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今日、1月7日は五節句の一、人日の節句である。何故、「人日」というかは、既に【今日は人日の節句(令和4年版)】という記事に書いたところなので、興味のある方はご一読いただきたい。そこで、今日は以前から注目していた室町期の辞典となる『塵添壒嚢鈔』巻1「【二】七草の事附・七種の粥の事」を見ていきたい。【二】七草の事附・七種の粥の事△正月七日の七草のあつものと云は、七種何々ぞ。七種と云は、異説ある歟。一准せず。或歌には、〇せりなづな五行たびらく仏の座あしなみヽなし是れや七種〇芹五行なづなはこべら仏の座すヽなみヽなし是れや七くさ又或日記には薺繁縷五行すヽしろ仏の座田びらこ是れ等也と云云。但し正月七日七草を献ずと云事、更になし。年中行事には、七日白馬の節会及び叙位の事兵部省の御弓の奏事と許り記して、七草と云事なし、十...今日は人日の節句(令和5年度版)