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【全職員給与減で穴埋め】茨城・常陸太田市、下水道設計ミスで4億円損失 自治労「ミスの損失、全職員で負担するのは異例」
茨城県常陸太田市の下水道事業で、設計ミスに伴い生じた費用計約4億円の一部を穴埋めするため、全職員の給与を減額する改正条例案が15日、市議会で可決された。来年1月から2024年3月まで、月給と期末・勤勉手当を市長ら特別職は5%、一般職員は1~2%減額する。全日本自治団体労働組合は、ミスで発生した費用を全職員で負担するのは異例としている。
【茨城常陸太田】下水道設計ミスで改修費4億円 “全職員”給与カット案に市職員「士気下がる」、市「市民の理解得られない」→継続審査に
水戸黄門こと“徳川光圀ゆかりの地”の茨城県常陸太田市で発生した下水道の設計ミス問題で、市は市の職員全員の給与を減額して改修費用(4億円)の一部に充てる条例案を市議会に提出。市は「追加費用の全額を税金で賄うことは、市民の理解が得られない」と説明するが、全く関係のない職員の給料まで下げるやり方には不満も…。同案は継続審査となった。