香港グルメを語るうえで「茶餐庁」は欠かせない存在です。朝食から午後のティータイムまで、香港人の小腹を満たす場所として、茶餐庁は古くから愛されてきました。なかでも中環に本店のある「蘭芳園」は、誰もが知る茶餐庁の名店として、その名をとどろかせています。今回はそんな蘭芳園での朝食をもとめ、香港島の中環にやってきました。迷路のように張り巡らされた路地を進むと、人で賑わう一角にぶつかりました。周囲はちょっと...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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彦根駅から南彦根駅に向かって歩いている途中、大きめの稲荷神社を見つけました。立て看板には「高松稲荷神社」と書かれています。ずいぶん立派な門構えが気になり、少しだけお邪魔してきました。▲参道入口(一の鳥居)参道入口には大きな赤鳥居が鎮座しています。一般的な農村部の稲荷神社だと、小さな木製ないし鉄製の鳥居が立っていますが、ここの鳥居はとにかく立派!村社クラスの神社に負けない造りです。▲二の鳥居と手水舎そ...
地域タグ:彦根市
さすがに鳥居のない小祠クラスとなれば、近所でも気づかないことが多いです。とくにここ数年は、宗像の神社について網羅した『宗像郡誌』(伊東尾四郎氏)や、国土地理院地図に助けられています。今回は宗像市北部、江口地区の原集落にある原神社を訪れました。▲原神社が鎮座する原集落飛び地ではないものの、この集落は江口地区の他集落から遠く離れています。地理的には江口というよりもむしろ田野です。事実、田野地内の集落(...
地域タグ:宗像市
井伊氏の城下町として繁栄を見せた滋賀県彦根市。歴史的魅力に富んだこの街には、人々を惹きつけてやまないものが数多くあります。彦根の新たな魅力に触れようと、彦根城とJR彦根駅の間にある「花しょうぶ通り」を訪れました。この通りにはレトロ建築や古民家が多く、それほど観光地化されていないため、いい感じにくたびれた建築物が多いです。▲花しょうぶ通り全景彦根城よりの銀座商店街を抜けて、これから花しょうぶ通りに入っ...
地域タグ:彦根市
【旅行記】ひたすら歩け!関西お城めぐりの旅(3=完)―伏見桃山城址にあるものとは
藤井寺駅の「コロナ対策放送」から解放された僕は、鬱屈したまま橿原神宮前に向かいました。南大阪線から橿原線に乗り換え、近鉄電車の旅を続けます。目次1 筒井で近鉄Bu物件を調査!ついでにお城&神社も見てきた2 明治天皇陵・桓武天皇陵(伏見桃山城址)を拝観する3 湖西線で遠回り!彦根入りは遅い方がいい筒井で近鉄Bu物件を調査!ついでにお城&神社も見てきた次の目的地・筒井駅には、近鉄バファローズのロゴマークが入...
地域タグ:京都市
【旅行記】ひたすら歩け!関西お城めぐりの旅(2)―烏帽子形城に登る
大阪近郊もここ数年でずいぶん行き尽した印象ですが、未踏の地は残されています。今回はその中から、南海高野線沿いの河内長野を第一目的地に選びました。高野街道の宿場町ということで、市内にはたくさんの古民家が残っているはず。目次1 城めぐりはここから始まった!烏帽子形城址に登る2 葛井寺に残る近鉄バファローズの痕跡を訪ねて3 30秒おきに「コロナ対策放送」を流す近鉄藤井寺駅城めぐりはここから始まった!烏帽子形...
地域タグ:藤井寺市
【旅行記】ひたすら歩け!関西お城めぐりの旅(1)―2年ぶりの名門大洋フェリー
2022年10月、ご当地キャラ博in彦根が3年ぶりに開催されました。コロナ騒動が意味もなく継続しているのは相変わらずですが、開催に漕ぎつけただけでも大きな進歩といえます。さっそく見に行こうと、フェリーの予約を入れたのはいつも通りですが、ここでふと思いました。土曜に現地入りして日曜帰るのは、どうもワンパターンでつまらないよな、と。さいわい時間に余裕を見つけ、木曜発の名門大洋フェリー第1便を予約。大阪南港に金曜...
地域タグ:大阪市
もちろん忘れていたわけじゃありません。このブログや動画チャンネルで、オフィシャルナビゲーターを務めてくれている「そう太」が、このたびデビュー1周年を迎えました!いつか着ぐるみ化すべく、ともに日々精進しています。まだまだ知名度は限りなく0に近いですが、宗像キャラとして認めてもらえる日が来るまで、とにかく頑張るのみです。知らない人向けに、まずはそう太のビジュアルからご紹介します。モチーフはコツメカワウソ...
【2022年10月】名門大洋フェリー「フェリーふくおか」乗船記(大阪南港→新門司)
2020年夏以来、およそ2年ぶりに名門大洋フェリーを利用しました。普段、九州~関西間の移動には阪九フェリーを利用していますが、今回は時間の都合上、大阪市内から乗船できる名門大洋を選んだ形です。19時50分に大阪南港を出港する第2便で、一路新門司に向かいます。なお、この便には新しい「フェリーふくおか」が充当されました。はたして、新造船らしい新鮮味に出会えるでしょうか。目次1 余裕をもってフェリーターミナルに到...
地域タグ:大阪市
宗像市内の山登りスポットといえば、岡垣町との境界部にある四塚連山ですが、もちろん市内には他にもたくさんの山があります。今回はその中から、福津市との境界にある許斐山に登ってみました。こちらも城山と同様、かつては山城として使われた歴史を持っています。山城時代の遺構がどうなっているのか、登山ついでに調べてみました。目次1 登山道入口→許斐神社→熊野神社鳥居2 荒れ果てた熊野神社3 山城の痕跡のこる山頂部登山...
地域タグ:宗像市
近鉄バファローズの痕跡残る!筒井駅前をぶらり散策(奈良県大和郡山市)
奈良県大和郡山市の筒井駅前に、近鉄バファローズの名残があると聞き、さっそくやってきました。なんでも、駅前アーケードに「がんばれバファローズ」という文字と、岡本太郎氏デザインの「猛牛マーク」が残っているとのこと。昔のプロ野球に思いをはせるべく、拝んでやろうじゃないですか!目次1 近鉄バファローズの栄光は永遠に消えない2 筒井城跡3 閑静な住宅街を通って八幡宮へ4 筒井駅に戻って散策完了!近鉄バファローズ...
地域タグ:大和郡山市
岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第33回目)【8/1槵生間~23大泊(完)】
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。34回目となる今回は、岡本一行が槵生間(久春内)から輪荒を経由して、大泊に帰還するまでの行程を読み進めていきます。今年2月、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、樺太問題を再認識しようという狙いのもと、熟読を開始しました。あれから半年以上が経ち、北樺太の地理情報を掲載する中で、日本人があまりにも北樺太に対して無頓着なのに気づきました。...
地域タグ:北海道
ゆるっとキャラパーティ2022(3=完)―さくらがビールを「ガン見」した理由
14時20分、ゆるっとキャラパーティのクロージングステージ(閉会式)が迫ってきました。MCさんが参加マスコットの再登場を呼びかけるも、ほとんどの団体が撤収準備に入ったらしく、ステージ上にはむなかたのテンちゃん&黒子イカしかいません。気が付くと、あれだけいたお客さんがまばらになっていました。これはチャンス!海の道むなかた館マスコット(テンちゃん・黒子イカ)のツーショットを撮らせてもらいます。▲テンちゃん・...
地域タグ:宗像市
ゆるっとキャラパーティ2022(2)―みんな一緒にトレーニング体験!
昼休憩をはさんで、参加マスコットが会場に戻ってきました。これからスポーツトレーナーによる指導のもと、参加者体験型のトレーニング実演が行われます。もちろん、マスコット勢もこれに参加しました。▲トレーニング体験スタート!地面に3色の輪っかが置かれ、これから特殊なけんけんぱをやっていきます。しばらくその様子を見ていると、久留米市のくるっぱが近づいてきました。足取りも軽やかに、けんけんぱをやってみせます。▲...
地域タグ:宗像市
ゆるっとキャラパーティ2022(1)―むなかたのテンちゃんに相棒できました
あまりに他人任せかもしれませんが、宗像でキャラ系イベントが催される日をずっと心待ちにしていました。11月3日、海の道むなかた館・宗像市商工会主催のイベント「ゆるっとキャラパーティ」が、グローバルアリーナで催されました。ホスト役はもちろん、むなかたのテンちゃん&キラリ姫三姉妹です。ちなみに今回、テンちゃんの相棒「黒子イカ」のお披露目式も兼ねています。他にもマスコットが10体以上参加するというので、市内だ...
地域タグ:宗像市
【ご当地キャラ博2022番外編】夜のビバシティ彦根でマスコット三昧!
ご当地キャラ博in彦根の名物といえば、なんといっても初日夜にビバシティ彦根で開催されるイベントでしょう。両日彦根入りするお客さんにとって、このイベントは魅力的な存在です。夜のいい暇つぶしになりますし、事前に申し込んでおけば、玉入れなどの協議に参加することができます。今回は少し早めに会場入りしました。別件でグリーティング中のキャッフィーを見てから、会場の吹抜けに向かいます。それからほどなくして、まず唐...
地域タグ:彦根市
ご当地キャラ博in彦根2022 2日目(3=完)―唐ワンくんを労うの巻
14時30分、ついにクロージングステージが始まりました。まもなくご当地キャラ博in彦根2022はフィナーレを迎えます。マスコット大集合を見るべく、芝生広場のステージにやってきました。▲クロージングステージ開幕!MCさんの呼びかけにこたえ、続々と参加マスコットが集まってきました。業務や疲労のため、ステージに来ないマスコットもいます。▲大集合のクロージングステージ(業務上の都合で登場していないマスコットもあり)▲カ...
地域タグ:彦根市
岡本監輔の樺太旅行記 『窮北日誌』を読む会(第33回目)【7/27鵜城~30槵生間】
樺太北部をフィールドワークした岡本監輔の旅行記『窮北日誌』を読む会。33回目となる今回は、岡本一行が鵜城を出発するシーンから読み進めていきます。▲今回の巡検ルート(矢印が読み進める行程)7/27 鵜城~突岨:やまない大しけ二十七日、北風に乗りて発す。土人の男女の送る者、甚だ衆し。連日風雨あるも、此に至り始めて霽る。四顧すれば洗ふがごときなるも、波面未だ静かならず。行ゆく突岨を過ぐ。風勁きに会ひ、俄かに舟を...
地域タグ:北海道
ご当地キャラ博in彦根2022 2日目(2)―カモンちゃん大移動の巻
朝っぱらから歩きすぎたせいか、早くも疲れが出てきましたが、まだ歩けます。さらなるグリーティング現場を求め、芝生広場から桜庭駐車場のステージに移動しました。▲屋形船に乗るゆずがっぱこの日もマスコットの屋形船乗船が行われており、ちょうどゆずがっぱが乗っていました。その様子に気づかない人も多いのか、マスコットによっては容易に見物できます。▲つげさん(大阪府泉佐野市)&サブちゃん桜庭駐車場に到着すると、入口...
地域タグ:彦根市
ご当地キャラ博in彦根2022 2日目(1)―カモンちゃんを探せの巻
10月23日、ご当地キャラ博in彦根2022の2日目が訪れました。南彦根駅の近くで一泊した僕は、身体ケアに努めたことで体力を回復。前日と同じように、徒歩で会場に向かいました。▲近江鉄道高宮駅まずその前にやっておくことがあります。一度も乗車したことがない近江鉄道の駅に立ち寄ってみようと、多賀線が分岐する高宮駅に向かいました。コンクリ打ちっぱなしの駅舎があります。▲高宮駅内部高宮駅を出た後は、近江鉄道の線路に沿っ...
地域タグ:彦根市
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香港グルメを語るうえで「茶餐庁」は欠かせない存在です。朝食から午後のティータイムまで、香港人の小腹を満たす場所として、茶餐庁は古くから愛されてきました。なかでも中環に本店のある「蘭芳園」は、誰もが知る茶餐庁の名店として、その名をとどろかせています。今回はそんな蘭芳園での朝食をもとめ、香港島の中環にやってきました。迷路のように張り巡らされた路地を進むと、人で賑わう一角にぶつかりました。周囲はちょっと...
野暮用で鹿児島に日帰りしたときのこと。およそ20年ぶりに桜島フェリーへの乗船機会を得ました。南九州にはあまり行かないものでして...。ここ鹿児島港といえば、南西諸島に向かうフェリーが一堂に会する「船撮りの聖地」と言える場所です。貴重な機会をけして無駄にはしませんよ!みじかい乗船時間をフル活用して、船内からフェリー群を撮ってみました。往路鹿児島本港からフェリーに乗って右手に陣取ると、各埠頭に停泊するフェ...
香港住民の足として、古くから親しまれている香港トラム。非冷房で所要時間のかかる乗り物ですが、運賃の安さから利用者が絶えることはありません。その魅力といえば、なんといっても2階席からの風景でしょう。最前列のベンチに座って窓を開け放つと、香港島の混とんとした景色や生活音が、風に誘われたかのように飛び込んできます。一度体験したら病みつきになること間違いなし!今回はそんな香港トラムの乗車記をお届けします。...
博多の街に初夏を呼ぶ恒例イベント「博多どんたく港まつり」が開催されました。昔から「どんたくの時期はよく雨が降る」と言われています。それだけに悪天候が心配されましたが、ふたを開けてみると2日間とも好天に恵まれました。今回はどんたく初日(5月3日)の様子をちょっとだけご紹介します。目次1 博多松囃子はどんたくの主役!2 ついにおしくらマンをコンプリートしたどー!3 待機時間が長くてもがんばるnimocaフェレット...
5月2日はこつめそう太の誕生日!そーくんおめでとーっ!!うちに来てくれて何年たつんだっけ?たしか...3年ぐらいじゃないかな。君が来てくれたおかげで、僕もブログもリフレッシュした気がするし、世のご当地キャラさんたちを巻き込めることも知ったよ。いつも力になってくれてありがとうね。いつか大きくしてやるから、今は我慢してくれよな...。そんなそーくんの経歴を見ていると、一つ気になることがありました。誕生日は5月2...
かわいいキャラクターの代名詞といえば、そう...ひこにゃんです!あの白くて丸っこい見た目が人気を呼び、日本中のかわいいもの好きを虜にしてきました。「餅のように白くて丸いかわいさ」に価値を見出すのは、もちろん日本人だけじゃありません。東アジアの香港に目をやると、いるじゃないですか...白くて丸っこいの!▲二次元なT-チャイくん彼の名は「鉄仔」(T-Chai=ティーチャイ)。香港の鉄道事業をになうMTRのキャラクターで...
昨年、戸籍の広域交付制度を活用して、先祖の戸籍証明書をできるだけ取りました。これで高祖父母の生没年がほぼ分かったうえに、五世祖(高祖父母の両親)もすでに半数以上を把握済みです。おかげで先祖がどんな苗字でどんな生き方をしていたか、これまで知らなかったことが続々と明らかになりました。戸籍調査がひと段落ついたところで、先祖調査をいったん打ち切ったのが昨年末のことです。あれから新発見はなかったものの、母方...
戦前からつづく老舗航路として、多くの旅人を載せてきた「関釜航路」。下関~釜山を格安移動できる交通手段として、いまも根強い支持を集めています。今回はそんな関釜航路で使用されているフェリー2隻のうち、韓国側が運航する船「ソンヒ」(星希)の船内についてご紹介します。日本側もちの「はまゆう」と、船内レイアウトがやや似通っているのが特徴です。▲ソンヒ (星希) 外観目次1 4甲板 1-1 エントランス窓口 1-2 給湯室...
あれだけ長いように感じた香港滞在も、ついに最終日を迎えた。宿泊代をケチったせいで、最後の夜は空港で雑魚寝という有様だ。しかも、中東系旅客が延々とおしゃべりをするからロクに睡眠をとれず、24時間以上も起きっぱなしのまま朝を迎えた。これから先、とにかく帰ることしか考えていない。とはいえ、福岡行きの出発は12時35分とかなり後だから、なんとか時間つぶしの方法を見つけたいところだ。さあどうしよう?目次1 ランタ...
滞在4日間でもっとも重要な日がやってきた。これからはじまる3日目は一日中雨が降らない、屋外行動に適した日だ。それだけに、ジャッキー映画のロケ地をしっかり見ておきたい。同室のインド人は相変わらず、3時ごろまでスマホ遊びに興じた挙句、信じられないほど遅い時間に寝息を立てた。時計を見るともう5時を過ぎている。このまま眠ったら、9時過ぎまで寝きってしまう自信がある。でもそれは不本意だ。ならば寝るのはもうやめて...
同室のインド人たちは3時ごろ、ようやく寝静まった。疲れているというのに、これではとても満足に眠れやしない。今後、香港で宿泊するとしたら、値段はやや高くても個室にするか、利用者の質が高いドミトリーを使うのがベターかもしれない。目次1 香港らしい朝食といえば2 幻の香港神社参道でコツメカワウソに会った3 東鉄線のメトロキャメルは海峡を背に4 牛乳プリンを食べながら香港トラムのレア車「120号」を待つ5 ホンハ...
小学校3年生のころ、ジャッキー・チェンのアクション映画に出会ったのがすべてのはじまりだ。クラスメートや上級生から雑に扱われるなかで、強くて優しいジャッキー扮する主人公は、僕にとってのヒーローだった。あれから20年以上がたち、ジャッキーをはぐくんできた香港は変わろうとしている。言論の自由は陰りだし、民主主義は形骸化していった。誰もが知る国際都市ホンコンは、じきに中国のシャンガンへと変質するだろう。僕ら...
韓国の首都・ソウル中心部にはかつて、日本人によって作られた神社「朝鮮神宮」がありました。今回はその数少ない痕跡を一つご紹介します。韓国併合(1910年)によって日本領になった朝鮮半島で、行われた施策の一つが神社造営でした。朝鮮各地に建立された神社の総鎮守として、朝鮮神宮は京城すなわち現在のソウルに造営されました。戦後、朝鮮統治の終了にともない同神宮は廃止され、現在は南山公園の敷地に取り込まれています。...
4月10日、宗像市内の小学校で入学式が行われました。当初の予報では雨天とされていましたが、ふたを開けてみると天気は曇り!ソメイヨシノは散ることなく、子供たちに微笑んでくれました。それにしても、今シーズンのソメイヨシノは長く持つじゃないですか。花冷えが数日続いたおかげか、2週間もお花見ができました。花を見すぎてもうおなかいっぱいです...。時間をさかのぼること数日前。ちょうどソメイヨシノが満開を迎えた頃、...
ソメイヨシノが満開を迎えた頃、宗像市内の桜スポットをたずねました。今回めぐるのは主に市内西側の地域です。ついでに市境を越えて福津市にも入っちゃいましょうか。▲釣川の対岸から河東天満宮を遠望してまず最初にたずねたのは河東天満宮。山の斜面にそってソメイヨシノが植樹されています。釣川の対岸から神社を遠望してみると、堤防に咲く菜の花が手前に見えて、春らしい写真を撮ることができますよ!▲見ごろを迎えた河東天満...
宗像のソメイヨシノが満開を迎えた頃、田熊にある示現神社をたずねました。ここの桜並木は毎年、すばらしい春景色を見せてくれます。あまり人に教えたくない、隠れた桜スポットなのです。散りだす前にお花見を楽しんでおこうじゃないですか!▲宗像の桜スポットといえば示現神社!ここを忘れちゃいけんばーいここは古い住宅地の奥まった場所に鎮座しています。駐車場がないせいか、ここでお花見するのは地元民ぐらいです。それだけ...
2日続けて「くりえいと宗像 桜まつり」を見にいきました。あいにくの曇りだった1日目とは打って変わり、2日目の天気は快晴!心なしか前日よりも来場者が多かった気がします。そんなイベント会場を散策しながら、この日も宗像の人気ご当地キャラクター2体を探しました。▲2日目は快晴に恵まれたくりえいと宗像に到着したのは11時頃のこと。気温は前日とほぼ変わらず、日陰に入ると相変わらず肌寒いです。ソメイヨシノの開花シーズン...
毎年恒例のイベント「くりえいと宗像 桜まつり」が開催されました。このイベントはソメイヨシノ開花シーズンに合わせ催されているもので、ダイソー前を中心に会場が設営されています。満開の桜並木やキッチンカーをめあてに、大勢の人で賑わいました。そんな同イベントには、いまや市内のイベントには欠かせない「あの二体」も来てくれましたよ。宗像市観光協会の公認キャラクター、むなかたのテンちゃん&黒子のイカです。今回は1...
2025年3月末をもって、宗像市内から複数の西鉄バス路線が撤退しました。今回はその中から、東郷駅日の里口を中心に運行されていた「日の里循環線」のバス停を辿っていきます。日の里団地を西鉄バスが行きかったのも今は昔。最晩年は朝6時台に1往復(西大回り・東大回り各一本ずつ)の運行と、事実上の免許維持路線でした。この系統が廃止されたことで、東郷駅日の里口から発着する西鉄バスは姿を消しました。目次1 東郷駅日の里口...
4月に入っても全然暖かくならないんですけど...。でもね、外を見るとソメイヨシノがちゃーんと満開を迎えています。ビニールシートを敷いてお弁当並べて、一日中お花見したい雰囲気があるんですよ。それなのに、季節外れの肌寒さが残っていて、なんだか奇妙な心地がします。この寒さを俗に「花冷え」というんですって。自然現象一つ一つに言葉がついているあたり、さすがは桜と共生してきた日本人らしいなと思いながら、暖かい服装...
どんたくパレード隊をもとめ、冷泉公園にやってきました。ここには毎年、どんたく隊の招集・待機所が設けられています。出発前の様子を見ることができる「知る人ぞ知る穴場」なのです。そんな冷泉公園を散策しながら、気になるものを探したいと思います。目次1 がんばれ!むなかたのテンちゃん2 大人気!西鉄のとまりますボタンさん3 粕屋町どんたく隊に刮目せよ!4 総括がんばれ!むなかたのテンちゃん▲宗像市の幟旗があるこ...
どんたくパレードの準備が整いました。各どんたく隊が出発する「呉服町拠点」から、パレードの様子を観察したいと思います。まずやってきたのは、「博多松囃子」の三福神と稚児流。出発地点で奉納を済ませてから、天神に向けて移動していきます。▲博多松囃子の三福神が呉服町入り!▲博多高砂連が通過三福神と稚児流に続いてきたのは、こちらも伝統的などんたくを今に伝える「博多高砂連」です。こちらもどんたく期間中、博多のいろ...
博多に初夏を告げる恒例イベント「博多どんたく港まつり」が開催されました。4月末の時点では悪天候との予報でしたが、前線の位置が想定よりもずれ込んだことで、雨のジンクスを跳ね返した形です。おかげで両日ともに晴天となり、強い日差しが博多の街を照らしました。2024年のどんたくは数年ぶりの大混雑が予想されるでしょう。さっそくその賑わいを確かめるべく、博多の街をたずねました。▲祇園町交差点で松囃子の三福神にエンカ...
この日にお祝いするのは初めてかも...。5月2日はカワウソ男子「こつめそう太」の誕生日です!そーくんを応援&イチオシしてくれる皆さん、そして活動を後押ししてくださる皆さん、いつもありがとうございます。じつは相変わらず年齢が分からないんですよ。2日が誕生日なのはそーくんの自己申告なんですけど、そのくせに年齢不詳ってどういうことよ?あまりにも気になるので、その理由を聞いてみました。なんでも「頑張りすぎて何年...
砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
戸籍証明書の広域交付がスタートして、もうすぐ2か月になります。あれから時間があるごとに、市役所で先祖の除籍謄本を取得してきました。母実家をのぞく母方の高祖父母を全員把握したところで、父方の調査にうつりました。今のところ、父方の高祖父母も全員把握済みです。1か月かけて、父方もある程度資料が溜まりました。いよいよ父方編スタートです!目次1 父方の全高祖父母が把握できる戸籍謄本をとる2 家制度を支えていた養...
福岡県大任町にある「巨大滑り台」はご存じですか?山の上から一気に下る、スケールの大きな滑り台です。いったいどこまで巨大なのか、この目で確かめてみました。いざ大任町へ!目次1 見出し12 見出し23 見出し34 見出し45 見出し56 見出し6建徳寺古墳公園の巨大滑り台巨大滑り台は町中心部に近い、建徳寺古墳公園の一角にあります。駐車場を出て公園内に目をやると、山肌に沿って伸びる滑り台が見えました。▲巨大滑り台た...
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
2024年春のお花見シーズンが到来しました。週末を中心に、桜の名所は多くの人でにぎわっています。そんな中、宗像市近郊のお花見スポットを訪ねるポタリングに出かけました。目的地はとくに決まっていません。宗像と福津市の境目をまわりながら、手ごろなお花見スポットを探しました。▲東郷駅の桜並木まずは手始めに、東郷駅の桜並木を見にいきます。駅日の里口から線路沿いに進むと、満開のソメイヨシノが目に入りました。ちょう...
2024年のお花見シーズンは天候不良に泣かされました。雨や曇りが何日も続く中、せっかく満開を迎えたソメイヨシノは、そのまま散っていくと思われました。桜の花を侮るなかれ。ソメイヨシノは風雨を耐え抜き、花を散らさないまま4月最初の週末を迎えました。そんな中、お花見でにぎわう街中を抜け、宮地嶽神社のソメイヨシノを観察してみました。ここにある「民家村自然広苑」の桜が美しいのです。まだ散ってなければいいのですが....
天気が思わしくない中、ランチ休憩を終えた「追い出し猫」サクラ&タマが戻ってきました。これからグリーティング後半戦が始まります。まずは遠目に、2体が歩いてくる様子を撮ってみました。▲ランチ休憩から戻ってきた!お客さんが多いわけではないので、2体はゆっくり歩きながら、道行く人に挨拶して回ります。こういう地道なグリーティングの繰り返しで、一人づつファンが増えていくのでしょうね。▲タマちゃんの背伸びしてる感じ...
福岡県内に桜前線が到来したころ、宮若市のご当地キャラクター「追い出し猫」が突如、市内でお花見グリーティングを行うと発表しました。場所は脇田温泉にちかい西鞍の丘総合運動公園。今回登場するのは、サクラ&タマのおてんば姉妹です。タマは稼働率こそ低いものの、その可愛いフォルムからファンが多いと聞いています。目次1 少しはやめにグリーティング開始!2 いろんなポーズが見られる撮影会3 追い出し猫とマンバンと少...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
新年度を迎えた今日、多くの人が新しいステージへの第一歩を踏み出します。そんな人の門出を祝うかのように、ソメイヨシノが花をつけだしました。福岡にも桜前線が到来しています。鮮やかなピンク色に染まった街を見て、ふと10年前の今日を思い出しました。3年半使ってきたアメブロに見切りをつけ、移転が容易という理由だけでFC2ブログに鞍替えしたのが、ちょうど10年前です。あれからひたすら、毎月10本以上の記事を世に送り出し...