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8月11日、今日は「山の日」である。この日は、2014年に制定されており、祝日としては新しいものである。そして、祝日について定めた祝日法を見ていくと、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨であると分かる。とはいえ、由来などは書いていないため、何となく「お盆休み」の日付を増やす方便だったのでは?という感じもしてしまうが、仏教的にはありがたいというべきなのかもしれない。そこで、今日は「山」に因んだ祖師方の教えを学んでみたい。山は、超古超今より大聖の所居なり。賢人・聖人、ともに山を堂奥とせり、山を身心とせり。賢人・聖人によりて、山は現成せるなり。おほよそ、山は、いくそばくの大聖・大賢いりあつまれるらんとおぼゆれども、山は、いりぬるよりこのかたは、一人にあふ一人もなきなり、ただ山の活計の現成するの...8月11日今日は「山の日」(令和5年度版)