庭の「ジャノヒゲ」 青い果実
「ジャノヒゲ」(蛇の髭)は、キジカクシ科の常緑多年草で、日本各地の林床などに自生しています。別名を「リュウノヒゲ」(竜の髭)とも呼びます。地際から、線形の細長い葉を20cm位伸ばし、初夏に淡紫~白色の小花を下向きに着け、目立ちません。秋に出来る果実が鮮やかな青色ですが、葉陰でよく見えません。12月の大雪の後、いったん雪解けした1月中旬、雪に押し倒された葉の間から、美しいコバルトブルーの実が顔を出しました。自宅西の雪柳の樹下です。南側のモミジやシモクレンの樹下や、背後の塀際には、匍匐茎を伸ばして増殖していますが、雪に覆われたままです。園芸種には黒い実を着けるコクリュウ(黒竜)や、小型のタマリュウ(玉竜)などがあります。庭の「ジャノヒゲ」青い果実
2023/02/07 10:05