天気のいいある日、トレーニングがてら孔大寺山登山口までポタリングした。自宅から主要道を通って、池田地区にある梛野集落を目指す。短距離でなおかつアップダウンも少ないため、手軽に体を動かすにはもってこいのルートだ。時間がないときでも行けるからありがたい。▲はるか遠くに地島が見える梛野集落に入ると、ほどなくして孔大寺山登山口が見えてきた。ここから玄界灘や地島を一望できる。日没が近いせいか、西日が視界に入...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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ついに決まりました!2020年2月以来、約4年ぶりに台湾に行きます。いや~本当に長かったですよ、この4年間。苦痛とやるせなさに満ちた4年間でした。喉から手が出ても届かなかった台湾。ときおり「現地の香り」がフラッシュバックして、なんど嗚咽したことか...。このブログで台湾ネタを扱ったのはたしか、李登輝元総統が逝去なさった際に執筆した追悼記事が最後でした。2020年夏のことです。あれからコロナ対策漬けの台湾に愛想を...
地域タグ:台湾
【長崎ホテルガイド】諫早駅に直結!Shin-hotel(新ホテル)
西九州新幹線が開業したことで一変したJR諫早駅。国鉄時代からの木造駅舎は立派な駅ビルへと生まれ変わり、その収容力を活かして、ビジネスホテルや飲食店が入居しています。親族の法要で諫早を訪れたときのこと。駅周辺で一泊することになり、予約サイトを覗いてみると、主要なホテルはほぼ満室でした。そんな中、諫早駅併設の「Shin-hotel」に空室があるのを見つけ、なんとか部屋を確保することに成功。僕はダブルベッドの部屋に...
地域タグ:諫早市
20年前に埋められてしまった親類宅の排水溝。水はけの悪さを解消するため、今夏から掘り返し作業を続けています。これまで3回の作業を行い、全体の半分以上が掘り返されました。8月末に猛暑が落ち着いたところで、蚊の大量発生から身を守るため、いったん作業を中断して今日に至ります。3か月ぶりに訪れてみると、少しだけ様子が変わっていました。見ないうちに雑草が生い茂り、残土を仮置きしている場所が藪化しています。掘り返...
年に一度しか見られない「レアな一時」でした。唐津くんちで街中が賑わう11月3日、曳山を追って西ノ浜「お旅所」を訪れました。全曳山がここに集結したのち、再出発まで1時間以上もあります。空き時間を利用して、九州郵船のフェリーが見られるじゃないですか!さっそく時刻表を確認すると、つい先ほど「エメラルドからつ」が出港したばかりでした。沖合を見ると、印通寺に向かう船体が辛うじて見えます。▲印通寺に向かうエメラル...
地域タグ:唐津市
ゆるっとキャラパーティ2023(2=完)―キャラさんと一緒にストレッチ!
宗像市グローバルアリーナで開催された「ゆるっとキャラパーティ2023」。ステージPRから1時間の休憩をはさみ、来場者参加型のコーナーに入っていきます。15時を過ぎたころ、参加マスコットが続々と集まってきました。開始時刻までの間、ステージやその周辺でグリーティングを行います。たちまち子供たちが集まってきました。その人気はすさまじく、たちまち大渋滞が発生しました。▲15時のステージ開幕!これからみんなで体を動かす...
地域タグ:宗像市
ゆるっとキャラパーティ2023(1)―芦屋サワランお披露目!
勢いに乗って2度目の開催です!昨年に続き、宗像市グローバルアリーナで「ゆるっとキャラパーティ」が催されました。昨年よりもやや遅めの開会(正午)となりましたが、ご当地キャラクターによるステージPRやコスプレコンテストなど、内容は昨年とほぼ同じです。むなかたのテンちゃんやキラリ姫など、宗像市内のマスコットはもちろん、市外からも複数の参加があるとか云々。はたして、今年は何体のキャラさんに出会えるでしょうか...
地域タグ:宗像市
体力づくりのポタリングついでに、遠賀川河川敷へとやってきました。ちょうどこの時、航空自衛隊芦屋基地の練習機「T-4」が訓練中とのことで、轟音がそこら中で響いています。自転車を止め、久しぶりに練習機観察といきました。▲遠賀川の河川敷にてこの日の天気は快晴。上空を遮るものは何もなく、若松方面をゆくT-4の姿まで見渡せます。ここから立て続けに、638号機、649号機が通り抜けていきました。▲638号機が接近!▲水巻町上空...
地域タグ:遠賀町
ほとんど列車が来ない...西九州新幹線開業後のJR長崎本線小江駅
西九州新幹線開業で大きく変貌したJR長崎本線。在来線特急「かもめ」は新幹線に生まれ変わり、並行在来線のうち肥前浜~長崎間は、昔ながらの非電化に戻されました。あれから1年がたち、沿線がどのように変わったのか、それを探るべくJR小江駅(長崎県諫早市)を訪れました。▲駅への道中出会った白猫1年ぶりの小江駅訪問です。架線が撤去されたことで、ずいぶん変わったろうと思いつつ駅に向かうと、「いつも通りの景色」がそこに...
地域タグ:諫早市
今回は韓国南部、全羅南道長城郡にある長城駅をめぐります。所属路線はKORAIL湖南線。全列車が停車する主要駅で、在来線乗り入れ分のKTXも停まります。▲駅舎駅舎はKORAIL主要駅によくあるタイプの造りです。入口を見ると、韓国式あいさつで出迎える人形がありました。こういったところに異国情緒があって面白い。▲駅舎内部駅舎に入ると、向かって正面にホーム入口が開口しています。左手には窓口と待合室が、右手には紙幣未対応の...
地域タグ:韓国
祝☆こつめそう太のデビューから2年を迎えました!ブログ・SNSでのアピールが功を奏し、少しづつ認知度が上がってきています。現時点での目標「着ぐるみ化」に向けて、これからもさあ頑張っていくぞ!ということで、今回は「がんばるカワウソ男子」こと、こつめそう太について考えたいと思います。知ってる人も知らない人も、ぜひ見てやってください。完成されたこつめそう太ここ1年で、そう太くんはかなり進化を遂げました。最初の...
地域タグ:宗像市
「干潟よか公園」その名を聞いて、ぼっさんを連想するのはネット初期の世代ぐらいでしょう。真っ赤に色づくシチメンソウを背景に、通称「ぼっさん」という名のおじさんが棒立ちしている...。たったそれだけの画像ですが、たちまちコラ画像として有名になったのは、知る人ぞ知るネット裏話です。そんな「ぼっさん画像」の撮影地こそ、今回ご紹介する干潟よか公園(佐賀県佐賀市)です。有明海沿いの干潟に設置された公園で、秋にな...
地域タグ:佐賀市
KORAIL慶全線 ムグンファ号1943列車 乗車記(2=完)【釜田→順天】
順天への旅路が始まりました。KORAIL慶全線のローカル輸送を担うムグンファ号に乗って、釜山から一路順天を目指します。所要時間はおよそ3時間。釜山側のターミナル・釜田駅を発車した列車は、ひとまず京釜線を北上して、慶全線の起点・三浪津駅に向かいます。目次1 標準軌ならではの安定走行2 高規格化された慶全線に入る3 終点・順天駅に到着標準軌ならではの安定走行13時4分、列車はゆっくりと動き出しました。モーター音も...
地域タグ:韓国
KORAIL慶全線 ムグンファ号1943列車 乗車記(1)【釜田駅】
新型電車「ITX-マウム」導入に伴い、ムグンファ号は徐々に数を減らしているそうです。一応、韓国全域をカバーする列車ですから、そう簡単には全滅しないでしょう。それでも「消えゆく存在」であるのは確かです。朝鮮半島南部を通るKORAIL慶全線では、各駅停車型のムグンファ号がローカル運用を担っています。路線環境に合わせ、客車2両だけという寂しい編成内容ですが、車内はリクライニングシートですから侮れません。今回は釜田...
地域タグ:韓国
ススキは野山をいろどる「秋の風物詩」です。都市部だとセイタカアワダチソウに隠れがちですが、野山に一歩繰り出せば、いたるところにススキの楽園があります。今回は秋を感じるべく、北九州市にあるススキの名所「平尾台」をたずねました。つづら折りをいくつも抜け、平尾台の絶景スポット「見晴台」に向かいます。駐車場に到着すると、清々しいまでの絶景が待っていました。樹木はほとんどなく、広がっているのは見渡すかぎりの...
地域タグ:小倉南区
遠賀総合運動公園に保存されている78626号機の様子が気になり、数年ぶりに様子を見てきました。ブログでご紹介するのは一体何年ぶりでしょうか。▲公式側部品の欠落等はこれまで通りです。潰れたコンプレッサーも変わっていません。数年前に再塗装されたらしく、以前よりも黒々としていました。荒廃した外板に厚塗りしたことで、塗装面の滑らかさは完全に失われています。▲非公式側▲ボイラー底の腐食は変わらず海が近いため塩害を受...
地域タグ:遠賀町
【施設紹介】KORAIL全羅線/慶全線 順天駅(全羅南道順天市)
今回は韓国南部、全羅南道順天市にある順天駅をめぐります。全羅線(益山~麗水EXPO)と慶全線(三浪津~光州松汀)が交差する要所で、広い構内を有しているのが特徴です。▲駅舎全景▲なぜか宇宙服のモニュメントがある▲駅前ロータリー雰囲気はまさに地方都市の主要駅といった佇まいです。駅前の大通りを車がひっきりなしに行きかうなど、活気ある様子が見てとれました。▲待合室全景橋上式の駅舎に入ると、吹抜けの大広間に待合室が...
地域タグ:韓国
12年ぶりの唐津くんちを満喫しながら、唐津市役所に到着しました。SNS情報によると、唐ワンくんが市役所拠点に登場しているとのこと。おそらく13時に登場すると読み、庁舎内で休憩を兼ねて待機します。予想通り!13時になると「紫の兜」が見えたので、さっそく庁舎エントランスの車寄せに向かいます。▲文字をかきかきする唐ワンくん(超達筆)窓越しに唐ワンくんを見るや、すぐさま「こっちにこい」とジェスチャーされました。メッ...
地域タグ:唐津市
佐賀県唐津市の名物といえば、なんといっても「唐津くんち」でしょう。普段は穏やかな唐津市街地も、この時ばかりは熱気に包まれます。そんな唐津くんちに2011年以来、12年ぶりに顔を出してきました。今回見るのは2日目の「お旅所神幸」。曳山巡行の様子を見つつ、タイミングが合えば唐ワンくんにも挨拶したいと思います。▲筑前前原駅に停車中の103系復刻塗装昔を思い出して懐かしい...それにしても、凄まじい混雑ぶりでした。やっ...
地域タグ:唐津市
ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(4=完)―彦根から福岡に戻るまで
JR南彦根駅前にある「プロシードアリーナHIKONE」で開催された、ご当地キャラ博in彦根2023。初日から続けて会場の様子を見てきましたが、いよいよ2日目正午をもって会場を離れます。目次1 彦根でやり残したことを回収する2 夕方の大阪で暇つぶし3 名門大洋フェリーでひとり誕生日会彦根でやり残したことを回収する思えば2011年から9回にわたり、このイベントを見るため彦根に通ってきました。あれから12年がたち、ご当地キャラ...
地域タグ:彦根市
ご当地キャラ博in彦根2023 2日目(3)―がんばれ!海ニャンの巻
JR南彦根駅前にあるプロシードアリーナHIKONEで催された「ご当地キャラ博in彦根2023」。初日に続き、2日目も会場散策を行いました。会場を歩いていると、愛媛県愛南町マスコット「なーしくん」の姿が見えました。これからエントランスのステージでPRを行うそうです。カワウソキャラであるからには無視できませんよね。今回が初彦根というなーしくんの晴れ姿を見届けました。▲なーしくん、ステージ横で待機中!▲こにゅうどうくんと...
地域タグ:彦根市
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天気のいいある日、トレーニングがてら孔大寺山登山口までポタリングした。自宅から主要道を通って、池田地区にある梛野集落を目指す。短距離でなおかつアップダウンも少ないため、手軽に体を動かすにはもってこいのルートだ。時間がないときでも行けるからありがたい。▲はるか遠くに地島が見える梛野集落に入ると、ほどなくして孔大寺山登山口が見えてきた。ここから玄界灘や地島を一望できる。日没が近いせいか、西日が視界に入...
宗像に居を構えて24年、つくづく思います。「ここって坂だらけじゃん」ということに。平地の少ない宗像市には、数えきれないほどの坂道があります。まだ行ったことのない場所も多いです。今回はその中から、とある住宅地にある急坂をたずねました。▲坂道全景距離自体はとても短い住宅地ド真ん中ということもあり、所在地などの詳細は差し控えます。今回お伝えできるのは、その坂道がコンクリート舗装であること、距離が27メートル...
先日、親戚からもらったトマトが変な形でした。俗にいう「乱形果」というもので、温度管理が十分でないと発生してしまうそうです。2つのトマトが無理やりくっついたような形をしています。まるで「2つに分裂したかった」といわんばかりに...。▲変な形のトマトをもらったんだけど...▲なぜかズームしてみた▲裏側から見た乱形果位置を変えるごとに、異なる姿を見せてくれます。角度によっては桃のような形に見えますし、またずらして...
日本統治時代の台湾を代表する大規模建築物「烏山頭ダム」について、3回に分けてお届けしております。八田與一像、ダム堰堤に続いて、建設時の犠牲者を記した「殉工碑」を見に行ってきました。目次1 殉工碑2 八田水力発電所・旧放水口・八田與一記念室3 平圧塔・放水バルブ4 総括殉工碑これからダム堰堤をくだり、殉工碑に移動していきます。冒頭で通った道をもどり、ひとまず烏山頭水庫風家区分処(事務所)に向かいましょう...
日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。前回は八田與一技師の銅像を見たところで終わりました。これからダム周辺を散策しながら、見どころを探してみたいと思います。目次1 八田與一像の奥にホテル発見!2 ダム建設で活躍したミニ蒸気機関車3 ダム堰堤を歩いてみた八田與一像の奥にホテル発見!八田與一像の奥にも何かありそうです。おや、3階建ての立派な建物が見えるじゃないですか!とりあえず、...
日本統治時代は台湾にとって変革の時期でした。鉄道・道路網といった交通インフラが整備されたほか、ダム・用水路が縦横無尽に張りめぐらされたことで、農業は大幅な進歩を遂げました。日本統治時代の台湾を知るうえで、烏山頭ダムは欠かせない存在です。八田與一技師による指揮のもと、1930年(昭和5年)に完成しました。現在は歴史公園として整備されており、日本からも多くの観光客が訪れています。今回は八田與一技師の功績に...
季節が春から夏へと移り変わるころ、宗像中学・高校で開催されるのが、文化祭「鳳雛祭」です。今年は月またぎでの開催(5/31~6/1)となりました。一般公開日の6月1日、後輩たちをたずね母校の門をくぐりました。2024年のテーマは「輝憶」。輝かしい青春の一コマを見ながら、昔を懐かしんでみようじゃないですか!目次1 テンスケ&イカの校庭さんぽ2 単独でもイケる黒子のイカ3 学食でランチタイム4 美術部にエールを送り隊☆テ...
5月の毎週水曜日といえば「世界カワウソの日」です。世界的に希少なカワウソ亜科を保護し、その血筋を守っていこうという試みが、世界中でなされています。ぜひそれを知ってもらいたいと思い、毎年ブログで紹介するようにしています。みなさん、カワウソと聞いて何をイメージしますか?アイドル的可愛さのコツメカワウソ、アマゾンの猛獣オオカワウソ、それに絶滅種扱いのニホンカワウソなんてのもいます。一口にカワウソと言って...
目次1 入口付近の様子2 木造駅舎が残る烏樹林駅3 園内設備など4 観光用に動態保存された「五分車」を見るもよし5 総括入口付近の様子▲入口全景▲動態保存用に使われているナローゲージの線路▲左手前:阿里山森林鉄道DPC1形の中間車「DTC5号」右奥:阿里山森林鉄道客車「SPC8号」▲952号ディーゼル機関車▲ナローゲージの事業用車木造駅舎が残る烏樹林駅▲駅舎(正面から)▲駅舎(別角度から)▲駅舎内部は資料館になっている▲かつ...
除籍謄本から家族史をひも解いていくと、「見たくないもの」が見えてしまいます。祖先の離婚歴や、早死にした子供の多さは、祖先調査をしている人なら誰しもが直面する「現実」といえます。今回はその現実にスポットライトを当てつつ、母方祖父の系統をたどってみました。先祖調査の最初期に、「存在するのになぜか取れない」と悲嘆にくれた、天草市鬼池の戸籍証明書についての続報です。除籍謄本が「知らない過去」を明らかにする...
台南の奥座敷として、日本統治時代に整備された関子嶺温泉。濃厚な泥湯をたのしめることから、今も日本人の心をつかんでやまない名湯です。関子嶺温泉は日本統治時代に整備された旧温泉街と、戦後整備された新温泉街に分かれています。新温泉街の麓にのこる旧温泉街、すなわち「関子嶺老街」を散策しながら、台湾に残る昭和レトロを探してみました。目次1 関子嶺温泉公園からスタート!2 関子嶺温泉の老舗「静楽館」3 もう一つ...
原爆ドームのすぐ目の前に、かつて野球場があったことはご存じですか?プロ野球ファンならだれもが知る、広島東洋カープの旧本拠地「広島市民球場」のことです。ここからさまざまな名シーンやドラマが生まれました。一つ一つ挙げていくと長くなるので、今回は割愛します。2009年に新市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)が完成すると、旧市民球場はその1年後に閉鎖され、跡地は再開発の対象となりました。今回はそんな旧市...
2022年夏、日本を支えた一人の政治家が凶弾に倒れました。世界中が大きな衝撃に包まれたのは、言うまでもありません。台湾の人々は彼の死を悼み、高雄に銅像を建立しました。今回はそんな安倍晋三元総理大臣の銅像がたつ、紅毛港保安堂をめぐります。こちらは台湾沖で沈没した軍艦「蓬38号」の船長・高田又男大尉をまつる中華廟です。移転を機に大きな堂宇が建立され、現在に至ります。それでは見ていきましょう!目次1 外観2 平...
今回は福岡県中央部、嘉麻市に鎮座する「鴨生神社」をめぐります。この神社が鎮座する鴨生地区(旧稲築町)は、かつて炭鉱で栄えた地域です。昭和後期の閉山ラッシュを受けて、人口流出・衰退を余儀なくされましたが、商店街や炭鉱跡などに当時の面影を残しています。そんな鴨生地区の鎮守がここ鴨生神社です。鴨生第一公民館が併設されています。そこから参道を進み、小高い丘の上にたつ社殿に向かいました。▲神社横にたつ鴨生第...
どんたくパレード隊をもとめ、冷泉公園にやってきました。ここには毎年、どんたく隊の招集・待機所が設けられています。出発前の様子を見ることができる「知る人ぞ知る穴場」なのです。そんな冷泉公園を散策しながら、気になるものを探したいと思います。目次1 がんばれ!むなかたのテンちゃん2 大人気!西鉄のとまりますボタンさん3 粕屋町どんたく隊に刮目せよ!4 総括がんばれ!むなかたのテンちゃん▲宗像市の幟旗があるこ...
どんたくパレードの準備が整いました。各どんたく隊が出発する「呉服町拠点」から、パレードの様子を観察したいと思います。まずやってきたのは、「博多松囃子」の三福神と稚児流。出発地点で奉納を済ませてから、天神に向けて移動していきます。▲博多松囃子の三福神が呉服町入り!▲博多高砂連が通過三福神と稚児流に続いてきたのは、こちらも伝統的などんたくを今に伝える「博多高砂連」です。こちらもどんたく期間中、博多のいろ...
博多に初夏を告げる恒例イベント「博多どんたく港まつり」が開催されました。4月末の時点では悪天候との予報でしたが、前線の位置が想定よりもずれ込んだことで、雨のジンクスを跳ね返した形です。おかげで両日ともに晴天となり、強い日差しが博多の街を照らしました。2024年のどんたくは数年ぶりの大混雑が予想されるでしょう。さっそくその賑わいを確かめるべく、博多の街をたずねました。▲祇園町交差点で松囃子の三福神にエンカ...
この日にお祝いするのは初めてかも...。5月2日はカワウソ男子「こつめそう太」の誕生日です!そーくんを応援&イチオシしてくれる皆さん、そして活動を後押ししてくださる皆さん、いつもありがとうございます。じつは相変わらず年齢が分からないんですよ。2日が誕生日なのはそーくんの自己申告なんですけど、そのくせに年齢不詳ってどういうことよ?あまりにも気になるので、その理由を聞いてみました。なんでも「頑張りすぎて何年...
砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
宗像に夏を告げる恒例イベント「赤間宿あじさい祭り」が催されました。社会情勢の変化をうけて、今年は間違いなく昨年以上に賑わっているでしょう。開催初日の6月17日(土曜日)、会場を散策しながらアジサイを撮ってみました。▲赤間上町交差点にてまずは赤間宿入口の交差点にやってきました。さっそくアジサイがズラリと並んでいます。青いものもあれば赤いものや、さらには紫・白のアジサイもあって、どれも新鮮で色とりどりです...
今回は博多祇園山笠の十四番山笠こと、「天神一丁目」飾り山の姿をお届けします。なお、表標題・見送り標題ともに「福徳七福神」と命名されています。こちらの飾り山は毎年、エルガーラのアーケード下(パサージュ広場)で展示されており、繁華街ど真ん中ということもあって、見物人は常に多いという印象を受けます。表標題「福徳七福神」表には七福神のうち、大黒天・恵比寿・福禄寿・布袋が飾り付けられています。これはこれは、非...
今回は博多祇園山笠の十三番山笠こと、「博多リバレイン」飾り山の姿をお届けします。表標題は「湊川之戦い」、見送り標題は「祝博多の花咲爺」。表標題「湊川之戦い」時代は鎌倉幕府滅亡直後の14世紀。後醍醐天皇の新政に反発する足利尊氏・直義の軍勢と、天皇側の楠木正成・新田義貞率いる軍勢が、湊川の地で一戦を交えました。その時の様子が人形で再現されています。見送り標題「祝博多の花咲爺」有名な童話『花咲爺さん』を題...
今回は博多祇園山笠の十二番山笠こと、「新天町」飾り山の姿をお届けします。表標題は「一杖涕涙安宅関」、見送り標題は「サザエさん」。また、新天町では子供山笠も行っており、その時に使用された舁き山も一緒に展示されています。子供山笠の表標題は見送りと同じく「サザエさん」。表標題「一杖涕涙安宅関」平家滅亡後、やがて追われる身となった源義経は、京を離れて北陸道を逃げのびていました。安宅の関にさしかかり、ついに...
今回は博多祇園山笠の十一番山笠こと、「ソラリア」飾り山の姿をお届けします。表標題は「邂逅洛中五条大橋段」、見送り標題は「京洛絢爛醍醐之花見」。表標題「邂逅洛中五条大橋段」牛若丸と呼ばれていた幼少期の源義経と、のち義経に仕える武蔵坊弁慶との故事によるものです。見送り標題「京洛絢爛醍醐之花見」時の天下人・豊臣秀吉は豪華な建物を造らせ、花見を行いました。その時の様子が人形で再現されています。撮影日:2017...
今回は博多祇園山笠の十番山笠こと、「川端中央街」飾り山の姿をお届けします。表標題は「おんな城主直虎」、見送り標題は「朝定番 アサデス。KBC」。表標題「おんな城主直虎」山笠では毎年大河ドラマネタがよく用いられる傾向にありますが、今年は少ないです。見送り標題「朝定番 アサデス。KBC」福岡ではおなじみ、KBC朝の情報番組『アサデス。』の出演者があしらわれています。撮影日:2017年7月5日...
東区多の津にある激安パキスタン料理店「ユスフザイハラール」の二号店が、なんと宮若市にあるというので行ってみました!宮若市福丸のランドマーク「巨大追い出し猫」から、県道30号線を飯塚方面に向かうと右手にあります。目印は郵便局です。本店同様ひっそりとした店構えに、ケバケバしい「インネパ店」との違いを感じつつ入店すると、カウンター奥にパキスタン人の店員が一人いました。どうやら1~2人で店を回しているようです...
今回は博多祇園山笠の八番山笠こと、「上川端通」飾り山の姿をお届けします。表標題は「決戦俱利伽羅峠」、見送り標題は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」。こちら上川端通の飾り山は追山ならし・追山で実際に巡行し、毎年多くの見物者を驚かせています。なお、山笠終了後は「川端ぜんざい広場」で一年間展示されることになっています。表標題「決戦俱利伽羅峠」今年は源平合戦から題材をとりました。木曽義仲が角に松明を付け...
今回は博多祇園山笠の七番山笠にして韋駄天こと、「東流」舁き山・飾り山の姿をお届けします。舁き山の表標題は「」。飾り山の表標題は「黒田猛将虎退治」、見送り標題は「我町大博多」です。舁き山「○△□宏仁照花」博多にある聖福寺の住持を務め、多くの禅画を残した江戸期の禅僧「仙厓義梵」の姿が人形になっています。標題のもとになった「○△□図」はその名の通り、円・三角・四角が墨で描かれた彼の代表作で、現在は出光美術館に...
今回は博多祇園山笠の一番山笠こと、「中洲流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「奇襲桶狭間合戦」、見送り標題は「本能寺の変」。表標題「奇襲桶狭間合戦」舁き山・飾り山ともに、戦国時代の合戦ものが題材になりがちです。今回は桶狭間の戦いが表標題に選ばれました。見送り標題「本能寺の変」見送り標題の題材はその名の通り「本能寺の変」。明智光秀の襲撃の様子、そして織田信長の最期が人形で表現されています。主君のた...
今回は博多祇園山笠の三番山笠こと、「千代流」飾り山の姿をお届けします。表標題は「徳川四天王」、見送り標題は「がんばろう熊本」。表標題「徳川四天王」徳川家康の躍進を支えた譜代の家臣4人をあしらっています。その中の一人・井伊直政の養母こそ、現在大河ドラマの主人公として世間の注目を集めている「井伊直虎」なのです。見送り標題「がんばろう熊本」熊本地震からの復興を願い、熊本ゆかりの歴史上の有名人や「くまモン...
今回は博多祇園山笠の九番山笠こと、「キャナルシティ博多」飾り山の姿をお届けします。表標題は「助六由縁江戸桜」、見送り標題は「分福報恩誉」。表標題「助六由縁江戸桜」表標題は歌舞伎の演目「助六」を題材に取り入れています。見送り標題「分福報恩誉」見送り標題の題材はいわずもがな、童話でお馴染みの「ぶんぶく茶釜」です。たぬきの人形が可愛らしい。▲キャナルシティの噴水と飾り山撮影日:2017年7月5日...
福岡市内の大学を卒業後、地下鉄七隈線を利用する機会はめっきり減りました。そんなある日のこと。木の葉モール橋本に野暮用があって、博多延伸後はじめて橋本までの全区間を乗りとおしました。博多駅から座っているだけで、30分もしないうちに橋本まで移動できるわけですから、そりゃもう感激したのは言うまでもありません。▲橋本駅に到着した3000系木の葉モールでさっと野暮用を済ませたのち、久しぶりに橋本車両基地の周辺を散...
木の葉モール橋本に「葉っちゃん」というマスコットがいるのを知ったのは、つい最近のことです。まだ誕生したばかりなのか、あまりネット上に情報が出回っていない、謎だらけのキャラです。休日に館内グリーティングをしていると聞き、さっそく見に行ってみました。博多駅から地下鉄七隈線で30分、福岡市西区にある木の葉モール橋本にやってきました。この日は島根県マスコット「しまねっこ」が来るというので、葉っちゃんとあわせ...
博多祇園山笠といえば、その名物の一つに「飾り山」があります。飾り山は6月後半から展示が始まり、山笠のクライマックス「追い山」が執り行われる7月15日零時までの半月近く、博多の至る所で見ることができます。期間限定の存在といえる飾り山ですが、一方で通年展示されているものも少数ながら存在します。その一つが、今回お届けする櫛田神社境内の飾り山です。表標題は「素神宝剣之奇瑞」、見送り標題は「威風長政決戦功」。表...
毎年7月15日の4時59分、博多祇園山笠のクライマックス「追山」が勢いよく幕を開けます。当ブログでは追山取材が毎年夏の恒例行事と化していますが、今2017年も漏らすことなく遂行しました。例年と同じように開始1時間前の4時ごろ、鉄道利用で博多入りをしました。ほぼタイミングを同じくして小倉・直方・前原・久留米方面からの臨時列車も到着するので、4時になると急激に博多駅周辺が混雑しだす傾向にあります。ゆっくり移動せず...
島根県の人気ご当地キャラクター「しまねっこ」が10日、島根県産ぶどうをPRするため、木の葉モール橋本(福岡市西区)に登場しました。なんでも、丸山知事や生産関係者とともに、サンリブの一角でイベントを行うとのこと。しまねっこが福岡に来る機会なんて、今やそうありません。このチャンスを逃すまいと、昼過ぎの木の葉モール橋本に向かいました。午後は14時から登場するとのこと。それに合わせて会場入りすると、しまねっこは...
博多祇園山笠も後半戦にさしかかった7月13日、呉服町から福岡市役所まで舁き山が巡行する「集団山見せ」が行われました。これは福岡市の要請により始められたもので、通常那珂川以西の「福岡」に入ることのない舁き山も、この時だけは顔を出します。つまり天神で舁き山笠が見られるのは、これが唯一の機会というわけです。「集団山見せ」の巡行ルートは基本的に「博多どんたく港まつり」のパレードと同じく、明治通りを東から西に...
博多祇園山笠が本格的に始動した7月10日、各流で流舁きが行われました。今回は御笠川東岸部に広がる千代流の巡行を追いました。2017年の千代流舁き山は千代中学校付近に山小屋を構えています。昨年は吉塚駅に近い千代森神社の横に置かれていました。今回は駅からずいぶんと遠い場所に拠点があるので、男衆を見つけるまで随分と歩きました。そして吉塚駅から歩くこと10分、千代中学校の近くで足を止めました。周囲には水法被姿の男...
6月に入ったばかりのある日、福岡市天神にあるアクロス福岡にやってきました。休日の天神で暇つぶしスポットといえば、真っ先にこの場所を思い浮かべます。何も考えず、ただ博多港の景色を眺めるのもよし、時おり通過する飛行機を撮るもよし。ここでの過ごし方は、人によって大きく変わってくるでしょう。この日は北からの海風がなく、飛行機は通常通りのRWY16(南向き)に着陸します。良いアングルから飛行機が撮れそうだと思った...