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人間というのは横着なもので、いったんラクを覚えてしまうとそれが当たり前になって…今までなんでもなくやっていたことが、億劫になってしまいます。私も、アルファ156V6=ペッピーノがうちにやってくるまでは、約30年間、アルファ155TS=メメを愛車にしていて…マニュアル車の運転も、左ハンドルの不便も、さしたる問題とは思いませんでした。とくにメメはクラッチが重めで、ひどい渋滞のときなど左足が疲れたものですが、それが日常だったし。左ハンドルであることはもっとめんどくさくて、片側一車線の道で停車中のバスを追い越すときなど…対向車線の安全を確認するため、体を右側に乗り出して視認する必要がありました。それよりずっと大変なのは、助手席に誰も乗っていない状況で、有料駐車場に入るときに駐車券を取ること。また入れること。発券機のギリ...やっぱりアルファは「生き物」だ
妻が運転できる車として買った、うちのペッピーノ。(アルファロメオ1562.5V6Q2という車種です)2週間近く乗ってみたインプレッションを書いてみます。素人がインプレッションだなんて、生意気だと思われるかもしれませんが……これでも若いころ国内A級ライセンスを取り、筑波サーキットで草レースを走ってたんです。アメリカのレースクールに通って、フォーミュラ・フォード(あのタイヤが4本むき出しになってるレーシングカーです)のライセンスも取りました。ただ、おカネがかかり過ぎて続けるのが難しかったのと、本当の才能がないのがわかったのでやめました。そのときは無駄なことしていたなと思ったんですが……後年になって、一時期モータースポーツを取材して、国外にも行って取材し記事を書く仕事をしばらくしていて。F-1から国内のスーパーGTレ...インプレッション
先日、路上ですごく古いアルファロメオに会いました。横浜市営地下鉄グリーンラインの、センター北駅の近くでした。1960年代に生産された、ジュリアスーパー。名車ジュリアの仲間の中で4ドアセダンのバージョンです。拾い画像ですけど、こういった車です。色はホワイトで、オーナーさんがすごく綺麗に乗っているのがわかりました。(どこかのタイミングで全塗装し直されているのかも)こちらはペッピーノに乗っていました。少なくとも製造から半世紀は経っているであろう車を、こんなにいい状態で大事に乗っている現オーナーさん。私のメメでさえいい加減古いとは思うけれど、まだようやく30年経とうかという程度ですからね。いろんな意味でのご苦労と車への愛を思って…(メンテナンスの問題もありますが、現代の交通環境であの車を運転すること自体大変かと…)同じ...車遍歴の最後に乗る車
うちのメメ(アルファロメオ155ツインスパーク1993年型)のオイル交換をしました。純正「アルファ・ツインカム」の系譜において最後を飾った、2.0リッターツインスパーク8バルブエンジンの真価が復活。新入りのペッピーノが搭載している「ブッソV6」エンジンはもちろん素晴らしいけれど、やっぱりこっちも、しみじみといいなあと。V6が持っているトルクの余裕と力強さはないし、ギア比設定の問題もあって、特に停止時からの出足が遅いメメですが…シュンシュン回るエンジンフィールの軽快さではV6を凌駕するし…エンジンがオールアルミブロックで軽量なのもあって、圧倒的に前が軽い。総重量の問題ではなく、ウェイトの前後比の問題で純粋に前軸重量が軽いことが、挙動の軽さに繋がっていると思われ。あれやこれやとライトな心地よさには、ペッピーノとはま...やっぱこっちもいいね!
普段は離れたところに住んでいる息子が、大学の春休みで帰省していて…今日は彼の運転の練習のため、ペッピーノを出してドライブへ。わざわざそのために、私も昨日遅くまで起きて仕事を済ませてしまいました。行き先は江の島。横浜新道など通って、息子の運転で。着きました。平日でも江ノ島神社の参道の商店街は、修学旅行客らしき人たちなどでかなり賑わっています。江の島なんて来たの、何年ぶりだろう。まして橋を渡ってこちらまでやって来たのは、小学校低学年か、もしかすると幼稚園ぐらいのときぶり…かも。ところで江の島って、小倉唯さんのシングル『プラチナパスポート』のMV撮影があった、いわゆる「聖地」なんですよね。上の門のところもそう。このおみくじを結んであるところも。ただほとんどのカットは、700円も出さないと入れない「サムエル・コッキング...息子の運転練習で…