宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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福津市内をポタリング中、JR福間駅周辺でED76-81号機に出くわしました。あれだけ走っていた「国鉄型電機」も今や少数派です。残り少ないED76やEF81を見るたびに、常々カメラや動画機材を向けてきました。この日だって例外じゃありません。くだんの貨物列車はそのまま福間駅に停車しました。ここで数分の運転停車をはさみ、スピード面で格上の特急列車を先に通します。遅れて駅に着くと、貨物列車はまだ停車していました。今や希少...
地域タグ:福津市
現役晩年の大道コーチみたいに、讀賣でもう一度輝けると信じていましたが、やはり衰えには抗えなかったか...一年で力尽きました。2000本安打にあと一歩二歩及ばずでした。この終わり方が良かったのかどうかは、マッチが決めたことですし、僕ら素人がどうこう言うことではありません。それでも確かに言えるのは、松田宣浩という野球人が、日本中の野球ファンに大きな夢と希望、そして熱い情熱を与えてくれたこと。これだけは忘れち...
【韓国ホテルガイド】Athene Motel(光州広域市西区)―うれしい朝食付き!
食事に金をかけたくないとき、朝食つきのホテルは重宝します。しっかり食べてチェックアウトすれば、その後の旅路は元気にやっていけるというものです。言葉が通じるならともかく、通じない国での朝食は、ホテルと街中とで難易度が変わってきます。僕はまだハングルに不慣れですから、韓国での旅行時は、朝食つきのホテルを優先的に予約しています。韓国南西部・光州に一泊したときのこと。市街地にあるAthene Motel(アテネモーテ...
地域タグ:韓国
宮若ふるさと祭2023(2=完)―追い出し猫サクラ&タマの会場まわり
宮若市に秋到来を告げるイベント「宮若ふるさと祭」が、4年ぶりに開催されました。このイベントに欠かせない存在といえば...そう、追い出し猫です!イベントフィナーレが近い14時半、休憩を終えた追い出し猫「サクラ」が会場に戻ってきました。妹分のタマも一緒です。まずはサクラの様子から追ってみましょう。福岡発のご当地特撮「ドゲンジャーズ」でおなじみ、ローカルヒーロー「ビンチョウファイヤー」と合流して、さっそくミニ...
地域タグ:宮若市
それにしても、今年の猛暑はなかなかハードでした。それが過ぎれば、いよいよイベントの季節が到来します。着ぐるみ活動がしやすくなるせいか、マスコット系イベントが集中して催されるのも、だいたい秋ごろです。猛暑がひと段落してまもない9月23日、福岡県宮若市で4年ぶりに「宮若ふるさと祭」が開催されました。これに合わせて、追い出し猫4体が登場するとのこと。さっそく見に行ってきました!撮影日:2023年9月23日...
地域タグ:宮若市
【2023年9月】関釜フェリー「はまゆう」乗船記(釜山→下関)
日本と朝鮮半島を結ぶ航路として、戦前からの長い歴史を誇る関釜航路。現在は日系の関釜フェリーと、韓国系の釜関フェリーによる運航が行われています。近年、フェリー会社が続々とキャラクター戦略を打ち出しているのは、船旅ファンならばご存知でしょう。阪九フェリー「ふねこ」のように、リピーター増に一役買っている「成功例」も見られます。その流れに乗ってか、2021年、関釜フェリーに新キャラクターが誕生しました。ロゴマ...
地域タグ:韓国
【施設紹介】下関港国際ターミナル(山口県下関市)―朝鮮・満州への玄関口は今
今回お届けする「下関港国際ターミナル」は、JR下関駅から徒歩5分という好立地にあります。下関駅からペデストリアンデッキを歩けば、地平に一切降りることなく、さらに横断歩道を一切渡ることもなく、ターミナルに至ることができます。とても便利ですね。戦前運行されていた「関釜航路」には「鉄道連絡」があったそうですから、船~鉄道間の連絡が良いのは、80年前も今も同じなのでしょう。▲下関港国際ターミナル全景国際ターミナ...
地域タグ:下関市
関釜フェリーはまゆうのキャラクター「かん太」「ぷうちゃん」が可愛すぎる!
下関と韓国釜山を結ぶ航路として、古くから親しまれている関釜航路。現在では関釜フェリー(日系)・釜関フェリー(韓国系)による共同運航が行われています。阪九フェリーの「ふねこ」を筆頭に、フェリー会社がこぞってマスコットを生み出している中、関釜フェリーにもオリジナルキャラクターが誕生しました。その名も「かん太」「ぷうちゃん」という、かわいいトビウオの兄妹です。▲関釜フェリー「はまゆう」かん太&ぷうちゃん...
地域タグ:下関市
【2023年9月】関釜フェリー「はまゆう」船内紹介(釜山~下関)
日本と朝鮮半島を結ぶ海上航路として、長きにわたり親しまれている関釜航路。現在は日系の関釜フェリー(はまゆう)と、韓国系の釜関フェリー(ソンヒ)の2隻による共同運航が行われています。今回は関釜フェリー「はまゆう」の船内についてご紹介します。日系ということもあり、船内設備は国内航路とほぼ同じです。国際フェリー初心者でも、安心して利用できるのではないでしょうか。▲釜山港に停泊中のはまゆう目次1 4甲板 1-1...
地域タグ:下関市
JR沿線ちくごマルシェに筑後のゆるキャラ登場!はね丸地味に6年ぶりじゃん
9月16日、JR博多駅改札前で「JR沿線ちくごマルシェ」が催されました。これに合わせて、鹿児島本線沿線からご当地キャラクター数体が登場するというので、さっそく見に行ってみることに。筑後のみんな、よっすー。10時半に会場入りすると、すでに大勢の来場者や利用者で賑わっていました。動線の邪魔にならないように待つこと数分、まずは大牟田市マスコット「ジャー坊」が出てきました。▲ジャー坊(大牟田市)現在、福岡県内のご当...
地域タグ:博多区
【旅行記】ムグンファ号に乗りまくる韓国旅2023 3日目(完)―朝の下関をぶらり
韓国鉄道の旅を無事に終えた僕は、下関行きの関釜フェリー「はまゆう」で帰国の途につきました。可愛いマスコットや美味しいカレーを満喫したところで、少し早めに就寝して翌朝の到着に備えます。船内中がまだ寝静まっている頃、船の動きが止まりました。そして続けざまに「ジャラジャラジャラ!」と轟音が聞こえてくるではないですか。どうやら下関沖に到達したようです。税関・イミグレーション・港湾施設の都合上、はまゆうは沖...
地域タグ:下関市
【旅行記】ムグンファ号に乗りまくる韓国旅2023 2日目(2)―釜山でお土産探し
光州を出発後、散々な目に遭いながら釜山に戻ってきました。これにて韓国鉄道の旅は終了です。ここから帰国モードに切り替え、下関行きの関釜フェリーに乗るべく、釜山港国際ターミナルに向かいます。乗船時間はまだ先ですが、余裕をもってチェックアウトしようという魂胆です。目次1 関釜フェリーのチェックイン13時からOK!2 値上がりした南浦洞のシアホットク3 ロッテ百貨店でゴージャス体験4 関釜フェリー「はまゆう」に乗...
地域タグ:韓国
【旅行記】ムグンファ号に乗りまくる韓国旅2023 2日目(1)―裏目に出すぎだろ
置き換えが進むKORAILムグンファ号を乗り継ぎながら、韓国南部を一周する旅。2日目は光州の「Athene Motel」から始まります。この日は光州駅から9501系「通勤列車」(通称:光州シャトル)に乗車後、光州松汀駅での乗り換え時間を利用して、松汀神社を訪問。それから湖南線を北上して鳥致院駅に向かい、駅前にある店でチャジャン麺を食べてから、京釜線で釜山に戻る予定です。もうちょっと時間があれば、光州事件ゆかりの地や、光...
地域タグ:韓国
【旅行記】ムグンファ号に乗りまくる韓国旅2023 1日目(2)―慶全線を乗りとおす
2023年9月、5年ぶりに韓国を訪れました。今回のおもな目的はKORAILムグンファ号の乗車です。昼食を済ませ、釜田駅から順天行きムグンファ号1943列車に乗車します。この日のゴールは、ホテル最寄りの光州松汀駅です。先はまだまだ長い!目次1 高速化された慶全東線(釜田~順天)2 順天駅前で暇つぶし3 ローカル色濃い慶全西線(順天~光州松汀)4 光州地下鉄に初乗車5 ラブホ色残る「ATHENE MOTEL」に一泊高速化された慶全東...
地域タグ:韓国
【旅行記】ムグンファ号に乗りまくる韓国旅2023 1日目(1)―5年ぶりの釜山
2023年5月、ついに新型コロナウイルスの水際対策が全廃されました。これまで所定回数のワクチン接種者を除き、帰国前のPCR検査・陰性証明取得が義務付けられていましたが、これも廃止されたことで、「アフターコロナ時代」が到来したといえます。とはいえ、2019年以前に比べると海外渡航のハードルは上がりました。極度の円安は言うまでもなく、航空券が一向に値下がりしないのですから。それでも航空券の動向を追い続けていると、...
地域タグ:韓国
今年もイオンモール福岡で「三重県フェア」が開催されました。前回に続き、三重県内のご当地キャラクターが登場するというので調べると、桑名商工会議所のマスコット「ゆめはまちゃん」も来ることが分かりました。おっ、初見じゃないですか!じつは2020年夏、ゆめはまちゃんネタを求めて桑名に行ったことがあります。ただ商工会系のキャラですから、街中を歩いてもそう簡単に登場するわけではなく、ついに無収穫のまま後にしました...
地域タグ:粕屋町
9月初頭の恒例行事、宗像高校・中学校体育祭が開催されました。今年のテーマは「全進」。久しぶりに母校体育祭の熱気を感じようと、さっそく見に行ってきました。...というのはタテマエで、本当の目的は学食です。こういった一般開放のときを利用して、母校の味に舌鼓を打つのが、僕にとっての楽しみになっています。▲今年の体育祭テーマは「全進」体育祭会場の学校グラウンドには、正午前に到着しました。学食に直行しても面白く...
地域タグ:宗像市
旧枝光本町電停を起点に、西鉄枝光線の線路跡をたどってきました。ホームが残る荒手電停を過ぎると、線路跡は築堤もそのままに残っています。▲橋台が残る▲築堤と橋台が残る築堤の終端部に到達すると、そこには小さな橋台と古い地図看板がありました。どうやら廃止前に設置されたものらしく、地図中には枝光線もしっかり書き込まれています。ここから小高い山を越え、戸畑区に入っていきます。線路跡は面影を失い、どこを通っていた...
地域タグ:八幡東区
西鉄北九州線の一部を構成していた「枝光線」は、1985年の廃止から40年近い現在もなお、当時の面影を断片的に留めています。専用軌道が大半を占めていた関係で、廃線跡をたどるのは容易です。今回はスペースワールド跡地に近い旧枝光本町電停を起点に、戸畑方面を目指し歩いてみました。いったいどれだけ痕跡が残っているでしょうか?▲踏切跡(枝光線は手前を横切っていた)枝光線は本線の中央町電停と、戸畑線の幸町電停を結んで...
地域タグ:八幡東区
閉園間近のスペースワールドを横目に...行き交う列車を激写!
2017年末をもって閉園するテーマパーク「スペースワールド」最寄りのJRスペースワールド駅で、行き交う列車の様子を収めていきます。列車を収めるだけでは面白くないので、今回は駅構内の風景も少しだけ被写体にしてみます。さすがはテーマパーク名を冠するだけはあって、すぐ真横にはスペースワールドのアトラクションがそびえています。そのため、時折絶叫マシン「ヴィーナスGP」の轟音が聞こえてきます。この「ヴィーナスGP」は...
地域タグ:八幡東区
園内のレストラン「アースカフェ」で昼食を平らげ、少し腹も膨れたことですし、引き続き閉園前々日のスペースワールドをめぐっていきます。観覧車の近くへとやってきました。この辺りはスペースワールドの中でも一番西側のエリアにあたります。近くには同園ランドマークのスペースシャトル原寸大モデルもあります。スペースシャトル(原寸大モデル)と絶叫マシン「ヴィーナスGP」の近くまで来ました。これでようやく、スペースワール...
地域タグ:八幡東区
九州を代表するテーマパークとして永らく親しまれてきた「スペースワールド」が、2017年12月31日のカウントダウンイベントを最後に閉園しました。今回は閉園を惜しむ来場者で賑わうという、12月末のスペースワールドに訪れました。私はこれまで、2002年と04年頃に訪れたことがあります。つまり、10数年ぶりの来園ということになります。子供心ながらに、絶叫マシン「タイタン」が凄まじいぐらいに怖かったのを覚えています。最終日...
地域タグ:八幡東区
まつり八幡東2023(2=完)―令和時代にラッキー&ヴィッキー復活!
まさか令和の時代に、スペースワールドのマスコットが復活するなんて、誰が思ったでしょうか。どんなに難しい現実が待っていたとしても、小さな熱意がひとたび集まれば、夢はかなうものです。わっしょい百万夏まつりに続いて、まつり八幡東2023にもラッキーラビット&ヴィッキーラビットが「宇宙から」招待されました。この令和時代に、2体はどんなインパクトを見せてくれるでしょうか?▲ラッキー&ヴィッキー登場を待ち望むファン...
地域タグ:八幡東区
北九州市八幡東区のイベント「まつり八幡東」が開催されました。八幡東区内の山笠7基・ねぶたが一堂に会する「まつり大集合」やステージイベントなど、来場者を楽しませる内容がめじろ押しのなか、とくに注目を集めたものがあります。それがラッキーラビット&ヴィッキーラビットの登場!2017年に閉園したスペースワールドのマスコットだった2体は、多くの人に惜しまれながら、閉園とともに「宇宙へと帰って」いきました。あれから...
地域タグ:八幡東区
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宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
先日、親戚からもらったトマトが変な形でした。俗にいう「乱形果」というもので、温度管理が十分でないと発生してしまうそうです。2つのトマトが無理やりくっついたような形をしています。まるで「2つに分裂したかった」といわんばかりに...。▲変な形のトマトをもらったんだけど...▲なぜかズームしてみた▲裏側から見た乱形果位置を変えるごとに、異なる姿を見せてくれます。角度によっては桃のような形に見えますし、またずらして...
日本統治時代の台湾を代表する大規模建築物「烏山頭ダム」について、3回に分けてお届けしております。八田與一像、ダム堰堤に続いて、建設時の犠牲者を記した「殉工碑」を見に行ってきました。目次1 殉工碑2 八田水力発電所・旧放水口・八田與一記念室3 平圧塔・放水バルブ4 総括殉工碑これからダム堰堤をくだり、殉工碑に移動していきます。冒頭で通った道をもどり、ひとまず烏山頭水庫風家区分処(事務所)に向かいましょう...
日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。前回は八田與一技師の銅像を見たところで終わりました。これからダム周辺を散策しながら、見どころを探してみたいと思います。目次1 八田與一像の奥にホテル発見!2 ダム建設で活躍したミニ蒸気機関車3 ダム堰堤を歩いてみた八田與一像の奥にホテル発見!八田與一像の奥にも何かありそうです。おや、3階建ての立派な建物が見えるじゃないですか!とりあえず、...
日本統治時代は台湾にとって変革の時期でした。鉄道・道路網といった交通インフラが整備されたほか、ダム・用水路が縦横無尽に張りめぐらされたことで、農業は大幅な進歩を遂げました。日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。八田與一技師による指揮のもと、1930年(昭和5年)に完成しました。現在は歴史公園として整備されており、日本からも多くの観光客が訪れています。今回は八田與一技師の功績に...
季節が春から夏へと移り変わるころ、宗像中学・高校で開催されるのが、文化祭「鳳雛祭」です。今年は月またぎでの開催(5/31~6/1)となりました。一般公開日の6月1日、後輩たちをたずね母校の門をくぐりました。2024年のテーマは「輝憶」。輝かしい青春の一コマを見ながら、昔を懐かしんでみようじゃないですか!目次1 テンスケ&イカの校庭さんぽ2 単独でもイケる黒子のイカ3 学食でランチタイム4 美術部にエールを送り隊☆テ...
5月の毎週水曜日といえば「世界カワウソの日」です。世界的に希少なカワウソ亜科を保護し、その血筋を守っていこうという試みが、世界中でなされています。ぜひそれを知ってもらいたいと思い、毎年ブログで紹介するようにしています。みなさん、カワウソと聞いて何をイメージしますか?アイドル的可愛さのコツメカワウソ、アマゾンの猛獣オオカワウソ、それに絶滅種扱いのニホンカワウソなんてのもいます。一口にカワウソと言って...
目次1 入口付近の様子2 木造駅舎が残る烏樹林駅3 園内設備など4 観光用に動態保存された「五分車」を見るもよし5 総括入口付近の様子▲入口全景▲動態保存用に使われているナローゲージの線路▲左手前:阿里山森林鉄道DPC1形の中間車「DTC5号」右奥:阿里山森林鉄道客車「SPC8号」▲952号ディーゼル機関車▲ナローゲージの事業用車木造駅舎が残る烏樹林駅▲駅舎(正面から)▲駅舎(別角度から)▲駅舎内部は資料館になっている▲かつ...
除籍謄本から家族史をひも解いていくと、「見たくないもの」が見えてしまいます。祖先の離婚歴や、早死にした子供の多さは、祖先調査をしている人なら誰しもが直面する「現実」といえます。今回はその現実にスポットライトを当てつつ、母方祖父の系統をたどってみました。先祖調査の最初期に、「存在するのになぜか取れない」と悲嘆にくれた、天草市鬼池の戸籍証明書についての続報です。除籍謄本が「知らない過去」を明らかにする...
台南の奥座敷として、日本統治時代に整備された関子嶺温泉。濃厚な泥湯をたのしめることから、今も日本人の心をつかんでやまない名湯です。関子嶺温泉は日本統治時代に整備された旧温泉街と、戦後整備された新温泉街に分かれています。新温泉街の麓にのこる旧温泉街、すなわち「関子嶺老街」を散策しながら、台湾に残る昭和レトロを探してみました。目次1 関子嶺温泉公園からスタート!2 関子嶺温泉の老舗「静楽館」3 もう一つ...
原爆ドームのすぐ目の前に、かつて野球場があったことはご存じですか?プロ野球ファンならだれもが知る、広島東洋カープの旧本拠地「広島市民球場」のことです。ここからさまざまな名シーンやドラマが生まれました。一つ一つ挙げていくと長くなるので、今回は割愛します。2009年に新市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)が完成すると、旧市民球場はその1年後に閉鎖され、跡地は再開発の対象となりました。今回はそんな旧市...
2022年夏、日本を支えた一人の政治家が凶弾に倒れました。世界中が大きな衝撃に包まれたのは、言うまでもありません。台湾の人々は彼の死を悼み、高雄に銅像を建立しました。今回はそんな安倍晋三元総理大臣の銅像がたつ、紅毛港保安堂をめぐります。こちらは台湾沖で沈没した軍艦「蓬38号」の船長・高田又男大尉をまつる中華廟です。移転を機に大きな堂宇が建立され、現在に至ります。それでは見ていきましょう!目次1 外観2 平...
今回は福岡県中央部、嘉麻市に鎮座する「鴨生神社」をめぐります。この神社が鎮座する鴨生地区(旧稲築町)は、かつて炭鉱で栄えた地域です。昭和後期の閉山ラッシュを受けて、人口流出・衰退を余儀なくされましたが、商店街や炭鉱跡などに当時の面影を残しています。そんな鴨生地区の鎮守がここ鴨生神社です。鴨生第一公民館が併設されています。そこから参道を進み、小高い丘の上にたつ社殿に向かいました。▲神社横にたつ鴨生第...
どんたくパレード隊をもとめ、冷泉公園にやってきました。ここには毎年、どんたく隊の招集・待機所が設けられています。出発前の様子を見ることができる「知る人ぞ知る穴場」なのです。そんな冷泉公園を散策しながら、気になるものを探したいと思います。目次1 がんばれ!むなかたのテンちゃん2 大人気!西鉄のとまりますボタンさん3 粕屋町どんたく隊に刮目せよ!4 総括がんばれ!むなかたのテンちゃん▲宗像市の幟旗があるこ...
どんたくパレードの準備が整いました。各どんたく隊が出発する「呉服町拠点」から、パレードの様子を観察したいと思います。まずやってきたのは、「博多松囃子」の三福神と稚児流。出発地点で奉納を済ませてから、天神に向けて移動していきます。▲博多松囃子の三福神が呉服町入り!▲博多高砂連が通過三福神と稚児流に続いてきたのは、こちらも伝統的などんたくを今に伝える「博多高砂連」です。こちらもどんたく期間中、博多のいろ...
博多に初夏を告げる恒例イベント「博多どんたく港まつり」が開催されました。4月末の時点では悪天候との予報でしたが、前線の位置が想定よりもずれ込んだことで、雨のジンクスを跳ね返した形です。おかげで両日ともに晴天となり、強い日差しが博多の街を照らしました。2024年のどんたくは数年ぶりの大混雑が予想されるでしょう。さっそくその賑わいを確かめるべく、博多の街をたずねました。▲祇園町交差点で松囃子の三福神にエンカ...
この日にお祝いするのは初めてかも...。5月2日はカワウソ男子「こつめそう太」の誕生日です!そーくんを応援&イチオシしてくれる皆さん、そして活動を後押ししてくださる皆さん、いつもありがとうございます。じつは相変わらず年齢が分からないんですよ。2日が誕生日なのはそーくんの自己申告なんですけど、そのくせに年齢不詳ってどういうことよ?あまりにも気になるので、その理由を聞いてみました。なんでも「頑張りすぎて何年...
砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
今回は博多祇園山笠の八番山笠こと、「上川端通」飾り山の姿をお届けします。表標題は「決戦俱利伽羅峠」、見送り標題は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。こちら上川端通の飾り山は追山ならし・追山で実際に巡行し、毎年多くの見物者を驚かせています。なお、山笠終了後は「川端ぜんざい広場」で一年間展示されることになっています。表標題「決戦俱利伽羅峠」今年は源平合戦から題材をとりました。木曽義仲が角に松明を付け...
今回は博多祇園山笠の七番山笠にして韋駄天こと、「東流」舁き山・飾り山の姿をお届けします。舁き山の表標題は「」。飾り山の表標題は「黒田猛将虎退治」、見送り標題は「我町大博多」です。舁き山「○△□宏仁照花」博多にある聖福寺の住持を務め、多くの禅画を残した江戸期の禅僧「仙厓義梵」の姿が人形になっています。標題のもとになった「○△□図」はその名の通り、円・三角・四角が墨で描かれた彼の代表作で、現在は出光美術館に...
今回は博多祇園山笠の一番山笠こと、「中洲流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「奇襲桶狭間合戦」、見送り標題は「本能寺の変」。表標題「奇襲桶狭間合戦」舁き山・飾り山ともに、戦国時代の合戦ものが題材になりがちです。今回は桶狭間の戦いが表標題に選ばれました。見送り標題「本能寺の変」見送り標題の題材はその名の通り「本能寺の変」。明智光秀の襲撃の様子、そして織田信長の最期が人形で表現されています。主君のた...
今回は博多祇園山笠の三番山笠こと、「千代流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「徳川四天王」、見送り標題は「がんばろう熊本」。表標題「徳川四天王」徳川家康の躍進を支えた譜代の家臣4人をあしらっています。その中の一人・井伊直政の養母こそ、現在大河ドラマの主人公として世間の注目を集めている「井伊直虎」なのです。見送り標題「がんばろう熊本」熊本地震からの復興を願い、熊本ゆかりの歴史上の有名人や「くまモン...
今回は博多祇園山笠の九番山笠こと、「キャナルシティ博多」飾り山の姿をお届けします。表標題は「助六由縁江戸桜」、見送り標題は「分福報恩誉」。表標題「助六由縁江戸桜」表標題は歌舞伎の演目「助六」を題材に取り入れています。見送り標題「分福報恩誉」見送り標題の題材はいわずもがな、童話でお馴染みの「ぶんぶく茶釜」です。たぬきの人形が可愛らしい。▲キャナルシティの噴水と飾り山撮影日:2017年7月5日...
福岡市内の大学を卒業後、地下鉄七隈線を利用する機会はめっきり減りました。そんなある日のこと。木の葉モール橋本に野暮用があって、博多延伸後はじめて橋本までの全区間を乗りとおしました。博多駅から座っているだけで、30分もしないうちに橋本まで移動できるわけですから、そりゃもう感激したのは言うまでもありません。▲橋本駅に到着した3000系木の葉モールでさっと野暮用を済ませたのち、久しぶりに橋本車両基地の周辺を散...
木の葉モール橋本に「葉っちゃん」というマスコットがいるのを知ったのは、つい最近のことです。まだ誕生したばかりなのか、あまりネット上に情報が出回っていない、謎だらけのキャラです。休日に館内グリーティングをしていると聞き、さっそく見に行ってみました。博多駅から地下鉄七隈線で30分、福岡市西区にある木の葉モール橋本にやってきました。この日は島根県マスコット「しまねっこ」が来るというので、葉っちゃんとあわせ...
博多祇園山笠といえば、その名物の一つに「飾り山」があります。飾り山は6月後半から展示が始まり、山笠のクライマックス「追い山」が執り行われる7月15日零時までの半月近く、博多の至る所で見ることができます。期間限定の存在といえる飾り山ですが、一方で通年展示されているものも少数ながら存在します。その一つが、今回お届けする櫛田神社境内の飾り山です。表標題は「素神宝剣之奇瑞」、見送り標題は「威風長政決戦功」。表...
毎年7月15日の4時59分、博多祇園山笠のクライマックス「追山」が勢いよく幕を開けます。当ブログでは追山取材が毎年夏の恒例行事と化していますが、今2017年も漏らすことなく遂行しました。例年と同じように開始1時間前の4時ごろ、鉄道利用で博多入りをしました。ほぼタイミングを同じくして小倉・直方・前原・久留米方面からの臨時列車も到着するので、4時になると急激に博多駅周辺が混雑しだす傾向にあります。ゆっくり移動せず...
島根県の人気ご当地キャラクター「しまねっこ」が10日、島根県産ぶどうをPRするため、木の葉モール橋本(福岡市西区)に登場しました。なんでも、丸山知事や生産関係者とともに、サンリブの一角でイベントを行うとのこと。しまねっこが福岡に来る機会なんて、今やそうありません。このチャンスを逃すまいと、昼過ぎの木の葉モール橋本に向かいました。午後は14時から登場するとのこと。それに合わせて会場入りすると、しまねっこは...
博多祇園山笠も後半戦にさしかかった7月13日、呉服町から福岡市役所まで舁き山が巡行する「集団山見せ」が行われました。これは福岡市の要請により始められたもので、通常那珂川以西の「福岡」に入ることのない舁き山も、この時だけは顔を出します。つまり天神で舁き山笠が見られるのは、これが唯一の機会というわけです。「集団山見せ」の巡行ルートは基本的に「博多どんたく港まつり」のパレードと同じく、明治通りを東から西に...
博多祇園山笠が本格的に始動した7月10日、各流で流舁きが行われました。今回は御笠川東岸部に広がる千代流の巡行を追いました。2017年の千代流舁き山は千代中学校付近に山小屋を構えています。昨年は吉塚駅に近い千代森神社の横に置かれていました。今回は駅からずいぶんと遠い場所に拠点があるので、男衆を見つけるまで随分と歩きました。そして吉塚駅から歩くこと10分、千代中学校の近くで足を止めました。周囲には水法被姿の男...
6月に入ったばかりのある日、福岡市天神にあるアクロス福岡にやってきました。休日の天神で暇つぶしスポットといえば、真っ先にこの場所を思い浮かべます。何も考えず、ただ博多港の景色を眺めるのもよし、時おり通過する飛行機を撮るもよし。ここでの過ごし方は、人によって大きく変わってくるでしょう。この日は北からの海風がなく、飛行機は通常通りのRWY16(南向き)に着陸します。良いアングルから飛行機が撮れそうだと思った...
2016年もついに、博多祇園山笠のクライマックスたる「追い山」の奉納が行われました。夜明けの博多を疾走する男衆の姿は、伝統と情熱の街・博多を象徴するものといえるでしょう。無事「博多祇園山笠」が終わり、博多に夏がやってきたわけですが、ここで改めて「追い山」の様子を振り返りたいと思います。写真を中心としながら、当日の記録をお届けします。それではご覧ください。目次1 4時59分、一番手はスプリンター「東流」2 ...
クライマックス「追い山」前々日の7月13日、博多の町では博多祇園山笠「集団山見せ」が行われます。これは福岡市の要請によって始められたもので、舁き山が呉服町を起点として、明治通りを福岡市役所まで巡行します。福岡市役所のある天神地区は「博多」ではなく、いわゆる城下町の「福岡」にあたる地区にあたります。舁き山が那珂川を越え、「福岡」に入ってくるのはこの時だけで、平日開催の年が多いにもかかわらず、毎年多くの...
7月12日は博多祇園山笠「追い山ならし」の日です。追い山の予行練習を兼ねて、舁き山が日中の博多を駆け抜けていきました。今回は国体道路と大博通りが交差する祇園交差点で、舁き山巡行の様子を収めました。生憎の曇りでしたが、雨が降る前に全ての山が通過していきました。以下、写真を中心としながら、2016年「追い山ならし」の様子についてお届けします。目次1 軽快に駆け抜ける! ―舁き山2
今回は博多祇園山笠の二番山笠こと、「中洲流」舁き山の姿をお届けします。表標題は「坂田怪童丸」。本流の舁き山は中洲中心部、中洲中央通に面した雑居ビル前に置かれています。飾り山もすぐ近くに展示されているので、舁き山が巡行していないときは併せてご覧ください。▲表標題「坂田怪童丸」童話の主人公として日本人の心に深く刻まれている、「金太郎」に題材をとっています。その怪力をして、滝を昇る巨大鯉を素手で捕まえる...
今回は博多祇園山笠の二番山笠こと、「中洲流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「智略真田勇戦誉」、見送り標題は「一休知恵競之妙」。同飾り山は毎年、歓楽街で名高い中洲地区の中心部・「ホテルリソル博多」前に展示されています。地下鉄中洲川端駅1番出入口から飾り山まで、およそ100メートル。中洲交差点から中洲中央通りを南下してください。表標題「智略真田勇戦誉」2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田幸村...
今回は博多祇園山笠の十四番山笠こと、「博多リバレイン」飾り山の姿をお届けします。表標題は「戦国桶狭間」、見送り標題は「昔話博多勢揃い」。同飾り山は毎年、「博多リバレイン」南側入口に展示されています。ちょうど上川端商店街と向かい合った場所にあり、すぐ近くには川端中央街・上川端通の飾り山(後者は「走る飾り山」として有名)も展示されています。短時間に3つの飾り山を見られる場所ということで、飾り山散策の際は...
天気のいいある日、久々にJR鹿児島本線での撮影を思い立ちました。昔よりも寂しくなった気はしますが、だからと言って何もしないのは、これまた寂しい。せめてたくさん撮れるようにと、本数多めの夕方を狙いました。▲813系(全編成未更新)南福岡行きやった!まずやって来たのは813系オール未更新の6両・南福岡行き。前後ともに100番台でした。前3両はRM104、後ろ3両はRM111編成です。先行列車と間隔が詰まっているせいか、ずいぶ...