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こんにちは 王将戦の挑戦者が決まりましたね。最終局で近藤誠也七段に勝利した菅井竜也八段が5勝1敗となり堂々の挑決リーグ1位となりました。これで今季の叡王戦に引き続き藤井王将にタイトル戦で戦うことになりました。先の叡王戦では、三間飛車を連投してかなり良い勝負繰り広げていました。叡王戦後も菅井八段は勝ちまくっており、今年度20勝8敗と好調を維持されているようです。振り飛車党総帥がどこまで絶対王者を苦しめるか注目ですね。 times.abema.tv 藤井聡太|棋士データベース|日本将棋連盟 (shogi.or.jp) 菅井竜也|棋士データベース|日本将棋連盟 (shogi.or.jp) さて今回は…
こんにちは 今回から新たな考察をしていこうと思います。テーマは最近指しにくくなっている角換わり腰掛銀です。AI研究が進んで先手必勝と謳われてから久しく、最近は角換わり腰掛銀を研究無くしてうかつに指すことができなくなっています。そんな事情から普段は相掛かりや横歩取りの将棋をよく指すのですが、同じような将棋ばかり指すのもつまらないかなとも思っていました。そこで考えたのが図1の局面、後手は令和型の6ニ金8一飛車、先手は平成型の5八金2八飛車です。この局面一般的には後手がやれるというのが通説だと思うのですが、そこを研究でカバーできないものかと思いついた次第です。プロ棋戦で類似の将棋で有名なのは、201…
こんにちは 王将戦挑決リーグで首位を走っていた永瀬拓矢九段にレジェンド羽生九段が土をつけましたね。これで、羽生九段の挑戦権の可能性は残されました。将棋は序盤から乱戦となり、素人目にとてもやんちゃな将棋にみえましたが、これも序盤から積極的に得を求める現代将棋の特徴なのかもしれません。常に新しいエッセンスを取り込む羽生九段の姿勢に感服です。 www.shogi.or.jp さて今回は、前回に引き続き角換わり腰掛銀の平成型と令和型の攻防について考察していこうと思います。局面を図1まで戻してb) ▲4七金とする指し手をAI先生と調べていきます。 gedankyosha.hatenablog.com 図…