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私の友人に、男モンのスリッパ、貰いモンのダボダボシャツ、作業着のようなパンツを履いてる人がいた。性格もガサツで、言葉遣いも荒かった。そんな風貌とはウラハラに、ものすごく達筆だった。ギャップ萌え、だ。字を芸能人に例えるなら、佳麗な夏目雅子。私のバイト先に、絶世の美女がいた。残念なことに字が汚かった。汚いといっても、私のように走り書きが汚いとかでなく、普通に書いている文字が走り書きみたいだった。そこには、ギャップ萌えなど存在しない。むしろ、人を興醒めさせる。例えるなら、コロッケ扮する岩崎宏美。マンガみたいに「え、この人がこの字?」と言わんばかりに、字と人を交互に見てしまいそうだ。(…分かるかい?)さて、私の話。とある部署から、医療材料の交換を依頼された。小さなものだったので、失くさないよう袋に入れ、「交換ご依頼分で...キレイな字は人を感動させる