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車をヨンジェさんの自宅横につける。遠目にカメラを持った人がちらほら。子供たち二人をカートに乗せる。「いいっていうまで、静かにしていてね?」二人はうんうんと頷く…
インターフォンが朝からなり続けていたという。目が見えない分、耳のいいヨンジェさん。耳に残るあの音はストレスになる。だから……「うちはこういった時、電源切ります…
みんなの回答を見る たまに読み返しては、また書く意欲がわかないか、何かストーリーが降ってこないか苦闘してますw我ながら、この『Lights』シリーズ、よく書…
「ヨンジェさん?今度、肩がよくなったら水泳教室来てみません?」翌朝、朝食を囲う5人。いつもと変わらずに話す。何も知らない、チビヨナちゃん。私とヨンジェさんの様…
伯母さんの心配してくれる気持ちもよくわかっていた。少なからず、イヤな方向に私が向かうのではないかという不安もあるのだと思う。一度、周りの人たちに自分のやってき…
テレビ台の端に飾っておいたオルゴールが目に入った。それを手にして、数回ネジを巻く。それから流れて来る『Spring day』の音色。テーブルに顔を埋めて、その…
頼まれていた再配達の依頼。オッパに頼むと、上機嫌で風邪にいいというおかゆを作ってくれた。そうか、……きっと、また知っているんだ。あの家の、ドアの前まで来て、そ…
そして、咄嗟に距離を取るために横に飛び跳ねた。「……?」「……風邪が移るとまずいから。」「あー、ごめん。マスク取ってくる。」治療中だから、単なる風邪でも熱が上…
スーパーに行って、食材と日用品を買い出す。その間、1時間ほど……その間に、何度か携帯が震えた。『トイレットペーパー、切れそうだから。』『アイスクリームが食べた…
二人を目の前にして、初めて泣きながら自分の今考えている気持ちを伝えた。「セヒョンちゃん……」「……」もう会場もキャンセルしてしまったし、出席者にもおわび状を送…
「家族写真だけでも、撮って置こうか?」オンニの提案に、私はふとあのエレベーターを出た先にあった虹の作品を思い出していた。そして、使える手段はまだあるのかもと……
「……あんた、契約まで持ち出したの?」ミンジェはギブンに尋ねる。「決めたのは、そいつ自身だ。……死相を消す、確約が欲しいと言ったのはそいつだ。おれは、ちゃんと…
突然のけたたましいおばちゃんの声に、驚いて肩が跳ねた。「何?どうしたの?」「思い出したっ!あなたっ!えっとぉー、確か……ま、ま、ま、魔性の女!」「……」「魔性…
結局、ヨンジェさんの自宅の1階、元はお店のところ、この間パーティをしたところで3人でランチをすることになった。おばさんが広げた、手作りのお弁当。「うわぁ~、す…
ルナは子猫を産んでからしばらくしてから、そこに姿を見せなくなった。5匹の子猫を残して。カナは保護した子猫の里親を探した。1匹、また1匹と引き取られていく子猫た…
キャーキャー響く黄色い声、今日もまた、たくさんの人だな。「もうっ!押さないでっ!」ユナは少しでも推しを見れる位置にいたくて、必死だった。キャーっ!一際大きな歓…
「それじゃあ、ここで。今日はありがと。」ユナにあれこれいろいろと聞かれたけど、上の空だった。……もしかしたら、これが最後かもとか思ったら、さっきは咄嗟に可愛い…
季節が変わり始めて、景色が白く色づき始めた頃、カナはいつもと同じように食べ物を持ってルナの所へやってきた。変わらず、ルナは威嚇の様子を辞めずにいたが、大きくな…
『もしもし?』3回目のコールで、ヨンジェさんはやっと出てくれた。「すみません、いのりです。突然電話したりなんかして、今大丈夫です?」『ううん、嬉しい。……怪我…
子供たちを寝かしつけて戻ってきたホビ。「ありがと」キッチンで洗い物をしながら、そう声をかけた。その足で彼は冷蔵庫を開けて、ビールを取り出す。「飲む?」「ううん…
「……ヨンジェさんが、怪我?」「ん、転んでしまって、肩を打撲してしまって……しばらく、楽器も弾けないし、何もできないって……結構、怒ってるみたいで。」しょぼん…
『ジミンが話したいんだってさ。』退社の連絡が入って、すぐに電話がかかってきたと思ったら、今夜はジミンさんとユンギさんが家で飲みたいって言っているって。冷蔵庫を…
ゴミをまとめながら、おばちゃんは長年連れ添った旦那さんの話をしてくれる。馴れ初めから、結婚、色々な思い出、そして別れ…… 「私たちには子供がいなかったから…
『あ、え?…あ、……』 ブチンと通話ボタンを切った。 「……そんなに怒るようなこと?二人とも、一人で片付けるのが大変だろうからって、残ってくれてたんでしょ…
RrrrrrRrrrrrRrrrrr間が空いていたとはいえ、子供の頃からの付き合い。私がどうすれば、電話に出るかも忘れてなかった。1度切れた。そして……Rrr…
「あはははははっ!」「……おばちゃん、笑い事ではないのよ……」「はぁ……笑える話だと思うけど?で?2人は?」あの後、肩を痛めた私を2人で慌てながら病院だのなん…
にゃーと1つ鳴いた猫。そのすぐ後ろに、今度はギブンが現れて、猫に向かって短刀を振りかざした。振り下ろされた刃が猫に触れるか触れないかのところで止まる。ギブンは…
「……大体っ!なんで、ミンジェさんは死神で…………私には死相?……好きで、殺されかけた訳じゃ……ないし……」「あー、あー、……もう、ダメだって……」ミンジェは…
……はあ。好きに使って、片づけは明日するからと言い残して、私は自宅スペースに一足早く戻って休んだ。翌朝、1階に降りてくると、いつもの足元に何かしら置いてある。…
✨親愛ある友へ、敬意と感謝を捧ぐ✨キラキラしたものの、その輝きを私は目にしたことがない。ただ肌と耳から感じる暖かさや雰囲気だけ。かつて、アッパとそこにあったで…
「……っ!ジミンっ!」リビングに現れたミンジェとジミン。「ただいま」カナやユンギの心配を他所に、ジミンは笑って見せる。「大丈夫?何もされてない?怪我は?……痛…
「ギブンっ!あんたねぇっ!」雲のように現れたミンジェは、すぐさま目の前のギブンに詰め寄った。「……」「……騒々しいな。」ギブンの横、無言で佇むジミンが目に入る…
「ミンジェさんっ!!!」マンションに戻って、部屋に入ると開口一番カナは叫ぶようにミンジェの名前を呼んだ。「お?」雲のように現れて驚いたような顔をして見せるミン…
カナが退院する。あれから、ギブンは1度も姿を見せなかった。カナの退院に付き添うユンギ、ジミンは病院を出ると地下鉄を使って自宅まで帰ることにしていた。車もあった…
こんにちわ。物語はある程度原稿進みましたら、アップしていこうと思います。まだ、もう一つ書いているところではあるので、やわやわと行こうと思います。今回の物語が、…
新しい物語ではなく、以前書いていたものを公開前に書くのを辞めて、そこで止まっていたんですけど、『Lights』を読み直していて、「blindness」も読み返…
※こちらの物語は以前投稿したものを一部修正しましたものになります。登場しますグループは架空のグループです。お名前をお借りしてはいますが、実在の方とは違いますの…
※こちらの物語は以前投稿したものを一部修正しましたものになります。登場しますグループは架空のグループです。お名前をお借りしてはいますが、実在の方とは違いますの…
※こちらの物語は以前投稿したものを一部修正しましたものになります。登場しますグループは架空のグループです。お名前をお借りしてはいますが、実在の方とは違いますの…
※こちらの物語は以前投稿したものを一部修正しましたものになります。登場しますグループは架空のグループです。お名前をお借りしてはいますが、実在の方とは違いますの…
※こちらの物語は以前投稿したものを一部修正しましたものになります。登場しますグループは架空のグループです。お名前をお借りしてはいますが、実在の方とは違いますの…
カテゴリ毎、葬ったはずの物語の原稿を読み直して見たら、止まっていたはずの続きを書いている自分がおりますm(*_ _)m……少し、修正しながらではありますが、そ…
「……人質?」一通りジミンの説明を聞いたユンギは、詳しくは分からないものの、危ない危険な香りを感じられずにはいられなかった。「やめておけ。……カナの死相もいつ…
病室を出たジミンは、目の前の長椅子に腰を下ろした。バイトの時間までは、まだ大分時間があったのだ。そこへ鎮痛剤を持ってきたユンギ。ジミンは、2人で話しているから…
ヨンジェとカナ。二人きりになった部屋の中は静まり帰っていた。「……それはできないからね。」ヨンジェはポツリという。何一つ言葉は放たれていないのに、ヨンジェはカ…
……うっすらと光を感じて、重たくなったまぶたをこじ開けるように、目を開いた。見覚えのある白い天井。視線を周りに向ける。ベッド脇、椅子に腰掛けて天井を眺めるユン…
救急車が搬送したのは、ユンギの元職場だった。ERの面々もユンギとカナのことは知っていた。そんな中に搬送されたカナ。慌ただしくカナを取り囲む医師と看護師たち。ユ…
カナは泣き続ける店長の手を取った。「……ありがとうございます。そんなに大切に思われていたなんて、……思い出せないのが、悔しいくらい」「……なぁ?あんた。」男性…
「「ご馳走様でした。」」ユンギとカナは、出された料理のほとんどを食べきった。2人とも腹回りを擦りながら、苦しそうにしている。「残ったものは今詰めるから、少し待…
「……え?カナ?……あれ?」訪れた居酒屋風のお店。そこの従業員と思われる男性はカナを見るなり、目に涙をみるみる貯めて行く。「……て、店長っ!」そう言って、店先…