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反対するおばあちゃんを説得して、京都行きを決めた范閑。でもその途端、偽の命を受けた鑑査院の間者、滕梓荊に襲われたり、京都に向かう途中では、自分の暗殺未遂の責を負って、敵国北斉にスパイとして送り込まれることになり、自分を恨んでいるらしい言氷雲や師匠の費介に会ったり。京都に入っても、次々に腑に落ちない出来事に遭遇する前途多難な都生活が幕を開けました。
大学生の書いた小説の世界。主人公は、余命いくばくもなかった現代の若者、その記憶を持ったまま、過去に転生してしまった范閑。出自もどうやら訳アリのような彼は、何かの陰謀によって殺されてしまった母の下僕に助けられ、鑑査院の院長という力のある組織の長にも助けられ、澹州で武芸や医術を叩き込まれて成長する。