オリックスにFA移籍した九里。開幕からイニング数も6・8・8・9とタフ。現在、防御率1.16。隅田、今井に次いでリーグ3位。3勝負けなし、援護にも恵まれているようだ。そんな新天地での九里を見事に言語化して下さっている「南郁夫の野球観察日記」をご紹介。
オリックスにFA移籍した九里。開幕からイニング数も6・8・8・9とタフ。現在、防御率1.16。隅田、今井に次いでリーグ3位。3勝負けなし、援護にも恵まれているようだ。そんな新天地での九里を見事に言語化して下さっている「南郁夫の野球観察日記」をご紹介。
4月23、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、7対1。大瀬良、大量援護を得て今季初白星。1回、1番中村奨成の2塁打を皮切りに、末包とファビアン、堂林のタイムリーで4対先制。痛快というより、ヤクルト先発石川の球に力がない。大量得点のワクワク感はなかった。
4月22日、ヤクルト戦は雨のため中止。明日は大瀬良とスライド登板の石川。石川自身はチームの優勝も目指しているだろうけど、それより200勝がモチベーションみたいになってる感じがひっかかる。登板しては登録抹消のゆったり待遇。そんな投手に負けたくない。
4月20日、阪神戦(甲子園)、8対1。スタメン奨成が2安打。よかったことはこれだけ。ドラ1伊原が初先発。このリズムのよさは打線に波及しそうと思ったらその通りに。2ラン、タイムリー、3ランと佐藤デー。二俣矢野小園はノー出塁。末包、打点の上げようがない。
4月19日、阪神戦(甲子園)、0対3。拍子抜けの完封勝ち。床田7回2失点で2勝目。羽月が2番サードでスタメン。矢野がプロ初の1番。二俣と矢野の1番2番も地味だが、矢野と羽月も・・・。今日、中軸はノーヒット。打点を挙げたのは、矢野と羽月コンビだった。
森下完投で阪神に開幕戦リベンジ!「明日からも打って」の一言も忘れない
4月18日、阪神戦(甲子園)、2対5。森下と村上、開幕戦再びの投げ合い。また森下初回に2点先制されるが、2回、カープが村上に54球投げさせ5得点。開幕戦のリベンジ果たして、森下完投で3勝目。「明日も打ってほしい」と野手へのメッセージも忘れなかった。
4月16日、中日戦(マツダスタジアム)、0対2。今季3度目の完封負け。1週間前と同じ大瀬良と柳の投げ合い。昨日、前回手こずったマラーを攻略。今日は柳にリベンジとは行かなかった。柳7回無失点4安打、前回と同じ。6回、3塁の會澤を返せなかったのは致命的。
4月15日、中日戦、7対1。ドミンゲスとマラー、1週間前と同じマッチアップ。あの日は延長12回引き分け。中日戦名物のロースコアゲームだったが、今日はなんと12安打で大勝! ドミンゲス5回1失点で来日初勝利。末金は3安打3打点で打点リーグトップ。
カープと野球がいつのまにか生活の中に。カープや野球を通して日々感じたこと見つけたことをお届けします。
走攻守に見どころ、巨人に3タテ! 森と小園のヒーローインタビューもね
4月13日、巨人戦(マツダスタジアム)、5対3。巨人に3タテ。マルティネスを出さない展開に持ち込むという3連戦のミッションを達成。森3勝目。小園・末包・ファビアンの中軸が揃って打点。走攻守と随所に見どころがあった。ファビアンのホームランまで添えて。
床田、巨人完封! 大量得点の翌日1点差逃げ切り、負け癖改善中
4月12日、巨人戦(マツダスタジアム)、1対0。大量得点の翌日、床田完封で今季初白星。3回、矢野のスクイズでヒヤヒヤしながらも1点先制。互いに得点のチャンスは再三あったが、波に乗れず。巨人は6度の得点圏で、山盛りの残塁。床田の粘りと好守備で封じた。
巨人に12対3、大量リードで2勝目の森下節出た!「毎日打ってほしい」
4月11日、巨人戦(マツダスタジアム)、12対3。戸郷4回途中10失点。不調な戸郷からホームランなしの15安打で大量得点。森下6回3失点で2勝目。お立ち台で「毎日打ってほしい」と野手へのメッセージを忘れぬ森下であった。ファンの心情も一緒です。
中日戦で地を這うような1勝1敗1分、3試合連続完封負けより前進
4月10日、中日戦(バンテリンドーム)、延長11回、1対2。カード引き分けに持ち込む。11回、代打野間の2塁打が決勝打になったが、1戦目は末包の内野安打、2戦目は末包の一ゴロ、今日は菊地の三ゴロと、打点はつまった打球のオンパレード。ものすごく地味。
4月9日、中日戦(バンテリンドーム)、3対1。2回に1点先制され、8回追いつき、完封負けを免れたのは昨日に続いてちょっとよかったこと。でも、再三のチャンスで腰砕け。柳7回無失点。どんだけ打てないの。何年このままの状態なの。時間が止まってる。
延長12回1対1をかき消す珠玉のリリーフリレー、締めはルーキー岡本!
4月8日、中日戦(長良川球場)、延長12回、1対1。今年も中日戦名物ロースコアゲームで幕開け。昨年なら愛想尽かしたが、そうならなかったのは投手陣が奮闘したから。初登板ドミンゲス6回1失点。島内、ハーン、栗林、塹江、森浦、ルーキー岡本の見応えリレー。
野球は失敗のスポーツ。これはスポーツライターの生島淳さんが数10年前に読んだアメリカのライターのエッセイに出てきた言葉。打者なら打てて10回に3回。菊池だってエラーもする。大谷だって毎回打てるわけじゃない。野球はいろんなことが起きるそういうスポーツ。
4月6日、DeNA戦(マツダスタジアム)、7対6。カード3戦目にして初の3タテ、勝率も5割に。森は5回2/3、3失点で2勝目。前半テンポよく後半つかまる。タフさがほしい。今日も取ったり取られたりの展開に。末包とファビアン好調で、低得点体質脱却中?
床田と東でまさかのハイスコアゲーム、森浦の投球が田村のサヨナラ弾を呼んだ!
4月5日(土)、DeNA戦(マツダスタジアム)、8対7。延長11回サヨナラ勝ち。床田と東のマッチアップがこんなハイスコアゲームになろうとは。10回からイニングをまたいだ森浦が5者連続三振と素晴らしい投球。11回裏、田村が振り抜いた初球がサヨナラ弾に。
森下初白星! DeNAの自滅もあって大量得点、トーンダウンのお立ち台
4月4日(金)、DeNA戦(マツダスタジアム)、8対2。森下に初白星。まるで打線が爆発したかのような大量得点。その実、相手投手のフォアとデッドボールによる押し出し3点分が上積みされたもの。そのためなのか、お立ち台の森下と野間と田村のトーンが低かった。
もし監督が別の人だったらとまで考えた、マダックス達成の小川に2安打
4月3日(木)、ヤクルト戦(神宮球場)、3対0。小川に完封どころかマダックスを達成されてしまう。92球、被安打2(石原とファビアンだけ)。小川と呼応するように3回まで快投の玉村。4回、4連打で2失点。2失点でとどめたとも言えるが打線が冷え冷えなので。
ヤクルトに延長10回サヨナラ負け、ハーン3失点より痛かった勝負弱さ
4月2日、ヤクルト戦(神宮球場)、5対4。延長10回サヨナラ負け。1回、オスナのタイムリーで1点先制されるも、2回ファビアンと、6回末包に2ラン! 7回、ハーン3失点で同点にされるが、それ以上に10回満塁のチャンスで凡退した4番5番の打席が痛かった。
4月1日、ヤクルト戦は雨天中止。3月30日の阪神戦でアクシデントのモンテロと秋山が登録抹消。初ヒットが出てこれから初ホームランを期待していたモンテロと、打率を上げていた秋山。残念だが、別の選手にとってチャンスが与えられる機会。どっちに転んでもシメた。
3月30日、阪神戦(マツダスタジアム)、2対0で開幕初白星。先発森の快投からのハーン・栗林につなぐ無失点リレー。投手を支える再三の好守備。ファビアンとモンテロにも初ヒット。ただ、11安打で2得点。疲れの見えた森を引っ張るベンチの采配にも不安を感じた。
3月29日、阪神戦(マツダスタジアム)、2対3で2連敗。昨日、4安打完封負けだったが、今日は9安打。ただチャンスの場面で長打は出ず。ファビアンは併殺崩れのセカンドゴロで、モンテロは押し出しで、ともに初打点。床田は森下に逆転2ラン打たれ、7回3失点。
3月28日、阪神との開幕戦(マツダスタジアム)は0対4。絵に描いたような見慣れた完封負けで始まるとは。4安打とは。森下7回2失点。「0点で抑えたい」と意気込んでいた森下(だって打線が頼りないから)だが、初回に佐藤に先制2ラン。でも、長い目で投げて。
現役ドラフトで移籍の鈴木健矢は「個人に任される部分が多かった日本ハムと違って、広島はチームで動く練習が多いところに一番違いを感じました」。個が主体になっている日ハムはメジャーっぽく、カープはチーム意識が強い? それを感じる小園と矢野のこんな対談が。
開幕まであと3日。昨年に続き、投手陣には充実感があるカープ。一方、林晃汰が開幕2軍というニュースにはがっくりきた。今年のカープの目標は点を取ることなのに、オープン戦で連続ホームランを放っていた林を落とすとは。「変革やるやる詐欺」にあった気分。
オープン戦は下から2番目。そんなことより問題は得点数ワースト!
3月23日、オープン戦全日程終了。結果は12球団中、阪神とタイで10位。下に見えるはオリックスだけ。オープン戦の順位はシーズンに直結しないのでよしとして、得点数「34」は最下位。昨年に続き、点が入らない散発打線、開幕したらすぐ解消されるとは思えない。
3月18日のカブス・ドジャース戦、今永は1勝目前で4回無失点69球で降板。162分の1、先は長い。3月19日、カープと西武のオープン戦は予想を超える10対0の完封負け。大瀬良と栗林3失点、中﨑と島内2失点。長い目で見ることは大事。でも依然貧打は不安。
3月18日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)、6対0で完封負け。種市や隅田、いい投手になるとパタリと打てなくなる。常廣もチャンスを活かせず。中村奨成と入れ替えに野間が1軍に。奨成も今のところチャンス活かせず。さすがに野間スタメン起用はなかったが。
3月18日のカブス対ドジャース開幕戦の前に行われたエキシビションゲーム。大谷の打席はつい見てしまう。そうさせてしまうのがスーパースター。阪神の才木は5回無失点。2年前の大谷へのリベンジを果たそうと過ごした2年が結実。気迫こもった投球が素晴らしかった。
3月14日、ロッテとのオープン戦は3対0。森下5回無失点、ドラ3岡本、島内颯、栗林で1安打完封リレー。6回、林が2試合連続弾で猛アピール。このロッテ3連戦は開幕1軍メンバーを決める最終段階。若手が振るわなければ年功序列の席を用意という構図を感じる。
3月12日、DeNAとのオープン戦、カープ13安打で2対6!先発大瀬良の日に清水。 スタメンを若手と新外国人で揃えてきた。いよいよ若手が開幕1軍のふるいにかけられる最終段階。林2ラン、田村ソロ、末包タイムリー、活躍してほしかった3人が結果出した。
モンテロの一発で無得点は止まる。投手は充実、打線は低迷、今年もセット?
3月11日、DeNAとのオープン戦(横浜スタジアム)、2対1で負け。モンテロの先制ホームランで無失点記録は止まった。昨年同様、投手陣の充実ぶりと打線の低迷がセットに。球団はテコ入れせず、それを受け入れる新井さん。同じことを繰り返し、何の工夫もない。
プロ野球界のプライドがうっとうしい、そして小園の起用について
3月7日、練習試合で横浜高校野球部が東大に13対1で圧勝。大学と高校の垣根を越えた東大の妙なプライドのなさが清々しい。常々、サッカー天皇杯のように、野球にもプロアマが同じ土俵で争う公式戦があれば面白いのに思う。プロ野球界のメンツが邪魔をしている。
3試合連続完封負け、このままでは若手がいつメンと入れ替わってしまう?
3月9日、ヤクルトとのオープン戦は0対4。3試合連続完封負け。「オープン戦なので特に気にはしていない」と新井さん。たしかにオープン戦と本番は別物。でも、この点のとれなさ。昨年と地続き、別物と言い難い。せっかくのチャンスをものにできない若手が歯がゆい。
オープン戦2試合連続完封負け、投手にまた報われない低得点バイアス植え付けるつもり?
3月8日、ヤクルトとのオープン戦(マツダスタジアム)、0対1。森下3回1失点、ドラ2佐藤4回無失点、ドラ3岡本無失点、今季初実戦の栗林が三者凡退とは裏腹に、ロッテ戦に続き2試合連続完封負け。打線はまた今年も投手陣に精神的な負荷をかけるつもり?
変則フォームが光る! 塹江 、オランダ戦で上場の代表デビュー
3月5日、小雨ちらつく肌寒いなか、昼はDeNAとのオープン戦。こんな寒さでケガなく終わればいいなと思っていたら、佐々木にアクシデント。坂倉に続き、開幕絶望。カープ5安打で3対3の引き分け。夜は日本代表のオランダ戦で、矢野と塹江と常廣が代表デビュー。
坂倉が右手中指骨折で、會澤が緊急招集。ここでベテランの力を借りるのは予想できた判断だが、森下とのバッテリー復活にワクワクし、新しいカープの幕開けと感じていただけに、逆戻り現象を垣間見たような気持ちに。ここは頼れるベテランというところを見せてほしい。
坂倉骨折、開幕絶望に衝撃走る! 見たかった森下とのバッテリー
Xのトレンドに「開幕絶望」というキーワード。坂倉が右手中指末節骨のため、開幕に間に合わないとのこと。森下とのバッテリー復活を心待ちにしていただけに、衝撃走る。でも、こういうとき思い出すのが、現役ドラフトでヤクルトへの移籍が決まったときの矢崎の言葉。
阪神との開幕戦、森下と村上のマッチアップに。意外、才木ではなかった。充実した先発陣の中から村上を選んだのも、藤川監督のメッセージがこもっている。森下にはタフなピッチングで虎打線封じてほしい。もうひとつの問題は、打線が村上を攻略できるか、です。
2025年の開幕投手は森下! 新井さんからやっと新しいメッセージ出た
2025年の開幕投手が森下に決まった。2年目以降、いつ選ばれてもいいと思っていたが、やっと森下のターンが来た。今年は床田かと思う一方で、キャンプでの森下を見て、ひょっとしたらの気持ちもあった。これはチームを引っ張っていけという監督からのメッセージ。
中日戦で「ロースコア」アレルギー再発? 4失策も寒かったがちょっと待って
2月24日、中日に6対3で負け。中日13安打、カープ5安打。オープン戦なのに、「中日」と聞いただけで発症する「ロースコア」アレルギーが再発しそうです。それ以上に寒かったのが、若手の4失策。内田と佐藤には期待しているだけに場数を踏んで精進してほしい。
ラジオの取材で「来年またWBCがありますね?」とタカさんに問われ、「あの緊張感はやばかった。もういいです。大谷と野球できたんでもう満足です」と答えたソフトバンクの牧原。意外! プロ野球選手たるもの、誰もが日本代表に選ばれWBCに出たいのかと思ってた。
そりゃ森下や床田の打席は見たいけど・・・進まぬセ・リーグのDH制
MLBでは今年のオープン戦でロボット審判を試験的に導入。明らかに誤診ではという判定を見るたび、ロボット審判ほしいと思っていた。どんどん新しい試みをするメジャー。いまだDH制を拒むセ・リーグ。伝統を重んじる世界は新しいことに腰が重い。いかにも日本ぽい。
2月はプロ野球選手名鑑の季節。毎年予想するのが楽しみな表紙の12球団の顔。毎年、愛用している『週刊ベースボール』の増刊号版をにて、予想の答え合わせを発表。カープの顔は小園、そうこなくては! 球団の「小園の評価低すぎ問題」があったため、溜飲が下がる。
2月19日、つば九郎の知らせはショックでした。マスコットの領域を超えた、12球団で人格持った唯一のキャラクター。あのフリップ芸、そんじょそこらの芸人よりもよっぽど面白かった。プロ野球界を面白くしてくれた、エッセンスをもたらしてくれた存在だった。
昨年より観客動員が増えたDeNAの宜野湾キャンプ、日本シリーズ優勝に加え、春季キャンプの集客を増やそうと球団の立ち上げたプロジェクトチームの存在も大きい。「たくさんのお客さんに来てもらい、緊張感を持って練習を」という現場からの声がもとになって発足。
2月9日、日南キャンプで紅白戦。スタメン見てるだけでワクワク、フレッシュ。もし、このメンバーで今季を戦ってたとえ成績が下位だったとしても、力のないベテランが優先席を与えられモヤモヤしていた昨年や一昨年より、精神衛生上とってもいい。だって、未来がある!
3月のオランダとの強化試合、矢野が日本代表に内定。井端監督からも高評価。強化試合はお試し枠とは言え、ついにカープの外に。来年のWBCではピッチクロックが採用される。なのにNPBはノー対策。連覇狙うなら、日本でも導入するくらいの姿勢があっていいと思う。
春季キャンプ、カープだけ初日から6日続けて練習、休養日なし。新井さんによると、今年のキャンプのテーマは「量」。これはスケジュールにも表れているのかな? シート打撃で常廣と現役ドラフトで加入のサブマリン・鈴木健矢が5人の打者を無安打。期待が高まります。
2月3日の日南キャンプ、新井さんがドラ4渡辺悠斗にマンツーマン指導。渡辺の悩みを聞いたスカウトがバッティングコーチに伝え、コーチから新井さんに依頼が来たとか。コーチは伝達係? 子どものお使い? 打撃の専門家として雇われているコーチ、何してるの?
プロ野球実況戦線に異状あり? radikoランキングから消えたショウアップナイター
2024年の「radikoで聞かれた番組トップ10」、前年に在京エリア1位だった「ショウアップナイター」がトップ10圏外。在阪エリアと中部エリアは、2年連続でプロ野球の実況番組がランクイン。阪神と中日のファンは聴いてるのに、巨人の人気が後退してる?
カープと野球がいつのまにか生活の中に。カープや野球を通して日々感じたこと見つけたことをお届けします。
2月1日、プロ野球12球団がキャンプイン。昨年の得点力不足克服のため、打撃練習量を増やす昭和的なカープ。ただ、こまめに休養日が設けられた日程。ロッテは5日練習して休養パターンとチームそれぞれ。楽天から移籍の田中将大効果で巨人キャンプにはファンの行列。
カープにほしかったあの人は今・・・元中日モヤが台湾で本塁打・打点の2冠王!
カープに在籍していた選手のその後は気になるもの。オスカルがオーストラリアで、デビッドソンが韓国で活躍しているのは嬉しい話。カープでなくとも、その後どうしているか気になってたのが、中日とオリックスでプレーしていたモヤ。なんと昨年、台湾のリーグで二冠王!
1月26日の「ジャンクSPORTS」は「プロ野球トーク日本シリーズ」。坂倉と矢野が参戦。一番笑ったのが、昨シーズンBクラスだったチームのファン感謝デーで、子どもたちに「Aクラス入りの秘訣を聞く」という企画。なんの忖度もないストレートな坂倉評は痛快。
伊集院光さんがラジオで触れた上沢問題。ポスティングでメジャーに行ったものの1年で帰国した上沢は、ハムファンの期待に反してソフトバンクへ移籍。プロなら条件のいいチームを選ぶのは当たり前。一方で、弱くてもここが優勝してほしいと野球を見ているファンもいる。
昨年4人いた外国人選手のうち一人残されたハーン。今年はハーンが思い切り英語で話せるといいな。あれ、ドミンゲス、ファビアン、モンテロはスペイン語圏のドミニカ共和国出身。でもファビアンとはレンジャーズ時代のチームメイト。互いに顔馴染みがいて心強かろう。
大相撲初場所、大関豊昇龍が中盤で3敗しながらも踏みとどまって、優勝につなげた。立浪親方が「楽しくやれ」と声をかけてくれたことが大きかったそうだ。カープ9月の大失速。もし、一度立ち止まれるきっかけがあれば、浮上の可能性もあったのかなと、ふと思った。
長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。さて、カープファンクラブの評価は? 2005年から2024年までの充実度をランキング化した「12球団ファンクラブ通信簿」では7位。ポジション的に真ん中ながら、意外と好評価。
1月23日、春季キャンプのメンバー発表。今後入れ替えもある、ベテラン勢の2軍スタートはいつものこと。それでも清々しく感じる顔ぶれ。まともなスタートを切るのに2年かかったが、新井さんの「変わります宣言」は伊達ではなかったことを、ここから見せてほしい。
想像を超えてたプロ野球ファンクラブの特典グッズ! えっ、こんなものまで?
特典グッズカタログとしても楽しめる『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。ファンクラブの特典は会報とグッズの通販程度と思っていた私には、普段使いできるバッグもあれば、えっ、こんなものまで? というものも。想像の域を超えてました。
ファンクラブは球団を映す鏡? 12球団ファンクラブ20年の歴史がギュッと詰まった本
2005年から12球団のファンクラブに加入するライフを始めた長谷川晶一さんの『プロ野球12球団ファンクラブ全部に20年間入会してみた!』。ファンクラブの歴史がギュッと詰まった、読み応えあるクロニクル。特典グッズの数々も紹介、おもちゃ箱のような楽しさ。
前田智徳さんとの対談で、今年中心になってほしい選手は坂倉と小園と答えた新井さん。矢野の背番号が変わったことも「まだ早い!」と即答。矢野に比して球団の小園の評価低過ぎ問題がまだ脳の中で燻っていたので、新井さんのフラットな評価にちょっとだけスカッとした。
今年も護摩行、勝手に燃えてろ新井さん〜。さらに驚いたのは・・・
カープと野球がいつのまにか生活の中に。カープや野球を通して日々感じたこと見つけたことをお届けします。
佐々木朗希、ドジャースに移籍決定。仮に金額面で他球団と同列だったとしたら、ワールドシリーズ優勝、暖かい気候、大谷と山本もいる……そら行くだろうという結果に。外野的には面白みはないが、日本人メジャーリーガーも増えた。同じ言語で話せる同僚の存在は大きい。
選手には浸透しつつある、新井さんの「カープ変わります」宣言の行方
昨年、「カープ変わります宣言」した新井さん。これが実行されるかどうか始まってみないとわからないが、この言葉が選手に浸透しているのは感じる。これまで大事にされてきたベテラン勢にも危機感が。このヒリヒリさ、今度こそ裏切らないで、新井さん。それが一番怖い。
1月16日、オリックスにFA移籍した九里の補償は、人的補償は金銭のみで決定。これまで赤松(2007年)、一岡(2013年)と人的補償の成功体験があったカープだったが、「支配下枠があと2つ」という球団のプランのなさが足枷になったか。
選手会の要望通った、セ・リーグ真夏の屋外デーゲームはナシ! でもちょっと待って?
今季のセ・リーグ、7月8月の屋外球場でのデーゲームはゼロに決定。しかし、ここ数年高まっていた夏の暑さ。NPB(球団)が主導で動いてもおかしくない状況だった。選手会の要望があってやっと動いたのだとしたら、いかにもお役所的です。
2018年に戦力外になった仲尾次オスカルがオーストラリアのリーグで野球を続けていた! 11月15日開幕のABLで、ここまで10試合に登板して防御率0.79。今オフ、戦力外の同期入団のドライチ岡田明丈は社会人野球の明治安田へ。二人の現役続行、感慨深い。
今年も會澤、堂林、中村奨成が護摩行へ。「人の自主トレを笑うな」ですが、奨成がいいもの持ちながら出せていないのはメンタルが問題なだけ? メンタルコントロールできればスポーツが上達するわけではない。そこは身体能力と技術がものを言う。技術に目を向けて!
石原は「まだまだ学ぶところがある」と今年も甲斐と自主トレ。西川は「全部勉強になる」と近藤と自主トレ。「学ぶ」「勉強になる」とは受け身に感じる。一方、巨人の浅野は「自分の課題が明確にわかってるのでそれを徹底的に」と1人自主トレ。20歳にプロを感じた。
マツダスタジアム暑さ対策に着手、もし選手が声を上げていなかったら?
オフの間、改修作業が進むマツダスタジアム。契約更改で坂倉・堂林らの要望の甲斐あってか、暑さ対策にも着手。ベンチ内などの冷房がパワーアップ。少しでも選手の負荷が解消されることを願うばかり。しかし、もし選手が声を上げていなければ何もしなかったんだろうか?
1月4日、「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)で秋山翔吾は「今後、9年現役を続けるにはどういう選手でいられるのか」を自問自答していると語っていた。45歳まで現役でやるには、今何をするかをその場その場で考えながら野球生活を送っているという。
1月4日、秋山翔吾がオフの恒例、「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演。ただでさえ話力ある秋山、ナイツと出水麻衣アナウンサー、プロの聞き手相手に高速回転で面白い話をたくさん聞かせてくれた。中でも興味深かった、昨年の打順1番についての話。
オフのお楽しみ第3弾、秋山のラジオ出演。1月3日、「秋山翔吾の打って守ってしゃべります」(文化放送)。前田健太をゲストに9月のカープ大失速についても語る。あのとき選手で集まって声かけあうだけでもやればよかった。それが大きな反省と臨場感ある話が聴けた。
1月5日、オフのお楽しみ第二弾、「超プロ野球 ULTRA」。カープからは森下と小園という願ってもない華あるコンビ。打撃陣が競うティー打撃で壁を倒していく競技では、森下と山崎福也とのスペシャル二刀流対決も。昨年、得点圏打率4.29の森下、山崎を制す。
護摩行やめた末包は、西武の中村剛也と自主トレ。自分と似たタイプ(体型?)のホームランバッターから学ぶ目的意識が見える。一方、中村奨成は今年も護摩行へ。やっぱり自分に自信がないのかな。そこに手がかりを求めているようでは今年も厳しいかもと、ちょっと心配。
2024年のプロ野球、リーグ優勝の巨人やソフトバンクより、最後は下克上で日本シリーズ優勝したDeNAが話題をかっさらっていった。あの諦めない姿勢、感動した。かたや、ベテラン偏重体質を引きずり、9月大失速4位転落のカープはファンにとって魅力が薄かった。
菊池涼介が4年連続でチーム年俸トップに。守備のスペシャリストで、時折出る長打が魅力の菊池。「来季は投手のもとへ声かけに行くなど、自ら行動を起こして、先頭に立てるよう」と抱負を語る。しかし、菊池はそういうチームリーダー的なタイプではないような・・・。
田中広輔と松山竜平が年俸減額制限超えの3000万と3500万で契約更改。球団に長期勤続した恩恵のような年俸設定。野間も「ホームラン5本以上」と目標が低い。球団に甘やかされてきた人の結実を見る思い。選手、スタッフとも退団者が少ない球団の生ぬるさ。
オフの各球団の選手スタッフの入れ替え状況を見てみた。リーグ優勝の巨人ソフトバンクは選手の退団数が多く、優勝への強い意志を感じる。テコ入れ必須の最下位西武は選手スタッフともに退団数が多い。4位転落にもかかわらずカープはコーチ陣全員残留という異質な状況。
12月23日、現役ドラフトで日ハムから移籍のサブマリン、鈴木健也の入団会見。「(マツダは屋外球場なので)風も利用できる。僕も予想できない変化になったりする」という前向きな言葉が印象的。末包は利き目に着目して打撃フォーム改善中。護摩行よりトレーニング。
来季からスコアラー増やして中日対策強化、でもスコアラーの質は大丈夫?
カープは来季から、8勝16敗1分と大幅に負け越した中日に重点的にスコアラーを配置する方針。先乗りスコアラー(偵察担当)を複数担当制に。複数の眼で見るのはよさそう。ただ、分析力のない人の数が増えても・・・。そもそもスコアラーの質自体が気になります。
12月19日、矢崎のヤクルト入団会見。「相手がいる競技なのでわからないですけど」と大局観あるところがいい。移籍が決まって「寂しい気持ちもありますけど会えなくなったわけじゃないんで」と言っていた矢崎。そうだ、これからも矢崎の投球を見る楽しみは続くのだ!
12月18日、新入団選手8人の会見。毎年のことだけど、全員に活躍してほしいという気持ちになる。新井さんは「カープは12球団一家族的な球団だと思います」と挨拶で。また出た、家族! この言葉を 使っている限り、カープがまっとうなチームになれる気がしない。
4年ぶりにリーグ優勝したものの、日本シリーズに進めなかった巨人が、ソフトバンクのように、いえ、かつての巨人のように乱獲補強。マルティネス、甲斐、田中将大を獲得。巨人やソフトバンクのようなやり方をうらやましいとは思わないけれど、カープお金使わなさすぎ。
小園の評価にモヤモヤ残し、床田5000万増でカープ契約更改完了
12月16日、カープ契約更改のトリは床田。5000万増の1億5000万。9月の床田4連敗、8月下旬からの森下6連敗は鮮烈だっや。あれがなければ査定もチームの順位も変わっていたかも。床田5000万増と聞いて、小園の3600万増は見合ってないとまた思う。
西武はベルーナ改善でファンサービスに還元! カープの暑さ対策は?
西武がベルーナドームの暑さ・寒さ対策に着手することに。資産(ビル)を売却したお金の一部をファンサービスに還元。マツダスタジアムは選手の要望を聞き入れ、来季、暑さ対策としてベンチエリアの冷房の風力を3倍に強めるとか。それ効果ある? あればいいのだが。
9月の大失速、「何が悪かったかわからない」ですと? ちょっと待ってよ、新井さん
12月6日、高津監督とのトークショーで、9月の大失速について、「正直言って何が悪かったかがわからない」と語った新井さん。そんなことあからさまに言う監督いる? 点が取れなかったことが響いたのに打撃コーチにテコ入れなし。スポーツ記者にも驚かれている模様。
12月13日、九里がマツダスタジアムで会見。メジャーとの交渉について、はっきり話したい感じでもなかった。もうええでしょう。九里が決めたこと。九里の移籍で、「新陳代謝が進む一歩になる可能性がある」と松田オーナー。新陳代謝が必要なのは野手なんですけども!
九里がオリックスに移籍と突然のニュース。メジャーとの交渉がどうなっていたのか内情はわからない。働き者なのに同期の大瀬良より評価低いイメージ。カープ以外で野球したい気持ちがあっても不思議でない。小園、3600万増の9000万円という渋さにもびっくり。
現役ドラフトの矢崎ショックから2日。対戦するときはカープぶったぎってほしいと鼻息荒かったが、矢崎自身は次のキャリアに向け冷静でいるだろうなと思っていたらやはり。「寂しい気持ちもありますけど、死んだわけじゃないんで。会えなくなったわけじゃないんで」。
現役ドラフトで、矢崎がヤクルトへ。まさか、まさかの矢崎。先月、イベントで床田と参加して、「2人でチームを優勝に導けるようにやっていきたい」と言ってたばかりなのに。独特の空気を持つキャラクター、大好きでした。カープの面白みが一つ欠けたような気さえする。
12月8日、呉で開かれた森下と栗林と森浦のトークショー。私的には豪華! 森浦は昨オフから体重を増やすために、朝食におもち5個を食す「モチトレ」を始めたとのこと。体重は8キロ増え、シーズン中も「最後まであまり疲れを感じないでいけた」と。体重って大事。
お正月に放送される秋山翔吾のラジオ番組の収録で、「最後は日本でキャリアを終えたい」と言った前田健太。そう思うのは前田の自由だが、それ、いま言う? 現役メジャーリーガーとしての臨場感のなさに違和感。それ以上に、前田の復帰を歓迎するファンの声にびっくり。
500人の選手が選んだ守備の達人1位は矢野! 来季ショート小園二俣どうなる?
「プロ野球珍プレー好プレー大賞2024」、現役プロ野球選手500人が選んだ守備の達人1位は矢野! 菊池も矢野を推していたという栄誉。矢野と小園は来季から背番号4と5に。ともに前任者へのリスペクトあって希望していた数字だが、似て非なるものを感じる。
12月2日、坂倉が契約更改で暑さ対策について要望。ナイターを増やすことについて、「要望は出すが難しい。営業のこともある」と阿部球団部長。これは変える気ないな、あくまでも自分たちの都合優先なんだな。だからこそ沁みるDeNAの南場オーナーの記事を紹介。
12月2日、坂倉が契約更改。2500万増の1億5千万円。球団には暑さ対策も要望。ぜひ変革を、真夏のデーゲームやめてほしい。ところで鎌ケ谷にある日ハム2軍施設、北海道移転話が持ち上がっているそう。メリットは大きいが、新庄監督は他球団のことも考えていた!
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オリックスにFA移籍した九里。開幕からイニング数も6・8・8・9とタフ。現在、防御率1.16。隅田、今井に次いでリーグ3位。3勝負けなし、援護にも恵まれているようだ。そんな新天地での九里を見事に言語化して下さっている「南郁夫の野球観察日記」をご紹介。
4月23、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、7対1。大瀬良、大量援護を得て今季初白星。1回、1番中村奨成の2塁打を皮切りに、末包とファビアン、堂林のタイムリーで4対先制。痛快というより、ヤクルト先発石川の球に力がない。大量得点のワクワク感はなかった。
4月22日、ヤクルト戦は雨のため中止。明日は大瀬良とスライド登板の石川。石川自身はチームの優勝も目指しているだろうけど、それより200勝がモチベーションみたいになってる感じがひっかかる。登板しては登録抹消のゆったり待遇。そんな投手に負けたくない。
4月20日、阪神戦(甲子園)、8対1。スタメン奨成が2安打。よかったことはこれだけ。ドラ1伊原が初先発。このリズムのよさは打線に波及しそうと思ったらその通りに。2ラン、タイムリー、3ランと佐藤デー。二俣矢野小園はノー出塁。末包、打点の上げようがない。
4月19日、阪神戦(甲子園)、0対3。拍子抜けの完封勝ち。床田7回2失点で2勝目。羽月が2番サードでスタメン。矢野がプロ初の1番。二俣と矢野の1番2番も地味だが、矢野と羽月も・・・。今日、中軸はノーヒット。打点を挙げたのは、矢野と羽月コンビだった。
4月18日、阪神戦(甲子園)、2対5。森下と村上、開幕戦再びの投げ合い。また森下初回に2点先制されるが、2回、カープが村上に54球投げさせ5得点。開幕戦のリベンジ果たして、森下完投で3勝目。「明日も打ってほしい」と野手へのメッセージも忘れなかった。
4月16日、中日戦(マツダスタジアム)、0対2。今季3度目の完封負け。1週間前と同じ大瀬良と柳の投げ合い。昨日、前回手こずったマラーを攻略。今日は柳にリベンジとは行かなかった。柳7回無失点4安打、前回と同じ。6回、3塁の會澤を返せなかったのは致命的。
4月15日、中日戦、7対1。ドミンゲスとマラー、1週間前と同じマッチアップ。あの日は延長12回引き分け。中日戦名物のロースコアゲームだったが、今日はなんと12安打で大勝! ドミンゲス5回1失点で来日初勝利。末金は3安打3打点で打点リーグトップ。
カープと野球がいつのまにか生活の中に。カープや野球を通して日々感じたこと見つけたことをお届けします。
4月13日、巨人戦(マツダスタジアム)、5対3。巨人に3タテ。マルティネスを出さない展開に持ち込むという3連戦のミッションを達成。森3勝目。小園・末包・ファビアンの中軸が揃って打点。走攻守と随所に見どころがあった。ファビアンのホームランまで添えて。
4月12日、巨人戦(マツダスタジアム)、1対0。大量得点の翌日、床田完封で今季初白星。3回、矢野のスクイズでヒヤヒヤしながらも1点先制。互いに得点のチャンスは再三あったが、波に乗れず。巨人は6度の得点圏で、山盛りの残塁。床田の粘りと好守備で封じた。
4月11日、巨人戦(マツダスタジアム)、12対3。戸郷4回途中10失点。不調な戸郷からホームランなしの15安打で大量得点。森下6回3失点で2勝目。お立ち台で「毎日打ってほしい」と野手へのメッセージを忘れぬ森下であった。ファンの心情も一緒です。
4月10日、中日戦(バンテリンドーム)、延長11回、1対2。カード引き分けに持ち込む。11回、代打野間の2塁打が決勝打になったが、1戦目は末包の内野安打、2戦目は末包の一ゴロ、今日は菊地の三ゴロと、打点はつまった打球のオンパレード。ものすごく地味。
4月9日、中日戦(バンテリンドーム)、3対1。2回に1点先制され、8回追いつき、完封負けを免れたのは昨日に続いてちょっとよかったこと。でも、再三のチャンスで腰砕け。柳7回無失点。どんだけ打てないの。何年このままの状態なの。時間が止まってる。
4月8日、中日戦(長良川球場)、延長12回、1対1。今年も中日戦名物ロースコアゲームで幕開け。昨年なら愛想尽かしたが、そうならなかったのは投手陣が奮闘したから。初登板ドミンゲス6回1失点。島内、ハーン、栗林、塹江、森浦、ルーキー岡本の見応えリレー。
野球は失敗のスポーツ。これはスポーツライターの生島淳さんが数10年前に読んだアメリカのライターのエッセイに出てきた言葉。打者なら打てて10回に3回。菊池だってエラーもする。大谷だって毎回打てるわけじゃない。野球はいろんなことが起きるそういうスポーツ。
4月6日、DeNA戦(マツダスタジアム)、7対6。カード3戦目にして初の3タテ、勝率も5割に。森は5回2/3、3失点で2勝目。前半テンポよく後半つかまる。タフさがほしい。今日も取ったり取られたりの展開に。末包とファビアン好調で、低得点体質脱却中?
4月5日(土)、DeNA戦(マツダスタジアム)、8対7。延長11回サヨナラ勝ち。床田と東のマッチアップがこんなハイスコアゲームになろうとは。10回からイニングをまたいだ森浦が5者連続三振と素晴らしい投球。11回裏、田村が振り抜いた初球がサヨナラ弾に。
4月4日(金)、DeNA戦(マツダスタジアム)、8対2。森下に初白星。まるで打線が爆発したかのような大量得点。その実、相手投手のフォアとデッドボールによる押し出し3点分が上積みされたもの。そのためなのか、お立ち台の森下と野間と田村のトーンが低かった。
4月3日(木)、ヤクルト戦(神宮球場)、3対0。小川に完封どころかマダックスを達成されてしまう。92球、被安打2(石原とファビアンだけ)。小川と呼応するように3回まで快投の玉村。4回、4連打で2失点。2失点でとどめたとも言えるが打線が冷え冷えなので。
4月23日、ヤクルト戦(神宮球場)、0対2。6回までゼロゼロ行進、床田を勝ち投手にできないなんてことあったら許すまじという展開だったが、今日7番の宇草がまた起用に応えて2ラン。床田が8回無失点で2勝目、栗林が中軸を三者凡退で締めて5セーブ目。
4月21日、巨人戦(マツダスタジアム)、降雨コールドで、0対0。6回、巨人に先制された1点(=カープの負け)が消えたのはカープには幸いだったが、点は早めに取っておきたいもの。5回、1アウト2塁1塁で大瀬良に代打を出さない消極的な選択は後味悪かった。
4月20日、巨人戦(マツダスタジアム)、6対2。先週のプチリベンジ、森下今季初勝利。解説の宮本さんと鳥谷さん「小園のサード併用はかわいそう。これはショートとサードを経験した人でないとわからない」。だからベンチは小園の負担も考えず平気でやるのだと納得。
4月19日、巨人戦(マツダスタジアム)、延長12回、0対0。1週間前と同じ、先発は九里と戸郷。前回、不調の戸郷から4点取りながら、9対4と逆転負け。戸郷が調子を取り戻したとたん、この有様。無失点の投手陣を援護できず、羽月のけん制飛び出しで終了。
4月17日、DeNA戦(マツダスタジアム)、カープ8安打、DeNA13安打で、5対1。DeNAのアシストあっての2連勝に。1戦目、代打の宇草と石原が打点、久保にプロ初ヒット。チームに勢いがつく期待を抱いたが、この日のスタメンはいつものメンバーだった。
4月16日、DeNA戦(マツダスタジアム)、11対2。DeNA先発・ジャクソンの連続四球で幕開け。1回に3点、5回に5点。相手投手の乱調がきっかけとは言え、連敗止まり、床田やっと1勝目。大勝した翌日は負けるパターンのカープ。喜ぶのは明日買ってから。
4月14日、巨人戦(東京ドーム)、2対1。いつものメンバーで大きな期待もなく、いや、それ以下の3安打。3試合すべて逆転負け。ところで、「2023年ラジコで聴かれたラジオ番組」が発表された。野球実況番組が上位にランクイン、まだまだ捨てたもんじゃない?
4月13日、巨人戦(東京ドーム)、3対2。12回延長サヨナラ負け。森下今季初登板。岡本の打球が天井に挟まりエンタイトルベースで1点という不運があったが、直後に勝ち越し、島内で同点に。9回以降、カープは三者凡退のオンパレード。打線の体力のなさが可視化。
4月12日、巨人戦(東京ドーム)、9対4。戸郷から5回までに4得点。開幕から打線の援護なかった九里に勝ちがつくチャンスだったが、6回に7失点。打たれても乱れても交代なし。わざわざ負けに行くような采配を見せられて、選手たちはどんな気持ちだっただろう。
4月11日、阪神戦(甲子園)、0対1で勝ち越し。阪神元気なさすぎ。西8回無失点。大瀬良7回無失点。また無得点ライフかという9回、2アウト2塁、田村が3塁打で決勝点。秋山、久保、上本の素晴らしい外野守備3連発と、島内と栗林の三者凡退も試合を引き締めた。
4月10日、阪神戦(甲子園)、2対6。阪神・伊藤のアシストあって、まさかの大量援護でアドゥワ2勝目。連続完封負けは止まったが、スタメンマスク會澤が小さなテコ入れ程度。ベンチは結局何も変えず戦うつもりとわかった。勝ったが、ワクワク度は低い試合だった。
4月9日、阪神戦(甲子園)、1対0。セ・リーグワースト記録タイ、4連続完封負け。同じメンバーで同じことをまた繰り返す。床田は投げてよし、フ守備よし、けん制アウトもとった。それでも流れを持ってこれない打線。誰かホームランを打ってくれたら1点は入るのに。
中日に3試合連続完封負け。長距離打者をとらず育てず、打撃コーチも同じ。これで変わるわけがない。もしカープに有能な打撃コーチが招かれたら、打線は変わるのだろうか。今季からJ1昇格の町田ゼルビアが快進撃。黒田監督は、青森山田高校サッカー部の元監督だった。
4月7日、中日戦(マツダスタジアム)、0対1。3試合連続完封負け。長打を打てる選手を取らず育てず、打撃コーチも変わらず、テコ入れなし。当然の結果。それより、前回、頭部危険球で退場した黒原に勝ちをという打線の気概が見られなかったことの方が悔しかった。
4月6日、中日戦(マツダスタジアム)、0対4で連続完封負け。同じ10安打で、この差。日本初登板のハッチは球数かさんで5回3失点。カープはチャンスで残塁の山山山。極めつけは7回、田村が打ってノーアウト3塁から犠牲フライすら打てず3アウト、ひどかった。
4月5日、中日戦(マツダスタジアム)、0対1。柳相手のロースコアは予想していたが、この再現力。見殺しが多い二人、柳は7回無失点、九里は8回1失点(自責0)。8回、田村のエラーが決勝点に。誰が田村を責められよう。散発、盗塁失敗、併殺、おまけに誤審まで。
4月4日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、6対3。大瀬良、突如6回に3失点。得点数リーグ最下位のカープ。期待薄だったが、7回、會澤の2点タイムリー。8回、上本の同点タイムリー、松山の勝ち越しタイムリーとベテラン勢が打点。まさかの逆転勝ちで、勝ち越し。
4月2日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、2対1。ホーム開幕白星発進。床田7回無失点。勝ち投手にしたくなる投球だったが、8回、島内が同点を招き、勝ちは消える。8回裏、野間の3塁打で勝ち越し。3回、野間がレーザービームで先制点を防いだ好守も大きかった。
DeNAとの開幕3連戦、気に止まったことが二つ。一つは、どんな選手を選ぶのかが大事という当たり前すぎること。それくらい度会のデビューは鮮烈だった。こんな選手がいてくれたらと思ってしまった。もう一つは、外国人選手の起用について、巨人と対照的だったこと。
3月31日、DeNA戦(横浜スタジアム)、1対5。2連敗のあと勝って終われてよかった。ブレイクがカープ内外で期待されている田村介だが、ひそかにアドゥワも今年ブレイクする予感がします。アドゥワは5回1失点。度会隆輝も封じた(度会、今日ノーヒット)。