夏祭りを歌う曲の中では、井上陽水の『夏祭り』は…しんみり聴いてしまうけれどその{しんみり加減}が好きで、何度も聴きたくなる。自転車の後ろに{浴衣を着てすましている}妹に貰ったお小遣い,失くすなよ…と自転車を漕ぐお兄ちゃんが言う,優しい語りかけ…こんな感性が心を和ませてくれる☺️…ライブ録音のアルバム《もどり道》に入っている曲の間のお喋りも良い。時代が移り変わる中、私が聴いていた頃はちょうど家族の変化やそれによって自分の進路先や生き方を考えていた16歳くらいの頃だった…『帰郷』の歌詞には田植え唄や天の川が出てくるからちょうど今ごろの季節かなぁ。最初のアルバム『断絶』に入ってる曲、『白い船』もその情景が眼に浮かんでジーンと聴き入ってしまう。どの曲もぽつ,ぽつ,と語りかけるような曲の流れを聴いていると心が慰めら...《もどり道》…たまには振り返ってしみじみ思う時があっても良い