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こんな気持ちでいられたら https://blog.goo.ne.jp/kentagoo1208

還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。

人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。

コロ健
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住所
神奈川県
出身
アメリカ
ブログ村参加

2011/02/28

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  • 佐世保日帰り、私にはちょっと遠かった

    今日は所用で長崎佐世保へ。友人にはハウステンボスで講演でもするのかと訊かれたが、まさかそんなのではなく地味な日帰り仕事。暗いうちに家を出て、ベイブリッジの上から朝日を拝んだ。佐世保に来たのは初めてで嬉しいといえば嬉しいのだが、もうあちこち行きたいという歳でもないし、そもそも飛行機はあまり好きではないので仕事でなければわざわざ行くことはなかっただろう。先日、ご近所の元国際線のパイロットの方をわが家にお招きして一緒にお食事をした。飛行機に関するいろいろな話を聞かせてくださり、空の安全がどの様に守られているかを知った。そういうことを知ってから乗ると随分見方も変わるものだし、保安検査から始まって、旅行カバンの重さまでがいかに重要かがよくわかる。長崎空港からバスで佐世保入り、商店会のなかほどには白井晟一の手による十...佐世保日帰り、私にはちょっと遠かった

  • 人はなんのために生きているのか

    昨日一昨日、私は日本ののどかな休日を1日過ごし、日本という国がいかに自由で平和であるかを実感した。渋谷のセンター街には外国人を含め、老若男女が楽しげにウロウロしていたし、鎌倉のお祭りには何万人もの人が各地から集まった。多くの人がそれぞれ楽しい時間を過ごしていた。平和=命の保障がある、ということであれば、いまのところ日本ほど自由で平和な国はないのではないだろうか。情報が瞬時にそのまま伝わる時代となり、同じ地球上の遠く離れた国で多数の人が殺されていることがわかる。それぞれの立場、考え方もわかる。イスラエルによる侵攻が進むパレスチナガザ地区では飢えと略奪が起きていて、状況は混沌としている。ハマスは、人質を取り、自国内では最も攻撃されにくい病院の下に司令部などを作っている。人間の盾だ。もし、私が空しか見えない壁に...人はなんのために生きているのか

  • 日本人のお祭り好きは平和のあかし

    今朝は雨が降ったり止んだり、鎌倉で大きなお祭りがあるので心配だったが、降っても小雨だった。昨晩、高校の同窓会の打ち合わせで渋谷に行った。よせばいいのにと思うが、去年も同じ週末に行っていたので呑気なものだ。スクランブル交差点には多くの人が来ていたが、警察も頑張って交通整理をしていて混乱はなかったようだ。ハロウィン本番は明日の夜だからまだ気は抜けないだろう。そして今日は円覚寺の洪鐘弁天大祭。詳細はリンク先を読んでいただくとして、なんと60年に1度の祭り、交通規制もしっかりして多くの人が楽しんだ。私も朝から沿道に並んで昼過ぎまで見物した。久しぶりのお祭りで心も洗われた。クライマックスでは円覚寺の中にお神輿が入っていくのだが、考えてみると仏教と神道が一緒だ、日本のこういう精神性が他の国にもあったら平和なのにと、隣...日本人のお祭り好きは平和のあかし

  • これからの日本はどんな目標を持って進んでいったらいいだろう

    行楽日和の晴天。もちろん鎌倉にはたくさんの人がきている。今日はいつもより少しゆっくりめに出てきた。世界は混沌としていて、誰も先を見通すことなどできなくなっている。中国では政権内でさまざまな動きがあるようで、昨日は李克強元首相の死去が伝えられた。ワグネルのプリコジン氏はやはり殺害された様で、消息は一切消えてしまった。人は死ぬと過去のものとなり、やがて忘れられていく。日本のGDPがドイツに抜かれ世界第4位になりそうだということだが、そのうちインドにも抜かれて5位になる日も近いだろう。日本がこんなになってしまったのは、外圧による骨抜き政策によるものだと私は思っている。その際たるものは週休2日だろう。そして、プラザ合意によるバブル崩壊。日本は外圧を跳ね返すことができないまま、いよいよ少子化に突入してしまい、日本人...これからの日本はどんな目標を持って進んでいったらいいだろう

  • 人は笑顔に集まってくる

    昨日の講演を乗り切ることができて、ちょっとホッとした。今朝のBGMはおとといまでのクラシックからエド・シーランに変えた。気持ち悪いことだが、心なしか口元が緩んでいるのがわかる。逆にいうと、昨日までどれほど不機嫌そうな顔だったかということ。よく言われるのだが、私は仕事でテンパってしまうと顔が怖くなるらしい。自分ではその様なことはないと思っているが、たびたびそう言われるのだからそうなのだろう。気をつけなくてはいけないと思っているが、自分でそのタイミングを掴むのは難しいことだし、分かったとしてもその時に怖い顔になっているのかどうかが分からない。再来週に1時間ものの講演が待っている。講演内容は教育的なものなので、これまでの仕事をまとめるだけで済む。怖い顔になってしまうことがない様に早めに準備を進めよう。毎朝、出か...人は笑顔に集まってくる

  • 結局そのまま講演へ突入

    今日は講演で福岡に遠征。この間小倉まで行って、新幹線では辛いと悟ったので飛行機。(国際線ターミナル越しに富士山)飛行機は満席で、パニックになるかとちょっと心配したが、発表スライド作りに専念して、小一時間をなんとかやり過ごした。とはいうものの、飛行機の中で散々唸っても、さらには会場に着くまで粘っても、結局いいアイディアは降ってこなかった。そんなわけで焦りは募るばかりだったのだが、会場に着き旧知の臨床医や病理医と立ち話をするうち話が見え始め、ストンと腑に落ちるところがありスライドを少し手直ししただけでそのまま話した。司会の手際もよく、多くの人が発言してディスカッションは盛り上がって。全セッションが終わって外に出たら、空には残照。それにしても参加者のみなさん、一日中、熱心に聴講、発表、ディスカッションをしていた...結局そのまま講演へ突入

  • アイディアよ降ってこい!

    少し曇りがち。昨日、インフルエンザワクチンを打ったが、新型コロナウイルスワクチンほど痛くない。筋肉注射ではないので当然といえば当然だが、それにしてもずいぶん違うものだ。例によって時間が無くなってきた。明日はちょっとした講演があるのと、今週いっぱいが締め切りの講演スライドの事前提出がある。とりあえず今週がちょっとした山で、切羽詰まれば何か出てくるだろうと高を括っていたのだが、なかなかアイディアが降ってこないでいる。ここ数日講演内容のことで夜中に何度も目を覚ましているのだが、何も浮かんでこないのだ。疾患概念がなかなか落ち着かず、2、3年前の話が遺伝子解析導入のせいで余計にややこしくなっている。ちょうど、肉眼所見と顕微鏡所見と遺伝子情報が入り混じっている状況で、では診断には何が一番大切か、ということがディスカッ...アイディアよ降ってこい!

  • こんなことでマスクをつけるようになるとは

    少し冷たい空気が寝起きには気持ちが良い。今年は秋らしい秋が続いていて、短くなったとかなんとかいう文句はつけられないように思う。ちょっと困るのは、乾燥気味で喉がヒリヒリすること。とくに電車の空調は余計に乾燥していて今日はマスクをつけた。アフターコロナでマスクをつけるのは本意ではなく、できたら2月3月の花粉症の時期まで粘りたかったのだが、今度は咳が止まらなくなると、おかしなことになって困る。このことをしよう、このことに使おうと思っていたことが最初の思惑と異なることになるのを何と言えばいいのだろう。見込み違いとか見当違い、それとも計算違いでもなるのだろうが、どれもちょっと違う。こんなはずではというか想定外、か。今朝、福島第一原発の燃料デブリの取り出しで想定外の難問が出現したというニュースをみた。東日本大地震は東...こんなことでマスクをつけるようになるとは

  • それぞれの民主主義

    週末に季節は一歩進んで、先週は半袖の上にジャンパーだったが、きょうは長袖を着ている。空気は乾いていて、穏やかなひがもう少し続くようだ。今年は鎌倉も紅葉が期待できるのではないかと思っているが、どうなるだろう。EU本部のあるブリュッセルでパレスチナ問題に関する大規模なデモが行われたというニュースを見た。一般市民の政治への意識の高さが見える。日本でそんなことをしたら特定の政党の差金かと思われるのが関の山で社会全体に問題意識を広げることなどできない。こういうところが民主主義を自ら勝ち取ってきたヨーロッパの国々と日本の違いだが、逆にいうとそれはヨーロッパというごく一部の国でのことで、世界中では日本のような国が圧倒的ではないか。血で勝ち取った民主主義、その民主主義を輸入して始まった民主主義、解放等なのもとに始まった民...それぞれの民主主義

  • アイ・オブ・ザ・病理医

    半日仕事のあと、職場を出たら、アプローチの横にシロツメクサが群生していた。ふと、四葉のクローバーを探す名人という人がいたのをテレビで見たことを思い出した。そういえば、私は病理医なんだから、四葉のクローバーを認識しようと思ったら、案外簡単にできるのではないかと思って、少し顔を近づけてみたらあっさり見つかった。コツはわからないが、病理医の目、というかそんなものがあって、どこかで普段の顕微鏡仕事で腫瘍細胞を見つけることと共通することを無意識にやっているのだろう。昨日はその後、都内で病理学教室の同窓会があった。私(コロ健)は某医科大学の出身で、そことは別の大学の病理学教室に入った。学生時代に病理学の薫陶を受けた素晴らしい先生がいて、その先生の弟子になりたかったのだが、当時は助教授(今でいう准教授、その後他所の大学...アイ・オブ・ザ・病理医

  • 考えなくてはいけないのは私のことか社会のことか

    パレスチナとイスラエルの問題は落とし所がなかなか見つからないようだが、そこにいる人たちの命は日々削られているということを忘れてはいけない。日本という安全地帯にいる私が何を考え、何を発信したらいいのかはわからないが、ウクライナ問題とともにとにかく何かを考えなくてはいけない。私のような一市民がどのような立ち位置にあろうがどうでもいいが、それは日本政府にしてもあまり変わらないような気がする。米国ですら何ら有効な手立てを持っていないのだから仕方ない。パレスチナ人とユダヤ人、武装組織と一般人、武力と石油、その他もろもろのことを一つ一つ分けて考えたとしても、いったんほぐした糸を一本に再び撚り合わせることは不可能に近い。それでも考えなくてはいけない、いや、考えてしまうのが人間だ。世界で大きなことが起こっている一方で、瑣...考えなくてはいけないのは私のことか社会のことか

  • 人生を楽しんできたか、楽しんでいけるか

    強い南風が吹いていて、今日の鎌倉は生暖かい。ところによっては雨が降って、季節がまた進む。今のところ時速60キロの人生。谷村新司さんが74歳で亡くなった。このところ夜空が澄んでいて星がよく見えるので、昴を探した。オリオン座からまずはアルデバランを探し、そのもう少し上に、ぼんやりとした青い星団を見つけた。それにしても74歳とは若い。そう思いながら、しばし夜空に目を凝らした。この前、私より歳の若い病理医二人の雑談が耳に入った。まだ30代の若い方が、80までは生きたいですね、といってもまだ40年以上か。と言い、相手の年長の方が、うーん、あと30年か、なんとかなるかな?と独り言で応じていた。もうすぐ還暦の私には20年、二人とも若いなと、そして自分がもう棺桶に片足を入れていると感じた。彼らにとって、というか人間だれし...人生を楽しんできたか、楽しんでいけるか

  • 気持ち、考えてあげましたか?

    人間関係で困っていた。あれこれの人に相談もしてもなかなか埒が開かず、途方に暮れていた。先日、これまでにも何度か悩みを相談したことのある友人に話したら相原因を教えてくれた。その人、こういう傾向ありませんか?といくつかの行動パターンを尋ねられ、心当たりがあると答えたら。やっぱりそうですか、そういう人いるんですよ、先生はあまりそういう人に会うことがないからわからなかったんでしょうね。僕は、先生よりは人と会うことが多いから、初めて人と会う時にはそういう傾向がないか、必ずみますよ。先生、その人の気持ちちゃんと考えてあげなくちゃ。その人は悪い人じゃないんです、サボっているわけでもない。一生懸命頑張っているんですよ、それを先生はそれをちゃんとみてあげてきましたか?と言われ、そういうことだったか、そういうタイプの人がいる...気持ち、考えてあげましたか?

  • もう10月半ばすぎ、というより気がついたら今ってもう2023年だよ

    昨日、新型コロナワクチンの7回目を打ってもらった。前回(5月)同様、オミクロン株XBB.1.5。結局のところマスクをしないでいても罹っていないので、不要かもしれないが、費用負担もなく、因縁をつける筋合いはない。例によって、一晩明けても左肩がズーンと重く痛いが、こればかりは仕方ない。インフルエンザワクチンもあるが、これは来週に打ってもらうつもり。それにしてももう、10月も中旬から下旬に移るところだと思ったら、びっくりしたが、それよりもカレンダーを見たら2023という数字が目に飛び込んできた。2023年、それももう年末に向かっている。『2001年宇宙の旅』がSF映画の最高傑作と思っている人間としては、その設定年を20年以上もすぎてしまったのはちょっと長生きしすぎたんじゃないかとさえ思える。時間を感じるスピード...もう10月半ばすぎ、というより気がついたら今ってもう2023年だよ

  • 生きるために争うということ

    イスラエルによるパレスチナガザ地区への侵攻が今にも始まるという緊迫した情勢が伝えられている。圧倒的な火力を有するイスラエルが総力を上げて攻撃したら、そこにいるパレスチナ人のすべてを殺してしまうこともできるだろう。イスラエルが行おうとしているのは、あくまでもハマスによる奇襲攻撃に対する反攻だが、それをアメリカが日本による真珠湾攻撃に対して、最後は原爆まで落として多数の一般民間人を殺戮したことと比べてしまう。あの時アメリカはハマスに相当する軍部を解体することが目的だったのか、武力的にこの国を制圧することが目的だったのか、どちらだったのだろう。GHQは日本をどうしたかったのか、どうしたのかということはもう歴史の彼方にある。もちろん、具体的なことは記録に残されているものの、意思決定がどのようになされたかということ...生きるために争うということ

  • 心が沈むのは秋だからか、それとも悲劇のためか

    写真を撮ろうとベランダに出たら、デッキも手すりも雨上がりのようにびしょ濡れで、気をつけないと、滑って転んでしまいそうだった。季節の移り変わりを実感する。今日の天声人語に”秋はさみしい。何を聞いても、何を見ても、どこか寂しい気持ちになる”という一文があった。天声人語子も私と同じく、そんな気分になるのかと思い、書き留めておいた。このところ、このブログのエントリーがなんとなく鬱っぽいのは、職場でのこと、家族のことで色々あったためかと思っていたが、こんな波風、私のこれまでの人生にはもっと大嵐が何度も吹いたことがあるわけで、やはり秋のせいなのだろうと思うことにした。だが、ウクライナ戦争に加え、パレスチナで勃発した戦争のこともあって、今年の秋はそれ以上に心が苦しくなる要因が多い。テレビ画面の向こうに、明日をもしれぬ命...心が沈むのは秋だからか、それとも悲劇のためか

  • 大雨で今日も家に閉じこもり

    今日も(先週の月曜と同様)も大雨。寝起きにテレビ(NHK)をつけたらマラソン・グランドチャンピオンシップパリ五輪マラソン代表選考レース「女子」をやっていた。手に汗握る展開で、そのまま最後まで見た。雨の予報で、今日は原稿の手入れをするつもりだったから、遅めの朝食後早速始めた。BGM代わりにそのままNHKをつけていたら、そのうち日本オープンゴルフが始まった。これまた、手に汗握る展開で、やはりそのまま最後まで見た。終わったころに外を見たら少し青空がのぞいていたので散歩に出た。少ししっとりした空気で気持ちが良かった。残念ながら校正は終わりきらず、あと少しが持ち越しとなった。まずまず穏やかな1日応援よろしくコメントお願いします!大雨で今日も家に閉じこもり

  • 半ドンでも疲れました

    午前中仕事。車で出かけ、帰ってくると鎌倉の大渋滞に巻き込まれ、帰宅は15時過ぎ。明日は雨というので、妻がせっせとベランダとか庭の手入れをしてくれていて、綺麗になっていた。ベランダでしばしまったり。シジュウカラがジジジジジ、と鳴いているが何を喋っているのだろう。最近、土をいじっていないのでストレスが溜まっているのかもしれない。零れ種でずいぶん増えた朝顔茗荷の花涼しくなって花が咲くようになったプルメリア明日は雨か・・・応援よろしくコメントお願いします!半ドンでも疲れました

  • 最期まで前向きに生き続ける

    雲ひとつない青空。放射冷却のせいで、ひんやりしているが、清々しい。未明、ふと目が覚めてしまい、寝付けなかったので、部屋の空気を入れ替えるため窓を開けて空を見たら満天の星空で、しばし見惚れてしまった。そろそろ60歳を迎えるにあたって、娘がお祝いをしようといってくれている。ああ、もう60歳、この先、自分にできることってなんだろうと思うと少し不安になった。時間的に若かった頃のような夢を持つことは難しくなったような気がするそれでも、私は生きていく。先日、あるブロ友さんのエントリーに、人間以外の動物に”老後”というものはほとんどない、というのがあった。それは生物は身体能力が低下すると自分で食べ物を得ることができなくなるが、人間は元々集団で互いを助け合って生きており、その中で年長者の存在が必要とされるから生き延びるよ...最期まで前向きに生き続ける

  • 対話力放棄の時代

    秋晴れのさっぱりした天気。こういう日は、朝から元気に動きたいところだが、このところなかなかそうもいかずちょっと困っている。最近"無理"という言葉をよく聞く。私も先日そう言われ、コミュニケーションが取れなくなってしまった人がいる。”それはあなたの感想ですよね”、とか、相手の立場に立った会話とか対話ということを最初から拒否する言葉が横行している。そのことが顕著なのが、ウクライナ、パレスチナの戦争。直接対話は困難で、それを止めようと周りが介入しても埒が開かない。人間はいつまでこんなに愚かであり続けるのだろうと思うが、おそらくそれは永遠に続く。人間一人ひとりの人生は短く、いくら学習しても学びきれない。それに、元来弱い存在だから、自己防衛のためにしなくてはいけないこともたくさんある。そして、誤ったことをしてしまって...対話力放棄の時代

  • 北からの冷たい風に思うこと

    夏から秋にかけて南風から北風に変わる。そのおかげで日本は季節の移ろいがわかりやすい。先日、一気に涼しくなった時、この風は、ロシア、中国東北部、朝鮮半島などを渡ってきたものだということをふと思った。彼の地の人たちはこんなに寒いところに年中住んでいるのかと思った。それどころか、冬にはもっと寒くなるわけで、台風一過で涼しくなるならないどころの話ではない。日本に生まれて良かったと思うべきなのだろうが、仮に他所のどこで生まれてもその土地、人を愛することは人間としての宿命なのだろう。だから、ウクライナの人も、パレスチナの人も自らのアイデンティティーを自らの地に求めるために戦うのだし、一方のロシアもイスラエルも自分たちの論理があってその土地を守る。これに宗教が加わるとさらに問題は難しくなる。それぞれの教義を深く知らない...北からの冷たい風に思うこと

  • 地震と津波とweb171

    一晩たっても雨は上がっておらず、肌寒い朝。昨日、津波のニュースがあったが、目立った地震などはなくその原因は明らかではないらしい。その後に小さな地震があったがあれは何だったのだろう、津波との関係があったのかなかったのか。それで、”津波が来てから注意報が出た”という事態になったのだろうが、全く怖い話だ。津波のせいかどうかわからないが、昨晩は大地震の夢を見た。東日本大震災のときの揺れが思い出されるような大きなもので、さらに携帯が繋がらなくなっていた。嫌な夢だった。その話を妻にしたら、どうするんだっけ、ということになって調べたら、伝言ダイアル171は固定電話用のようで、スマホからはネットでweb171を使うのがいいらしい。勤め先のある都内にいるうちに大災害がおこったら、3、4日は家に戻れないつもりでいなくてはなら...地震と津波とweb171

  • 雨で寒くておとなしく家で

    朝から大雨。おまけに寒くて、どこにも出かける気にもならなかった。期せずして、先日送られてきた初稿の手入れ日和。半日座りっぱなしでいたら腰が痛くなってきたので、夕方買い物へ。やっぱり物の値段が高くなっていると思いながら歩いた。今週末は庭の手入れをしようと思っていたのだが結局できず。今シーズン初の鍋にしようと卓上コンロを出したらカビが生えていた。まずは布巾で綺麗に拭くところから始めた。それにしても寒かった応援よろしくコメントお願いします!雨で寒くておとなしく家で

  • 物価が高くなっているように思う

    天気があまり良くなかったのと、出張疲れもあってあまり出歩かず。一昨日、一人夕食を食べた。スマホで探したら美味しそうな串揚げ屋があり、そこにした。こういうところに一人で来たのが失敗だったのかもしれないが、味はまあまあだった。スペシャル10本とビールとホッピーで三千円少々。ちょっと高いと思ったが、こんなものだろうか、串揚げやというのはあまり来たことがないのでよくわからない。このところ、物価高が言われていて、実際この店のメニューも置いてあった紙のメニューより、スマホで選ぶメニューの方が値段が高くなっていた。どこも少しずつ高くなっているが、こんなものか。毎日買い物をしないので良くわかってないが、たまにこういうところでお金を使うと実感する。天気が悪くて散歩もできないし、こんな日は新聞でも読みながら家でじっとしている...物価が高くなっているように思う

  • 講演なんていうのは人の頭を借りて行う作業

    今日のトップの写真は妻が撮ってくれたもの。私は昨晩岡山入りして晴天を期待していたのだけど、残念ながら薄曇り。私が岡山で見た朝の景色はこんなの。小さな講演をおおせつかって、岡山に来た。何度目かなので、いい加減後楽園に行こうと思ったのだがそれはできなかった。講演のあるセッションは午後からだから、朝イチで行って帰ってくることはできたのだが、ホテルのベッドの寝心地が良かったということもあって、起きたら7時で、発表スライドをみたらなんだか穴だらけ。準備はしていたのだが、結局のところ直前にならないと考えがまとまらない。以前誰かが、(考えが)降りてくるんですよねと言っていた状態。これでもか!と考えるとやっと結語が見つかるというものだ。私が話すようなことは、もうすでに知られていることで、講演ですることは、それらをまとめ、...講演なんていうのは人の頭を借りて行う作業

  • 世の中みえていることなどごくわずか

    富士山に初冠雪、例年より少し遅いらしいが、もう涼しいを通り越して寒さを感じる。それでも昼間の気温はそこそこ上がるようだから、秋真っ盛りというところだろう。札幌市が東京オリンピックの招致活動に際しての汚職・不祥事から、2030年のオリンピック・パラリンピックの招致を断念した。市にとっては気の毒な話だが、大手広告代理店があれだけのことをしたのだから、もう国家レベルの不祥事ということで仕方ない。JOCの山下会長はそれ以降もどうかというようなことを言っているそうだが、少なくとも東京オリンピックの後始末が終わるまではこの話はしないほうがいいだろう。ジャニーズ事務所の記者会見で、それを仕切るコンサルタント会社がNGリストなるものを作っていたということが話題になった。あれは完全なヤラセ会見だったということが明らかになっ...世の中みえていることなどごくわずか

  • 世界で最も魅力的な国、日本

    朝晩めっきり涼しくなった。窓を開けて寝ていたら寒さで目が覚め、慌てて閉めた。もう10月なのだから当たり前で、体調管理には気をつけなくてはならない。それにしても地球が沸騰しているように思えた今年の夏の暑さは一体何だったのか。週末に講演が一つあり、その準備に終われている。モデレーターが、一週間前までに下書きをよこせと言ってきていたのでうるさいと思いつつも出しておいたので、あとは(大幅だが)修正だけで済んでいるのは助かった。わけもわからず、仕事が立て込んでいて、本の改訂第2版の初校が丸ごときていて、それと並行して行なっているのだが、ちょっとしんどい。そろそろギアを入れ替えて頑張ろう。ギリシャに行って世の中の見方が変わったのは事実で、おかげで人生におこる瑣末なことにこだわることが馬鹿馬鹿しくなった。これはギリシャ...世界で最も魅力的な国、日本

  • 若年者の性被害を聞いて考えること

    犯罪を犯された記憶というのはしつこく残る。おそらく一生消えることはない。とくに、性被害は人格まで破壊する可能性があり、誰かに相談することも容易にできず抱え込んでしまうことが少なくない。私は中学生の頃、性被害に遭ったことがある。あるイベントに行った時、開始時間に間に合わず、ロビーをうろうろしていたら、インド人と思しき大柄な男性に呼び止められ、足を痛めたのでマッサージをしてくれ、と英語で頼まれた。そのときは”そういう趣味の人”がいるとは知らなかったので、応じたらトイレに連れ込まれ、太ももを揉まされた。しばらくすると、その逸物も一緒に揉まされ、それは違うだろうと思い、避けていたら、しばらく経って諦めたようでもういいと解放された。ロビーに出ると、ちょうど最初の小品が終わったところで、人がちらほらいたが、彼はそのこ...若年者の性被害を聞いて考えること

  • 少し旅行のことを(エピローグ)・・・再びアテネ

    (昨日からの続き)朝、スッキリ起きることができるようになったのは時差ボケが収まったからなのか、それともただ単に気持ちの良い気温と湿度になったからか。おそらくその両方のおかげだろう。アテネに戻った日は、地下鉄など公共機関のストのため、市の中心部に入れなくなっていた。身動きが取れずに困っていたら、ホテルのドアマンとタクシーの運転手が相談して、ピレウスというところの港を提案してくれ、訪ねた。3年前に整備されたばかりという港は綺麗で食事もおいしかった。常にフェタチーズ夜にはあちらのお宅にお邪魔してギリシャ料理を振舞ってもらった。あちらのお父さんがアクティブな方で本当にありがたく、翌日は神託で有名なデルフィへ片道2時間のロングドライブ。車窓からは延々とオリーブ畑、綿花畑、そして数年来の広範な山火事の跡が見られた。昔...少し旅行のことを(エピローグ)・・・再びアテネ

  • 少し旅行のことを・・・(下)サントリーニ島、クレタ島

    娘の結婚式はギリシャのサントリーニ島で行われた。アテネから飛行機で1時間足らず。”世界で夕日が一番美しい”と言われるところだそうで、ギリシャで結婚式をするならばぜひここでということだったそうで、たしかにそれは絶品だった。結婚式は、先方のご親戚、友人が集まっての和やかなものだった。日本人は、娘と私たち夫婦と単身やってきた息子の4人。彼のお父さんがイタリアの出身なので、イタリア人の親戚が多く、イタリア語、ギリシャ語、日本語を母国語とする人が、英語で意思疎通した。何とかなるもので、誰もが英語のネイティブでなかったおかげか少しゆっくりめで話すことができたのも良かったのではないか。それにしてもサントリーニ島というところ、この白い壁の建物は海岸の崖に張り付くように建てられていて、階段だらけで上り下りには苦労した。とく...少し旅行のことを・・・(下)サントリーニ島、クレタ島

  • 少し旅行のことを(中)・・・アテネ

    ドバイで市内を一周したあと再び飛行機に乗り、いよいよアテネへ。ギリシャというところは、どこも日差しが強く、それだけのこともあり夕焼けが美しい。アテネ市内を一望できるリカヴィトスの丘に連れて行ってもらった。多くの人が夕焼けを見にやってきていた。夕飯は彼の実家の近くのタベルナで。海産物が多いものの、生魚はなく、残念。タコのフリットなどいただいた。翌日にはアクロポリに。訪れる人は1日2万人とのこと。パルテノン神殿は紀元前438年に建てられたということで、それからずっとアテネ市民とともにあるということで、文句なしの世界遺産。結婚式が終わってからまた戻ってきた時にはこの向かいの丘から夜景を見上げた。それにしても落書きの多い街で、運転マナーの悪さとともに驚いた。明日は島へ応援よろしくコメントお願いします!少し旅行のことを(中)・・・アテネ

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