タイミングを合わせていたというわけではありませんが、昨日紹介した721系4000番台F–4101+F–4201が昨日苗穂工場解体線へ移動し、解体作業に入りました。昨日朝方にまず6両全てが解体線へ移動しましたが、そこから新千歳空港方2両を切り離して4両は再び別の場所へ移動しました。まずは苗穂工場の一般公開時にお別れメッセージを車体に書いた2両から解体になりそうです。6両固定編成から初の廃車・解体となります。VVVFインバータ制...
主にJR北海道で活躍している車両を取り上げます。
旧JR北海道大学 鉄道学部 車両学科 JR北海道の内容を中心に自分の知識も含めながらブログをやっています。通学途中のものを題材にするので主に札幌圏を走行する列車についての話題です。 写真も添付していますが、どれも綺麗なに撮れているものではありません。見づらいものもありますが、ご了承ください。 身近なことから珍しいことまでJR北海道のことについてのあらゆる分野を取り上げます。
タイミングを合わせていたというわけではありませんが、昨日紹介した721系4000番台F–4101+F–4201が昨日苗穂工場解体線へ移動し、解体作業に入りました。昨日朝方にまず6両全てが解体線へ移動しましたが、そこから新千歳空港方2両を切り離して4両は再び別の場所へ移動しました。まずは苗穂工場の一般公開時にお別れメッセージを車体に書いた2両から解体になりそうです。6両固定編成から初の廃車・解体となります。VVVFインバータ制...
2024年苗穂工場一般公開その5〜721系引退編成にメッセージを書こう!
引き続き、今年の苗穂工場の一般公開の様子です。今回は今年の一般公開で一番の注目だった引退車両の車体にメッセージを書くというイベントがありました。対象車両は721系4000番台F–4101編成+F–4201編成です。快速「エアポート」用6両固定編成で、721系の6両固定編成で初の引退車両となりました。メッセージを書けたのは、工場各施設側の一部車両のみで、uシート車などは対象外でした。あたたかいメッセージが並べられ、鉄道ファ...
9月の苗穂工場の一般公開の続きです。更新が滞ってしまい、申し訳ありません。前回「D51-237」号機をお伝えしましたが、その背中合わせに展示されているのが今回紹介する「キハニ5005」です。客車というか、チンチン電車にも見えますが、実は気動車です。しかもガソリン車でディーゼル車ではないんです。鉄道省として初めて登場したガソリン動車で1929年(昭和4年)7月にキハニ5000形四輪三等荷物ガソリン動車として製作された12両...
2024年も夏の北海道をロイヤルエクスプレスが駆け巡りました。今年も何度か撮影することができました。10月7日に甲種輸送で札幌運転所(札サウ)を出発し、本州に戻っていったようです。元々は北海道胆振東部地震の復興を目的に、2020年に北海道に渡道し、クルーズトレインとして北海道を一周する運行計画でした。しかし、新型コロナウィルス感染症によって、客扱いする回数を減らして初年度は運行しました。2020年度に本来の運行...
今年も札幌と函館を函館本線山線経由(小樽・倶知安・ニセコ回り)で結ぶ特急「ニセコ号」の運転が終了しました。昨年からキハ261系5000番台はまなす編成が使用されています。昨年は車両不具合でラベンダー編成での代走もあったようですが、今年は代走はありませんでした。ヘッドマークもちゃんとLEDが用意されているので、今後も臨時列車として運行していく方針だと思います。函館本線山線といえば、現時点で北海道新幹線が札幌に...
ノースレインボーエクスプレスが苗穂工場で解体中ですが、最後のピンク帯の「キハ183-5201」も解体線に入りました。結局、保存はされることなく、全車両が解体となりそうです。所々のロゴ等のパーツは今後歴代のリゾート気動車同様、苗穂工場敷地内の鉄道技術館の一画に展示資料として保管されると思います。北海道のリゾート気動車としては、一番活躍してくれた車両だったと思います。団体需要が減少したのちも、5両編成で定員数...
9月24日にキハ143形の2両編成×2本の計4両が釧路運輸車両所(釧クシ)から苗穂運転所(札ナホ)へ向けて回送されました。昨日確認してみたら、苗穂運転所(札ナホ)裏手で待機していました。キハ143形は室蘭本線での営業運転終了後、10両中8両が釧路運輸車両所(釧クシ)に疎開されていました。動向が気になっていた矢先・・・スタートレイン計画が始動し、水戸岡デザインの豪華観光列車に生まれ変わることになりました。JRから公式...
今年の特急「フラノラベンダーエクスプレス」の運転が終わりました。車両は3年連続でキハ261系5000番台ラベンダー編成。今年は代走ではまなす編成が入ることなく、安定した輸送でした。ダイヤは、札幌へ向かう際は昨年と比べて所要時分が4分短縮されています。札幌〜岩見沢間は先行する普通列車に詰まって遅いですが、札幌行きは、滝川〜岩見沢間で上りの特急「宗谷」と時刻表上で同程度の速さに豹変するダイヤでした。つまり、特...
先日、ノースレインボーエクスプレスの解体が始まったことをお伝えしましたが、その後も車両の解体が続いています。苗穂工場一般公開時には、2両目の青帯「キハ182-5251」が解体中でした。その後、2階建車両「キサハ182-5201」が現在解体中で、その次に黄色帯「キハ182-5201」も解体線に入りました。残るは1枚目の写真にチラッと出ているピンク帯「キハ183-5201」だけです。実は、最後は編成の向きが違っており、ピンク帯が「宗谷...
2024年苗穂工場一般公開その3〜「D51-237」号機の展示
苗穂工場でSLと言えば、前回紹介した「C62 3」号機と思われがちですが、隅の方にまだ1機静態保存されているのです。それが「D51-237」号機です。後方には客車のような気動車も展示されており、こちらは後日紹介します。何故このような中途半端な車番の機体が苗穂工場で静態保存??っていう感じだと思いますが、歴史を振り返ると、とても重要な機体なんです。昭和13年頃外地に出した蒸気機関車の補充と国内の貨物輸送の要請に応え...
2024年苗穂工場一般公開その2〜「C62 3」号機の牽引運転
苗穂工一般公開の恒例行事である「C62 3」号機の牽引運転。今年も実施されました。今回はこの「C62 3」号機について、紹介していきたいと思います。第二次世界大戦の際、戦時物資輸送用の貨物用蒸気機関車としてD51形・D52形が大量生産・配備されましたが、終戦後は軍事輸送の廃止され、工業生産の低下で貨物需要が激減し、大量に余剰車が発生しました。一方、生活物資の買出しなどで旅客需要が激増しましたが、戦時中は旅客用蒸気...
2024年苗穂工場一般公開その1〜来場者を出迎える「キハ281-901」
先週行われた苗穂工場の一般公開の様子をお伝えしようと思います。尚、午前中1時間半の滞在のため、各イベントにはほぼ参加することができませんでした。各イベントの様子については紹介できないのでご了承ください。まずはキハ281系から。定期列車としては、2022年9月30日に、ラストランを含めたら2022年10月23日で運行を終えたキハ281系。その中でも試作車の「キハ281-901」が今回の苗穂工場の一般公開でも来場者を出迎えてくれ...
皆さんもご存知かと思いますが、JR貨物のデータ改ざん問題が全国規模の大きなニュースへと発展しています。まず、事の発端は7月に新山口駅で発生した貨物列車の脱線です。この事故によって、JR貨物が社内調査を実施したところ、列車の組み立て作業でデータの改ざんが行われていたことが発覚し、国土交通省による立ち入り検査も行われました。把握している部分で、564両の貨車で不正が確認されていましたが、新たに300両で安全確認...
今のところ、札幌延伸時期が未定となっている北海道新幹線。でも、JR札幌駅ホームの新幹線延伸工事は進んでいます。在来線の旧1番線は完全になくなりました。この跡地に新幹線が通るようになります。将来的に在来線の各ホームから直接新幹線ホームにアクセス可能なようにします。そのためのこ線橋を設置します。通路幅は9メートルとし、ゆとりのある通路を確保します。ホームの有効長も短くなってしまったので、駅の先端から列車を...
いよいよ今年も9月7日(土)から、札幌と函館を函館本線山線経由(小樽・倶知安・ニセコ経由)で結ぶ特急「ニセコ号」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。【運転日】2024年9月7日(土)~9日(月)・12日(木)~16日(月)・19日(木)〜23日(月・祝)・27日(木)〜29日(日) 計16日間【車両】<札幌⇔函館:キハ261系5000番台はまなす編成>1号車:フリースペース2号車:指定席3号車:指定席4号車:指定席5号車:指定席【運行時刻】上記の...
8月29日をもって、キハ261系5000番台はまなす編成が宗谷線特急の充当を終えました。充当期間中は、朝の特急「すずらん2号」との並走バトルを撮影しようと思ったら、並走ならずに撃沈。特急「すずらん2号」も新札幌駅出発時刻が7時38分となり、この並走バトルが見られるようになった頃から時刻表上で1分出発時刻が早くなっているので、それ以来、同列車が先行することも多くなりました。加速性能的にはもちろん789系1000番台や785系...
石勝線の川端〜新夕張間で土砂流入の影響で、現在追分〜新得間で不通となっています。昨日までは明日9月4日(水)夕方から運行再開を目指すとしていましたが、復旧が早まり、明日の午前中の列車から運転を再開する見込みです。帯広・釧路方面及び、札幌方面の特急列車の運転再開列車は以下のとおりです。【帯広・釧路方面】・特急「おおぞら5号」(札幌11時45分発➡︎釧路15時50分着)【札幌方面】・特急「とかち6号」(帯広11時12分...
石勝線の川端〜新夕張間で土砂流入の影響で、現在追分〜新得間で不通となっていますが、あさって9月4日(水)夕方から運行再開を目指す旨が報道などで流れています。明日まで同区間を走る特急列車と普通列車は全て運休とし、あさって夕方からの運転再開を目指します。その間代行輸送等はありません。比較的早く復旧できるためという見方がありましたが、代行バス等の手配が難しかったことが背景にあるようです。トラックやバスのド...
低気圧接近に伴う大雨の影響で石勝線の川端〜新夕張間で線路上に土砂が流れ込んでいるのが確認され、札幌〜帯広・釧路間の鉄道が寸断されている状態です。線路脇の斜面から泥水が流れ込み、線路数百メートルにわたって泥水に浸かり、土砂や流木も線路上に流れていることが確認されています。この影響で、少なくとも明日2日まで運休となる見込みです。石勝線については、追分〜新得間が運転見合わせとなり、特急列車全てと新夕張駅...
2024年度お盆輸送期間中の特急「おおぞら」〜最大は7両編成でした!
お盆輸送期間中の特急「おおぞら」についてです。 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 札幌車は最大7両編成、釧路車は最大6両編成でした。こちらも増結車両数がほぼ固定されてきており、増結車両に限りがあることが一番の理由です。また、札幌駅7・8番線ホームに発着する列車もあり、同ホームは北海道新幹線札幌延伸工事の関係でホームの有効長が短...
2024年度お盆輸送期間中の特急「とかち」〜最大5両編成でした!
お盆輸送期間中の特急「とかち」についてです。道北方面の気動車特急と同様、一年を通じて増結を実施することが少ない列車です。今回も増結はほぼ諦めていましたが、1運用だけ増結を実施し、最大5両編成で運行していました。増結は最初の5日間だけ見られたと思います。お盆輸送期間が始まる前日から増結を実施していました。最初の2日間は帯広方にヘッドマークが幕式タイプの5次車が充当されていました。キハ261系1000番台で幕式の...
2024年度お盆輸送期間中の特急「宗谷」・特急「サロベツ」〜最大は6両編成でした!
引き続き、お盆輸送期間中の特急列車について取り上げていきます。今回は札幌・旭川〜稚内間の特急「宗谷」・特急「サロベツ」です。掲載写真は特急「宗谷」だけですが、運用が同じのため、題名に特急「サロベツ」も含めさせていただきます。今回も最大は6両編成で運行されました。8月末まではまなす編成も充当されるため、運用のどちらかは同車でした。繁忙期輸送も兼ねているかと思いきや、通常のキハ261系の方も増結が実施され...
今年も苗穂工場の一般公開を開催します。開催日時は9月7日(土)の9時30分〜15時までです。同時に敷地内にある鉄道技術館も開館します。入場料は無料です。以前も隣の苗穂運転所(札ナホ)や手稲区の札幌運転所(札ナホ)、函館の五稜郭車両所など、JR北海道主催で車両基地の一般公開が実施されていましたが、現在は実施されていません。昨今まで実施されているのは、苗穂工場だけとなりました。運転所の一般公開については、いず...
先日苗穂工場に入場したノースレインボーエクスプレス。残念ながらついに生まれ故郷の苗穂工場で解体作業が始まりました。まずは紫帯の「キハ183-5202」から解体が始まり、次に青帯の「キハ182-5251」の順番です。残りの3両も解体が終了次第、解体線付近に運ばれて解体されると思われます。形式は形状が大幅に違えどキハ183系に含まれ、1992年に苗穂工場で完全自社製造された車両です。6代目のリゾート気動車としてデビューし、初...
2024年度お盆輸送期間中の特急「オホーツク」・特急「大雪」〜最大は5両編成でした!
お盆輸送期間中の特急列車について取り上げていきましょう。まずは札幌・旭川〜網走間の特急「オホーツク」・特急「大雪」から。掲載写真は特急「オホーツク「だけですが、運用が同じのため、題名に特急「大雪」も含めさせていただきます。今回も最大は5両編成で運行されました。所定の3両編成から最大2両増結の5両編成間で3種類の編成がみられました。増結を実施する列車と増結をあまり実施しない列車があります。増結を実施する...
8月9日(金)〜8月18日(日)の10日間にわたる2024年度お盆期間の輸送が終わりました。早速昨日期間中の輸送実績について発表がありました。経営改善に貢献できそうな実績というのはありませんが、脱コロナになって徐々に利用が回復傾向にあり、特急列車の指定席拡大、全席指定席化などの不利な状況でありながら、全体的に輸送人員は昨年度を上回る結果となりました。ほぼ同時に7月分の利用状況についても公表され、前年比の利用は...
8月23日(金)と24日(土)に「沼田町夜高あんどん祭り」を石狩沼田駅周辺で開催します。これに合わせて、旭川〜深川〜石狩沼田間に便利な臨時列車を設定します。臨時列車は1両編成での運転です。深川駅発着が2往復、旭川駅発着が1往復です。車両を旭川から送り込むため、一番最初の列車と一番最後の列車は旭川駅発着となります。臨時列車は普通列車という扱いですが、深川駅と秩父別駅のみ停車し、それ以外の途中の駅は通過となり...
【8月24日・9月23日】宗谷本線システム切替に伴う列車の運休
8月24日と9月23日に宗谷本線でシステムの切替を実施する関係で、一部列車に運休が発生します。宗谷本線の名寄〜稚内間で始発駅を午後以降に出発する列車と、特急「宗谷」の稚内〜旭川間です。資料は古いので特急「サロベツ3号」は決まり次第知らせる旨の記載がされていますが、ニュースリリースで正式に運休することが発表されています。8月いっぱいは、宗谷線特急にはまなす編成が充当されていますが、このシステム切替を想定し、...
明日8月13日(火)は勝毎花火大会です。開催に合わせて帰宅時間帯に臨時列車及び一部定期列車を増結して運行します。北海道で実施される花火大会の中でも認知度が高い勝毎花火大会。臨時列車や増結車両が足りるのか不安の限りですが、行かれる方は気をつけて行ってきてくださいね。管理者は小さい頃に行ったことがあるそうなんです。ただ、記憶にありません。花火大会とは直接関係ありませんが、こうした一大イベントのときには付...
昨年営業運転を終了したノースレインボーエクスプレス。1年以上が経過し、解体されずに所属先だった苗穂運転所(札ナホ)の裏手に留置されていましたが、先日とうとう苗穂工場へ入場してしまいました。今年の2月29日付で除籍となっており、あとは今後苗穂工場で解体作業が実施されるでしょう。先日紹介した721系のF–3018編成の解体も終盤に差しかかっていました。このあとどうなるか?ですね。先日座席の搬出が実施されていたよう...
北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう ~電気機関車のED76の展示再開に向けて~
実は小樽市総合博物館に展示していたED76形500番台をクラウドファンディングによって展示再開を目指す活動が行われています。参考URL:北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう ~電気機関車のED76の展示再開に向けて~最終目標金額が1500万円。8月7日6時現在で約35万円。達成率は2%という悲しい状況です。元々展示していましたが、昨年変圧器に有害な高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)が含まれるとして、小樽市が2機を解体すること...
今年も北海道にロイヤルエクスプレスがやってきました!2020年度から運行が開始され、今年で5年目になりました。当初は北海道胆振東部地震による北海道の観光復興と地域活性化を目的に運行されていました。2020年度だけの計画が新型コロナウィルスの影響により、翌2021年も運行されることになりました。初年度は最初の2回分が運行中止となりました。その代わりに2021年度は中止した回数分増やされて、それ以降毎年のように運行する...
昨今、苗穂工場で721系F–3018編成が解体中です。訪問した際はちょうど旭川方先頭車の車体の切断作業を実施していました。また1つ721系の3両編成が消えていきます。もったいないや、本州では更新してまだまだ使う等のコメントをいただきます。車体はステンレスでまだまだ大丈夫そうですが、機器更新を実施に際して、億単位のお金がかかります。もちろん大量に新車導入と比較したら大した額ではありませんが、それで更新したとしても...
7月28日のおたる潮まつりの帰宅時間帯に小樽から札幌に向けて臨時快速列車を運転しました。6本が設定され、そのうち5本は電車による運転でした。おそらく10年ぶり?くらいの撮影で、管理者が前回追いかけたのはまだ711系が現役の頃でした。定期運用終了後の編成を用意し、種別表示も「臨時快速」を使用していました。1年にほぼ1回しか使われない貴重な種別です。札幌近郊で使用する近郊形電車で唯一快速運転を実施しない731系も「...
外装を首都圏色に変更したキハ40形が釧路で解体されたようです。最後まで残っていたのは2両で、「キハ40-1749」と「キハ40-1758」でした。ほぼ3月のダイヤ改正でお役御免のような形だったのが6月30日に運行された団体臨時列車「そらち号」の運行のために残していたという話もあります。ほかにも、3年前に同じ首都圏色だった「キハ40-777」が釧路で解体されています。こちらは700番台ということで先に淘汰されたグループです。今回...
今年もおたる潮まつりが開催中です。本日最終日の花火大会終了後、帰宅時間帯に臨時快速列車を運転します。小樽観光協会から臨時列車について発表されています。参考URL:おたる潮まつり花火大会終了後の臨時列車(小樽観光協会・おたるぽーたる)基本的には電車による6両編成での運転ですが、最終の臨時快速列車だけ、倶知安方面からの回送列車を充当させるはずで、H100形による4両編成になると思います。定期運行終了後の車両の...
先日利用状況について発表があり、利用が比較的好調のようです。収入面についても別に発表されていますが、特に近距離収入と中長距離収入で前年比を上回っており、苦境に立たされている中でも一定の需要があるようです。この資料の利用状況についての判断基準は不明ですが、輸送人員についても、各方面の特急列車、新千歳空港駅と快速「エアポート」、北海道新幹線いずれも好調でした。北海道新幹線については、「大人の休日倶楽部...
夏休みに苗穂工場で小学生高学年を対象とした体験スクールを実施します。色々と細々と記載しているので、ブログの方でも再度記載しますね。開催日時:8月2日(金) 13時30分〜16時30分【コース】①キャド教室②電気教室③ミニ台車組立教室④エンジン教室1.応募対象小学校4年生から小学校6年生までとさせて頂きます。2. 応募条件受講料は無料ですが、お持ちのKitacaに受講料3,000円を入金していただくか、3,000円分のKitaca(デポジッ...
北広島市の北海道ボールパークFビレッジでは、試合開催時の移動手段は自家用車以外だと現在最寄りとなっている北広島駅からJRを利用するか、新札幌駅までのシャトルバスを利用するかのほぼ2択となっていますが、ようやく隣接地に新駅設置工事が着手されます。新駅が設置されれば、北広島駅までわざわざ移動する必要もなくなれば、新札幌駅までのシャトルバスも不要になるでしょう。現在はFビレッジまでの移動手段がネックとなって...
721系F–6編成が苗穂工場で解体中です。次々と解体されています。今のところ、3両編成から解体されており、6両編成については解体されていません。3両編成についても、おそらく重要部検査だと思いますが、出場したばかりの編成もあり、しばらく活躍が見込まれる編成もあります。F–2編成も苗穂工場に入場しました。こちらも廃車・解体という運命を辿ると思います。先代の711系から大幅に性能アップし、これからも活躍する731系以降の...
苗穂運転所(札ナホ)に出入りするキハ261系1000番台。実は同所には所属していません。なのに毎日出入りしているのです。ヘッドマークは特急「北斗」のものが掲出されています。実は、2022年10月からキハ261系1000番台が苗穂運転所(札ナホ)に出入りするようになりました。それまではキハ281系が出入りしていました。2020年3月ダイヤ改正を機に、札幌滞泊となるキハ281系の滞泊先が札幌運転所(札サウ)から苗穂運転所(札ナホ)...
7月10日に本州から甲種輸送でH100形4両が新たに渡道しました。今回の行き先は釧路ということで、早朝に一旦本州から札幌貨物ターミナルへ輸送し、そこから折り返し釧路へ向かうスケジュールでした。牽引機は「DF200-10」号機でした。今回甲種輸送された車番は96から99までの4両です。ディーゼル・エレクトリック方式の車両としては、日本で最も製造されている車両ではないでしょうか?釧路エリアではローカル輸送はほぼH100形にな...
北海道新幹線の札幌市までの延伸について、建設主体で国土交通省所管の独立行政法人「鉄道・運輸機構」は、5月の時点で、目標とする2030年度末の開業が「極めて困難」だと国交省に伝えています。JR北海道からも既に報告を受けており、工事が現時点で3~4年遅れており、工期を短縮しても遅れを取り戻すことができないようです。これにより、現在は開業時期がわからない「未定」の状態となっています。工事が遅れている理由は、工事...
この週末、札幌から岩見沢方面への始発の旭川行き普通列車が、H100形ではなく、737系で運行しています。車種変更により、苗穂駅の発車表示も「普通」から「臨時」に。並走バトルを期待しましたが、特急「北斗2号」が先にやってきました。同列車は北海道新幹線開業のダイヤ改正から札幌駅4番線から6時ちょうど出発というのは変わっていないようです。なので、線路の切替ポイントを多く通過するので、737系が先にやってくるかと思い...
道南エリアで活躍の幅を広げるキハ150形。次第に運用数も増えているようで、昨日苗穂運転所(札ナホ)から函館運輸所(函ハコ)に向けて回送されました。写真は上野幌駅で待避中の様子です。キハ150形の千歳線での運用は、千歳〜南千歳間の石勝線の普通列車が乗り入れる程度です。あとは千歳線と室蘭本線が重複する苫小牧〜沼ノ端間くらいです。昨日回送されたのは「キハ150-15」です。車体には「函ハコ」の表記が確認できました。...
いまだ正式な発表はされていませんが、旭川〜網走間の特急「大雪」が快速化される報道が出ています。元々利用が低迷していたことと、報道されたのが北海道新幹線札幌延伸が延期になる直後ということで、車両の寿命という点を含めてほぼ間違いない内容だと思います。昨年3月ダイヤ改正で、長らくにわたって使用されてきたキハ183系が引退し、特急「おおぞら」から転用したキハ283系に置き換えられました。置き換え後はグリーン車な...
ダイヤ改正を機に、札幌駅のホームがさらに短くなっています。ダイヤ改正前後で、ホーム上に掲示物もありました。一番長く旅客スペースを維持しているのが、かつて道内と本州を結んだ夜行寝台列車が発着していた3・4番線ホームと5・6番線ホームです。それ以外は、停止位置で「9」の表示があるにも関わらず、旅客スペースが8両対応だったりとさまざまです。車掌用に柵の外側には増結した際の両数によって、一部ドアカットを実施する...
春先に室蘭市の崎守埠頭に行ったら、JR北海道の保有機だったDD51形ディーゼル機関車の姿がありました。なんだかんだで、1年に1回はほぼ確認しに行っている気がします。この後方にもありますが、夕暮れどきで足場も悪かったので過去の記事でその様子をご覧ください。写真の陣屋町臨港駅付近に留置されている機体については、先頭の1機であれば間近で見物することができます。昨年は4機とも間近で見物できましたが、跡地の一部が資材...
7月1日からキハ261系5000番台はまなす編成が宗谷線特急に!
7月1日からキハ261系5000番台はまなす編成による宗谷線特急充当が始まります。詳細は以下のとおりです。<運転日>A運用:7月1日・3日・5日・7日・9日・11日・17日・19日・21日・23日・25日・27日/8月2日・4日・6日・8日・10日・12日・14日・16日・18日・20日・22日・24日・26日・28日B運用:7月2日・4日・6日・8日・10日・12日・14日・16日・18日・20日・22日・24日・26日・28日/8月3日・5日・7日・9日・11日・17日・19日・21日・...
特急「北斗」に名探偵コナン「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」のラッピング
ようやく撮影することができましたが、特急「北斗」で使用するキハ261系1000番台の一部車両に、劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」のラッピングが装着されています。合わせて、実施中の謎解きキャンペーン「100万ドルへの鉄路(エクスプレス)」のラッピングもあります。今回撮影したのは札幌方先頭車「キハ261-1225」。ラッピングは函館方、札幌方ともに1両ずつで、函館方は「キロ261-1111」に施されているようで...
2024年3月31日をもって廃止された根室本線・金山駅(T34)
根室本線の廃止になった駅について、今回が最後になります。最後は金山駅です。愛知県にも同名の駅があります。向こうは特急「しなの」といった特急列車も一部停車しますが、こちらは根室本線にある普通列車しか停車しないローカル駅です。また、福岡県にもあり、過去には、鹿児島交通枕崎線にも金山と書いて「きんざん」という駅があったそうです。ほかにも、高山本線にも飛騨金山駅があったりと、金山駅は北海道だけではありませ...
修学旅行シーズンも終わりました。今年も札幌〜函館間の特急「北斗」で増結が実施され、修学旅行用の団体臨時列車(集約臨)も走りました。特急「北斗」は、昨今繁忙期でも見られない最大9両編成となって運行しています。これは後日紹介していきたいと思いますが、9両編成以上は、札幌駅ホームの有効長の関係で難しくなっており、1号車のグリーン車をドアカット(締切)として対応します。加えて、どの列車にも増結をする必要がな...
昨今苗穂工場で721系F–5編成が解体中です。管理者よりも少し上の世代の車両です。でも、子供の頃から走っていた普通列車の車両といえば、721系と先代の711系でした。前回は3000番台のF–3015編成の解体でしたが、今回は再び0番台に。とりあえず、3両編成で検査切れ等の車両から順次解体されていると思われます。そして、苗穂工場の敷地内には、新たにF–6編成、その後ろがF–3018編成が6月上旬に入場しました。おそらく解体待ちと思わ...
2024年3月31日をもって廃止された根室本線・下金山駅(T33)
今回は廃止された下金山駅について。富良野を出ると、山部あたりまでは周囲は畑だったり、集落があったりとまだ明るい雰囲気がありますが、山部を過ぎたら段々周りも殺風景になっていきます。徐々に山の中に入っていくので、いよいよ根室本線の難所に突入していく感じです。本線だからというわけではありませんが、ローカル駅の割には、駅舎が立派なのが根室本線の特徴でした。昔は農産物や木材の積み出しが行われていました。貨物...
3月ダイヤ改正を機に、千歳線を経由する特急列車について、全車指定席化されましたが、そのうち特急「すずらん」について利用低迷が深刻化しています。記者会見でJR北海道の綿貫社長が「安くご利用というニーズが強いのであれば、特急でなくてもいいと思う」と述べたことから、時期は未定ながらもこのままの利用低迷状態で推移していくと、将来的な運行体系の大幅変更は止むを得ないと思われます。今回は特急「すずらん」について...
2024年3月31日をもって廃止された根室本線・山部駅(T32)
今回は廃止された山部駅について。この駅は駅舎が小洒落ており、JR北海道の駅らしくない駅でした。新しそうに見えますが、この駅舎が完成したのは1988年ということで築30年以上が経過しているとは驚きです。古さを感じさせない駅舎でした。駅構内は2面2線の交換可能駅でした。とはいえ、晩年は列車の本数が減っていたので、定期列車同士の交換もありませんでした。駅舎内も綺麗な状態を維持していました。築年数が経過しても利用頻...
石北本線の上川〜網走間にも投入されたH100形(DECMO)
石北本線の普通列車・快速列車は、上川駅を境に旭川〜上川間が一部列車を除いてH100形、上川〜網走間がキハ40形・キハ54形で運行されてきましたが、今年3月ダイヤ改正で石北本線の全ての普通列車・快速列車がH100形になりました。今回も遠軽駅で撮影。石北本線で一番撮影しやすいポイントだと思っています。従来の遠軽駅は、キハ40形やキハ54形の普通列車や快速列車しか停車しませんでしたが、3月ダイヤ改正を機に全ての普通列車や...
2024年3月31日をもって廃止された根室本線・布部駅(T31)
根室本線の富良野〜新得間廃止に伴って、営業を終了した駅について紹介していなかったので順次紹介していきたいと思います。尚、以前既に落合駅、幾寅駅、東鹿越駅については紹介しているので、布部駅、山部駅、下金山駅、金山駅を紹介していきたいと思います。今回は布部駅です。富良野駅の隣の駅で「ぬのべ」と読みます。富良野市街地から離れているので、小規模な集落の中にある駅でした。晩年は1面1線の地上駅でしたが、元々は...
本日報道がありましたが、来年3月のダイヤ改正で旭川〜網走間を結ぶ特急「大雪」の快速列車化を検討しています。理由は、マイカー需要の増加や都市間バスの台頭によって利用が落ち込んでいるためです。これをワンマン運転可能な快速列車とすることで要員を減らすなどしてコスト削減を図るねらいがあります。特急「大雪」は、旭川〜網走間を結ぶ特急列車として、2017年3月ダイヤ改正で復活しました。運行開始当初はキハ183系が使用...
6月8日(土)から富良野線の夏の風物詩「富良野・美瑛ノロッコ号」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。スマートフォンで閲覧の方はスマートフォン版での閲覧を推奨します。<<運転日>>6月8日・9日・15日〜30日/7月1日〜31日/8月1日〜12日・17日・18日・24日・25日・31日/9月1日・7日・8日・14日〜16日・21日〜23日<<運行時刻>>・旭川・美瑛から富良野方面へ ノロッコ1号ノロッコ3号ノロッコ5号旭川10:00・・・・...
今年も6月8日(土)から特急「フラノラベンダーエクスプレス」が運行開始!
6月8日(土)から札幌と富良野をおよそ2時間かけて直通する特急「フラノラベンダーエクスプレス」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。<<運転日>>6月8日・9日・15日〜30日/7月1日〜31日/8月1日〜12日・17日・18日・24日・25日・31日/9月1日・7日・8日・14日〜16日・21日〜23日<<運行時刻>>富良野行き札幌行き札幌7:41富良野16:55岩見沢8:18芦別17:23美唄レ滝川17:49砂川レ砂川レ滝川8:46美唄レ芦別9:15岩見沢18:1...
6月3日の上りの特急「宗谷」をもって、キハ261系5000番台ラベンダー編成の宗谷線特急の充当が終わりました。 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 6月2日の特急「サロベツ3号」の旭川駅出発シーンです。同列車にしては、利用が多い方だったと思います。運用の関係で仕方ありませんが、もっと運転時刻を繰り上げてほしいですよね。今回は4月4日から充...
今年の急行「花たび そうや号」が昨日で運行を終了しました。今年は名寄駅前で1回撮影しただけで終わりました。昨年までは北海道の恵みシリーズや山紫水明シリーズが編成の主役でしたが、今年は引き続き「道北 流氷の恵み号」は使用されたものの、キハ40形の宗谷線急行気動車ふう塗装や、キハ54形といった通常の車両に変更されて運行しました。これらの車両は、キハ54形については、引き続き宗谷本線の名寄〜稚内間で主に使用され...
安平町の「道の駅あびらD51ステーション」。今回はデゴイチの屋外展示について。冬季間はデゴイチが展示している建屋内に入ることはできません。道の駅あびらD51ステーションの通常開館日が4月1日から10月31日です。そのうち、定例屋外展示日が開館期間中の第2・第4日曜日です。そして、特別屋外展示日もあり、これが夏休みやお盆時期の8月の第1・第3日曜日と鉄道の日の10月14日となります。屋外展示時間が10時〜14時で、雨天時は...
今年も「道の駅あびらD51ステーション」でキハ183系の展示やっています!
紹介が遅くなりましたが、今年も「道の駅あびらD51ステーション」でキハ183系の展示を見ることができます。今年のゴールデンウィークに行ってきました。比較的綺麗な状態で保存されていますが・・・車体右側で塗装の劣化が随所に確認され、錆が浮いていたりと、さすがに展示から5年も経過すれば色々外装は劣化してきます。冬季はブルーシートで覆っているとはいえ、春から秋にかけては外に放置されているようなものですから、とき...
先日、札幌に到着した733系4000番台の試運転が実施されました。往路は厚別駅付近、復路は森林公園駅で撮影しました。撮影した場所の時間帯は、往路は特急「ライラック11号」の後続の岩見沢行き151Mのすぐ後ろを、復路は厚別駅まで特急「ライラック26号」の前を走り、2番線の副本線で待避したのちに札幌方面へ戻るダイヤでした。今のところ、先週の金曜日と土曜日に2日連続で実施しており、1日目がB–4101編成+B–4201編成、2日目がB...
次は721系F–3015編成が解体へ、F–5編成も苗穂工場に入場
721系の解体が苗穂工場で進んでいます。次はF–3015編成が解体されています。3000番台車に含まれ、130km/h対応車です。2003年に最終の8次車が登場するまで、快速「エアポート」として主に使用されていました。奥の千歳方先頭車の半室は元uシート車です。8次車登場によってエアポート運用から離れ、普通席化された数少ない編成でした。普通席に戻されて以降は、札幌近郊の普通列車として主に使用され、130km/h対応車であったことから...
JR北海道×JTB旅物語特別企画!!はまなす編成による「旅物語号」
5月20日から3泊4日で昨年の好評だったJR北海道×JTB旅物語特別企画として、はまなす編成による「旅物語号」が運転されました。復路の札幌へ向かう際を森林公園駅で。ヘッドマークは専用のステッカータイプのものでした。公式ページを確認しても時刻が載っていなかったのでわかりませんでしたが、4日目にXで東旭川駅ですれ違ったという情報を元に、これまでの経験からこれくらいの時間で来るかな・・・?みたいな感じで駅へ行ったら...
道央エリアではサクラのシーズンが終わりました。今年もサクラとともに列車をたくさん撮影してきました。一部を紹介します。撮影場所は函館本線の厚別〜森林公園間または森林公園〜大麻間です。函館本線を走る希少な列車たちを中心に撮影してきました。721系は一部の編成で廃車・解体が始まり・・・キハ283系は深夜の1本を除いて、1日に3回しか撮影できない・・・737系は回送列車として1日1往復しか走らない・・・H100形も1往復し...
2024年度ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「北斗」〜最大は8両編成でした!
ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「北斗」についてです。こちらも増結パターンが決まってきており、期間中は最大は8両編成でした。ただし、増結車両に限りがあるので、8両編成にできない編成は7両編成だったりと、以前のような9両編成や10両編成は見られなくなっています。話題は逸れますが、昨今は修学旅行シーズンということもあり、特急「北斗」で9両編成で運転される日があります。今時期が特急「北斗」で最大両数が見られ...
2024年度ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「おおぞら」〜最大は札幌車7両、釧路車6両でした!
引き続き、ゴールデンウィーク輸送期間中の特急列車について。今回は、札幌〜釧路間の特急「おおぞら」です。昨年と同じく、札幌車は最大7両編成、釧路車は最大6両編成でした。「スーパーおおぞら」が7往復だった時代や減速・減便後もしばらく一部列車で通常が7両編成でしたから、それから比べたら現在は通常が4両編成で、繁忙期でようやく7両編成と寂しくなりました。通常、最短で4両編成で運行するとはいえ、4両で運行するのは1...
本州から新しい733系がやってきました!今回は6両編成×2本の計12両が甲種輸送されました。6両編成の733系の甲種輸送は実に6年ぶりです。今回本州から甲種輸送された編成はB–4101編成+B–4201編成とB–4102+編成B–4202編成でした。正式に発表されてはいませんが、733系から新たに4000番台となる番台区分が登場しそうです。エクステリアでは概ね大きな変更箇所はなく、気になるのは客室の窓の一部が開閉可能なものに変更されています...
2024年度ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「とかち」〜増結は実施されませんでした!
ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「とかち」について。2回撮影しましたが、ゴールデンウィーク輸送期間中にも関わらず、増結は実施されず、通常と同じ4両編成で運行しました。今はJR北海道のホームページでも当日や翌日の両数を簡単にチェックできます。細かくチェックしていましたが、確認した限りでは増結はなかったと思います。実は、昨年も増結は実施されませんでした。元々の利用者が少ないことや、増結用車両を確保できな...
2024年度も「TRAIN SUITE 四季島」が北海道に乗り入れ
春から秋にかけて週に1回冬期を除いて北海道に乗り入れるJR東日本の周遊型寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」(トランスイートしきしま)が、今年も北海道に乗り入れています。JR東日本の車両では、管理者の中では数少ない好きな列車です。いつかは写真を撮影するだけでなく、実際に乗ってみないとは思っていますが、なかなか簡単にそうはいきませんよね。札幌方面へ一旦引き上げる際、一昨年から千歳線を16時台に北上するようになり...
2024年度ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「宗谷」・特急「サロベツ」〜最大は6両編成でした!
引き続き、ゴールデンウィーク輸送期間中の特急列車の様子を見ていきましょう。今回は特急「宗谷」と特急「サロベツ」です。特急「サロベツ」は撮影していませんが、運用が同じのため、題名に含ませていただきます。 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 今回は通過動画のみです。いつも写真ばかりで6両編成の通過動画は初めて撮影しました。5月3日の...
2024年度ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「オホーツク」・特急「大雪」〜最大「は」5両編成でした!
ゴールデンウィーク輸送期間中の特急列車の様子を見ていきましょう。まずは、特急「オホーツク」と特急「大雪」です。特急「大雪」は撮影していませんが、運用が同じのため、題名に含ませていただきます。主に4両編成で運行され、3両編成で運行した列車もありました。最大「は」5両編成でした。本来5両編成のはずだった5月4日の特急「オホーツク2号」。撮影者が全くいなかったのはこれが理由だったようです。この前日に石北本線で...
すっかり春の宗谷本線の臨時列車として定着しつつある急行「花たび そうや号」。今年も今日からいよいよ運行が始まります。今年の運行日と運行時刻は以下のとおりです。旭川発:5月11日(土)・18日(土)・25日(土)・6月1日(土)稚内発:5月12日(日)・19日(日)・26日(日)・6月2日(日)旭川➡稚内稚内➡旭川旭川発10:13稚内発9:30比布着10:31南稚内着レ発10:51発レ塩狩着レ豊富着10:17発レ発10:37和寒着レ幌延着レ発レ発レ剣淵着レ天塩中川...
2024年ゴールデンウィーク期間中の特急「北斗84号」・特急「北斗91号」
ゴールデンウィーク輸送期間が終了しました。空席が目立つなどの情報が流れていましたが、数字的には思ったほど利用不振ではなかったようです。繁忙期恒例の特急「北斗84号」・特急「北斗91号」も運行されました。充当車両はキハ261系5000番台はまなす編成。今回は編成の写真はなく、サクラと一緒に撮影してみました。場所は新札幌駅を出てすぐの場所です。GW前半が見頃で、後半では既に散ってしまっていました。はまなす編成が不...
2026年度から運行を開始する豪華臨時列車「赤い星」と「青い星」
JR北海道が大きく力を入れるスタートレイン計画。今年の初めに豪華列車について報道があり、数ヶ月後に公式発表という流れになりました。スタートレイン計画とは、北海道の列車の旅で、今までにない「豪華」で「上質」な旅をトータルプロデュースする、新たな観光列車計画のことです。コンセプトは、「新たな北海道に出違い沿線を楽しく元気にする」です。★楽しさと感動が詰まっている車両★ 心と身体で心地よいSDGsな車両★経済と文...
2022年秋に引退したノースレインボーエクスプレス。実はまだ解体されずに残っているんです!現時点で車籍が抹消されているのかも不明です。引退した割には、苗穂工場にすら入場しておらず、所属先の苗穂運転所(札ナホ)構内で留置される日々です。保存されるような話もありません。ここまで解体されずに残されているのも不思議な話です。北海道の6番目のリゾート気動車として苗穂工場で自社製造されたノースレインボーエクスプレ...
除雪車と接触して大破した789系0番台HE–106編成+HE–206編成が営業運転に復帰
一昨年の12月15日に函館本線の豊沼駅構内において、札幌に向かって走行中だった特急「ライラック2号」が除雪車(ホイールローダー)が接触しました。当時発表された公式資料ですが、除雪車と接触した左前面が大きく損傷しました。ただし脱線は免れ、先頭部以外には大きな損傷が見られず、このあと苗穂工場に長期にわたって入場し、先頭部を修繕し、先日ようやく苗穂工場を出場して営業運転に入りました。こちらが大きく損傷した側の...
721系F–4編成が解体中〜F–3015編成も苗穂工場に入場
苗穂工場で721系F–4編成が解体中です。そして、先日F–3015編成も苗穂工場に入場しました。こちらも廃車になる可能性が高いようです。今のところ苗穂工場に入場し、廃車や解体予定となっている車両の傾向としては、デビュー当時から機器更新を実施していない3両編成からとなっています。F–3015編成は3000番台に区分されます。そのうち同編成は3両編成となっていますが、快速「エアポート」が6両固定編成でほぼ統一される以前に同列...
記事にするのを忘れていましたが、本日から札幌〜函館間に特急「北斗84号」、特急「北斗91号」を運転しています。車両はキハ261系5000番台はまなす編成です。5両編成に戻して運行しています。ただし、3月ダイヤ改正で特急「北斗」は全車指定席になったことで、この臨時列車も自由席の設定がなくなり、全車指定席として運行します。この場合、指定席を取らないでフリースペースだけで移動することって可能なのでしょうか?そうした...
明後日4月27日(土)から「くしろ湿原ノロッコ号」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。<<運行時刻>>・釧路から塘路方面・塘路から釧路方面<<運転日>>1号・2号のみ:4月27日〜30日/5月1日~6日・25日~31日/6月1日~7日・9日~16日・20日~30日/7月1日~5日・7日〜12日・15日〜19日/8月13日~16日/9月17日〜20日/10月1日~4日・6日1号・2号・3号・4号:7月13日・14日・20日~31日/8月1日・2日・5日〜9日・12日・1...
今回は写真メイン。3月のダイヤ改正で石北本線から普通列車で使用されていた一般気動車の定期運行が終了しました。ダイヤ改正以降、石北本線の全ての普通列車・快速列車がH100形になっています。石北本線のローカル輸送は主にキハ40形気動車が使用されていました。特別快速「きたみ」にキハ54形やキハ150形が充当されていました。石北本線は北見峠や常紋峠といった難所があります。そのような状況の中で長年にわたってキハ40形が使...
昨今盛り上がっている新幹線の函館駅乗り入れ案。大泉函館市長が選挙戦を実施していた際から、北海道新幹線の函館駅乗り入れに向けた調査を実施すると訴えていました。そこから進展があり、JR北海道からも少なからず回答が得られているので、現状についてお伝えしていきたいと思います。現在の北海道新幹線の終着は新函館北斗駅です。名前に函館がありますが、所在地は函館市の隣の北斗市で、この新函館北斗駅の駅名について、駅名...
引き続き、ダイヤ改正を機に廃止された駅についてです。今回で最後になります。最後は石勝線の滝ノ上駅です。晩年は普通列車の削減によって追分方面3本、新夕張方面2本にまで減らされていました。ダイヤ改正前の滝ノ上駅の時刻表では、新夕張方面の始発が12時01分となっていました。駅の所在地は夕張市滝ノ上です。滝ノ上駅が廃止されたことで、夕張市内にある駅は隣の新夕張駅だけとなってしまいました。1日5本しか停車しない割に...
引き続き、ダイヤ改正を機に廃止された駅紹介です。今回は宗谷本線の恩根内駅。駅名標は修正された痕跡があります。元々「はつの」ではなく紋穂内駅が隣の駅で、「てしおがわおんせん」は豊清水駅が隣の駅でした。どちらも2021年3月ダイヤ改正を機に廃止されています。後者については、宗谷本線では数少ないローカル駅で交換可能駅ということもあり、豊清水信号場として機能し続けています。駅舎は1993年に完成しています。利用が...
引き続き、3月ダイヤ改正を機に廃止された駅を紹介していきます。今回は宗谷本線の初野駅です。美深駅の1つ稚内方の駅です。3年前の2021年3月ダイヤ改正で隣の紋穂内駅が廃止されており、今回はその次の恩根内駅も廃止になりました。美深駅の次が天塩川温泉駅となり、換算キロでおよそ25kmもの間、旅客駅がなくなってしまいました。待合室の中です。当日はJRの作業員の方がおり、おやつのパンも置かれていました。まさか非常時のた...
ダイヤ改正を機に、日中の時間帯にも設定されるようになった特別快速「エアポート」。一部を除いて小樽駅発着となっており、札幌〜小樽間においても初めての入線となっています。いまだ慣れないエアポートの号数表示。ダイヤ改正以降は列車番号の下2桁と号数が同じになっていることぐらいで、以前のように、時間帯によってわかりやすい号数表示が振られている運行体系ではなくなりました。日中の小樽駅では、17分、33分、53分が札...
【代走レポート】一部の特急「ライラック」を789系1000番台で代走
4月8日〜12日にかけて、一部の特急「ライラック」を789系1000番台で代走しました。依然として789系0番台の編成が不足しており、編成不足が解消されない限り、定期的に代走が見られることになります。代走となる789系1000番台も入れ違いにまた1編成が苗穂工場に入場しています。特急「すずらん」で1編成稼働し、さらに今回のような代走となれば、こちらも予備車ゼロで回していることになります。そうした場合は、特急「すずらん」専...
「キハ40-1766」が解体中〜「キハ40-303」、721系F–4編成も苗穂工場解体線へ
札幌にも春が訪れ、苗穂工場でも車両の解体が順次始まっています。今年のトップバッターは「キハ40–1766」。国鉄色ツートンカラーで、今年の1月に苗穂運転所(札ナホ)に輸送され、旧扇形庫付近に留置。先日苗穂工場に入場し、すぐに解体という流れになりました。写真は昨日撮影しましたが、既に車体の上半分がなくなって真っ二つにされていました。来週中には解体が終わると思います。老朽化で廃車というよりも、昨年10月30日の23...
ダイヤ改正を機に、旭川エリアから撤退した721系。旭川駅停車中の写真が何枚かあったので紹介するだけですが、ダイヤ改正を機に、旭川駅に乗り入れる電車の普通列車は737系になりました。2015年3月のダイヤ改正までは、711系が岩見沢〜旭川間の電車の普通列車として使用していました。これを置き換えるため、同区間の電車の普通列車は721系に置き換わりました。今回消滅したのは旭川口に乗り入れていた列車だけで、少ないながら、...
引き続き、3月ダイヤ改正で廃止になった駅を紹介していきたいと思います。今回は石北本線の愛山駅です。今回の掲載写真は全て昨年7月に撮影しています。管理者としても、今年の3月ダイヤ改正で廃止になるという情報を掴んだタイミングが早い駅でした。昨年6月の時点で自治体管理へ移管、もしくは廃止となる報道が出たのです。基本的に自治体管理へ移管する例はほぼないので、この時点で廃止がほぼ決まり、ついでに寄ったのです。愛...
3月ダイヤ改正を機に廃止された駅についても順次取り上げていきたいと思います。まずは函館本線の中ノ沢駅です。管理者がこの駅の名前を知ったのは、小学生の頃に絵本で「はこだてエクスプレス」の撮影場所の区間で記載されていた駅名からでした。駅構内は広く、2面2線を有します。かつては2面3線を有していましたが、のちに撤去されています。2016年3月まで運行されていた快速「アイリス」の停車駅でもありました。駅前は集落があ...
根室本線の富良野〜新得間が廃止されてから1週間。あれだけ賑わっていた沿線も今は閑散としているでしょう。1週間前の今頃は富良野駅を最終列車が発車して、滝川に向かっている頃だと思います。最後は10分程度遅れていました。最後はヘッドマークを装着して運行しました。夕張支線も留萌本線の石狩沼田〜留萌間廃止時も最後の最後はヘッドマークが装着されていましたね。最終日の午前まで3両編成で運行しました。東鹿越方に「道東 ...
3月のダイヤ改正で釧網本線にH100形が投入されています。撮影場所は標茶駅。「SL冬の湿原号」と「しれとこ摩周号」が同駅で交換します。SLを往路だけ堪能して、復路は改札を経由せずにすぐに向かい側の「しれとこ摩周号」に乗り換えて戻る方も多くいます。2月などのハイシーズンは2両で運行するときもあります。従来はほとんどの列車がキハ54形で運行され、緑〜網走間はキハ40形も運用に入っていました。ダイヤ改正以降はH100形に...
4月4日からキハ261系5000番台ラベンダー編成が宗谷線特急に
昨日からキハ261系5000番台ラベンダー編成が宗谷線特急の運用に入っています。運転日は以下のとおりです。<運転日>A運用:4月4日・6日・11日・13日・18日・20日/5月10日・12日・17日・19日・24日・26日・31日/6月2日B運用:4月5日・7日・12日・14日・19日・21日/5月11日・13日・18日・20日・25日・27日/6月1日・3日上記のとおりとなります。昨年も同じ時期にラベンダー編成で運行していましたが、昨年のように6月上旬までほぼび...
まさかのラベンダー車とはまなす車の混色編成で運行された特急「ふらの」
3月30日と31日に札幌〜富良野間で特急「ふらの」が運行されました。車両は、事前の予定ではキハ261系5000番台はまなす編成でしたが、急遽車両が変更されて富良野方2両がラベンダー車、札幌方3両がはまなす車の混色編成での運転となりました。両者で混色で編成を組んで運行したのは営業運転開始後初のこととなります。ほぼ同じタイミングでラベンダー車の札幌方先頭車が苗穂工場に入場していました。そして今回、はまなす車の富良野...
2024年シーズンの北海道ボールパークFビレッジナイトゲーム開催時の運行体系
いよいよ北海道ボールパークFビレッジで今シーズンの開幕戦が始まりました。ナイトゲーム開催時における輸送体系について取り上げていきます。概ね昨年と同じですが、一部変更があります。まず、札幌方面への列車ですが、一部列車で時刻変更があるほかは、昨年とほぼ同じです。青字が臨時快速列車です。白石駅にも停車します。23時台の最終列車は下線で記載していますが、これはナイトゲーム開催時の北広島駅発の臨時列車です。普...
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タイミングを合わせていたというわけではありませんが、昨日紹介した721系4000番台F–4101+F–4201が昨日苗穂工場解体線へ移動し、解体作業に入りました。昨日朝方にまず6両全てが解体線へ移動しましたが、そこから新千歳空港方2両を切り離して4両は再び別の場所へ移動しました。まずは苗穂工場の一般公開時にお別れメッセージを車体に書いた2両から解体になりそうです。6両固定編成から初の廃車・解体となります。VVVFインバータ制...
引き続き、今年の苗穂工場の一般公開の様子です。今回は今年の一般公開で一番の注目だった引退車両の車体にメッセージを書くというイベントがありました。対象車両は721系4000番台F–4101編成+F–4201編成です。快速「エアポート」用6両固定編成で、721系の6両固定編成で初の引退車両となりました。メッセージを書けたのは、工場各施設側の一部車両のみで、uシート車などは対象外でした。あたたかいメッセージが並べられ、鉄道ファ...
9月の苗穂工場の一般公開の続きです。更新が滞ってしまい、申し訳ありません。前回「D51-237」号機をお伝えしましたが、その背中合わせに展示されているのが今回紹介する「キハニ5005」です。客車というか、チンチン電車にも見えますが、実は気動車です。しかもガソリン車でディーゼル車ではないんです。鉄道省として初めて登場したガソリン動車で1929年(昭和4年)7月にキハニ5000形四輪三等荷物ガソリン動車として製作された12両...
2024年も夏の北海道をロイヤルエクスプレスが駆け巡りました。今年も何度か撮影することができました。10月7日に甲種輸送で札幌運転所(札サウ)を出発し、本州に戻っていったようです。元々は北海道胆振東部地震の復興を目的に、2020年に北海道に渡道し、クルーズトレインとして北海道を一周する運行計画でした。しかし、新型コロナウィルス感染症によって、客扱いする回数を減らして初年度は運行しました。2020年度に本来の運行...
今年も札幌と函館を函館本線山線経由(小樽・倶知安・ニセコ回り)で結ぶ特急「ニセコ号」の運転が終了しました。昨年からキハ261系5000番台はまなす編成が使用されています。昨年は車両不具合でラベンダー編成での代走もあったようですが、今年は代走はありませんでした。ヘッドマークもちゃんとLEDが用意されているので、今後も臨時列車として運行していく方針だと思います。函館本線山線といえば、現時点で北海道新幹線が札幌に...
ノースレインボーエクスプレスが苗穂工場で解体中ですが、最後のピンク帯の「キハ183-5201」も解体線に入りました。結局、保存はされることなく、全車両が解体となりそうです。所々のロゴ等のパーツは今後歴代のリゾート気動車同様、苗穂工場敷地内の鉄道技術館の一画に展示資料として保管されると思います。北海道のリゾート気動車としては、一番活躍してくれた車両だったと思います。団体需要が減少したのちも、5両編成で定員数...
9月24日にキハ143形の2両編成×2本の計4両が釧路運輸車両所(釧クシ)から苗穂運転所(札ナホ)へ向けて回送されました。昨日確認してみたら、苗穂運転所(札ナホ)裏手で待機していました。キハ143形は室蘭本線での営業運転終了後、10両中8両が釧路運輸車両所(釧クシ)に疎開されていました。動向が気になっていた矢先・・・スタートレイン計画が始動し、水戸岡デザインの豪華観光列車に生まれ変わることになりました。JRから公式...
今年の特急「フラノラベンダーエクスプレス」の運転が終わりました。車両は3年連続でキハ261系5000番台ラベンダー編成。今年は代走ではまなす編成が入ることなく、安定した輸送でした。ダイヤは、札幌へ向かう際は昨年と比べて所要時分が4分短縮されています。札幌〜岩見沢間は先行する普通列車に詰まって遅いですが、札幌行きは、滝川〜岩見沢間で上りの特急「宗谷」と時刻表上で同程度の速さに豹変するダイヤでした。つまり、特...
先日、ノースレインボーエクスプレスの解体が始まったことをお伝えしましたが、その後も車両の解体が続いています。苗穂工場一般公開時には、2両目の青帯「キハ182-5251」が解体中でした。その後、2階建車両「キサハ182-5201」が現在解体中で、その次に黄色帯「キハ182-5201」も解体線に入りました。残るは1枚目の写真にチラッと出ているピンク帯「キハ183-5201」だけです。実は、最後は編成の向きが違っており、ピンク帯が「宗谷...
苗穂工場でSLと言えば、前回紹介した「C62 3」号機と思われがちですが、隅の方にまだ1機静態保存されているのです。それが「D51-237」号機です。後方には客車のような気動車も展示されており、こちらは後日紹介します。何故このような中途半端な車番の機体が苗穂工場で静態保存??っていう感じだと思いますが、歴史を振り返ると、とても重要な機体なんです。昭和13年頃外地に出した蒸気機関車の補充と国内の貨物輸送の要請に応え...
苗穂工一般公開の恒例行事である「C62 3」号機の牽引運転。今年も実施されました。今回はこの「C62 3」号機について、紹介していきたいと思います。第二次世界大戦の際、戦時物資輸送用の貨物用蒸気機関車としてD51形・D52形が大量生産・配備されましたが、終戦後は軍事輸送の廃止され、工業生産の低下で貨物需要が激減し、大量に余剰車が発生しました。一方、生活物資の買出しなどで旅客需要が激増しましたが、戦時中は旅客用蒸気...
先週行われた苗穂工場の一般公開の様子をお伝えしようと思います。尚、午前中1時間半の滞在のため、各イベントにはほぼ参加することができませんでした。各イベントの様子については紹介できないのでご了承ください。まずはキハ281系から。定期列車としては、2022年9月30日に、ラストランを含めたら2022年10月23日で運行を終えたキハ281系。その中でも試作車の「キハ281-901」が今回の苗穂工場の一般公開でも来場者を出迎えてくれ...
皆さんもご存知かと思いますが、JR貨物のデータ改ざん問題が全国規模の大きなニュースへと発展しています。まず、事の発端は7月に新山口駅で発生した貨物列車の脱線です。この事故によって、JR貨物が社内調査を実施したところ、列車の組み立て作業でデータの改ざんが行われていたことが発覚し、国土交通省による立ち入り検査も行われました。把握している部分で、564両の貨車で不正が確認されていましたが、新たに300両で安全確認...
今のところ、札幌延伸時期が未定となっている北海道新幹線。でも、JR札幌駅ホームの新幹線延伸工事は進んでいます。在来線の旧1番線は完全になくなりました。この跡地に新幹線が通るようになります。将来的に在来線の各ホームから直接新幹線ホームにアクセス可能なようにします。そのためのこ線橋を設置します。通路幅は9メートルとし、ゆとりのある通路を確保します。ホームの有効長も短くなってしまったので、駅の先端から列車を...
いよいよ今年も9月7日(土)から、札幌と函館を函館本線山線経由(小樽・倶知安・ニセコ経由)で結ぶ特急「ニセコ号」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。【運転日】2024年9月7日(土)~9日(月)・12日(木)~16日(月)・19日(木)〜23日(月・祝)・27日(木)〜29日(日) 計16日間【車両】<札幌⇔函館:キハ261系5000番台はまなす編成>1号車:フリースペース2号車:指定席3号車:指定席4号車:指定席5号車:指定席【運行時刻】上記の...
8月29日をもって、キハ261系5000番台はまなす編成が宗谷線特急の充当を終えました。充当期間中は、朝の特急「すずらん2号」との並走バトルを撮影しようと思ったら、並走ならずに撃沈。特急「すずらん2号」も新札幌駅出発時刻が7時38分となり、この並走バトルが見られるようになった頃から時刻表上で1分出発時刻が早くなっているので、それ以来、同列車が先行することも多くなりました。加速性能的にはもちろん789系1000番台や785系...
石勝線の川端〜新夕張間で土砂流入の影響で、現在追分〜新得間で不通となっています。昨日までは明日9月4日(水)夕方から運行再開を目指すとしていましたが、復旧が早まり、明日の午前中の列車から運転を再開する見込みです。帯広・釧路方面及び、札幌方面の特急列車の運転再開列車は以下のとおりです。【帯広・釧路方面】・特急「おおぞら5号」(札幌11時45分発➡︎釧路15時50分着)【札幌方面】・特急「とかち6号」(帯広11時12分...
石勝線の川端〜新夕張間で土砂流入の影響で、現在追分〜新得間で不通となっていますが、あさって9月4日(水)夕方から運行再開を目指す旨が報道などで流れています。明日まで同区間を走る特急列車と普通列車は全て運休とし、あさって夕方からの運転再開を目指します。その間代行輸送等はありません。比較的早く復旧できるためという見方がありましたが、代行バス等の手配が難しかったことが背景にあるようです。トラックやバスのド...
低気圧接近に伴う大雨の影響で石勝線の川端〜新夕張間で線路上に土砂が流れ込んでいるのが確認され、札幌〜帯広・釧路間の鉄道が寸断されている状態です。線路脇の斜面から泥水が流れ込み、線路数百メートルにわたって泥水に浸かり、土砂や流木も線路上に流れていることが確認されています。この影響で、少なくとも明日2日まで運休となる見込みです。石勝線については、追分〜新得間が運転見合わせとなり、特急列車全てと新夕張駅...
お盆輸送期間中の特急「おおぞら」についてです。 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 札幌車は最大7両編成、釧路車は最大6両編成でした。こちらも増結車両数がほぼ固定されてきており、増結車両に限りがあることが一番の理由です。また、札幌駅7・8番線ホームに発着する列車もあり、同ホームは北海道新幹線札幌延伸工事の関係でホームの有効長が短...
学園都市線の終着駅が北海道医療大学駅。以前は、新十津川まで路線が伸びていましたが、廃止によって終着駅となりました。大学の最寄駅のため、駅とキャンパスが目と鼻の先にあります。そんな北海道医療大学ですが、先日北広島市内にある北海道日本ハムファイターズの本拠地球場を核とする複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」の敷地内に移転することが決まりました。移転は2028年4月に予定され、5年後にまたさらにFビレッジ周...
今年も運行された特急「フラノラベンダーエクスプレス」。2年続けてキハ261系5000番台ラベンダー編成が充当されました。昨年は車両不具合等で一部日程をはまなす編成によって代走しましたが、今年は車両故障等は発生しなかったはずです。代わりに、はまなす編成が充当される特急「ニセコ号」に代走として1日だけ運用に入りました。運よく運行日が被らずに済みましたが、もし運行日が重なっていたらどうなっていたのでしょうか?7月...
しばらく更新せず、またコメントも放置して申し訳ありませんでした。本日から更新していきますので、よろしくお願いします。今年もロイヤルエクスプレスが北海道を走りました。 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 🚆北海道の鉄道情報局🚆(@hokkaido_tetudo_jyohokyoku)がシェアした投稿 一度、牽引機の...
今年も札幌〜函館間を函館本線山線(小樽・倶知安・ニセコ方面)経由で特急「ニセコ号」が運行されました。今年は初めてとなるキハ261系5000番台はまなす編成。昨年まではノースレインボーエクスプレスが使用されていましたが、同車の引退によってはまなす編成に変わりました。来年度以降も運行される際は、はまなす編成かラベンダー編成になるのでしょう。今年ははまなす編成が主に使用されましたが、1日だけ車両不具合によってラベ...
今回をもって、今年の苗穂工場の一般公開の様子は終わりです。最後は、「C62-3」号機の牽引運転。真正面から撮影するだけでも迫力があります。苗穂工場で保管されており、夏季は屋外で展示され、鉄道技術館の一般公開のつど見ることができます。牽引運転は苗穂工場一般公開時の恒例行事で、コロナ禍や天災などで一般公開が中止とならなければ、毎年実施されています。逆側から撮影してみました。牽引運転とはいえ、「C62-3」号機に...
今回も写真メイン。気動車のエンジンが展示されるのも苗穂工場の一般公開の目玉の1つ。正式な資料も掲示されているので、エンジンスペックを知りたい人間にとっては堪らないのです。まずはキハ261系。実は快速「ニセコライナー」や一部普通列車で使用されるキハ201系も同型のエンジンを搭載しています。これらは重要機器取替工事施工の際に機関換装されたようです。1枚目の奥はエンジンではなく、キハ261系の定速回転装置です。主...
前回の続きです。苗穂工場の一般公開では、施設内にあるJR貨物の苗穂車両所についても見学することができます。コロナ以前の一般公開では、DF200が複数機展示されていましたが、今回は1機のみ。しかも展示車両には車両の紹介等の掲示物もありましたが、今年はありませんでした。なので、重要部検査なのか全般検査なのかもわかりません。「大雪」と「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークも展示されていました。実は床に展示さ...
今回は写真メイン。ちょうど2週間前に開催された苗穂工場一般公開。2019年の一般公開を最後にコロナ禍以降は実施されていませんでした。ということで、今年は4年ぶりの開催となったわけですが、やはり相変わらず楽しかったです。管理者の時間の関係で午前中に40分程度で急いで回りましたが、それでも思い出に残る1日でした。まず一番注目されていたのがキハ281系。先頭車が登場当時のものに復刻された901が展示されました。他の車...
昨年3月までに沿線自治体から存続することは難しいとして既に廃止が決定している函館本線山線(小樽〜長万部間)。昨今再び存廃問題が再燃していることはご存知でしょうか?なぜかというと、SNSで余市駅の利用状況が紹介されているのです。朝は3両編成の普通列車が満杯になり、それ以外の時間帯の列車も全てではないにしても駅ホームに行列ができるほど利用者がいるというものです。大量輸送こそ鉄道としての使命です。これまで廃止...
先月8月3日からの大雨の影響により、石北本線の上川(奥白滝信号場)〜白滝間において、線路の土台の土砂となるいわゆる盛土が大量に流出したことに伴い、同区間において、列車の運行ができませんでした。既に復旧されており、通常運行に戻っていますが、今年度の網走方面におけるお盆輸送期間は定期特急列車は運休となり、臨時特急列車とバスによる代行輸送で乗り切りました。臨時特急列車はキハ283系が充当されました。事前の情報...
今回はお盆輸送期間中の特急「北斗」についてです。お盆輸送期間中は、ほとんどの列車が7両編成や8両編成でした。8両編成が最大であり、9両編成や10両編成は今回も確認できなかったと思います。特急「北斗」がキハ261系に統一されてからまもなく1年。従来はキハ261系が8往復、キハ281系が3往復でした。そこに、キハ261系が最後に8両増備されたことで、27両のキハ281系を全て置き換えました。この8両というのは、先頭車を含むユニッ...
引き続き、お盆期間中の特急列車についてです。今回は札幌〜釧路間の特急「おおぞら」について。前回の記事で弟分の特急「とかち」を紹介しました。こちらでは増結が確認されませんでしたが、兄貴分の特急「おおぞら」については、増結が実施されました。1枚目の写真が特急「おおぞら9号」です。同列車を含めて、1号、7号、4号、6号、12号は最大6両編成でした。2枚目の写真が特急「おおぞら3号」です。同列車を含めて、5号、11号、...
お盆期間中の特急列車の様子をまだ紹介しきれていなかったので続きです。今回は特急「とかち」について。今年のゴールデンウィーク輸送期間中も増結が実施されず、寂しい形で終わりました。お盆輸送期間中も確認する限りでは、増結されたような情報は入っておらず、管理者が確認した限りでも所定の4両編成で終わりました。今回は撮影日も記載しません。お盆輸送期間中は4両編成で終わりました。ただ、4両編成の割には、自由席が1両...
苗穂工場の一般公開。毎年1回9月に実施されていますが、今年は9月9日(土)が一般公開日です。実はコロナ禍以降は一般公開が実施されておらず、昨年も感染症拡大の影響によって中止となってしまいました。今年は脱コロナとなり、移動に関する制限もなくなりました。今年こそは2019年度以来、4年ぶりに実施することができそうです。内容は過去に実施した際と変わらず、今年は今のところ注目の新車も登場していません。注目の改造車や...
7月上旬から宗谷線特急の運用に入っていたキハ261系5000番台はまなす編成ですが、昨日をもって運行を終了しました。今回も近場でしか撮影できませんでした。夏季の土休日で下りの特急「宗 谷」にはまなす編成充当となれば、1本後を特急「フラノラベンダーエクスプレス」が追いかけるので、短時間ではまなす編成とラベンダー編成を撮影できました。7月最初の充当開始当初は車両不具合が発生したためか、当初の予定から変更して通常...
いよいよ今年も9月2日(土)から、札幌と函館を函館本線山線経由(小樽・倶知安・ニセコ経由)で結ぶ特急「ニセコ号」の運転が始まります。詳細は以下のとおりです。【運転日】2020年9月2日(土)~4日(月)・7日(木)~11日(月)・14日(木)〜18日(月・祝)・22日(木・祝)〜24日(日) 計16日間【車両】<札幌⇔函館:キハ261系5000番台はまなす編成>1号車:フリースペース2号車:指定席3号車:指定席4号車:指定席5号車:指定席【運行時刻】函館...
先日記事として掲載した721系3000番台F-3016編成の苗穂工場解体線への入線。その後、いよいよ解体が開始されています。721系初の廃車&解体です。ということは、今後も廃車&解体となる車両が順次出てくる可能性が高いでしょう。正式な時期は不明ですが、昨年から既に営業運転を離脱していたようで、その後長期にわたって苗穂工場に入場していました。残念ながら、復帰することなく解体されてしまった流れです。製造から34年が経過し...
宗谷本線の実証実験は特急「宗 谷」の比布駅、剣淵駅の臨時停車だけではありません。宗谷本線の名寄以北についても、注目すべき実証実験が2つ実施されています。①高校直通バスの実証運行幌延から稚内高校、稚内大谷高校間で登校時に利用されている普通列車と同時間帯で高校直通バスを運行し、鉄道やバスなどの組み合わせにより利便性向上につながるか検証を行います。実施期間:8月21日(月)〜8月29日(火)までの7日間(土日を除く)...
札幌と稚内を結ぶ特急「宗 谷」。走行距離は396.2km。これは、気動車特急で最も長い距離を走ることになり、鉄道ファンや旅行者にも人気の列車です。大都市札幌から最北の地を目指す列車として人気があります。そんな特急「宗 谷」ですが、9月3日(日)まで比布駅と剣淵駅に臨時停車します。特急「サロベツ」2往復については、通常どおり通過します。これは、宗谷本線の特性である幹線交通ネットワーク機能を活かし、かつ沿線住民の...
8月3日からの大雨の影響により、石北本線の上川(奥白滝信号場)〜白滝間において、線路の土台の土砂となるいわゆる盛土が大量に流出したことに伴い、同区間において、列車の運行ができませんでしたが、明日8月21日(月)の始発列車から運転再開となります。発表されている公式資料を見ても、復旧までの大変な道のりが伺えます。元々は鉄道林に囲まれた人里離れた山の中。そんな人口希薄地帯において土砂災害が発生しました。加えて、...