通園バスの安全装置、全国の設置率55% 2~7割…目立つ自治体差
幼稚園などの送迎バスに、園児らの置き去りを防ぐための安全装置の取り付けが今年4月から義務化されたことを受け、こども家庭庁は27日、全国の設置状況を公表した。今月末までに取り付け予定とした施設を含め、設置率は全国で55・1%。1年の経過措置期間があるものの、施設の種別や自治体ごとにばらつきがあり、今後、設置が進むかが課題だ。 装置には、センサーで車内の状況を検知するなどの機能がある。義務化後、初の調査で、送迎バスを運行している幼稚園、保育所、認定こども園、放課後等デイサービスなど、全国約2万1千施設の送迎バス約5万台を対象に実施した。5月15日時点の設置状況と、6月末時点の予定を聞き取った..
2023/07/04 13:34