商業簿記2級(9)02 商品売買(続き)
問題2-8 以前、1日3ページ進んだことと、キリが良いので、今日は1ページだけにします。 商品売買の勘定記入ですね。 「仕入」の総額や、「売上」の総額を求めるときは、是非、工業簿記のときに書いていたように、「GT(グランドトータル)」キーを利用してください。 「総仕入高」の計算例です。 「AC(オールクリア―)」(それまでの記憶を全消去) 2,400×150= 2,000×100= 「GT](ACを押した以降の計算の一括合計)→560,000って感じです。 たった2つしかないし、暗算でもできそうな計算ですが、計算式がもっと多くなったり、単価や数量に端数が生じたりして暗算では計算しづらくなった場合のためにも是非!!(^^)v それと、払出単価の計算は、「先入先出法」でってなっていますので、3級の商品有高帳のイメージで、最初から順に出し入れを記入したくなる方もいらっしゃるかと思いますが、工業簿記の総合原価計算の発想で行けば、先入先出法ということは、月末に残るのは後から仕入れた商品ということが、咄嗟に判断できるようになるかと思います。 よって、「各自計算」と書かれている箇所は、最後に仕入れた「単価2,000円」の商品が「60個」(50+150-100+100-140=60)残っているとお分かりいただけるかと思います。 本問は、「繰越商品」に「前期繰越」の記載がありますね。(#^.^#) 減耗や評価損も、売上原価に算入する、しないはも妥当かと思います。 細かいようですが、こういうことも、妥当な結果になっているかな?と少し考えてみるって大切じゃないかなぁ?と思います。
2023/06/17 00:17