがぶっ飛んで、凄いという言葉しか出てきません。これは...
今回はカメラやレンズその他の機材ではなく、RAW現像用のパソコンを買っちゃった、という話です。チラリ。さて、モバイルノートPCが非力でPhotoLab8が動かない話を少し前に記事にしました。これ、実はワーク的にもライフ的にも結構洒落にならな...
せっかくの冬休みだったのにゴロゴロしていろんなことをサボっていたので、あまり撮れ高がありません。今回は年末に横浜の中華街に買い物に出かけたときのどうでもよいスナップでお茶を濁す埋め草記事です。いや、客観的には「どうでもよい」なのですが、自分...
歌川広重「名所江戸百景」の百十景は 南品川鮫洲海岸、元の絵はこちらです。「冬の部」の絵は多くが雪景色で撮りにくいので、そうではないものを求めて、前回の芝浦、今回の鮫洲と湾岸を彷徨うことになりました。さて、往時に海苔の養殖がさかんだった鮫洲海...
歌川広重「名所江戸百景」の百九景は 芝うらの景色、元の絵はこちらです。安政年間の震災で壊れた将軍の浜御殿(今の浜離宮)の修復を祝して描かれたのだそうです。2024年年末現在では浜離宮から芝浦方面は見通せないので、ロケ地を少し変えて竹芝桟橋あ...
正確に記録を取って数えたことはありませんが、このブログでは写真を撮るのと記事に載せるのと、平均するとだいたい2-3週間くらいの時間差になっている感じでぼちぼちと続けてきています。だから先月中旬に北の丸公園で(前回記事の現像ソフトウェアテスト...
PhotoLab8にアップグレードしました。・・・って、新年最初のネタがこれか、という気もしなくはないですが、年末年始はお休みで自宅に居る時間が長いせいもあって、結構ソフトウェア周りのトピックが多めになる傾向があるみたいです。購入して6ヶ月...
飯田線撮り歩き、ではあるのですが、天竜峡や飯田のあたりのお話ではありません。特急「伊那路」で平岡を後にして、終点の豊橋まであと15分くらいかな、というところでひとつ手前の豊川でえいや、と降りてしまいます。今回立ち寄るのは豊川稲荷。愛知県三河...
飯田線の絶景駅・秘境駅巡りも終盤です。為栗駅を後に、特急「伊那路2号」に乗り換えて豊橋方面に帰るべく、平岡駅を目指しました。平岡駅自体は絶景でも秘境でもありませんが、そのすぐ手前では車窓からこんな美しい景色を望むことができます。車内照明が写...
JR飯田線にはたくさんの「秘境駅」と呼ばれる利用者の少ない到達困難な駅があります。そのひとつが今回訪ねる為栗駅。朝、始発列車で飯田を発って、他の駅に先に向かうためにいったん通り過ぎた時には、この駅はまだ深い山霧の中でした。車窓からいい加減に...
ドジを踏みました。飯田で張り切って乗った始発の上り列車は"快速"だったので、面白い駅名に惹かれて行きたくなった目当ての中井侍(なかいさむらい)駅には留まらないことに、直前の駅を出てから気が付きました。これは参った、しかし迷ってる暇も選択肢も...
というわけで飯田線で撮り歩きをしています。天竜峡駅、田本駅、小和田駅と訪れたあと、飯田まで北上して1泊したところからでした。張り切って6時19分の上り始発で出発します。飯田駅にやってきましたが、12月はじめともなると朝6時はまだ真っ暗なんで...
田本駅の次に、この日の最後の撮り歩き先として向かったのは小和田駅。旅鉄ライト層の生半可な知識で恐縮ですが、こちらは数ある飯田線の秘境駅の中でも、とりわけ"秘境度"が高いとされているそうです。人里離れていて(最寄りの集落まで徒歩1時間と聞きま...
飯田線は「秘境路線」と呼ばれることもあります。難工事を経て険しい谷間になんとか開通している路線なので、近くに道路が通じていなくて列車以外で簡単には訪れることができない、そして歴史の曲折を経て今はほとんど利用者のいない「秘境駅」がいくつも存在...
旅鉄ライト層を自認するわたしとしては丁度よい機会があって、愛知県の豊橋から長野県の飯田まで、「秘境路線」として知られるJR飯田線に乗って1泊2日で撮り歩きをしてきました。しばらくはこのネタで尺を稼いでおこうと思います。こういう列車撮影行の時...
本郷まで行ったので、ついでにどこかと思って駒込の六義園に寄ってきました。東大のイチョウの黄葉が盛りまであと少し、だったので六義園のモミジはまだ紅葉には早すぎるだろうなあ、と思いはしたのですが、この日から六義園は夜の紅葉ライトアップの始まる日...
東京はまだ紅葉シーズンには早いけど、このところ少し冷えたから銀杏の色づきは進んだんじゃないか。そういう思惑で東京大学本郷キャンパスに行ってきました。地下鉄の駅を降りて歩く本郷通り沿いはなかなかの銀杏並木なのですが、青々としてまったく色づく気...
井の頭自然文化園で、心のままに何の工夫もなく動物を撮ってきた写真を並べる記事のつづきです。機材はPENTAX K-3IIIとHD DA55-300 PLM実際のところはどうなのかわからないけれでも、なんとなく「賢者」っぽい見掛けの動物ってい...
井の頭公園を訪ねたついでに、隣接する井の頭自然文化園、通称井の頭動物園で遊んできました。 動物園で写真を撮るには望遠レンズが必需品なので、今回の井の頭遠征(笑)にはPENTAX K-3IIIとHD DA55-300mm PLMを持参しました
歌川広重「名所江戸百景」の八十八景は 井の頭の池弁天の社、元の絵はこちらです。 ただでさえ間に数百年の断絶を挟んで文字通り「隔世の感」が強いのに、名所江戸百景「秋の部」に入るあたりから、広重画伯の構図への凝り方が尋常ではなくなってきて、青息
六本木ミッドタウンのフジフイルムスクエアで、ロベール・ドアノーのロングラン写真展をやってくれています。10月末で展示作品が一新されて、あの「パリ市庁舎前のキス」などの後期展になった、というので見に行ってきました。 ちなみにパンフレット写真は
2週間くらいカレンダーを遡ります。 11月初旬の晴れた日、横浜山手の港の見える丘公園ではまだ秋バラが撮れるみたいだよ、という噂を聞きかじったので、出掛けてきました。 持ち出した機材は、ここしばらく出番が無かった一眼レフPENTAX K-3I
いささかタイミングを逸してしまいましたが、10月末の写真散歩の話を記事にしておきます。 10月末から11月はじめにかけて、千代田区・神保町で恒例の神田古本まつりが開催されました。 特に探している本があるわけではないし、お天気もそれほど良くな
せっかく往復数時間かけて会津まで行ってきたので、前回に続いてフォトウォークばんだい2024秋について若干の撮れ高を記事にしておきます。 磐梯山麓の里で紅葉が撮れるかなと期待して出向いたのですが、あいにく木々の色づきはまだ進んでいませんでした
昨年末にSIGMA製レンズをふるさと納税返礼品で入手した縁で、先月末に開催された福島県磐梯町の「フォトウォークばんだい2024」というイベントに参加してきました。 朝7時台の東北新幹線で東京を発って会場の磐梯町役場に到着したのが10時過ぎ。
今回は小ネタというか時事ネタというか。タイトルの「燃えているか」は意味が違うだろう!という正当なツッコミは聞こえないふりでいきます。はい、すいません。 MLBワールドシリーズでLAドジャースが優勝して、日本中・世界中のドジャースファン、大谷
以前から気になっていたアレをようやく手に入れました。 通称CBLレンズこと Color Balance Lens です。 色被りを防いで「正しいホワイトバランス」に調整するための道具です。カメラのホワイトバランスを手動で設定するときに良く使
今年の10月は妙に忙しくて秋バラを撮る機会が無いかなと諦めていた矢先、仕事の途中でちょっと無理すれば立寄れなくもない某公園に、そこそこ立派なバラ園があるのを偶然に知りました。 これは有り難い。さっそく天気の良い日にふらりと出掛けて撮らせても
というわけでLUTです。 タイトルにしておいて何ですが、ぶっちゃけ、このへん全くわかってません。 LUTどころか、そもそもLUMIXのカメラでフォトスタイルを使う/PENTAXのカメラでカスタムイメージを使うのと、RAWファイルにDCPを当
LUMIX G9PROIIを手に、東京・芝浦あたりでモノクロ写真散歩のつづきです。 RAWで撮った写真をAdobeのDCPファイル"Leica Monochrome"を使ってPhotoLabで仕上げています。 レインボー
LUMIXのG9PROII以降のカメラには、堂々とLeica銘を付けたフォトスタイル"Leica Monochrome"が搭載されました。 こうなるとそれまでの"L Monochrome"とかいう大人
歌川広重「名所江戸百景」の五十三景は 大はりあたけの夕立、元の絵はこちらです。 いよいよ出るものが出ました。名所江戸百景の中でも随一の傑作との誉れ高い名作。ゴッホが模写したことでも知られるこの絵、この景色。現代の景色として再現することはもち
歌川広重「名所江戸百景」の五十六景は 駒形堂吾妻橋、元の絵はこちらです。 この絵は摺のバージョンによってかなり違うみたいで、↑の絵だとすっかり夜の景色みたいですが、別の摺だと水平線はかなり明るくて早朝に見えるものもあります。鳥が飛んでるのだ
このところ何処か行って何か観てきました、みたいな記事が多くて、写真ブログなのにちっとも写真撮ってませんね。 正直、酷暑の間に失った気力と体力が、まだ十分に回復していない感じで、なかなかカメラぶら下げて出掛ける気持ちのスイッチが入りにくいとい
中井精也先生の"てつたび"写真展が銀座のライカギャラリーで開かれているので、訪ねてきました。 なんか最近〇〇展を観に行きましたという記事ばかりであまり撮り歩いてないわたしですが、まあそういう星回りの時もあるということで気
いまごろ遅いわ!と関係者には怒られそうですが、9月22日に観に行った写真展について、いちおうは記事にしておこうと思います。こちらのイベントです(しばらくはリンク切れしないことを祈る)。 もはや一種の業界インフラと化している有名なメディアなの
記事タイトルの「パリ郊外」でピンとくる人にはくる・・・。 私の愛するロベール・ドアノーの初期写真集「パリ郊外」から作品30点ほどが、オリジナルプリントで展示されるという夢のような写真展が、六本木のフジフイルムスクエアで開催中です。富士フイル
というわけで、Leica DG 12-60mmを付けたLUMIX G9PROIIを首から提げて羽田空港のT3からT2に循環バスで移動中です。 タイミング次第でこういうガラガラの便と、旅行客満載で積み残しになる便のどちらに当たるかわかりません
撮りたい、カメラやレンズに触りたい、しかし暑い。暑いというかキケン。陽射しと熱風が撮り歩きを阻む残暑厳しい9月です。近頃は毎年のように暑さとの闘いを強いられていますが、今年は9月半ばになっても事態が改善しません。 そこで、LUMIX G9P
G9PROIIの試し撮りを兼ねて、東京藝大の学園祭「藝祭」に遊びに来ている話のつづきです。 前回カミングアウトしましたが、初出撃の準備ばっちりのつもりが、常用しているRAW+JPGモードに設定するのをしくじって「強制JPG撮って出し」での撮
まだまだ残暑が厳しいので撮り歩きは厳しい・・・という言い訳もだんだん言い飽きてきたので、9月上旬のとある週末に、えいやっと思い切ってLUMIX G9PROIIを抱えて、上野まで出掛けてきました。初撮り・試し撮りというわけです。 この日G9P
大阪駅で荒木飛呂彦先生のステンドグラス作品を撮っただけではおさまらず、出張の合間に、GF10片手に大阪市内を少しうろついてきました。 結論から言うと、概ね「こんな暑い中歩かなきゃよかった」とつくづく思ったのですが、そういう後悔とは別に少しは
ここ何年か、訪れるたびに姿かたちが大変身を遂げて、方向感覚の鈍いわたしにとっては多層迷宮になってしまった場所。 JR大阪駅です。 関西での仕事のついでに少しだけ大阪で写真散歩できる時間が捻出できたので、その大阪駅ダンジョンでまたも拡張された
いろいろ機材をやりくりしているうちに、巡り合わせと何かの勢いで新しいカメラを手に入れてしまいました。 このカメラ、メーカーのサイトでもいろんな販売店のサイトでもG9M2,G9PROIIの2種類の標記があってあまり統一されていません。メーカー
性格がガサツでマメな作業が苦手なので、カメラのメンテナンスはすっかりプロ任せです。所有しているパナソニック(LUMIX)とリコー(PENTAX)の一眼カメラ3台は、かつてはそれぞれのメーカーのサポート拠点(今はLUMIXは青山、PENTAX
歌川広重「名所江戸百景」の五十四景は 浅草川大川端宮戸川、元の絵はこちらです。 絵の題名の3つの川の名はいずれも隅田川の別称。江戸時代は両国あたりから下流を大川と呼び、浅草近辺では浅草川、宮戸川という言い方もしたようです。川を渡る国道14号
歌川広重「名所江戸百景」の五十一景は 佃しま住吉の祭り、元の絵はこちらです。 佃まつりを題材にした写真は夏らしくて気が利いてるじゃないか、是非行こう! という志は悪くなかったと思うのです。しかし残暑の厳しさは私の志の強さを遥かに上回っていて
歌川広重「名所江戸百景」の五十景は 増上寺塔赤羽根、元の絵はこちらです。 夏の暑さが一瞬和らいだ(ような気がした)ので意を決してLumix S5を携えて撮り歩きに出かけたのですが、和らいだはずの暑さに裏切られ、そこにあるはずの景色が無いのに
夏の暑さが本格化してから1ヶ月以上は実質休業してしまっていますが、気候が落ち着いたら「名所江戸百景」写真散歩を再開しようと考えています。 そのための景気づけと勉強を兼ねて、ここはひとつ百景の「原本」を拝見しておこうじゃないかということで、折
会津・裏磐梯の写真散歩、ここまで数回の記事で載せ損なった写真の中で、ボツにするのはちょっと惜しい(あくまで自己満足尺度で)と感じた写真を、賑やかしに並べて在庫一掃しておきます。 弥六沼の湖畔で咲いていた名前の判らない花。 あまりにモノを知ら
会津・裏磐梯の写真散歩のつづきです。 東北地方に台風が迫っていて、休暇を早めに切り上げて帰京するか、天候が荒れても涼しい裏磐梯での逗留を続けるか判断が悩ましい日でした。 思案を続けつつ、降ったり晴れたり空模様が落ち着かない中で足を運ぶ先はと
夏季休暇の会津・裏磐梯写真散歩のつづきです。 毎年のように訪れていて見知った土地になっているので、最近はさすがに自分で手に取って眺める機会は減りましたが、会津・裏磐梯の観光ガイドを入手すると、高い確率で当地観光のメインイベントとして推奨され
束の間ですが、夏季休暇を恒例の会津・裏磐梯で過ごしました。 運悪く東北地方への台風来襲と重なってしまい、当地も”直撃”ではないものの色々心配される状況だったのですがそれはちょっと脇に置いときます。 今回はまだ天気が崩れる前に、数年前に果たせ
カメラを手に行く先々の風景をいい加減に撮って自己満足する、というのがわたしのささやかな愉しみです。 しかし年々酷くなる7-8月の熱暑のもとでは、身体を守るために、はっきりと夏季休業期間というのを設けるべきかもしれません。 かもしれない、の段
夏の暑さにめげてすっかり撮るのを諦めて、"見る専"を決め込んでいるわたしです。 この日は恵比寿の東京都写真美術館まで出かけてきました。 美術館の正面アプローチには私の大好きなドアノー「パリ市庁舎前のキス」ほか何点かの著名
一眼カメラの交換レンズの入手を検討するときには、雑誌やネットに溢れるレンズ評・クチコミや作例を眺めるだけでなく、仕様データをあれこれと比較します。 しかし実際のところ知識や経験が足りないので、仕様データを見ても良くわかりません。 中でも個人
依然として物凄い暑さです。梅雨が明けたら文字通り炎暑の夏となりました。とても撮り歩きに出かけられる環境ではないので、撮らずに"見る専"でいくことにしましょう。品川のキャノンギャラリーで岩合光昭先生の写真展を複数同時に観る
猛暑で外出を控えたり、せっかくのチャンスに雨で出足を邪魔されたりして、超広角単焦点レンズSIGMA 17mm F4 DG DNが試せたのは購入から数週間経って梅雨明け間近に迫った7月中旬でした。 LUMIX S5とiシリーズのSIGMA 1
全国各地の豪雨災害のニュースに心を痛めつつ、東京・関東ではややカラ梅雨気味の猛暑に見舞われてそれはそれで厳しい、熱中症警報続きでうかうかと外出もできない6-7月でした。7月中旬を過ぎて梅雨前線が最後の意地を見せて少し気温が下がってくれた時が
ひきつづき安楽椅子写真家モードで酷暑を回避中です。今回はDxOの Nik Collection7を試用してみました。 前回のFilmPackも今回のNik Collectionも、RAWデータを加工してTIFFないしJPGファイル形式で完成
なにせ暑いので。すこぶる暑いので、ね。 せっかく新レンズを手に入れたりしてそれなりに写欲が高まっているのですが、そんなわたしの出鼻をあっさり挫いてへし折る暑さ。というかマジで命にかかわりそうなので、空調の効いた部屋で今回、次回と暇つぶしのネ
以前からあれこれ言及しておりましたが、中望遠の画角をカバーするLマウントのズームレンズとして LUMIX S 24-105mmを購入しました。 今年の春に発売されたLUMIX S 28-200mm F4-7.1が「高倍率ズームとは思えない優
歌川広重「名所江戸百景」の四十六景は 昌平橋聖堂神田川、元の絵はこちらです。 出ました、広重画伯の「雨」です。百景の夏の部にはこうした画伯の技法が冴えわたる雨の景色が頻出します。わたしにとっては雨天の風景写真はなかなか難関で四十六景も悩みど
歌川広重「名所江戸百景」の写真散歩、番外編の埋め草記事です。 六十三景「八つ見のはし」は、現在の東京駅日本橋口近くに現存する一石橋からの眺めを描いたこちらの絵です。 絵の中央でタテ方向に伸びている運河は現存せず、埋め立てられて永代通りとなっ
歌川広重「名所江戸百景」の四十五景は 鎧のわたし小網町、元の絵はこちらです。 江戸橋の南西側、現在は鎧橋が架かっていますが、それ以前はここには渡し舟が行き交う場所でした。対岸(箱崎・人形町側)には隅田川や運河の水運を使う商人の蔵がずらりと並
歌川広重「名所江戸百景」の四十四景は 日本橋通り一丁目略図、元の絵はこちらです。 場所は日本橋だということですが、"白木屋"の暖簾があることで今の永代通りと中央通りの交差点だとわかります。白木屋百貨店が後の東急百貨店日本
歌川広重「名所江戸百景」の四十三景は 日本橋江戸はし、元の絵はこちらです。 橋を漢字で書くかひらがなで書くか、百景の中で一貫せずタイトルごとに異なっていて厄介だなと思っていたら、ここでは「日本橋江戸はし」とひとつのタイトルの中で併用されてい
先日6/22の記事のつづきで、名所江戸百景撮り歩きをPENTAX機ではなくフルサイズのLUMIX機(S5+Lマウントレンズ)にスイッチするとしたら、おそらく手持ちのLUMIX S 20-60だけでは必要な画角が得られないだろう、おそらく標準
歌川広重「名所江戸百景」の三十二景は 柳しま。元の絵はこちらです。 北十間川と横十間川(いずれも江戸時代に防火と水運のために開かれた運河)の合流地点にかかる橋が柳島橋、という情報を得ることができたので、場所の特定が簡単で助かりました。とりあ
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歌川広重「名所江戸百景」の四十景は せき口上水端はせお庵椿やま。元の絵はこちらです。絵の題名がとっつきにくいですが、"せき口上水端"は、今の文京区関口付近、神田上水(神田川)にあった取水口堰のあたり、という意味。というか堰があったから「関口...
現在主戦機材として使っているLUMIX S5とG9PROIIは、いずれもGPSを搭載していません。したがって、撮った写真のexifにジオタグ(位置情報)を書き込んで使いたいならば、携行しているスマホから必要な情報を取得するという付帯作業が必...
歌川広重の「名所江戸百景」の三十四景は 隅田川水神の森真崎(すみだがわすいじんのもりまっさき)、元の絵はこちらです。前回の四ツ木から墨田区堤通の水神大橋の袂あたりまで移動してきました。隅田川の流れはおそらく往事と大差無いと思うのですが風景は...
歌川広重の「名所江戸百景」の三十三景は 四ツ木通用水引ふね(よつぎとおりようすいひきふね)、元の絵はこちらです。亀戸江戸時代には水戸方面に向かう近道として引き舟(小舟に旅客を載せて、岸に居る人足が舟に繋いだ綱を曳いて進む)が通った水路がここ...
小湊鐡道沿線の撮り歩きのつづきです。飯給(いたBU)から下り列車で2つ進むと、森に囲まれた上総大久保(かずさおおくぼ)駅です。静かな山里の駅の周りで、桜と菜の花の競演。春の花は他にも。椿(だと思う)が綺麗に咲いていたので、白い曇天の目隠し代...
小湊鐡道で撮り歩き中です。月崎駅から上り方向へ一駅戻って、難読駅でありかつ桜の名所として知られる飯給(いたぶ)駅へやってきました。青空バックの桜を撮りたかった人にはあいにくな曇天ですが、各国の老若男女でそこそこ賑わってしました。ちょうど観光...
ときどき鉄道風景を撮りたくなる”旅鉄ライト層”を自覚するようになって数年、ずっと気になっていた千葉県の小湊鐡道沿線にようやく行ってきました。今年の首都圏はソメイヨシノの開花時期にあいにくの冷たい雨に見舞われましたが、その雨の止み間をついての...
LUMIX G9PRIIを手に、桜を待つ春の川越散歩のつづきです。弁天横丁のトモリ食堂さんで美味しいランチをいただきました。廃屋をリノベーションしたいい雰囲気の店内。わたしが座ったカウンターの足元を覗くと、テーブルの脚がアンティークの足踏み...
年に何回か用事が出来て埼玉県川越に出かけることがあります。3月中旬にまた行ってきました。まだ桜の開花には少し間があるかなという、初春の川越をLUMIX G9PROIIとLeica DG12--60mmを手に歩きました。小江戸・川越は今やすっ...
わたしだけ?年に1回くらい、カメラのボタン配置をあれこれいじってカスタマイズし直したくなるのは何なんでしょう。花粉症などと同じく季節性の病気でしょうか。今年発症した症状は、ほぼ同じ筐体と言って良いLUMIXの2つの機材(G9PROIIとS5...
目黒・白金台あたりで、別にそんなつもりで出かけたのではなかったのですがちょっと時間があったので、ほんの気まぐれに自然教育園を散歩してきました。たぶん30年ぶりくらいではないかな。リンク先の公式サイトトップの航空写真でわかるように、ここは東京...
考えてみると電子接点付きのデジタルカメラ用テレコンを手に入れたのは初めてです。いったいどんな使い勝手になるのでしょうか、さっそく試してみなければ。というわけで、LUMIX G9PROIIにLeica DG50-200 F2.8-4.0+DM...
前回記事で「新しい機材なんて今はいらないよ」とかほざきましたが、その陰でひっそりとこんな買い物をしておりました。テレコンバーターレンズ DMW-TC20Aマイクロフォーサーズマウント用のPanasonic製 2.0倍テレコンです。手元にある...
先月末にPanasonicの一眼ミラーレス LUMIX S1R II が発表されました。市場に出回るのは3月末以降なのでまだ実機を簡単に手に取ることはできませんが、先代S1Rから6年越しで発表されたこの新世代機について、誰の参考にもならない...
今年度もいろいろありましたがなんと生き延びました。そこで、これはちょっと温泉で骨休めが必要だなと思いつき、箱根で短い休暇を過ごしてきました。遅咲きの梅か寒桜でも眺めながら早春の山景色を満喫する、というつもりだったのですが…さ、寒い!何の因果...
CP+の記事を挟んだので季節感がいっそうズレてしまったけど仕方ない。2月下旬。今年の梅の花の盛りには少し早すぎる日でしたが、梅まつりを目当てにLUMIX S5をバッグに入れて湯島天満宮に出かけてきました。天神様の梅園は割と遠慮なく花の近くま...
前回の続きです。LUMIX、SIGMAをいちおうユーザー目線で眺めた後、GF10+Leica DG15mmを手に広いCP+ 2025会場内をひと回り。個人的に今年最大のトピックはこれですね。デジカメwatchブースで運良く飯田ともき先生のサ...
どうせ疲れるだけでたいした成果は持ち帰れないと見当がついてはいるものの、年に一度のお祭りなので一応は参加しておいた方が良いだろう、という中途半端な動機で、今年も行ってきましたCP+ 2025 inパシフィコ横浜。軽量小型のLUMIX GF1...
LUMIX S5にSIGMA 50mm F2 DG DNを付けたまま浜離宮庭園をとぼとぼと写真散歩です。この時の園内のありのままの景色ということで言うと、こんな感じで菜の花畑が遠目にも目立つ一方、梅はまだまだでした。菜の花以外に「映えスポッ...
汐留の浜離宮庭園の菜の花畑は、2月初旬から4月のはじめくらいまで見ごろが続きます。畑を区切って何回かに分けて咲かせて長く楽しめるように工夫されているのだと聞いたことがあります。少し寒さが緩んだ2月中旬のとある日、そろそろ最初の満開を迎えたら...
歌川広重の「名所江戸百景」の二十八景は、品川御殿やま。元の絵はこちらです。 いきなり二十八と項番が飛びました。百景の春の部(一景から四十二景)では花の名所がたくさん題材になっていて、ことに桜の花を抜きにして撮るのがどうにも忍びない風景が少な
歌川広重 名所江戸百景の十五景は日暮里(ひぐらしのさと)諏訪の台、元の絵はこちらです。 前回の十四景につづいて日暮しの里こと旧道灌山からの眺めです。今の西日暮里駅のすぐ近く、おそらく十四景・十五景の現地の距離は昔も今も、歩いて2分足らずの距
歌川広重 名所江戸百景の十四景 日暮里(ひぐらしのさと)寺院の林泉、元の絵はこちらです。 道灌山の上からの景色が素晴らしくて、眺めていると日の暮れるのを忘れて見入ってしまうほどだということで、このあたりは日暮しの里と呼ばれたのだそうです。そ
ふとしたきっかけでこれまでチェックしていなかったRAW現像ツール、DxO PhotoLabを知りました。すでに先月末に体験版PhotoLab7を入手済みで触りはじめたところで、ためしに前々回の記事で上野公園で撮ったあたりからこのツールで写真
歌川広重 名所江戸百景の十三景は下谷広小路、元の絵はこちらです。 こういう絵だと判りやすくて助かります。広小路に面して大店を構えているのは名古屋の呉服商松坂屋ですね。つまり今の上野広小路・松坂屋デパートを右手に見て上野山方向を望んで撮れば良
歌川広重 名所江戸百景の十二景は上野山した、元の絵はこちらです。 今でいえばJR上野駅不忍口のあたり、広小路から上野の山につきあたって登り口方向を眺めた絵のようです。"山下"はこのへん一帯に設けられていた火除け地の呼び名
京都御苑に散歩に行った帰り、烏丸通り沿い丸太町近くにある「お香」の老舗・松栄堂さんが運営しておられる薫習館(くんじゅうかん)に立ち寄ってきました。"お香のミュージアム”とでも言うべき施設で、なかなか楽しめる場所だったのでご紹介しま
関西に行く用事のついでに京都で半日自由に過ごせる時間ができました、というか無理やりそういう旅程を組んだ(笑)。滞在先からの移動時間を無駄にせず楽しめそうということで朝一番で京都御苑を散歩してきました。この半日に備えてスーツケースに忍ばせてお
標題の企画きっぷを使って京急に乗り、三浦半島に遊びに来ています。前回の記事では三崎港でマグロ尽くしのランチを堪能した後、港のまわりをぶらぶら散歩しているところでした。 前回貼り忘れた写真が1点。当地の老舗旅館、三崎館さんの木造高層の建物がま
「みさきまぐろきっぷ」の旅の途中ですが、ちょっと別ネタを差し込みます。 丸の内のエプソンスクエアで開催されている中井精也先生の写真展「今日もHappy Train!」を楽しんできました。 中井先生のブログ「1日1鉄」が20周年を迎えた記念写
年度末の忙しい仕事とか花粉症とか確定申告とかで、近年の春先はなんとなく物憂いです。そんな中でふと、たまには旨い魚が食べたいなと、思ったわけです。 そこで頭に浮かんだのが、わたしが愛する京浜急行電鉄で発行している「みさきまぐろきっぷ」という企
前々から自分で綺麗な写真プリントができたら楽しいなと思っていたのと、仕事用と自家用を兼ねているインクジェットプリンタのランニングコスト(要はインク代)が高いのを何とかしたいという問題意識がうまくシンクロし、家族の理解も得られたので、プリンタ
歌川広重 名所江戸百景の十景は神田明神曙之景、元の絵はこちらです。 神田明神は今も昔も同じ場所におわします。実にわかりやすくてよろしい。 元の絵に忠実に撮るなら曙之景なので明け方に訪ねなければならぬところですが、そこはまあ現代の怠惰な写真愛
歌川広重 名所江戸百景の九景は筋違内八ツ小路です。元の絵はこちら。 中仙道から外濠を渡って江戸市街に入る場所に設けられた城門と橋がそれぞれ筋違見附、筋違橋(すじかいばし)でした。江戸城内から上野方面に行く道と中山道方面の道が橋の北側で交差す
歌川広重 名所江戸百景の七景は大てんま町木綿店。元の絵はこちらです。 現在の中央区日本橋大伝馬町1丁目のあたりに木綿店(もめんだな)が軒を連ねていた時代があったそうです。広重の版画では整然とお店が並ぶ中を綺麗な女性たちが歩く華やかな絵柄にな
タイトル写真ですでに出オチで、事件というほど大げさでもないのですが。 LUMIX GF10を久しぶりに持ち出そうとして起動してみたところ、バッテリーが切れている様子でした。これはいかん、取り替えようとしたのですがどうも手応えがおかしい。 ん
歌川広重 名所江戸百景の三十景は亀戸梅屋舗。元の絵はこちらです。 浮世絵は版画なので、刷によってはもう少し明るい色味のものもあるようです。この絵はゴッホが衝撃を受けて油絵で模写したことで知られています。アムステルダムのファン・ゴッホ美術館に
歌川広重 名所江戸百景の二十二景は「広尾ふる川」です。元の絵はこちら。 近くを通りかかる用事があったので、いきなり項番が飛んで二十二景ですが、まあご容赦いただきたく。 それにしても、江戸とはいっても街中でなく郊外に来るとさすがは「名所百景」
歌川広重作 名所江戸百景の六景は「馬喰町初音の馬場」です。 この場所に出掛けて行って往時と見比べる写真を撮るというのがわたしの撮り歩きの趣旨ですが、もうね今回は最初からバンザイ、お手上げです。馬場も、作中に描かれた火の見櫓ももちろん現存せず
簡潔で良い表記かなと思って勝手にi50とかi90とか書いちゃいましたが、かえって何の製品の記号か判りにくくなりますかね。私的ニックネームということでお許しください。 目下わたしの手元にあるSIGMA iシリーズの2本のレンズ ・SIGMA5