還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。
人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。
今日は所用で長崎佐世保へ。友人にはハウステンボスで講演でもするのかと訊かれたが、まさかそんなのではなく地味な日帰り仕事。暗いうちに家を出て、ベイブリッジの上から朝日を拝んだ。佐世保に来たのは初めてで嬉しいといえば嬉しいのだが、もうあちこち行きたいという歳でもないし、そもそも飛行機はあまり好きではないので仕事でなければわざわざ行くことはなかっただろう。先日、ご近所の元国際線のパイロットの方をわが家にお招きして一緒にお食事をした。飛行機に関するいろいろな話を聞かせてくださり、空の安全がどの様に守られているかを知った。そういうことを知ってから乗ると随分見方も変わるものだし、保安検査から始まって、旅行カバンの重さまでがいかに重要かがよくわかる。長崎空港からバスで佐世保入り、商店会のなかほどには白井晟一の手による十...佐世保日帰り、私にはちょっと遠かった
昨日一昨日、私は日本ののどかな休日を1日過ごし、日本という国がいかに自由で平和であるかを実感した。渋谷のセンター街には外国人を含め、老若男女が楽しげにウロウロしていたし、鎌倉のお祭りには何万人もの人が各地から集まった。多くの人がそれぞれ楽しい時間を過ごしていた。平和=命の保障がある、ということであれば、いまのところ日本ほど自由で平和な国はないのではないだろうか。情報が瞬時にそのまま伝わる時代となり、同じ地球上の遠く離れた国で多数の人が殺されていることがわかる。それぞれの立場、考え方もわかる。イスラエルによる侵攻が進むパレスチナガザ地区では飢えと略奪が起きていて、状況は混沌としている。ハマスは、人質を取り、自国内では最も攻撃されにくい病院の下に司令部などを作っている。人間の盾だ。もし、私が空しか見えない壁に...人はなんのために生きているのか
今朝は雨が降ったり止んだり、鎌倉で大きなお祭りがあるので心配だったが、降っても小雨だった。昨晩、高校の同窓会の打ち合わせで渋谷に行った。よせばいいのにと思うが、去年も同じ週末に行っていたので呑気なものだ。スクランブル交差点には多くの人が来ていたが、警察も頑張って交通整理をしていて混乱はなかったようだ。ハロウィン本番は明日の夜だからまだ気は抜けないだろう。そして今日は円覚寺の洪鐘弁天大祭。詳細はリンク先を読んでいただくとして、なんと60年に1度の祭り、交通規制もしっかりして多くの人が楽しんだ。私も朝から沿道に並んで昼過ぎまで見物した。久しぶりのお祭りで心も洗われた。クライマックスでは円覚寺の中にお神輿が入っていくのだが、考えてみると仏教と神道が一緒だ、日本のこういう精神性が他の国にもあったら平和なのにと、隣...日本人のお祭り好きは平和のあかし
行楽日和の晴天。もちろん鎌倉にはたくさんの人がきている。今日はいつもより少しゆっくりめに出てきた。世界は混沌としていて、誰も先を見通すことなどできなくなっている。中国では政権内でさまざまな動きがあるようで、昨日は李克強元首相の死去が伝えられた。ワグネルのプリコジン氏はやはり殺害された様で、消息は一切消えてしまった。人は死ぬと過去のものとなり、やがて忘れられていく。日本のGDPがドイツに抜かれ世界第4位になりそうだということだが、そのうちインドにも抜かれて5位になる日も近いだろう。日本がこんなになってしまったのは、外圧による骨抜き政策によるものだと私は思っている。その際たるものは週休2日だろう。そして、プラザ合意によるバブル崩壊。日本は外圧を跳ね返すことができないまま、いよいよ少子化に突入してしまい、日本人...これからの日本はどんな目標を持って進んでいったらいいだろう
昨日の講演を乗り切ることができて、ちょっとホッとした。今朝のBGMはおとといまでのクラシックからエド・シーランに変えた。気持ち悪いことだが、心なしか口元が緩んでいるのがわかる。逆にいうと、昨日までどれほど不機嫌そうな顔だったかということ。よく言われるのだが、私は仕事でテンパってしまうと顔が怖くなるらしい。自分ではその様なことはないと思っているが、たびたびそう言われるのだからそうなのだろう。気をつけなくてはいけないと思っているが、自分でそのタイミングを掴むのは難しいことだし、分かったとしてもその時に怖い顔になっているのかどうかが分からない。再来週に1時間ものの講演が待っている。講演内容は教育的なものなので、これまでの仕事をまとめるだけで済む。怖い顔になってしまうことがない様に早めに準備を進めよう。毎朝、出か...人は笑顔に集まってくる
今日は講演で福岡に遠征。この間小倉まで行って、新幹線では辛いと悟ったので飛行機。(国際線ターミナル越しに富士山)飛行機は満席で、パニックになるかとちょっと心配したが、発表スライド作りに専念して、小一時間をなんとかやり過ごした。とはいうものの、飛行機の中で散々唸っても、さらには会場に着くまで粘っても、結局いいアイディアは降ってこなかった。そんなわけで焦りは募るばかりだったのだが、会場に着き旧知の臨床医や病理医と立ち話をするうち話が見え始め、ストンと腑に落ちるところがありスライドを少し手直ししただけでそのまま話した。司会の手際もよく、多くの人が発言してディスカッションは盛り上がって。全セッションが終わって外に出たら、空には残照。それにしても参加者のみなさん、一日中、熱心に聴講、発表、ディスカッションをしていた...結局そのまま講演へ突入
少し曇りがち。昨日、インフルエンザワクチンを打ったが、新型コロナウイルスワクチンほど痛くない。筋肉注射ではないので当然といえば当然だが、それにしてもずいぶん違うものだ。例によって時間が無くなってきた。明日はちょっとした講演があるのと、今週いっぱいが締め切りの講演スライドの事前提出がある。とりあえず今週がちょっとした山で、切羽詰まれば何か出てくるだろうと高を括っていたのだが、なかなかアイディアが降ってこないでいる。ここ数日講演内容のことで夜中に何度も目を覚ましているのだが、何も浮かんでこないのだ。疾患概念がなかなか落ち着かず、2、3年前の話が遺伝子解析導入のせいで余計にややこしくなっている。ちょうど、肉眼所見と顕微鏡所見と遺伝子情報が入り混じっている状況で、では診断には何が一番大切か、ということがディスカッ...アイディアよ降ってこい!
少し冷たい空気が寝起きには気持ちが良い。今年は秋らしい秋が続いていて、短くなったとかなんとかいう文句はつけられないように思う。ちょっと困るのは、乾燥気味で喉がヒリヒリすること。とくに電車の空調は余計に乾燥していて今日はマスクをつけた。アフターコロナでマスクをつけるのは本意ではなく、できたら2月3月の花粉症の時期まで粘りたかったのだが、今度は咳が止まらなくなると、おかしなことになって困る。このことをしよう、このことに使おうと思っていたことが最初の思惑と異なることになるのを何と言えばいいのだろう。見込み違いとか見当違い、それとも計算違いでもなるのだろうが、どれもちょっと違う。こんなはずではというか想定外、か。今朝、福島第一原発の燃料デブリの取り出しで想定外の難問が出現したというニュースをみた。東日本大地震は東...こんなことでマスクをつけるようになるとは
週末に季節は一歩進んで、先週は半袖の上にジャンパーだったが、きょうは長袖を着ている。空気は乾いていて、穏やかなひがもう少し続くようだ。今年は鎌倉も紅葉が期待できるのではないかと思っているが、どうなるだろう。EU本部のあるブリュッセルでパレスチナ問題に関する大規模なデモが行われたというニュースを見た。一般市民の政治への意識の高さが見える。日本でそんなことをしたら特定の政党の差金かと思われるのが関の山で社会全体に問題意識を広げることなどできない。こういうところが民主主義を自ら勝ち取ってきたヨーロッパの国々と日本の違いだが、逆にいうとそれはヨーロッパというごく一部の国でのことで、世界中では日本のような国が圧倒的ではないか。血で勝ち取った民主主義、その民主主義を輸入して始まった民主主義、解放等なのもとに始まった民...それぞれの民主主義
半日仕事のあと、職場を出たら、アプローチの横にシロツメクサが群生していた。ふと、四葉のクローバーを探す名人という人がいたのをテレビで見たことを思い出した。そういえば、私は病理医なんだから、四葉のクローバーを認識しようと思ったら、案外簡単にできるのではないかと思って、少し顔を近づけてみたらあっさり見つかった。コツはわからないが、病理医の目、というかそんなものがあって、どこかで普段の顕微鏡仕事で腫瘍細胞を見つけることと共通することを無意識にやっているのだろう。昨日はその後、都内で病理学教室の同窓会があった。私(コロ健)は某医科大学の出身で、そことは別の大学の病理学教室に入った。学生時代に病理学の薫陶を受けた素晴らしい先生がいて、その先生の弟子になりたかったのだが、当時は助教授(今でいう准教授、その後他所の大学...アイ・オブ・ザ・病理医
パレスチナとイスラエルの問題は落とし所がなかなか見つからないようだが、そこにいる人たちの命は日々削られているということを忘れてはいけない。日本という安全地帯にいる私が何を考え、何を発信したらいいのかはわからないが、ウクライナ問題とともにとにかく何かを考えなくてはいけない。私のような一市民がどのような立ち位置にあろうがどうでもいいが、それは日本政府にしてもあまり変わらないような気がする。米国ですら何ら有効な手立てを持っていないのだから仕方ない。パレスチナ人とユダヤ人、武装組織と一般人、武力と石油、その他もろもろのことを一つ一つ分けて考えたとしても、いったんほぐした糸を一本に再び撚り合わせることは不可能に近い。それでも考えなくてはいけない、いや、考えてしまうのが人間だ。世界で大きなことが起こっている一方で、瑣...考えなくてはいけないのは私のことか社会のことか
強い南風が吹いていて、今日の鎌倉は生暖かい。ところによっては雨が降って、季節がまた進む。今のところ時速60キロの人生。谷村新司さんが74歳で亡くなった。このところ夜空が澄んでいて星がよく見えるので、昴を探した。オリオン座からまずはアルデバランを探し、そのもう少し上に、ぼんやりとした青い星団を見つけた。それにしても74歳とは若い。そう思いながら、しばし夜空に目を凝らした。この前、私より歳の若い病理医二人の雑談が耳に入った。まだ30代の若い方が、80までは生きたいですね、といってもまだ40年以上か。と言い、相手の年長の方が、うーん、あと30年か、なんとかなるかな?と独り言で応じていた。もうすぐ還暦の私には20年、二人とも若いなと、そして自分がもう棺桶に片足を入れていると感じた。彼らにとって、というか人間だれし...人生を楽しんできたか、楽しんでいけるか
人間関係で困っていた。あれこれの人に相談もしてもなかなか埒が開かず、途方に暮れていた。先日、これまでにも何度か悩みを相談したことのある友人に話したら相原因を教えてくれた。その人、こういう傾向ありませんか?といくつかの行動パターンを尋ねられ、心当たりがあると答えたら。やっぱりそうですか、そういう人いるんですよ、先生はあまりそういう人に会うことがないからわからなかったんでしょうね。僕は、先生よりは人と会うことが多いから、初めて人と会う時にはそういう傾向がないか、必ずみますよ。先生、その人の気持ちちゃんと考えてあげなくちゃ。その人は悪い人じゃないんです、サボっているわけでもない。一生懸命頑張っているんですよ、それを先生はそれをちゃんとみてあげてきましたか?と言われ、そういうことだったか、そういうタイプの人がいる...気持ち、考えてあげましたか?
もう10月半ばすぎ、というより気がついたら今ってもう2023年だよ
昨日、新型コロナワクチンの7回目を打ってもらった。前回(5月)同様、オミクロン株XBB.1.5。結局のところマスクをしないでいても罹っていないので、不要かもしれないが、費用負担もなく、因縁をつける筋合いはない。例によって、一晩明けても左肩がズーンと重く痛いが、こればかりは仕方ない。インフルエンザワクチンもあるが、これは来週に打ってもらうつもり。それにしてももう、10月も中旬から下旬に移るところだと思ったら、びっくりしたが、それよりもカレンダーを見たら2023という数字が目に飛び込んできた。2023年、それももう年末に向かっている。『2001年宇宙の旅』がSF映画の最高傑作と思っている人間としては、その設定年を20年以上もすぎてしまったのはちょっと長生きしすぎたんじゃないかとさえ思える。時間を感じるスピード...もう10月半ばすぎ、というより気がついたら今ってもう2023年だよ
イスラエルによるパレスチナガザ地区への侵攻が今にも始まるという緊迫した情勢が伝えられている。圧倒的な火力を有するイスラエルが総力を上げて攻撃したら、そこにいるパレスチナ人のすべてを殺してしまうこともできるだろう。イスラエルが行おうとしているのは、あくまでもハマスによる奇襲攻撃に対する反攻だが、それをアメリカが日本による真珠湾攻撃に対して、最後は原爆まで落として多数の一般民間人を殺戮したことと比べてしまう。あの時アメリカはハマスに相当する軍部を解体することが目的だったのか、武力的にこの国を制圧することが目的だったのか、どちらだったのだろう。GHQは日本をどうしたかったのか、どうしたのかということはもう歴史の彼方にある。もちろん、具体的なことは記録に残されているものの、意思決定がどのようになされたかということ...生きるために争うということ
写真を撮ろうとベランダに出たら、デッキも手すりも雨上がりのようにびしょ濡れで、気をつけないと、滑って転んでしまいそうだった。季節の移り変わりを実感する。今日の天声人語に”秋はさみしい。何を聞いても、何を見ても、どこか寂しい気持ちになる”という一文があった。天声人語子も私と同じく、そんな気分になるのかと思い、書き留めておいた。このところ、このブログのエントリーがなんとなく鬱っぽいのは、職場でのこと、家族のことで色々あったためかと思っていたが、こんな波風、私のこれまでの人生にはもっと大嵐が何度も吹いたことがあるわけで、やはり秋のせいなのだろうと思うことにした。だが、ウクライナ戦争に加え、パレスチナで勃発した戦争のこともあって、今年の秋はそれ以上に心が苦しくなる要因が多い。テレビ画面の向こうに、明日をもしれぬ命...心が沈むのは秋だからか、それとも悲劇のためか
今日も(先週の月曜と同様)も大雨。寝起きにテレビ(NHK)をつけたらマラソン・グランドチャンピオンシップパリ五輪マラソン代表選考レース「女子」をやっていた。手に汗握る展開で、そのまま最後まで見た。雨の予報で、今日は原稿の手入れをするつもりだったから、遅めの朝食後早速始めた。BGM代わりにそのままNHKをつけていたら、そのうち日本オープンゴルフが始まった。これまた、手に汗握る展開で、やはりそのまま最後まで見た。終わったころに外を見たら少し青空がのぞいていたので散歩に出た。少ししっとりした空気で気持ちが良かった。残念ながら校正は終わりきらず、あと少しが持ち越しとなった。まずまず穏やかな1日応援よろしくコメントお願いします!大雨で今日も家に閉じこもり
午前中仕事。車で出かけ、帰ってくると鎌倉の大渋滞に巻き込まれ、帰宅は15時過ぎ。明日は雨というので、妻がせっせとベランダとか庭の手入れをしてくれていて、綺麗になっていた。ベランダでしばしまったり。シジュウカラがジジジジジ、と鳴いているが何を喋っているのだろう。最近、土をいじっていないのでストレスが溜まっているのかもしれない。零れ種でずいぶん増えた朝顔茗荷の花涼しくなって花が咲くようになったプルメリア明日は雨か・・・応援よろしくコメントお願いします!半ドンでも疲れました
雲ひとつない青空。放射冷却のせいで、ひんやりしているが、清々しい。未明、ふと目が覚めてしまい、寝付けなかったので、部屋の空気を入れ替えるため窓を開けて空を見たら満天の星空で、しばし見惚れてしまった。そろそろ60歳を迎えるにあたって、娘がお祝いをしようといってくれている。ああ、もう60歳、この先、自分にできることってなんだろうと思うと少し不安になった。時間的に若かった頃のような夢を持つことは難しくなったような気がするそれでも、私は生きていく。先日、あるブロ友さんのエントリーに、人間以外の動物に”老後”というものはほとんどない、というのがあった。それは生物は身体能力が低下すると自分で食べ物を得ることができなくなるが、人間は元々集団で互いを助け合って生きており、その中で年長者の存在が必要とされるから生き延びるよ...最期まで前向きに生き続ける
秋晴れのさっぱりした天気。こういう日は、朝から元気に動きたいところだが、このところなかなかそうもいかずちょっと困っている。最近"無理"という言葉をよく聞く。私も先日そう言われ、コミュニケーションが取れなくなってしまった人がいる。”それはあなたの感想ですよね”、とか、相手の立場に立った会話とか対話ということを最初から拒否する言葉が横行している。そのことが顕著なのが、ウクライナ、パレスチナの戦争。直接対話は困難で、それを止めようと周りが介入しても埒が開かない。人間はいつまでこんなに愚かであり続けるのだろうと思うが、おそらくそれは永遠に続く。人間一人ひとりの人生は短く、いくら学習しても学びきれない。それに、元来弱い存在だから、自己防衛のためにしなくてはいけないこともたくさんある。そして、誤ったことをしてしまって...対話力放棄の時代
夏から秋にかけて南風から北風に変わる。そのおかげで日本は季節の移ろいがわかりやすい。先日、一気に涼しくなった時、この風は、ロシア、中国東北部、朝鮮半島などを渡ってきたものだということをふと思った。彼の地の人たちはこんなに寒いところに年中住んでいるのかと思った。それどころか、冬にはもっと寒くなるわけで、台風一過で涼しくなるならないどころの話ではない。日本に生まれて良かったと思うべきなのだろうが、仮に他所のどこで生まれてもその土地、人を愛することは人間としての宿命なのだろう。だから、ウクライナの人も、パレスチナの人も自らのアイデンティティーを自らの地に求めるために戦うのだし、一方のロシアもイスラエルも自分たちの論理があってその土地を守る。これに宗教が加わるとさらに問題は難しくなる。それぞれの教義を深く知らない...北からの冷たい風に思うこと
一晩たっても雨は上がっておらず、肌寒い朝。昨日、津波のニュースがあったが、目立った地震などはなくその原因は明らかではないらしい。その後に小さな地震があったがあれは何だったのだろう、津波との関係があったのかなかったのか。それで、”津波が来てから注意報が出た”という事態になったのだろうが、全く怖い話だ。津波のせいかどうかわからないが、昨晩は大地震の夢を見た。東日本大震災のときの揺れが思い出されるような大きなもので、さらに携帯が繋がらなくなっていた。嫌な夢だった。その話を妻にしたら、どうするんだっけ、ということになって調べたら、伝言ダイアル171は固定電話用のようで、スマホからはネットでweb171を使うのがいいらしい。勤め先のある都内にいるうちに大災害がおこったら、3、4日は家に戻れないつもりでいなくてはなら...地震と津波とweb171
朝から大雨。おまけに寒くて、どこにも出かける気にもならなかった。期せずして、先日送られてきた初稿の手入れ日和。半日座りっぱなしでいたら腰が痛くなってきたので、夕方買い物へ。やっぱり物の値段が高くなっていると思いながら歩いた。今週末は庭の手入れをしようと思っていたのだが結局できず。今シーズン初の鍋にしようと卓上コンロを出したらカビが生えていた。まずは布巾で綺麗に拭くところから始めた。それにしても寒かった応援よろしくコメントお願いします!雨で寒くておとなしく家で
天気があまり良くなかったのと、出張疲れもあってあまり出歩かず。一昨日、一人夕食を食べた。スマホで探したら美味しそうな串揚げ屋があり、そこにした。こういうところに一人で来たのが失敗だったのかもしれないが、味はまあまあだった。スペシャル10本とビールとホッピーで三千円少々。ちょっと高いと思ったが、こんなものだろうか、串揚げやというのはあまり来たことがないのでよくわからない。このところ、物価高が言われていて、実際この店のメニューも置いてあった紙のメニューより、スマホで選ぶメニューの方が値段が高くなっていた。どこも少しずつ高くなっているが、こんなものか。毎日買い物をしないので良くわかってないが、たまにこういうところでお金を使うと実感する。天気が悪くて散歩もできないし、こんな日は新聞でも読みながら家でじっとしている...物価が高くなっているように思う
今日のトップの写真は妻が撮ってくれたもの。私は昨晩岡山入りして晴天を期待していたのだけど、残念ながら薄曇り。私が岡山で見た朝の景色はこんなの。小さな講演をおおせつかって、岡山に来た。何度目かなので、いい加減後楽園に行こうと思ったのだがそれはできなかった。講演のあるセッションは午後からだから、朝イチで行って帰ってくることはできたのだが、ホテルのベッドの寝心地が良かったということもあって、起きたら7時で、発表スライドをみたらなんだか穴だらけ。準備はしていたのだが、結局のところ直前にならないと考えがまとまらない。以前誰かが、(考えが)降りてくるんですよねと言っていた状態。これでもか!と考えるとやっと結語が見つかるというものだ。私が話すようなことは、もうすでに知られていることで、講演ですることは、それらをまとめ、...講演なんていうのは人の頭を借りて行う作業
富士山に初冠雪、例年より少し遅いらしいが、もう涼しいを通り越して寒さを感じる。それでも昼間の気温はそこそこ上がるようだから、秋真っ盛りというところだろう。札幌市が東京オリンピックの招致活動に際しての汚職・不祥事から、2030年のオリンピック・パラリンピックの招致を断念した。市にとっては気の毒な話だが、大手広告代理店があれだけのことをしたのだから、もう国家レベルの不祥事ということで仕方ない。JOCの山下会長はそれ以降もどうかというようなことを言っているそうだが、少なくとも東京オリンピックの後始末が終わるまではこの話はしないほうがいいだろう。ジャニーズ事務所の記者会見で、それを仕切るコンサルタント会社がNGリストなるものを作っていたということが話題になった。あれは完全なヤラセ会見だったということが明らかになっ...世の中みえていることなどごくわずか
朝晩めっきり涼しくなった。窓を開けて寝ていたら寒さで目が覚め、慌てて閉めた。もう10月なのだから当たり前で、体調管理には気をつけなくてはならない。それにしても地球が沸騰しているように思えた今年の夏の暑さは一体何だったのか。週末に講演が一つあり、その準備に終われている。モデレーターが、一週間前までに下書きをよこせと言ってきていたのでうるさいと思いつつも出しておいたので、あとは(大幅だが)修正だけで済んでいるのは助かった。わけもわからず、仕事が立て込んでいて、本の改訂第2版の初校が丸ごときていて、それと並行して行なっているのだが、ちょっとしんどい。そろそろギアを入れ替えて頑張ろう。ギリシャに行って世の中の見方が変わったのは事実で、おかげで人生におこる瑣末なことにこだわることが馬鹿馬鹿しくなった。これはギリシャ...世界で最も魅力的な国、日本
犯罪を犯された記憶というのはしつこく残る。おそらく一生消えることはない。とくに、性被害は人格まで破壊する可能性があり、誰かに相談することも容易にできず抱え込んでしまうことが少なくない。私は中学生の頃、性被害に遭ったことがある。あるイベントに行った時、開始時間に間に合わず、ロビーをうろうろしていたら、インド人と思しき大柄な男性に呼び止められ、足を痛めたのでマッサージをしてくれ、と英語で頼まれた。そのときは”そういう趣味の人”がいるとは知らなかったので、応じたらトイレに連れ込まれ、太ももを揉まされた。しばらくすると、その逸物も一緒に揉まされ、それは違うだろうと思い、避けていたら、しばらく経って諦めたようでもういいと解放された。ロビーに出ると、ちょうど最初の小品が終わったところで、人がちらほらいたが、彼はそのこ...若年者の性被害を聞いて考えること
(昨日からの続き)朝、スッキリ起きることができるようになったのは時差ボケが収まったからなのか、それともただ単に気持ちの良い気温と湿度になったからか。おそらくその両方のおかげだろう。アテネに戻った日は、地下鉄など公共機関のストのため、市の中心部に入れなくなっていた。身動きが取れずに困っていたら、ホテルのドアマンとタクシーの運転手が相談して、ピレウスというところの港を提案してくれ、訪ねた。3年前に整備されたばかりという港は綺麗で食事もおいしかった。常にフェタチーズ夜にはあちらのお宅にお邪魔してギリシャ料理を振舞ってもらった。あちらのお父さんがアクティブな方で本当にありがたく、翌日は神託で有名なデルフィへ片道2時間のロングドライブ。車窓からは延々とオリーブ畑、綿花畑、そして数年来の広範な山火事の跡が見られた。昔...少し旅行のことを(エピローグ)・・・再びアテネ
娘の結婚式はギリシャのサントリーニ島で行われた。アテネから飛行機で1時間足らず。”世界で夕日が一番美しい”と言われるところだそうで、ギリシャで結婚式をするならばぜひここでということだったそうで、たしかにそれは絶品だった。結婚式は、先方のご親戚、友人が集まっての和やかなものだった。日本人は、娘と私たち夫婦と単身やってきた息子の4人。彼のお父さんがイタリアの出身なので、イタリア人の親戚が多く、イタリア語、ギリシャ語、日本語を母国語とする人が、英語で意思疎通した。何とかなるもので、誰もが英語のネイティブでなかったおかげか少しゆっくりめで話すことができたのも良かったのではないか。それにしてもサントリーニ島というところ、この白い壁の建物は海岸の崖に張り付くように建てられていて、階段だらけで上り下りには苦労した。とく...少し旅行のことを・・・(下)サントリーニ島、クレタ島
ドバイで市内を一周したあと再び飛行機に乗り、いよいよアテネへ。ギリシャというところは、どこも日差しが強く、それだけのこともあり夕焼けが美しい。アテネ市内を一望できるリカヴィトスの丘に連れて行ってもらった。多くの人が夕焼けを見にやってきていた。夕飯は彼の実家の近くのタベルナで。海産物が多いものの、生魚はなく、残念。タコのフリットなどいただいた。翌日にはアクロポリに。訪れる人は1日2万人とのこと。パルテノン神殿は紀元前438年に建てられたということで、それからずっとアテネ市民とともにあるということで、文句なしの世界遺産。結婚式が終わってからまた戻ってきた時にはこの向かいの丘から夜景を見上げた。それにしても落書きの多い街で、運転マナーの悪さとともに驚いた。明日は島へ応援よろしくコメントお願いします!少し旅行のことを(中)・・・アテネ
「ブログリーダー」を活用して、コロ健さんをフォローしませんか?
厚い雲に覆われて、気温も低い。昨日から鼻風邪を引いてしまい、頭が痛い。結局、今日までにブログの引越しはできず。gooブログ内のブロ友さんは確実に減っていっている、櫛の歯が抜けて行くというのはまさにこのことの例えのようだ。軽々と引っ越しを済ませている人が羨ましい。こうなると、試験前の準備がいつまでもできなかった時のことを思い出す。体調不良だが、まあ、今日一日頑張れば明日から少し休める、そこで今後のことを考えよう。静かに過ごしたい櫛の歯が抜けていくように
5月1日。亡父の誕生日。昨日とは少し違って、今夜の雨の予兆の混じった湿り気を感じる。昔の人の感覚というのは私なんかよりよほど研ぎ澄まされていて、そういった変化の予兆を細大漏らさず感じ取っていたに違いない。そうでなければ命に関わるわけで当然と言えば当然だろう。まもなく閉店のgooブログ、月初めには投稿数に応じたポイント還元のようなものを行っているが、閉める間際ぐらいお詫びの代わりに100倍ぐらいにしてくれたらいいんじゃないかと思いながら、今月もエントリーした。昨日、東海道新幹線が停電のせいで2時間余り止まったということで、先日の人身事故といい、いよいよ安全神話にも翳りが出てきたかと思ったが、昨日のは蛇が架線に絡まったことによるとのことで、やむを得ないとホッとした。はてなブログへの引っ越しは遅々として進まない...風薫る5月
雲ひとつない爽やかな朝。新緑が目に鮮やかな奇跡のようなこの時期は気候変動の影響を受けにくいのだろうか。今週は大きな仕事はないが、連休明けから予定が詰まっている。その分の仕事を今日明日明後日で頑張っておこうと思う。はてなブログへの引っ越しもそろそろ本気で行わないとその機を逸してしまいそうだ。休み明けは調子が良い怒涛の5月を目前にして
朝、起きたら何も見えない濃霧で驚いた。昨夜の大雨のせいだろう。だがそれもあっという間に晴れて、青空が見えた。今日はNHKの病院テレビで小児病院が取り上げられた。いい内容の話だった。少しでも多くの人に小児医療を知っていただけてよかった。そうこうするうち空から雲が消えた。庭いじり霧は晴れる
曇り。夜には雨になるとのこと。ブログの引っ越しはなかなか進まないでいる。飛び石連休の平日で電車は比較的空いている。こういう日に仕事のある人、仕事のない人、どっちもどっちだが、日本が平和であることに間違いなく、ありがたいことだ。花粉の飛散の終了とともに喉の痛みは消えて咳もほとんどおさまった。原因がわかったのはよかったが、来年もまた苦しむことになるのが確定したわけで、結構辛い宣告だ。鎌倉駅前には昨日投開票の行われた鎌倉市議会議員選挙の当選者が御礼に立っていた。今、鎌倉では古くなった市役所の移転問題がある。鎌倉駅のそばにある市役所を深沢という藤沢の近くに移転しようというもので、このまま、少子高齢化の進む鎌倉市にそんなに新しい市役所が必要なのか、私にはその理由がよくわからず、その点も考慮して投票した。(鎌倉市ホー...連休の合間の通勤
この時期らしいよい天気。山の緑に藤の花がよく映える。鎌倉市議会議員選挙がてら街を散歩。ツツジも満開で、まったくいい季節だ。5月はいろいろ忙しいので油断せずにいよう。ブログの引っ越しがなかなか進められない。女性のブロガーさんの方がさっさとやっているようで、男の私の方がウジウジしているようだ。明日は仕事連休に油断するな
一日中曇り。ゲリラ雷雨が来るかもしれないという噂があったが、結局一日中降らず。明日は鎌倉市議会議員選挙。定数二十六人のところに四十一人が立候補していて、けっこうな激戦だ。地方では議員の成り手が足りないというところもあるのに、一体どうして鎌倉市議会なのだろう。私としては争点は市役所の移転。一体どうして村岡なのか?JRの跡地で、(徳洲会の)湘南鎌倉総合病院があるからなのか。東海道線の駅を作るのとリンクしているのだろうが、ずっと前から計画されていたのだろうか?まるでDS。今日のところだれに入れるか決めてはいない。というか、投票用紙を目の前にするまで決められそうにない。とりあえず、選挙公報を改めて読んでみよう。明日の天気は?鎌倉市議会選挙2025・・・一体どうして村岡なのか
今朝の天気予報でキャスターが昨日ようりも厚い雲に覆われている、というだけあって、少し暗い。ほんの少しの違いを認識することができるのだから人間の眼というのはよくできている。その能力を最大限に発揮することが仕事なのが病理医だから、ありがたいというしかない。昨日、はてなブログにアカウントを作った。あるgooブロガーさんが、あっさり引っ越しているのを見てとにかく場所を確保することにした。しかしながら、なんとなく上品な作りでにわかに移行していいか躊躇している。はてなブログでも”こんな気持ちでいられたら(こんきも)”をタイトルにする予定なのでいわばあちらはドッペルゲンガーということになる。それでも、ここ(gooブログ)のこんきもは早晩消失するので、ドッペルゲンガー状態も解消される。しばらくは二重生活にするか、パッと行...これが電脳世界の儚さか・・・5ドッペルゲンガー
今日も空には厚い雲。そろそろ青空が見たいところだが、昨日のような強風が吹いていないだけでよしとしよう。gooブログの閉鎖が決まってからというものなんだか筆(キータッチ?)が進まない。これまでもそんなこといくらでもあったのかもしれないが今回は違う。確実に”死にゆく”ブログの中で生きている自分というものの生命が失われていくのを実感している。いわば、”電脳世界での死”だ。それが、筆が進まない理由だと思う。閉鎖が話題なのだから、それも仕方あるまい。11月18日に死ぬことが決まっているわけだが、その日に向けてここに発信しようという意欲が急速に失われている。もし、無事引っ越しできたら、そこでの”生”があるのだろうが、それは今ここで生きている私ではない。今回のことで私もそれなりに電脳世界に身を投じているのだと実感する。...これが電脳世界の儚さか・・・4筆が進まない
厚い雲に覆われ、霧雨というよりは大粒の小雨が降っていた。いつの間にか庭木が新緑でいっぱいになっている。車を降りたら駅まで走って行こうとしたら妻に長傘を持っていくようにといわれそうしたら、すぐに雨粒は大きくなって、言われたとうりにして良かったと思う。gooブログの閉鎖に伴う記事がチラホラあって、すでに引越しを済ませた人、どこに引っ越すかまだ思案中の人、このまま記事も何も消滅するに任せる人、などなど様々だ。いずれにせよ、日常生活の中に当たり前のようにあったブログ生活が失われてしまうというのは、どのブロガーさんにとってもショックだろうが、gooブログから引っ越しできることが、新たな展開を生むかもしれないと希望を持っている人もいるかもしれない。それとも、このままブログ生活を止めてしまうことのできるのが嬉しい人もい...これが電脳世界の儚さか・・・3お引越し
今夕から天候は崩れるそうだが、昼間は大丈夫そうだ。昨日、喉の様子を見てもらって、あまり心配しなくて良い状況と知って少し安心した。肩とか腰が痛むようになって、歳をとるとはこういうことかと実感するようになっていたが、最近は気力の衰えを感じるようになってきた。身体能力の低下がその一因なのだと思うが、それが著しい。とくに、先週末学会に参加して感じたような無力感は如何ともし難い。もちろん、”経験に基づいた”能力を発揮することはできるのだが、新しいことに挑戦する気はずいぶん失せてしまっている。うまくいって残りの人生は4分の1ぐらいしか残っていない。この時間、楽しく過ごしたいものだ。死ぬ時後悔しないように残りの命をどう使って歳をとるか
喉のヒリヒリ感が取れないのと、咳も時々出るのとで、大学院時代一緒でのちに耳鼻咽喉科医になった友人に診てもらうことにした。年も年だからなにかおかしな病気があっても困る。内視鏡を入れてみてもらったところ咽頭炎が見つかっただけで、とくに問題はなかった。自分では花粉症が元にあって、それに黄砂が加わって(黄砂を核にして花粉がつく)余計に酷くなったのだと考えているが、彼に言わせると「まあ、その証拠はないからね」とのことだった。今朝の天気予報では、花粉の飛散もそろそろ終わりです、なんていっていたから、私の喉も早晩治るだろう。でもそうだとすると、来年もまたこの花粉症に悩まされることのなるということで、困ってしまう。山は緑喉の様子をみてもらった
結局1日雨は降らず。学会は疲れた。まあ、そんなことはどうでもよくて庭のモッコウバラが満開。ドウダンツヅジも。暑いね学会疲れは取れず
日本中猛暑の予想だったが、朝なら大丈夫だろうと駅前の宿から会場まで歩くことにした。最初のうちは涼しかったが、あっという間に汗が滲んで、会場に着く頃には公開した。会場内には涼しげな七夕飾り。中に入ってホッとしたが、しばらく汗が引かなかった。あと半日仙台は朝から暑かった・・・第114回日本病理学会総会最終日
昨日から仙台で開催されている春の病理学会総会。今年は仙台。郡山を過ぎたあたりから東北新幹線の車窓から桜がちらほら見え始めた。今回はこれといった出番もなく、ゆっくり皆さんの発表を聞いている。いつものことだが、学会というもの、いったん始まるとずっと会場の中にいるので仙台にいても東京にいても大して変わらない。松島に行ってきたなんていう先生もいたが、私は今日明日真面目に勉強しよう。軽く飲んだ第114回日本病理学会総会@仙台・・・東北は桜が満開
gooブログ閉鎖の知らせが出てから2度目の朝。少しひんやりしている。天気予報では日中は6月並みの気温まで上がるが、湿度が低いのでしのげるでしょうとのこと。熊本地震のあったのが、2016年4月。熊本には一度行ったことがあったが、それがいつだったか思い出せず、過去記事を検索したら、2015年10月に講演で行っていた。ほんの半年の違いだったわけで、人生など綱渡りのようなものだと思う。それはさておき、長年ブログを続けていると、こうやって何かがあった時自分がどうしていたかを”瞬時に”振り返ることができる。これが紙の日記だとそのものがなくては振り返ることはできない。ある程度の匿名性をもって書いているので、ぼやかして書いているところもあるが自分ではその時の気持ちは思い出せる。トップに貼る写真を撮るのも虚しくなるが、早く...これが電脳世界の儚さか・・・2
すっきりした朝。新緑が目立ち始めた絹張り山のスカイラインがくっきりしてきた。花粉の飛散はほとんど止んだようで、咳もめっきり減った。幸い黄砂だけならアレルギー反応は来さないようだ。昨日、gooブログの閉鎖が通知されてびっくりした。あと半年ほどでこれまで書き連ねてきたこのページがなくなってしまうのかと思うと電脳世界の儚さを実感する。巨大な電脳空間のほんの片隅が消滅するだけなのに、私自身にとってはすごく大きな変化だ。書籍化できるというが、それは文字データだけで、その折々に挿し込んできた画像は残らない。ブロ友さんの中にはとても素晴らしい写真を載せている人が数多くいるし、そのほかにも旅行記、闘病記、そして日々気がついた時の画像が貼られていて、時々バックナンバーを拝見させてもらったりする。動画を貼り付けている人も多い...これが電脳世界の儚さか・・・1
朝から降ったり止んだりで落ち着かない天気。7時ごろは土砂降りでこれはもう長傘を持って出ないといけないかと思っていたが、すぐに止んで傘は持たずに出てきた(もちろん折り畳みは常備している)。日本人の数が減っている。その代わりに外国人が増えている。どこの国の人が増えているのかわからないが、その人たちは日本に何をしにきているのだろう。悪いことをしにきているわけではないだろうから、心配することはないが、外国人が増えると日本の文化が失われてしまう。外国の様々な文化を理解する必要はあるが、日本の文化が外国文化に置換されては困る。いまさら人口減少を嘆いても手遅れなのだが、ではどうしたら日本の文化を守ることができるか思案のしどころだ。どうしたものか縮んでゆく社会
今朝は通信状況が悪くてエントリーをアップできなかった。昨晩、教室の歓送迎会という暑気払いがあり、懐かしい顔に久しぶりに会えて楽しかった。コロナ禍で中止になっていたので、5年ぶりの開催。この間に退職した人、異動した人も多く、こうやってここにこられる自分というのも案外しぶといと思う。昨日は鎌倉花火大会の日でもあった。これまた5年目での開催で、なんと16万人もの人出だったそうだ。私が委員長の会議の開催日で、それに出ると花火の開始時刻に鎌倉に戻ることはできなかったので、ハナから諦めて教室の会に出たということもある。10時ごろに帰宅したが、鎌倉じゅうに人が溢れていて、暑さと相まって参った。一人で花火を楽しんで、写真を送ってくれた妻が駅の近くまで車で迎えにきてくれたが、いつもは5分ほどのところが30分以上かかった。こ...ちょっとヘタリ気味で
濃霧であまり遠くが見通せないが、梅雨明け間近と思ってなんとか頑張ろう。そもそも私なんぞ、空調のきいた建物の中で仕事をしているのだから、天気に文句など言えたものではない。梅雨前線はこのまま北上して明後日には消えて無くなるようだ。今月初旬の猛暑の再来とはならず、しばらくの間は30度前後で止まるようだ。テレビのニュースでは、トランプ前大統領の暗殺未遂事件と大谷翔平の大リーグオールスターの報道が前後して行われている。どのマスコミも今回のことが今後どの様に進展するか全くわからない様だが、これこそ、民主的な選挙が行われることの証であって、正しく遂行してもらいたい。一方で衆人環視の中での殺人未遂の話、もう一方で平和(ビジネスが絡んでいるが)なスポーツの話。人間の心とはまさにこんなもので、あれこれのことを同時に受け入れて...梅雨が開ければ局面も変わるか
今日明日の雨で梅雨は明けそうだが、とにかく蒸し暑い。世界状況は混沌とした方向へ進むだけで、一向に明るい光は見えない。昨晩、NHKで阿部一二三,詩兄妹の話をしていたが、家族愛溢れるいい話だった。ごく普通の家庭から二人の金メダリストを輩出したが、それが本人たちの大変な努力とともにご両親、兄弟の並々ならぬサポートあっての金メダルだった。パリでの健闘を祈りたい。そして、オリンピックが平和の祭典になることを祈る。なかなか書けんこれまで見えていなかった犠牲が露わになってきた時代
午後から雨が降るというので、午前中のうちに庭仕事を済ませようと妻と頑張った。蒸し暑かったが幸い熱中症になる前に切り上げた。昨晩は、LPGAメジャー大会での古江彩佳の大逆転優勝、ウィンブルドン男子決勝、そしてドジャース対タイガース戦とスポーツが目白押しだった。トランプ元大統領の暗殺未遂についての朝日新聞の論評は何か目新しいものがあるというわけではなく、この世界が終末に向かっているのではないかという漠然とした不安を感じている様な雰囲気だ。先の見通せない時代となったように感じるのは年寄りだけで、若い人たちは未来のあること知っていてほしいし、実際そうであってほしい。雨は夜にずれ込むそうで先の見通せない時代と感じるのは年寄りだけか
梅雨明けも近づいてきて、松山城の一部で崖崩れがあった。父が松山の出身で、城山には何度か行ったことがあり、どこで起きたのかまではわからない。そういえば、道後温泉が5年半ぶりに再開したということもあるのに、とても残念だ。トランプ元大統領が狙撃された。銃弾は耳を掠め、かろうじて一命を取り留めた。どんな主義主張、生活態度、言動であろうが暴力によって存在を抑えるということは絶対にあってはならない。私たち日本人は元首相をテロで失っており、その思いは一層強くあるべきだ。その時、私が専制主義国家の元首が邪魔に感じたことがなかったか思った。民主主義の国でないのだからいいというわけではない。それでも、と考えると思いは複雑だ。暑さは一服あってはならないことがまたおきた
雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったり。気温は30度に届かず、過ごしやすい1日だった。このところちょっとスランプ。何がどう悪いと言い出すとキリがないのだけどとにかくそうだ。スランプの原因は疲れだと思う。ここ最近の暑さと、先週からの風邪のダブルパンチ。この週末はちょっとのんびりしてリセットしよう。大リーグドジャースの大谷翔平もこのところ不振だったが、今日はチャンスでヒットを放って勝利に貢献した、あやかりたい。笑顔でいこうスランプはなんで
猛暑は一服。久しぶりの梅雨空だが、おかげで最高気温は30度を下回るということで一安心。妻が娘夫婦を連れて青森の姑と義弟夫婦のところに行ったので、今日は駅までの送迎なし、弁当もない。妻のありがたみを急に実感する。おかげと言ってはなんだけど、先日見損ねた鶴岡八幡宮の蓮をみることができた。今週末は満開だろう。昨夜も家に帰ってからあれこれやって、風呂を済ませてビールを開けたらもう10時半。家というのは食べて寝るだけのところではない。そんなわけで、今日明日は我が家は私一人なのだが、やたらと広い。使った部屋は、リビングと寝室と風呂と手洗い。こんなに広い家に一人で住む様になったら持て余してしまって困るに違いない。それでも、台所、風呂、手洗いは現在のクオリティーを下げるのは忍びない。人口が減るということはこういうことかと...人の数が減るということ
梅雨空が戻ってきて気温は30度ない。湿度は高いが、風があってなんとかしのげそうだ。世間では理不尽なことがあとを絶たず、日本という国、そこに住む国民がいかに緩い規範のもとで生きてきたかが露見している。でも、そういったことを傍観し、どこそこの県知事はひどい、警察本部長ともあろう人間がこれでは治安は、そして国防は一体どうなっているなどといって批判しているだけでは埒が開かない。私だって小さい組織を預かっているわけで、そういうところにいて管理はきちんとできているか、周りの人間に忖度させていないか、ということを意識したい。先日、ちょうど内部監査があって、私もあれこれ聞かれた。自分自身が自分の評価者にならざるを得ない局面もあり、これは大変だと思った。なぜなら、何かあった時は進退をかけなくてはならないからだ。パワハラ・セ...他山の石に学ぶことはたくさんある
梅雨前線がドッカと横たわっている割に、関東南部は晴天で、今日も蒸し暑い。35度まではならない様だが、熱中症には気をつけて過ごしたい。明日から梅雨空がもどるということで、ではそうなると今度はどうのなるのか最近の天候は想像以上の展開をとるので困ってしまう。鉢植えの紫陽花がそろそろ色褪せてきたので、ハイビスカスの鉢植えと交代。軽い鉢に軽い土で育てているので、こういうことができる。ちなみにバラ鉢はほとんどを裏に戻して養生している。ご近所には年季の入った立派な鉢植えのバラを育てているお宅が何軒もあって羨ましいのが、家の作りからもそういうのは難しく、落ち着きがないようだがわが家はこのスタイルで行くしかない。今年は植物の生育がいい様に思う。春先の雨の塩梅が良かったのか、それぞれが我が家の環境に慣れてきたのかもしれないが...明日から梅雨空
昨日はウォッチの示す気温が35度にもなってびっくりしたが、きょうもずいぶん暑くなるらしい。熱湯風呂に突っ込まれた様な状況で、暑熱順化など悠長なことを言っている場合ではない。こう暑いと頭の働きは鈍ってしまうし、労働意欲も減退する。おまけにこの咳。なかなか取れてくれない。頭が朦朧としてくると、自分の立ち位置というのがよくわからなくなる。電車でぼんやり人の顔を見ていると、自分を含め人は一体なんのために存在して、何を考えているのだろうかと考えてしまう。そのそも、自分の意思というか存在を中心に据えていいものかどうかわからない。全てのものが相対的に移動しているのがこの世の原理だが、さて、自分の意思とは一体どこかに固定できるのだろうか、それともそんなことはできないのだろうか。もし、太陽に対する地球の様なものを考えるので...自分の意思は天動説か地動説か
この猛暑も今日明日でいったんおさまるみたいだが、しばらくすると大雨がやってくるだろうから、油断はならない。それより何より、今日明日の暑さを凌がないことには話にならない。水分補給はしっかり行なって過ごしたい。東京都知事選は予想通り小池さんの圧勝で、子育て支援がより充実する様だ。神奈川県民としては関係ないといえば関係ない話だが、東京都に期待することもある。予算規模が桁外れだからそうそう簡単な話ではないが、この様な支援策が周辺自治体にも広がってくれるといい。そんなお金はないと言っても、子育て支援で若い人が集まってくれたら将来的には税収は上がってその土地は栄える。イギリス、フランス、米国では相次ぐ選挙であれこれいろいろな騒動が持ち上がっている。それぞれの問題は根深いものがありそうで、そとからみるだけではわからない...東京からのトリクルダウンは広がるか
朝一番で妻が起き出したのでどうしたかと聞いたら、涼しいうちに庭仕事をするという。私も起き出して剪定などした。8時過ぎには暑くなりだしたので、無理せず家の中に入った。日陰なら風もあってそれなりにしのげた。大谷のホームラン(28号)を見てから、早起きした分昼寝をし、日が傾いたところで散歩にでた。この前作った折り鶴が七夕飾りに使われているのを見に行った。本殿の前に飾ってあった。暑いながらも風があって、小町通りの甘味どころへ。宇治金時を食べたら体の中から冷えた。夏の夕方のこういう時間が好きだ。今夜は星が見えるかもしれない。願い事は?のんびりの1日
今日明日は災害級の暑さがやってくるそうで熱中症が怖くなる。研究会のため、朝から出てきたが、すでに暑い。あっという間に30度に達しそうだ。まだ、頭痛がして喉も痛いが、この頭痛と熱中症を区別しておかなくてはいけないだろう。今日は車内の通信環境が良い。やはり普段は人が多過ぎて回線の取り合いになっていたのか。テレビは連日東京都知事選挙の話題でもちきりだ。私は神奈川都民なので、誰が都知事になろうが関係ないが、民主的な選挙であること、そして女性候補が話題になっているということはいいことだと思う。イギリスでは、保守党から労働党への政権交代があった。ここでもちゃんと選挙は行われている。民主的な公正な選挙が行われている国に住んでいるというのはありがたいことだし、このことが維持されていくことを監視していなくてはいけない。水分...民主的な選挙のありがたみを実感する
月・火は風邪で唸っていたが、おととい昨日はだいぶ持ち直してきた。今日も咳は残っているがまあまあ。それでも空調の風が当たるとヒリヒリするので上着は手放せない。診断中に急に喉がイガイガして咳をしようとしたら、パーテションの向こうで技師さん数人が、この咳の出る風邪流行ってません?などという話をし始めたので、あわててマスクを付け直して上から抑えた。この風邪ずいぶん流行っている様だ。今日締め切りの原稿を往復の電車でこつこつやっていたので、このところブログには手が回らないでいた。Xもそれなりに書いていて、多動症の様な落ち着きのなさだが、小学校の頃、落ち着きのないお子さんですねと三者面談のとき言われたぐらいなのだから仕方がない。そうはいっても、やることといえばとっつきやすいことばかりで、困難なことに挑戦しているわけでは...体調不良もそろそろ出口が見えてきた
朝から暑い。風邪からの回復度合いは70%前後といったところ。仕事をまともにするにはほぼ十分だが最高のパフォーマンスを発揮するにはあと、10%ぐらいの上乗せが必要だ。それは今日の大谷翔平のホームランにお願いしよう。昨日、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたことが憲法違反であったとする判決が、最高裁大法廷で下された。憲法13条と憲法14条第一項に反するとのことで、おりしもNHKの連続テレビドラマ”虎に翼”で法律家がヒロインとなっていることもあり、私も判決文の要旨に目を通した。風邪で理解力の衰えている私の脳で理解するには少々難しい内容だったが、概ね納得できるものだった。優生思想というものはそもそも法のもとでの平等に反するものであって、肯定されてはいけない。そもそも何を持って”優生”というかなど誰にも決めるこ...旧優生保護法「違憲」判決報道にふれて
休み明け。休みといっても病気で1日休んだだけなのに、お待ちしてましたとばかりに仕事がたくさんある。引も切らずとはまさにこのことで、なんでこうもあるのだろう。とにかくみんなで頑張って、一日仕事を終えたら、だいぶ元気になっていた。熱は下がっているだろうし、ふしぶしの痛みも消えた。仕事が薬、などとは言いたく無いが不思議なものだ。ところで、大谷翔平は今日も打ったが、これがデフォルトになりつつあるのは信じがたいことだが現実。通信環境が今ひとつで、ちょっと体裁が悪いのだけど、忘れないうちにとりあえずアップします。引きも切らずとはこのこと
昨日の迅速診断はなんとか済ませたが、今日はダウン。妻の知り合いには同じ様な風邪で1週間以上動けないでいる人もいるとか。私もこじらせない様にしよう。元々今日は年休を取る予定だったのでゆっくり休んだ。明日は晴れるかな復調はほど遠く
大雨が降ったり止んだり。風邪をひいて昨日は1日うんうんうん唸っていて、ブログも書けなかった。この風邪、アンに面会を行った土曜日にはすでにひいていたようだ。今朝になっても熱は下がり切っておらず、頭はガンガンするし、眼の奥は痛いし、身体中ヒリヒリする。薬のおかげで最悪の状態にはなっていないが、どうにも調子は出ない。午後に脳神経外科から迅速病理診断を依頼されたので、昼前に出かけた。片道2時間かけてまでいくことがあるかというと、やっぱり今日動けるのは私だけで、新人に重責を担わせるわけにはいかない。迅速診断というのは無茶苦茶プレッシャーがかかり、ある程度経験を積んでいてもそうそう簡単なことではない。そんなわけで、今日は今にも倒れてしまいそうなのだけど患者さんのお役に立てると思うと、頑張るしかない。マスクもつけてぼろぼろだけどそれでも行かねば
昨日の大雨が嘘の様に晴れた。今日は寄宿舎(生まれ故郷の犬舎)に入っているフラットコーテッドレトリバーの子犬のアンのしつけの具合を拝見に。それなりにしつけはうまく行っている様で、もうしばらくお預けすることに。遅くなったので、今日はこの辺で。ずいぶん大きくなっていたアンに面会
本降り。今日は資源ごみの日で、プラスチック、カン、ビンを集積所に持って行ったが、こんな日は回収してくれる方に申し訳なくなる。段ボール、紙だと大雨の日はさすがに遠慮して、先週は台風並みの大雨だった先週はパスした。幸い今週は晴れたので持って行ったが、いつもの倍近くあって、集積所で顔を合わせたご近所さんと、このことについて言葉を交わした。プラスチック、カン、ビンなら、濡れてもいいのかということになるが、どれももかさばるので早めに出そうと、少々の雨ぐらいだと出してしまう。他の方もそのようで、今日の出具合はいつもとほとんど変わらないように見えた。今日で今年も半分が過ぎる。多くの神社に茅の輪が設けられるだろう。もう、この月初のこととなるが、老人ホームへ犬を連れて行くという慰問活動を行なっている妻から頼まれて鶴を折った...今年も無事に半年を過ごせたことに感謝して