還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。
人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。
今朝も比較的暖かく、過ごしやすい1日となりそう。昨夜、鎌倉駅に帰ったら駅前の並木にイルミネーションが点っていた。いよいよ明日から12月。私が今の勤め先に異動した2019年の年末には忘年会がいくつかあったが、今年はいつもの飲み仲間の病理医との一件だけ。今、中年以上の人にとって忘年会は年末のキーワードとして残っているだろうが、あと50年もして、この世代が死に絶えるころには忘年会なんて言葉、死語になっているのではないか。今朝、テレビで今年の流行語大賞の候補ワードが挙げられていた。ついていけない言葉が多いと思ったが、明るいニュースも少なくなく、これはやはり新型コロナウイルスの5類移行のおかげではなかろうか。新型コロナに人類はコテンパンにやられた。約3年もの長きにわたり、人類の動きを止め、歴史までも変えてしまった新...今年の流行語は新型コロナの5類移行でどうですか
昨晩、家に帰ったら門扉に妻の作ったリースがかけられていた。もう、クリスマスの準備かと思うと、時間の流れの早さを感じるがそれは年齢だけの問題ではないのではないかと感じる。昨日はあれこれの仕事がうまい具合に片付いた。ルーティンワークを溜め込んでいなかったのが良かった。事務仕事や学会関係の仕事も、周りの人の助けもあり前進した。改訂第2版はいよいよ出版に向けて大詰めとなっていて、緊張している。医学書、それもマイナーな分野の本なので、そんなに売れるものではないが、初版と同じぐらいは出て欲しい。夜は、医大時代の友人と会食。どこか、飲み屋に行くかと思ったら、新宿の中村屋でどうかということで、ビールを飲みながらあれこれ思い出話をし、季節のカレーという牡蠣のカレーを食べた。彼と会うのは大学を出てから初めてのはずで、三十数年...世の中一人では回っていない
夜中のうちに結構降ったようだが、夜明け前のちょうどいいタイミングで雨は止んだようで、若干生暖かい風の吹く朝だった。おかげで喉も潤って、昨日のイガイガ感はない。国会での論戦をニュースでみるが、凡庸な政治家の凡庸な発言ばかりで、この国の将来を明るいものにするドラスティックな意見は聞こえてこない。岸田首相の減税云々についてもこの国の将来を考えているのか、ただ単に選挙対策なのかよくわからない。野党の発言も、相変わらず対案なしの与党のアラ探しばかりのようだし、では自分たちは大丈夫なの?と確認したくなる。首相には国内問題に限らず、ウクライナ問題、パレスチナ問題においても、日本のプレゼンスを高めようという発言は全く見えない(もちろん野党も同じ)。岸田さんが首相になってから、もう2年も経過しているというのを過去のブログを...岸田首相にいま期待すること
気がつけば、日の出は6時半ちかく、起きるのがしんどくなってきた。鼻水が少し出ているのだがこれは、昨日の寒さのせいか、泊まりに来た息子の風邪をうつされたのかよくわからない。マスクをつけて電車に乗ったら病院に着く頃には収まった。昨日までの冷え込みは少し和らぐらしい。あまりに急速に寒くなっても困るので、ホッとしている。仕事以外は家でじっとしていたいのだが、そうもいかない。通勤はあるし、買い物の用もある。公共交通機関とか車を使って移動するが、そんなときに周囲の人に粗暴な人が増えたように思える。おそらく私も他人に対して少なからず感じさせていることだと思われるので気をつけたい。こういうことを感じるようになったのは私が生物学的に衰えたためなのか、それとも社会が変容したからか。社会の変容をもっとも強く感じるのはお金に関す...お金のためなら手段を選ばない世の中はいつから?
午前中は雨、気温も低い。知り合いの親族が小町通のギャラリーで展覧会を開いているというので出かけた。鶴岡八幡宮の国宝館の前の銀杏が色付いたということをあるブロ友さんが書いていたのでまずはそちらへ。銀杏はてっぺんの方は葉が落ちていて、下半分はいい色になっていた。一方、もみじはまだちょっと、見頃はあと二週間ぐらい先だろうか。七五三のお参りでごった返していてびっくり。大銀杏の黄葉はまだ今ひとつ。いずれにせよ、天気が今ひとつだったのは残念だった。小町通はもっと多くの人で溢れていて、気分が悪くなるほど。オーバーツーリズムの問題は今に始まったことではないが、やっぱり何とかしなくてはいけない。展覧会の主は直接知らない方なので、ちょっと覗いただけで記帳もしないで退去。あとは、鎌倉をショッピングしながら人のいないところを選び...秋の鎌倉でぶらぶら買い物
医局のデスク前の窓越しから遠くに富士山が見える。天候は穏やかそうだが、今日はずいぶん冷えるみたいだ。昨日は気温が高めで少々薄着で出てきたが、今日は暖かくして過ごさないといけないようだが、そうもいかない。というのも昨晩は当直だったので、着替えがそれほどない。セーターを着て出なかった分、タートルネックセーターを持ってきたが、これで対応できるかどうか。当直と言っても、管理当直という院長代行業務で、緊急事態が起きたときの管理者としての仕事をするので、ERとかICUでの寝ずの番という様なことではない。医長級以上の役職者が勤めるのだが、臨床の当直者が医長・部長の場合はそのままでいいが、そういう人がいないときには”その他”の科の役職者が入ることになる。病理医は関係ないと思っていたら、少し前に事務から指名されて、引き受け...当直の日の食生活・服装
昨日のドライブの疲れが残っていて腰のあたりが少しだるい。でも、2週間ほど前に悩まされたひどい腰痛はほとんど治ってだいぶ楽にはなっている。今朝は南風が吹き込んでいるらしく生暖かく、コートの下にセーターを着ることなく仕事に出てきた。今夜には気温がずいぶん下がり、明日はずいぶんと寒くなるらしく、服装の調節が難しい。飛び石連休のせいか、電車は空いていた。学校は通常通りあるみたいだが、会社は休みかリモートか。とはいえ、世の中のうごきなどどうでもよくて、私は自分の乗っている電車さえ遅れなければそれでいいと思っているのだが、乗り換えの時、ちょっと太った人がドアを塞いでいたので押しのけて乗ろうとしたら睨まれ、おまけに電車も遅れて、朝から嫌な思い。ニュースで、アマテラス(天照)粒子という、わずか1グラムで地球が破壊されるほ...アマテラス粒子発見の報と私の日々
勤労感謝の日の今日、天候は穏やか、南風が入っているらしく、気温は20度前後まで上がって暖かだった。先日、娘が結婚式で着たウェディングドレスは、妻の祖母から譲り受け、それを仕立て直してもらったものだった。仕立て直しをしてくださった洋裁の先生のコレクションがつくばで開かれているということで、お礼がてら妻と行くことに。都内に住んでいる娘をひろい、常磐道でつくばまでちょっとしたロングドライブ。つくばは街路樹の紅葉が美しかった。コレクションでは、先生にいろいろと解説していただき、たっぷり楽しいませていただいた。結婚式の写真を見ていただいたのはいうまでもない。紅葉狩りに筑波山まで行こうと思っていたが、到着したのが遅かったのでこれは諦めた。それでもこの辺りは、私と妻には若い頃ちょっとした思い出があり、あたりを少しドライ...久しぶりのロングドライブ
同じ様な朝が続いている。社会情勢も同じ様なもので、国内については何か語りたくなるようなことは一つもなく、パレスチナガザの状況は膠着状態、ウクライナもどうなっているのかわからない。かつてほどプーチン、習近平がマスコミに露出していないように感じるのは実際影を潜めているのか、NHKのせいなのか。第3校のチェックをすぐ済ませようと思っていたが、解釈の難しい病変についてどうしたらいいかわからなくなったので、一晩頭を冷やすことに。昨夜、夜のテレビドラマが始まった途端、10時46分に北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートが入って中断した。いい迷惑で、目も冴えてしまいしばらく寝付けなかった。再放送はいつになるだろう。この時、北朝鮮の群衆が拍手バンザイをする画像が放映されていた。あの人たちはどんな気持ちでああいうことをしてい...北朝鮮のミサイル発射から思う国家への貢献意識
寒さはいよいよ本格的となり、朝の気温は10度。今はまだ、出かける時にお日様があるのでいいが、あとひと月先にはまだ暗いだろうから先が思いやられる。東海道線が遅れているのか、大船駅の下り線のホームに人が溢れていた。ホームに誰か落ちるのではないかと心配になったが、駅を出た後すぐに下り線が来たから大丈夫だろう。コロナ禍でいったんは軽減した通勤ラッシュだが、今やその前と同じになっている。経済が上向けば人の動きも活発になるのだから当たり前のことか。その一方で、通勤のための体力が衰えていく人間にはちょっと辛い。昨日、私が書いた本の第2版について、担当者から三校ゲラのPDFがメールで送られてきた。送付状に、”今週には責了いたします。いよいよ大詰めの段階です!”と、珍しく”!”マークが入っていて、ずいぶん嬉しそうだった。そ...嬉しいメールでこちらも嬉しく
昨日の疲れ、というか無理な作業で腰痛背部痛が酷くなるのではないかと心配していたが、案外平気でホッとした。とはいえ、ちょっとふんぞり返ったり、無理に振り返るとギクっとくるので気をつけて過ごそう。空には雲ひとつなく、今日も快晴。横須賀線上りの大船の手前のカーブからは富士山がよく見えた。今の時期、富士山の雪の量はちょうどいい。真っ黒な夏の富士山も、真っ白な冬の富士山も、それはそれで見応えはあるが、山の上に白い雪を載せれば誰が書いたって富士山に見えるのが今の時期の富士山だ。富士山はそのうちまた噴火するのだろうが、それがいつかはわからない。これは杞憂なのか、現実問題として対策を練るべき問題なのか。空は一度も崩れ落ちてきたことはない一方、富士山は過去に何度も噴火しているので、現実問題として捉えなくてはいけない。かとい...富士山の次の噴火はいつだろう
11月、それも明日から下旬になろうというのに蚊に刺されるとは思わなかった。季節感がどうもおかしい。それはさておき小春日和の今日、久しぶりに土いじりをした。今年の夏は暑すぎて庭仕事をする気にならなかったし、娘の結婚だの、私が忙しすぎただのでろくなことはできなかった。まずは、これまで放っておいた植木鉢を整理し、土をまとめた。そうするうちにバックヤードに置いていたサフランがいつの間にか咲いていた。ほかにも、ヒヤシンスが芽を出しているわ、掘り起こして避けておいた球根が芽を出しているわ、シクラメンが芽を出しているわで、それぞれを手入れしたり、植えたりした。今年のコキアは結構よく育ったので、良い箒になりそう。寄せ植えを作って、去年同様シジュウカラの巣箱を押さえた。今年は来てくれるだろうか。例によって気がつくとすでに暗...久しぶりに土いじり
今日も朝から出かけた。小町通りを横切ったら、昼間の喧騒が嘘の様に人がほどんといなかった。風情のある通りなのに、観光客はこれを味わうことができないと思うと、ちょっと得をした様な気になる。先週、第二版の校正を終え、日曜日には名古屋でこなしたからか、気が抜けた。おとといは病理医の仲間と痛飲してしまった。そうこうするうち、今日はもう土曜日で、週が明けたらもう20日。時間というのはこんなにも早く進むのかと思うと、感慨どころではなくもはや驚愕だ。こういう状況下で、自分はどう動いたらいいのかなど皆目わからず、右往左往するうちにまた1年が終わるのだろう。とはいえ、明日は久しぶりに完全オフ。小春日和とのこと、久しぶりに土いじりをするつもり。少し時間が止まってくれたら応援よろしくコメントお願いします!時間の過ぎるの早すぎないか?
空はすっかり雨雲で覆われていた。昨日の夜半から降り出した雨はパラパラ続いていたが、駅に滑り込むときはちょうどやんでいて傘を広げる必要はなく助かった。昨晩、病理学教室の先輩・後輩数人で新橋で集まり、結構飲んだ。新橋は銀座と違ってサラリーマンの街、ビールを上手に注いでくれる人がいるというビアホールで飲んだ。評判通りの泡を楽しみながら、あれこれ語り合った。情報交換というほどのことではないが、あの人はどうしたのこうしたのといういわゆる噂話をして、意外なことがわかって、役に立った。それも度を過ぎるとかえって不愉快になるので、適当なところでやめて話を変える。酔ってもそういうコントロールのできる人たちなので安心して飲むことができた。歳をとると、自分のアルコールの限界というのがなんとなくわかってくる。若い頃はそれがわから...お酒には飲まれないように
今日もずいぶん冷えるということだったが、豈図らんやなんだか生暖かく、穏やかな朝。そんな朝なのだが、嫌な夢を見て寝覚が悪い。さっさと忘れてしまいたいほど嫌な夢だったのだが、逆にあまりにも私の嫌なところばかりだったので、神様のお告げと思って残すことにした。その夢とは、私がトップの立場にある職場の私の部屋に入っていくと、それほど広くない部屋の中で何人かが大型の機械のデモの準備をしていた。さらには私が普段使っている机に、数年前に辞めてしまった後輩がすまし顔で座っているではないか。すぐに怒りが湧き出て、そいつをどかし、自分の机に荷物を置いたが、背中からは作業の音が聞こえてくる。自分のラボで自分の預かり知らないことが行われていることに怒りを感じ、イライラは募るばかり。部屋を出て隣の部屋に行き、なんでこんなデモが勝手に...それならそれをしなければいいだけのこと
朝は青空がのぞいていたけれど、あとは雲が出て、今日も寒さが進む。日々、いろんなことを考えるのは自分でも悪くはないと思っているが、終わってみるとそれのどれもこれもがマイナス方向に落ちついている様にみえる。考える起点をゼロとして、問題点というか考えたいことを挙げ、あれやこれやと分析し、改善策もいくつか提案してみるが、その多くがそう簡単に解決できることではないとわかって、オープンエンドというか、答えなど見つからず、余計に落ち込む。というのが、通常の思考パターンで、よくみたらプラスマイナスゼロに戻っていることになるのだが、解決策がないということそのものがマイナス要因として心に深く刺さって残る。ヘーゲルのいう止揚なんて、そんなに簡単に実現できるものではない。ならば考えるのをやめてみるというのもいいかもしれない。何も...所詮プラマイゼロであっても考えることをあきらめない
昨日は風が強かった。木枯らしかな?と思っていたら、夜の天気予報でそうだったとのこと。いよいよ冬が近づいてきた。朝の気温は10度前後で、さすがに寒い、トレンチコートを引っ張り出した。電車も着膨れラッシュが始まりそうだ。私人逮捕系とかいう言葉があって、それを行っていた人物が名誉毀損で逮捕されたそうだ。友人と待ち合わせしていただけの人を転売ヤー扱いし、それを動画で撮ってネットにアップしたというのだから、迷惑な話だ。痴漢だの窃盗(万引き)でも、似たようなことが起きかねない。動画を見る人は、因縁をふっかけ罪をでっち上げているなんてことは知らないのでそこに映っている人を、とんでもない人と判断してしまう。でっちあげ動画を作った人物が悪いわけだが、それをみている側にも罪はないか。ネット動画はただ単に楽しい、面白いと言って...ネット情報の何を信じたらいいだろう
昨日より一層寒く、セーターにコート。11月なんだからこんなものだろうが、つい先日の暑さを考えると気温の変化はちょっと急。それにしても名古屋での講演はずいぶん疲れたみたい。昨夜はウトウトしながら帰り、家に着いたら風呂に入ってすぐ寝たのに、だるいし眠い。久しぶりの背広が悪かったのか、革靴で1日いたのが悪かったのか、相当緊張していて、終わって気が抜けたのか。イスラエルによるガザ地区への侵攻、というよりはハマス掃討作戦はだいぶ進行していて、”本丸”ともくされる人の盾となっている病院での攻防となりつつある様だ。報道にある通り、病院の地下にハマスの総司令部があるとすれば病院部分にいる人たちは人の盾であって、なんともやりきれない気持ちになる。一方、このところの国内ニュースは目を覆いたくなるようなものばかり。この国は壊れ...生きていく上での指針の消失と不安の増大
昨夜、東京の娘と会い、妻と3人で近くの蕎麦屋に寄ったら、つい飲み継ぎてしまった。今日の講演の準備がどうのこうのと言っている割に呑気なものだった。家を出る時の鎌倉の気温は10度、さらに雨。冬物のコートを着て出ようかと思ったが、さすがにそれはためらわれ薄手のコートを着て出かけた。講演会場は、名古屋。ウェブとのハイブリッド開催で、参加者は全部で50人余り。予想の半分ぐらいと聞きほっとした。少し砕けた感じで話そうと思い、実際そうできたみたいだった。研究会の後、何人かの先生が食事に誘ってくださり、軽く飲んでから帰った。人前で話すのは年内はこれで最後。ちょっと一息つけたのでまた明日から頑張ろう。明日はもう普通の週日応援よろしくコメントお願いします!一応、今日でひと段落
なんだかぼんやりした朝焼け。このためか、一日中曇っていて時々雨降り。いよいよ明日は講演。久しぶりの1時間もの、準備に時間がかかった。一応仕上がったので、あとは行きの新幹線で整えたらいいだろう。考えてみると、1時間だなんて言ったところで大学の講義なんかは90分。教職の人っていうのは大したものだ。とはいえ、私は私。嘘を喋ったり、投影したりしないよう念には念をいれてチェックしよう。油断しないで応援よろしくコメントお願いします!明日に備えて
晩秋の寒さがやってきて、今シーズン初めてセーターを着て出てきた。今日はまた午後から雨が降り、寒さが本格化するようだ。さすがに夏日はやってこないだろうから、もうこのまま冬になっていくのだろう。明後日の講演の準備、なんとか目処がたってきて、ホッとしているのだが、髪の毛が伸びているのがどうも気になる。前髪はいいのだけど、襟足がボサボサになっていて、微妙なところで、床屋に行こうと電話をしたらいつもお願いしている人が入院してしまったという。これは困ったと、妻に連絡し、彼女の行きつけの美容院を紹介してもらったら、快く引き受けてくれた。七里ガ浜にあるので、病院を早退し、久しぶりに江ノ電に揺られ、営業時間ギリギリに間に合った。今日は無理を聞いてくださってありがとうございます。急に歯が痛くなって歯医者さんに駆け込んだよう...それぞれの人のそれぞれのちょっとした理由
美しい朝焼け。これを曙光としてそこに希望を探すか、世界中で流されている血の色を思うかは人それぞれ。それぞれの人がそれぞれの意見を持ち、それを尊重する。ダイバーシティーという言葉がよく使われるようになって久しい。私ははじめ、それが少数者の権利の尊重という程度にしか考えていなかったが、そうではなく、多様性を認めることでさまざまな意見を社会に反映させ、それをより良いものにしていくことだとわかるようになった。パレスチナ問題などが話し合われたG7の外相会合では、議長の上川外相を含め、8人中4人が女性だった。男性の能力がどうとかいうわけではなく、女性がいることで見方が変わるということだ。男性目線、女性目線ということを口にするとすぐにセクハラに結びつける人がいるが、男と女では生物学的に立ち位置が異なるのだから、それぞれ...ダイバーシティーの意義を共有する
立冬というには少し暖かいのだろうが、北風が少し強かったので、冬物のジャケットを着て出てきてちょうどよかった。穏やかな晴天で、天気予報では全国的に晴れとのこと。昨日はハマスによるテロが始まってから1ヶ月ということで、テレビのニュース番組ではそれぞれそのことについて報道がされていたが、現状を大きく変えうるような案はなく、世界うかがわれた。そんなテレビの向こうに広がる落とし所のない地獄を見ながら、夕食にはもつ鍋を食べた。何もできない自分と、それを看過するしかない自分。こういうことを考え、ここに書く自分の存在とはいったいなんなのか、単なる偽善者か。それにしても時間というものの速さが恐ろしく感じられる。昨日一昨日があっという間に過ぎて、今日はもう水曜。今日が終わればもう週末にさしかかる。今週末には講演が一つある。人...もう水曜で、立冬で。
寒冷前線の通過によって日本中が西から東にかけて大嵐に見舞われた。資源ごみの日で、ステーションまで出しに行ったら、手すりの上に置いていたプラスチックのフラワーポッドが風で飛ばされてアプローチの上に落ちていた。昨晩のうちに、妻が色々家の中に入れてくれていたのだが、ここは忘れていた。起こすだけ起こして並べておいた。神奈川県はちょうど通勤時間帯に重なってしまったが、ありがたいことに横須賀線は頑張って走ってくれたが、残念ながら途中で止まってしまった。ハマスのテロ攻撃から始まった今回の戦争早くも1ヶ月経った。すでに1万人以上の人が殺されてしまい、このまま戦闘が続けばこの何倍もの人の命が失われる。先の世界大戦で数百万人もの命が無駄に失われたことに対する総括は本質的にはいまだに行われていない。あるのは、戦勝国の連合機関で...世界の苦悩に自分自身も問題意識を持つ
昨夜は美しい星空をひとしきり見てから寝たのに、今朝、ベランダに出たら、びしょびしょで、夜のうちに雨はずいぶん降ったようだ。朝日に照らされた雲はオレンジ色に輝き、鎌倉の街は霧に覆われ、見事な朝焼けの景色となった。そのままずっとみていたかったが、今日も仕事、そうしているわけにもいかず身支度の合間合間にベランダに出て眺めた。お日様が顔を出そうというところで、雲間から朝日がのぞいて青空がのぞいた。鳥の囀りを聞きながら深呼吸をした。3連休は仕事と学会で家にいることができなかったので、今や朝と夜、空を眺めることぐらいしかここに住んでいることを感じることができなくなってしまった。別な働き方を考えたらいいのだろうが、にわかにかえることもできないし、任されている仕事もある。次にベランダに出てみたら、街全体が霧で覆われてしま...できるだけ穏やかな気持ちと笑顔で過ごそう
今日の出番は午前中最後のセッション。幸い昨晩の二日酔いは全くなくて、8時にはホテルを出て、地下鉄で博多駅まで行き、クロワッサンサンドのセットを食べてから会場に向かった。地下鉄は日曜の朝というのに結構混んでいた。博多駅からはバスで、駅前は結構な人出だったが、臨床細胞学会の会場である国際会議場へ向かうバスはそれほど混んでおらず、ちょうどやってきた一度に130人を運ぶことの出来いるという西鉄の連節バスというのに乗って行った。出番といっても、数年前に国際支援で指導したカンボジアの病理医が今回発表するというセッションが組まれて、私はその座長。フリースペースがあって、そこで予習をしようと思っていたのだが、犬も歩けば、で旧知の人が多くいて、その都度近況報告となる。オンラインではこうはいかないわけでやっぱり対面はいい。セ...多くの人と会ってしまって予習が十分できなかったが
福岡で臨床細胞学会があり、今日もまた福岡へ。東京の天気は良かったが、福岡はちょと薄曇り。飛行機が遅れて、聴きたかった講演に間に合わず、駅前でラーメンを食べてから行った。どこかと同じ店づくりだと思ったら、以前横浜駅西口の支店で食べたことのあった一蘭だったた。若い頃と違って控えなくてはならないのに、最近、ラーメンを食べる機会が多い。それでも替え玉をするようなスペースはお腹にはなく、美味しく一杯食べてから会場へ向かった。会場に入ったらいきなり、「コロ健先生」と声をかけられた。ひとしきり話をしてから、別の会場を覗いたら前の職場の上司がいたり、カンボジアでの教え子がいた。リモートではこういうことはなく、やっぱり対面の学会は楽しい。夜はこちらに住んでいる高校の同級生、というか親友と会い、和気藹々と楽しく飲んで、旧交を...福岡で今度は第62回日本臨床細胞学会
穏やかな秋晴れ。多くのところで夏日となった。それでも3連休の初日で多くの人が観光に繰り出したみたいで、今日は道路も大渋滞。仕事があって車で出たが、朝早くに出たにもかかわらず、いつもなら1時間半ほどで着くところが、トイレ休憩を含め2時間を超えた。裏道を使っても、そこまで車が溢れていた。交通渋滞、なんとかならないだろうか。ついイライラして、一度右折信号で無理してしまった。いけないいけない。仕事帰りに妻と落ち合い、鎌倉山に出かけた。鎌倉市内もずいぶん人が多かったらしく、出てくるのも一苦労だったらしい。穏やかに日が暮れた。1日無事でよかった。一旦停止応援よろしくコメントお願いします!道路渋滞、イライラには要注意
先日、昴を探して以来、夜空を眺めることが多くなった。夜、何もすることがなかった頃、多くの人が夜空の星を眺めていただろうが、どんなことを考えたのだろうか。今の時期は木星が南の空によく見えるそうで、今夜は土星と一緒に見てみたい。このところ腰痛がまたひどくなってきた。季節の変わり目ということもあるのだろうが、寝起きの痛みがひどい。もう少し、寝相が悪ければかえっていいのかもしれないが、とにかく、目が覚めたらぱっと起きるなどということはもってのほか、そろりそろりと起きている。湿布のお世話になっていたのだが、かぶれてしまい、しばらく休薬することにした。腰痛の原因は腹筋をはじめとする諸筋肉の衰えだというが、子供の頃よりよほど筋肉量はあるのになぜだろうと思ったら、それは自重のせいだと気がついた。2、30キロのヒョロヒョロ...自分自身の老化と不安の時代
今年も残すところあと2ヶ月。コロナ禍明けも手伝ってのことかもしれないが、あっという間の1年だ。11月だというのに、天気予報では週の後半には夏日もありそうなどと言っているが、地球温暖化のことには全く触れていない。時の流れがこれほど早いと、ひと月前にはいったい何をしていたのだろうということになる。その頃のエントリーを読み返すと、娘の結婚式の振り返りとジャニーズの問題。それぞれの問題はもはや遠い昔の過去のことで、人生の記憶のヒダの中に、他のこととともに折りたたまれてしまった。ましてや10年前、20年前は何をしていた、30年前のあの時はどうだったのか。思い起こせばいろいろ出てくるかもしれないが、かといって時の流れの向こうに何があったのかなど、朧げで、そこに戻ることはできないし戻ったところでなにもない。人生は微分と...これからの人生はこれまでの人生の払い戻し
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厚い雲に覆われて、気温も低い。昨日から鼻風邪を引いてしまい、頭が痛い。結局、今日までにブログの引越しはできず。gooブログ内のブロ友さんは確実に減っていっている、櫛の歯が抜けて行くというのはまさにこのことの例えのようだ。軽々と引っ越しを済ませている人が羨ましい。こうなると、試験前の準備がいつまでもできなかった時のことを思い出す。体調不良だが、まあ、今日一日頑張れば明日から少し休める、そこで今後のことを考えよう。静かに過ごしたい櫛の歯が抜けていくように
5月1日。亡父の誕生日。昨日とは少し違って、今夜の雨の予兆の混じった湿り気を感じる。昔の人の感覚というのは私なんかよりよほど研ぎ澄まされていて、そういった変化の予兆を細大漏らさず感じ取っていたに違いない。そうでなければ命に関わるわけで当然と言えば当然だろう。まもなく閉店のgooブログ、月初めには投稿数に応じたポイント還元のようなものを行っているが、閉める間際ぐらいお詫びの代わりに100倍ぐらいにしてくれたらいいんじゃないかと思いながら、今月もエントリーした。昨日、東海道新幹線が停電のせいで2時間余り止まったということで、先日の人身事故といい、いよいよ安全神話にも翳りが出てきたかと思ったが、昨日のは蛇が架線に絡まったことによるとのことで、やむを得ないとホッとした。はてなブログへの引っ越しは遅々として進まない...風薫る5月
雲ひとつない爽やかな朝。新緑が目に鮮やかな奇跡のようなこの時期は気候変動の影響を受けにくいのだろうか。今週は大きな仕事はないが、連休明けから予定が詰まっている。その分の仕事を今日明日明後日で頑張っておこうと思う。はてなブログへの引っ越しもそろそろ本気で行わないとその機を逸してしまいそうだ。休み明けは調子が良い怒涛の5月を目前にして
朝、起きたら何も見えない濃霧で驚いた。昨夜の大雨のせいだろう。だがそれもあっという間に晴れて、青空が見えた。今日はNHKの病院テレビで小児病院が取り上げられた。いい内容の話だった。少しでも多くの人に小児医療を知っていただけてよかった。そうこうするうち空から雲が消えた。庭いじり霧は晴れる
曇り。夜には雨になるとのこと。ブログの引っ越しはなかなか進まないでいる。飛び石連休の平日で電車は比較的空いている。こういう日に仕事のある人、仕事のない人、どっちもどっちだが、日本が平和であることに間違いなく、ありがたいことだ。花粉の飛散の終了とともに喉の痛みは消えて咳もほとんどおさまった。原因がわかったのはよかったが、来年もまた苦しむことになるのが確定したわけで、結構辛い宣告だ。鎌倉駅前には昨日投開票の行われた鎌倉市議会議員選挙の当選者が御礼に立っていた。今、鎌倉では古くなった市役所の移転問題がある。鎌倉駅のそばにある市役所を深沢という藤沢の近くに移転しようというもので、このまま、少子高齢化の進む鎌倉市にそんなに新しい市役所が必要なのか、私にはその理由がよくわからず、その点も考慮して投票した。(鎌倉市ホー...連休の合間の通勤
この時期らしいよい天気。山の緑に藤の花がよく映える。鎌倉市議会議員選挙がてら街を散歩。ツツジも満開で、まったくいい季節だ。5月はいろいろ忙しいので油断せずにいよう。ブログの引っ越しがなかなか進められない。女性のブロガーさんの方がさっさとやっているようで、男の私の方がウジウジしているようだ。明日は仕事連休に油断するな
一日中曇り。ゲリラ雷雨が来るかもしれないという噂があったが、結局一日中降らず。明日は鎌倉市議会議員選挙。定数二十六人のところに四十一人が立候補していて、けっこうな激戦だ。地方では議員の成り手が足りないというところもあるのに、一体どうして鎌倉市議会なのだろう。私としては争点は市役所の移転。一体どうして村岡なのか?JRの跡地で、(徳洲会の)湘南鎌倉総合病院があるからなのか。東海道線の駅を作るのとリンクしているのだろうが、ずっと前から計画されていたのだろうか?まるでDS。今日のところだれに入れるか決めてはいない。というか、投票用紙を目の前にするまで決められそうにない。とりあえず、選挙公報を改めて読んでみよう。明日の天気は?鎌倉市議会選挙2025・・・一体どうして村岡なのか
今朝の天気予報でキャスターが昨日ようりも厚い雲に覆われている、というだけあって、少し暗い。ほんの少しの違いを認識することができるのだから人間の眼というのはよくできている。その能力を最大限に発揮することが仕事なのが病理医だから、ありがたいというしかない。昨日、はてなブログにアカウントを作った。あるgooブロガーさんが、あっさり引っ越しているのを見てとにかく場所を確保することにした。しかしながら、なんとなく上品な作りでにわかに移行していいか躊躇している。はてなブログでも”こんな気持ちでいられたら(こんきも)”をタイトルにする予定なのでいわばあちらはドッペルゲンガーということになる。それでも、ここ(gooブログ)のこんきもは早晩消失するので、ドッペルゲンガー状態も解消される。しばらくは二重生活にするか、パッと行...これが電脳世界の儚さか・・・5ドッペルゲンガー
今日も空には厚い雲。そろそろ青空が見たいところだが、昨日のような強風が吹いていないだけでよしとしよう。gooブログの閉鎖が決まってからというものなんだか筆(キータッチ?)が進まない。これまでもそんなこといくらでもあったのかもしれないが今回は違う。確実に”死にゆく”ブログの中で生きている自分というものの生命が失われていくのを実感している。いわば、”電脳世界での死”だ。それが、筆が進まない理由だと思う。閉鎖が話題なのだから、それも仕方あるまい。11月18日に死ぬことが決まっているわけだが、その日に向けてここに発信しようという意欲が急速に失われている。もし、無事引っ越しできたら、そこでの”生”があるのだろうが、それは今ここで生きている私ではない。今回のことで私もそれなりに電脳世界に身を投じているのだと実感する。...これが電脳世界の儚さか・・・4筆が進まない
厚い雲に覆われ、霧雨というよりは大粒の小雨が降っていた。いつの間にか庭木が新緑でいっぱいになっている。車を降りたら駅まで走って行こうとしたら妻に長傘を持っていくようにといわれそうしたら、すぐに雨粒は大きくなって、言われたとうりにして良かったと思う。gooブログの閉鎖に伴う記事がチラホラあって、すでに引越しを済ませた人、どこに引っ越すかまだ思案中の人、このまま記事も何も消滅するに任せる人、などなど様々だ。いずれにせよ、日常生活の中に当たり前のようにあったブログ生活が失われてしまうというのは、どのブロガーさんにとってもショックだろうが、gooブログから引っ越しできることが、新たな展開を生むかもしれないと希望を持っている人もいるかもしれない。それとも、このままブログ生活を止めてしまうことのできるのが嬉しい人もい...これが電脳世界の儚さか・・・3お引越し
今夕から天候は崩れるそうだが、昼間は大丈夫そうだ。昨日、喉の様子を見てもらって、あまり心配しなくて良い状況と知って少し安心した。肩とか腰が痛むようになって、歳をとるとはこういうことかと実感するようになっていたが、最近は気力の衰えを感じるようになってきた。身体能力の低下がその一因なのだと思うが、それが著しい。とくに、先週末学会に参加して感じたような無力感は如何ともし難い。もちろん、”経験に基づいた”能力を発揮することはできるのだが、新しいことに挑戦する気はずいぶん失せてしまっている。うまくいって残りの人生は4分の1ぐらいしか残っていない。この時間、楽しく過ごしたいものだ。死ぬ時後悔しないように残りの命をどう使って歳をとるか
喉のヒリヒリ感が取れないのと、咳も時々出るのとで、大学院時代一緒でのちに耳鼻咽喉科医になった友人に診てもらうことにした。年も年だからなにかおかしな病気があっても困る。内視鏡を入れてみてもらったところ咽頭炎が見つかっただけで、とくに問題はなかった。自分では花粉症が元にあって、それに黄砂が加わって(黄砂を核にして花粉がつく)余計に酷くなったのだと考えているが、彼に言わせると「まあ、その証拠はないからね」とのことだった。今朝の天気予報では、花粉の飛散もそろそろ終わりです、なんていっていたから、私の喉も早晩治るだろう。でもそうだとすると、来年もまたこの花粉症に悩まされることのなるということで、困ってしまう。山は緑喉の様子をみてもらった
結局1日雨は降らず。学会は疲れた。まあ、そんなことはどうでもよくて庭のモッコウバラが満開。ドウダンツヅジも。暑いね学会疲れは取れず
日本中猛暑の予想だったが、朝なら大丈夫だろうと駅前の宿から会場まで歩くことにした。最初のうちは涼しかったが、あっという間に汗が滲んで、会場に着く頃には公開した。会場内には涼しげな七夕飾り。中に入ってホッとしたが、しばらく汗が引かなかった。あと半日仙台は朝から暑かった・・・第114回日本病理学会総会最終日
昨日から仙台で開催されている春の病理学会総会。今年は仙台。郡山を過ぎたあたりから東北新幹線の車窓から桜がちらほら見え始めた。今回はこれといった出番もなく、ゆっくり皆さんの発表を聞いている。いつものことだが、学会というもの、いったん始まるとずっと会場の中にいるので仙台にいても東京にいても大して変わらない。松島に行ってきたなんていう先生もいたが、私は今日明日真面目に勉強しよう。軽く飲んだ第114回日本病理学会総会@仙台・・・東北は桜が満開
gooブログ閉鎖の知らせが出てから2度目の朝。少しひんやりしている。天気予報では日中は6月並みの気温まで上がるが、湿度が低いのでしのげるでしょうとのこと。熊本地震のあったのが、2016年4月。熊本には一度行ったことがあったが、それがいつだったか思い出せず、過去記事を検索したら、2015年10月に講演で行っていた。ほんの半年の違いだったわけで、人生など綱渡りのようなものだと思う。それはさておき、長年ブログを続けていると、こうやって何かがあった時自分がどうしていたかを”瞬時に”振り返ることができる。これが紙の日記だとそのものがなくては振り返ることはできない。ある程度の匿名性をもって書いているので、ぼやかして書いているところもあるが自分ではその時の気持ちは思い出せる。トップに貼る写真を撮るのも虚しくなるが、早く...これが電脳世界の儚さか・・・2
すっきりした朝。新緑が目立ち始めた絹張り山のスカイラインがくっきりしてきた。花粉の飛散はほとんど止んだようで、咳もめっきり減った。幸い黄砂だけならアレルギー反応は来さないようだ。昨日、gooブログの閉鎖が通知されてびっくりした。あと半年ほどでこれまで書き連ねてきたこのページがなくなってしまうのかと思うと電脳世界の儚さを実感する。巨大な電脳空間のほんの片隅が消滅するだけなのに、私自身にとってはすごく大きな変化だ。書籍化できるというが、それは文字データだけで、その折々に挿し込んできた画像は残らない。ブロ友さんの中にはとても素晴らしい写真を載せている人が数多くいるし、そのほかにも旅行記、闘病記、そして日々気がついた時の画像が貼られていて、時々バックナンバーを拝見させてもらったりする。動画を貼り付けている人も多い...これが電脳世界の儚さか・・・1
朝から降ったり止んだりで落ち着かない天気。7時ごろは土砂降りでこれはもう長傘を持って出ないといけないかと思っていたが、すぐに止んで傘は持たずに出てきた(もちろん折り畳みは常備している)。日本人の数が減っている。その代わりに外国人が増えている。どこの国の人が増えているのかわからないが、その人たちは日本に何をしにきているのだろう。悪いことをしにきているわけではないだろうから、心配することはないが、外国人が増えると日本の文化が失われてしまう。外国の様々な文化を理解する必要はあるが、日本の文化が外国文化に置換されては困る。いまさら人口減少を嘆いても手遅れなのだが、ではどうしたら日本の文化を守ることができるか思案のしどころだ。どうしたものか縮んでゆく社会
この猛暑も今日明日でいったんおさまるみたいだが、しばらくすると大雨がやってくるだろうから、油断はならない。それより何より、今日明日の暑さを凌がないことには話にならない。水分補給はしっかり行なって過ごしたい。東京都知事選は予想通り小池さんの圧勝で、子育て支援がより充実する様だ。神奈川県民としては関係ないといえば関係ない話だが、東京都に期待することもある。予算規模が桁外れだからそうそう簡単な話ではないが、この様な支援策が周辺自治体にも広がってくれるといい。そんなお金はないと言っても、子育て支援で若い人が集まってくれたら将来的には税収は上がってその土地は栄える。イギリス、フランス、米国では相次ぐ選挙であれこれいろいろな騒動が持ち上がっている。それぞれの問題は根深いものがありそうで、そとからみるだけではわからない...東京からのトリクルダウンは広がるか
朝一番で妻が起き出したのでどうしたかと聞いたら、涼しいうちに庭仕事をするという。私も起き出して剪定などした。8時過ぎには暑くなりだしたので、無理せず家の中に入った。日陰なら風もあってそれなりにしのげた。大谷のホームラン(28号)を見てから、早起きした分昼寝をし、日が傾いたところで散歩にでた。この前作った折り鶴が七夕飾りに使われているのを見に行った。本殿の前に飾ってあった。暑いながらも風があって、小町通りの甘味どころへ。宇治金時を食べたら体の中から冷えた。夏の夕方のこういう時間が好きだ。今夜は星が見えるかもしれない。願い事は?のんびりの1日
今日明日は災害級の暑さがやってくるそうで熱中症が怖くなる。研究会のため、朝から出てきたが、すでに暑い。あっという間に30度に達しそうだ。まだ、頭痛がして喉も痛いが、この頭痛と熱中症を区別しておかなくてはいけないだろう。今日は車内の通信環境が良い。やはり普段は人が多過ぎて回線の取り合いになっていたのか。テレビは連日東京都知事選挙の話題でもちきりだ。私は神奈川都民なので、誰が都知事になろうが関係ないが、民主的な選挙であること、そして女性候補が話題になっているということはいいことだと思う。イギリスでは、保守党から労働党への政権交代があった。ここでもちゃんと選挙は行われている。民主的な公正な選挙が行われている国に住んでいるというのはありがたいことだし、このことが維持されていくことを監視していなくてはいけない。水分...民主的な選挙のありがたみを実感する
月・火は風邪で唸っていたが、おととい昨日はだいぶ持ち直してきた。今日も咳は残っているがまあまあ。それでも空調の風が当たるとヒリヒリするので上着は手放せない。診断中に急に喉がイガイガして咳をしようとしたら、パーテションの向こうで技師さん数人が、この咳の出る風邪流行ってません?などという話をし始めたので、あわててマスクを付け直して上から抑えた。この風邪ずいぶん流行っている様だ。今日締め切りの原稿を往復の電車でこつこつやっていたので、このところブログには手が回らないでいた。Xもそれなりに書いていて、多動症の様な落ち着きのなさだが、小学校の頃、落ち着きのないお子さんですねと三者面談のとき言われたぐらいなのだから仕方がない。そうはいっても、やることといえばとっつきやすいことばかりで、困難なことに挑戦しているわけでは...体調不良もそろそろ出口が見えてきた
朝から暑い。風邪からの回復度合いは70%前後といったところ。仕事をまともにするにはほぼ十分だが最高のパフォーマンスを発揮するにはあと、10%ぐらいの上乗せが必要だ。それは今日の大谷翔平のホームランにお願いしよう。昨日、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたことが憲法違反であったとする判決が、最高裁大法廷で下された。憲法13条と憲法14条第一項に反するとのことで、おりしもNHKの連続テレビドラマ”虎に翼”で法律家がヒロインとなっていることもあり、私も判決文の要旨に目を通した。風邪で理解力の衰えている私の脳で理解するには少々難しい内容だったが、概ね納得できるものだった。優生思想というものはそもそも法のもとでの平等に反するものであって、肯定されてはいけない。そもそも何を持って”優生”というかなど誰にも決めるこ...旧優生保護法「違憲」判決報道にふれて
休み明け。休みといっても病気で1日休んだだけなのに、お待ちしてましたとばかりに仕事がたくさんある。引も切らずとはまさにこのことで、なんでこうもあるのだろう。とにかくみんなで頑張って、一日仕事を終えたら、だいぶ元気になっていた。熱は下がっているだろうし、ふしぶしの痛みも消えた。仕事が薬、などとは言いたく無いが不思議なものだ。ところで、大谷翔平は今日も打ったが、これがデフォルトになりつつあるのは信じがたいことだが現実。通信環境が今ひとつで、ちょっと体裁が悪いのだけど、忘れないうちにとりあえずアップします。引きも切らずとはこのこと
昨日の迅速診断はなんとか済ませたが、今日はダウン。妻の知り合いには同じ様な風邪で1週間以上動けないでいる人もいるとか。私もこじらせない様にしよう。元々今日は年休を取る予定だったのでゆっくり休んだ。明日は晴れるかな復調はほど遠く
大雨が降ったり止んだり。風邪をひいて昨日は1日うんうんうん唸っていて、ブログも書けなかった。この風邪、アンに面会を行った土曜日にはすでにひいていたようだ。今朝になっても熱は下がり切っておらず、頭はガンガンするし、眼の奥は痛いし、身体中ヒリヒリする。薬のおかげで最悪の状態にはなっていないが、どうにも調子は出ない。午後に脳神経外科から迅速病理診断を依頼されたので、昼前に出かけた。片道2時間かけてまでいくことがあるかというと、やっぱり今日動けるのは私だけで、新人に重責を担わせるわけにはいかない。迅速診断というのは無茶苦茶プレッシャーがかかり、ある程度経験を積んでいてもそうそう簡単なことではない。そんなわけで、今日は今にも倒れてしまいそうなのだけど患者さんのお役に立てると思うと、頑張るしかない。マスクもつけてぼろぼろだけどそれでも行かねば
昨日の大雨が嘘の様に晴れた。今日は寄宿舎(生まれ故郷の犬舎)に入っているフラットコーテッドレトリバーの子犬のアンのしつけの具合を拝見に。それなりにしつけはうまく行っている様で、もうしばらくお預けすることに。遅くなったので、今日はこの辺で。ずいぶん大きくなっていたアンに面会
本降り。今日は資源ごみの日で、プラスチック、カン、ビンを集積所に持って行ったが、こんな日は回収してくれる方に申し訳なくなる。段ボール、紙だと大雨の日はさすがに遠慮して、先週は台風並みの大雨だった先週はパスした。幸い今週は晴れたので持って行ったが、いつもの倍近くあって、集積所で顔を合わせたご近所さんと、このことについて言葉を交わした。プラスチック、カン、ビンなら、濡れてもいいのかということになるが、どれももかさばるので早めに出そうと、少々の雨ぐらいだと出してしまう。他の方もそのようで、今日の出具合はいつもとほとんど変わらないように見えた。今日で今年も半分が過ぎる。多くの神社に茅の輪が設けられるだろう。もう、この月初のこととなるが、老人ホームへ犬を連れて行くという慰問活動を行なっている妻から頼まれて鶴を折った...今年も無事に半年を過ごせたことに感謝して
蒸し暑く湿度の高い日が続く。気温はさほど上がらないようだが、体に熱がこもりそうだ。庭のバラが咲いたはいいが、みんな壁の方を向いてしまっていたので、雨が降る前に切って家に入れた。外で見るよりもよほど大きく、顔を近づけなくても良い香りだ。裏山の紫陽花は何株かあってそれぞれが順次咲いている。青とピンクが混ざり合っているので、土のpHは様々な程度なのだろうか。などと思いながら今朝もぼんやり眺めていたが、後から見た妻が、あら、百合が頑張っているわね!と、声を上げた。そこに百合があるのは知っていたが、それに目はいかなかった。この写真のちょうど真ん中に膨らみつつある白い蕾が4つほどあり、それらのことを言っているのだった。こんな時、男性的は視覚感覚と女性的な視覚感覚の違いを感じる。男性である私は、紫陽花を見たらそればかり...男性と女性の脳の違いを感じた時
薄曇り。先週末に大量に出た剪定ゴミを集積所に出しに行ったら、ほんの2往復だというのにずいぶん汗ばんだ。6月中の熱帯夜が当たり前となって、熱中症に対する注意喚起が当たり前となってきた。最近、暑熱順化という言葉を初めて聞いた。暑さに慣れていない今の時期がもっとも危険なようで、激しい運動を控えて、少しずつ汗をかくをトレーニングが必要だ。メッカへの大巡礼で1300人以上の方が亡くなったというが、気温が50度を超える熱波が相手では暑熱順化もない。1日2リットルの水が必要とすれば、2週間旅するとしたら30リットル近くが必要になるわけで、そんなものを準備して行くのは不可能に近い。それでも数万人の人が巡礼に向かうのだから信心の力はすごい。今年でエルニーニョが終わるということだが、今年の夏も猛暑だという。もう、地球全体の気...いよいよ蒸し暑くなってきた
朝のうち少しどんよりしていたが、このあと雲は取れてずいぶん明るくなった。気温は下がらず、未明になってクーラーを入れた。体が慣れるまでは慎重に行きたいが、今度はそれを超える暑さとなってしまいそうで怖い。今日も蒸し暑く、午後からは雨になるらしい。昨日、少し早く帰ったらちょうど日が沈んだあとで、駅舎を振り返ったら美しい夕焼けだった。こういう風景を見ると幸せな気持ちになる。小町通の横に射的屋がある。少し前に気がついていたのだが、先週末、駅の近くの居酒屋に行った帰り、酔ったついでに入ってみた。妻と二人分のお金を払って挑戦したが、なかなか当たらない。それはそうだろう、商売なのだから、景品は落とせそうで落とせない。ところが妻は小さなアヒルを二つも落とし、大きなアヒル一つに代えてもらっていた。そういえば、義父に連れられて...それぞれの人には隠れた才能がある
梅雨の晴れ間。今年の上半期も残すところあと一週間。あっという間。今日は仕事だと緊張したのか4時過ぎに目が覚めてあとは寝たり起きたり。早めに寝たので睡眠時間6時間は確保できたようだが、熟睡感は乏しかった。外国人観光客が2ヶ月連続で300万人超え。安倍元首相の目指した観光立国が現実のものとなり、年間3000万人には余裕で到達するだろう。観光客イコール物見高い人なので、そのうち全国津々浦々で見かけるようになるだろう。それはそれで悪いことではないし、そもそも日本人観光客だってかつてはありとあらゆるところに行っただろうし、そのまま住んでしまった人も少なくない。おもてなしの文化が理解できる人なら大好きな日本で接客業もできるだろうから、人手不足にも対応可能だ。残念なのは、日本にやってくる外国人が日本語を解さないというこ...月300万人の大盛況
ずっと降ったり止んだりの1日だった。9時過ぎに小雨の中、鶴岡八幡宮に大祓いとお祓いさんを申し込みに行った時にはすでにたくさんの参拝客で賑わっていた。大谷翔平のホームランを見たあと、近所の画家さんが出展している横浜の展覧会を妻と一緒に観に行った。会場が馬車道のとんかつ屋の近くだったので、帰りに寄った。夕食から炭水化物を抜くようになって久しく、外での外食でも炭水化物をたくさんはとらないようにしている。とんかつは、ご飯無くしては成立しない食事であり、衣のパン粉✖️ご飯という炭水化物二重奏が美味しい。夜までには少し時間があると自分に言い訳をしてご飯をたっぷり食べた。毎日のお弁当でもご飯は食べているのだけど、とんかつ屋のふっくらご飯は美味しくて、おかわりまでしてしまった。おかげで夜になっても一向にお腹が空かない。炭...炭水化物の禁断症状
梅雨入りは明日とするべきだと思っていたが、今日は言い方としては梅雨の晴れ間になるのだろうか。青空だったが、午前中は研究班会議。希少疾患の研究グループで、こじんまりしたものなのだが、それでも皆で知恵を出し合って疾患の解明、克服、患者さんのサポートなど多くのことを考えてきた。石の上にも3年で、いろんなことが少しずつわかってきた。もう少し頭の良い人がやったらもっと早く進んでいたかもしれないが、私なりにできることを少しずつやってきた。進みは鈍くても、着実に積み重ねているような気はする。プレゼンを終え、腐らず頑張ってゆこうと、気持ちを新たにした。紫陽花牛歩といえども石の上にも3年か
梅雨前線が九州南部まで迫り、関東地方も今日明日にも梅雨入りとなりそう。『こころ』は昨日のうちに読み終え、感想も読書メーターに書き込んでおいた。さっそく”ナイス”をいただいたが、その中のお一人に私と同じような感想を書いておられる方がいた。私と同じような感覚を持つ人っているんだな、と思えると嬉しい。相互フォロー、というのか、そういう関係のブロガーさんたちとのやりとりというのも面白い。直接コメントをいただくこともあれば、あれ?これ、私に共感してくれているのかな?と思う記事を読むこともある。こんな小さな発信であっても一緒に考えてくれる人がいるというのはやはり嬉しいものだ。Xにはこのところ1日2度ぐらい投稿している。せっせとやっているせいか、ちょっと病理ネタにしているせいかわからないが、アクティビティというのか、ケ...人間関係2:6:2なわけで
時々日の射す薄曇り。昨日ほどの気温にはならないらしい。アラ還にさしかかったからか、死ぬまでに読んでおきたい名作をあれこれ漁っている。今は夏目漱石の『こころ』で、今日明日には読み終えるところ。これほどの名著をこれまで読んでいなかったかと思いながら読んできたが、最後の”先生と遺書”になって、やっとこれが再読だと認識できた。前に読んだのは高校生の頃だったか記憶にない。それでも、読んだことを思い出せたのだから、私の人格形成になんらかの関与をしたものという気がする。『人間失格』では”人間、失格”まできてやっと再読であることに気がついたのだから、それよりはマシかもしれない。『こころ』は元が新聞連載だからだろうと思うが50数章よりなっており、やや冗長に感じるところもあるが、それは私の現代的な読み方のせいなのだろうと思う...文学作品に没入するということ
早起き鳥に起こされて、窓の外を見たら東の山には霧。昨日の大雨でまだあたりはびっしょりだが、ホコリはあらかた流されて梢の葉は輝いている。ゼラニウムなど一部の花はやられてしまったので、出かける前に萎れたところだけ剪定した。出かける頃には空はすっきりと晴れた、沖縄地方を除くと全国的に晴天となり、関東地方は30度を超える暑さとなるそうだ。大リーグドジャースのリードオフマン(lead-offman)だったムーキー・ベッツがデッドボールによる骨折で長期離脱、代わりに大谷翔平が先頭打席に入った。僚友の無念を晴らすかのように、3安打の大活躍でチームの勝利に貢献した。中継放送を見ることができず、文字でしか知り得ないのだが、信じがたい大活躍で、ネットニュースでそのことを知った時にはおm感動した。彼には野球の神さまがついている...ちょっと気になる言い回しと言葉狩り
朝から大雨。1日降り続くとかで、行きも帰りも交通の便が心配になる。最近Xづいているということを書いたが、その後もそれは続いている。こういうのは中毒性があって、まんまと引っかかっているのだが、いったい今の時点ではどんなところが刺激されてこうしているのか。ブログを書いて刺激されるのとはちょっと別の部位なのだろうが、その明確な違いはわからない。Xの中には色々なジャンルがあるらしいが君子危うきに近寄るべからずと、Xを始めて間もない頃からフォローしている一部の政治家とか評論家、生き方指南と、最近増えた(おそらく若手の)病理医の投稿などを主に読んでいる。このうち、生き方指南は、アドラー関係と筋トレ関係を以前から読んでいたが、最近は、こうして生きると良いとか、メンタルが弱った時は、とか、そんなのが多い。いちいち目を通し...あれこれの生き方指南にちょっと食傷気味