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何かと力がはいるので「無」であるべきという意識をもって稽古に挑んでおります。今度は意識しすぎて無能になってきたような気がしています。 と言いますのも、段位が上の先生方(特に代表)と稽古していて、何も言われなくなったんです。注意を受けないなんて目出度いことだと思っていましたが、直近の稽古で、己がつくづく呑気であることを痛感しました。 手足がバラバラでしたね 手足がバラバラ。殺人事件。怪談話。犯人はお前だ。 さておき「隣で〇〇さんと稽古してたのはピーマンさん?手足がバラバラでしたね」と言われました。 この言葉、お相手の先生に言われたのではありません。隣で稽古をしていた方が、私を横目で見たときの感想…
【剣道】「無」を意識することで、もはや「無」ではない故に貴様は修業が足りんのじゃとかなんとか
ようやく暖かくなったかと思えば、関東は雨が続いて気温も下がり、慌ただしいもんですな。ウグイスの声を聴いてから桜が散るまでの呆気ないこと。さっぱりあっさりしたもんですな。しかし、身体の動きはこってりです。そうです、そんな言い方はありません。 「無」であるという方向は悪くないと我ながら ひょんなことから『猫の妙術』なんてのを読みまして「やはり『無』だ。 『無』が流行の最先端だ」とかなんとか思ったんです。流行の最先端です。さあ皆さん、ご一緒にご唱和ください。 www.t-sword-s.com 「技をしかける」「応じる」「気を合わせる」ことよりも、無心になることであると言うのが『猫の妙術』を読んだ感…
そこそこ前のことですが、剣道の雑誌を立ち読みしていたら「猫の妙術」とありまして。恥ずかしながら、その存在を知りませんでした。雑誌を置いて振り向くと、その『猫の妙術』があるじゃありませんか。なんたる偶然。買いました。 猫が語っていますからね。全編にゃあにゃあだけで、雲を掴むような話が次々と。なんてことはありませんが、哲学であり禅問答でもあるので、新約であっても解釈が難しい。 技でも無く、気でもなく 家に居座った大鼠の退治に困った若武士が、猫に大鼠の退治を頼みます。大鼠をどう捕まえるか?それぞれ気鋭の猫が御登場。 冴えた技を持つ猫。気で圧する猫。気を合わせて敵意をそぐ猫。百戦錬磨の猫たちが挑みます…