21日の東京株式市場でベネッセホールディングスの株価が上昇し、終値で前日比31円(1%)高い2690円と約8カ月ぶりの高値となった。11日に発表した2022年3月期の連結業績予想では、純利益は前期比60%増の50億円となる見通し。発表後は相場が軟調で下落する場面もあったが、業績回復への期待や、懸案だった英会話教室事業に対する会社の姿勢が見えてきたことで買いが集まった。 21年3月期の連結決算では、純利益は前の期比50%減の31億円だった。ただ、新型コロナウイルス禍による休校などの影響を受けた学校向け教育事業や学習塾などが想定より早く回復し、損益ゼロの予想からは上振れた。今期については..