あなたは、自分が困っているときに「助けて」と言えますか? かつて、メンタルヘルスに関する講演会に参加したときのことです。対人支援の現場で働く人びとを対象としたその講演会では、カウンセラーや保健師などたくさんの専門職の方が参加していました。
新たな書籍との出会いを。
1日2時間の勉強時間を確保したい「にわか読書家」📖 Studyplusで読書管理中です📝 分野はビジネス書、心理系、資産運用関連が多いですが基本雑食気味🍀 読書するようになったらいつからか珈琲も趣味になりました☕️
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【書評】職場の理不尽をリアルに描くお仕事小説!「おいしいごはんが食べられますように」を読む
今回ご紹介するのは高瀬隼子氏の『おいしいごはんが食べられますように』。第167回芥川賞受賞作品です! 高瀬隼子氏の作品を読んだのは今回が初めてだったのですが、実は日本経済新聞の木曜連載コラム『プロムナード』で高瀬氏のエッセイを拝読していた私
【書評】男性アイドルの炎上…推しを解釈し続ける女子高生!「推し、燃ゆ」を読む
世の中には、文学作品を評価する賞がたくさんあります。歴史が長く知名度が高いのは、おそらく芥川賞と直木賞でしょう。毎回メディアでも受賞者のコメントを見ることができますし、SNS界隈でも非常に盛り上がりますよね。最近では、本屋大賞もかなり注目を
【書評】高齢者ではなく幸齢者。80歳からの人生を楽しく過ごす秘訣!「80歳の壁」を読む
最近出版された本は、昔と比べてどんどん文字が大きくなってきています。新聞もそうです。実家の整理中に昭和後期の新聞を発掘することがあるのですが、米粒よりも小さな文字が整然と並んでいて驚くばかり。 その理由は、どんな方でもストレスなく読みやすく
【書評】世界的な写真家と梨園の妻の不倫。実話を元に林真理子が小説化!「奇跡」を読む
新聞広告で出版の告知を見たときに大変びっくりした一冊があります。それが、今回ご紹介する『奇跡』です。 この物語は、梨園の妻の不倫を実名で小説化したものです。しかもその執筆のきっかけが、他ならぬ梨園の妻その人だというから驚き! 歌舞伎界での男
【書評】急速に進行した円安を丁寧に分析。金利上昇の影響は?「悪い円安 良い円安」を読む
2024年3月19日の金融政策決定会合で、ついに日本銀行がマイナス金利政策の解除を決めましたね。マイナス金利政策が開始してから約17年。長いあいだ金利のない世界を生きてきた私たちですが、これを機に金利のある世界へと変わっていくことになります
【書評】臨床の知とは?放送授業が充実している放送大学教材の「臨床心理学概論」を読む
心理学を勉強したいと思う方の多くは、カウンセリングなどをとおして誰かを支えたい、助けたいという思いがあるのではと思います。そして、ゆくゆくは心理系の資格を取得したいという目標もお持ちなのではないでしょうか。私がかつて4年制大学の心理学部に通
【書評】人間の身体への理解を深める!放送大学教材の「人体の構造と機能」を読む
放送大学に入学して半年…。公認心理師の取得に向けて取り組み始めたことは「心理学研究法」の紹介記事で書いたとおりですが、心理系の科目だけを受講するのも疲れてしまうかな?と思ってしまった私。そこで、白羽の矢が立ったのが心理と教育コースの科目では
【書評】アフリカの課題とは?「あなたとSDGsをつなぐ『世界を正しく見る』習慣」を読む
SDGsという言葉を聞くようになってはや数年。こうしたキーワードは一過性のブームで終わってしまうことも多いですが、日本においてはまだまだ健在といえるでしょう。とはいえ、「SDGs疲れ」という新たなキーワードも登場し、アメリカでは2023年5
【書評】英語を学ぶ意味を考える!放送大学教材の「グローバル時代の英語」を読む
私たち日本人は、外国語教育といえば多くの方が「英語教育」を想像するのではないでしょうか。最近では学習指導要領の改訂により、2020年から小学校での英語教育が必修化されました。もともと、高校受験に向けて試験勉強をする学生にとって、得手不得手は
【書評】論文作成に必須のスキル!統計解析の基礎を学ぶ放送大学教材の「心理学統計法」を読む
先日ご紹介した「心理学研究法('20)」とセットで受講すると良いのが、今回ご紹介する「心理学統計法('21)」。多くの大学の心理学部では統計法が必修科目となっており、心理学を学ぶ学生にとって第一の難関となることが多いです
【書評】実証科学としての心理学の醍醐味を味わう!放送大学教材の「心理学研究法」を読む
2023年4月。私は放送大学に入学し、心理と教育コースで心理学を学び直すことにしました。詳細は「心理学概論」の紹介記事にあるとおりですが、働きながらでもコツコツと心理学の勉強をしたいと思ったのです。勉強を進めるにつれ分かってきたのは、放送大
【書評】日銀総裁の植田和男氏による「大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる」を読む
2023年、日本の中央銀行である日本銀行の新しい総裁に植田和男氏が選ばれました。実は、植田氏は東京大学の名誉教授でもあり、これまで経済学の教育に力を注いできた方。そして、経済学者出身の日本銀行総裁は、なんと戦後初です!今回は、そんな植田氏が
【書評】昭和初期の暮らしと戦中戦後の厳しい生活を知る!「川滝少年のスケッチブック」を読む
終息が見えないロシア・ウクライナ戦争。2023年からはパレスチナのガザ地区を巡るニュースも加わり、世界情勢の変化に心を痛めている方も多いことでしょう。日常的な場面では物価などの経済的な変化も気になるところですが、「自分が住む国で実際に戦争が
【書評】それって本当に必要?自分らしい人生を歩むために「しないことリスト」を読む
私たちは日々何かに追われています。たとえば、「転職するにはもっと価値のある資格をとらないと…」「勉強しないと昇進が難しい…」「そろそろ家を買わないとヤバい…」「健康のために食事を運動に気を付けなければ…」「これからの時代、英語ができないとマ
【書評】交流分析の元祖!TA入門書の「ギスギスした人間関係をまーるくする心理学」を読む
家族や職場で「なんだかうまくいかないなぁ…」と思うことはありますか?その原因の一つに、人間関係の悩みがあるかもしれません。特に、互いの間にギスギスした関係が生まれているなら、何をやっても満足のいく結果は出にくいといえるでしょう。こうした、多
【書評】ホスピスで人生の最期に食べたい思い出のおやつは?「ライオンのおやつ」を読む
今回は、小川糸さんの小説『ライオンのおやつ』をご紹介します。数ヶ月振りに読んだ小説は、涙がとまらない物語でした。2020年本屋大賞で第2位を受賞し、NHKでテレビドラマ化もされました。それでは早速読んでいきましょう!こんな方にオススメあたた
【書評】学校のトイレ問題や排泄物の活用を真面目に考える!「ウンコの教室」を読む
2005年より日本では学校に栄養教諭が配置され、食に関する教育が行われるようになりました。食べるという行為から健康を考える食育が定着してだいぶ経つので、このような資格をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。今回は発想の転換として「食」の出て
【書評】ベストセラーの続編かつ遺作。変化に戸惑うあなたへ。「迷路の外には何がある?」を読む
今回は、大ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の続編である『迷路の外には何がある?』をご紹介します。前書は日本で450万部のベストセラーではありましたが、そのぶん、読者から著者へは多くの疑問や感想が寄せられたようです。なかでも、「なぜ、変
【書評】変化にどう対応する?物語から教訓を得る「チーズはどこへ消えた?」を読む
私たちはパンデミックによって、世界的にも大きく、急激な変化に直面しました。辛い日々に涙を流した方もいるでしょうし、この変化に乗じて成果を上げた方もいるかもしれません。今回は、変化への適応という観点で書籍『チーズはどこへ消えた?(Who Mo
【書評】イノベーションでより良い未来を!「システム×デザイン思考で世界を変える」を読む
”デザイン思考”という言葉をご存じでしょうか?イノベーションに関する話題でたびたび登場するこの思考法、実はよく理解していなかったので基礎知識を得るために入門書を読んでみました。今回ご紹介する「システム×デザイン思考で世界を変える」は、慶應義
【書評】新技術とともに人生100年時代をどう生きる?「LIFE SHIFT2」を読む
新しいテクノロジーを導入して、仕事の進め方をどんどん変えていく時代なんだな、と最近感じています。たとえば、連絡手段は電話からメール・チャットなどに変わっていきました。2010年代のはじめまでは毎日何本もの電話がかかってきたものですが、コロナ
【書評】富豪はトイレのフタを閉める?まずは1回15分から片づけよう!「男の部屋の整理術」を読む
会社に遅くまで残って仕事を片づける日々。帰宅したあとはもうヘロヘロで、自宅の片づけはまったく進まず…。そんな生活を送る方は、あなただけではありません!疲労が溜まれば、家のメンテナンスがおろそかになるのは当然というもの。今回は、そんな方が疲れ
【書評】義勇兵?社会奉仕?自己犠牲?考えるヒントとなる「モヤモヤのボランティア学」を読む
ボランティアという言葉には、様々なニュアンスが隠れています。「社会奉仕」「社会貢献」「共助」といったポジティブな文脈で登場することもあるし、「無償労働」「自己犠牲」「偽善」といったマイナス面が強調されることもあるでしょう。私は数年に亘ってボ
【書評】起業のプロから学ぶ!新規事業の創出に向けて「起業は意志が10割」を読む
新型コロナウィルスの蔓延により、時代が大きく転換しました。これまではあまり活用されてこなかった在宅勤務にオンラインミーティング…。特に事務職においては「同じ建物の同じフロアで一緒に仕事をする」という働き方がだんだんと過去のものになりつつあり
【書評】まずは正しく理解することから。「図解でわかる 14歳からのLGBTQ+」を読む
男女雇用機会均等法が1985年に制定されました。しかしながら、男女間の経済格差が未だ縮まらない日本。管理職の女性比率は12.7%(2022年10月時点)と、性別による大きな偏りが存在しています。また、内閣府調査によれば、非正規雇用者の女性(
【書評】捨てる行為は目的ではなくプロセス!「断捨離 私らしい生き方のすすめ」を読む
日常の雑務に追われる日々。「部屋が散らかっている自覚はあるけれども、なかなか片づけられない」という方は少なくないのではないでしょうか?私は、仕事に勉強に家事に…とやることが多々あるなかで、祖父が他界。実は両親も病気を抱えている状態であり、て
【書評】言論統制に検閲…国民の戦争熱が高まった背景とは?「帝国日本のプロパガンダ」を読む
ロシアのウクライナ侵攻から約1年半。長引く戦争に胸の痛みを感じるばかりです。遠く離れた日本においては戦禍を身近に感じにくいものの、物価高などの形で間接的にその影響を受けていますよね。今回の戦争では、SNSを活用した市民の戦争参加も話題になり
【書評】歴史を振り返り、現代の貧困を考える。放送大学教材の「貧困の諸相」を読む
コロナ禍のあいだ、どんなことを考えましたか?仕事では在宅勤務のオンラインミーティングが拡大し、多くの企業で少しずつ浸透してきましたよね。社会的には、老舗の廃業や無差別殺傷事件の報道が思い出されます。私は、コロナ禍開始3年目の2022年、祖父
【書評】幅広い領域を取り上げて概説!放送大学教材の「心理学概論」を読む
家族や仕事、日常のさまざまな出来事をきっかけに「心理学を学びたい!」と考える方は多いですよね。「誰かの助けになりたい」「自分自身のことをもっと知りたい」などその理由はさまざまあることと思います。かくいう私も、高校卒業後に大学で心理学を専攻し
【書評】遠距離介護と孤独死。空き家管理の実体験をエッセイ化!「父がひとりで死んでいた」を読む
両親の高齢化や体調不良に直面し、不安な思いを持つ子どもは少なくありません。特に両親と遠く離れて暮らす方は、自由に実家へ立ち寄ることが難しく、日常生活と介護との両立に対する制約が多いといえるでしょう。厚生労働省の統計によると、約9万~10万人
【書評】先進企業の事例から攻めと守りの経営を考える!「SDGs時代を勝ち抜くESG財務戦略」を読む
コロナ禍に突入した頃からか、にわかに耳にするようになった「SDGs」。理解しているようで本質的なところがよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。SDGsという言葉の定義を外務省のHPで確認してみましょう。持続可能な開発目標(SD
【書評】異文化交流を通じて母国語をとらえ直す。「必携!日本語ボランティアの基礎知識」を読む
昨今、「多様性」という言葉がよく聞かれるようになりました。性の「多様性」に、障がいの有無も含めた「多様性」、国籍の「多様な」方々と働く…などなど。「多様性」という言葉は、まさに現代における重要キーワードですよね。SDGsの観点でも、「多様性
【書評】学術的な文章を書きたくなる!放送大学教材の「日本語アカデミックライティング」を読む
新書を読んでいて、著者の主張に大いに納得した経験はありますか?ビジネス書を含む実用書から業務に役立つ知識を得ながら、本の書き手が巡らす論理展開に感嘆することは少なくありません。読書体験というのは、そこに記述された内容からだけでなく、文章のつ
【書評】ロジカルな断捨離で快適な毎日を。「必要十分生活」を読む
断捨離の本を探していると、専業主婦の目線から語られる書籍が多いことに気が付きます。玄関から台所回りまで、主婦ならではの観点で記述された片づけ方は女性の私にとって大変参考になる点が多いのですが、バリバリ働く男性の方にとっては少し物足りないもの
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あなたは、自分が困っているときに「助けて」と言えますか? かつて、メンタルヘルスに関する講演会に参加したときのことです。対人支援の現場で働く人びとを対象としたその講演会では、カウンセラーや保健師などたくさんの専門職の方が参加していました。
疲れたときに心を癒してくれる音楽や絵画。美術館、博物館という空間には不思議な居心地の良さがありますよね。コンサート会場で耳にする生の音楽は、イヤホンを通して聴くのとは違った厚みがあり、圧倒されてしまいます。 演奏者や制作者の方は、こうした場
2025年初めに大きく報じられた著名人のトラブルに端を発したフジテレビの騒動。一連の報道を見て、「そういえば、20年くらい前にも連日フジテレビに関する報道がなされていたような…」と過去を思い出した方も少なくないことでしょう。 2006年、ラ
身近な人の死に触れたとき、皆さんは何を思いますか? 私はここ2~3年のあいだに、知人やペットを含む家族の死が4回、新たな命の誕生が1回、訪れました。実は、それまでの人生ではほとんど生死の場面に出会うことがありませんでした。そのため、人の一生
先日ご紹介した「発達心理学概論('17)」では、周囲で新たな命が生まれつつあったことをお伝えしました。この出来事を機に、私は人間の発達という分野に関心を持ち「発達心理学概論('17)」の履修を決めたわけですが、同様の理由
公認心理師を目指して、心理系科目の単位を放送大学で少しずつ積み重ねている私。2年目の後期は「障害者・障害児心理学('21)」を学ぶことにしました。私がこの科目に関心を持った理由は、大きく次の3点です。 過去に障害を持つ方のボランテ
少子高齢化という言葉を日常的に見聞きするようになって、随分と月日が流れました。気がつけば、少子高齢化の問題は日本だけでなく、先進国を中心に世界的に議論が交わされる重要なテーマになっていますよね。 昨年、新たな命が誕生して親族が増えた私。懐妊
これまで履修してきた放送大学の科目について、書評記事をまとめました。どの書評記事も個人的な体験や感想に基づくものですが、履修科目に悩む方の参考になるかもしれません。 宜しければご参照くださいませ。 当たり前の話ですが、通信指導や単位認定試験
皆さんには、教科書で習ったから名前は知っているけど読んだことがない本はありますか? 私はあります。それはもう大量に。お恥ずかしい…。 というのも、私が読書に目覚めたのは大学を卒業して社会人数年目の20代半ば。学生時代に読んでいた教科書のなか
「いつも時間に追われていて、やりたいことができない…」と悩むことはありませんか? 情報量が多い現代においては、一つのことに集中して何かに取り組むということが誰にとっても難しいことなのかもしれませんね。 こういうときは、忙しい日々に疲れてしま
いつからか浸透しつつあるフェミニズムの流れにある程度関心を持ち、その内容に時に共感したり、憤りを覚えるという方は少なくないのではないでしょうか。フェミニズム運動が始まった当初は主に女性がその活動の担い手でしたが、最近では男性の理解も進みつつ
皆さんのお部屋は、居心地のよい空間ですか? 私は、祖父の遺品整理をきっかけに実家の断捨離を始めました。そうこうしているうちに、家族のモノだけでなく自分自身のモノについても、毎日のように要不要を考えさせられるようになりました。 そこで、定期的
日本は多神教の国といわれています。日本書紀や古事記における古代の神々の神話もそうですが、21世紀の現代でもさまざまな場面で神様が宿っているという発想は広く浸透していますよね。山の神様、海の神様、土地・家の神様などなど。「モノを大切にしましょ
皆さんは、何らかの仕事をお持ちですか? 世の中に仕事は数多存在します。オフィスや工場、役場など決まった場所で働く方もいますし、職人として毎日異なる場で働く方もいることでしょう。もちろん、自宅で家事を担うことも立派な仕事です。最近は「育業」と
日本では、もはや誰もがご存じのとおり少子高齢化が進んでいます。少子高齢化は日本だけでなく先進国諸国でも大きな課題となっており、日本における政府施策案と併せて各国政府の対応策が話題にのぼることも増えてきました。 さて、少子高齢化とともに聞かれ
公認心理師の資格取得にあたって必要な科目は、合計25科目(52単位)となっています。資格取得を目指す学生の多くは、伝統的な基礎・応用分野の心理学やカウンセリングに関する勉強をして、公認心理師になるのだと想像するかもしれません。 しかし、実際
放送大学には、臨床心理学系の科目がたくさん開講されています。以前ご紹介した「臨床心理学概論」をはじめとして、「認知行動療法」「精神分析とユング心理学」「中高年の心理臨床」など、講師陣・内容ともにかなり充実しています。 もし、この記事をお読み
2010年代後半からにわかに広がった韓国エッセイ。韓国との交流はK-POPやアニメ・漫画などの分野で特に顕著ですが、特に若い世代において日本と韓国の関係が変わってきたことを実感させられます。 さて、今回は大ブームとなった『死にたいけどトッポ
日常的にSNSを利用していると、いろいろな考えの方がいることに気づかされるものです。そして、これまで出会うことが無かった世界へ足を踏み出すきっかけになったりしますよね。 今回ご紹介する『#真相をお話しします』は、X(旧Twitter)の読書
今回ご紹介するのは高瀬隼子氏の『おいしいごはんが食べられますように』。第167回芥川賞受賞作品です! 高瀬隼子氏の作品を読んだのは今回が初めてだったのですが、実は日本経済新聞の木曜連載コラム『プロムナード』で高瀬氏のエッセイを拝読していた私
今回ご紹介するのは高瀬隼子氏の『おいしいごはんが食べられますように』。第167回芥川賞受賞作品です! 高瀬隼子氏の作品を読んだのは今回が初めてだったのですが、実は日本経済新聞の木曜連載コラム『プロムナード』で高瀬氏のエッセイを拝読していた私
世の中には、文学作品を評価する賞がたくさんあります。歴史が長く知名度が高いのは、おそらく芥川賞と直木賞でしょう。毎回メディアでも受賞者のコメントを見ることができますし、SNS界隈でも非常に盛り上がりますよね。最近では、本屋大賞もかなり注目を
最近出版された本は、昔と比べてどんどん文字が大きくなってきています。新聞もそうです。実家の整理中に昭和後期の新聞を発掘することがあるのですが、米粒よりも小さな文字が整然と並んでいて驚くばかり。 その理由は、どんな方でもストレスなく読みやすく
新聞広告で出版の告知を見たときに大変びっくりした一冊があります。それが、今回ご紹介する『奇跡』です。 この物語は、梨園の妻の不倫を実名で小説化したものです。しかもその執筆のきっかけが、他ならぬ梨園の妻その人だというから驚き! 歌舞伎界での男
2024年3月19日の金融政策決定会合で、ついに日本銀行がマイナス金利政策の解除を決めましたね。マイナス金利政策が開始してから約17年。長いあいだ金利のない世界を生きてきた私たちですが、これを機に金利のある世界へと変わっていくことになります
心理学を勉強したいと思う方の多くは、カウンセリングなどをとおして誰かを支えたい、助けたいという思いがあるのではと思います。そして、ゆくゆくは心理系の資格を取得したいという目標もお持ちなのではないでしょうか。私がかつて4年制大学の心理学部に通
放送大学に入学して半年…。公認心理師の取得に向けて取り組み始めたことは「心理学研究法」の紹介記事で書いたとおりですが、心理系の科目だけを受講するのも疲れてしまうかな?と思ってしまった私。そこで、白羽の矢が立ったのが心理と教育コースの科目では
SDGsという言葉を聞くようになってはや数年。こうしたキーワードは一過性のブームで終わってしまうことも多いですが、日本においてはまだまだ健在といえるでしょう。とはいえ、「SDGs疲れ」という新たなキーワードも登場し、アメリカでは2023年5
私たち日本人は、外国語教育といえば多くの方が「英語教育」を想像するのではないでしょうか。最近では学習指導要領の改訂により、2020年から小学校での英語教育が必修化されました。もともと、高校受験に向けて試験勉強をする学生にとって、得手不得手は
先日ご紹介した「心理学研究法('20)」とセットで受講すると良いのが、今回ご紹介する「心理学統計法('21)」。多くの大学の心理学部では統計法が必修科目となっており、心理学を学ぶ学生にとって第一の難関となることが多いです
2023年4月。私は放送大学に入学し、心理と教育コースで心理学を学び直すことにしました。詳細は「心理学概論」の紹介記事にあるとおりですが、働きながらでもコツコツと心理学の勉強をしたいと思ったのです。勉強を進めるにつれ分かってきたのは、放送大
2023年、日本の中央銀行である日本銀行の新しい総裁に植田和男氏が選ばれました。実は、植田氏は東京大学の名誉教授でもあり、これまで経済学の教育に力を注いできた方。そして、経済学者出身の日本銀行総裁は、なんと戦後初です!今回は、そんな植田氏が
終息が見えないロシア・ウクライナ戦争。2023年からはパレスチナのガザ地区を巡るニュースも加わり、世界情勢の変化に心を痛めている方も多いことでしょう。日常的な場面では物価などの経済的な変化も気になるところですが、「自分が住む国で実際に戦争が