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本当にかなり前に、【「四大教示」とは何ぞや?】という記事をアップした。その際、伝統的な仏教に於ける、経や律などの真偽の判断基準について採り上げたわけである。それで、この記事では、「四大教示」の典拠として、北伝の阿含部からも「四大教法」として見出せることを、一応書いた。ところが、その内容を書いた記事を、全くアップしていないことに気付いた・・・それで、とりあえずその文章を確認してみたのだが、そこまでやって思い出した。そう、この「四大教法」は長いのである(辞書的な記述だと短いけど、実際の教えは、という話)。とりあえず、頑張って訓読してみたが、とにかく長いので、1つずつ採り上げて見ることにした。第一は以下の通りである。仏、諸もろの比丘に告ぐ、「当に汝等のために四大教法を説く、諦聴せよ、諦聴せよ、善く之を思念すべし...『長阿含経』に見える「四大教法」について(1)