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月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)150まで更新しました BL小説 霞に月の(工藤×良太)150、清風9、好きだから39、何となくクリスマス!11 まで更新しました
月夜の猫-BL小説です 霞に月の150 BL小説 青山プロダクションのオフィスに珍しい来客があったのは、数日後、良太がたまったデスクワークを急ピッチでやっている時だった。 「こんにちは」 ドアを開けて入ってきた長身の女性を見て、パソコンから顔を上げた良太は、えっとつい口にする。 「いらっしゃいませ。あら、加
月夜の猫-BL小説です 何となくクリスマス!10 BL小説 「いいものがあるな」 工藤の声に良太は振り返った。 「飲みます?」 「おう」 風呂上がりの工藤はバスローブのままソファに腰を下ろした。 グラスを二つ工藤の前のテーブルに置いて、良太はラム酒のボトルを開けた。 鼻孔を擽る香りとグラスに注がれるコクコク
月夜の猫-BL小説です 霞に月の149 BL小説 「そういえば、大森さんの、すごくいい出来になったって、ヤギさん、喜んでましたよ」 「そうか」 「あ、そうだ、大森さんがちょっと情報くださったんですけど、表具師? やってる親子がいるって。ちょっと連絡してみようかと思って」 「表具師か。面白いかもな」 土曜日放映の
月夜の猫-BL小説です 清風6 BL小説 日曜日は朝からすっきり晴れ上がり、絶好の初釜日和というところだろうか。 空気が冷たいせいか一層清清しい青空を車の窓越しに見ながら、もう一本煙草をくわえようとして、工藤はやめた。 「あのバカ、まさか寝てるんじゃないだろうな」 待ち合わせは十時、会社の駐車場、そういっておい
月夜の猫-BL小説です 霞に月の148 BL小説 「俺もうアラサーですよ」 良太が言っても、「年齢じゃないのよねえ」とおかみは笑う。 隣では工藤がフンと鼻で笑う。 良太は工藤を軽く睨み、「またそうやってバカにする」とブツブツ口にする。 「バカにしてるとか勝手に思うのはお前だろう」 確かに年じゃないな、こいつは
霞に月の147(工藤×良太)まで更新しました。 ★お正月エピソード、追加いたしました。 清風(工藤×良太、かな
月夜の猫-BL小説です 霞に月の147 BL小説 なんか今夜、疲れてんのかな、うらぶれてっぽいし。 良太は工藤の横顔を見てこっそりそんなことを心の中で呟きながら、工藤の横に座った。 「いらっしゃい」 おかみがカウンターの中から良太におしぼりを渡してくれる。 「肉じゃが美味しそうですね。俺、生ビールお願いします
月夜の猫-BL小説です 清風3 BL小説 青山プロダクションは現在、志村嘉人、中川アスカ、南澤奈々と、三人のタレントを抱えているが、当分は小笠原のマネージメントも志村のマネージャーでベテランの小杉に兼任してもらうことになっている。 その小杉が帰ってくるまでは、良太がやらざるを得ないだろう。 小笠原本人とはまだ
月夜の猫-BL小説です 残月72(ラスト) BL小説 壁には古いモノクロの女性やフランスの風景写真が飾られ、壁をくぼませたスペースにはブロンズの彫刻が飾られている。 「あの、写真の女性、綺麗な人ですね」 良太がぽつりと言った。 「カミーユ・クローデル、彫刻家だ」 「え、そうなんですか?」 良太は聞き返す。
月夜の猫-BL小説です 残月71 BL小説 「局時代の同期が退社して最近フレンチの店を開いたんだ、西麻布に」 「近いんですか?」 美味いものを食べに行くと聞けば、条件反射で良太はパソコンを閉じた。 「まあ、車で五分くらいか」 「ちびたちにご飯やってきますから、ちょっと待っててください」 良太はそそくさとエレベ
月夜の猫-BL小説です 残月70 BL小説 ところまでは覚えているが、うつらうつらしてそのまま眠ってしまった。 「良太」 聞いたことのある声が耳元で名前を呼んでいる。 「ったくしょうがないな」 声の主は良太の握っていたリモコンを取り上げ、テレビを消した。 しばらくすると、何かが胸の突起のあたりを這いまわっている
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)144まで更新しました BL小説 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 年頭から大災害が続き、情報を見ていてもきついです。 救助を待っておられる方がた、どうか助かりますように。 これ以上被害が大きくなりませんように。 霞に月の(工藤×良太)144、何とな
月夜の猫-BL小説です 残月69 BL小説 「午後からお出かけでしたっけ?」 お昼に一緒に弁当を食べていた鈴木さんが良太に尋ねた。 「ええ。ほんとは工藤さんが行くはずだったんですけど、英報堂の広報部長、何か怖そうなオッサンだし」 鈴木さんはフフフと笑う。 「大丈夫よ、良太ちゃんなら」 何をもって大丈夫とおっしゃ
月夜の猫-BL小説です 霞に月の143 BL小説 GWに挙式した良太のご学友、飯島肇とかおり夫妻が青山プロダクションを訪れたのは、公開された『大いなる旅人-京都』がランキング一位を維持した大型連休も終わり、相変わらず工藤も良太も忙しく飛び回っていた午後のことだった。 「あら、良太ちゃん、そろそろ戻るんじゃない
月夜の猫-BL小説です 残月66 BL小説 「何が怪しいんです?」 ほろ酔い加減の良太もへらっと返す。 「宇都宮さんと良太よ」 「へ?」 すると宇都宮がクククっと低く笑い、「紗英ちゃん、鋭いねぇ」と口にする。 「ああ、その目、絶対本気モード!」 日本シリーズも終わり、田園の要となるシーンの撮影も終わったこと
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)141更新しました。 BL小説 霞に月の(工藤×良太)141、 何となくクリスマス!4、 残月64、 好きだから25、 まで更新しました。
月夜の猫-BL小説です 霞に月の141 BL小説 「考えたさ! どんだけ考えたって俺の答えはおんなじだから……。親は大事だけど、同級生が結婚しようが俺のことは俺のことだし」 良太は訥々と言葉を紡ぐ。 「あんたの邪魔はしたくないけど、あんたから離れるのは……やっぱ、嫌だ……」 良太の目からまたぽたっと涙が落ちた
月夜の猫-BL小説です 残月63 BL小説 それから「大いなる旅人」の撮影陣をニューヨークへ送り出し、日本シリーズの取材に向けてパワスポも準備に入った。 残念ながら良太はゲームをリアルには見られず、タブレットでの観戦となった。 スポンサーの力が強くて、局のプロデューサーが工藤とも親しく、ディレクターの下柳を買
インド人の夫との年齢差 〜逆年の差婚は18歳差? 15歳差? なぜ実年齢が違うのかインド人〜
以前にもこのブログを見た事ある方は昔のタイトルからご存知かもしれないが、夫と私は18歳の年齢差がある。但しこれは彼のパスポート年齢の場合であり夫曰く本来の年齢は30歳だという。夫の言う実年齢でならば15歳差なのである。当初パスポート年齢と彼の自称年齢どちらで表
月夜の猫-BL小説です なんとなくクリスマス(工藤×良太)アップしました BL小説 なんとなくクリスマス(工藤×良太)アップしました 霞に月の138 がまだ続いておりますが、同時進行でアップしていきます 残月61、好きだから21までアップしました