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1923年9月1日11時58分に関東地方南部を震源として発生した地震によって、発生した地震災害の総称を「関東大震災」と呼ぶ。後に、伊勢湾台風などもあって、9月1日が「防災の日」となったが、今年は関東大震災から100年となる。よって、少しく震災について記事を書いておきたい。これは、従来の拙ブログでは一度も採り上げたことは無かったように思うのだが、明治時代に曹洞宗で活躍された学僧・来馬琢道老師(1877~1964)という方がおられ、以下の書籍が知られている。・『一仏教徒の体験せる関東大震火災』鴻盟社・大正14年なお、現在は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能であるため、リンクを貼っておいた。興味のある方は、ご参照願いたい。まず、本書は「大震災のその時」とあって、震災の瞬間から記述が始まる。大正十二年九...9月1日防災の日(関東大震災から100年・令和5年度版)