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◯◯ 今年で見納め 「青もみじきらら」 ◯◯12月7日、さよなら撮影会 紅葉狩りに京都の貴船口を訪ねた帰途、乗車したのは叡山電鉄の展望列車「きらら」のメープルグリーン塗装車両。「青もみじきらら」と親しまれていましたが12月7日、「さよなら撮影会と貸切運行」が開催されます。 というのも、展望列車「きらら」(900系)は1997年と翌年にそれぞれ2両編成計4両が製造されました。京都市営地下鉄烏丸線の北方面(国...
紅葉を求めて展望列車「きらら」(メープルオレンジ)で鞍馬方面へ(叡山電鉄)
◯◯ 紅葉に包まれた軌道を走る「きらら」 ◯◯ 例年になく遅い紅葉。日ごとに朝の冷え込みが厳しくなって色づき始めているもののまだ盛りとはいきません。そこで眩いばかりの紅葉を求めて叡山電鉄の鞍馬線を走る展望列車「きらら」を利用し、鞍馬方面へと向かいました。 出町柳口駅を出発 叡山電鉄の出町柳駅から、紅葉をイメージした「メープルオレンジ」に彩られた900系電車に乗車。夏場と違いホームには乗車の順番を待つ長...
去就注目だった大阪発着1日1往復の「HC85 系」特急「ひだ」に出会う(JR京都駅で)
「キハ85系」後継車両として活躍 昨年夏に引退したJR東海の「キハ85系」の1部車両を譲受し、京都府北部の丹波、丹後地域を中心に走る京都丹後鉄道(丹鉄)が「KTR8500形」に改めて走らせています。今まで何度か取り上げましたが先日、後継車両となるハイブリッド方式気動車「HC85系」にJR京都駅0番線で初めて出会うことができました。0番線に停車中の「HC85系」 0番線から敦賀に向かうJR西日本「683系」の特急「サンダーバー...
189系ベースに豪華観光列車「はなあかり」誕生(JR西日本)
リニューアル車両とは思えない出来栄え 特急「はまかぜ」で長年活躍している「キハ189系」気動車。このうち3両が内外装のリニューアルで見違えるほど豪華な観光列車になりました。新造車両と比べれ少ない投資でレベルアップされたものですが、新造車両と言って過言のない価値ある列車に仕上がっています。 ◯ キハ189系 特急「はまかぜ」 ◯ ベースとなった「キハ189系」は、「キハ181系」の置き換え用に7編成21両が製造...
◯ 人気の観光列車 東舞鶴駅で撮影 ◯現在、敦賀駅~城崎温泉駅間で運行 JR西日本が10月5日から運行を始めたリニューアル観光特急「はなあかり」。乗りたかったのですが、テレビで紹介される機会も多くて知る人が多く、チケット購入開始日の利用1か月前には予約をしないと乗車できない人気ぶり。 現在、JR西日本の小浜、舞鶴線と京都丹後鉄道の宮舞、宮豊線、JR西日本の山陰本線を経由し、敦賀駅~城崎温泉駅間を走っています...
個性豊かな観光特急「あおによし」「しまかぜ」「伊勢志摩ライナー」(近畿日本鉄道)
工夫凝らした多くのニーズに応える観光特急 路線総延長が約500㎞と日本一を誇るだけあって個性豊かな特急車両がそろっています。関西の私鉄では近鉄のみ特急料金が必要ですが、工夫を凝らした車両設計をしており、乗る価値は十分にあります。今回は京都駅を発着する観光特急を紹介します。◯◯ あおによし 19200系 ◯◯ 車内外とも豪華な列車 2022年4月に登場しました。かつて近鉄特急のエースとして活躍した「12200系」車両...
なじみの車両! 製造はわずか3編成 なかなか出会えない「3220系」(近畿日本鉄道)
一般形車両「シリーズ21」の第1弾京都市営地下鉄乗り入れに対応車両 製造数が6両固定のわずか3編成18両のみ。京都市営地下鉄乗り入れに対応した車両で、地下鉄烏丸線や京都線系統(京都駅 ~ 近鉄奈良駅・橿原神宮前駅)を中心に運用されていますが、烏丸線、京都線両線が乗り入れている竹田駅ホームで待っていても出会う機会は少ないです。 次世代の一般形車両「シリーズ21」の第一陣として2000年春に登場しました...
なじみの車両! 京都線も走るシンボル特急「30000系」、汎用特急「22000系」「22600系」(近畿日本鉄道)
伝統を継承した特急車両 近鉄京都線を走る特急(観光特急除く)は1時間に3、4本あり、乗る機会は少ないですが利便線は高いです。関西大手私鉄の阪急、京阪、阪神、南海と違い、唯一特急料金(指定料金込み)がいりますが、走行距離が長いうえに停車駅も少なくJRの特急と同じ考え方で利用する必要がありますね。 京都駅からは近鉄奈良駅・橿原神宮前駅と結んでいます。車両は伝統を踏襲したシンボル的な存在の「30000系」ビ...
なじみの車両! 複雑すぎる形式「1230系列」「1020系列」(近畿日本鉄道)③
JRと違いややこしい形式区分 「同じデザインなのになぜ型式が違うの?」。とくに近鉄の通勤型車両「1230系列」や「1020系」を見ていると痛感します。他の私鉄車両は車両番号を見ると形式が判別できるのですが、なぜここまで複雑にしたのか理由が分かりません。 今回も京都線で撮影した写真を中心に紹介します。 ◯◯ 1230系列 ◯◯ 1989年夏に登場し、1998年までに46編成92両が製造されました。ほかに編入車...
なじみの車両! 京都市営地下鉄乗り入れでも活躍する「3200系」(近畿日本鉄道)②
◯◯ 3200系 ◯◯ 前回の「近鉄8000系列」の紹介から少し期間が開きましたが、今回は京都市営地下鉄烏丸線に乗り入れるなど大活躍している通勤形車両「3200系」を取り上げます。 前面が非対称で時代を感じさせないデザインで、私の好きな近鉄車両のひとつです。近鉄京都線の竹田駅、上鳥羽口駅、十条駅、京都駅のホームから撮影したものが中心。 写真は十条駅ホームから連写したもので左手に上手く国宝となっている東...
引退迫る「113系5300番台」 10月14日に復刻編成でツアー(JR西日本)
「ドクターイエロー」をイメージさせる初代福知山線色 (永尾信幸さん撮影) 「鉄道の日」の10月14日、113系5300番台を使った「福知山線・舞鶴線縦断ツアー」が開催されます。団体臨時列車として使われるのはかつて本州や四国で活躍した直流近郊形電車のエース「113系」。福知山地区で現役活躍するのは2両からなる6編成と思われ、このうち黄色の...
竹田駅ホームで地下鉄と近鉄乗り入れ車両 京都市営地下鉄の唯一の地上駅、竹田駅に地下鉄車両の撮影に向かいました。烏丸線と東西線の2路線ある地下鉄ですが、竹田駅を除いてすべてに事故防止のホームドア(東西線はフルスクリーンタイプ)が設置されており、今回ようやく太陽光の下で撮ることができました。(「10系」の2ショット) 運営するのは京都市交通局。1981年に烏丸線の北大路駅ー京都駅が開業。その後、南北へとそれ...
日本の私鉄で最長営業距離 大阪、京都、奈良、三重、愛知2府4県を営業範囲とする大手私鉄の近畿日本鉄道。営業距離は501.1㎞と日本の私鉄では最も長く、JRグループを含んでも全国で7番目と広範囲を走ります。 京都線と橿原線で活躍車両主に紹介 路線数は広軌線、狭軌線合わせて20路線以上あり、駅数は290近く。車両数も約1900両とかなり多いです。京都線(京都駅 - 大和西大寺駅)と橿原線(大和西大寺駅 - 橿原神宮前駅)で...
メモリアルトレイン「Memorial 8300」運行始めて1年4カ月(阪急電鉄)
2300系2300編成のメモリアルトレイン 阪急電鉄京都線を通勤型電車「8300系」のメモリアルトレイン「Memorial 8300」が走り始めて約1年4カ月になります。先日、同電鉄初の座席指定サービス「PRiVACE」「PRiVACE」車両を連結する新型車両「2300系」を撮影時に出会いました。Hankyu頭文字のHマークが目立つ車両側面にもHマークマルーンカラーに引き立つエンブレム 「Memorial 8300」は8両からなる「8300編成...
運行開始5カ月 人気集める「KTR8500形」(京都丹後鉄道)
JR東海から譲受。運行を始めて5カ月 京都府北部の丹波、丹後地域を中心に走る京都丹後鉄道(丹鉄)の「KTR8500形」が運行を始めて近く5カ月になります。先日、同鉄道の宮福線の起点となる福知山駅ホームに停車していたのを目撃。JR線ホームから慌てて丹鉄線に入場し、写真撮影をしました。周りには「かっこいい」と話す子ども、「また乗ろうね」と会話が弾む親子連れの姿もみられ、人気車両に成長しているようです。力強いエン...
「PRiVACE」連結の新型車両「2300系」に乗車(阪急電鉄)
新型車両「2300系」 阪急電鉄京都線で同電鉄初の座席指定サービス「PRiVACE」が始まりました。初日の7月21日に行けず、先日、京都河原町駅を訪ねて撮影。時間の都合で利用するのが隣の烏丸駅まで一区間だったため、座席指定料金500円(一律)を払うことを止め、「大阪梅田」行の新型車両「2300系」の一般車両に乗車しました。既存車両「9300系」 京都線の特急は昼間10分間隔で運行されています。このうち8両編成の...
親しまれる車両たち! 特急用車両「8000系」(京阪京阪線)最終回
乗り心地は関西鉄道でトップクラス 京阪本線(淀屋橋ー三条)、鴨東線(三条―出町柳)や中之島、交野、宇治各線の5線を指す「京阪線」で活躍中の車両を紹介してきました。最終となる今回は6代目の特急専用車「8000系」を紹介します。 「エレガント・サルーン」の愛称通りで特急にふさわしい豪華な車両。私だけかもしれませんがこの車両を見ると国鉄色の特急を思い出します。乗り心地はJR西日本の特急を含み関西ではト...
親しまれる車両たち!「13000系」「9000系」「10000系」(京阪京阪線)③
京阪本線(淀屋橋ー三条)、鴨東線(三条―出町柳)や中之島、交野、宇治各線の5線を指す「京阪線」で活躍中の車両を紹介していますが、通勤形車両の紹介は今回が最終となります。 登場年代順ではなく、私が気に入っているデザインの「13000系」から掲載します。========== 〇〇13000系〇〇 イメージ一新 洗練されたデザインに 2012年から導入された通勤型車両で110両余が製造されています。...
親しまれる車両たち!「6000系」「7000系」「7200系」(京阪京阪線)②
特急、通勤特急、快速急行、準急など列車種別は約10種も 京阪電鉄で私が一番よく利用するのは三条駅。大阪の淀屋橋ー三条間を結ぶ京阪本線と三条-出町柳間を結ぶ鴨東線が通るわけですが、淀屋橋-出町柳間は一体的なダイヤ体系です。 それにしても列車種別が多く、特急、通勤特急、快速急行、準急、普通など約10種もあります。1日数本、平日のみの運行する電車などもあり、利用者の便宜を図ってのことなのですが、とてもややこ...
親しまれる車両たち!「2200系」「2400系」「1000系」「2600系」(京阪京阪線)①
思い出多い「3000系」テレビカー 関西大手私鉄の京阪電鉄は思い出多い存在です。なかでも1971年に登場した初代「3000系」テレビカーは、車内に設置されるモノクロテレビがカラーテレビに変わり、阪急電鉄の特急にもなかった冷房が装備されました。 当時、京阪電鉄は京都の三条、四条付近では地上を走っていたわけですが、視力2.0の知人が「外からでも車両内のテレビのテロップの文字が読める」と自慢していたことを思い出しま...
愛され続ける車両たち!「8000系」「8200系」「9000系」「1000系」(阪急神宝線)②
現在、最新車両の「1000系」。7月には2代目「2000系」登場 前回、阪急電鉄の主要路線の神戸・宝塚、京都本線のうち神戸・宝塚本線(神宝線)で活躍中の「5100系」「6000系」「7000系」を紹介しました。今回はその後の製造車両「8000系」「8200系」「9000系」「1000系」を取り上げます。 現在、「1000系」は神宝線で最新車両となっていますが、7月1日から「2000系」が運行を始め...
(写真2枚 225系100番台) 関西圏を走る近郊型電車の225系。以前紹介した223系は「関西の近郊型電車の王者」と書きましたが、こちらは223系の後継車なので「ホープ」でしょうか。 運行を始めたのは2010年12月。今までに480両(2022年6月現在)が製造されました。1987年4月のJR西日本発足時に開発された221系で確立した「明るく静かで快適な乗り心地」を受け継ぎ、安全性の向上や車内設備を充実させているそうです。(写真 2...
(写真 上は321系 下は207系) JR神戸線、京都線、宝塚線等で共通運用され、普通列車として大活躍する321系と207系。ともにラインカラーが紺とオレンジの組み合わせで、違いを意識する方は鉄道ファンぐらいでしょうか。 ヘッドライトや前面スカートの形状等が違い、後発の321系は車内に液晶ディスプレイ案内装置を設置しています。乗り心地は賛否両論。後発車両が改善されているはずですが、シートの座り心地は207系に軍配が上...
京都市の出町柳から八瀬比叡山口までの「叡山本線」と宝ヶ池から鞍馬までを結ぶ「鞍馬線」がある叡山電鉄。京福電気鉄道が運営していた叡山線を分社化して1985年に設立されました。経営悪化で京福電気鉄道が分離譲渡したわけですが、現在は京阪電気鉄道の完全子会社となっています。 かつては京福標準色の緑とクリームのツートーンカラーの車両が多く、沿線住民の足というイメージが強かったですが、沿線には鞍馬寺や貴船神社...
関西地域を中心に多くの路線に投入されている車両・JR西日本の233系。近郊型電車の王者と言えるでしょう。1994年から2008年まで製造された車両は実に927両。最高速度は130㎞(一部は120㎞)と旧国鉄の花形だった近郊型電車113系を30㎞上回ります。 製造期間が長いだけに、番台区分多いのも特徴。1994年に開業した関西空港へのアクセス向けの「関空快速」用に0番台が開発されたのが最初。その後、7...
「ポートライナー」と呼ばれていますが、これは愛称。 正式名は第3線セクターの「神戸新交通ポートアイランド線」です。神戸市の中心地、三宮から神戸港沖に建設された人工島「ポートアイランド」にアクセスするわけですが、どこを撮っても絵になる魅力的な路線です。 上2枚の写真は三宮駅を出発したばかりの車両です。結構、急カーブです。 1981年2月に開業。自動案内軌条式旅客輸送システム (AGT) 路線と呼...
1994年の関西国際空の開港に合わせて走り始めた関空特急「はるか」。新型コロナ禍で一時は運行本数が大幅に削減されましたが、今は1日30往復に戻りました。新型コロナが終息したわけではありませんが、ほっとした気分です。車両は当初281系(写真下)のみでしたが、その後、271系(写真上)が充当されています。 運行区間は、京都駅ー関西空港駅が大半。新大阪駅から東海道線支線を通るため、乗降...
先日紹介した「街外れの高台に電車基地」の続編です。普通や快速で活躍する電車をみてみます。5年前の福知山電車区(現在、吹田総合車両所福知山支所)には、2008年夏に新造された223系5500番台(写真上)が16本(2両編成)、そして、113系5300番台(写真下)が6本(2両編成)が配備されていました。 ともに活躍しているものの、113系は1996年の山陰本線(園部-福知山駅間)の電化に伴って導入...
福知山駅から出た回送列車。山陰本線をしばらく走ると分岐する専用線に入り、トンネルをくぐって車両基地に入区します。車両基地といえば駅隣接地や営業本線沿いに設置されるケースが多いと思うのですが、ここは高台で周りに民家もなく、目立ちません。「こんなところに電車基地」と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。 鉄道の要衝として発展した京都府福知山市の福知山駅から約2㎞離れています。2005年の福知山駅高架開業...
山の緑に映える鮮やかな外観が一際目立つJR西日本のラッピング列車「森の京都QRトレイン」 を使った団体臨時列車が再び、大阪駅から京都府北部の福知山駅に向かうそうです。「森の京都QRトレイン貸切列車で行く福知山ツアー」。鉄道の日を控えた10月9日に催行されます。 森のQRトレインは2021年3月、JR西日本の223系電車の1編成(4両)を改装して登場しました。森の京都のコンセプトカラーの黒、赤茶色で塗装した車体に...