砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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ついに決まりました!2020年2月以来、約4年ぶりに台湾に行きます。いや~本当に長かったですよ、この4年間。苦痛とやるせなさに満ちた4年間でした。喉から手が出ても届かなかった台湾。ときおり「現地の香り」がフラッシュバックして、なんど嗚咽したことか...。このブログで台湾ネタを扱ったのはたしか、李登輝元総統が逝去なさった際に執筆した追悼記事が最後でした。2020年夏のことです。あれからコロナ対策漬けの台湾に愛想を...
地域タグ:台湾
【長崎ホテルガイド】諫早駅に直結!Shin-hotel(新ホテル)
西九州新幹線が開業したことで一変したJR諫早駅。国鉄時代からの木造駅舎は立派な駅ビルへと生まれ変わり、その収容力を活かして、ビジネスホテルや飲食店が入居しています。親族の法要で諫早を訪れたときのこと。駅周辺で一泊することになり、予約サイトを覗いてみると、主要なホテルはほぼ満室でした。そんな中、諫早駅併設の「Shin-hotel」に空室があるのを見つけ、なんとか部屋を確保することに成功。僕はダブルベッドの部屋に...
地域タグ:諫早市
20年前に埋められてしまった親類宅の排水溝。水はけの悪さを解消するため、今夏から掘り返し作業を続けています。これまで3回の作業を行い、全体の半分以上が掘り返されました。8月末に猛暑が落ち着いたところで、蚊の大量発生から身を守るため、いったん作業を中断して今日に至ります。3か月ぶりに訪れてみると、少しだけ様子が変わっていました。見ないうちに雑草が生い茂り、残土を仮置きしている場所が藪化しています。掘り返...
年に一度しか見られない「レアな一時」でした。唐津くんちで街中が賑わう11月3日、曳山を追って西ノ浜「お旅所」を訪れました。全曳山がここに集結したのち、再出発まで1時間以上もあります。空き時間を利用して、九州郵船のフェリーが見られるじゃないですか!さっそく時刻表を確認すると、つい先ほど「エメラルドからつ」が出港したばかりでした。沖合を見ると、印通寺に向かう船体が辛うじて見えます。▲印通寺に向かうエメラル...
地域タグ:唐津市
ゆるっとキャラパーティ2023(2=完)―キャラさんと一緒にストレッチ!
宗像市グローバルアリーナで開催された「ゆるっとキャラパーティ2023」。ステージPRから1時間の休憩をはさみ、来場者参加型のコーナーに入っていきます。15時を過ぎたころ、参加マスコットが続々と集まってきました。開始時刻までの間、ステージやその周辺でグリーティングを行います。たちまち子供たちが集まってきました。その人気はすさまじく、たちまち大渋滞が発生しました。▲15時のステージ開幕!これからみんなで体を動かす...
地域タグ:宗像市
ゆるっとキャラパーティ2023(1)―芦屋サワランお披露目!
勢いに乗って2度目の開催です!昨年に続き、宗像市グローバルアリーナで「ゆるっとキャラパーティ」が催されました。昨年よりもやや遅めの開会(正午)となりましたが、ご当地キャラクターによるステージPRやコスプレコンテストなど、内容は昨年とほぼ同じです。むなかたのテンちゃんやキラリ姫など、宗像市内のマスコットはもちろん、市外からも複数の参加があるとか云々。はたして、今年は何体のキャラさんに出会えるでしょうか...
地域タグ:宗像市
体力づくりのポタリングついでに、遠賀川河川敷へとやってきました。ちょうどこの時、航空自衛隊芦屋基地の練習機「T-4」が訓練中とのことで、轟音がそこら中で響いています。自転車を止め、久しぶりに練習機観察といきました。▲遠賀川の河川敷にてこの日の天気は快晴。上空を遮るものは何もなく、若松方面をゆくT-4の姿まで見渡せます。ここから立て続けに、638号機、649号機が通り抜けていきました。▲638号機が接近!▲水巻町上空...
地域タグ:遠賀町
ほとんど列車が来ない...西九州新幹線開業後のJR長崎本線小江駅
西九州新幹線開業で大きく変貌したJR長崎本線。在来線特急「かもめ」は新幹線に生まれ変わり、並行在来線のうち肥前浜~長崎間は、昔ながらの非電化に戻されました。あれから1年がたち、沿線がどのように変わったのか、それを探るべくJR小江駅(長崎県諫早市)を訪れました。▲駅への道中出会った白猫1年ぶりの小江駅訪問です。架線が撤去されたことで、ずいぶん変わったろうと思いつつ駅に向かうと、「いつも通りの景色」がそこに...
地域タグ:諫早市
今回は韓国南部、全羅南道長城郡にある長城駅をめぐります。所属路線はKORAIL湖南線。全列車が停車する主要駅で、在来線乗り入れ分のKTXも停まります。▲駅舎駅舎はKORAIL主要駅によくあるタイプの造りです。入口を見ると、韓国式あいさつで出迎える人形がありました。こういったところに異国情緒があって面白い。▲駅舎内部駅舎に入ると、向かって正面にホーム入口が開口しています。左手には窓口と待合室が、右手には紙幣未対応の...
地域タグ:韓国
祝☆こつめそう太のデビューから2年を迎えました!ブログ・SNSでのアピールが功を奏し、少しづつ認知度が上がってきています。現時点での目標「着ぐるみ化」に向けて、これからもさあ頑張っていくぞ!ということで、今回は「がんばるカワウソ男子」こと、こつめそう太について考えたいと思います。知ってる人も知らない人も、ぜひ見てやってください。完成されたこつめそう太ここ1年で、そう太くんはかなり進化を遂げました。最初の...
地域タグ:宗像市
「干潟よか公園」その名を聞いて、ぼっさんを連想するのはネット初期の世代ぐらいでしょう。真っ赤に色づくシチメンソウを背景に、通称「ぼっさん」という名のおじさんが棒立ちしている...。たったそれだけの画像ですが、たちまちコラ画像として有名になったのは、知る人ぞ知るネット裏話です。そんな「ぼっさん画像」の撮影地こそ、今回ご紹介する干潟よか公園(佐賀県佐賀市)です。有明海沿いの干潟に設置された公園で、秋にな...
地域タグ:佐賀市
KORAIL慶全線 ムグンファ号1943列車 乗車記(2=完)【釜田→順天】
順天への旅路が始まりました。KORAIL慶全線のローカル輸送を担うムグンファ号に乗って、釜山から一路順天を目指します。所要時間はおよそ3時間。釜山側のターミナル・釜田駅を発車した列車は、ひとまず京釜線を北上して、慶全線の起点・三浪津駅に向かいます。目次1 標準軌ならではの安定走行2 高規格化された慶全線に入る3 終点・順天駅に到着標準軌ならではの安定走行13時4分、列車はゆっくりと動き出しました。モーター音も...
地域タグ:韓国
KORAIL慶全線 ムグンファ号1943列車 乗車記(1)【釜田駅】
新型電車「ITX-マウム」導入に伴い、ムグンファ号は徐々に数を減らしているそうです。一応、韓国全域をカバーする列車ですから、そう簡単には全滅しないでしょう。それでも「消えゆく存在」であるのは確かです。朝鮮半島南部を通るKORAIL慶全線では、各駅停車型のムグンファ号がローカル運用を担っています。路線環境に合わせ、客車2両だけという寂しい編成内容ですが、車内はリクライニングシートですから侮れません。今回は釜田...
地域タグ:韓国
ススキは野山をいろどる「秋の風物詩」です。都市部だとセイタカアワダチソウに隠れがちですが、野山に一歩繰り出せば、いたるところにススキの楽園があります。今回は秋を感じるべく、北九州市にあるススキの名所「平尾台」をたずねました。つづら折りをいくつも抜け、平尾台の絶景スポット「見晴台」に向かいます。駐車場に到着すると、清々しいまでの絶景が待っていました。樹木はほとんどなく、広がっているのは見渡すかぎりの...
地域タグ:小倉南区
遠賀総合運動公園に保存されている78626号機の様子が気になり、数年ぶりに様子を見てきました。ブログでご紹介するのは一体何年ぶりでしょうか。▲公式側部品の欠落等はこれまで通りです。潰れたコンプレッサーも変わっていません。数年前に再塗装されたらしく、以前よりも黒々としていました。荒廃した外板に厚塗りしたことで、塗装面の滑らかさは完全に失われています。▲非公式側▲ボイラー底の腐食は変わらず海が近いため塩害を受...
地域タグ:遠賀町
【施設紹介】KORAIL全羅線/慶全線 順天駅(全羅南道順天市)
今回は韓国南部、全羅南道順天市にある順天駅をめぐります。全羅線(益山~麗水EXPO)と慶全線(三浪津~光州松汀)が交差する要所で、広い構内を有しているのが特徴です。▲駅舎全景▲なぜか宇宙服のモニュメントがある▲駅前ロータリー雰囲気はまさに地方都市の主要駅といった佇まいです。駅前の大通りを車がひっきりなしに行きかうなど、活気ある様子が見てとれました。▲待合室全景橋上式の駅舎に入ると、吹抜けの大広間に待合室が...
地域タグ:韓国
12年ぶりの唐津くんちを満喫しながら、唐津市役所に到着しました。SNS情報によると、唐ワンくんが市役所拠点に登場しているとのこと。おそらく13時に登場すると読み、庁舎内で休憩を兼ねて待機します。予想通り!13時になると「紫の兜」が見えたので、さっそく庁舎エントランスの車寄せに向かいます。▲文字をかきかきする唐ワンくん(超達筆)窓越しに唐ワンくんを見るや、すぐさま「こっちにこい」とジェスチャーされました。メッ...
地域タグ:唐津市
佐賀県唐津市の名物といえば、なんといっても「唐津くんち」でしょう。普段は穏やかな唐津市街地も、この時ばかりは熱気に包まれます。そんな唐津くんちに2011年以来、12年ぶりに顔を出してきました。今回見るのは2日目の「お旅所神幸」。曳山巡行の様子を見つつ、タイミングが合えば唐ワンくんにも挨拶したいと思います。▲筑前前原駅に停車中の103系復刻塗装昔を思い出して懐かしい...それにしても、凄まじい混雑ぶりでした。やっ...
地域タグ:唐津市
ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(4=完)―彦根から福岡に戻るまで
JR南彦根駅前にある「プロシードアリーナHIKONE」で開催された、ご当地キャラ博in彦根2023。初日から続けて会場の様子を見てきましたが、いよいよ2日目正午をもって会場を離れます。目次1 彦根でやり残したことを回収する2 夕方の大阪で暇つぶし3 名門大洋フェリーでひとり誕生日会彦根でやり残したことを回収する思えば2011年から9回にわたり、このイベントを見るため彦根に通ってきました。あれから12年がたち、ご当地キャラ...
地域タグ:彦根市
ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(3)―がんばれ!海ニャンの巻
JR南彦根駅前にあるプロシードアリーナHIKONEで催された「ご当地キャラ博in彦根2023」。初日に続き、2日目も会場散策を行いました。会場を歩いていると、愛媛県愛南町マスコット「なーしくん」の姿が見えました。これからエントランスのステージでPRを行うそうです。カワウソキャラであるからには無視できませんよね。今回が初彦根というなーしくんの晴れ姿を見届けました。▲なーしくん、ステージ横で待機中!▲こにゅうどうくんと...
地域タグ:彦根市
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砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
戸籍証明書の広域交付がスタートして、もうすぐ2か月になります。あれから時間があるごとに、市役所で先祖の除籍謄本を取得してきました。母実家をのぞく母方の高祖父母を全員把握したところで、父方の調査にうつりました。今のところ、父方の高祖父母も全員把握済みです。1か月かけて、父方もある程度資料が溜まりました。いよいよ父方編スタートです!目次1 父方の全高祖父母が把握できる戸籍謄本をとる2 家制度を支えていた養...
福岡県大任町にある「巨大滑り台」はご存じですか?山の上から一気に下る、スケールの大きな滑り台です。いったいどこまで巨大なのか、この目で確かめてみました。いざ大任町へ!目次1 見出し12 見出し23 見出し34 見出し45 見出し56 見出し6建徳寺古墳公園の巨大滑り台巨大滑り台は町中心部に近い、建徳寺古墳公園の一角にあります。駐車場を出て公園内に目をやると、山肌に沿って伸びる滑り台が見えました。▲巨大滑り台た...
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
2024年春のお花見シーズンが到来しました。週末を中心に、桜の名所は多くの人でにぎわっています。そんな中、宗像市近郊のお花見スポットを訪ねるポタリングに出かけました。目的地はとくに決まっていません。宗像と福津市の境目をまわりながら、手ごろなお花見スポットを探しました。▲東郷駅の桜並木まずは手始めに、東郷駅の桜並木を見にいきます。駅日の里口から線路沿いに進むと、満開のソメイヨシノが目に入りました。ちょう...
2024年のお花見シーズンは天候不良に泣かされました。雨や曇りが何日も続く中、せっかく満開を迎えたソメイヨシノは、そのまま散っていくと思われました。桜の花を侮るなかれ。ソメイヨシノは風雨を耐え抜き、花を散らさないまま4月最初の週末を迎えました。そんな中、お花見でにぎわう街中を抜け、宮地嶽神社のソメイヨシノを観察してみました。ここにある「民家村自然広苑」の桜が美しいのです。まだ散ってなければいいのですが....
天気が思わしくない中、ランチ休憩を終えた「追い出し猫」サクラ&タマが戻ってきました。これからグリーティング後半戦が始まります。まずは遠目に、2体が歩いてくる様子を撮ってみました。▲ランチ休憩から戻ってきた!お客さんが多いわけではないので、2体はゆっくり歩きながら、道行く人に挨拶して回ります。こういう地道なグリーティングの繰り返しで、一人づつファンが増えていくのでしょうね。▲タマちゃんの背伸びしてる感じ...
福岡県内に桜前線が到来したころ、宮若市のご当地キャラクター「追い出し猫」が突如、市内でお花見グリーティングを行うと発表しました。場所は脇田温泉にちかい西鞍の丘総合運動公園。今回登場するのは、サクラ&タマのおてんば姉妹です。タマは稼働率こそ低いものの、その可愛いフォルムからファンが多いと聞いています。目次1 少しはやめにグリーティング開始!2 いろんなポーズが見られる撮影会3 追い出し猫とマンバンと少...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
新年度を迎えた今日、多くの人が新しいステージへの第一歩を踏み出します。そんな人の門出を祝うかのように、ソメイヨシノが花をつけだしました。福岡にも桜前線が到来しています。鮮やかなピンク色に染まった街を見て、ふと10年前の今日を思い出しました。3年半使ってきたアメブロに見切りをつけ、移転が容易という理由だけでFC2ブログに鞍替えしたのが、ちょうど10年前です。あれからひたすら、毎月10本以上の記事を世に送り出し...
戸籍謄本で遡れる代数は、世帯によってまちまちです。明治19年式戸籍の採用前に亡くなった人を探す場合、当該者の子供の戸籍欄から名前の特定は可能ですし、場合によっては家督相続の日付から、おおまかな没年を把握することもできます。ただし、それ以外の詳細を知ることはできないことが多いです。この明治19年式戸籍というのがクセ者でして、自治体によってはすでに廃棄処分されていることがあります。といっても、大方の自治体...
冬場の天気がいい日ってだいたい寒いですよね。そんな日の夕方、さつき松原に足を運びました。鐘崎漁港や地島がくっきりと見渡せるほど、空気が澄んでいます。寒いけどいい景色が見られて大満足です。きれいな景色を見るなら夏よりも冬がおすすめだよ!▲奥に見えるのは鐘ノ岬と地島そんな中、足元に気になるものを見つけました。砂浜の上に円形の線がいくつも刻まれているのです。人が付けたんじゃないかと思うぐらい、きれいに描...
嘉義市中心部でおいしい鶏肉飯に出会いました。文化路夜市を歩いているときのこと。赤い看板前にできた行列に目が行きました。看板には「火鶏肉飯」と書かれています。嘉義のご当地グルメ「鶏肉飯」をウリにしたごはん屋さんのようです。ちょうど夕食時ですし、行列ができる店にハズレはないと判断して、さっそく列の最後尾に並んでみました。▲店舗外観店舗配置は典型的な台湾の大衆食堂です。入口付近に厨房があって、一番奥が飲...
戸籍証明書の広域交付をきっかけに、オリジナル家系図の作成を始めました。まずは母方祖母の家系からさかのぼっていきます。前回は祖母実家(川田家)の除籍謄本を取得して、6世祖父を1人抽出できました。入手できたのが、壬申戸籍の次に作成された「明治19年式戸籍」だったことから、これ以上さかのぼれる可能性は少ないと判断し、これにて川田家の調査を終えました。今回は祖母の母・キヨ(曾祖母)の実家にあたる、金子家(現在...
「どんどんのたき」その名を聞いたとき、おもわず一般的な滝を連想しましたが、その場所はなんと岡垣町の海岸線でした。しかも山とは無縁の三里松原!驚いたのは言うまでもありません。しかし、どうして「滝」が付くのでしょうか。そんな不思議だらけの迷物件「頓々の滝」をもとめ、岡垣町三里松原を訪ねました。目次1 元松原集落から疫神社まで2 疫神社から頓々の滝まで3 「三里松原のオアシス」頓々の滝4 倒木放置で「ヘドロ...
長野県南部、飯田市内に保存されているSL「D51-402号機」の現在についてお届けします。同機は消防団第一分団前に保存されており、すぐ近くには飯田市立動物園があります。場所自体は飯田市の中心部といえ、一帯の人通り・交通量は多い方だと思いました。▲D51-402公式側雨ざらしになっているせいか、状態は良くありません。遠くから見ても、荒廃していることが分かる程です。すぐ横には説明板も置かれています。どうやら保存開始時...
長大ローカル線の代名詞、JR飯田線の路線名になっている飯田駅にやってきました。今回は運行上の拠点として位置づけられている、同駅の様子をめぐっていきます。駅舎の赤い屋根が目を引きますね。交通の要所ということで、駅舎内には窓口・待合室のほか、売店や観光案内所も併設されています。飯田線の中では、かなり大きな駅に分類できます。駅舎の窓には、飯田のご当地キャラ「ぽぉ」がペイントされていました。2011年には彦根に...
今回は広島県東広島市高屋町にある、白市駅をめぐっていきます。所属路線はJR山陽本線。駅周辺は山がちながら住宅地が散在しており、広島市のベッドタウンとして機能しています。多くの住民を広島に送り届けるため、同駅折り返しの列車がいくつも設定されています。▲白市駅舎駅舎は平屋建ての小さなものです。石州瓦がいかにも中国地方らしい。駅前は狭く、わずかなスペースに駅前通りと商店・住宅が密集しています。なお、駅名の...
2020年春をもって部分廃止されるJR札沼線。今回は廃止区間をめぐるべく、石狩当別から浦臼行きの列車に乗車します。以下、乗車記です。石狩当別駅のホームに降りると、すでに浦臼行きは待機していました。車両はキハ40-402の単行。ホームには人の気配がなく、ワンマン放送が構内に響き渡っています。思った通り、車内には乗客の姿なく、貸し切り状態になっていました。車内をのぞくと、運転士が出発を待っているだけです。車内でし...
かつては農村各地に点在していた神社ですが、明治から大正にかけて、全国的に大規模な合祀が行われました。その結果、小規模な神社の多くが消えて「ムラの鎮守」に吸収され、現在に至ります。神社跡の多くが年月とともに風化し、その面影を探すのも難しくなっていますが、今も遺構がそのまま残っている場所もあります。今回はその一つ、宗像市山田に鎮座していた「須賀神社」の跡地をたずねました。▲参道は削平され崖になっている▲...
札沼線末端区間の要所にやってきました。今回お届けする石狩月形駅は、北海道月形町にあります。所属路線は札沼線。同駅は非電化区間(北海道医療大学~新十津川)唯一の交換可能駅で、日に数回、列車交換が行われています。駅の規模も大きく、やはり非電化区間唯一の有人駅ですが、乗車券の販売は行われていません。鉄道のある道内の町はたいてい、駅や国道を中心に発展している傾向があります。ここ月形もその一つで、街のど真ん...
見た目・雰囲気ともに、「最果ての駅」らしい場所でした。今回お届けする新十津川駅は、滝川市に近い新十津川町にあります。通勤・通学路線として機能するJR札沼線の終点にあたり、札幌口は本数が多いものの、末端区間は一日一往復だけという状況です。あまりにも利用者が少ないため、非電化のまま残った北海道医療大学~新十津川間は2020年春に廃止されることが決定しています。一往復しか走らない「レア度の高さ」に加えて、廃止...
今回は北海道小樽市にある、JR小樽駅をめぐります。所属路線は函館本線、駅番号はS15。函館本線は同駅を境に、西は非電化区間の「山線」と呼ばれるローカル線に、東は新千歳空港への直通列車が走る札幌都市圏の通勤路線になっています。小樽駅といえばなんといっても、風格漂うレトロ駅舎でしょう。この駅舎は1934(昭和9)年に建てられたもので、3代目にあたります。似たようなデザインの駅舎は各地に建てられ、上野駅、真岡駅、...
1日に数本しか走らないという超閑散ぶりで知られ、2020年をもって一部廃止されるJR札沼線。そんな同線の最北部に位置するのが、今回お届けする浦臼町です。町の中心部は国道275号線を中心に広がり、その大きさは縦に500メートル、横に300メートルほどしかありません。この「コンパクトさ」は、道内の地方自治体によくみられるもので、30分もあれば満遍なく散策できます。今回はJR浦臼駅をスタートして、まずは国道に出てみます。道...
今回は北海道江別市にある、JR野幌駅をめぐります。駅番号はA07。今でこそ単なる中間駅にすぎませんが、かつては夕張鉄道の始発駅として、「夕張への玄関口」としての性格も有していました。そんな野幌駅は2011年に高架化され、夕張鉄道時代の面影を見出すことはもはやできません。見た目は今どきの高架駅で、基本的な造りは本州以南と同じです。ぱっと見だと、ここが北海道の駅とは思えない佇まいでした。ついでに駅周辺も散策し...
樺太から宗谷海峡を隔てて向かい合う北海道には、ロシア人によって樺太から追放された住民が多く移り住み、樺太ゆかりの石碑も多く残されています。今回はその一つ、「樺太庁豊原中学校記念碑」を見るため、札幌市中央区の旭山記念公園にやってきました。記念碑は公園の片隅、ちょうどJRバス界川2丁目停留所のすぐ横に鎮座しています。目立たない場所にあるため、見落としてしまわないようご注意ください。記念碑は「上田校長頌徳...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する熊野神社をめぐります。当神社がある吉木西は町中心部に近く、近隣には吉木小学校・岡垣サンリーアイがあります。かつては吉木地区の一部でしたが、宅地化の進行にともない、人口密集地に住居表示制度が実施された結果、ここ吉木西地区が成立しました。こうして大字吉木から分離した熊野神社も、元は吉木一帯の鎮守でした。広い境内や社殿建築に、かつての繁栄ぶりが残されています。▲参道全景...
秋も紅葉が深まってくると、いよいよ紅葉狩りの季節です。福岡県添田町にある英彦山は毎年、紅葉を楽しむため多くの登山客でにぎわいを見せています。とくに英彦山登山口や高住神社界隈の混雑ぶりときたら凄まじく、「酷道」500号線の1車線路にマイカーの渋滞が出来上がるほどです。しかし一方で、訪問者が少ない穴場も英彦山界隈には存在します。今回はそんな穴場の一つとして、ススキが見ごろを迎えている鷹巣原高原の様子をお届...
今回お届けする「高住神社」は福岡県南東部、添田町の山奥深くにあります。山伏修行の場として名高い英彦山の山腹にあり、大分県との県境がある野峠もすぐ近くにあります。JR彦山駅から国道500号線を登り、英彦山登山口を越えて狭隘路をさらに進み続けた場所にあるので、非常にアクセスは悪い方です。「秘境」とも言ってもいいような環境下にあるとはいえ、ちゃんと有人の社務所が置かれています。境内はどこも綺麗に掃除され、マ...
福岡県添田町にある英彦山神宮奉幣殿周辺の様子をお送りします。英彦山は福岡県東部を代表する山であり、古くから修験道のメッカとして栄えてきました。今でも当時の名残として、山伏がいた坊舎の跡を見ることが出来ます。▲沢水流れる涼しい参道に、艶やかなトカゲが張り付く以前、一度だけ山頂まで登ったことがありますが、今回は奉幣殿まで行って折り返します。▲秀学坊跡地奉幣殿に到着しました。地面の白石で写真下部が白飛びし...
福岡県南部、添田町にある道の駅「歓遊舎ひこさん」に足を運びました。ここは田川と彦山を結ぶメインルート沿いあるため、英彦山への道すがらに訪れることができるだけでなく、JR日田彦山線の駅が併設されていることもあり、列車を利用して立ち寄ることもできます。道の駅施設から駅までの動線上には上屋がかけられています。もし雨が降っていても、濡れずに移動することができますね。歓遊舎ひこさん駅は数年前に開業したばかりの...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する大原神社をめぐります。原地区は宗像市との境界に近い、響灘に面した地域で、集落は本村(原集落)一つのみ。地区内を県道300号線が通っています。道や集落がそれほど入り組んでいるわけではないですから、ここの地勢を把握するのは容易です。当神社は300号線沿いに鎮座しており、見つけるのは決して難しくありません。参道・社殿ともに整備されていますし、気軽に訪問できるありがたい鎮守です...
ついに一日一往復だけとなり、2020年春の廃止を待つばかりとなった、札沼線最末端区間(浦臼~新十津川)に乗車しました。恥ずかしながら、今回が初乗車です。たった一本だけの新十津川行き「5425D」は、朝の早い時間帯に運行されています。もし札幌方面から乗り継ぐ場合、5425Dは石狩当別を7時45分に出発するため、一番遅くても6時58分に札幌を出なくてはいけません。今回はあまりにも早すぎる起床を避けようと、石狩月形から乗車...
廃止を前にして、すでに鉄道が果たすべき使命を終えている駅とは、まさにここ浦臼のことだと思いました。今回は北海道浦臼町にある、浦臼駅をめぐっていきます。所属路線は札沼線。同駅は北海道医療大学~新十津川間の廃止に伴い、2020年春に廃止されることになっています。同駅を発着する列車は、新十津川に到達する一本を除くと、すべて同駅での折り返し列車です(2019年7月現在)。まず最初に、日没間近に訪れたため、大半の写...