この日にお祝いするのは初めてかも...。5月2日はカワウソ男子「こつめそう太」の誕生日です!そーくんを応援&イチオシしてくれる皆さん、そして活動を後押ししてくださる皆さん、いつもありがとうございます。じつは相変わらず年齢が分からないんですよ。2日が誕生日なのはそーくんの自己申告なんですけど、そのくせに年齢不詳ってどういうことよ?あまりにも気になるので、その理由を聞いてみました。なんでも「頑張りすぎて何年...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第7回目)【6/1茨冨間~真知床岬】
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。7回目となる今回は、岡本一行が北知床半島の先端部に向かうシーンから始めていきます。細くて長い半島を延々と進み、ようやく先端部に到達しました。▲今回読み進める行程(赤矢印が巡検ルート)6/1茨冨間~真知床岬(野狸)閏月初一日、天陰なり。志那古奴に命じ前導せしめ、行くこと一里。南風 腥気を送る。衆皆な曰く「海豹なり」と。忽ち一頭巨大の者を見...
地域タグ:北海道
カムチャッカ半島南部のアイヌ語地名を歴史資料・文献から抽出する
ロシア極東部、カムチャッカ半島の最南部にはかつて、アイヌ人もしくは彼らの影響を受けた集団が居住していました。もちろん、このことは学校教育で扱われることはないし、歴史研究においても取り扱う人は極少数のため、このことを知る日本人は、全人口のうち1000人にも満たないでしょう。領土外縁部の地域についての研究は、敗戦を境に様変わりしました。これらの研究は「侵略行為の片棒を担うもの」と決めつけられ、忌避されてき...
地域タグ:ロシア
ゆるキャラ&企業マスコット大集合!くりえいと宗像16周年感謝祭
11月19日から20日にかけて、宗像市の商業施設「くりえいと宗像」で「くりえいと宗像16周年感謝祭」が催されました。通称「くりえいと祭」とも呼ばれる同イベントでは、毎年ステージイベントや充実した出店が揃い、にぎわいを見せています。今年は2日開催なのに加え、宗像自慢のグルメを決める「宗像自慢の逸品 M-1グランプリ」という企画も並行して行われました。果たして今回はどんなイベントになったか、2日目の様子を見てい...
地域タグ:宗像市
流域のゆるキャラ大集合!筑後川のめぐみフェスティバル2016
10月29日から30日にかけて、福岡市役所前広場にて「筑後川のめぐみフェスティバル」が催されました。このイベントでは筑後川水系流域の自治体がブースを出し合い、ご当地グルメや特産品を販売しています。他にも参加自治体のマスコットキャラクター(所謂ゆるキャラ(R)とも)も10体以上参加するなど、見どころ一杯のイベントなんです。今回はマスコットキャラクターのグリーティングに密着してみました。こういうイベントには正午...
地域タグ:中央区
熊本県のくまモンも登場!第31回コスモスフェスティバル(久留米市北野町)
久留米市北野町にあるコスモスパーク北野で10月8日から9日にかけて、「第31回コスモスフェスティバル」が開催されました。初日はあいにくの雨で、一部イベントが縮小されたようですが、翌2日目は良い天気の下、多くの来場者でにぎわいをみせました。今回私は、2日目の午後から会場入りしました。西鉄北野駅で列車を降り、駅前通りをしばらく進むと、陣屋川の堤防に突き当たります。そこから駅で入手した地図を頼りに、コスモスで彩...
地域タグ:久留米市
黒水神社(宮若市脇田)―温泉地に鎮座するこんもりとした丘の鎮守
今回は福岡県北部、宮若市にある黒水神社をめぐります。同神社は温泉のある脇田地区に鎮座しており、すぐ北を流れるのは遠賀川水系の犬鳴川です。▲神社入口神社周辺の地形は山間の平坦地ですが、神社境内だけこんもりとした丘になっているのが特徴です。その様子を見て、思わず古墳を思い浮かべましたが、はたしてこれが古墳かどうかまでは分かりません。脇田温泉に入る道から参道に入ると、奥に境内の丘が見えました。アスファル...
地域タグ:宮若市
新潟県のレルヒさん、西鉄福岡(天神)駅に登場!ササダンゴンの影もちらほら...
新潟観光PRイベントが、西鉄福岡(天神)駅ときめき広場にて催されました。今回はそのイベントに新潟のご当地キャラ(所謂ゆるキャラ(R)とも)「レルヒさん」が登場した際の様子をお送りします。今年のダイヤ改正で、西鉄の急行電車は三国ヶ丘駅にも停車するようになりました。その際車内チャイムは廃止とまり、アナウンスの声も変更されるなどして、西鉄らしい光景がまたひとつ消えていきました。ちょうど駅に到着した時、レルヒさん...
地域タグ:中央区
宗像市商工会マスコット「キラリ姫」がお披露目!3月3日の宗像大社で密着した
3月3日は雛祭りの日ですが、それに合わせ宗像大社で「キラリ姫」がお披露目されました。キラリ姫は宗像市商工会のマスコットキャラクター(所謂ゆるキャラ(R)とも)であり、宗像大社に祭られている三柱の女神をモチーフにしている三姉妹です。▲左からキキ姫、ララ姫、リリ姫着ぐるみ化の際、それぞれ個性的なデザインになったみたいです。元々「キラリ姫」はララ姫一体だけでしたが、途中でキキ姫とリリ姫も追加され三姉妹となりました...
地域タグ:宗像市
宮若市の追い出し猫さくら、ドリームホーム若宮ではじめてのおつかいに挑戦!
2022年4月17日、ドリームホープ若宮に追い出し猫「さくら」が登場しました。今回は12時のグリーティングを見届けたのち、15時開始分のグリーティングにも立ち会うことに。公式情報によると、15時分は若干イレギュラーな活動になるそうです。なんでも、さくら単独で店内に入り、「はじめてのおつかい」と銘打って、スタッフに指示された食材を調達するとのこと。目次1 暇つぶしに犬鳴ダムを一周する2 追い出し猫さくら×はじめての...
地域タグ:宮若市
岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第6回目)【5/28歴背床~5/29茨冨間】
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。6回目となる今回は、岡本一行が歴背床近辺を発つシーンから始めていきます。この辺りから進路は南に変わり、そのまま北知床岬に向かうルートを取ります。▲今回読み進める行程(赤矢印が巡検ルート)5/28 歴背床~蒸日二十八日、濃霧四塞たり。南行すること三里ばかり、石壁峭削たり。瀑有りて焉に■。状 缶簾のごとく、瑟を戛するがごとし。海面の礁石 点々に...
地域タグ:北海道
脇田温泉で男のシンボル発見!男根像・鯉魂供養碑(宮若市脇田)
福岡市内から車で30分という好立地にある、宮若市の脇田温泉。宗像市からのアクセスにも優れているため、僕もお気に入りの温泉地です。そんな脇田温泉を通りがかった時のこと。メインストリートから路地に入り、犬鳴川を渡った瞬間、ふと気になる物体を見つけました。▲葉桜が木陰を作る犬鳴川桜の開花シーズンが終わり、犬鳴川の両脇には葉桜が生い茂っていました。この日は台風の影響で肌寒い日でしたが、温暖な日には良い木陰と...
地域タグ:宮若市
宮若市の追い出し猫さくら、ドリームホープ若宮に登場!もうやりたい放題...
農産物直売所「ドリームホープ若宮」(福岡県宮若市脇田)が新店舗に移転しました。それから間もない4月17日に、宮若市のご当地キャラクター(所謂ゆるキャラ®)・追い出し猫「さくら」がやってくるというので、ポタリングついでに見に行ってみることに。▲閉鎖されたドリームホープ若宮旧店舗2019年9月に天神中央公園で催された「筑豊フェア」以来、およそ2年半ぶりのさくらです。隣町のマスコットではありますが、台湾と同様に「...
地域タグ:宮若市
九州ブルトレ最末期の「はやぶさ」といえば、福間駅での運転停車が一種の名物でした。この駅で特急「ソニック」を先に通していたのです。至近距離から気軽に撮影できる楽しさがあると同時に、同格の特急に追い越されるという、悲しき惨状を見せつけられる現象でもありました。廃止間際の2009年1月、僕は夕暮れ時の福間駅に来ていました。「はやぶさ」の到着まで時間があります。暇つぶしに、駅構内を散策してみることに。▲改築前の...
地域タグ:福津市
岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第5回目)【5/25多来加湖畔~5/27歴背床】
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。5回目となる今回は、岡本一行が多来加湖畔を発つシーンから始めていきます。盤香で入手した小舟を使い、陸伝いに北知床半島の先端部を目指すようです。まだアイヌ人のテリトリーですが、ときおりウィルタ人の集落に出会うところが興味深い。▲今回読み進める行程(赤矢印が巡検ルート)5/25 多来加湖畔~野凝二十五日、天気猶ほ悪し。蝦夷 皆な晴れを待たんと...
地域タグ:北海道
唐ワンくん、RKBラジオに出演するため来福【無口でごめんなさい】
唐津市のご当地キャラクター(所謂ゆるキャラ®)「唐ワンくん」が、福岡市内のRKBラジオに出演するとのことで、こっそり応援するため見に行きました。RKBのエントランスはとても静かで、おじさん一人と受付係、そして自分以外には誰もいません。ニュース番組とラジオ放送が左右から聞こえてきますが、流れているのは外交問題のニュースであまりいい気はしませんでした。18時になり、ラジオでは「唐ワンくん」についての話題が始まりま...
地域タグ:早良区
佐賀・嬉野温泉「シーボルトの湯」で日帰り入浴!ゆっつらくんが何処かにいるかも...
じつに15年ぶりの嬉野でした。今回は忍者ではなく温泉の方です。数か所ある日帰り浴場の中でも、とりわけ知名度の高い「シーボルトの湯」に立ち寄りました。温泉街の中心地にある浴場で、そのルーツは大正年間に建てられた「古湯」にあります。▲シーボルトの湯外観ドイツ人技師によって設計された洋風建築でしたが、2005年福岡県西方沖地震のため取り壊されました。その後、当時の設計そのままに復元され現在に至ります。十数年前...
地域タグ:嬉野市
【桜前線2022】観光気分でGO!福岡県岡垣町の花見スポットを自転車でめぐる
灯台下暗しとはよく言ったものです。一つ山を越えた先だというのに、ほぼ未知の世界というべき場所がありました。宗像市のお隣にある遠賀郡岡垣町です。今回は岡垣の地理を知るついでに、自転車で花見スポットを探してみました。岡垣町マスコット「びわりん」「びわすけ」関連の物件があれば文句なしです。目次1 海老津駅横・矢矧川の桜並木2 海老津駅の桜並木3 須賀神社の桜並木(中央台6丁目)4 成田山不動寺の桜並木5 岡垣...
地域タグ:岡垣町
【5/15敷香~5/24多来加湖畔】岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第4回目)
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。4回目となる今回は、岡本一行が敷香を発つシーンから始めていきます。この辺りから方角を変え、弓上の海岸線に沿って南東に進んでいき、北知床半島(真知床)に向かいます。この辺りから徐々にアイヌ以外の集落が増え、北樺太らしさがにじみ出てくるのではないでしょうか。▲今回読み進める行程(赤矢印が巡検ルート)5/15 敷香~盤香十五日、霧を冐(おか)...
地域タグ:北海道
最近ご無沙汰が続いていた西鉄電車を撮ろうと、福岡市南区にある那珂川にやってきました。しばらく見ないうちに9000形が増えたらしく、お目当ての5000形がどれだけ目にできるか、心配しつつ撮影を始めます。▲7000形4両(7108F+71xxF)普通まず最初にやってきたのはメガネ君こと7000形。君らも僕と同様近視になったのかと思いつつ、しっかり写真に収めました。VVVFマーク撤去・前照灯フレーム取付けなど、登場時から地味に様変わり...
地域タグ:南区
【台湾観光】南門から台北駅へ ちょっとだけ歴史建造物めぐり【バス利用】
台北といえば何を思い浮かべますか?台湾に初めて来た観光客は、その多くがツアー参加者だと思います。基本的にアミューズメント性の強い「王道観光地」に連れていかれることが多く、台湾の古い史跡や歴史そのものに触れる機会は、決して多くないはずです。ゆえに思い浮かべる場所といえば、たいてい忠烈祠や中正記念堂(ハゲ寺)といった場所が、答えの大半を占めると思います。目次1 自由行動で台湾の歴史に触れよう―城内と植物...
地域タグ:台湾
旧建功神社(台北市中正区)―台湾統治のシンボルは今...学校に呑み込まれた洋風神社
学校に転用された神社跡地を求め、台北市南海路にやってきました。場所は台北市植物園に近い場所で、かつて建功神社のあった南海学園です。メトロ小南門駅から徒歩で訪れることができます。目次1 建功神社とは2 神社参道・鳥居跡3 玉垣4 方形池・社殿建功神社とは同神社は日本統治の開始以降、台湾開発・発展のために殉じた人々を祀るため、市制30周年記念事業の一環として、公費約9万円を投じて、台北市南門町の植物園内約4千...
地域タグ:台湾
【台湾ホテルガイド】夏都大飯店=グリーンシティホテル(南投県仁愛郷)
台湾中央部、南投県仁愛郷の盧山温泉にある「夏都大飯店」に宿泊しました。今回は同ホテルがどうなっているのか、写真と文章を交えながらご紹介します。宿泊時期は2019年9月。夏都大飯店は温泉街の中心部にあって、盧山温泉名物の吊橋は、ここから歩いて30秒の距離にあります。すぐ目の前には食堂もいくつかあるため、夕食には困りません。もし食堂で食べないという場合でも、商店でカップ麺を買えば、館内の給湯器を使って食べる...
地域タグ:台湾
台湾の温泉地に行くと、よく目にするのが大皿料理を扱う食堂です。大人数での来店が前提になっているようで、一品当たりの量は多く、値段もそこそこ高めではないでしょうか。今回は台湾中央部の盧山温泉にある、「富士風味餐庁」で夕食をいただきます。こちらもご多分にもれず、大皿料理を扱う大衆食堂とあたります。さすがに一人で、大皿料理をいくつも注文するわけにはいきません。さて、なにを食べようかな。この「富士風味餐庁...
地域タグ:台湾
【台湾観光】大水害の爪痕のこる温泉郷「盧山温泉」をぶらり(南投県仁愛郷)
台湾には至る所に温泉地があります。台北郊外にある北投温泉は交通の便がよく、一番なじみ深い温泉地として知られています。その一方で、あまりにも山奥もしくは不便の地にあるため、秘境感を醸し出している温泉地もいくつかあります。今回は台湾中央部の南投県仁愛郷にある、盧山温泉をめぐります。同地は大水害で壊滅的な被害を受け、旅館の大半が営業をとりやめました。政府は埔里郊外の福興農場に温泉街を開発したうえで、盧山...
地域タグ:台湾
【施設紹介】JR筑肥線 肥前長野駅(佐賀県伊万里市)―「西線」に残された木造駅舎
今回は佐賀県北部、伊万里市の内陸部にある肥前長野駅をめぐります。この駅を語るうえで欠かせないのは、なんと言っても古い木造駅舎の存在でしょう。JR筑肥線の非電化区間、通称「筑肥西線」にはかつて、多くの木造駅舎が残っていました。合理化と施設老朽化のため、その大半が2000年前後に解体されたことで、今や西線に残存する国鉄時代の木造駅舎は、肥前長野駅を残すのみとなっています。そんな肥前長野駅の木造駅舎も老朽化の...
地域タグ:伊万里市
旧霧ヶ丘社=徳龍宮(南投県仁愛郷)―霧社事件の舞台に残る神社跡
1930年秋、台湾中央部の能高郡蕃地を中心に、原住民セデック族による暴動が発生しました。これが日本統治時代最大にして最後の原住民蜂起といわれる「霧社事件」です。内地人による長年の蔑視・抑圧の結果、このような惨劇が生じたといえますが、同時に内地人にも多数の犠牲者が発生しており、事件終結のため原住民・内地人ともに多くの犠牲を払いました。今回はそんな霧社にある神社跡「霧ヶ丘社」について見ていきます。同神社は...
地域タグ:台湾
霧社事件抗日記念碑(南投県仁愛郷)―中国国民党の「反日利用」に思う
台湾の日本統治史を語る中で、欠かせないのが「霧社事件」です。1930(昭和5)年に勃発したこの事件は、日本領台以後、最大にして最後の原住民暴動として知られています。事件の背景を語ると長くなるため、簡単に述べると、「内地人(日本人)による長年の蔑視・抑圧の結果、原住民セデック族の不満が頂点に達した」ことに起因するといえましょう。台湾総督府鉄道部が発行した『日月潭と霧社』(1937年)に顛末が分かりやすく書い...
地域タグ:台湾
旧能高社=台湾地理中心碑(南投県埔里鎮)―台湾のおへそにある神社跡
南投県埔里鎮は台湾中央部にあることから、「台湾のおへそ」と呼ばれることがあります。そんな埔里には日本統治時代、能高郡の役所が置かれていました。現在でも南投県東部の要所ですが、昔から一帯の中心地として栄えてきたのです。今回めぐる能高社は、能高郡の鎮守にあたる存在でした。埔里市街地東部の虎頭山に建立され、昭和10年代まで社殿が鎮座していました。やがて、新しい社殿が造成されたことで、山麓に遷座。名称も能高...
地域タグ:台湾
【台湾ホテルガイド】ヘイベアーカプセルホテル=黒熊好眠站(新北市三重区)
台湾に数多存在する安宿に代わって、新たに勢力を伸ばしているのが「カプセルホテル」です。さっそく寝心地を確かめてみようと、新北市三重区にある「ヘイベアーカプセルホテル」に一泊しました。その名の通り、タイワンツキノワグマがマスコット(ゆるキャラ®とも)をつとめるカプセルホテルです。館内に入ると、オーベア組長もビックリするほど熊だらけでしたが、その様子はまた後程。外観台北メトロ新荘線の台北橋駅を出ると、...
地域タグ:台湾
宿泊したホテルの関係で、たまたま近くにあった三和夜市(新北市三重区)を訪れました。台北市外ということで、比較的マイナーな夜市にあたるのではないでしょうか。全体的にローカルな雰囲気が漂い、日本人の姿は見当たりません。台北市内の士林夜市はまず日本人ばかりですし、中心部の寧夏夜市も日本人が多いですけれども、これらとは対照的です。三和夜市の範囲は広く、中央北路を中心に南北400メートルにわたって、出店がビッ...
地域タグ:台湾
【桜前線2022】あんずの里展望台でお花見満喫(福岡県福津市)
宗像近郊の桜スポットを求め、福津市勝浦にやってきました。今回は直売所併設でも知られる、あんずの里にある桜並木を歩きたいと思います。ここには何度も来たことがあって、とりわけ展望台から一望する玄界灘が美しいのです。これにプラス桜ときたら、そりゃもう極上の風景というべきでしょう。福津市商工会マスコット「ふくふくちゃん」の置物が鎮座する入口から、頂上まで続く階段を上がっていきます。その両脇にも桜並木が連な...
地域タグ:福津市
【台北駅前】インドネシア料理店「SARI RASA」のナシゴレン【旨辛】
台北駅の東側に行くと、インドネシア人向けのお店がたくさん並んでいます。この場所に初めて来たのは、たしか2012年頃、初めて台湾を訪れたときのことでした。当初は怪しい雰囲気にすぐ引き返したものですが、今となっては台北駅前の名物だと思っています。そんな「インドネシア街」には、本格インドネシア料理店がいくつもあるそうです。いずれ立ち寄りたいと考えてから数年、ようやく入店の機会が訪れました。今回は路地裏にある...
地域タグ:台湾
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砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
戸籍証明書の広域交付がスタートして、もうすぐ2か月になります。あれから時間があるごとに、市役所で先祖の除籍謄本を取得してきました。母実家をのぞく母方の高祖父母を全員把握したところで、父方の調査にうつりました。今のところ、父方の高祖父母も全員把握済みです。1か月かけて、父方もある程度資料が溜まりました。いよいよ父方編スタートです!目次1 父方の全高祖父母が把握できる戸籍謄本をとる2 家制度を支えていた養...
福岡県大任町にある「巨大滑り台」はご存じですか?山の上から一気に下る、スケールの大きな滑り台です。いったいどこまで巨大なのか、この目で確かめてみました。いざ大任町へ!目次1 見出し12 見出し23 見出し34 見出し45 見出し56 見出し6建徳寺古墳公園の巨大滑り台巨大滑り台は町中心部に近い、建徳寺古墳公園の一角にあります。駐車場を出て公園内に目をやると、山肌に沿って伸びる滑り台が見えました。▲巨大滑り台た...
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
2024年春のお花見シーズンが到来しました。週末を中心に、桜の名所は多くの人でにぎわっています。そんな中、宗像市近郊のお花見スポットを訪ねるポタリングに出かけました。目的地はとくに決まっていません。宗像と福津市の境目をまわりながら、手ごろなお花見スポットを探しました。▲東郷駅の桜並木まずは手始めに、東郷駅の桜並木を見にいきます。駅日の里口から線路沿いに進むと、満開のソメイヨシノが目に入りました。ちょう...
2024年のお花見シーズンは天候不良に泣かされました。雨や曇りが何日も続く中、せっかく満開を迎えたソメイヨシノは、そのまま散っていくと思われました。桜の花を侮るなかれ。ソメイヨシノは風雨を耐え抜き、花を散らさないまま4月最初の週末を迎えました。そんな中、お花見でにぎわう街中を抜け、宮地嶽神社のソメイヨシノを観察してみました。ここにある「民家村自然広苑」の桜が美しいのです。まだ散ってなければいいのですが....
天気が思わしくない中、ランチ休憩を終えた「追い出し猫」サクラ&タマが戻ってきました。これからグリーティング後半戦が始まります。まずは遠目に、2体が歩いてくる様子を撮ってみました。▲ランチ休憩から戻ってきた!お客さんが多いわけではないので、2体はゆっくり歩きながら、道行く人に挨拶して回ります。こういう地道なグリーティングの繰り返しで、一人づつファンが増えていくのでしょうね。▲タマちゃんの背伸びしてる感じ...
福岡県内に桜前線が到来したころ、宮若市のご当地キャラクター「追い出し猫」が突如、市内でお花見グリーティングを行うと発表しました。場所は脇田温泉にちかい西鞍の丘総合運動公園。今回登場するのは、サクラ&タマのおてんば姉妹です。タマは稼働率こそ低いものの、その可愛いフォルムからファンが多いと聞いています。目次1 少しはやめにグリーティング開始!2 いろんなポーズが見られる撮影会3 追い出し猫とマンバンと少...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
新年度を迎えた今日、多くの人が新しいステージへの第一歩を踏み出します。そんな人の門出を祝うかのように、ソメイヨシノが花をつけだしました。福岡にも桜前線が到来しています。鮮やかなピンク色に染まった街を見て、ふと10年前の今日を思い出しました。3年半使ってきたアメブロに見切りをつけ、移転が容易という理由だけでFC2ブログに鞍替えしたのが、ちょうど10年前です。あれからひたすら、毎月10本以上の記事を世に送り出し...
戸籍謄本で遡れる代数は、世帯によってまちまちです。明治19年式戸籍の採用前に亡くなった人を探す場合、当該者の子供の戸籍欄から名前の特定は可能ですし、場合によっては家督相続の日付から、おおまかな没年を把握することもできます。ただし、それ以外の詳細を知ることはできないことが多いです。この明治19年式戸籍というのがクセ者でして、自治体によってはすでに廃棄処分されていることがあります。といっても、大方の自治体...
冬場の天気がいい日ってだいたい寒いですよね。そんな日の夕方、さつき松原に足を運びました。鐘崎漁港や地島がくっきりと見渡せるほど、空気が澄んでいます。寒いけどいい景色が見られて大満足です。きれいな景色を見るなら夏よりも冬がおすすめだよ!▲奥に見えるのは鐘ノ岬と地島そんな中、足元に気になるものを見つけました。砂浜の上に円形の線がいくつも刻まれているのです。人が付けたんじゃないかと思うぐらい、きれいに描...
嘉義市中心部でおいしい鶏肉飯に出会いました。文化路夜市を歩いているときのこと。赤い看板前にできた行列に目が行きました。看板には「火鶏肉飯」と書かれています。嘉義のご当地グルメ「鶏肉飯」をウリにしたごはん屋さんのようです。ちょうど夕食時ですし、行列ができる店にハズレはないと判断して、さっそく列の最後尾に並んでみました。▲店舗外観店舗配置は典型的な台湾の大衆食堂です。入口付近に厨房があって、一番奥が飲...
今年もついにどんたくの季節がやってきました!コロナ対策漬けだった昨年とは打って変わり、4年ぶりの通常開催となったことで、国内外からどんたくを見に多くの人が訪れています。主要演舞台やパレードの様子を追うべく、どんたく初日の福岡市内に入りました。▲博多駅本舞台10時半を過ぎたころ、JR博多シティに到着しました。混雑状況は2019年以前のGWと変わらず、ときおり日本語以外の言語も飛び交います。熱気に包まれた中、まず...
今回は福岡県北部、宮若市竹原地区に鎮座する「諏訪神社」をめぐります。ここでは神社として紹介しますが、この場所は装飾古墳「竹原古墳」を有する史跡と見なされがちです。事実、神社入口には竹原古墳の管理施設があります。古くから、古墳には神社や墓地が置かれる傾向にありますが、ここもその例に当てはまります。▲神社側面部にたつ鳥居鳥居は参道上になく、境内側面部に鎮座しています。参道入口が古墳管理施設の駐車場にな...
大学のサークル旅行で台湾に行ったときのこと。空港に行こうと、最寄り駅の東郷から電車で博多に行きました。ホームでしばらく待っていると、先に逆方向の列車が到着。これを見た僕は、腕ならしにと一枚写真を撮りました。空港に着いてから腕慣らしをしても、すでに時遅しと思ったからです。当初は珍しかった817系ロングシート車も、今では鹿児島本線における通勤輸送の主役として大いに活躍しています。何気ない一枚ですが、これ...
JR東郷駅に到着する、415系普通列車の様子を一枚撮影しました。そう頻繁に来るわけではないし、個人的に好きな国鉄型ですし、見たら撮影したくなる存在です。種別は普通列車の門司港行きで、先頭はFM1514編成でした。後ろ4両は古い鋼製車という、2色混合の8両編成です。あとがき:大音量スピーカーの電車先日、415系の8両編成(鋼製+1500番台)に乗車しました。最初のうちは先頭の鋼製車に乗っていましたが、車内放送が始まるや否...
JR東郷駅周辺を歩いていると、背後からディーゼル機関車DE10のエンジン音が聞こえてきました。初めはよく見かける単回かと思っていましたが、どうも違う。徐々にこちらの方へと近づいてきますが、同時にけたたましいモーター音も聞こえてくるではないか。そのモーター音はなんと、103系でおなじみMT55Aでした。これで列車の正体に気付き、急いで携帯を取り出して撮影したのが、下の写真です。あわてて撮ったので車両が架線にかぶっ...
バイト先への道中、東郷駅で珍しい光景に出会いました。ホームで列車を待っていると、いつもと様子が違って見えるのです。そう、何かが違うのです。片隅からエンジン音が聞こえました。路線バスはどこにも止まっていません。それに、この音はバスのエンジン音じゃない。音の主はどうやら駅構内にいるようです。周囲を見渡すと、ほどなくして音の主が分かりました。保線車両(レール削正車)です。側線で眠っているレール削正車が、...
今回は福岡県北部、岡垣町吉木西1丁目にある「岡城址」をめぐります。この地はかつて遠賀川西岸一帯を支配していた、宇都宮流麻生氏の城郭に用いられました。説明看板によると、なんでも岡垣町では唯一の中世城郭とのこと。岡垣町指定文化財「岡城」のことここは岡垣町で唯一、中世城郭の跡をとどめる岡城跡です。岡城は、まだ戦国時代たけなわの文明年間(一四六九~一四八七年)の終わり頃に、この地の領主だった麻生家延によっ...
ある日、体中が無性に痒くなりました。敏感肌の僕にとって、痒みは決して珍しいことじゃないですが、それにしても痒すぎる!朝から晩まで止むことなく、これにはすっかり参りました。常備薬を塗るだけでは収まらず、とうとう病院に駆け込んだのは数日前のことです。発疹を見た医師は「じんましんだね」と即答しました。でも、変な食べ合わせはしてないぞ?正直に「食事面で心当たりはない」と言ったところ、「ストレスでもじんまし...
「どんどんのたき」その名を聞いたとき、おもわず一般的な滝を連想しましたが、その場所はなんと岡垣町の海岸線でした。しかも山とは無縁の三里松原!驚いたのは言うまでもありません。しかし、どうして「滝」が付くのでしょうか。そんな不思議だらけの迷物件「頓々の滝」をもとめ、岡垣町三里松原を訪ねました。目次1 元松原集落から疫神社まで2 疫神社から頓々の滝まで3 「三里松原のオアシス」頓々の滝4 倒木放置で「ヘドロ...
長野県南部、飯田市内に保存されているSL「D51-402号機」の現在についてお届けします。同機は消防団第一分団前に保存されており、すぐ近くには飯田市立動物園があります。場所自体は飯田市の中心部といえ、一帯の人通り・交通量は多い方だと思いました。▲D51-402公式側雨ざらしになっているせいか、状態は良くありません。遠くから見ても、荒廃していることが分かる程です。すぐ横には説明板も置かれています。どうやら保存開始時...
長大ローカル線の代名詞、JR飯田線の路線名になっている飯田駅にやってきました。今回は運行上の拠点として位置づけられている、同駅の様子をめぐっていきます。駅舎の赤い屋根が目を引きますね。交通の要所ということで、駅舎内には窓口・待合室のほか、売店や観光案内所も併設されています。飯田線の中では、かなり大きな駅に分類できます。駅舎の窓には、飯田のご当地キャラ「ぽぉ」がペイントされていました。2011年には彦根に...
今回は広島県東広島市高屋町にある、白市駅をめぐっていきます。所属路線はJR山陽本線。駅周辺は山がちながら住宅地が散在しており、広島市のベッドタウンとして機能しています。多くの住民を広島に送り届けるため、同駅折り返しの列車がいくつも設定されています。▲白市駅舎駅舎は平屋建ての小さなものです。石州瓦がいかにも中国地方らしい。駅前は狭く、わずかなスペースに駅前通りと商店・住宅が密集しています。なお、駅名の...
2020年春をもって部分廃止されるJR札沼線。今回は廃止区間をめぐるべく、石狩当別から浦臼行きの列車に乗車します。以下、乗車記です。石狩当別駅のホームに降りると、すでに浦臼行きは待機していました。車両はキハ40-402の単行。ホームには人の気配がなく、ワンマン放送が構内に響き渡っています。思った通り、車内には乗客の姿なく、貸し切り状態になっていました。車内をのぞくと、運転士が出発を待っているだけです。車内でし...
かつては農村各地に点在していた神社ですが、明治から大正にかけて、全国的に大規模な合祀が行われました。その結果、小規模な神社の多くが消えて「ムラの鎮守」に吸収され、現在に至ります。神社跡の多くが年月とともに風化し、その面影を探すのも難しくなっていますが、今も遺構がそのまま残っている場所もあります。今回はその一つ、宗像市山田に鎮座していた「須賀神社」の跡地をたずねました。▲参道は削平され崖になっている▲...
札沼線末端区間の要所にやってきました。今回お届けする石狩月形駅は、北海道月形町にあります。所属路線は札沼線。同駅は非電化区間(北海道医療大学~新十津川)唯一の交換可能駅で、日に数回、列車交換が行われています。駅の規模も大きく、やはり非電化区間唯一の有人駅ですが、乗車券の販売は行われていません。鉄道のある道内の町はたいてい、駅や国道を中心に発展している傾向があります。ここ月形もその一つで、街のど真ん...
見た目・雰囲気ともに、「最果ての駅」らしい場所でした。今回お届けする新十津川駅は、滝川市に近い新十津川町にあります。通勤・通学路線として機能するJR札沼線の終点にあたり、札幌口は本数が多いものの、末端区間は一日一往復だけという状況です。あまりにも利用者が少ないため、非電化のまま残った北海道医療大学~新十津川間は2020年春に廃止されることが決定しています。一往復しか走らない「レア度の高さ」に加えて、廃止...
今回は北海道小樽市にある、JR小樽駅をめぐります。所属路線は函館本線、駅番号はS15。函館本線は同駅を境に、西は非電化区間の「山線」と呼ばれるローカル線に、東は新千歳空港への直通列車が走る札幌都市圏の通勤路線になっています。小樽駅といえばなんといっても、風格漂うレトロ駅舎でしょう。この駅舎は1934(昭和9)年に建てられたもので、3代目にあたります。似たようなデザインの駅舎は各地に建てられ、上野駅、真岡駅、...
1日に数本しか走らないという超閑散ぶりで知られ、2020年をもって一部廃止されるJR札沼線。そんな同線の最北部に位置するのが、今回お届けする浦臼町です。町の中心部は国道275号線を中心に広がり、その大きさは縦に500メートル、横に300メートルほどしかありません。この「コンパクトさ」は、道内の地方自治体によくみられるもので、30分もあれば満遍なく散策できます。今回はJR浦臼駅をスタートして、まずは国道に出てみます。道...
今回は北海道江別市にある、JR野幌駅をめぐります。駅番号はA07。今でこそ単なる中間駅にすぎませんが、かつては夕張鉄道の始発駅として、「夕張への玄関口」としての性格も有していました。そんな野幌駅は2011年に高架化され、夕張鉄道時代の面影を見出すことはもはやできません。見た目は今どきの高架駅で、基本的な造りは本州以南と同じです。ぱっと見だと、ここが北海道の駅とは思えない佇まいでした。ついでに駅周辺も散策し...
樺太から宗谷海峡を隔てて向かい合う北海道には、ロシア人によって樺太から追放された住民が多く移り住み、樺太ゆかりの石碑も多く残されています。今回はその一つ、「樺太庁豊原中学校記念碑」を見るため、札幌市中央区の旭山記念公園にやってきました。記念碑は公園の片隅、ちょうどJRバス界川2丁目停留所のすぐ横に鎮座しています。目立たない場所にあるため、見落としてしまわないようご注意ください。記念碑は「上田校長頌徳...