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韓国ドラマ 「ライブ~君こそが生きる理由」 感想 ヤンチョンが あの人に似てる?
「ミセン」は屋上で本音を語ったけど、「ライブ」はトイレで語る・・・用を足しながら。それに、出てくるのは イケメンのシャワーシーンじゃなくって おっさんの入浴シーン。心も身体も丸裸、本音でぶつかり合う泥くさい人間ドラマ。 新米警官のただの成長ストーリーじゃなかった。さすが ノ・ヒギョン作家。生きるツラさや喜びで、内面にどんどん踏みこんでくる。警察ものだから もちろん背景に いろんな事件がおこり、それが過去とリンク。 使命ってなんなのかをとことん追求。のっぽ のサンス(イ・グァンス)が ワッシワッシ 走るシーンも、物語の前半と後半では意味がちがってくる。稼ぐ出世するためにヘラヘラ走っていた若者たちが、人助けが動機(使命感)になると全力疾走。 でも、それが 正しいの?っていう(深すぎる…)。 善意で動いた結果どうなるのか。これが浅いドラマなら「善意で動いたのーえらいえらかった表彰~」で終わるけど、そう単純じゃない。 だからさ、ダレも動かなくなるんだよって言いたいのかな。保身に走らないと自分が損する、家族も守れない。それが組織をダメにする。 警察官の使命感って、一般でいう社畜。心身けずって『市民のために』尽くし命を投げだせばバッサリ捨てられる不条理。