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問題15-1 14章の単純総合原価計算に続いて、工程別総合原価計算ですね。 工程別総合原価計算は、文字どおり、工程が第1工程、第2工程・・・のように分かれていて、第1工程の完了品の全部または一部が第2工程に流れて行きます。 「前工程費」という項目で処理しますが、早い話が第2工程の原料費ととらえればOKです。 ちなみに、「累加法」という用語も出て来ますが、累加は文字どおり、どんどん前の工程の原価を累積加算していく方法です。 他に、非累加法もありますが、2級の出題は、累加法のみになります。 パン屋さんの例で説明していましたが、材料を混ぜて発酵して成型した白いパンの状態を第1工程完了品、それを第2工程で揚げたり焼いたりして販売しているってイメージです。 100個完成して、80個は第2工程に流され、20個は、白いパンのままで販売されることもあります。その20個は、第1工程半製品と呼ばれます。 取り敢えず、通常どおりT勘定を描いてみます。
本ブログは、日商簿記2級受験予定の方を応援する目的で、テキストやYouTube動画等で、該当単元を学習済みの方を対象に、TAC出版の「よくわかる簿記シリーズ合格トレーニング(最新版)」に沿って、問題の解き方のコツなどを書いています。 同問題集を選んだ理由は、単純に、私が知る限り、一番難易度が高いと思われるからです。 過去に1,000名以上担当させていただきました。 ご質問等がありましたら、画面右上のお問い合わせからお気軽にどうぞ♪