先日、ある記事を読みました。内容は「1億円を貯めた男性が、FIREを目前にしてなぜか踏み出せずに悩んでいる」というものでした。 記事のなかでは、入社後にFIREを目指して節約に励み要約計画通りにお金を貯めたがなぜかFIREすることに躊躇している、というものです(この部分は4コマ漫...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
アーリーリタイア後は自分の時間を思うように使えて嬉しいのと同時に、 会社生活での 「嫌だったこと」が浮き彫りになります。 僕にとって嫌だったのは 「自分の 時間やプライベートを犠牲にすること」で それがFIRE判断を大きく促し ました。 なお、会社生活では 「苦しいこと」と「嫌な...
毎日うだる暑さで「シャツ1枚でも暑い・・。寒い冬が懐かしい」なんて思います。 ですが真冬のなかでは「寒すぎて動きたくない・・・。暑い夏が懐かしい。」と思っていました。 日本には四季があって良いのですが、やはり暑い夏も寒い冬も、極端な気候は困ります。 理想は湿気もなく軽装でいて暑く...
節約FIRE民は日本だけでなく海外各地にいます。 節約というより「住む場所を問わずコスト効率よく人生を楽しみたい」という人たちです。 この1年ほど都内各地でバジェット旅行(低予算で旅行すること)をする外国人を頻繁に見かけますが、そうした現象がゆくゆくは海外からの節約FIRE民の日...
連続する猛暑のなか、真昼間に都心部を歩くと異常な暑さでへたばります。 ビルに囲まれ緑地も少なくゆえ「ヒートアイランド現象」が起きているのだと思います。 実際の気象庁の気温データよりも高いはずです。 そんな過酷な東京都心部で無職なるリタイア民がお金を使わずに居心地よく過ごせる方法に...
自分がアーリーリタイアをしてから価値観が変わった部分があります。 何を大事にするかという「軸の取り方」がサラリーマンの頃とは違うのです。 その違いを端的に表すために3つの天秤を考えてみました。 天秤とは、①内的充実vs外的成功、②現在重視vs未来重視、③自己受容vs自己改善、とい...
FIREには4段階の進化があるように思えます。 その進化の段階は「より経済的・精神的に自由になっていく」というもので、 ①投資をせずに単に貯蓄をしている段階、 ②FIREを目指して投資を始める段階、 そしてFIREを達成後、 ③投資を継続しながらFIRE生活を送る段階、 そして最...
今日(7月25日)は東京株式市場で日経平均株価が1285円34銭(3.3%)安と今年最大の下落率・幅となりました。 また1ドル=151円台後半まで10円近く今月は円高も進みました。 有価証券や外貨建て資産の評価損は大きく合算するとこの1か月間で生活費の半年分以上は評価上で失いまし...
コロナ禍以降、ミリオネア(≒富裕層)の数は世界的に増加しています。 同様に日本のミリオネア人口も増加しているのか、その点は確信が持てません。 この数年で円安が加速し、日本人の個人資産をドル建てでミリオネア判定(純資産で100万米ドル以上)するにも人口ベースで目減りしてると思えるか...
今回はミリオネア数の国別比率を分析してみました。 目的は、世界のミリオネアの総人口に占める国別割合として、日本が相当の富裕層(≒ミリオネア)を抱え、世界的なプレゼンスがきちんとあるのかを把握するためです。 これはUBSが発行する「世界の家計の富に関する年次報告書(The Glob...
日本で「富裕層」と分類される「1億円(純金融資産保有高)」はその経済価値が目減りしています。 なぜなら、①インフレで「今の1億円は数年前の1億円より割安」と感じるだけでなく、②円安で「世界からみると円資産は割安」とダブルに価値が減っているからです。 世界の基軸である米ドルで「ミリ...
先日、少しショックな出来事がありました。 リタイア後の定期的な筋トレや健康おたく習慣で、すっかりサラリーマン生活で失った「健康体や体力」を挽回 したと思っていました。 ですがそれが大間違いだと、InBodyの 数値を前に思い知らされました。 やはり感覚や記憶に頼らず数値での定点観...
2024年の上半期(1月~6月分)の家計支出を分析しました。 分析の目的は「リタイア生活での経済的なゆとり度合いを数値化する」ことです。 ゆとりは精神的・時間的な面もありますが、ここでは経済的な側面(生活費に占めるゆとり費の割合と構成項目)でみています。 生活費の大区分-基礎生活...
ときどき「即行動」か「機が熟すのを待つべきか」といった相反する行動のどちらが正解かを考えることがあります。 これは状況や環境で正解は違ってくるものですが、概して、サラリーマンの頃は何より「即行動」が求められていました。 ですがリタイア生活に入ると「機が熟するのを待つ」があくまで中...
バブルの後半期(1993年)から 30年以上も 「個人年金保険」の掛金を払い続けました。 それは「手を出すな」と言われがちな「保険商品」なわけで、しかも10年前には掛金を上限まで「割増し」をしたわけです。 その理由はバブル 期に販売された「お宝保険」だからです。 保険の年間支払額...
僕は「不労所得」という言葉が嫌いです。 ブログでも極力「不労所得」という言葉を使わないようにしています。 なぜならそれが「ラクしてお金を稼ごう」という文脈で使われることがあって、それと混同されるのが嫌だからです。 今日はこの「不労所得」について綴ります。 不労所得の定義と意義 不...
セミリタイア界隈でも「おひとりさま特権」を謳歌している人は多いと思います。 そんな僕も遅ればせながら独身リタイア民として2年間の自由気まま生活を 送っています。 ですが今日は「それ」の行く末を怖く思う1日となりました。 80代半ばの年老いた母親を連れて総合病院の診察に行ってほぼ1...
FIRE生活に必要な金融資産が貯まって、そして実際にリタイア生活に入れば、それまでの資産管理や運用方法とは違ったやり方を取る方が効率的になると思います。 僕の場合、リタイア後の家計の管理方法は、少し細かく区分し管理することで数値の透明化と、実際に想定通りにいくかなどの変動をトラッ...
早すぎず遅すぎないそんなベストタイミングでFIREをすることは理想です。 ですがそのFIRE決断で左右するのが「時間とお金」です。 この両者(時間とお金)は両立できないトレードオフなる関係にあるからです。 例えば、リタイアが早いと人生でのリタイア時間は多くなりますがお金はまだ十分...
サラリーマンを辞めて完全リタイア生活を送っていると「なんで働かないで生活できるの?」といった疑問を持たれることが度々あります。 通常は、投資とかちまちま貯蓄したという連想になるわけですが、それが時には「度が過ぎる誤解」であったりします。 まあ半分は冗談っぽく言う訳ですが、今日はそ...
完全リタイアから2年経過しリタイア当初の「新鮮さ」はありません。 ですが代わりに超単純な理由でリタイアの良さを実感しています。 それは 「明日も良い日がくる 」 といった感覚です。 今日はその感覚について綴っておこうと思います。 明日も良い日がくるという感覚 この「明日も良い日が...
リタイア前に想定したほど資産が減らない 主たる理由 は「資産運用」によるもので、その背景には株高や円安といったものがあります。 ですがそれ以外にとても 「些末」なる理由 で資産が減りません。 それはポイントや特典の活用です。 恐らく年間の総支出の5%程度はポイントや特典での負担に...
投資詐欺にひっかかる人のなかで「何度もひっかかる」というリピーターがいます。 そうした被害者のインタビューをみるとある共通点を感じます。 一般に詐欺にひっかかるのは「お金に目がくらむ」というパターン(7つ)ですが、そこに当てはまらない自己破滅的な「夢をみたい」というのもあります。...
先日の東京都知事選は現職の小池さんが当選を果たしました。 あけてみると現職強しの「変わりばえの無い結果」でしたが、僕自身、今回の選挙をきっかけに東京が変わり始める気がしました。 そしてやはり思うのは良くも悪くも「石丸劇場はかなり仕込まれている」という点です。 今日は僕が感じた都知...
アーリーリタイアをした2022年以降、勤めていた会社も他の国内企業も賃上げのトレンドにあります。 僕と同じタイミングでリタイアした民としてはきっと 「よりによって自分がリタイア後に賃上げなんて」 というのが一般だと思います。 もちそんタイミングの悪さは多少なり癪には感じますが、そ...
7月7日、よりによって七夕の夜に大失敗を見つけてしまいました。 1年以上ログインをしていなかった某ホテルの会員サイト(複数)にログインをしてみたのです。 すると IHGホテル&リゾーツ (インターコンチやホリディイン等)と マリオット系 (マリオット、シェラトン、リッツカールトン...
アーリーリタイアをして丸2年が経ちました。 この節目に、これまでのアーリーリタイア生活において後悔したことが無かったかを振り返りました。 結論からいうと、これまで一度もアーリーリタイアを後悔したことはありません。 このように肯定的に捉えているのは2つの要因によるものです。 それは...
自分の家計管理として「毎月の金融資産の推移」に加え、四半期に1度の頻度で「純資産の推移」を追いかけています。 純資産は家計管理で「最重要」と考えているのですが、それは純資産が個人の所有する「富の総額」を表すからです。 ご存じの通り、純資産は、全ての資産(現金、預金、不動産、株式な...
セミリタイア界隈で「早期退職」と「アーリーリタイア」の違いについて語られています。 僕はこのブログ開設時にどちらの用語を使うか迷ったうえ、結果として「アーリーリタイア」に決めたわけですが、それはこの両者の世間的な受け止め方について考えた結果でもありました。 今回、遅ればせながら自...
完全FIREをして有り余る時間を持つと自分が根っからズボラかどうかがわかります。 なにしろ仕事から100%離れて、会社員のような目標を強制させられるでもないリタイア生活を送っているわけです。 時間の使い方で本性が出てしまうというものです。 ちなみに僕は時間を持て余していた大学生の...
都内は最高気温が30度を超えジメジメした夏が到来です。 サラリーマンの頃はそんな夏が憂鬱で仕事になんか行きたくないと思っていました。 ですがリタイア後、いよいよ3回目の夏を迎えるなか「サラリーマンはいいなあ」と懐かしんでしまう下劣な思考が頭をよぎりました。 もちろんサラリーマンに...
金融資産額の月次分析です。 リタイアから25か月目、 資産は104%(対リタイア時点)と 最高値更新です。 預貯金を取り崩す生活を 送りながら「資産」が減らない 理由は明確で、 円安の加速と株式等の評価増によるものです。 但し、最高値といっても僅か4%の上振れでしかなく「ほぼ横ば...
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先日、ある記事を読みました。内容は「1億円を貯めた男性が、FIREを目前にしてなぜか踏み出せずに悩んでいる」というものでした。 記事のなかでは、入社後にFIREを目指して節約に励み要約計画通りにお金を貯めたがなぜかFIREすることに躊躇している、というものです(この部分は4コマ漫...
リタイア生活に入ると、「ストレスから解放された」という感覚は確かにあります。 会社員時代のように、時間的な制約もなければ、無意味な人間関係に悩まされることもありません。 「自分のペースで一日を組み立てられる」日々は、想像以上に快適です。 とはいえ、すべてのストレスが消えるわけで...
働いていた頃には決して交わらなかった平日午後の時間帯には、不思議な人間模様が広がっていました。 そんな「平日午後の人間模様」から、アーリーリタイア後は驚きや気づきを得ています。 ということで、会社員時代の僕が想像できなかった「平日午後の(愉快な)裏社会」を少し紹介します。 子供...
日本に住んでいると、物価高や円安の影響で「自分たちはどんどん貧しくなっている」と感じることも多くなりました。 外国人観光客が安い日本を訪れてすごい消費をしている様子を見ると、豊かな国とはとても思えません。 政治の混乱や経済の先行き不透明感も加わり、将来に悲観的になりがちです。 ...
FIRE後、多くの人が「さあ、新しい人生を始めよう!」とばかりに、住まいや人間関係、日々の習慣などを一気に変えたくなります。 でも、そこで 少しだけ立ち止まってほしい のです。 僕自身の経験から痛感したのは、「FIRE後すぐに生活を変えすぎると、かえって自由の質が下がる」とい...
FIREを達成すると、多くの人がまず「解放感」を味わいます。 働く義務、ルーティン、会社の制度や人間関係・・。長年にわたって自分を縛ってきた枠組みから解放されることで大きな高揚感が生まれます。 しかし、その高揚感が落ち着いた頃、ふと「自由のなかでどう生活していこう」と持て余し...
FIRE(経済的自立による早期リタイア)という言葉には「自由」や「解放」といった希望を感じる人が多いようですが、実態はシンプルです。 それは単に「経済的に自立し、働かなくても生活できる状態」にすぎません。 そんな状態ですが、それぞれ人間には「意思」があるので、「選択肢がある」と...
「若い時はお金より経験だ」、「貯金なんかしないで旅に出ろ」。 これはよく耳にするフレーズですが、本当にそれが将来の自分にとって価値ある「投資」になるのでしょうか。 この問いに、ようやく自分なりの答えを持てるようになりました。 それは、「経験」という理由で若い時の消費を正当化するの...
先日、80歳をゆうに超えた母とランチをしました。 お店のモニターに、日本各地の名所がスライドショーのように流れていました。 僕が何気なく「ここ、どこだろう。綺麗だ・・」とつぶやいた瞬間、母はじっと画面を見つめ、「これは山口の角島大橋(つのしまおおはし)よ」と言いました。 ほどなく...
最近、「もはや休みは贅沢!5割が物価高で休日を返上…」という記事を目にしました。 物価高の影響で、副業やアルバイトに時間を割き、休日すら働かざるを得ない人が増えているという内容です。 特に気になったのは、その労働が「余裕資金を作るため」ではなく、「現状を維持するため」である点で...
完全FIREをしてから4年目になります。 今でこそスケジュールが3か月先までポツポツと埋まっていますが、FIRE直後は、あえてスケジュールをがっつりとは組まずにいました。 理由は「その時々で予定を好きに組める」という「解放感」を味わいたかったからです。 そんなアプローチは、今は...
FIREのベストタイミングはいつか? きっと大半の人は「FIRE所要額が貯まった時」と答えるでしょう。 それは1つの正解ですが、実際にFIRE生活に入って痛感するのが、その先の時間の有限さです。 つまり「FIRE後に自由に使える健康な日数」という制約こそ、お金では換算できない大事...
2025年5月末時点の資産状況です。 今回は資産(金融資産と純資産)の推移、ならびに前回まで「金融資産は過去4カ月の 減少」が続いたことのメンタル影響(感じ方)について綴りたいと思います。 金融資産の推移 金融資産は、現預金、株式、債券、年金保険等の資産総額です(不動産は含まず)...
居住するマンションのポストに警察からの「巡回連絡カード」が入っていました。 これは、警視庁が全国的に実施している情報収集&連絡活動のためのものです。 この連絡カードに自分の個人情報(氏名、住所、電話番号、家族構成、勤務先等)を記入し、最寄りの交番に提出することになっています。 ア...
近年、「富裕層が増えている」という報道を目にすることが多くなりました。 なかでも注目を集めているのが、野村総合研究所のレポートに登場する「いつの間にか富裕層」という表現です。 これは、贅沢な暮らしをしているわけでもないのに、資産だけが膨らみ、富裕層に分類されるようになった人々を...
最近、「静かな退職(Quiet Quitting)」という言葉をよく耳にするようになりました。 出世や競争に関心を持たず、与えられた仕事以上のことはせずに淡々と職場に向き合う。この怠けでも反抗でもないこのスタイルは、「これ以上は望まない」という静かな意思表示といえます。 一方、...
FIRE(経済的自立による早期リタイア)という生き方が注目される中で、「FIRE後の生活は本当に成り立つのか?」という不安もよく聞かれます。 特に、「資産を減らさずに暮らせるのか?」、「金融リテラシーが高くないと無理では?」という声は根強くあります。 でも実際のところ、 FIR...
FIRE(経済的自立による早期リタイア)への関心が高まる一方で、「今後はフルFIREの実現はますます難しくなる」と警鐘を鳴らす論考も登場しています。 とある記事では、マクロ経済やテクノロジー、移住戦略の変化を理由に「もはやフルFIREは非現実的」と論じていますが、果たして本当に...
FIRE(経済的自立による早期リタイア)を目指す人にとって、節約はごく自然な戦略の一つです。 支出を抑えることで、より早く経済的自立に近づけるゆえ、合理的で効果のある方法です。 ですが、FIRE後の生活においてもずっと同じ節約スタイルを続けていると、「自由になるために始めたはず...
給与だけでは資産形成に限界があります。 サラリーマンの収入は、毎月コツコツと働いて得るもので、一気に資産を増やすような加速度的な成長は見込めません。 今日は、 サラリーマンが本気で資産形成を考える際に、どの投資指標を軸にすべきか をお伝えします。 その結論として、個人的には...
アメリカのミレニアル世代(現時点およそ28歳~44歳)において、FIRE達成で重視するのは「(早期リタイアより)経済的自立だ」との考えが主流になっているそうです。 過去(1990年代)のアメリカのFIREムーブメントは「複数の収入源を作って完全リタイアを目指す」とのものから昨今、...
時々、リタイア生活の幸福度を二者択一で比較して自分が何をどの程度大事にするか価値観を見極めます。 例えば、どちらか1つを取るとしたら、 ①質素な日々x豪華な旅行 (普段のリタイア生活は質素な居住環境に住み、旅行で豪華ホテルやらで過ごす)、 ②豪華な日々x質素な旅行 (普段のリタイ...
僕はずっと一定の節約マインドを持ち続けています。 それは、FIRE前もFIRE後も、資産が少ないときも資産が増えても、変わらず一定です。 それは良いとされる節約習慣である「家計簿をつけろ」、「予算を持て」などの行動レベルのお手本を模範したからではありません。 そもそも節約マインド...
完全リタイアの今は多くの時間を「学び直し」に費やしています。 そんな学び直しは、完全リタイアだからこその選択をしています。 僕の場合は片道切符の完全リタイアなので、つまりは二度とサラリーマンをしないとなると、仕事に関わる知識やスキルの学び直しをする必要はまるでありません。 なので...
野村総合研究所(NRI)の「富裕層ピラミッド」に関連ずけして 「貯蓄1億円(=富裕層以上)を達成してFIREするぞ!」といったような 目標設定をされる方もいらっしゃると思います。 ご存じの通り、この富裕層ピラミッドは保有資産額に応じて5段階(超富裕層・富裕層・準富裕層・アッパーマ...
よくブログで「総資産公開」という言葉をみますが、「総資産」は人によって定義や運用に差があると思います。 株関連の投資ブログをされている方は「総資産=所有する有価証券の時価総額の合算額+預貯金」という意味で 総資産額と 使われていて、恐らくこれが 多数派であり一般的です。 一方で、...
アーリーリタイアを目指すうえで大事なのは「お金」と「健康」です。 ですが実際はお金ばかりに注目がいき、なかなか健康の重要性は認識されません。 今日は「なぜ健康が大事か」について僕のFIRE経験談も含めて綴りたいと思います。 お金と健康が共に大事な理由 お金と健康が大事だと気が付い...
季節の変わり目での「衣替え」のつもりがもう一歩踏み込んで「断捨離」に走っています。 リタイアから2年間で1度も着ていない服を中心に処分をしようと袋につめながらも、また取り出したりと優柔不断さがでてしまい1か月もウジウジとしています。 今日はその心境と解決策(未完)の出来事を綴りま...
アーリーリタイアをしてからこの2年間、まるで使わなくなった日用品などがあります。 正確には「使わないもの」には2つあって、 ①想定通り使わないもの、 ②使うと思っていたけど使わないもの、 です。 今日はそれらを取り上げます。 想定通り使わないもの 想定通り使わないものは、 ①シス...
50代と30代ではFIREの意味が大きく違う気がします。 その感覚を明確にするため「50代FIREにあって 30代FIREにないもの」を自分自身を振り返りながら考えてみました。 なお、人生100年時代と言われるので、そんな30代と50代の10~20年は僅かな誤差でしかないように思...
FIREは「経済的自立と早期リタイア」という意味です。 そこに「早期リタイア」と綴られながら実際は広く解釈され「会社を辞めたあと自分が好きなことを仕事にしていてもFIRE(セミリタイア)」と世間で認識されています。 そんな「好きなことを仕事にしている」という代表的なものが、早期リ...
世の中には「コントロールできないもの」があります。 例えば、天候、経済・社会情勢、老化、他人(の感情)などです。 そんな「コントロールできないもの」に対して サラリーマンの頃は何かとストレスを感じ、 どうしようもできない(ならない)のに「ついてない!」とか「なんでこうなるの!」と...
先日のABEMA PrimeでのFIRE失敗に関する座談会がありました。 YOUTUBEで視聴した僕は何とも言えない後味の悪さがありました。 FIREの失敗例として参加した2名(カイトさん、あんぱんさん)とコメンテータ側はひろゆきさんやカンニング竹山さんなどが参加しました。 その...
金融資産額の月次定期分析です。 完全リタイア後は預貯金を取り崩す生活ですが、 金融資産残高は過去25か月、右肩下がりにはならずに ず っと横ばいです。 これは「評価額マジック」という水物ではあるのですが、本来は資産が減っていく予定だったので、横ばいというのは得をした気分です。 そ...
先日のABEMA PrimeでのFIRE失敗に関する座談会はかなり酷な内容でした。 なにしろ「話しの展開」として「7割の人がFIREを望んでいて興味津々・・」とフックをかけておいて、そこからのコメンテーターが寄ってたかって「そんなのはFIREじゃない、FIREなんて意味あるのか・...
FIREの所要額を算出するうえで最も厄介な課題は「予測できない将来の支出を想定すること」です。 独身で50代のアーリーリタイアとなると、家族や子供のある家庭よりも変数は少なくシンプルなはずです。 それでも僕が洗い出したリストは5つあって、①長寿リスク、②医療費、③インフレ(物価上...
世間では一般的に「FIREを目標にすることは間違っている」といった認識を持つ人が多い気がします。 なんとなく「それらしい」主張ですが、僕はそれに違和感を持っています。 今日はその違和感を綴ります。 FIREにある2つのルート そもそもFIREを目標にするという括り方が「大雑把すぎ...
目下、政府は高齢者の定義を65歳から70歳へと引き上げる案を示していることは広く知られるところです。 確かに元気な65歳アッパーとしてはマドンナ(65歳)や郷ひろみ(67歳)など超人的ですし、平均寿命が上がり思い描いていた60代と実際は大違いなのは事実です。 そんな元気なシニアで...
サラリーマンの 時 に連続9日~14日の 夏季休暇を 何度か 取ったことが あります。 その休暇を使いやったことは長期の海外旅行や日本横断の 車の旅などです。 そんな時間を要する趣味もサラリーマンの長期休暇があればできるわけですが、だからといって「長期休暇があるから完全FIREを...
アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。 すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものも多々遭遇してしまうので、僕自身、ご老人の起こす問題をより顕著に感じるようになりました。 世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問...