おっと、参院選が近いからって、辛くなっちまったぜ。前記事からつづいて、高田の旧城下町を散策しております。旧師団長官舎のすこし手前、小道に入り込むとこんなお社が。新田義貞の息子の代ということは、鎌倉末期か。そんなころからずぅっとこの地に建っていた由緒あるお社だそうですが、さすがに無住。昭和3年、いまからやく100年前に再建されたという建物もあちこちがたが来ておりました。その何とも言えないうら寂しいたたず...
旅先で。映画で。近所のいつものお店で。日々徒然なるままに思ったこと、観たことを書いております。 Yahoo!ブログのサービス終了に備え、引っ越します。 2019年8月末までは、Yahoo!ブログと二重投稿しています。
Yahoo!ブログで長らく参加させていただいておりましたが、この度サービス終了に伴いFC2ブログへお引っ越しします。
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https://twitter.com/miyamahiro |
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こんなの初めて~ 朝日新聞朝刊「銃撃2年 宗教はいま」によせて
「こんなの初めて~」うん。いままで味わったことのない食感、体験への驚きをあらわす良い言葉だよね。だけれど、「〇十年ここに住んでるけど、こんな大雨、風、がけ崩れ、事件etc.etc.は初めて」災害現場や耳目を集める事件現場ちかくでのインタビューでよく聞くこの「初めて」に、それをわざわざ報道で伝えることになんの意味があるのだろう?住民の驚きや嘆きを強調するため?地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来な...
さて。平濱八幡宮から3.5キロ。たどり着いた二つ目のお社は、揖屋神社。松江市東出雲町にある古社です。出雲のお社はどれもこれも風雅典雅古雅な佇まいを見せてくれますが、このお社もしぶい。まず、この地にいつ建てられたのか分からないというのが、渋いじゃぁないですか。え~神社の公式HPによりますと、『古事記』神代巻かみよまきには「伊賊夜坂(いふやざか)」についての記述があり、『日本書紀』齊明天皇五年(659年)の条...
地域タグ:松江市
さて。保久良神社のある金鳥山をくだり、御朱印を頂ける鷺宮八幡神社へ。阪急岡本駅から徒歩数分の、住宅街の中にあるだけにお社はちいさいですが、すこんと抜けた青空がよく似合うお宮さんです。御祭神は天照さんに八幡さん、春日さんと大御所がきて、熊野神社から熊野大神と高倉下命も来てらっしゃる。んん?高倉下命って誰よと調べたらば、天照さんの息子さんの天忍穂耳命の次男坊・饒速日命の、息子さん。つまりは天照さんのひ...
地域タグ:東灘区
ふと思い立ち、阪急電車に揺られて阪急岡本駅もよりの保久良神社を目指した。自宅最寄駅から、乗り心地に定評のある阪急神戸線に十数分揺られればつく岡本駅。そこが最寄り駅とはいえ、「灘の一つ火」なんて呼ばれる保久良神社は、金鳥山の中腹にある。や~でもさ。グーグルさんで検索すれば、途中に団地とかあるし。そこまでならバスくらいあるっしょ。そんな考えは、甘っちょろい「都会人」の傲慢であったと、岡本駅の駅員さんの...
地域タグ:東灘区
あ、さて。保久良神社である。この日はことのほか天気に恵まれたのだが、うっそうとした鎮守の森の向こうに見える空は、絵にかいたように青い。完璧に夏の色をしている。一の鳥居で礼。境内の参道で迎えてくれたのは、石の十二支像さんたち。自分の干支をみつけ、ご挨拶。正面から見ると、龍もなかなかファンキーなお顔である。ちなみにこれが、横から見たお姿。ほかの像たちもそうだが、全体的にまるっと縮小されたマスコット的か...
地域タグ:東灘区
対馬・壱岐 島めぐりの旅 24 岳の辻展望台/さよなら国境の島々
原の辻遺跡でたっぷり日にあぶられた我ら一行。その前の焼酎の試飲と相まって、バスの揺れとガイドさんの名調子で夢見心地です。が。最後に登山が待っているとは聞いてなかったなぁ。登山なんて大げさだよ~壱岐の最高峰っていっても、ひらったいこの島のこと、標高212.8mしかないんだから。うん。そういう人は、気温30度越えの西陽がてりつける中、アルコール度数40以上のお酒をコップに一杯飲んで息をあげて、二時間くらい日に...
地域タグ:壱岐市
心斎橋界隈は、さすが大阪でも指折りの繁華街。平日初日にもかかわらず、人並みに溺れそうになった。ひさびさの界隈で気になったのは、聞きしに勝る乱雑な歩道工事の状態と、遠来の客人たち(いわゆるインバウンドですな)の神社での振る舞いである。その外見からキリスト教の影響下にながらくあっただろう彼らが、いまどきどんなガイドブックやSNS情報で神社を訪れているのか知らないが、その参拝――訪れ方から推察するに、そこが...
地域タグ:中央区
上古の草原からこんにちは。皆様、我ら一行は「原の辻遺跡」に来ています。壱岐のおいしい焼酎で酔いかけた身に、日差しが刺さります。え~こちらの遺跡はですね。「王都復元公園」とも紹介されておりまして。なんの王都かと言えば、はい皆様お馴染みの魏志倭人伝。こちらに記された「一支国(いきこく)」の王都に特定されていた場所。その遺跡でございます。B.C.2~3世紀からA.C.3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて...
地域タグ:壱岐市
さて。対馬・壱岐 島めぐりの旅も終わりが近づいてまいりました。壱岐最古のお社にお参りした。お土産も買った。でももう少し、買いたしても良いよねぇ?ということでやってまいりましたのは、焼酎工場「壱岐の蔵酒造」さんです。芦辺フェリー港から直線距離で5キロくらい。月読神社から体感10分くらいですかね。バスに乗って、ご朱印をにやにや眺め、さて鞄にしまおうかとする前に着いちゃいました。工場見学でのお楽しみは試飲...
地域タグ:壱岐市
はい、月讀(読)神社です。壱岐の島でとれる魚を堪能し、お土産もしっかり買った後はいずこかに感謝のひとつもささげねば。バスガイドやドライバーさん。そしてもちろんこのツアーを引率してくださっている添乗員さんに、サーヴィスを受けるたびに店員さん達にも感謝をささげています。さらに壱岐の神さんたちにもご挨拶と感謝をすれば、万全ではないでしょうか?じつはこの月読神社さん。ツアーの行程に入っていませんでした。だ...
地域タグ:壱岐市
対馬・壱岐 島めぐりの旅 20 ツアーで旅することのメリット・壱岐土産
さてさて。ここらでひとくさり、ツアー旅のメリットなんぞを語らせていただきましょうかね。上の写真は壱岐の島をめぐる我らの足、玄海交通さんの観光バスです。ご覧の通り全面に壱岐の観光スポットが貼り付けられており、港でこのバスに迎えられた瞬間から旅気分が盛り上がりましたねぇ。対馬のドライバーさんもそうでしたが、こんな大きな観光バスを、島のけっして幅広とは言えない山道小道にいれるドライビングテクニックは見事...
地域タグ:壱岐市
あ。ここ見たことあるわ。『パイレーツ・オブ・カリビアン:命の泉』でも見たし、『ジャングル・クルーズ』でも見た。あ~なるほど。熱帯雨林、ジャングル、秘境、神秘なんてワードを入れたら、高確率でここの写真や映像がでてくるんだろうな~な、たぶんハワイかどの近辺にある洞窟。その大人気スポットが、サンドラ・ブルックさん主演の『ザ・ロストシティ』でも登場していた。ザ・ロストシティ : フォトギャラリー 画像 - 映画....
え~皆様、こちらの凧をご存じでしょうか。鬼凧と呼ばれるもので、壱岐の民芸品でございます。上の写真は対馬から壱岐に運んでくれたフェリーの船内に飾られていたものですが、そこ以外にも港ですとか、お土産物屋さんですとかにどどんと飾られています。で、その由来はといいますと。日本全国いくつか「鬼が島」と呼ばれた島がありますが、壱岐もそのひとつ。その壱岐の鬼たちを百合若大臣が成敗した伝承からつくられたのが、この...
地域タグ:壱岐市
決算!忠臣蔵 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)将軍徳川綱吉のころ、そば一杯は16文。現代に換算すれば480円。それを基準として考えると、あの仮名手本忠臣蔵で有名になった大石内蔵助の年収は6,900万円。これはおそらく額面で、元禄の江戸では藩によって税制が変わったにせよ、現代の所得税に住民税、消費税はなかったろうから、案外まるまるもらえていたのかもしれない。内蔵助たちの藩・赤穂から江戸への旅費が往復72万円で、...
対馬・壱岐 島めぐりの旅 18 壱岐・はらはげ地蔵/小島神社
はい。左京鼻から快適なバスで移動すること数分。つぎなる観光スポット、はらほげ地蔵に到着です。通常、というと語弊があるかもしれませんが、道っぱたやお寺やお墓などにならんでいるお地蔵さんて、こちら側、ようはお参りするわたし達の方を向いておられますよね。そして、ちかづいてお参りしやすいよう、道のすぐ脇などに立たれてますよね。しかしこのはらほげ地蔵さんたちは、海の中に立っておられました。前掛けがあるからこ...
地域タグ:壱岐市
さて。2回目の出雲そばを堪能し、本日はあと2軒神社さんをめぐります。で、たどり着いたのがこちら、平濱八幡宮でございます。いや実はですね。こちらのお宮は立地だけで選んだんですよ。本日の最終目的地・堺港までの間にあり、ずっとお参りしたかった揖屋神社の途中によれるお社。そう思ってグーグルさんを眺めていたらば、なにせここは神話の国出雲ですから、あるわ、あるわ神社だらけ。八重垣神社も気になるし、眞名井神社もよ...
地域タグ:出雲市
あ、さて。朝のうちに須佐大宮(神社)玉作湯神社とはしごしまして、お腹をすかした我らが訪れましたのは。出雲そば処八雲庵でございます。松江城のお堀ばたにあるこのお店、昨日の羽根屋さんから、すっかり出雲そばに魅了された旦那様が探したお店なのですが、全日11:00~13:30までという非常にシビアな開店時間。玉作湯神社から11キロの近距離とはいえ、なかなか飛ばしてまいりました。おかげでお昼時ちょい前、待つことなく入...
地域タグ:出雲市
はいはい、須佐神社からバイクをかっ飛ばして約50分。47.1キロ先にあります玉作湯神社にやってまいりました。や~スマホナビとタンクバイク様さまです。ツーリングやドライブをよくされる方ならご存じのように、日本の道って、標識が連続してないですよね。だからナビゲーションシステムが必須ですが、バイクの場合はメーター近くに専用の器具で固定していない限り、時折路肩に停めてスマホをだしてナビを確認。なんてことをしてい...
地域タグ:出雲市
出雲・境港・岡山ツーリングの旅 6 須佐大宮(神社)と天照社
あ、さて。出雲二日目。昨日はツーリングの疲れ+美味しい酒と肴+ホテルご自慢の風呂でぐっすり眠りましたので、爽快な目覚め。須佐神社へリベンジと行きましょう。昨日はだんだん暮れていくお空の下参りました道を、朝日に照らされながら爆走します。おぉ昨日は見過ごしましたが、こんな看板が須佐神社の駐車場にはあったのね。うん。昨日も思ったけれど、この手水場は趣深いですなぁ。この竹のひしゃく、神社の特注かしら?おっ...
地域タグ:出雲市
【ヒーロー娯楽映画は】ゴーストバスターズ:フローズン・サマー【おわコンか?】
なるほど。オールドファッションだ。(映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』オフィシャルサイト ソニー・ピクチャーズ (ghostbusters.jp)ゴーストバスターズのリブート2作目、『ゴーストバスターズ:フローズン・サマー』は良い作品だった。過不足なく、映画に必要なものがすべてはいっていたと思う。冒険のワクワクも、理不尽な現状への怒りも、心くすぐる古の伝説も、「理解されないこと」の哀しみも、友情も、家族...
本日のお宿は、センチュリオンホテル&スパクラシック出雲。出雲駅から徒歩2分?くらいの新しいホテル。いや~今回お得に旅しようとアゴダというサイトを初めて使ってみたのですが、安いですね~。まぁもちろんオフシーズンという注釈付きでしょうが、7割オフで泊まれました。いや逆に言えば、国内のホテルはわたしの気づかぬうちにすっかりインバウンド仕様になっていたのですね。今回ホテル比較してその金額にたまげました。この...
地域タグ:出雲市
あ、さて。腰を高々と上げた女豹のポーズでこんにちは。これなるは須佐神社(須佐大宮)のお向かいにある天照社の狛犬・阿さんです。こちらが吽さん。こちらも人体でやったら確実腰を痛めそうなポーズですね。我が家の猫たちも時々やってますが、狛犬では初めて見ました。で。こちらがお二人の守っている天照社。木立の奥にちんまりと鎮座されています。拝殿と呼んでよいのかな?と思いたくなる、大人5人並べばぎゅうぎゅうの小屋...
地域タグ:出雲市
しつこいですが何度でも。出雲大社は広いです。ほけほけふえぇと境内をめぐっていれば、あっという間に時間がたち、疲労もたまり。大国主さんに別れを告げたはいいものの、あぁ二の鳥居までが遠い。三の鳥居の横道をたどれば、バイクを停めている駐車場までショートカットできそうだけれど、それでは神門通りを散策しづらい。ならば歩こう。松の参道、こんどは左側の道を進み、鳥居をくぐり、素鵞川にかかる祓橋をわたり、祓社にも...
地域タグ:出雲市
あぁ。あれに見えるは一の鳥居。宇迦橋の大鳥居か。たぶんわたしはこの写真をとったあたりでバスをおりたのかな?もしかしたら「参拝の心得」に書いてある鳥居をふたつぶっちして、出雲大社バスターミナルあたりで下車、4つある鳥居の最後、銅の鳥居だけくぐってお参りしたのかもしれない。 まったく覚えていないけれど。 なにせ出雲大社、広うございます。古代出雲歴史博物館(今回は時間の関係で行かず)前の駐車場か...
地域タグ:出雲市
対馬・壱岐 島めぐりの旅の更新をだいぶさぼっているのですが。先日、出雲~境港~岡山と二泊三日でツーリングしてきましたので、そっちの旅を先にご紹介しちゃおうかな~と。楽しかったからね。いや対馬ももちろん楽しかったんだけれどね。記憶の新しいのを先にやりたくなるよね。というわけで、しばしお付き合い頂ければ幸い。****我が家ちかくのインターから高速に乗り込み、まずは勝央で小休止。今回の装備はこちら。前回のバ...
地域タグ:出雲市
えぇっ、原作、立川志の輔さんなの!?このレビューの書き出しをいろいろ考えていたのに、エンドロールでその文字列をみた瞬間、すべてふっとんでしまった。さらには企画が中井貴一(主演)さ~ん!ふぇえ……うぁわ本当に、「大河への道」で河出文庫から出版されてる。うん。気を取り直して。あ。今回もネタバレ(ほぼ100%)しておりますので、気になる方はこれ以降、特に後半部分はお読みにならないでください。***まことの地図を...
1967年、日活。野口晴康監督作品。ゴジラ以外はあまり興味のない特撮B級(C級かもしれない)映画であるこの作品の名をなぜ知っていたかといえば、私淑しているブログ「曼荼羅畑でつかまえて」さんで紹介されていたからである。ながいこと「いつか観よう」リストに入れて放置していたが、本日何気なしに観た。のっけから爆笑した。現在と地続きであるとはとても思えないような時代がかった衣装やセリフ回し、俳優さんの所作やキャラ...
あ、さて。だいぶご無沙汰しておりました対馬・壱岐島めぐりの旅。対馬の厳原港からフェリーで着きましたのは、壱岐でございます。離島では20番目の大きさ。小豆島とおなじくらいの大きさだそうです。海上からみると、真っ平に見える島。対馬の峻険な山々とはだいぶ様相がちがいますねぇ。対馬では二泊しましたが、壱岐は日帰り。そしてこの日もなかなか強行軍でしたよ。まず、8時半にホテルをあとにして、厳原港から壱岐・芦辺港...
地域タグ:壱岐市
あれ。鬼太郎の「ゲゲゲ」って、結局なにから取られたんだ……?鬼太郎誕生話の本作を2023年最後の日に観たあと、同行者と答え合わせをしながら、ふとそんな疑問が浮かんできた。まぁ良い。たぶん、ネズミ男と本作のバディの片割れである「水木」が名付け親なんだろう。映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』公式サイト (kitaro-tanjo.com)そう。本作は「鬼太郎誕生」と銘打ちつつも、主役は「水木」という名の戦場(たぶん原作者の水木しげ...
思えばこの国は、いつも命を粗末にしてきました。俺なんか、生きてちゃいけないんだ。自分はほんとうに生きてるんですかね……。国に頼れない以上、民間のわたし達でどうにかするしかないんです!あ”~~~もう、台詞のひとつひとつがささって、殴りつけてくるものだから、泣くしかない。アメリカ産のゴジラはアクション・エンターティメントだから、ただのフィクションとして楽しめた。そこでどれだけ人間をふくむ生き物が亡くなろ...
言いたいことは、わかる。最後はなんだかふわっと「希望」をのこして終わる感じも、まぁもしかしたらハッピーエンドと言えなくはないかもしれない。ただなんというかなぁ……。観ている間中、不快感のつきまとう映画であった。最終目的、まぁ「真の」目的といえばよいのか、それがさっぱり見えてこない、視線は合っているのにこちらをみていない借り物の言葉を並べたてる精神科医(サラ・ポールソーン)がいて。彼女の強迫神経症じみ...
あ、さて。二日間の対馬滞在。駆け足であったが中々濃厚に満喫できました。三日目本日は、壱岐へと移動し観光。朝の8時にホテルを出発し、厳原港からフェリーに揺られて2時間ちょっとの船旅です。旅の相棒はこちら。フェリーちくしさん。全体的に古めかしさを感じさせる船体であるけれど、全長約100m、総トン数約2000。乗用車ならば69台ものり、定員674名の堂々たる広さのお船である。速さを優先するならば行きに利用したジェット...
地域タグ:対馬市
あ、さて。対馬を明治まで治めた宗家の菩提寺・万松院の見学が終われば、あとは自由時間。明朝8時には壱岐へと移動するので、見のこした観光名所に行くも良し。グルメに走るも良し。お土産を買いに行くも良し。対馬を最後まで満喫すべく、ツアーの皆様は三々五々散って行きました。わたくしはと言えば、この二泊三日の間にあらたか観たいと思っていた場所には行けましたし。さらに行きたい場所ややりたいことは、時間的に無理。対...
ラッキーなことに、車窓観光からおりての観光になった椎根の石屋根倉庫。その後われら一行が向かったのは、万松院でした。万松院。元和元年(1615年)に宗家20代義成(よしなり)が父義智の冥福を祈って創建した寺で、以降、宗家累代の菩提寺となりました。このブログで何度もお世話になっている「長崎しま旅行こう」HPにそう書いてあるように、対馬を明治まで治めた宗家の菩提寺です。HPや観光マップをみると、なんだか山の中にある...
こちらは、小茂田浜神社にひっそりと置かれていた砲弾。日露のころのものだろうか。それとも第2次大戦のころの?なんの説明書きもなく、「珍しいのが掘ったら出てきた。とりあえずここに飾っとく?」といった感じでたたずむこの砲弾。戦のさなかならば、これが落ちて爆発すれば周囲のさまざまなものを吹き飛ばす恐ろしき兵器。いまは、ただの赤さびの浮いた鉄の塊。できれば、博物館や美術館に飾られている甲冑や刀のごとき遺物の...
*今回もまた、(他作品をふくむ)ネタバレには配慮せず書き散らしておりますので、お嫌な方は、ブラウザバックをお願いします。ううん。見事にとっちらかった作品であった。マーベルの世界はいまや広すぎて、フェーズ4ともなればどこ(どの作品)とどこの世界がつながっているのか、生中なファンでは把握できない。そして、アイアンマンの死をもってセミリタイアしてしまった生中なファンであるわたしは、消化不良の思いを抱えな...
あ、さて。上見坂公園で近代戦争を垣間みたあとは、元寇の頃の戦に想いをはせるべく小茂田浜神社へ参りましょう。このお社に祀られているのは、文永11年、西暦1274年の元寇で主従80騎兵が全滅した宗資国さん。当時すでに67歳でしたが、ここに祀られている大鎧姿は若々しいですねぇ。それとも。あの当時は「老後」なんて言葉(考え)はなく、身体が衰えれば数年で亡くなるのが当たり前の時代でしたから、討ち死にできるくらい戦える...
地域タグ:対馬市
また一日を始めるにあたり、いくつかルーティンをこなしている。そのひとつが朝刊をじっくり読むことなのだが、最近は見出しに目を通すだけで血圧が危険域まで上がりそうになるニュースばかりだ。だから、ある程度目に留まった記事をよみこみ、それに対する意見・考察・妄想を書き散らした後は、リセットするために映画を一本観ることにしている。観るのは、すでに観たことのある作品や、プライムのマイリストに入れたまま放置して...
お昼ごはんを頂いた対馬グランドホテルからほど近い、1㎞くらいですかね。その場所にあるのが、上見坂公園。それが次なる観光ポイントです。「長崎島旅いこう」HPによれば、標高358mあるらしいのですが、バスでゆるゆるとのぼったおかげか、ガイドKさんのお話に気を取られていたせいか、あんまり高台の印象はないですね。あぁでも。公園入口からすぐ、ゆるい傾斜をのぼった先にある展望台からはたしかに、遠くの入り江や島々が...
地域タグ:対馬市
あ、さて。暢気に旅の思ひ出をかたるつもりが、毎度毎度脱線して長くなってしまうこの旅日記。さきの和多都美神社(余談ながらこれ、ワ「ダツ」ミではなくワ「タヅ」ミと読むそうです)の稿で書ききれなかった、身代わり鳥居について書かせていただきましょう。みなさま覚えておられるでしょうか。3年前の台風9号、10号の被害を。3年前というと令和2年。コロナ禍前のことですから、そこから記憶が寸断してしまった方もおられ...
地域タグ:対馬市
烏帽子岳展望所でやっかいな隣人であるロシアについて想いを馳せた後は、和多都美神社へ移動します。烏帽子岳から直線距離ならば1㎞も離れていないこのお社、当初の予定では車窓からの観光のみでした。しかし現地ガイドのKさん、安定したテクニックが素敵なドライバーのNさん、そして添乗員さんのお心遣いにより、なにより定時前集合、出発のツアーの皆さんのおかげで、降りてお参りすることができました。やった。旅先では、なん...
地域タグ:対馬市
さて。万関橋にて日露戦争に想いをはせた後、つづいて向かったのは烏帽子岳展望台。地図で確認すると万関橋をわたって国道382号線を北上。20kmくらいかな?バスに乗って、現地ガイドKさんが現在お住まいの上対馬の集落、その日常と過疎化についてお聞きしているうちに着きました。展望台は烏帽子岳の頂上にあります。ガイドブック「対馬BOOK」によれば烏帽子岳の標高は176m。しかしこの駐車場の標識には60m。つまりはバスです...
地域タグ:対馬市
さて。対馬・壱岐 島めぐりの二日目。大満足の朝散歩を終えて、そろそろ朝食をとらねば。でもその前に、もう一度正面を斜めからぱちり。写真右手で道路をみている方は、小学生の通学を見守っておられた方。そのユニフォームから警察の方だろうと思ったのでお顔が映らないように配慮しましたが、やっぱり長崎県警の方でしたね。そうなんですよ。この八幡さんの前の道路、通学路なんですよ。その後中学生の姿も見かけましたし。我が...
地域タグ:対馬市
対馬・壱岐島めぐりの旅。二日目の朝。(わたしにしては)早起きして、厳原の街散策中でございます。散策の目的第一、朝鮮通信使の足跡をちょいとたどる。それは果たせました。ま、ホテルの周辺の道にあるものだけですが。第2の目的が、こちら。厳原八幡宮神社でございます。対馬ガイドのKさんに昨日いただいた「対馬BOOK」には、このお社についての詳しい記述はありませんでしたが。昨日の街歩きで通り過ぎつつ猫たちを愛でただけ...
地域タグ:対馬市
【英国人とは】ミステリー・イン・パラダイス/Death in Paradise【文化がちが~う!】
ミステリー・イン・パラダイス。原題:Death in Paradise。アマゾンのプライムビデオで観られ、結局はまって、公開している最終シーズン10(本国では現在12シーズンまで公開)まですべて観た。第一話からあまりにも「英国的な」リチャード・プール警部補が登場。陽光あふれる魅惑のパラダイス、セント・マリー島に派遣されたのに、英国本国と同じようにスーツに革靴スタイルで、紅茶にスコーン、グレービーソースのかかったロース...
あ、さて。新しい朝が来ました。希望の朝です。久々の(ツアー参加ですが)ひとり旅に加えて、ずっと行こうと思っていた場所への旅というわけで、ワタクシ昨日からかなりハイでございます。普段宵っ張りの朝寝坊、予定がなければ寝たいときに寝ておきたい時に起きる自堕落な生活を送っておりますが、旅ともなれば早寝早起き。昨夜はなんと10時(9時だったかも)前に就寝しまして。この日は6時ごろにはお目めぱっちり。お空は快晴...
地域タグ:対馬市
あ、さて。対馬・壱岐島めぐりの旅。一日目なのにすでに5記事を費やしてもまだ終わらない。たった二泊三日の旅なのですが、なにせ長年行こうと思っていた国境の島ですからねぇ。書きたいことが多すぎて。例えばこの半井桃水氏の館。樋口一葉と浅からぬ関係のあったお師匠さん、くらいの情報しかもっていなかったのに、やはりその場に直接降り立てば、想起(妄想)されるものもさまざまあるわけで。館の敷地内、正面の門を入って右...
地域タグ:対馬市
ん~まぁ。二作目のくびきは”極”悪党どもでも倒せなかったという事かな?うん。相変わらずハーレイ様は美しくも可憐でしたよ。イッチャッてるけれど。そしてク〇野郎なのになぜか憎めない(他人事だからね)キャプテン・ブーメランもお元気そうで何より。ちょっと痩せた?そんで、一作目ではエリート軍人風吹かせまくり、「初めての恋」の相乗効果でえらい目にあったリック・フラッグ君。丸くなりましたね。他の方たちは……DCレーベ...
【こいつはぜひ】名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊【スクリーンで観てほしい】
映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』公式サイト|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)2023年9月15日公開。ケネス・ブラナー監督。そうそうそうそう!ポアロはやっぱりこうでなきゃ。3作目のケネス・ブラナー産ポアロ。1作目の『:オリエント急行殺人事件』は別にして、前作『:ナイル殺人事件』よりは断然、本作の方が好きだ。まぁ言うてね?前作『:ナイル~』はほら、やたらとメロウというか、「愛」を主題にしすぎて...
あ、さて。見どころ一杯の対馬博物館をでた後。我らが向かったのは、博物館すぐ横からつづく旧対馬藩の城下町である。ここからも、例の「ブラタ〇リ」ネタがどんどんでてくるが、皆様ついてきて欲しい。博物館のエントランスから道なりにつづく細い階段を降りた先。そこがもう城下町のただなかである。その証拠が上の写真。前の記事でもふれた石英斑岩の石垣だ。(対馬を知ろう 対馬博物館 (tsushimamuseum.jp))現在は風雨にさ...
地域タグ:対馬市
あ、さて。厳原港→お船江跡ときて、ここでお勉強タイム。対馬博物館へ。令和4年、昨年オープンしたばかりのこの博物館では、対馬の自然、歴史、文化、芸術を古代から現代まで通しで学べる。2階建て、展示スペースは1階7室のみだけれど、エントランスホールから総合室に入ってすぐ、古代の展示室からもう見どころ満載で、1時間ばかりの観覧時間ではとても足りなかった。内部のほとんどはもちろん撮影禁止なので、しっかり目に焼きつ...
地域タグ:対馬市
【ちゃんと怒って】第2次岸田内閣発足【ちゃんと考えましょう】
皆さん、気付いてほしい。第2次岸田改造内閣、閣僚らの略歴彼ら、岸田君ひきいる自民党執行部の「新」体制とやらがやっていることは、わたし達が日々していることとまぁったく同じモノでしかないことに。人が三人集まれば派閥を作るという。例えばあなたの職場、ご近所のよりあい、ママ友パパ友の間、学生時代の教室で、お子さんがいるなら保育園や幼稚園のお遊戯の時間でも。派閥、ようは考えや目的、利益を同じくする小集団は形...
さて。観光にまったく特化していなかったジェットフォイルに揺られること2時間強。壱岐を経由して、無事対馬に到着した我ら23名である。途中の壱岐はずいぶん平たい山だなと思ったが、対馬は逆に、ずいぶんごつごつとした山がちな島のようだ。それを物語るかのように、我らを迎えてくれた厳原(いづはら)港につく前、地図でみれば「アマカ崎」やら「竜ノ崎」と呼ばれるだろう海岸線は、岩肌が露出していたり、そこにかろうじてへ...
地域タグ:対馬市
先日、ふとおもいたって対馬に行ってきた。ついでに壱岐にも。対馬は韓国との国境。我が町からなら新大阪からだーんと博多まで新幹線で約2時間半。さらには船に乗り換え時速80キロのジェットフォイルでも、さらに2時間以上ゆられないとたどり着かない場所にある。この島は、ながらくわたしの「近いうちに必ず行く」リストの上位5位にはかならず入っていた。しかし前述のとおり、国内とはいえ近くはない。なんなら飛行機で行く沖縄...
2度は観ない。観たくないなぁ。2021年東宝系で放映されたこの作品を、映画館でみようとしてやめて、それでもその日、ためらいながらも観始めたのは、菅田将暉と小栗旬の共演だったからである。そう。『鎌倉殿の13人』の義経(菅田さん)と、小四郎義時(小栗旬さん)の共演。しかも観始めたら梶原殿〈中村獅童さん)まで出るているじゃないですか。それだけでテンションがかなり上がりました。開始数十分は三人が絡むたび、特に中...
『ターミナル』『キャスト・アウェイ』『ハドソン川の奇跡』上にあげたことばの共通点はなにか、お分かりだろうか?そう、まず、いずれも映画のタイトルである。ヒューマンドラマやハートウォーミングなんて呼ばれるジャンルに、振り分けられることが多い。実話をもとにした……と思ったら、一番「実話っぽい」『キャスト・アウェイ』は完全オリジナル脚本だそうな。意外だ。え~それから、どれもわたしが「いつか観よう」リストにい...
【アダム・ドライバーに】65/シックスティ・ファイブ【つられて観た】
筋書きというほどのものはない作品であった。男が旅にでる。2年におよぶ長い旅だ。報酬はそれまでの2倍になり、その金で重病のひとり娘の治療費をまかなえる。だから男は涙をのみ、愛する家族を残して旅にでた。長い航海もなかばを過ぎ、あとは船首を回転させ、愛する家族の元へ帰る旅へ。しかしその途中で男に不幸がふりかかる。予期せぬ事故が起こってしまったのだ。航海中の事故はいつでも良くないものだが、男はさらに不運だっ...
【インディ・ジョーンズへ】インディ・ジョーンズと運命のダイヤル【愛をこめて】
インディアナ・ジョーンズ!四捨五入すれば半世紀生きているわたしが小学生の頃から、洞窟にわけはいり、あやしい神殿に突入し、悪漢を殴り倒し、たおされ、盗んだバイクを爆走させていたあなた。現在古希をはるかに過ぎたお歳のはずですが、在りし日と変わらず馬に飛び乗りファイト一発、美女と冒険の旅に繰り出されておられましたね。とはいっても、そこは歴史を愛するインディ先生。無理で無謀な若づくりをしているわけではなく...
【謎解きに】パスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版【涙はいらない】
サー・コナン・ドイルが百年以上前にうみだした、シャーロック・ホームズの「パスカヴィル家の犬」。それを飛ばし読みしかしていない身だから悪かったのか。それともこの劇場版の元となるドラマシリーズのことを、気にしつつも未視聴だったのがいけなかったのか。それともそれとも、あらすじにあった「瀬戸内海の離島」という言葉に、横溝正史の金田一耕助シリーズを想起して、その陰々滅滅とした世界を勝手に期待した、せいかもし...
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おっと、参院選が近いからって、辛くなっちまったぜ。前記事からつづいて、高田の旧城下町を散策しております。旧師団長官舎のすこし手前、小道に入り込むとこんなお社が。新田義貞の息子の代ということは、鎌倉末期か。そんなころからずぅっとこの地に建っていた由緒あるお社だそうですが、さすがに無住。昭和3年、いまからやく100年前に再建されたという建物もあちこちがたが来ておりました。その何とも言えないうら寂しいたたず...
新しい朝が来た。希望の朝に―――なったらいいな。高田の町のさびれた夜におののいた昨夜。それでも朝はきて、おいしい朝ごはんでテンションは上向きである。あいにくの空模様は変わらないけれど、元気出して友達のラーメン屋さんに向かおう。とその前に。高田の町を観光である。上の写真はホテルから徒歩十数分の場所にあった旧第13師団師団長官舎。『ゴールデンカムイ』にはまって以来、それまで見ないふり、いやもっとはっきり言...
日差しに強さを感じ始めたある日。あてどなく電車に乗りたくなって、駅へと向かった。以下は愚痴パートとも言えるので、「そんなんいらんわ。楽しい旅の部分だけ聞かせてぇな」と思われる方は、2からお読みください。***そう思い立った理由は、まぁ単純で。その前日パートナひとに優しくね。そして期待しないのが優しさだよ。という言葉を頂いたから、だろうか。あぁいや、それだと我がパートナーがモラハラ男か勘違いやさしさ...
前回、妙高高原の濃霧にこごえ、上越高田ICを震えながら通り抜けたわれら。お宿のある高田の町に到着。のはずなのだが……。わたしね。広島の、海と山にそれぞれチャリにのって行ける町の生まれなんですよ。大学に入るべく、18歳で関西にでて。受験時大阪は梅田のひとごみに完全に腰が引けて。ひとりでご飯屋さんにも入れずマクドでご飯食べて、それじゃせっかくの初ひとり旅が悲しすぎるって、ホテル1階のケーキ屋さんでチョコレー...
『ブレイブー群青戦記』監督:本広克行/出演:新田真剣佑・山崎紘菜・鈴木伸之・三浦春馬・松山ケンイチブレイブ 群青戦記 : フォトギャラリー 画像 - 映画.comいや~これ、なんちゃって戦記物、コメディだと思って観始めたのだ。いうなれば、すでにアニメや実写でいくつか作られている、なんか不思議な現象で過去にタイムスリップ☆特にとりえないワタシ(オレ)だけど、未来人の知識で無双するよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡てな感じの物語だ...
駒ヶ岳SAで英気を養った我らは、中央道を北へとひた走る。ちなみに上の写真は、お手洗いの入り口にあった案内板。さすが(なにが?)長野。案内板まで木とはしゃれてるねぇと撮らせていただいた。つぎの目標は梓川SA。NEXCO中日本管内路線図(エリア・コンシェルジュの手作りです♪だそうな)で確認すると、最終目的地である本日のお宿、上越の高田まででそこが最後の給油ポイントであるよし。そこを目指す。PCXくんはベベルやKawas...
養老SAで食べたうどんにがっかりしつつ、先をいそぐ。まだ名神高速だからね。先は長いぞ。高速を走っている間は、「あぁ次は一宮か」などと上の標識をちらりと見上げて場所を何となく確認するだけだけれど。いま「NEXCO中日本管内路線図」をみながら道程をたどると、名神高速道路は一宮ICでおわり、つぎの小牧JCTまでは東名高速道路を通っていたことがわかる。なんとなく、へぇ。その地図には小牧JCTのところに矢印で「山の中?寒...
先日、GW直前に上越市までバイクで一泊二日の弾丸旅行をした。そのバイクはちなみに、このブログでおなじみの排気量900、デュカティ・べべさんでもなければ、我らがベイビー2号と呼ぶ、排気量1100の頼れるカワサキくんでもない。先日淡路旅行で長距離デビューした、排気量156のホンダPCXさんである。そう。長年オールド(40年以上前のだからこう言って良かろう)バイクを愛用していた旦那様が、スクーターに乗っているのである。...
うん、良い映画でした。以上。心情としては、そこでレビューを終えたい。終えてよいと思う。まぁもうちょっと書いてみようか。まず、ボスキャラの声が鶴見中尉(濃いキャラ、変人キャラ、変態キャラ全部出しました!といったマンガ『ゴールデンカムイ』の中でも、トップオブ濃くて変態と言える大日本帝国陸軍中尉)だと気づいた瞬間、すべてを「持っていかれて」しまった。と同時に、彼の行く末も幻視できてしまった。ちなみに声に...
去る4月30日、GW中日。実家からの帰り道のことである。新幹線の緊急停車に見舞われた。以下はその際家族とやりとりしたLINEと、速記メモをまとめたものである。臨場感あふれる会話をお楽しみいただければ、幸い。***のん気に広島土産をスマホで撮影していたら、新幹線が減速しだし、止まった。減速する車窓から見えたどこかの駅でも、止まったままの車両が。JR山陽線まで影響がでているのか?現在おそらく、明石手前。もしくは明石...
さて。縄文時遊館のさんまるミュージアムに到着した。正直に言おう。これ、半日あっても全部見るには時間足りないわ。いや、さらりと流し見するには十分ですよ?でも、重要文化財に指定されてる大型板状土偶が美々しく飾られてるかと思えば。おっと、こいつは縄文の調理・調剤道具ですね?いろんな形状、いろんな材質があるのは、すりつぶす材質や形状、硬さなんかで使い分けてたり?おいおいこの針みてみろよ!信じられるか?これ...
さて。れすとらん五千年の星で現代縄文食を満喫した後は、遺跡散策おかわり。まずは、縄文時遊館入り口のエレベーター脇にこっそり展示(放置にみえた)縄文衣装(麻か何かでざっくり編まれた貫頭衣)コーナーで衣装をかりて、おのぼりさん写真を撮ろう!ということになった。この衣装を着て撮影してよいのは、その衣装スペースだけだと思っていたが、遺跡散策でもどうぞとスタッフさんがおっしゃったので、どうせならばと着て散策...
さて。ボランティアガイドH氏による1時間たっぷりのツアーのあとは、楽しみにしていたお昼ごはんである。ガイドブックでみて以来、必ず寄ろうと思ったのがここ、れすとらん五千年の星。予想以上に広々とした店内は、最大150名が一度に利用できるとか。これなら繁忙期でもくいっぱぐれはしなさそうだ。ちなみに「れすとらん」は誤記ではない。案内掲示板にも、施設パンフレットにもひらがなで表記されている。縄文的こだわりだろう...
5.6.外出さきにて。参議院選挙にむけて、だろうか。図書館もよりの駅前や、自宅もより駅の周辺で参政党の街宣カーがうるさい。参政党の名を街で、リアルの街で聴くのは、選挙の時くらいだ。それはおそらく、彼らの党是がその党名のとおり、政治に「参加」するのみであり、党員が一名でも多く政治の場―――衆参議院や地方議会―――に議席を確保すれば、その目的が果たされるからだろう。彼らは政治に参加して、「何をなすか」を目的とは...
5.3.午後実家のリビング改装時に発掘した古い写真を、整理して、不要と判断したものをやぶって捨てている。不要と判断した写真は、ほとんどがピンボケしていたり、いまとなってはなにを撮ったのか判然としなかったり。まだ銀塩写真のものばかりだから、手振れ補正も自動ピント合わせもなかったのか、その場で確認できないからとにかく連射したのか。紙焼き写真をためつすがめつしながら、「あ~この頃はこんなだった」「あ~これ...
2025.5.3.AM昨夜読んだ連載を追っているマンガの一場面を思い返した。豊穣祭のクライマックス。「財貨を大地にまく」のを、罪の証拠として押収された金(小判型)を罪人にぶつけるという形で果たされていたが、それは余談。わたしの主題は、「財貨」を「大地にまく」という行為についてだ。生き残るすべが農耕と狩猟採集であった時代は、「財貨」といえば狩りの獲物や(しているのであれば)交易で得た珍しいもの、そしてなにより...
さて。ボランティアガイドH氏に連れられ、さらにツアーは続く。上の写真は、高床式で復元された掘立柱建物のすぐ近く。現在は写真のとおり、クリやクヌギに囲まれた静かな池だが、この三内丸山遺跡が現役の頃は海へとつづく入り江だったそうな。あぁそうだ。「縄文海進」だ。我らのご先祖様の一派が、大陸から当時の陸続きだった日本列島にわたった後。ちょうど縄文時代の初めころから始まった海水面の上昇。ピーク時である約6,500...
さぁ、11時半になった。ボランティアガイドさんによるツアー開始である。ガイドブックで記載の所要時間は約50分。しかしボランティアガイドのH氏いわく、1時間はかかると。期待が高まるじゃぁないか。まずは外へとつづく通路(時遊トンネルという名らしい)にある三内丸山遺跡のジオラマ前で、広さと回るコースを確認。遺跡は野球場6個分。甲子園球場で換算したらもうすこし少ないか。遺跡内の構造物を「復元物」とH氏は呼ぶが、正...
11月2日。残念ながら曇り。週間天気予報では18℃/11℃で降水確率40%。今日は、長年こようと思っていた三内丸山遺跡に挑戦するのだ。ガイドブックなどには滞在時間2時間、長くて3時間。移動をふくめてと書いてあることが多い。だがしかし。我ら姉妹は歴史・古代史好きである。博物館や美術館に一日いても退屈しない。だからこの日は一日どっぷり縄文時代にはまろうとスケジュールを組んでいる。唯一心配なのは、空模様。うすぐもりの...
さて。JR青森駅周辺の観光もした。土産もちょっと…だいぶ買った。腹は爆裂にすいている。というわけで、ちょいと夕飯には早めですががっつり飯と酒をもとめて、繁華な新町通りに向かって足をすすめた我ら姉妹。あ、ちなみに。上の写真はA-FACTORYとワ・ラッセの間にある浜辺?で最終日の朝撮ったものです。空港までのバスを待つ間にぱちり。朝焼けとあいまって、なかなかにフォトジェニックな写真となりました。まぁ写真の話は置い...
「こんなの初めて~」うん。いままで味わったことのない食感、体験への驚きをあらわす良い言葉だよね。だけれど、「〇十年ここに住んでるけど、こんな大雨、風、がけ崩れ、事件etc.etc.は初めて」災害現場や耳目を集める事件現場ちかくでのインタビューでよく聞くこの「初めて」に、それをわざわざ報道で伝えることになんの意味があるのだろう?住民の驚きや嘆きを強調するため?地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来な...
さて。平濱八幡宮から3.5キロ。たどり着いた二つ目のお社は、揖屋神社。松江市東出雲町にある古社です。出雲のお社はどれもこれも風雅典雅古雅な佇まいを見せてくれますが、このお社もしぶい。まず、この地にいつ建てられたのか分からないというのが、渋いじゃぁないですか。え~神社の公式HPによりますと、『古事記』神代巻かみよまきには「伊賊夜坂(いふやざか)」についての記述があり、『日本書紀』齊明天皇五年(659年)の条...
さて。保久良神社のある金鳥山をくだり、御朱印を頂ける鷺宮八幡神社へ。阪急岡本駅から徒歩数分の、住宅街の中にあるだけにお社はちいさいですが、すこんと抜けた青空がよく似合うお宮さんです。御祭神は天照さんに八幡さん、春日さんと大御所がきて、熊野神社から熊野大神と高倉下命も来てらっしゃる。んん?高倉下命って誰よと調べたらば、天照さんの息子さんの天忍穂耳命の次男坊・饒速日命の、息子さん。つまりは天照さんのひ...
ふと思い立ち、阪急電車に揺られて阪急岡本駅もよりの保久良神社を目指した。自宅最寄駅から、乗り心地に定評のある阪急神戸線に十数分揺られればつく岡本駅。そこが最寄り駅とはいえ、「灘の一つ火」なんて呼ばれる保久良神社は、金鳥山の中腹にある。や~でもさ。グーグルさんで検索すれば、途中に団地とかあるし。そこまでならバスくらいあるっしょ。そんな考えは、甘っちょろい「都会人」の傲慢であったと、岡本駅の駅員さんの...
あ、さて。保久良神社である。この日はことのほか天気に恵まれたのだが、うっそうとした鎮守の森の向こうに見える空は、絵にかいたように青い。完璧に夏の色をしている。一の鳥居で礼。境内の参道で迎えてくれたのは、石の十二支像さんたち。自分の干支をみつけ、ご挨拶。正面から見ると、龍もなかなかファンキーなお顔である。ちなみにこれが、横から見たお姿。ほかの像たちもそうだが、全体的にまるっと縮小されたマスコット的か...
原の辻遺跡でたっぷり日にあぶられた我ら一行。その前の焼酎の試飲と相まって、バスの揺れとガイドさんの名調子で夢見心地です。が。最後に登山が待っているとは聞いてなかったなぁ。登山なんて大げさだよ~壱岐の最高峰っていっても、ひらったいこの島のこと、標高212.8mしかないんだから。うん。そういう人は、気温30度越えの西陽がてりつける中、アルコール度数40以上のお酒をコップに一杯飲んで息をあげて、二時間くらい日に...
心斎橋界隈は、さすが大阪でも指折りの繁華街。平日初日にもかかわらず、人並みに溺れそうになった。ひさびさの界隈で気になったのは、聞きしに勝る乱雑な歩道工事の状態と、遠来の客人たち(いわゆるインバウンドですな)の神社での振る舞いである。その外見からキリスト教の影響下にながらくあっただろう彼らが、いまどきどんなガイドブックやSNS情報で神社を訪れているのか知らないが、その参拝――訪れ方から推察するに、そこが...
上古の草原からこんにちは。皆様、我ら一行は「原の辻遺跡」に来ています。壱岐のおいしい焼酎で酔いかけた身に、日差しが刺さります。え~こちらの遺跡はですね。「王都復元公園」とも紹介されておりまして。なんの王都かと言えば、はい皆様お馴染みの魏志倭人伝。こちらに記された「一支国(いきこく)」の王都に特定されていた場所。その遺跡でございます。B.C.2~3世紀からA.C.3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて...
さて。対馬・壱岐 島めぐりの旅も終わりが近づいてまいりました。壱岐最古のお社にお参りした。お土産も買った。でももう少し、買いたしても良いよねぇ?ということでやってまいりましたのは、焼酎工場「壱岐の蔵酒造」さんです。芦辺フェリー港から直線距離で5キロくらい。月読神社から体感10分くらいですかね。バスに乗って、ご朱印をにやにや眺め、さて鞄にしまおうかとする前に着いちゃいました。工場見学でのお楽しみは試飲...
はい、月讀(読)神社です。壱岐の島でとれる魚を堪能し、お土産もしっかり買った後はいずこかに感謝のひとつもささげねば。バスガイドやドライバーさん。そしてもちろんこのツアーを引率してくださっている添乗員さんに、サーヴィスを受けるたびに店員さん達にも感謝をささげています。さらに壱岐の神さんたちにもご挨拶と感謝をすれば、万全ではないでしょうか?じつはこの月読神社さん。ツアーの行程に入っていませんでした。だ...
さてさて。ここらでひとくさり、ツアー旅のメリットなんぞを語らせていただきましょうかね。上の写真は壱岐の島をめぐる我らの足、玄海交通さんの観光バスです。ご覧の通り全面に壱岐の観光スポットが貼り付けられており、港でこのバスに迎えられた瞬間から旅気分が盛り上がりましたねぇ。対馬のドライバーさんもそうでしたが、こんな大きな観光バスを、島のけっして幅広とは言えない山道小道にいれるドライビングテクニックは見事...
あ。ここ見たことあるわ。『パイレーツ・オブ・カリビアン:命の泉』でも見たし、『ジャングル・クルーズ』でも見た。あ~なるほど。熱帯雨林、ジャングル、秘境、神秘なんてワードを入れたら、高確率でここの写真や映像がでてくるんだろうな~な、たぶんハワイかどの近辺にある洞窟。その大人気スポットが、サンドラ・ブルックさん主演の『ザ・ロストシティ』でも登場していた。ザ・ロストシティ : フォトギャラリー 画像 - 映画....
え~皆様、こちらの凧をご存じでしょうか。鬼凧と呼ばれるもので、壱岐の民芸品でございます。上の写真は対馬から壱岐に運んでくれたフェリーの船内に飾られていたものですが、そこ以外にも港ですとか、お土産物屋さんですとかにどどんと飾られています。で、その由来はといいますと。日本全国いくつか「鬼が島」と呼ばれた島がありますが、壱岐もそのひとつ。その壱岐の鬼たちを百合若大臣が成敗した伝承からつくられたのが、この...
決算!忠臣蔵 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)将軍徳川綱吉のころ、そば一杯は16文。現代に換算すれば480円。それを基準として考えると、あの仮名手本忠臣蔵で有名になった大石内蔵助の年収は6,900万円。これはおそらく額面で、元禄の江戸では藩によって税制が変わったにせよ、現代の所得税に住民税、消費税はなかったろうから、案外まるまるもらえていたのかもしれない。内蔵助たちの藩・赤穂から江戸への旅費が往復72万円で、...
はい。左京鼻から快適なバスで移動すること数分。つぎなる観光スポット、はらほげ地蔵に到着です。通常、というと語弊があるかもしれませんが、道っぱたやお寺やお墓などにならんでいるお地蔵さんて、こちら側、ようはお参りするわたし達の方を向いておられますよね。そして、ちかづいてお参りしやすいよう、道のすぐ脇などに立たれてますよね。しかしこのはらほげ地蔵さんたちは、海の中に立っておられました。前掛けがあるからこ...
さて。2回目の出雲そばを堪能し、本日はあと2軒神社さんをめぐります。で、たどり着いたのがこちら、平濱八幡宮でございます。いや実はですね。こちらのお宮は立地だけで選んだんですよ。本日の最終目的地・堺港までの間にあり、ずっとお参りしたかった揖屋神社の途中によれるお社。そう思ってグーグルさんを眺めていたらば、なにせここは神話の国出雲ですから、あるわ、あるわ神社だらけ。八重垣神社も気になるし、眞名井神社もよ...
あ、さて。朝のうちに須佐大宮(神社)玉作湯神社とはしごしまして、お腹をすかした我らが訪れましたのは。出雲そば処八雲庵でございます。松江城のお堀ばたにあるこのお店、昨日の羽根屋さんから、すっかり出雲そばに魅了された旦那様が探したお店なのですが、全日11:00~13:30までという非常にシビアな開店時間。玉作湯神社から11キロの近距離とはいえ、なかなか飛ばしてまいりました。おかげでお昼時ちょい前、待つことなく入...
はいはい、須佐神社からバイクをかっ飛ばして約50分。47.1キロ先にあります玉作湯神社にやってまいりました。や~スマホナビとタンクバイク様さまです。ツーリングやドライブをよくされる方ならご存じのように、日本の道って、標識が連続してないですよね。だからナビゲーションシステムが必須ですが、バイクの場合はメーター近くに専用の器具で固定していない限り、時折路肩に停めてスマホをだしてナビを確認。なんてことをしてい...
あ、さて。出雲二日目。昨日はツーリングの疲れ+美味しい酒と肴+ホテルご自慢の風呂でぐっすり眠りましたので、爽快な目覚め。須佐神社へリベンジと行きましょう。昨日はだんだん暮れていくお空の下参りました道を、朝日に照らされながら爆走します。おぉ昨日は見過ごしましたが、こんな看板が須佐神社の駐車場にはあったのね。うん。昨日も思ったけれど、この手水場は趣深いですなぁ。この竹のひしゃく、神社の特注かしら?おっ...
なるほど。オールドファッションだ。(映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』オフィシャルサイト ソニー・ピクチャーズ (ghostbusters.jp)ゴーストバスターズのリブート2作目、『ゴーストバスターズ:フローズン・サマー』は良い作品だった。過不足なく、映画に必要なものがすべてはいっていたと思う。冒険のワクワクも、理不尽な現状への怒りも、心くすぐる古の伝説も、「理解されないこと」の哀しみも、友情も、家族...