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#開蓮忌のブログ記事
  • 2023/05/22 07:26

    「開蓮忌」の話

    我々が今行う檀信徒喪儀法では、喪儀に続いてこの「開蓮忌法要」を行う場合がある(最近では略すこともある。理由は繰り上げ初七日に取って代わられるため。併修もある)。ところが、この「開蓮忌」、拙僧の不勉強を恥じるしかないのだが、出典が良く分からない。でも、いわゆる「3日目の供養」とはいわれ、しかもその観点からだと、次のような典拠があるという。第二には開蓮忌の法事である。釈氏要覧の中に見王斎と名けて、死後三日目に必ず僧侶を請して、追福を修すべきことを説いて居る。茂木無文老師『葬式・法事の仕方』国書刊行会、48頁以上の文章から、茂木老師は『釈氏要覧』を典拠に指摘していることが分かる。そこで典拠の文を見てみると、次の通りである。●三目斎北人は亡せて三日に至れば、必ず僧を斎し、之を見王斎と謂う。法苑に云く、「唐の中山郎...「開蓮忌」の話

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