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『緇門警訓』に見る坐禅の説示1(令和4年度臘八摂心短期連載1)
「この坐より摂心」ということで、今日12月1日から7日までは「臘八摂心」となる。当方も、普段は中々坐禅できていないが、この一週間はしっかりと坐る時間を得たいと思っているし、今朝は既に坐ってきた。そこで、例年この機会に、坐禅に関する祖師方の教示を拝受するように心掛けているが、今年は『緇門警訓』を選んだ。本書は、元代の皇慶2年(1313)に、臨済宗破庵派の永中という僧侶によって編集された文献で、元々存在した『緇門宝訓』(編者等不明)を増補したものである。本書には、禅僧達による様々な教誡が収録されているが、坐禅に関する教えも複数確認される。よって、7日間で少しでも読み進めてみたい。また、漢文だけで良いのであれば、『大正新脩大蔵経』巻48に収録されているので、ネット上で本文を見ることも容易であるから、参照していた...『緇門警訓』に見る坐禅の説示1(令和4年度臘八摂心短期連載1)